JP2014002038A - 気体透過率測定装置および気体透過率測定方法 - Google Patents

気体透過率測定装置および気体透過率測定方法 Download PDF

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真樹 金井
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Abstract

【課題】高精度で膜の気体透過率を測定可能な気体透過率測定装置および気体透過率測定方法を提供する。
【解決手段】透過率被測定基材12を挟むことにより、透過率被測定基材の上側に第1のサブチャンバ325が形成され、透過率被測定基材の下側に第2のサブチャンバ315、14、15が形成されるチャンバ10と、第1のサブチャンバに連通し、透過率被測定気体を供給する透過率被測定気体供給源230と、第2のサブチャンバに、透過率被測定気体よりも質量の小さい不活性ガスを供給する不活性ガス供給源240と、第2のサブチャンバ内を排気する排気手段20と、第2のサブチャンバの底部に設けられ、冷却および加熱可能なトラップ16と、第2のサブチャンバに接続され、透過率被測定気体を検出する検出手段G6とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、気体透過率測定装置および気体透過率測定方法に関し、特に、水蒸気透過率測定装置および水蒸気透過率測定方法に関する。
IT関連分野やエネルギー分野では、有機薄膜を利用したデバイスの実用化が目覚ましい。これらのデバイスは、微量であっても水分等の影響を受けやすいので、有機薄膜の水分等の透過率を高精度で測定する装置や測定方法が望まれており、種々の測定装置や方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、これらの測定装置や測定方法では、測定精度が十分でなく、さらに高精度の気体透過率測定装置や気体透過率測定方法が望まれている。
特許第4759096号公報
本発明の主な目的は、高精度で膜の気体透過率を測定可能な気体透過率測定装置および気体透過率測定方法を提供することにある。
本発明の一態様によれば、
透過率被測定基材を挟むことにより、前記透過率被測定基材の上側に第1のサブチャンバが形成され、前記透過率被測定基材の下側に第2のサブチャンバが形成されるチャンバと、
前記第1のサブチャンバに連通し、透過率被測定気体を供給する透過率被測定気体供給源と、
前記第2のサブチャンバに、前記透過率被測定気体よりも質量の小さい不活性ガスを供給する不活性ガス供給源と、
前記第2のサブチャンバ内を排気する排気手段と、
前記第2のサブチャンバの底部に設けられ、冷却および加熱可能なトラップと、
前記第2のサブチャンバに接続され、前記透過率被測定気体を検出する検出手段と、を備える気体透過率測定装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、
透過率被測定基材の上側の第1のチャンバに透過率被測定気体を供給して、透過率被測定気体を前記透過率被測定基材の下側の第2のチャンバに前記透過率被測定基材に対して透過させ、
前記第2のチャンバの底部に設けられたトラップを冷却して前記トラップに前記透過率被測定気体を吸着させ、
その後、前記トラップを加熱し、前記トラップを加熱中に、前記トラップに吸着されていた前記透過率被測定気体を検出することを備える気体透過率測定方法が提供される。
本発明によれば、高精度で膜の気体透過率を測定可能な気体透過率測定装置および気体透過率測定方法が提供される。
図1は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置を説明するための概略断面図である。 図2は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率測定方法を説明するための概略断面図である。 図3は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率測定方法を説明するための概略断面図である。 図4は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率測定方法を説明するための概略断面図である。 図5は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率測定方法を説明するための概略断面図である。 図6は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率測定方法を説明するための概略断面図である。 図7は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率測定方法を説明するための概略断面図である。 図8は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率測定方法を説明するための概略断面図である。 図9は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率の標準値の測定方法を説明するための概略断面図である。 図10は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率の標準値の測定方法を説明するための概略断面図である。 図11は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率の標準値の測定方法を説明するための概略断面図である。 図12は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置を使用した透過率測定方法によって1時間ごとに測定したTDSスペクトルの水のイオン電流を示す図である。 図13は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置を使用した透過率測定方法によって1時間ごとに測定したTDSスペクトルの水のイオン電流から得たイオン電流の積分値を示す図である。 図14は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置を使用した透過率測定方法によって求めた被測定基材を使用した場合の水蒸気透過量を示す図である。 図15は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率の標準値の測定方法で、容器25の圧力が2.0Paのときのイオン電流を示す図である。 図16は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率の標準値の測定方法で、容器25の圧力が0.25Paのときのイオン電流を示す図である。 図17は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率の標準値の測定方法で、容器25の圧力が0.005Paのときのイオン電流を示す図である。 図18は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率の標準値の測定方法で得た、イオン電流の積分値と水蒸気透過量との関係を示す図である。 図19は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率の標準値の測定方法での、バックグラウンドのイオン電流を示す図である。 図20は、本発明の一実施の形態の透過率測定装置による透過率の標準値の測定方法で得た、イオン電流の積分値と水蒸気透過量との関係を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1を参照すれば、本発明の一実施の形態の透過率測定装置1は、チャンバ10と、透過率測定用ガス供給系230と、ヘリウム(He)ガス供給系240と、検量線作成用容器系250と、質量分析器G6と、超高真空排気系20、21、22と、コントローラ100とを備えている。
チャンバ10は、チャンバ11と、チャンバ11の下側に設けられたチャンバ14とチャンバ14の下側に設けられたとチャンバ15とを備えている。チャンバ11は、天井壁111と、側壁112、底壁113とを備えている。底壁113には開口部114が設けられている。チャンバ14は、側壁141を備えている、チャンバ14の天井部および底部は、それぞれ開口部142、143となっている。チャンバ15は、側壁151と、底壁152とを備えている、チャンバ15の天井部は、開口部153となっている。
チャンバ11の底壁113の開口部114と、チャンバ14の天井部の開口部142はほぼ同じ大きさであり、チャンバ11とチャンバ14とは、チャンバ11の底壁113の開口部114と、チャンバ14の天井部の開口部142とを介して連通している。チャンバ14の底部の開口部143と、チャンバ15の天井部の開口部153はほぼ同じ大きさであり、チャンバ14とチャンバ15とは、チャンバ14の底部の開口部143と、チャンバ15の天井部の開口部153との間に設けられたゲートバルブV1を介して連通している。なお、ゲートバルブV1に代えて、バタフライバルブを使用してもよい。
チャンバ11の底壁113上にはフランジ310が固着されて設けられている。フランジ310は、側壁311を備えている、フランジ310の天井部および底部は、それぞれ開口部312、313となっている。フランジ310の底部の開口部312と、チャンバ11の底部の開口部114はほぼ同じ大きさであり、フランジ310とチャンバ11とは、フランジ310の底部の開口部312と、チャンバ11の底壁113の開口部114とを介して連通している。フランジ310の側壁311の上面314上にはガスケット131が設けられている。
チャンバ11内には、上部のフランジ320が上下移動可能に設けられている。フランジ320は、ベーローズを使用した直線導入機(図示せず)により上下移動される。フランジ320は、天井壁321と、側壁322とを備えている。フランジ320の側壁322の下面323にはガスケット132が設けられている。フランジ320が下降して、ガスケット131とガスケット132との間に被測定基材12を挟み込んで固定する。ガスケット131とガスケット132の大きさは同じであり、内径も同じである。
チャンバ11の天井壁111には、圧力計G2が接続されている。チャンバ15の底壁152には、トラップ16が設けられている。
ヘリウムガス供給系240は、ヘリウムガス供給管241〜244を備えている。ヘリウムガス供給源24にはヘリウムガス供給管244が接続されている。ヘリウムガス供給管244には流量調整バルブV14が設けられている。流量調整バルブV14の下流側のヘリウムガス供給管244には、ヘリウムガス供給管243、242、241が並列に上流側からこの順に接続されている。
ヘリウムガス供給管241は、チャンバ11の側壁112に接続され、側壁112を介してチャンバ11内に連通している。ヘリウムガス供給管242は、チャンバ14の側壁141に接続され、側壁141を介してチャンバ14内に連通している。ヘリウムガス供給管243は、チャンバ15の側壁151に接続され、側壁151を介してチャンバ15内に連通している。
ヘリウムガス供給管241にはバルブV11が設けられている。ヘリウムガス供給管242にはバルブV12が設けられている。ヘリウムガス供給管243にはバルブV13が設けられている。ヘリウムガス供給管242のバルブV12とチャンバ14の側壁141との間には、圧力計G3が接続されている。ヘリウムガス供給管243のバルブV13とチャンバ15の側壁151との間には、圧力計G4が接続されている。
超高真空排気系20は排気管201を備えている。排気管201の一端は、チャンバ15の側壁151に接続され、側壁151を介してチャンバ15内に連通している。排気管201の他端は、ターボ分子ポンプ等の超高真空ポンプ(図示せず)に接続されている。排気管201にはバルブV2が設けられている。バルブV2の下流側の排気管201には四重極型質量分析器G6が接続されている。
超高真空排気系21は排気管211を備えている。排気管211の一端は、チャンバ11の側壁112に接続され、側壁112を介してチャンバ11内に連通している。排気管211の他端は、ターボ分子ポンプ等の超高真空ポンプ(図示せず)に接続されている。排気管211にはバルブV4が設けられている。バルブV4の下流側の排気管211と、バルブV2の上流側の排気管201との間には排気管212が接続されている。排気管212にはバルブV3が設けられている。
透過率測定用ガス供給系230は、ガス供給管231を備えている。ガス供給管231の一端は、チャンバ11の天井壁111を貫通して、チャンバ11内のフランジ320の天井壁321に接続されている。ガス供給管231の一端には、ガス源23が接続されている。ガス供給管231にはバルブV5が設けられている。ガス供給管231のバルブV5とガス源23との間には、圧力計G1が接続されている。
検量線作成用容器系250は、容器25と、容器25にそれぞれ接続された配管251〜254とを備えている。配管251は、チャンバ11の天井壁111とバルブV5との間のガス供給管231に接続されている。配管251にはバルブV6が設けられている。
配管252は、バルブV5の上流側のガス供給管231に接続されている。配管252にはバルブV8が設けられている。バルブV8とガス供給管231との間の配管252には流量調整バルブV7が設けられている。配管253は、ターボ分子ポンプ等の超高真空ポンプ(図示せず)に接続され、超高真空排気系22として構成されている。配管253にはバルブV9が設けられている。配管254には、圧力計G5が接続されている。圧力計G5と容器25との間の配管254にはバルブV10が設けられている。
コントローラ100は、ゲートバルブV1、バルブV2〜V6、流量調整バルブV7、バルブV8〜V13、流量調整バルブV14、圧力計G1〜G5、四重極型質量分析器G6、フランジ320を上下動させる直線導入機(図示せず)の駆動系(図示せず)、超高真空排気系20、21、22の超高真空ポンプ(図示せず)、トラップ16への液体窒素導入系(図示せず)およびトラップ16の加熱系(図示せず)等に接続され、これらの動作の制御およびこれらからのデータの取得等を行う。
次に、図2〜8を参照して、本発明の一実施の形態の透過率測定装置1による、透過率測定方法を説明する。なお、測定は、コントローラ100の制御によって行われる。
本実施の形態では、水蒸気の透過率を測定する。ガス源23には水を入れておく。透過率測定用ガス供給系230のガス供給管231は、飽和水蒸気で満たされている。
まず、図2に示すように、被測定基材12をチャンバ11内に挿入し、フランジ310の上面314上のガスケット131上に搭載する(ステップ101)。
次に、ゲートバルブV1を開け、バルブV3、V5、V6、V11、V12、V13を閉じた状態で、バルブV2、V4を開けてチャンバ11、14、15内を超高真空(1×10−6Pa以下)まで排気する(ステップ102)。
次に、図3に示すように、バルブV2、V4を閉じ、バルブV11、V12、V13を開けて、チャンバ11、14、15内にヘリウムガスを導入する(ステップ103)。導入するヘリウムガスは、圧力計G1と圧力計G2、G3、G4が同一の圧力になるよう調節する。
次に、図4に示すように、上部のフランジ320を下げて、ガスケット131とガスケット132との間に被測定基材12を挟み込んで固定する(ステップ104)。ガスケット131とガスケット132には、バイトン(登録商標)のOリングを使用している。
次に、バルブV5を開けて、水蒸気を、透過率測定用ガス供給系230から、フランジ320とガスケット132と被測定基材12とによって形成される空間325に導入する(ステップ105)。被測定基材12を透過した水蒸気は、フランジ310とガスケット131と被測定基材12とによって形成される空間315と、チャンバ14、15内に導入される。
その後、60分間放置し、水蒸気を60分間透過させる(ステップ106)。
次に、図5に示すように、ゲートバルブV1を閉じ、トラップ16に液体窒素を導入してトラップ16を冷却する(ステップ107)。冷却すると、チャンバ15内の圧力が下がるので、バルブV13を開けて、チャンバ15内にヘリウムを導入して、圧力計G3とG4が同圧になるように調整する。
次に、図6に示すように、ゲートバルブV1を開けて、フランジ310とガスケット131と被測定基材12とによって形成される空間315と、チャンバ14内に存在する測定成分(水蒸気)をトラップ16に5分間吸着させる(ステップ108)。
次に、図7に示すように、ゲートバルブV1を閉じ、バルブV3を開けて、チャンバ15内のヘリウムを排気する(ステップ109)。その後、バルブV2を開けてチャンバ15内を超高真空に排気する(ステップ110)。
次に、図8に示すように、トラップ16を加熱して、質量分析器G6で昇温脱離(TDS)スペクトルを30分間得る(ステップ111)。なお、TDSスペクトルについては、後述する。
その後、ステップ106の操作に戻り、ステップ111までの操作を繰り返し、質量分析器G6にTDSスペクトルの測定を1時間ごとに繰り返す。
本実施の形態では、まず、チャンバ11、14、15内にヘリウムガスを導入(ステップ103)している。この場合に導入するヘリウムガスは、透過率測定用ガス供給系230の圧力計G1とチャンバ11、14、15の圧力計G2、G3、G4とが同一の圧力になるように調節している。これにより、その後、上部のフランジ320を下げて、ガスケット131とガスケット132との間に被測定基材12を挟み込んで固定し(ステップ104)、バルブV5を開けて、水蒸気を、透過率測定用ガス供給系230から、フランジ320とガスケット132と被測定基材12とによって形成される空間325に導入した場合に、被測定基材12より上側の透過率測定用ガス供給系230および空間325の圧力と、被測定基材12より下側のフランジ310とガスケット131と被測定基材12とによって形成される空間315と、チャンバ14、15内の圧力とを等しくでき、被測定基材12として有機薄膜等を使用した場合にも、被測定基材12の変形を抑制または防止できる。その後、60分間放置し、水蒸気を60分間透過させ(ステップ106)た後も同様である。
そして、その後、ゲートバルブV1を閉じ、トラップ16に液体窒素を導入してトラップ16を冷却する(ステップ107)と、チャンバ15内の圧力が下がる。この場合に、その後、そのまま、ゲートバルブV1を開けると、被測定基材12より下側の空間315と、チャンバ14、15内の圧力は、被測定基材12より上側の透過率測定用ガス供給系230および空間325の圧力よりも低くなり、被測定基材12として有機薄膜等を使用した場合には、被測定基材12が変形してしまう。この変形を防止するために、ゲートバルブV1を開ける前に、バルブV13を開けて、チャンバ15内にヘリウムを導入して、圧力計G3とG4が同圧になる、すなわち、チャンバ14とチャンバ15とが同圧になるように調整している。その後、圧力計G3とG4が同圧になってから、ゲートバルブV1を開けて、空間315と、チャンバ14内に存在する測定成分(水蒸気)をトラップ16に5分間吸着させている(ステップ108)。
ここで、ヘリウムガスは水蒸気よりも質量が小さいので、水蒸気を60分間透過させ(ステップ106)ている間に、大部分の水蒸気は、チャンバ14より下側のチャンバ15に移動し、チャンバ14内には、あまり残っていない。従って、水蒸気を60分間透過させた後に、トラップ16に液体窒素を導入してトラップ16を冷却し(ステップ107)、その後、チャンバ15内の圧力が下がった後に、バルブV13を開けて、チャンバ15内にヘリウムを導入して、チャンバ14とチャンバ15とが同圧にしておけば、その後、
ゲートバルブV1を開けて、空間315と、チャンバ14内に存在する測定成分(水蒸気)をトラップ16に5分間吸着させて(ステップ108)も、吸着される水蒸気の量は少ないので、被測定基材12より下側の空間315と、チャンバ14、15内の圧力は、あまり下がらず、その結果、被測定基材12として有機薄膜等を使用した場合でも、被測定基材12の変形を抑制または防止できる。
なお、ステップ107で、ゲートバルブV1を閉じないで、トラップ16に液体窒素を導入してトラップ16を冷却して、被測定基材12より下側の空間315と、チャンバ14、15内の水蒸気をトラップ16に吸着させてもいい。この場合、吸着に伴い、チャンバ14、15内の圧力が下がるので、バルブV13、V14の少なくとも一方を開けて、チャンバ14、15内にヘリウムを導入して、圧力計G3、G4とG1が同圧になるようにすることが好ましい。こうすることで、被測定基材12より下側の圧力と、上側の圧力を等しくすることができ、被測定基材12として有機薄膜等を使用した場合でも、被測定基材12の変形を抑制または防止できる。
次に、透過率の標準値の求め方を説明する。この場合には、被測定基材12をチャンバ11内に入れないで測定する。
まず、図9に示すように、上部のフランジ320を下げて、ガスケット131とガスケット132とを合わせる(ステップ201)。被測定基材12は、ガスケット131とガスケット132との間には挟みこまない。
次に、ゲートバルブV1を開け、バルブV3、V4、V5、V6、V11、V12、V13を閉じた状態で、バルブV2を開けて、フランジ320、フランジ310、ガスケット132とガスケット131とで形成される空間335、チャンバ14、15内を、超高真空(1×10−6Pa以下)まで排気する(ステップ202)。
次に、バルブV8を閉じておき、バルブV9、10を開けて容器25を超高真空(1×10−6Pa以下)まで排気する(ステップ203)。
次に、バルブV8を開けて、水蒸気を、透過率測定用ガス供給系230から導入し、流量調整バルブV7で真空計G5が2.0Paになるよう調節する(ステップ204)。
次に、図10に示すように、トラップ16に液体窒素を導入する(ステップ205)。
次に、バルブV8,V9を同時に閉じ真空計G5の圧力を確認する(ステップ206)。
次に、バルブV10を閉じ、バルブV2を閉じる(ステップ207)。
次に、バルブV6を開けて、容器25内の水分を放出しトラップ16に吸着させる(ステップ208)。
水分をトラップ16に5分間吸着させた後、図11に示すように、ゲートバルブV1、バルブV6を閉じてバルブV2を開け排気する(ステップ209)。
次に、トラップ16を加熱しながら、四重極型質量分析器G6でTDSスペクトルを得る(ステップ210)。
同様にして、圧力計G5が0.25Pa、および0.005Paになるようにして、ステップ202〜ステップ210を繰り返して、それぞれTDSスペクトルを得た。
得られたTDSスペクトルを、図15、図16、図17に示す。TDSスペクトルの横軸は温度であり、縦軸は、四重極型質量分析器G6のイオン電流である。トラップ16を液体窒素から加熱していくと、加熱時間に応じてトラップ16が昇温し、所定の温度になると、トラップ16から水が脱離する。TDSスペクトルの水に相当するピークの初めの時間から終わりの時間までの積分値がトラップ16から脱離する水の総量に対応する量となる。本実施の形態では、100secから500secの間を積分した。図15より、容器25の圧力が2.0Paのときは、水(m/e=18)のイオン電流の積分値は、4.18×10−8(A*s(アンペア・秒))であった。図16より、容器25の圧力が0.25Paのときは、水(m/e=18)のイオン電流の積分値は、9.86×10−9(A*s(アンペア・秒))であった。図17より、容器25の圧力が0.005Paのときは、水(m/e=18)のイオン電流の積分値は、6.21×10−10(A*s(アンペア・秒))であった。
本実施の形態における被測定基材12の水蒸気透過面(ガスケット131とガスケット132の内側)は、直径40mmの円形である。従って、その透過面積は、1.257×10−3である。10−6(g/m/day)の透水率の場合、直径40mmの円を透過する水分量は、1×−6×1.257×10−3=1.257×10−9(g/day)である。1時間当たりの水蒸気透過量は、1.257×10−9/24=5.2375×10−11(g/hr)となる。これをmolで表すと、水18gが1molであるから、5.2375×10−11(g/hr)/18(g)=2.90972×10−12(mol/hr)となる。1molは、0℃、1気圧(1×10Pa)で22.4リットルであるから、2.9097×10−12molは、22.4リットルの容器内では、2.9097×10−12×1×10=2.9097×10−7Pa の圧力になる。本実施の形態における容器25の容積は4.06cc(4.06×10−l)であるので、容器25内に2.9097×10−12molの水蒸気があると、容器25内の圧力は、ボイルの法則から、0℃で、2.9097×10−7Pa×22.4リットル/4.06×10−3l=1.605×10−3(Pa)になる。40℃の容器では、1.605×10−3(Pa)×313.15/273.15=1.84×10−3(Pa)となる。
上記のようにして、圧力と水蒸気透過量は変換でき、容器25の圧力が、2Pa、0.25Pa、0.005Paの場合は、それぞれ、1.087×10−3g/m/day、1.36×10−4g/m/day、2.72×10−6g/m/dayに相当する。
上記のようにして求めた、容器25の圧力が、それぞれ2Pa、0.25Pa、0.005Paの場合の、イオン電流の積分値(A*s)と、水蒸気透過量(g/m/day)との関係を図18に示す。このようにして、イオン電流の積分値と、水蒸気透過量との関係を予め求めておけば、被測定基材12を使用した場合のイオン電流の積分値から、被測定基材12の水蒸気透過量が測定できる。
上記では、検量線作成用容器系250の容器25に、予め所定の圧力の水蒸気を導入しておき、その後、バルブV6を開けて、容器25内の水分を放出しトラップ16に吸着させたが、V6を閉じたまま、上記を同様の測定をした場合のTDSスペクトルを図19に示す。この場合の、水(m/e=18)のイオン電流の積分値は、6.52×10−11(A*s)であった。この値も、上記のようにして求めた、イオン電流の積分値と水蒸気透過量との関係を示す図にプロットすると、図20のようになる。この場合は、水蒸気が存在しない場合であり、測定のバックグラウンドを示す値である。従って、測定した、水蒸気透過量から、このバックグラウンドの水蒸気透過量を差し引くと、実際の水蒸気透過量を求めることができる。
図18や図20から、本実施の形態によれば、10−6g/m/dayのオーダーの水蒸気透過量の絶対量が測定できることがわかる。有機EL発光デバイスでは、フレキシブルデバイスが開発されているが、このようなフレキシブルデバイスでは、基板や保護膜に、有機薄膜等が用いられる。有機薄膜等を用いたフレキシブルデバイスでは、ガラス板等とは異なり、水分の影響を受けやすいので、水蒸気透過量の少ない有機薄膜等を使用することが望まれる。有機EL発光デバイスでは、基板や保護膜に用いられる有機薄膜等の水蒸気透過量は、10−6g/m/dayのオーダー以下であることが望ましいとされている。しかしながら、今まで、このような微量の水蒸気透過を測定する手法は開発されておらず、また、水蒸気透過量の絶対量を得る方法もなかった。本実施の形態によって、10−6g/m/dayのオーダーの水蒸気透過量の絶対量を得ることができ、また、10−6g/m/dayのオーダーの有機薄膜等の水蒸気透過量を測定できるようになった。
図12は、上述のステップ101〜ステップ111の方法によって、1時間ごとに測定したTDSスペクトルの水(m/e=18)のイオン電流を示す図である。このデータから、1時間ごとの水(m/e=18)のイオン電流の積分値を得た。その結果を図13に示す。そして、上述のようにして求めたイオン電流の積分値と、水蒸気透過量との関係から、被測定基材12を使用した場合の水蒸気透過量(WVTR)を求めた。その結果を図14に示す。
以上、本発明の種々の典型的な実施の形態を説明してきたが、本発明はそれらの実施の形態に限定されない。従って、本発明の範囲は、次の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
10 チャンバ
12 被測定基材
14 チャンバ
15 チャンバ
16 トラップ
20 超高真空排気系
230 透過率被測定用ガス供給系
240 ヘリウムガス供給系
315 空間
325 空間
G6 質量分析器

Claims (13)

  1. 透過率被測定基材を挟むことにより、前記透過率被測定基材の上側に第1のサブチャンバが形成され、前記透過率被測定基材の下側に第2のサブチャンバが形成されるチャンバと、
    前記第1のサブチャンバに連通し、透過率被測定気体を供給する透過率被測定気体供給源と、
    前記第2のサブチャンバに、前記透過率被測定気体よりも質量の小さい不活性ガスを供給する不活性ガス供給源と、
    前記第2のサブチャンバ内を排気する排気手段と、
    前記第2のサブチャンバの底部に設けられ、冷却および加熱可能なトラップと、
    前記第2のサブチャンバに接続され、前記透過率被測定気体を検出する検出手段と、を備える気体透過率測定装置。
  2. 前記トラップを冷却する冷却手段と、
    前記トラップを加熱する加熱手段と、
    前記トラップを冷却し、その後、前記トラップを加熱し、前記トラップを加熱中に、前記トラップに吸着されていた前記透過率被測定気体を検出するように、前記冷却手段と、前記加熱手段と、前記検出手段とを制御するコントローラと、をさらに備える請求項1記載の気体透過率測定装置。
  3. 前記コントローラは、前記透過率被測定基材に対して前記透過率被測定気体を透過させる前に、前記不活性ガスを前記不活性ガス供給源から前記第2のサブチャンバに供給しておくように前記不活性ガス供給源を制御する請求項1または2記載の気体透過率測定装置。
  4. 前記第2のサブチャンバを上下の第3のサブチャンバと第4のサブチャンバとに分割するバルブをさらに備え、
    前記コントローラは、前記透過率被測定基材に対して前記透過率被測定気体を所定の時間透過させた後に、前記バルブを閉じ、その後、前記トラップを冷却し、前記不活性ガスを前記不活性ガス供給源から前記下側の前記第4のサブチャンバに供給して、前記上側の第3のサブチャンバ内と前記下側の第4のサブチャンバ内とを同圧にし、その後、前記バルブを開け、その後、前記トラップを加熱し、前記トラップを加熱中に、前記トラップに吸着されていた前記透過率被測定気体を検出するように、前記冷却手段と、前記加熱手段と、前記検出手段と、前記バルブと、前記不活性ガス供給源とを制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載の気体透過率測定装置。
  5. 所定の圧力の前記透過率被測定気体を所定の容量分、前記チャンバに供給する透過率被測定気体供給手段をさらに備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の気体透過率測定装置。
  6. 前記透過率被測定気体は水蒸気であり、前記不活性ガスはヘリウムガスである請求項1〜5のいずれか一項に記載の気体透過率測定装置。
  7. 前記透過率被測定基材は有機薄膜である請求項1〜6のいずれか一項に記載の気体透過率測定装置。
  8. 透過率被測定基材の上側の第1のチャンバに透過率被測定気体を供給して、透過率被測定気体を前記透過率被測定基材の下側の第2のチャンバに前記透過率被測定基材に対して透過させ、
    前記第2のチャンバの底部に設けられたトラップを冷却して前記トラップに前記透過率被測定気体を吸着させ、
    その後、前記トラップを加熱し、前記トラップを加熱中に、前記トラップに吸着されていた前記透過率被測定気体を検出することを備える気体透過率測定方法。
  9. 前記透過率被測定基材に対して前記透過率被測定気体を透過させる前に、前記不活性ガスを前記第2のチャンバに供給しておく請求項8記載の気体透過率測定方法。
  10. 前記透過率被測定基材に対して前記透過率被測定気体を所定の時間透過させた後に、前記第2のチャンバを上下の第1のサブチャンバと第2のサブチャンバとに分割するバルブを閉じ、
    その後、前記トラップを冷却し、前記不活性ガスを前記下側の前記第2のサブチャンバに供給して、前記上側の第1のサブチャンバ内と前記下側の第2のサブチャンバ内とを同圧にし、
    その後、前記バルブを開け、
    その後、前記トラップを加熱し、前記トラップを加熱中に、前記トラップに吸着されていた前記透過率被測定気体を検出することを備える請求項8または9記載の気体透過率測定方法。
  11. 所定の圧力の前記透過率被測定気体を所定の容量分、前記チャンバに供給することにより、前記透過率被測定気体の透過率の標準値を求めておき、前記標準値に基づき、前記透過率被測定気体の前記透過率被測定基材に対する透過率を求める請求項8〜10のいずれか一項に記載の気体透過率測定方法。
  12. 前記透過率被測定気体は水蒸気であり、前記不活性ガスはヘリウムガスである請求項8〜11のいずれか一項に記載の気体透過率測定方法。
  13. 前記透過率被測定基材は有機薄膜である請求項8〜12のいずれか一項に記載の気体透過率測定方法。
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