JP2014002079A - 転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法 - Google Patents
転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014002079A JP2014002079A JP2012138368A JP2012138368A JP2014002079A JP 2014002079 A JP2014002079 A JP 2014002079A JP 2012138368 A JP2012138368 A JP 2012138368A JP 2012138368 A JP2012138368 A JP 2012138368A JP 2014002079 A JP2014002079 A JP 2014002079A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- force detector
- rolling resistance
- load
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M17/00—Testing of vehicles
- G01M17/007—Wheeled or endless-tracked vehicles
- G01M17/02—Tyres
- G01M17/022—Tyres the tyre co-operating with rotatable rolls
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L25/00—Testing or calibrating of apparatus for measuring force, torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M17/00—Testing of vehicles
- G01M17/007—Wheeled or endless-tracked vehicles
- G01M17/02—Tyres
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
【解決手段】タイヤTが装着されるスピンドル軸5と、タイヤTが押し付けられる模擬走行路面2を有する走行ドラム3とを有する転がり抵抗試験機1に備えられた多分力検出器の校正方法であって、多分力検出器で発生するクロストークの影響を補正するクロストーク補正係数を用いて、多分力検出器の計測値からタイヤTに作用する力を算出する処理を行うに際しては、転がり抵抗の値が既知である基準タイヤTを少なくとも1本以上用いて試験を行い、基準タイヤTを用いた試験時に多分力検出器で計測された力からなる転がり試験データと、計測に用いた基準タイヤの転がり抵抗値とを用いて、クロストーク補正係数を校正する。
【選択図】図1
Description
多分力検出器を校正する方法としてはさまざまなものが開発されているが、特許文献1に示すように質量が既知の錘を用いて各方向に試験荷重を加えた上で校正を行うものがある。また、特許文献2や特許文献3に示すように、高精度な荷重検定器を介して外力を与えることにより校正を行う方法も開示されている。
特に、転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器においては、押し付け荷重が転がり荷重へ影響してしまう等のクロストークが問題となる。
前述した特許文献2,3では、クロストークの影響を加味した多分力検出器の校正方法が一部開示されてはいるものの、具体的な手法が開示されるに至っておらず、実際の現場で採用できる技術とは言い難い。
即ち、本発明の転がり抵抗試験機に備えられた多分力計の校正方法は、タイヤが装着されるスピンドル軸と、前記タイヤが押し付けられる模擬走行路面を有する走行ドラムとを有する転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法であって、前記多分力検出器で発生するクロストークの影響を補正するクロストーク補正係数を用いて、多分力検出器の計測値からタイヤに作用する力を算出する処理を行うに際しては、転がり抵抗の値が既知である基準タイヤを少なくとも1本以上用いて試験を行い、前記基準タイヤを用いた試験時に前記多分力検出器で計測された力からなる「転がり試験データ」と、計測に用いた基準タイヤの転がり抵抗値とを用いて、前記クロストーク補正係数を校正することを特徴とする。
なお、上述した基準タイヤとは、JIS D4234等に規定されている基準試験機により転がり抵抗値が計測されたタイヤのことである。JIS D4234では、乗用車、トラック及びバス用として設計された空気入りタイヤにおいて、試験用新品タイヤの転がり抵抗を制御された試験室条件下で測定する方法について規定している。JIS D4234では、試験機間の比較を可能にするため、基準試験機により計測された基準タイヤを用いた整合化によって測定結果の相関を求める方法も規定している。基準タイヤは、日本国内においても販売されており、当業者は容易に入手可能である。
fz及びmxは、多分力検出器で計測される荷重及びモーメントの中でもfxにクロストークの影響を及ぼしやすいものである。それゆえ、少なくともfx、fz、mxを検出可能な多分力検出器に対して、fxに対するfz及びmxのクロストーク補正係数の校正を行うのが良い。
多分力検出器で計測されるmxは、タイヤ半径rとfyとの積を含み、タイヤの横力fyとの相関が高い。それゆえ、fx、fy、fzの並進荷重を計測する多分力検出器に対しては、mxに替えてfyを利用し、fxに対するfz及びfyのクロストーク補正係数の校正を行っても良い。
上述したfx,fz,fy,mxのすべての計測が可能な多分力検出器に対しては、fxに対するfz、fy及びmxのクロストーク補正係数をすべて校正することで、さらに精度の高い多分力検出器の校正が可能となる。
タイヤを取り付けるスピンドル軸や回転ドラムの回転軸に設けられた軸受けには、少なからず回転摩擦の影響が存在する。この回転摩擦が転がり抵抗力の計測値に上乗せされると、精度の良いfxの計測やクロストーク補正係数の校正が困難となる。そこで、試験荷重が加えられた状態から試験荷重と異なる荷重(例えばスキム荷重)が加えられた状態を差し引いた差分荷重を用いてクロストーク補正係数を校正すれば、回転摩擦の影響を排除しつつ校正を行うことができ、クロストーク補正係数を精度良く校正することが可能となるのである。
試験機に設けられた多分力検出器のクロストーク補正係数を簡便に且つ精度良く校正することができる。
本発明の転がり抵抗試験機1は、タイヤT(試験用タイヤ、基準タイヤ)を走行させる模擬走行路面2が外周面に備えられた円筒状の走行ドラム3と、この走行ドラム3の模擬走行路面2にタイヤTを押し付けるキャリッジ4とを備えている。このキャリッジ4は、タイヤTを回転自在に保持するスピンドル軸5を搭載するスライド台であって、走行ドラム3から水平方向に距離をあけて配備されている。
走行ドラム3は、左右方向と垂直な水平方向に沿った軸回りに回転自在に取り付けられた円筒体であり、その外周面にはタイヤTが転動可能な無端の模擬走行路面2が形成されている。走行ドラム3の回転軸には走行ドラム3を回転させるモータ6が取り付けられており、走行ドラム3はモータ6で駆動可能となっている。
ように押圧する油圧シリンダ10が配備されている。
なお、上述したスピンドル軸5は、先端にタイヤTを保持可能な軸部材であり、円筒状のハウジング8に水平方向を向く軸回りに回転自在に挿入された状態で取り付けられている。このスピンドル軸5の回転軸心は走行ドラム3の回転軸心と上下方向で同じ高さに且つ平行となるように配備されており、キャリッジ4を水平移動させるとスピンドル軸5に取り付けられたタイヤTが走行ドラム3の模擬走行路面2に対してその法線方向から押し当てられるようになっている。このスピンドル軸5を回転自在に支持するハウジング8には多分力検出器が設けられている。
図1に示すような座標軸、すなわち、キャリッジ4の移動方向(軸荷重の付与方向)を向くz軸、スピンドル軸5の軸芯と同軸なy軸、z軸及びy軸と直交する方向であって走行ドラム3の外周接線方向を向くx軸を設定した場合に、多分力検出器は、これらの座標軸に沿った荷重(fx、fy、fz)、及びこれらの座標軸回りのモーメント(mx、my、mz)のうち、少なくともfxおよびfzを含む2以上を検出する。なお、タイヤTに作用する力を表現する際は大文字のFを用いることとする。(たとえば、Fx、Fy、Fz)
この多分力検出器で計測された荷重は制御部11に送られる。
また、制御部11は、多分力検出器で計測された計測データに基づいて、真の転がり抵抗Fxなどを算出する計測部12を備えている。この計測部12においては、多分力検出器で計測されたfx’、fz’、mx’などの荷重計測値が入力され、後述の式(1)を用いて、fxが算出される。なお、式(1)には、係数a,bなどが存在するが、これらa,bは、多分力検出器におけるクロストークの影響を補正する係数である。この係数a,bを正確に知ること、言い換えるならば、正確に校正しておくことは、計測部12においてfxを正確に算出するためには不可欠なことである。
次に、制御部11内に設けられたこの校正部13で行われる信号処理、言い換えれば本発明の多分力検出器の校正方法を説明する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態の多分力検出器の校正方法について説明する。
fxに対する軸荷重fzのクロストーク補正係数a、及びmxのクロストーク補正係数bの校正は、次の順序で行われる。
まず、図3に示すように、質量が既知の錘をスピンドル軸5に取り付けてx方向に荷重を加え、多分力検出器で同方向に加わる荷重を計測し、校正(キャリブレーション)を行う。このようにすると、fxに対する多分力検出器の計測値fx’の校正係数αを求めることができる。
その状態で、多分力検出器から出力される荷重fz’の計測値と荷重検定器14で示される荷重fzの信号から、転がり抵抗の場合と同様に校正係数を求めるなどして真の軸荷重fzの校正を行う。
まず、図3のやり方で求めた校正係数α、及びクロストーク補正係数a、bを用いることで、fxは式(1)のように示される。
fx=α・fx’+a・fz’+b・mx’ (1)
なお、式(1)において、係数aは、z方向の計測値fz’に起因するクロストークの影響度合いを表す係数であり、fz’のクロストーク補正係数である。係数bは、x軸回りのモーメントの計測値mx’に起因するクロストークの影響度合いを表す係数であり、mx’のクロストーク補正係数である。
fx=Cr・Lm (2)
上述した式(1)から得られるfxと、式(2)から得られるfxとを等しいとおくことで、クロストーク補正係数a,bの具体的な数値を算出することができる。
Cr・Lm=α・fx’+a・fz’+b・mx’ (1)’
ただし、式(1)には、2つの未知な係数a、bがあるため、2つのクロストーク補正係数a、bを求めるためには、少なくとも2種類の一次独立となっている「転がり試験データ」を得る必要がある。2種類以上の一次独立となっている「転がり試験データ」が得られれば、式(1)’を基にした独立な2次連立方程式を得ることができ、変数a、bを算出可能となる。
また、1本の基準タイヤをスピンドル軸5に取り付けたまま、正転させた場合の試験データと、逆転させた場合の試験データとを採集してもよい。この際には基準タイヤの転がり抵抗荷重として正負反転させた値を与える。なお、1本の基準タイヤについてその回転速度条件を変えたり、押し付け荷重を変えたりして得たデータは1次独立とはならないので、本発明の「転がり試験データ」とは言えない。
以上述べた第1実施形態の校正方法によれば、転がり抵抗試験機1に設けられた多分力検出器のクロストーク補正係数a,bを手間や時間をかけることなく精度良く校正することができ、ひいては、fxを精確に求めることができるようになる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の多分力検出器の校正方法について、説明する。
第2実施形態のクロストーク補正係数a及びcの校正は、次の順序で行われる。
まず、図3に示す如く、第1実施形態と同様に、fxに対して転がり抵抗方向の計測値fx’が有する校正係数αを求める。
fx=α・fx’+a・fz’+c・fy’ (3)
一方、fxは、基準試験機で求められた基準タイヤの転がり抵抗係数Crを基に、式(2)により算出される。それゆえ、式(3)の右辺と式(2)の右辺とを等しいとおくことで、式(3)’を導出できる。
Cr・Lm=α・fx’+a・fz’+c・fy’ (3)’
この式(3)’においても、2つの未知な係数a,cがあるため、2つのクロストーク補正係数a、cを求めるためには、少なくとも2種類の一次独立となっている「転がり試験データ」を得る必要がある。2種類の一次独立となっている「転がり試験データ」が得られれば、式(3)’を基にした独立な2次連立方程式を得ることができ、変数a、cを算出可能となる。
以上述べた第2実施形態の校正方法が奏する作用効果は、第1実施形態の校正方法と略同様である故、説明は省略する。
mx=−Lt・Fz−Rt・Fy (4)
この式(4)から分かるように、タイヤ径Rtが変わらない場合には、mxとFyは線形の関係にあり、タイヤTの横力fyとの相関が高いことを意味する。つまり、mxに替えてfyを利用してクロストーク補正係数の校正を行っても、第1実施形態と同様に精度の高いクロストーク補正係数を求めることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態の多分力検出器の校正方法について、説明する。
第3実施形態のクロストーク補正係数a,b,cの校正は、次の順序で行われる。
まず、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、図3に示す如く、fxに対する転がり抵抗方向の計測値fx’の校正係数αを求める。
fx=α・fx’+a・fz’+b・mx’+c・fy’ (5)
一方、fxは、基準試験機で求められた基準タイヤの転がり抵抗係数Crを基に、式(2)により算出される。それゆえ、式(5)の右辺と式(2)の右辺とを等しいとおくことで、式(5)’を導出できる。
Cr・Lm=α・fx’+a・fz’+b・mx’+c・fy’ (5)’
このようにして求めた式(5)’は、3つの未知な変数があるため、これらを解く(言い換えれば、校正係数から成る校正行列を求める)ためには、一次独立な3種類の「転がり試験データ」を得る必要がある。
また、2本の基準タイヤの正転・逆転の試験により4種類の「転がり試験データ」を採集し、採集した転がり試験データを最小二乗法を用いて処理してさらに精度の高いクロストーク補正係数a,b,cを算出することも可能である。複数の転がり試験データが一次独立なデータ群になっているか否かは、特異値分解により評価することができる。
度の高いfxの計測が可能となり、ひいては、真の転がり抵抗Fxを正確に求めることができるようになる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態の多分力検出器の校正方法について、説明する。
まず、第1実施形態及び第2実施形態と同様にして、真の転がり抵抗fxに対して転がり抵抗の計測値fx’が有する校正係数αを求めておく。
そして、標準荷重(例えば、5000N)でタイヤTを走行ドラム3に押し付けた状態で時計回りCW(正転方向)にタイヤTを回転させ、多分力検出器でfx1、fz1、fy1及びmx1を計測する。
fx1’=fx1−fsx1
fz1’=fz1−fsz1 (6)
fy1’=fy1−fsy1
mx1’=mx1−msx1
上述したようにして求めたfx1’、fz1’、fy1’及びmx1’を、式(1)'、式(3)'、式(5)'のfx’、fz’、fy’及びmx’に適用することで、第1実施形態〜第3実施形態の手法により、校正係数を求めることが可能となる。
fx2’=fx2−fsx2
fz2’=fz2−fsz2 (7)
fy2’=fy2−fsy2
mx2’=mx2−msx2
上述したようにして求めたfx2’、fz2’、fy2’及びmx2’を、式(1)'、式(3)'、式(5)'のfx’、fz’、fy’及びmx’に適用することで、第1実施形態〜第3実施形態の手法により、校正係数を求めることが可能となる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
2 模擬走行路面
3 走行ドラム
4 キャリッジ
4a 垂直壁部
5 スピンドル軸
6 モータ
8 ハウジング
9 リニアガイド
10 油圧シリンダ
11 制御部
12 計測部
13 校正部
14 荷重検定器
15 ベアリング
T タイヤ
Claims (6)
- タイヤが装着されるスピンドル軸と、前記タイヤが押し付けられる模擬走行路面を有する走行ドラムとを有する転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法であって、
前記多分力検出器で発生するクロストークの影響を補正するクロストーク補正係数を用いて、多分力検出器の計測値からタイヤに作用する力を算出する処理を行うに際しては、
転がり抵抗の値が既知である基準タイヤを少なくとも1本以上用いて試験を行い、
前記基準タイヤを用いた試験時に前記多分力検出器で計測された力からなる「転がり試験データ」と、計測に用いた基準タイヤの転がり抵抗値とを用いて、前記クロストーク補正係数を校正することを特徴とする転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法。 - 前記スピンドル軸には多分力検出器が取り付けられていて、
前記多分力検出器により、走行ドラムの接線方向をx軸、スピンドル軸芯方向をy軸、タイヤに加えられる荷重方向をz軸とした際に、各軸方向に作用する力fx,fy,fz、及び各軸回りのモーメントmx,my,mzのうち、少なくともfxおよびfzを含む2以上を計測可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法。 - 前記多分力検出器がfx,fz,mxの計測が可能であるに際しては、
前記fx,fz,mxを含み且つ少なくとも2種類の一次独立となっている「転がり試験データ」を用いて、fxに対するfz及びmxのクロストーク補正係数を校正することを特徴とする請求項2に記載された転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法。 - 前記多分力検出器がfx,fz,fyの計測が可能であるに際しては、
前記fx,fz,fyを含み且つ少なくとも2種類の一次独立となっている「転がり試験データ」を用いて、fxに対するfz及びfyのクロストーク補正係数を校正することを特徴とする請求項2に記載された転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法。 - 前記多分力検出器がfx,fz,fy,mxの計測が可能であるに際しては、
前記fx,fz,fy,mxを含み且つ少なくとも3種類の一次独立となっている「転がり試験データ」を用いて、fxに対するfz、fy及びmxのクロストーク補正係数を校正することを特徴とする請求項2に記載された転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法。 - 前記走行ドラムにタイヤを試験荷重で押し当てた際に得られる多分力検出器の計測値から、タイヤを試験荷重と異なる荷重で押し当てた際に得られる多分力検出器の計測値を差し引いた「差分荷重」を求め、
求められた「差分荷重」を「転がり試験データ」とし、クロストーク補正係数の校正を行うことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012138368A JP5843706B2 (ja) | 2012-06-20 | 2012-06-20 | 転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法 |
PCT/JP2013/066206 WO2013191055A1 (ja) | 2012-06-20 | 2013-06-12 | 転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法 |
KR1020147035477A KR101622869B1 (ko) | 2012-06-20 | 2013-06-12 | 구름 저항 시험기에 구비된 다분력 검출기의 교정 방법 |
US14/397,246 US9791344B2 (en) | 2012-06-20 | 2013-06-12 | Calibration method for multi-component force detector provided in rolling resistance testing machine |
CN201380032229.7A CN104412086B (zh) | 2012-06-20 | 2013-06-12 | 滚动阻力试验机所具备的多分力检测器的校正方法 |
TW102121949A TWI513965B (zh) | 2012-06-20 | 2013-06-20 | Rolling resistance testing machine with multi - component force detector calibration method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012138368A JP5843706B2 (ja) | 2012-06-20 | 2012-06-20 | 転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014002079A true JP2014002079A (ja) | 2014-01-09 |
JP5843706B2 JP5843706B2 (ja) | 2016-01-13 |
Family
ID=49768655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012138368A Expired - Fee Related JP5843706B2 (ja) | 2012-06-20 | 2012-06-20 | 転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9791344B2 (ja) |
JP (1) | JP5843706B2 (ja) |
KR (1) | KR101622869B1 (ja) |
CN (1) | CN104412086B (ja) |
TW (1) | TWI513965B (ja) |
WO (1) | WO2013191055A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017015643A (ja) * | 2015-07-06 | 2017-01-19 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ性能値の推定方法 |
JP6170647B1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-07-26 | 株式会社Ihi | タイヤ試験装置 |
WO2017199467A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | 株式会社Ihi | タイヤ試験装置 |
CN110057495A (zh) * | 2019-05-24 | 2019-07-26 | 广州市斯巴拓电子科技有限公司 | 一种多分力传感器标定机 |
JP2021067477A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | 住友ゴム工業株式会社 | 検定治具及びその製造方法 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5860485B2 (ja) * | 2014-01-24 | 2016-02-16 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの転がり抵抗試験方法、及び試験装置 |
CN104236792B (zh) * | 2014-08-20 | 2016-06-01 | 上海采埃孚转向系统有限公司 | 一种用于转向系统的传感器总成动态标定系统 |
JP6647994B2 (ja) * | 2016-09-20 | 2020-02-14 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤの転がり抵抗評価装置 |
JP6602734B2 (ja) * | 2016-09-20 | 2019-11-06 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤの転がり抵抗評価装置 |
US11175200B2 (en) * | 2017-02-22 | 2021-11-16 | Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems, Ltd. | Rotating body load measuring device |
DE202017101176U1 (de) * | 2017-03-02 | 2017-03-20 | Cartesy Gmbh | Vorrichtung zum Prüfen und/oder Kalibrieren eines Prüfstands |
CN108195701B (zh) * | 2017-12-26 | 2020-04-24 | 重庆程顺汽车配件制造有限公司 | 轮胎磨损测试装置及其制造方法 |
CN110686820B (zh) * | 2019-10-25 | 2021-04-13 | 重庆凯瑞汽车试验设备开发有限公司 | 用于车轮定位的力和力矩的测量计算方法 |
CN112504554B (zh) * | 2020-10-19 | 2022-11-04 | 中国空气动力研究与发展中心高速空气动力研究所 | 一种六分量高精度微量滚转力矩测量装置的校准方法 |
CN117600911B (zh) * | 2024-01-24 | 2024-09-03 | 哈尔滨理工大学 | 一种车削测力仪标定设备 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4197736A (en) * | 1978-10-18 | 1980-04-15 | Gse, Inc. | Bi-axial load cell |
JPH02115739A (ja) * | 1988-10-26 | 1990-04-27 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ転がり抵抗測定値の補正方法 |
JP2000304632A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-11-02 | Ohbayashi Corp | ロードセル用本体及びそれを用いたロードセル |
JP2003004598A (ja) * | 2001-04-20 | 2003-01-08 | Nissho Denki Kk | タイヤのころがり抵抗測定方法および装置 |
WO2010101159A1 (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-10 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤの転がり抵抗測定装置 |
JP2012078286A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Kobe Steel Ltd | タイヤ試験機に用いられる多分力計測スピンドルユニットの校正方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2582886A (en) * | 1948-03-13 | 1952-01-15 | Baldwin Lima Hamilton Corp | Differential load weighing device |
US4344324A (en) * | 1979-02-23 | 1982-08-17 | Mts Systems Corporation | Flat belt tire tester |
JPS59151032A (ja) | 1983-02-18 | 1984-08-29 | Hitachi Ltd | 力センサの評価、校正用治具 |
JPS61116637A (ja) | 1984-11-09 | 1986-06-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤの転がり抵抗試験機 |
EP0498648B1 (en) * | 1991-02-06 | 1996-02-28 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of controlling a motor vehicle vibrating system |
US6575024B2 (en) * | 2000-11-28 | 2003-06-10 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Apparatus and method for testing tires and calibrating flat belt tire testing machines |
DE10206259B4 (de) | 2002-02-15 | 2005-02-10 | Seichter Gmbh | Verfahren zur Korrektur von Lateralkraftmesswerten |
US7591167B2 (en) * | 2006-11-20 | 2009-09-22 | Potts Gerald R | Methods and systems for measurement of tire rolling resistance |
JP4310365B1 (ja) * | 2008-02-26 | 2009-08-05 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤ試験機及びタイヤの試験方法 |
JP5001345B2 (ja) * | 2009-12-16 | 2012-08-15 | 株式会社小野測器 | タイヤ試験装置 |
-
2012
- 2012-06-20 JP JP2012138368A patent/JP5843706B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2013
- 2013-06-12 KR KR1020147035477A patent/KR101622869B1/ko active IP Right Grant
- 2013-06-12 WO PCT/JP2013/066206 patent/WO2013191055A1/ja active Application Filing
- 2013-06-12 US US14/397,246 patent/US9791344B2/en active Active
- 2013-06-12 CN CN201380032229.7A patent/CN104412086B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2013-06-20 TW TW102121949A patent/TWI513965B/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4197736A (en) * | 1978-10-18 | 1980-04-15 | Gse, Inc. | Bi-axial load cell |
JPH02115739A (ja) * | 1988-10-26 | 1990-04-27 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ転がり抵抗測定値の補正方法 |
JP2000304632A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-11-02 | Ohbayashi Corp | ロードセル用本体及びそれを用いたロードセル |
JP2003004598A (ja) * | 2001-04-20 | 2003-01-08 | Nissho Denki Kk | タイヤのころがり抵抗測定方法および装置 |
WO2010101159A1 (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-10 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤの転がり抵抗測定装置 |
JP2012078286A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Kobe Steel Ltd | タイヤ試験機に用いられる多分力計測スピンドルユニットの校正方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017015643A (ja) * | 2015-07-06 | 2017-01-19 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ性能値の推定方法 |
JP6170647B1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-07-26 | 株式会社Ihi | タイヤ試験装置 |
WO2017199467A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | 株式会社Ihi | タイヤ試験装置 |
US10197475B2 (en) | 2016-05-20 | 2019-02-05 | Ihi Corporation | Sub-frame mechanism for a tire testing machine |
CN110057495A (zh) * | 2019-05-24 | 2019-07-26 | 广州市斯巴拓电子科技有限公司 | 一种多分力传感器标定机 |
JP2021067477A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | 住友ゴム工業株式会社 | 検定治具及びその製造方法 |
JP7400332B2 (ja) | 2019-10-18 | 2023-12-19 | 住友ゴム工業株式会社 | 検定治具及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI513965B (zh) | 2015-12-21 |
JP5843706B2 (ja) | 2016-01-13 |
CN104412086A (zh) | 2015-03-11 |
WO2013191055A1 (ja) | 2013-12-27 |
KR101622869B1 (ko) | 2016-05-19 |
TW201418684A (zh) | 2014-05-16 |
US20150143868A1 (en) | 2015-05-28 |
KR20150021942A (ko) | 2015-03-03 |
CN104412086B (zh) | 2016-03-30 |
US9791344B2 (en) | 2017-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5843706B2 (ja) | 転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法 | |
JP5225367B2 (ja) | 転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法 | |
JP5225370B2 (ja) | 転がり抵抗試験機に備えられた多分力検出器の校正方法 | |
JP4310365B1 (ja) | タイヤ試験機及びタイヤの試験方法 | |
JP4817213B2 (ja) | タイヤのころがり抵抗測定方法および装置 | |
US6609074B2 (en) | Tire uniformity prediction using balance and low speed uniformity data | |
EP2642270B1 (en) | Multi-component force measurement spindle unit of tire testing machine | |
KR20120035872A (ko) | 타이어 시험기에 사용되는 다분력 계측 스핀들 유닛의 교정 방법 | |
JP2010139470A (ja) | タイヤ転がり抵抗試験機及びタイヤ転がり抵抗試験方法 | |
JP6195768B2 (ja) | センサ付車輪用軸受のキャリブレーション方法 | |
CN114556073A (zh) | 用于检验车辆轮胎的检验台和方法 | |
JP2013195390A (ja) | タイヤ試験機の多分力計測スピンドルユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150908 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5843706 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |