JP2014003153A - 部品実装装置 - Google Patents

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裕 池田
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Abstract

【課題】プリント基板には、プリント基板の基材と回路パターンの材料物性の違いや、リフロー炉を通過させることにより、プリント基板に変形(反り)が発生する。このように反りの発生したプリント基板に電子部品を実装しようとすると、プリント基板上にある電子部品の実装位置が、反りの無いプリント基板上の設計実装位置とずれてしまうため、そのままでは正確な位置に実装することができない。さらにプリント基板は薄板化される傾向にあるため、前記の実装位置ずれと同じく実装品質が悪化する恐れがある。
【解決手段】本発明は、基板の平面的な位置ずれを得ることを特徴とする。本発明は、得られた平面的な位置ずれを考慮して、部品の実装を行うことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板に部品を実装するための部品実装装置、部品実装方法に関する。特に、本発明は、プリント基板に電子部品を搭載する部品実装装置、部品実装方法に関する。
現在、様々な電気製品の基板に電子部品を実装する作業は自動化されており、その際に使用されるのが部品実装装置である。部品実装装置における部品の実装は、ノズルが電子部品を吸着保持して、基板上へ移動し、吸着保持した電子部品を基板へ搭載することで行われる。
部品実装装置の従来技術としては、特許文献1が挙げられる。特許文献1には、回路基板を湾曲させ支持すること、湾曲させた形状に対応した湾曲面を有するサポートブロック38を有することを開示する。その他の先行技術としては、特許文献2乃至5が挙げられる。
特開2007−214227号公報 特開2010−243205号公報 特開2009−231652号公報 特開2005−083939号公報 特開2005−010103号公報
近年、電子部品の小型化や高密度実装に伴い、プリント基板への部品の実装にはより高い実装精度が求められる。本発明では、高精度部品実装のためには、プリント基板の平面的なずれが無視できないことを見出した。この点については従来技術では、配慮がなされていない。
この点を、より分かりやすく説明するなら、例えば以下のように説明される。部品を実装する対象であるプリント基板には、より複雑な回路パターンを有するものや、電子部品を両面に実装するようなものも存在する。これらのプリント基板には、プリント基板の基材と回路パターンの材料物性の違いや、リフロー炉を通過させることにより、プリント基板に変形(反り)が発生する。このように反りの発生したプリント基板に電子部品を実装しようとすると、プリント基板上にある電子部品の実装位置が、反りの無いプリント基板上の設計実装位置とずれてしまうため、そのままでは正確な位置に実装することができない。さらにプリント基板は薄板化される傾向にあるため、前記の実装位置ずれと同じく実装品質が悪化する恐れがある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、精度の高い部品実装を行うことを目的とする。
本発明は、基板の平面的な位置ずれを得ることを特徴とする。
本発明は、得られた平面的な位置ずれを考慮して、部品の実装を行うことを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも精度の高い部品実装を行うことが可能となる。
実施例1の基板搬送コンベア51を説明する図。 プリント基板1の平面的な位置ずれを得る動作について説明する図。 実施例1の部品実装動作のフローチャート。 実施例2を説明する図。 実施例3を説明する図。 実施例4を説明する図。 実施例5を説明する図。 実施例6を説明する図。 電子部品実装装置を説明する図。 プリント基板1をその表面上方から説明する図。
以下、実施例を、図面を用いて説明する。
図9に電子部品実装装置50の平面図を示す。電子部品実装装置50の基台59上に種々の電子部品をそれぞれの電子部品の取り出し位置(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給部53の一部が着脱可能に複数個並んで設置固定されている。
対向する部品供給部53群の間には、基板搭載装置の一例である基板搬送コンベア51が設けられている。基板搬送コンベア51は、プリント基板52を図9中FからGの方向へ搬送する搬送手段と、矢印Fの方向から搬送されてくるプリント基板52を所定の位置に位置決め保持するプリント基板保持手段と、を持ち、プリント基板52上に電子部品が装着された後、矢印Gの方向にプリント基板を搬送する。
プリント基板52が搬送される方向と同方向には長い一対のXビーム55が配置されている。その両端部には図示していないアクチュエータ(例えば、リニアモータなど)が取り付けられている。このアクチュエータによりXビーム55は、プリント基板52が搬送される方向と直交する方向に、Yビーム57に沿って移動可能に支持されており、部品供給部53とプリント基板52との間を行き来することが可能である。
さらにXビーム55には、図示していないアクチュエータ(例えば、リニアモータなど)により、Xビーム55の長手方向に、Xビームに沿って移動する装着ヘッド54が設置されている。
部品供給部53と基板搬送コンベア51との間には、認識カメラ56とノズル保管部58が配置されている。認識カメラ56は、部品供給部53にて装着ヘッド54に吸着した電子部品の部品情報や位置ずれ情報を取得するためのもので、基板搬送方向および基板搬送方向と直交する方向の吸着した電子部品の位置ずれ量や回転角度を、電子部品を撮影することにより確認できる。言うまでもなく、撮影することにより、電子部品が吸着されているか否かを確認することもできる。Xビーム55およびYビーム57が並行して動作することにより、部品供給部53からプリント基板52上に移動する際に、装着ヘッド54は認識カメラ56上を通過させられ、前述した電子部品の位置ずれ情報を取得する。ノズル保管部58は、種々の電子部品を吸着および装着するために必要な、装着ヘッド54に取り付けられた図示していない複数の吸着ノズルを保管しておくところである。電子部品に対応した吸着ノズルを取り付けるように指示された場合、装着ヘッド54はXビーム55およびYビーム57の並行動作により、ノズル保管部58まで移動させられ、吸着ノズルを交換する。
図1に本実施例の基板搬送コンベア51の概略図を示す。基板搬送コンベア51は、プリント基板1を搬送する搬送ベルト2と、プリント基板1の下面を把持したり、搬送したりするために上下方向に移動可能に構成され、搬送ベルト2を移動可能に保持する移動体3と、プリント基板1の上面を把持する基板押さえブロック4と、プリント基板1の反り角度を計測する角度センサ5と、を備える。搬送ベルト2は、図示していない駆動手段(例えば、サーボモータであっても良い)によってプリント基板1の搬送方向と同方向に移動するようになっている。
また移動体3は、図示していない駆動手段(例えば、空気圧を利用して上下動するようにしても良い)によって、矢印101のごとく上下方向に移動するようになっている。
角度センサ5は、対向する基板押さえブロック4同士の間のスペース(他の表現としてはプリント基板1の裏面側)に配置されている。また、角度センサ5はプリント基板1の中心102(これは、プリント基板1の裏面と対向する場所の中心と表現することもできる)よりも基板の端部に近い位置に配置されている。角度センサ5の種類としては、非接触型の光学的センサ、電気的センサが含まれるし、レーザを用いたオートコリメータを含んで構成されていても良いし、二次元の変位センサを含んで構成されても良い。
基板搬送コンベア51の動作を以下に示す。プリント基板1を搬送する場合、移動体3は搬送ベルト2と共に下方に移動して待機している(この状態では、プリント基板1は搬送ベルト2と基板押さえブロックとに把持されていない)。
次に、プリント基板1を搬送ベルト2の上面に置く。搬送ベルト2が、図示していない駆動手段によって移動させられると、搬送ベルト2と共にプリント基板1も移動するようになっている。
プリント基板1が所望の位置に到達すると搬送を停止し、搬送ベルト2と共に移動体3が上方向へ移動し、プリント基板1を基板押さえブロック4と搬送ベルト2とで把持し、プリント基板1を固定させる。ここで、搬送ベルト2は例えば、プリント基板1の端部に力を印加することで、プリント基板1を搬送する搬送部であると表現することができる。
また、基板押さえブロック4と移動体3とが動作することにより、プリント基板1を挟み込む動作は、例えば、プリント基板1の端部を把持する動作であると表現することもできる。
プリント基板1が固定された状態で電子部品をプリント基板上に装着ヘッド54によって実装する。電子部品の実装が完了すると、プリント基板の把持状態は解除され、搬送ベルト2によってプリント基板は搬送排出される。
プリント基板1が把持されると、角度センサ5によってプリント基板1の反り角度θを計測する。角度センサ5は、プリント基板1の把持部に近接して設置され、プリント基板1の端部の反り角度θを計測するようになっている。この反り角度θからプリント基板1の平面的なずれが算出され、Xビーム55、Yビーム57はこの平面的なずれを考慮して装着ヘッド54を移動させる(この動作については後述する)。
角度センサ5の配置については、プリント基板1の片端部に設置されても良いし、片端側に複数個設置しても良いし、あるいは両端に複数個設置しても良い。
次に、図2を用いて、プリント基板1の平面的な位置ずれ得る動作について説明する。
まず、図1で説明したように角度センサ5によってプリント基板1の反り角度θ/2が計測されるものとする。
電子部品実装装置内の処理部は、このθ/2から、曲率半径R、及び反り高さHを得る。この際、以下の条件が仮定される。
(a)X軸およびY軸は図2のようにプリント基板の反り方向(凸方向)にY軸を、幅方向にX軸を取る。
(b)反りの無いプリント基板の上面をy=0、反りの無いプリント基板の幅の中点をx=0とする(原点Oとする)。
(c)プリント基板の幅をL(このLは設計データ、実測値等から既知である)とする。プリント基板の反りは略円弧状になっているものと仮定する(曲率半径をRとする)。
(d)反りの無いプリント基板上の設計実装位置を(x0i,y0i)、反ったプリント基板上の実装位置を(x1i,y1i)とする。
この条件では、曲率半径Rは、円弧の長さL、円弧の中心角θとすると、次式(1)により表される。
Figure 2014003153
また反り高さHは、次式(2)で表される。
Figure 2014003153
次に、電子部品実装装置内の処理部は、反ったプリント基板上の実装位置(x1i,y1i)として、反ったプリント基板とY軸との交点をO′とした場合における、(x1i,y1i)とO′を結ぶ弦の長さLGiを得る。LGiは、LGiに対応する中心角をθGiとすると、次式(3)で表すことができる。
Figure 2014003153
実装位置(x1i,y1i)は次式(4)および(5)のように表される。
Figure 2014003153
Figure 2014003153
したがって、X軸方向の平面的なずれ量Δxは、次式(6)で表現される。
Figure 2014003153
また、Y軸方向の平面的なずれ量Δyは、次式(7)で表現される。
Figure 2014003153
次に、本実施例における部品実装動作を図3のフローチャートを用いて説明する。図9のプリント基板52が基板搬送コンベア51により搬送される(ステップ60)。プリント基板52は所望の位置で停止させられ把持される(ステップ61)。次に角度センサ5により反り角度θを計測する(ステップ62)。電子部品実装装置内の処理部は、反り角度θから反り形状を推定して基板上の実装位置(x1i,y1i)を算出する(ステップ63)。さらに、電子部品実装装置内の処理部は、実装位置の位置ずれ量(Δx,Δy)を得る(ステップ64)。そして、装着ヘッド54の移動量を修正し(ステップ65)、部品を実装する(ステップ66)。
このようにすることで、プリント基板52に反りがあっても電子部品の実装位置の平面的なずれを取得し、装着ヘッド54の移動量を補正することができるので、高精度な部品実装が可能となる。
本実施例の角度センサ5は、プリント基板52の反りを計測する手段と表現することができる。また、本実施例の部品実装装置内の処理部は、計測された反り量に基づいてプリント基板52上の実装位置の座標点を新たに推定する演算手段と、設計上の実装位置の座標点と推定された実装位置の座標点との差分を演算する差分演算手段と、を有すると表現することができる。また、Xビーム55、Yビーム57は、差分演算手段の結果に応じて装着ヘッドを水平(プリント基板面内)方向および垂直方向に移動させる移動手段と表現することができる。そして、本実施例は、これらの構成を有することで、プリント基板52が反っていることによる実装位置のずれを考慮して、電子部品をプリント基板に実装する装着ヘッドの水平(プリント基板面内)方向および垂直方向の移動量を補正することができるため、プリント基板52が変形していても(反りがあっても)プリント基板上に正確に電子部品を装着することが可能となり、実装品質を向上させることが可能になる。さらに電子部品をプリント基板52に実装する装着ヘッドの垂直方向の移動量も補正することができるため、電子部品の押し込み過ぎによる電子部品の破損や位置ずれ、プリント基板の振動を防止する効果もあり、実装品質を向上させることも可能となる。
次に実施例2について説明する。本実施例と実施例1との違いは、本実施例は高さセンサ6を有する点である。図4は本実施例の基板搬送コンベアの概略図である。基板搬送コンベアは、プリント基板1を搬送する搬送ベルト2と、プリント基板1の下面を把持したり、搬送したりするために上下方向に移動可能に構成されている移動体3と、プリント基板1の上面を把持する基板押さえブロック4と、プリント基板1の反り高さHを計測する高さセンサ6と、を備える。
搬送ベルト2は、図示していない駆動手段(例えば、サーボモータであっても良い)によってプリント基板1の搬送方向と同方向に移動するようになっている。また移動体3は、図示していない駆動手段(例えば、空気圧を利用して上下動するようにしても良い)によって、矢印のように上下に移動するようになっている。搬送ベルト2、及び移動体3の動作は実施例1と同様である。
本実施例における基板搬送コンベアの動作を以下に示す。プリント基板1を搬送する場合、移動体3は搬送ベルト2と共に下方に移動して待機している(この状態では、プリント基板1は搬送ベルト2と基板押さえブロックとに把持されていない)。
次に、プリント基板1を搬送ベルト2の上面に置く。搬送ベルト2が、図示していない駆動手段によって移動させられると、搬送ベルト2と共にプリント基板1も移動するようになっている。
プリント基板1が所望の位置に到達すると、搬送ベルト2と共に移動体3が上方向へ移動し、プリント基板1を基板押さえブロック4と搬送ベルト2とで把持し、プリント基板1を固定させる。
プリント基板1が把持されると、高さセンサ6によってプリント基板1の反り高さHを計測する。高さセンサ6は、プリント基板1の裏面側の略中央に設置され、プリント基板1の反り高さHを計測するようになっている。高さセンサ6は、プリント基板1の略中央に一箇所設置されても良いし、長手(奥行き)方向に複数個設置しても良い。高さセンサ6は、例えば、非接触式(レーザ変位計)であっても良いし、接触式であっても良い。
高さHが計測されると、部品実装装置内の処理部は、実施例1に示す数式によって実装位置の位置ずれ量(Δx,Δy)を得る。装着ヘッド54の移動量はこの位置ずれ量(Δx,Δy)によって決定される。
本実施例では、反り角度θではなく反り高さHを得ることでも、高精度な部品実装が行える。
次に、実施例3について図5を用いて説明する。本実施例が実施例1及び2と異なる点は、高さセンサ7として2本のレーザ変位計を使用する点である。
基板搬送コンベアは、プリント基板1を搬送する搬送ベルト2と、プリント基板1の下面を把持したり、搬送したりするために上下方向に移動可能に構成されている移動体3と、プリント基板1の上面を把持する基板押さえブロック4と、プリント基板1の反り角度を計測する高さセンサ7と、を備える。
搬送ベルト2は、図示していない駆動手段(例えば、サーボモータであっても良い)によってプリント基板1の搬送方向と同方向に移動するようになっている。また移動体3は、図示していない駆動手段(例えば、空気圧を利用して上下動するようにしても良い)によって、移動するようになっている。
基板搬送コンベアの動作を以下に示す。プリント基板1を搬送する場合、移動体3は搬送ベルト2と共に下方に移動して待機している(この状態では、プリント基板1は搬送ベルト2と基板押さえブロックとに把持されていない)。
次に、プリント基板1を搬送ベルト2の上面に置く。搬送ベルト2が、図示していない駆動手段によって移動させられると、搬送ベルト2と共にプリント基板1も移動するようになっている。
プリント基板1が所望の位置に到達すると、搬送ベルト2と共に移動体3が上方向へ移動し、プリント基板1を基板押さえブロック4と搬送ベルト2とで把持し、プリント基板1を固定させる。
プリント基板1が把持されると、高さセンサ7によってプリント基板1の反り角度θを計測する。高さセンサ7は、前述したように例えば2本のレーザ変位計を組み合わせて構成されるものであり、そのレーザの間隔は既知である。高さセンサ7は、レーザの間隔とそれぞれのプリント基板1までの距離の差分によりプリント基板1の反り角度θを計測する。
高さセンサ7はプリント基板1の把持部に近接して設置される。高さセンサ7は、プリント基板1の片端部に設置されても良いし、片端側に複数個設置しても良いし、あるいは両端に複数個設置しても良い。プリント基板の反り角度θから位置ずれ量(Δx,Δy)を得るプロセスは実施例1と同様である。本実施例においても、高精度な部品実装が可能となる。
次に実施例4について図6を用いて説明する。実施例4が他の実施例と異なる点は、圧力センサ8を有する点にある。
基板搬送コンベアは、プリント基板1を搬送する搬送ベルト2と、プリント基板1の下面を把持したり、搬送したりするために上下方向に移動可能に構成されている移動体3と、プリント基板1の上面を把持する基板押さえブロック4と、プリント基板1と接触して圧力を計測する圧力センサ8と、を備える。
搬送ベルト2は、図示していない駆動手段(例えば、サーボモータであっても良い)によってプリント基板1の搬送方向と同方向に移動するようになっている。また移動体3は、図示していない駆動手段(例えば、空気圧を利用して上下動するようにしても良い)によって、移動するようになっている。
圧力センサ8は、移動体3がプリント基板1を把持する際の把持力を検知し、移動体3は、圧力センサ8が検知した把持力が適切な力になるように上下動するようになっている。このようにすることで、プリント基板1に異常な変形をさせることなく、プリント基板1を確実に把持することが可能である。圧力センサ8は、例えば、ピエゾ素子で構成されていても良い。
次に実施例5について図7を用いて説明する。実施例5が他の実施例と異なる点は、基板押さえブロック4の形状にある。
基板搬送コンベアは、プリント基板1を搬送する搬送ベルト2と、プリント基板1の下面を把持したり、搬送したりするために上下方向に移動可能に構成されている移動体3と、プリント基板1の上面を把持する基板押さえブロック4と、を備える。
搬送ベルト2は、図示していない駆動手段(例えば、サーボモータであっても良い)によってプリント基板1の搬送方向と同方向に移動するようになっている。
また移動体3は、図示していない駆動手段(例えば、空気圧を利用して上下動するようにしても良い)によって、移動するようになっている。
基板押さえブロック4は、かぎ状の突起部9を有している。プリント基板1は、移動体3によって上方向へ移動させられると、突起部9と搬送ベルト2とにより把持される。一定の把持力が移動体3によって付加されると、突起部9は、矢印Aや矢印Bの方向に回転変形する。突起部9が変形すると、突起部9とプリント基板1の接触点はプリント基板1の幅方向(プリント基板に記載している矢印方向)に移動するため、プリント基板1の反りを緩和する効果がある。なお、突起部9は、プリント基板1の内側から外側へ向かうように湾曲していると表現することもできる。
次に実施例6について図8を用いて説明する。実施例6が他の実施例と異なる点は、基板押さえブロック4の形状にある。
基板搬送コンベアは、プリント基板1を搬送する搬送ベルト2と、プリント基板1の下面を把持したり、搬送したりするために上下方向に移動可能に構成されている移動体3と、プリント基板1の上面を把持する基板押さえブロック4と、を備える。
搬送ベルト2は、図示していない駆動手段(例えば、サーボモータであっても良い)によってプリント基板1の搬送方向と同方向に移動するようになっている。また移動体3は、図示していない駆動手段(例えば、空気圧を利用して上下動するようにしても良い)によって、移動するようになっている。
基板押さえブロック4には、回転軸11と回転軸11を支点として回転可能に支持されたリンク部10が取り付けられている。また回転軸11には図示していない接触力の付与手段が内蔵されており、プリント基板1がリンク部10に接触するとプリント基板1に力が作用するようになっている。プリント基板1は、移動体3によって上方向へ移動させられると、リンク部10と搬送ベルト2とにより把持される。一定の把持力が移動体3によって付加されると、リンク部10は、矢印Aや矢印Bの方向(例えばプリント基板1の内側から外側へ向かう方向と表現することもできる)に回転する。リンク部10が回転すると、リンク部10とプリント基板1の接触点はプリント基板1の幅方向(プリント基板に記載している矢印方向)に移動するため、プリント基板1の反りを緩和する効果がある。
以上、本発明の実施例について説明したが、角度センサ5、高さセンサ6、高さセンサ7の配置方法については様々なバリエーションが考えられる。プリント基板1をその表面上方から説明する図であるが、例えば、角度センサ5、高さセンサ6、高さセンサ7等のプリント基板1の平面的な位置ずれを得るためのセンサ110を、プリント基板1の裏側に2次元的に複数配置することも本明細書の開示の範囲内である。また、電子部品実装装置の構造は、本実施例の構成でなくても良い。
1、52 プリント基板
2 搬送ベルト
3 移動体
4 基板押さえブロック
5 角度センサ
6、7 高さセンサ
8 圧力センサ
9 突起部
10 リンク部
11 回転軸
50 電子部品実装装置
51 基板搬送コンベア
53 部品供給部
54 装着ヘッド
55 Xビーム
56 認識カメラ
57 Yビーム
58 ノズル保管部
59 基台

Claims (10)

  1. 部品実装装置において、
    基板に部品を実装する部品実装部と、
    前記部品実装部を移動させる移動部と、
    前記基板の平面的な位置ずれを得る計測部と、を有し、
    前記移動部が前記部品実装部を移動させる移動量は前記位置ずれを考慮して決定されることを特徴とする部品実装装置。
  2. 請求項1に記載の部品実装装置において、
    前記基板を搬送するための搬送部を有し、
    前記計測部は、前記搬送部内の前記基板の裏面と対向する場所に配置されることを特徴とする部品実装装置。
  3. 請求項2に記載の部品実装装置において、
    前記計測部は、前記基板が反った角度を得て、
    前記位置ずれは前記反った角度から得られることを特徴とする部品実装装置。
  4. 請求項2に記載に部品実装装置において、
    前記計測部は、前記基板の高さを得て、
    前記位置ずれは前記基板の高さから得られることを特徴とする部品実装装置。
  5. 請求項2に記載の部品実装装置において、
    前記搬送部は、前記基板の端部に力を印加することで前記基板を搬送し、
    前記計測部は、前記基板の裏面と対向する場所よりも前記端部に力を印加する場所に近い位置に配置されること特徴とする部品実装装置。
  6. 請求項2に記載の部品実装装置において、
    前記搬送部は、前記基板の端部を把持することで前記基板を固定し、
    前記端部を把持する部分は突起を有することを特徴とする部品実装装置。
  7. 請求項6に記載の部品実装装置において、
    前記突起は、前記基板の内側から外側へ向かうよう湾曲していることを特徴とする部品実装装置。
  8. 請求項6に記載の部品実装装置において、
    前記突起は、前記基板の内側から外側へ向かうよう回転することを特徴とする部品実装装置。
  9. 請求項2に記載の部品実装装置において、
    前記搬送部は、前記基板裏面端部に力を印加するベルトと、
    前記ベルトを前記基板に対して上下方向に移動させるベルト移動部と、
    前記基板表面端部を押さえるための押さえ部と、を有することを特徴とする部品実装装置。
  10. 請求項9に記載の部品実装装置において、
    前記押さえ部の前記基板表面端部と対向する場所には、ピエゾ素子が配置されていることを特徴とする部品実装装置。
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