JP2014001519A - 構造物の解体工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造物を効率的に解体する。
【解決手段】跳出部78と屋内部分79とで構成された梁スラブブロック体77の重心位置G3が、吊具113の位置となるように重量バランスを取って切断する。したがって、例えば、リーチバランサ等で吊り合いを取ることなく、梁スラブブロック体77を吊り上げることができる。特に、跳出部78のように、クレーン112の吊具113が届かない場合であっても、リーチバランサ等で吊り合いを取ることなく、梁スラブブロック体77を吊り上げることができる。よって、解体建物10の解体作業の効率が向上する。
【選択図】図25

Description

本発明は、構造物の解体工法に関する。
特許文献1には、橋梁の床版解体工事において、反力を桁材(本設)で支持しながら上揚力を既設床版下面に作用させ、主桁上フランジと床版との定着を解放して両者を分離した後、既設床版を撤去する床版解体方法が開示されている。
特許文献2には、床版を切断してブロックに解体する方法において、ブロック上面の幅が下面の幅より大きくなるように床版を斜めに切断する床版の解体工法が開示されている。
特許文献3には、下フランジを残してH鋼を切断する解体工法が開示されている。また、その他関連する建物の解体工法が、特許文献4〜6に開示されている。
しかし、構造物をより効率的に解体することが求められている。
特許4073454号 特開昭61−60910号公報 特開2012−1905号公報 特開2012−1902号公報 特開2012−1903号公報 特開2012−1904号公報
本発明は、上記事実を考慮し、構造物を効率的に解体することがきる構造物の解体工法を提供することが目的である。
請求項1の構造物の解体工法は、平面視において、解体ブロックの重心位置がクレーンの吊具の位置となるように、前記解体ブロックを構成する部材を切断する第一工程と、前記解体ブロックを前記クレーンで吊り上げる第二工程と、を備える。
請求項1の構造物の解体工法では、解体ブロックの重量バランスを取って部材(例えばば、梁やスラブ等)を切断することで、例えば、リーチバランサやカウンターウェート等で吊り合いを取ることなく、解体ブロック体をクレーンで吊り上げることができる。よって、解体作業の効率が向上する。
請求項2の構造物の解体工法は、前記第一工程において、外周の柱よりも屋外に突き出した跳出部を含んだ前記解体ブロックの重心位置が前記吊具の位置となるように、屋内側の前記部材を前記跳出部側の前記部材との重量バランスを取って切断する。
請求項2の構造物の解体工法では、屋内側の部材を跳出部側の部材との重量バランスを取って切断することで、跳出部の解体作業の効率が向上する。
請求項3の構造物の解体工法は、前記吊具の位置は、屋外方向の移動限界又はその近傍である。
請求項3の構造物の解体工法では、吊具が屋外方向の移動限界幅が狭くても、例えば、リーチバランサ等で吊り合いを取ることなく、クレーン作業を行うことができる。よって、構造物の解体作業の効率が向上する。
本発明によれば、構造物を効率的に解体することがきる。
本発明の一実施形態に係る解体工法を用いて解体されている解体建物を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法における作業設備の下降工程(A)〜(D)を示す工程図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法における昇降装置の下降手順(A)〜(D)を示す工程図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法で解体建物を上から下に解体する様子を(A)から(C)に順番に示した説明図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法におけるスラブ解体工程を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法における梁解体工程を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法における外周柱解体工程を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法における耐力壁解体工程を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法における内周柱解体工程を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法におけるハットダウン(登録商標)工程を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法における固定工程を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る解体工法における固定装置の荷降ろし工程を示す側面図である。 ビーム材をH形鋼に掛け渡してスラブを支持した状態を示す側面図である。 (A)は図13に示すビーム材を長手方向に伸ばした状態を示す側面図であり、(B)はビーム材を長手方向に縮めた状態を示す側面図である。 ビーム材を用いて支持されたスラブを上方から見た場合の平面図である。 ビーム材を用いて支持されたスラブを切断する切断線を示す平面図である。 スラブロック体をクレーンで吊り上げた状態を示す斜視図である。 (A)は梁に対応する部位のスラブを切断する切断線を示す斜視図であり、(A)は取除部を取り除いた状態を示す斜視図である。 梁スラブブロック体に解体する工程(A)〜(C)を示す工程図である。 梁スラブブロック体に解体する工程(D)〜(E)を示す工程図である。 (A)切断前のH形鋼を示す側面図であり、(B)H形鋼の切断面がT字形状に切断された状態を示す側面図である。 (A)切断前のH形鋼を示す側面図であり、(B)H形鋼の切断面がZ字形状に切断された状態を示す側面図である。 平面視において柱の軸中心から離れた位置が重心位置の柱梁ブロック体の柱の外周の鋼管を切断した状態を示す側面図である。 図23の柱梁ブロック体に対して、クレーンを操作してワイヤーの吊り下げ状態を緩めて、柱を傾けて柱に曲げ応力を発生させて柱の内部のコンクリートを破断している様子を示す側面図である。 図23の破断後に柱梁ブロック体をクレーンで吊り上げた状態を示す側面図である。 (A)は跳出部を含むスラブを示す平面図であり、(B)は跳出部を含む梁スラブブロック体をクレーンで吊り上げた状態を示す側面図である。
図を参照しながら、本発明が適用された解体工法を説明する。なお、図1や図4等に示されているように、本発明が適用されて解体される解体建物10は、超高層ホテルである。また、図1等に示すように、解体建物10は、円筒状の鋼管28Aの中に高強度のコンクリート28Bを密実に充填したCFT造の柱28(図14、図15、図17等を参照)、鉄骨造の梁30、鉄筋コンクリート造のスラブ32、鉄骨ブレース206を含む鉄筋コンクリート造の耐力壁63(図7等を参照)等によって躯体が構成され、外壁面に外壁パネル34が設置されたている。すなわち、柱28は躯体柱、梁30は躯体梁、スラブ32は躯体床を、それぞれ構成している。
なお、解体階の基準階をN階、基準階の1つ下の階をN−1階、基準階Nの2つ下の階をN−2階、基準階Nの3つ下の階をN−3階、そして、基準階Nの一つ上の階をN+1階とする。
<作業設備>
まず、本発明の実施形態に係る作業設備900の全体構成について説明する。なお、作業設備900は、解体空間構築システム、揚重システム、及びエネルギーマネジメントシステム等を含んで構成されている。
図1に示すように、作業設備900を構成する養生部902によって、解体建物10の上部を囲むことで解体作業空間904(図2及び図4も参照)が形成される。そして、この解体作業空間904の中で解体作業を行うことによって、解体作業時に発生し、解体建物10の周辺へ至る振動、騒音、粉塵等が抑制される。
また、解体した解体ブロック906を、クレーン112(図1では後述するクレーン112D)で、解体建物10の中に上下方向に沿って設けられた運搬空間908(図4も参照)を利用して降ろしていく。そして、図4の(A)〜(D)に順番に示すように、作業設備900(養生部902)を下降させ、解体建物10を上部から下へと順次解体していく。
このように解体建物10の上部に作業設備(移動式解体工場(ハット))900を設置し、作業設備900を上階から下階へと移動させながら順次、解体建物10の解体を行っていく工法は「ハットダウン(HAT DOWN)(登録商標)工法」とされている。作業設備900は、上述したようにクレーン112を含む解体設備が一体となっており、解体建物10の建物躯体を包みながら隙間なく降下し、解体材を解体建物10の内部を通して降ろすため、従来工法に比べ、より安全で環境にやさしい解体が可能となっている。
なお、本実施形態では、この「ハットダウン(HAT DOWN)(登録商標)工法」に、本発明を適用した例で説明するが、これに限定されるものではない。本発明は、構造物の解体に広く汎用的に適用することができる。
(解体空間構築システム)
つぎに解体空間構築システムについて説明する。
図1に示すように、解体空間構築システムは、移動式囲い12、壁構造体14、及び隙間養生装置170等を含んで構成された養生部902を有している。また、移動式囲い12は、架構としての外構16と、外構16を昇降させる昇降手段としての昇降装置18と、を有している。
養生部902を構成する移動式囲い12を構成する外構16は、解体建物10の複数の解体階(本実施形態では、N+1階、N階、N−1階、及びN−2階)の外周全てを囲むようにして配置されている。また、養生部902を構成する壁構造体14は、枠組足場60と防音壁62とを含んで構成されている。
支柱20(図3参照)は、H形鋼からなり桁行方向へ並んで配置され略鉛直に立てられた一対の外フレーム36とトラスを構成するように配置され一対の外フレーム36同士をつなぐトラス部材(不図示)とを含んで構成されている。そして、外フレーム36の下端部には、外構16の外側(解体建物10から離れる側)へ張り出す受け梁64が設けられており、この受け梁64の上に設置された足場板(不図示)の上に、複数層を形成するように枠組足場60が建てられている。
外構16は、複数の支柱20と、隣り合う支柱20同士を連結する繋ぎ梁(不図示)と、隣り合う支柱20同士を連結して支柱20を拘束する連結部材としてのブレース部材(付図示)と、を含んで構成された架構である。また、ボルトを締め付けることにより、ブレース部材の端部をガセットプレート(不図示)に接合している。そして、ボルトを締め付けたり、緩めたり、或いは緩めて外したりして、支柱20(ガセットプレート)とブレース部材の端部との接合部の接合力を調整することができる。すなわち、ブレース部材により支柱20を拘束する拘束力を変更することができる。
防音壁62は、枠組足場60の側面に取り付けられると共に略隙間無く配置された複数の防音パネル66により構成されている。また、防音パネル66の外壁面の一部には、ソーラーパネル128が固定されている(図4も参照)。
また、解体作業空間904の上面を覆うように開閉式屋根118が設置されている。開閉式屋根118は幕状の開閉部材によって開閉するように構成されている。そして、開閉屋根118を開放することで、解体作業空間904が効果的に換気され、解体作業空間904の作業環境を良好に保つことができ、この結果、解体作業の効率が向上する。
(揚重システム)
つぎに、揚重システムについて説明する。
揚重システムは、図1に示すように、解体作業空間904内に配置された複数のクレーン112A〜112Eと、梁114、116と、を含んで構成されている。梁116は、H形鋼により構成され、支柱20の上に架設され対向して配置された受梁40の上に敷設されたレール上を走行することにより、桁行方向に平行移動する。
クレーン112Aは、梁116の下面に取り付けられたH形鋼からなるレール120に沿って解体建物10の梁間方向へ移動可能とされている。クレーン112Bは梁114の左右両端付近に設置され、クレーン112Cは梁114の略中央に設置されている。また、クレーン112Dは梁114の右端部の上に設置され、梁114に取り付けられた方向転換シーブ122を介して下方へ吊り下げられるワイヤー111を巻き上げるウインチ124によって昇降するように構成されている。クレーン112Eは、最上層の枠組足場60に設置されている。
これら、クレーン112A〜112Eは、固定タイプ、一方向移動タイプ、二方向移動タイプの3タイプに分けられる。固定タイプは、水平方向に移動しないクレーンであり、一方向移動タイプは、桁行方向へのみ移動可能なクレーンであり、二方向移動タイプは、梁間方向と桁行方向との二方向へ移動可能なクレーンである。一方向タイプのクレーンには、クレーン112Eが該当し、固定タイプのクレーンには、クレーン112B、112C、112Dが該当し、二方向移動タイプのクレーンには、クレーン112Aが該当する。
そして、解体された解体ブロック906を、各クレーン112によって、解体建物10の中に上下方向に沿って設けられた運搬空間908(図4も参照)を利用して降ろしていく。
このように、揚重システムは、複数のクレーン112を解体作業空間904で稼働させることで、解体作業の作業効率を向上させている。
(エネルギーマネジメントシステム)
つぎにエネルギーマネジメントシステムについて説明する。
クレーン112A〜112Eに設けられた回生システムや解体建物10の柱28やスラブ302等の振動する部分に設けられた振動発電装置Gによって発生させた電気エネルギーを、図示されていない蓄電池に充電する。また、養生部902の側壁(防音パネル66の外壁面)と屋根とに固定されたソーラーパネル128が太陽光発電することによって発生させた電気エネルギーも図示されていない蓄電池に充電される。
そして、蓄電池に充電された電力を解体作業で利用する。このようにエネルギーマネジメントシステムは、解体作業に伴って発生する運動エネルギーや太陽光を電気エネルギーに変換して電力として利用することで、外部から供給される電力を減少させている。
<作業設備の下降手順>
つぎに、作業設備900の下降手順について説明する。なお、前述した図4等に示すように、作業設備(ハット)900を下降させ、解体建物10を上から下へと順次解体していく工法を、「ハットダウン(HAT DOWN)(登録商標)」とし、作業設備900を下降させる工程を「ハットダウン(HAT DOWN)(登録商標)工程」とする。
また、図3(A)〜(H)では、その位置にある解体建物10の外周の柱28に固定された固定装置90に、アーム部材86、88が接合した状態である場合を「○」の記号で示し、その位置にある固定装置90にアーム部材86、88が固定されていない状態である場合を「×」の記号で示す。また、図3では図が煩雑になるのを避けるため、アーム部材86、88の符号は(A)のみに記している。
まず、図2(A)及び図3(A)に示すように、解体建物10のN階、N−1階、及びN−2階の外周の柱28に固定装置90を取り付け、アーム部材86、88で作業設備900の養生部902(図2(A))を固定する。
次に、基準階であるN階〜N−3階に、スラブ32を支持する後述する仮設のビーム材100(図13及び図14も参照)を設置して、解体作業空間904で各種解体作業を行う。なお、解体作業の詳細は後述する。また、解体された解体ブロックは、クレーン112A〜112Eによって地上階へ降ろし、解体建物10の外へ運び出される。なお、図2(A)では後述する梁ブロック体31がクレーン112で吊られた状態が図示されている。
図2(B)及び図3(B)に示すように、N階のアーム部材86、88を解体建物10の固定装置90に固定されてない状態にする。なお、図2(B)では、後述する柱梁ブロック体50がクレーン112で吊られた状態が図示されている。また、N−3階に固定装置90を設置する。
図3(C)に示すように、各階の固定装置90にアーム部材86を固定しない状態にした後に、ボルトを緩めたり或いは緩めて外したりして、図示されていないブレース部材の端部をガセットプレートに接合する接合力を小さくすることにより、ブレース部材による支柱20を拘束する拘束力を弱めた状態にする。
図2(C)及び図3(D)に示すように、電動モータ72(図3参照)を稼働させ、解体建物10を囲む支柱20を内支柱68に対して同時に下降させることにより、外構16(図2参照)を1階分だけ下降させる。
図2(D)及び図3(E)に示すように、外構16の1階分の下降が完了した後に、ボルトを締め付けると共に、アーム部材86を解体建物10の外周の柱28に固定されたN−1階、N−2階、N−3階の固定装置90に接合し、解体建物10に支柱20を固定する。
次に、図3(F)に示すように、各階の固定装置90にアーム部材88を固定しない状態にした後に、図3(G)に示すように、電動モータ72を稼働させ、支柱20に対して内支柱68を1階分だけ下降させる。
そして、図3(H)に示すように、アーム部材88を、解体建物10の外周の柱28に固定されたN−1階、N−2階、N−3階の固定装置90に接合し、解体建物10に内支柱68を固定する。
このような工程(図2(A)〜(D)及び図3(A)〜(H))と同様のサイクルを繰り返すことで、作業設備900を下降させながら、解体建物10を上から下へと順次解体していく。
<解体工法の詳細>
つぎに解体工法の各工程の詳細について説明する。なお、前述したように、解体階の基準階をN階、基準階の1つ下の階をN−1階、基準階であるN階の2つ下の階をN−2階、基準階であるN階の3つ下の階をN−3階、そして基準階であるN階の一つ上の階をN+1階とする。
まず、基準階であるN階、及びN階付近の下階(例えば、N−1〜N−3)に、スラブ32を支持する後述する仮設のビーム材(支保梁)100(図13及び図14も参照)を設置した後に、解体作業空間904で解体作業を行う。
(スラブ解体工程)
図5、図13、及び図15に示すように、解体するスラブ32を支持する梁30のH形鋼30Aに、支保梁の一例としてのビーム材(ペコビーム)100を掛け渡す。図15に示すように、ビーム材100は、平行に並べて掛け渡し、鋼管110によって連結する。なお、図13に示すように、掛け渡すH形鋼30Aの大きさが異なる場合は、鋼管等の調整部材115を間に挟み高さを調整する。そして、ビーム材100とスラブ32との間に、支持部材の一例としてのジャッキ108を設け、スラブ32を支持する。
ここで、図14に示すように、本実施形態のビーム材(ペコビーム)100は、内ビーム102と外ビーム104とが長手方向に抜き差し可能な抜差構造となっており、長手方向に伸縮自在となっている。また、長さの異なる内ビーム102と外ビーム104と組合せることも可能となっている。
図5に示すように、N+1階の柱28にラッシングベルト202を巻きつけて、ラッシングベルト202を柱28間に張る。そして、N+1階の床を構成するスラブ32(N階の天井を構成するスラブ32)をロードカッター200で切断する。このとき、図16に示すように、スラブ32を切断線S1で示すように矩形状に切断する(切り込みを入れる)。更に、梁30部分の両端部に切断線S2で示すように平行に切り込みを二本入れる。そして、図17に示すように、スラブ32を矩形状に切ったスラブブロック体33をクレーン112で吊って運搬空間908(図1及び図4を参照)から地上階に降ろす。
なお、スラブ32の解体作業と同時に、解体するスラブ32の下階のN階において、ホイスト操作者が玉掛け作業を行っている。更に、その下のN−1階においては、外壁パネル34の撤去作業を行っている。また、その下のN−2階においては、固定装置90の設置作業を行っている。また、その下のN−3階においては、スラブ32をロードカッター200で切断するための墨出作業を行うと共に、スラブブロック体33をクレーン112で吊る為の削孔33A(図16及び図17を参照)をあける削孔作業を行っている。
(梁解体工程)
図18、図19−1(A)、及び図19−1(B)に示すように、梁30部分のスラブ32の切断線S2の間の取除部29をハンマー等で衝撃を与えて取り除きH形鋼30Aを露出させる。なお、2本の切断線S2の間隔(露出させる矩形状の部位の幅)は、本実施形態では、約50mmとなっている。また、取除部29が取り除かれた部位を露出部位27とする。そして、図19−1(C)に示すように、露出部位27から、ガス溶段断器等の切断機器(不図示)を挿入し、H形鋼30Aの一部を残して切断する(切断の詳細は後述する)。なお、ここまでの作業は、前述したスラブ解体工程の際に、スラブブロック体33を吊り上げる前に行ってもよい。なお、図17では、スラブブロック体33を吊り上げる前に、取除部29が取り除かれた状態となっている。
図6に示すように、N階の耐力壁63と梁30及び柱28との接合部のコンクリートを斫つり、耐力壁63と上部の梁30とを接合するガセットプレート(図示略)を切断する。
図6及び図19−2(C)に示すように、梁30にクレーン112(図1参照)のワイヤー111をかける。図19−2(D)に示すように、H形鋼30Aにおける切断せずに残した部位を切断する。そして、梁ブロック体31をクレーン112(図1参照)で吊り上げて運搬空間908(図1及び図4を参照)から地上階に降ろす(図2(A)、図6も参照)。
なお、図6に示すように、梁30の解体作業と同時に、N階において、ビーム材100や鋼管110等の(図13及び図14参照)の解体と搬出を行っている。また、その二階下のN−2階においては、引き続き固定装置90の設置作業を行っている。また、その下のN−3階においては、引き続きロードカッター200で切断するための墨出作業を行うと共に、先行して削孔作業を行っている。
なお、H形鋼30Aの一部を残す部位はどのように残してもよいが、本解体作業では、つぎの二つのいずれかとなっている。
図20に示すように、H形鋼30Aの切断面がT字形状となるように切断する。つまり、下側のフランジ部30Dとウエブ30Cの下部30CTとを残すように切断する。或いは、図21に示すように、切断面がZ字形状となるように切断する。つまり、上側のフランジ部30Bの左右方向にいずれ一方の一端部30BTと下側のフランジ部30Dの左右方向のいずれか他方の他端部30DTとを残すように切断する。なお、図19−1(C)では、図20のように切断している。
(外周柱解体工程)
図7に示すように、N階にネット204を張る。そして、外周の柱28や梁30等で構成された柱梁ブロック体50に解体する。なお、図7と次に説明する図8とには、耐力壁63内に設けられた柱208や鉄骨ブレース206等の内部構造が図示されている。
ここで、前述した梁解体工程では、図7及び図22に示すように、梁ブロック体31(図19−2(D)を参照)を取り除いた後に残る柱梁ブロック体50における柱28から両方向に延びる梁52と梁54との重量が異なるように切断しておく。なお、本実施形態では梁52と梁54とは同構造であるので、これらの長さを異ならせて(本実施形態では梁52を梁54よりも長くなるように)切断することで、重量を異ならせている。
つまり、図22に示すように、平面視において柱28の軸中心G1から離れた位置が柱梁ブロック体50の重心位置G2となるように柱28から延びる梁52と梁54とを切断する。なお、本解体工法では、前述したスラブ解体工程の際にスラブ32の二本の切断線S2部分(図8参照)をこのように長さになるように入れておく。
図22に示すように、柱梁ブロック体50にクレーン112のワイヤー111をかける(図7も参照)。このとき、吊具113の位置が重心位置G2よりも柱28側となるようにする。また、耐力壁63(図7参照)と外周の柱28とを接合するガセットプレート(図示略)を切断する。なお、クレーン112のワイヤー111は、H形鋼30Aの切断前にかけていてもよい。
図22に示すように、柱28の外周の鋼管28Aをカッターやガス溶断等で切断する(切断部23C)。図23に示すように、クレーン112を操作して、ワイヤー111の吊り下げ状態を緩めて、柱28を重心位置G2側に傾けて、柱28の内部のコンクリート28Bに曲げ応力を発生させてコンクリート28Bを破断する。図24に示すように、破断後、柱梁ブロック体50をクレーン112(図1参照)で吊り上げて運搬空間908(図1及び図4を参照)から地上階に降ろす(図2(B)と図7も参照)。
なお、図7に示すように、外周の柱28の解体作業と同時に、N階の2階下の階N−2において、ロードカッター200でスラブ32の切断作業を先行して開始する。
(耐力壁解体)
図8に示すように、耐力壁63にワイヤー111をかける。耐力壁63と内部の柱28及び下部の梁30とを接合するガセットプレート(図示略)を切断する。耐力壁63をクレーン112で吊り上げて運搬空間908(図1及び図4を参照)から地上階に降ろす。なお、引き続き、N−2階においては、ロードカッター200でスラブ32の切断作業を行う。
(内部柱解体)
図9に示すように、内部の柱28と梁30とで構成された柱梁ブロック体65も前述した外周柱解体工程と同様に解体する。つまり、図22に示すように、平面視において柱28の軸中心G1から離れた位置が柱梁ブロック体50の重心位置G2となるように柱28から延びる梁52と梁54とを切断する。図22に示すように、柱28の外周の鋼管28Aをカッターやガス溶断等で切断する(切断部23C)。図23に示すように、柱28を重心位置G2側に傾けて柱28の内部のコンクリート28Bを破断し、クレーン112(図1参照)で吊り上げて運搬空間908(図1及び図4を参照)から地上階に降ろす。
また、N階とN−1階の固定装置90へのアーム部材86の接合を解除し、ボルトを緩め又は緩めて取り外して、支柱20を拘束する拘束力を弱めた状態にする。なお、引き続き、N−2階においては、ロードカッター200でスラブ32の切断作業を行う。
(ハットダウン(登録商標)工程)
図10に示すように、ハットダウン(登録商標)を行う。
(固定工程(外フレームボルト止め工程)
図11に示すように、N階−1とN−2階の固定装置90にアーム部材86、88を接合し、ボルトを締め付ける。なお、このときN階では、スラブ32の切断作業を行う。
なお、上述した(ハットダウン(登録商標)工程)及び(固定工程(外フレームボルト止め工程)との詳細は、既に図12及び図13を用いて詳しく説明したので、ここでは概要のみを簡単に説明した。
(固定装置の荷降ろし工程)
図12に示すように、N階の固定装置90をクレーン112で吊り上げて下階に荷降ろしする。また、スラブ32の切断作業を行う。
なお、N−2階では、外壁パネル34や間柱の撤去作業を行う。更に、N−3階では、荷降ろされた固定装置90をスラブ32に仮置きしたのち、設置する。
(跳出部の解体構成)
つぎに、図25に示す跳出部(跳出縁)78の解体について説明する。なお、跳出部78とは、外周の柱28(図1参照)の外側(屋外方向)に梁やスラブや壁等が有る部位とされている。別の観点から説明すると、跳出部はバルコニー等の外壁よりも屋外へ持ち送りした突き出した形態の縁部である。
そして、本実施形態では、クレーン112の吊具113は、跳出部78の根元部分の位置Pまでしか移動しない。つまり、跳出部78は、クレーン112の作業範囲外の領域となっている。
このような跳出部78の解体では、跳出部78のスラブ32をパイプサポートで支持すると共に梁30を強力サポートで支持する。スラブ32の梁30に対応する部位の両端部には、前述した(梁解体工程)と同様に切断線2本の切断線S2を入れる。そして、同様に切断線S2の間の部位をハンマー等で衝撃を与えて取り除きH形鋼30Aを露出させて、H形鋼30Aを切断する(図18と図19等を参照)。
クレーン112の吊具113を屋外方向の移動限界である位置P(又はその近傍)まで移動させてワイヤー111をかける。スラブ32を切断線S3に沿って切断する。なお、この切断は、平面視において、跳出部78と屋内部分79とで構成された梁スラブブロック体77の重心位置G3が吊具113の移動限界である位置Pとなるように重量バランスを取って切断する。
そして、梁スラブブロック体77をクレーン112(図1参照)で吊り上げて運搬空間908(図1及び図4を参照)から地上階に降ろす。
ここで、本実施形態では、跳出部78を含む梁スラブブロック体77に対して重量バランスを取って切断したが、これに限定されない。跳出部78を含む梁30の梁ブロック体や跳出部78を含むスラブ32のスラブブロック体等に対して重量バランスを取って切断してもよい。
また、跳出部78を含む柱梁ブロック体を、重量バランスを取って切断してもよい。なお、柱梁ブロック体の場合は、平面視における跳出方向(屋外方向)は、重量バランスを取って切断し、跳出方向と直交する左右方向は柱の軸中心から離れた位置が重心位置となるように切断し、柱の外周の鋼管又は外周近傍に埋設された鉄筋を切断し、クレーンを操作して柱に曲げ応力を発生させて、コンクリートを破断してもよい(外周柱解体の解体作業(図22〜図24)を参照)。
<作用及び効果>
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(スラブの解体)
図13〜図17等に示すように、本実施形態では、既設の梁30を構成するH形鋼30A間にビーム材100を掛け渡して、ビーム材100とスラブ32との間にジャッキ108を設けてスラブ32を支持する。そして、この状態でスラブ32を解体する。
ここで、鉛直方向に配置する支保工でスラブ32を支持して、スラブ32を解体する工法の場合、解体するスラブ32の下階において、支保工が作業の邪魔になる。
これに対して、本工法のように、ビーム材100とジャッキ108とで解体するスラブ32を支持することで、ビーム材100は作業の邪魔にならない。よって、解体するスラブ32の下階でも、容易に解体作業等を先行して行うことができる。よって、解体建物10の解体作業の効率が向上する(図5〜図12を参照)。
また、ビーム材100は、梁30(H形鋼30A)の間隔に合わせて伸縮させて掛け渡すことができる。よって、ビーム材100が長手方向に伸縮しない場合と比較し、容易にビーム材100を掛け渡すことができる(図14参照)。したがって、解体建物10を解体作業の効率が更に向上する。
なお、本実施形態では、ビーム材100は、ペコビームを用いたが、これに限定されない。例えば、ホリービームやAXビーム等を用いてもよい。
(梁の解体)
図18及び図19に示すように、梁30を構成するH形鋼30Aの上のスラブ32に2本の切り込みを入れ、この2本の切り込み間の取除部29にハンマー等で衝撃を与え、取除部29を取り除いてH形鋼30Aを露出させる。そして、取除部29が取り除かれた後の露出部位27から露出したH形鋼30Aを切断する。
したがって、ブレーカー等で斫って取除部29を取り除く場合と比較し、容易に取除部29を取り除きH形鋼30Aを露出させることができると共に、粉塵や騒音が抑制される。よって、解体建物10の解体作業の効率が向上する。
また、H形鋼30Aの断面の一部を残して切断し、その後でクレーン112で吊った状態で、切断せずに残った部位を切断する。
したがって、H形鋼30Aを一回で全て切断する場合と比較し、クレーン112で吊る時間を短くすることができる。よって、クレーン112を効率的に使用することができ、この結果、解体作業の効率が更に向上する。なお、H形鋼30A(鋼材)を残す部位や大きさは、適宜構造計算によって求めればよい。
また、図20に示すように、H形鋼30Aの切断後に残る部位が下側のフランジ部30Dとウエブ30Cとの下部30CT(一部)とで逆T字形状となるように切断している(H形鋼30Aのウエブ30Cを全部又は一部を残して切断している)。そして、このようにH形鋼30Aのウエブ30Cを全部又は一部を残して切断することで、一部切断後における捩じれに対して強くなり、この結果、一部切断後における捩れによる揺れが抑止される。
なお、上側のフランジ部30Bとウエブ30Cの上部を残してもよい。このように切断すると上側のフランジ部30Bを手前の一方向から切断することができる。
また、このように、下側のフランジ部30D又は上側のフランジ部30Bを残すことで、一致部切断後のH形鋼30Aの剛性が効果的に向上する。
また、図21のように、H形鋼材30Aの切断面がZ字形状となるように、上側のフランジ部30Bの一端部30BTと下側のフランジ部30Dの他端部30DTとを残すように切断することで、一致部切断後のH形鋼30Aの対角方向の剛性が効果的に向上する。
(柱の解体)
図22〜図24に示すように、平面視において柱28の軸中心G1から離れた位置が重心位置G2となるように柱28から延びる梁30を切断すると共に、柱28の外周に設けられた鋼管28Aを切断する。そして、柱梁ブロック体50にかけられたクレーン112を操作してワイヤー111を緩め、柱28に曲げ応力を発生させて、内部のコンクリート28Bを破断する。
したがって、例えば、ブレーカーで横から突いて柱28の内部のコンクリート28Bを破断させる必要がないので、容易に柱28を切断することができる。よって、解体建物10の解体作業の効率が向上する。
なお、本実施形態では、円筒状の鋼管28Aの中に高強度のコンクリート28Bを密実に充填したCFT造の柱28に適用したが、これに限定されない。鉄筋コンクリート製の柱(RC柱)にも適用することができる。具体的には、柱の外周近傍に埋設された鉄筋を切断して柱内部のコンクリートを残した状態とする。そして、この状態で柱梁ブロック体50にかけられたクレーン112を操作してワイヤー111を緩め、柱に曲げ応力を発生させて、柱内部のコンクリートを破断する。
なお、解体工事では、切断位置を自由に設定することができるため、柱の軸中心から離れた位置が重心位置とする偏心切断が可能である。
(跳出部の解体)
図25に示すように、跳出部78と屋内部分79とで構成された梁スラブブロック体77の重心位置G3が、吊具113の位置となるように重量バランスを取って切断する。
したがって、吊り合いを取ることなく、梁スラブブロック体77を吊り上げることができる。特に、跳出部78のように、クレーン112の吊具113が届かない場合であっても、リーチバランサ等で吊り合いを取ることなく、梁スラブブロック体77を吊り上げることができる。よって、解体建物10の解体作業の効率が向上する。
なお、前述したように、解体工事では、切断位置を自由に設定することができるため、重量バランスを取ったバランス切断が可能である。
また、跳出部78を含む柱梁ブロック体の場合は、平面視における跳出方向(屋外方向)は、重量バランスを取って切断し、跳出方向と交差する左右方向は柱の軸中心から離れた位置が重心位置となるように切断する。そして、柱の外周の鋼管又は外周近傍に埋設された鉄筋を切断し、クレーンを操作して柱に曲げ応力を発生させて、柱内部のコンクリートを破断することができる。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、梁30を構成する鉄骨はH形鋼であったが、これに限定されない。H形鋼以外の鉄骨であってもよい。
また、上記実施形態では、「ハットダウン(HAT DOWN)(登録商標)工法」に、本発明を適用した例で説明したが、これに限定されるものではない。本発明は、構造物の解体に広く汎用的に適用することができる。更に、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT造(Concrete-Filled Steel Tube:充填形鋼管コンクリート構造)、それらの混合構造など、さまざまな構造や規模の構造物に対して、本発明を適用することができる。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
10 解体建物(構造物の一例)
30 梁
30A H形鋼(鋼材の一例)
32 スラブ
75 跳出部
77 梁スラブブロック体(解体ブロックの一例)
112 クレーン
113 吊具

Claims (3)

  1. 平面視において、解体ブロックの重心位置がクレーンの吊具の位置となるように、前記解体ブロックを構成する部材を切断する第一工程と、
    前記解体ブロックを前記クレーンで吊り上げる第二工程と、
    を備える構造物の解体工法。
  2. 前記第一工程において、外周の柱よりも屋外に突き出した跳出部を含んだ前記解体ブロックの重心位置が前記吊具の位置となるように、屋内側の前記部材を前記跳出部側の前記部材との重量バランスを取って切断する、
    請求項1に記載の構造物の解体工法。
  3. 前記吊具の位置は、屋外方向の移動限界又はその近傍である、
    請求項1又は請求項2に記載の構造物の解体工法。
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