JP2014001006A - 複合容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時には内容器と外容器とが容易に外れ難く、使用後には内容器と外容器とを容易に分離することが可能な複合容器を提供する。
【解決手段】複合容器1は、底面部21を有し、内部に内容物を収容可能なプラスチック製の内容器2と、底面部31を有し、内部に内容器2を収容可能なセラミックス製の外容器3と、外容器3における底面部31の内側面と内容器2における底面部21の外側面との間を粘着固定する積層体4とを備える。積層体4は、外容器3における底面部31側に配置され、粘着剤よりなる第1粘着剤層41と、内容器2における底面部21側に配置され、粘着剤よりなる第2粘着剤層42と、第1粘着剤層41と第2粘着剤層42との間、かつ、少なくともいずれか一方の粘着剤層41、42に接して配置され、水を浸透させることが可能な材質よりなる浸透性基材層44とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】複合容器1は、底面部21を有し、内部に内容物を収容可能なプラスチック製の内容器2と、底面部31を有し、内部に内容器2を収容可能なセラミックス製の外容器3と、外容器3における底面部31の内側面と内容器2における底面部21の外側面との間を粘着固定する積層体4とを備える。積層体4は、外容器3における底面部31側に配置され、粘着剤よりなる第1粘着剤層41と、内容器2における底面部21側に配置され、粘着剤よりなる第2粘着剤層42と、第1粘着剤層41と第2粘着剤層42との間、かつ、少なくともいずれか一方の粘着剤層41、42に接して配置され、水を浸透させることが可能な材質よりなる浸透性基材層44とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複合容器に関する。
従来、化粧料や薬等の内容物を収容するため複合容器が使用されている。複合容器は、通常、化粧料や薬等の内容物を収容するための内容器と、内容器を収容する外容器とを有している。このような複合容器としては、例えば、特許文献1に、両面粘着テープにより外容器と内容器とを固定した複合容器が記載されている。
しかしながら、従来の複合容器は、以下の点で問題がある。
すわなち、複合容器の使用時には、内容器と外容器とが容易に外れ難いことが要求される。そのため、複合容器は、一般に、比較的高い粘着力を有する両面粘着テープを用いて両容器が粘着固定される傾向にある。
すわなち、複合容器の使用時には、内容器と外容器とが容易に外れ難いことが要求される。そのため、複合容器は、一般に、比較的高い粘着力を有する両面粘着テープを用いて両容器が粘着固定される傾向にある。
その一方、近年、地球環境に対する意識が高まっており、複合容器の使用後には、内容器と外容器とを容易に分離し、容器の再利用や詰め替え用の新たな内容器への交換を行いたいという需要が大きくなってきている。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、使用時には内容器と外容器とが容易に外れ難く、使用後には内容器と外容器とを容易に分離することが可能な複合容器を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、底面部を有し、内部に内容物を収容可能なプラスチック製の内容器と、
底面部を有し、内部に上記内容器を収容可能なセラミックス製の外容器と、
該外容器における底面部の内側面と上記内容器における底面部の外側面との間を粘着固定する積層体とを備え、
上記積層体は、
上記外容器における底面部側に配置され、粘着剤よりなる第1粘着剤層と、
上記内容器における底面部側に配置され、粘着剤よりなる第2粘着剤層と、
上記第1粘着剤層と上記第2粘着剤層との間、かつ、少なくともいずれか一方の粘着剤層に接して配置され、水を浸透させることが可能な材質よりなる浸透性基材層と、
を有することを特徴とする複合容器にある(請求項1)。
底面部を有し、内部に上記内容器を収容可能なセラミックス製の外容器と、
該外容器における底面部の内側面と上記内容器における底面部の外側面との間を粘着固定する積層体とを備え、
上記積層体は、
上記外容器における底面部側に配置され、粘着剤よりなる第1粘着剤層と、
上記内容器における底面部側に配置され、粘着剤よりなる第2粘着剤層と、
上記第1粘着剤層と上記第2粘着剤層との間、かつ、少なくともいずれか一方の粘着剤層に接して配置され、水を浸透させることが可能な材質よりなる浸透性基材層と、
を有することを特徴とする複合容器にある(請求項1)。
上記複合容器は、上記構成の内容器と、上記構成の外容器と、上記構成の積層体とを有している。そのため、上記複合容器は、積層体の第1粘着剤層と第2粘着剤との粘着力により、内容器と外容器とが容易に外れないように粘着固定されている。そして、上記複合容器を使用した後、内容器と外容器とを分離したい場合には、複合容器を水(湯も可能)に浸漬する。これにより、上記積層体における浸透性基材層の端面から浸透性基材層の層面方向に沿って水が浸透し、浸透性基材層に接する第1粘着剤層または第2粘着剤層の全面に水が供給される。そのため、第1粘着剤層または第2粘着剤を構成する粘着剤の粘着力が弱まり、内容器と外容器とを容易に分離することが可能となる。
よって、本発明によれば、使用時には内容器と外容器とが容易に外れ難く、使用後には内容器と外容器とを容易に分離することが可能な複合容器を提供することができる。
上記複合容器は、上記内容器と、上記外容器と、上記積層体とを少なくとも有している。上記内容器は、底面部を有し、内部に内容物を収容することができる。内容物は、複合容器の用途に応じて決定することができる。内容物としては、例えば、化粧料、薬、遺品、宝石・アクセサリー等の身飾品などを代表的なものとして例示することができる。なお、これら内容物は、別の容器に入れられた状態で内容器に収容することもできる。上記内容物のうち、化粧料を好適なものとして例示することができる。上記複合容器は、外容器がセラミックス製であるので、その意匠性、質感等を向上させることができる。それ故、この場合は、容器の意匠性、質感等が重視される化粧品分野に特に好適である。
上記内容器を形成するためのプラスチックは、特に限定されるものではなく、一般に容器に用いられるプラスチックであれば、各種の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマー等、いずれのものであっても用いることができる。上記プラスチックとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)等のスチレン系樹脂などを例示することができる。
上記内容器は、例えば、底面部と、底面部の周囲に立設された周壁とを有する構成とすることができる。周壁は、略円筒状、略角筒状等の略筒状に形成することができる。この場合、周壁は、例えば、内容器の軸方向で径がほぼ一定の形状とすることができる。他にも、周壁は、内容器の軸方向、かつ、底面部と反対側の開口端側に向かって径が拡径される形状等とすることもできる。
上記内容器は、その深さに対して底面部の最大径が大きい浅型形状に形成することができる。このような浅型形状の場合、内容器の底面部と外容器の底面部との間に嵌合構造を設けるよりも、両容器を粘着固定する方が簡単である。そのため、上記作用効果を発揮しやすくなる。内容器の深さに対する底面部の最大径は、具体的には、例えば、1.5倍程度以上、2倍程度以上、2.5倍程度以上、3倍程度以上などとすることができる。また、内容器の深さに対する底面部の最大径は、具体的には、例えば、10倍程度以下、9倍程度以下とすることができる。
上記外容器は、底面部を有し、内部に内容器を収容することができる。外容器は、内容器の一部を露出させた状態、あるいは、内容器を露出させずに収容するよう構成することができる。
上記外容器を形成するためのセラミックスは、特に限定されるものではない。上記セラミックスとしては、例えば、ボーンチャイナ等の磁器質セラミックス、陶器質セラミックス、硝子などを例示することができる。上記セラミックスとしては、ボーンチャイナが特に好適である。ボーンチャイナは乳白色で滑らかな面をもつ。そのため、複合容器の意匠性、質感等をいっそう向上させることができ、化粧料の容器等として特に好適である。また、ボーンチャイナは透光性がある。そのため、外容器の再利用時に、その透光性を活かした用途、例えば、アロマランプ等の用途への適用を図りやすくなる。
上記外容器は、例えば、底面部と、底面部の周囲に立設された周壁とを有する構成とすることができる。周壁は、略円筒状、略角筒状等の略筒状に形成することができる。この場合、周壁は、例えば、外容器の軸方向で径がほぼ一定の形状とすることができる。他にも、周壁は、外容器の軸方向、かつ、底面部と反対側の開口端側に向かって径が拡径される形状等とすることもできる。
上記外容器は、その深さに対して底面部の最大径が大きい浅型形状に形成することができる。このような浅型形状の場合、内容器の底面部と外容器の底面部との間に嵌合構造を設けるよりも、両容器を粘着固定する方が簡単である。そのため、上記作用効果を発揮しやすくなる。外容器の深さに対する底面部の最大径は、具体的には、例えば、1.5倍程度以上、2倍程度以上、2.5倍程度以上、3倍程度以上などとすることができる。また、外容器の深さに対する底面部の最大径は、具体的には、例えば、10倍程度以下、9倍程度以下とすることができる。
上記複合容器において、積層体は、外容器における底面部の内側面と上記内容器における底面部の外側面との間を粘着力によって固定するものである。なお、上記にいう「粘着」の用語は、接着の一種で、特徴として水、溶剤、熱などを使用せず、常温で短時間、わずかな圧力を加えるだけで接着する(JIS Z0109)という意味であり、永久接着に対する語として用いている。
上記積層体を構成する第1粘着剤層と第2粘着剤層における粘着剤は、同種の材料からなっていてもよいし、異なる材料からなっていてもよい。上記粘着剤としては、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤などを例示することができる。
ここで、上記積層体は、第1粘着剤層と第2粘着剤層との間に浸透性基材層を有している。この浸透性基材層は、少なくともいずれか一方の粘着剤層に接して配置されておればよい。好ましくは、浸透性基材層は、第1粘着剤層に接して配置されているとよい。この場合には、外容器と第1粘着剤層との間の界面にて分離が生じやすい。そのため、外容器の底面部に第1粘着剤層が残り難く、意匠性、質感の高いセラミックス製の外容器の再利用をしやすくなる。
上記積層体は、第1粘着剤層と第2粘着剤層との間に浸透性基材層を有しており、この浸透性基材層がいずれか一方の粘着剤層に接して配置されておれば、他の層構成は特に限定されるものではない。
上記積層体は、具体的には、例えば、第1粘着剤層、浸透性基材層、粘着剤よりなる第3粘着剤層、基材層、および、第2粘着剤層がこの順に積層された構成とすることができる。あるいは、積層体は、第1粘着剤層、基材層、第3粘着剤層、浸透性基材層、第2粘着剤層がこの順に積層された構成とすることもできる(請求項2)。
前者の積層構成は、浸透性基材層に浸透した水を、外容器の底面部に接する第1粘着剤層に対して供給することができる。そのため、第1粘着剤層の粘着力が弱まり、これにより外容器と内容器とを容易に分離しやすくなる。また、両容器を分離した後、外容器の底面部に第1粘着剤層が付着し難い。そのため、前者の積層構成は、外容器を再利用しやすい利点を有する。仮に、外容器の底面部に第1粘着剤層が付着した状態で分離された場合でも、第1粘着剤層の粘着力が弱まっているので、外容器の底面部から第1粘着剤層を簡単に除去することができる。なお、前者の積層構成は、例えば、浸透性基材層の一方面に第1粘着剤層が積層された積層体Aと、基材層の一方面に第3粘着剤層、他方面に第2粘着剤層が積層された積層体Bとを準備し、積層体Aの浸透性基材層の表面と、積層体Bの第3粘着剤層の表面とを貼り合わせるなどして構成することができる。
一方、後者の積層構成は、浸透性基材層に浸透した水を、内容器の底面部に接する第2粘着剤層に対して供給することができる。そのため、第2粘着剤層の粘着力が弱まり、これにより内容器と外容器とを容易に分離しやすくなる。また、両容器を分離した後、内容器の底面部に第2粘着剤層が付着し難い。そのため、後者の積層構成は、内容器を再利用しやすい利点を有する。仮に、内容器の底面部に第2粘着剤層が付着した状態で分離された場合でも、第2粘着剤層の粘着力が弱まっているので、内容器の底面部から第2粘着剤層を簡単に除去することができる。なお、後者の積層構成は、例えば、基材層の一方面に第1粘着剤層が積層された積層体Cと、浸透性基材層の一方面に第3粘着剤層、他方面に第2粘着剤層が積層された積層体Dとを準備し、積層体Cの基材層の表面と、積層体Dの第3粘着剤層の表面とを貼り合わせるなどして構成することができる。
また、上記積層体は、第1粘着剤層、浸透性基材層、および、第2粘着剤層がこの順に積層された構成とすることもできる(請求項3)。
この積層構成は、浸透性基材層に浸透した水を、外容器の底面部に接する第1粘着剤層および内容器の底面部に接する第2粘着剤層に対して供給することができる。そのため、第1粘着剤層および第2粘着剤層の粘着力が弱まり、これにより内容器と外容器とを容易に分離しやすくなる。
ここで、上記浸透性基材層は、水を浸透させることが可能な材質よりなっておればよい。なお、浸透性基材層は、層内に入り込んだ水が第1粘着剤層または第2粘着剤層に供給された後は、そのまま形状を保っていてもよいし、溶解や分散、分解などによってその形状が崩れてもよい。また、水を浸透させることが可能であれば、浸透性基材層中に第1粘着剤層や第2粘着剤層を構成する粘着剤が含浸されていてもよい。
上記浸透性基材層の材質は、具体的には、例えば、紙、パルプ、不織布、水溶性樹脂などを例示することができる。これらのうち、浸透性基材層の材質は、好ましくは、紙であるとよい(請求項4)。
この場合には、浸透性基材層の層面全体に水が浸透しやすい。そのため、浸透性基材層に接する第1粘着剤層または第2粘着剤層の全面に水が供給されやすくなる。それ故、比較的短時間で、第1粘着剤層または第2粘着剤層を構成する粘着剤の粘着力が弱まり、内容器と外容器とを容易に分離しやすくなる。上記紙の種類としては、具体的には、上質紙が好適である。上質紙は、通気性が良いため水が浸透しやすく、またクッション性にも優れるので、外容器の底面部における凹凸やうねりを吸収しやすく、外容器と内容器との間の密着性向上に寄与しやすいからである。
なお、上記積層体において、基材層の材質は、特に限定されるものではない。基材層は、例えば、各種の樹脂や不織布、発泡フォームなど、一般に、粘着テープや粘着シートに使用されている各種の材質より形成することができる。この際、基材層を発泡体より形成した場合には、外容器の底面部における凹凸やうねりを吸収しやすく、外容器と内容器との間の密着性向上に寄与することができる。また、第3粘着剤層の粘着剤は、第1粘着剤層、第2粘着剤の粘着剤と同種のものを用いることもできるし、異なる種類のものを用いることもできる。
上記複合容器において、積層体は、外容器における底面部の略中央部を除いてその周囲に配置された構成とすることができる(請求項5)。
上記複合容器は、外容器がセラミックス製である。セラミックス製の外容器は、製造時の焼成による収縮などにより底面部が内側に凸の形状を呈しやすい。一方、上記複合容器は、内容器がプラスチック製である。プラスチック製の内容器は、寸法精度の高い成形が可能であるので、底面部の平坦性に優れている。したがって、複合容器の略中央部の周囲における外容器の底面部と内容器の底面部との間には、隙間が生じやすい。外容器における底面部の略中央部を除いてその周囲に積層体が配置されている場合には、積層体の厚みによって上記隙間を埋めることができる。そのため、積層体の第1粘着剤層と外容器における底面部の内側面との間の密着性が向上する。また、積層体の第2粘着剤層と内容器における底面部の外側面との間の密着性が向上する。それ故、上記構成は、外容器と内容器とを十分に粘着固定することができ、使用時における両容器の外れ難さを向上させることができる。
上記複合容器において、積層体は、具体的には、平面視で、外容器における底面部の略中央部を中心とする円の略円周方向に沿って配置することができる(請求項6)。
この場合には、外容器における底面部の略中央部を除いてその周囲に均一に積層体を配置することができる。そのため、外容器と内容器との間の粘着固定力が向上し、使用時における両容器の外れ難さをいっそう向上させることができる。また、積層体を容易に配置することができ、作業性が良好であるため、生産性のよい複合容器とすることができる。
上記積層体は、具体的には、略環状または略渦巻状に形成することができる(請求項7)。
この場合には、上記効果を得やすくなる。また、この場合には、粘着部分の面積を大きく取りやすい上、粘着部分の面積の調節も行いやすい利点もある。なお、上記略環状には、リング状(ドーナツ状)のように積層体が一連に繋がった状態のみならず、略「C」字状や複数の略円弧の集合のように積層体が不連続となっている状態も含まれる。また、略渦巻状には、略円状に渦を巻く状態のみならず、略四角形状や略三角形状等の多角形状に渦を巻く状態も含まれる。
上記複合容器において、積層体は、帯状に形成された複数の帯状積層体から構成することができる(請求項8)。
この場合には、市販の粘着テープを使用して複数の帯状積層体を形成することができるので、積層体の形状加工性に優れる。そのため、生産性のよい複合容器とすることができる。また、帯状積層体どうしを互いに離間させて配置することができるので、いずれの帯状積層体における浸透性基材層に対しても水が供給されやすい。そのため、複合容器の使用後、複合容器を水中に浸漬させた場合における、内容器と外容器との分離性向上に寄与することができる。
上記複合容器において、複数の帯状積層体は、具体的には、平面視で、外容器における底面部の略中央部を中心とする円の略径方向に沿って配置することができる(請求項9)。
この場合には、複合容器の使用後、複合容器を水中に浸漬させたときに、上記略径方向の外方向から容器の略中央部に向かって水が浸入しやすくなる。そのため、帯状積層体における浸透性基材層の端面の周囲全体に水が回り込みやすく、浸透性基材層に水が供給されやすくなる。そのため、複合容器の使用後、複合容器を水中に浸漬させた場合における、内容器と外容器との分離性向上に寄与しやすくなる。
上記複合容器は、内容器に嵌合する内蓋を有することができる。また、上記複合容器は、外容器に嵌合する外蓋を有することができる。なお、外蓋は、意匠性、質感等の観点から、外容器と同種のセラミックスから形成されているとよい。好ましくは、外蓋は、ボーンチャイナから形成されているとよい。
以下、実施例に係る複合容器について、図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1〜図4に示すように、実施例1に係る複合容器1は、底面部21を有し、内部に内容物を収容可能なプラスチック製の内容器2と、底面部31を有し、内部に内容器2を収容可能なセラミックス製の外容器3と、外容器3における底面部31の内側面と内容器2における底面部21の外側面との間を粘着固定する積層体4とを備えている。積層体4は、外容器3における底面部31側に配置され、粘着剤よりなる第1粘着剤層41と、内容器2における底面部21側に配置され、粘着剤よりなる第2粘着剤層42と、第1粘着剤層41と第2粘着剤層42との間、かつ、少なくともいずれか一方の粘着剤層41、42に接して配置され、水を浸透させることが可能な材質よりなる浸透性基材層44とを有している。以下、これを詳説する。
図1〜図4に示すように、実施例1に係る複合容器1は、底面部21を有し、内部に内容物を収容可能なプラスチック製の内容器2と、底面部31を有し、内部に内容器2を収容可能なセラミックス製の外容器3と、外容器3における底面部31の内側面と内容器2における底面部21の外側面との間を粘着固定する積層体4とを備えている。積層体4は、外容器3における底面部31側に配置され、粘着剤よりなる第1粘着剤層41と、内容器2における底面部21側に配置され、粘着剤よりなる第2粘着剤層42と、第1粘着剤層41と第2粘着剤層42との間、かつ、少なくともいずれか一方の粘着剤層41、42に接して配置され、水を浸透させることが可能な材質よりなる浸透性基材層44とを有している。以下、これを詳説する。
複合容器1は、化粧料を入れるためのコンパクトとして用いられる。内容器2は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)製であり、底面部21と、底面部21の周囲に立設された円筒状の周壁22とを有している。周壁22の先端部周縁には、外容器3に対して内容器2が位置決めされるように連結部23を介して円筒状の枠体24が取り付けられている。枠体24は、その外周面が、後述する外容器3の周壁32内周面にほぼ接するよう構成されている。本例では、内容器2の内部に金皿25が収容され、この金皿25内に内容物としての化粧料が収容される。なお、内容器2は、肉厚:約2mm、底面部21の外径:約74.4mm、周壁22の内径:約70.3mm、容器深さDI:約8.5mm、枠体24の外径:約84.8mm、枠体24の幅:約16.1mmとした。
外容器3は、ボーンチャイナ製であり、底面部31と、底面部31の周囲に立設された円筒状の周壁32とを有している。底面部31は、内側に凸となるように湾曲した形状を呈しており、略中央部がその周囲に比べて高くなっている。底面部31の外側面周縁には、脚部33が設けられており、底面部31の外側面がテーブル等に直接接触しないよう構成されている。周壁32の先端部における外側周縁には、後述する外蓋5と嵌合させるための段部34が形成されている。なお、外容器3は、底面部31の外径:約95.8mm、底面部31の肉厚:約3mm、周壁32の内径:約85.8mm、周壁32の外径:95.8mm、周壁32の肉厚:約5mm、容器深さDO:約15.1mmとした。
積層体4は、図3に示すように、第1粘着剤層41、浸透性基材層44、第3粘着剤層43、基材層45、および、第2粘着剤層42がこの順に積層された構成を有している。本例では、第1粘着剤層41はアクリル系粘着剤よりなる。浸透性基材層44は上質紙よりなる。第3粘着剤層43はアクリル系粘着剤よりなる。基材層45は不織布よりなる。第2粘着剤層42はアクリル系粘着剤よりなる。上記積層体4は、具体的には、上質紙の一方面にアクリル系粘着剤が積層された積層体A(リンテック(株)製、「プラコンジョウシツ」)と、不織布の両面にアクリル系粘着剤が積層された積層体B1(リンテック(株)製、「TL−202S」)とを準備し、積層体Aの上質紙の表面と、積層体B1の一方面とを貼り合わせて構成した。また、上記積層体4の形状は、図4に示すように、外径70mm、内径35mmのリング状(ドーナツ状)とした。したがって、上記積層体4は、平面視で、外容器3における底面部31の略中央部を中心とする円の略円周方向に沿って配置されている。なお、上記積層体4は、積層体Aのアクリル系粘着剤が外容器3の底面部31側となるように配置される。
本例では、複合容器1は、さらに、内容器2に嵌合する内蓋6を有している。内蓋6は、厚み0.4mmのポリエチレンテレフタレート製のシートから形成されている。また、複合容器1は、外容器3に嵌合する外蓋5を有している。外蓋5は、ボーンチャイナ製であり、略ドーム状の形状を呈している。外蓋5の頂部には、つまみ部51が設けられており、外蓋5の取り付け、取り外しを容易に行うことができるようになっている。外蓋5の基端部周縁は、内容器2の周壁22の先端部周縁と嵌合可能に構成されている。内蓋6と外蓋5との間には、パフ7等を収容可能な空間部8が形成されている。
上記構成を有する複合容器1の試料を複数作成し、内容器2と外容器3との粘着固定力を調べるため、トルク強度を測定したところ、そのトルク強度はいずれも300cN・m以上であった。そのため、手で捻って両容器2、3を容易に外すことは難しかった。上記の通り、本例の複合容器1が十分なトルク強度を発揮することができたのは、リング状の積層体4を用いたことにより、内容器2と外容器3との間の密着性を向上させやすかったことによる効果も大きかったと考えられる。このように、上記複合容器1は、通常使用時に、内容器2と外容器3とが容易に外れないように粘着固定されていた。
また、上記複合容器1を室温または40℃の水に浸漬し、内容器2と外容器3とが分離するまでの時間を測定した。なお、複合容器1は、外蓋5、内蓋6を取り除いた状態で水中に浸漬した。その結果を、表1に示す。
表1に示されるように、本例の複合容器1は、数十分〜数時間程度で両容器2、3を容易に分離することができた。これは、上記積層体4における浸透性基材層44(本例では積層体Aに用いた上質紙)の端面から浸透性基材層44の層面方向に沿って水が浸透し、浸透性基材層44に接する第1粘着剤層41(積層体Aに用いたアクリル系粘着剤)の全面に水が供給され、第1粘着剤層41の粘着力が弱まったためである。また、外容器3の底面部31に、粘着剤がほとんど付着しない状態で、外容器3と内容器2とを分離することができた。分離されるまでの時間にバラツキがあるのは、外容器3がボーンチャイナ製であるため、その製造上、底面部31の内側面に凹凸やうねりが生じ、積層体4との密着性にバラツキが生じたためであると考えられる。
なお、上記積層体4に代えて、浸透性を有さないポリエステル系樹脂製の基材の両面にアクリル系粘着剤が積層された積層体(日東電工(株)製、「No.53100」)を用いた以外は同様にして、比較としての複合容器の試料C1を作製した。また、上記積層体4に代えて、浸透性を有さないポリエチレンフォーム製の基材の両面にアクリル系粘着剤が積層された積層体(テサテープ(株)製、「#62932」)を用いた以外は同様にして、比較としての複合容器の試料C2を作製した。これらを上記と同様にして水へ浸漬したが、両試料C1、C2ともに、両容器が分離されなかった。
以上、本例によれば、使用時には内容器2と外容器3とが容易に外れ難く、使用後には内容器2と外容器3とを容易に分離することが可能な複合容器1を提供することができる。
なお、本例では、図4に示すように、積層体4をリング状に形成したが、図5に示すように、積層体4は、帯状に形成された複数の帯状積層体41から構成することができる。図5では、積層体4は、平面視で、外容器3における底面部31の略中央部を中心とする円の略径方向(0度、90度、180度、270度の位置)に沿って略「十」字状に配置されている。この場合にも上記と同様の効果を奏することができる。また、この場合には、帯状積層体41どうしが互いに離間されて配置されているので、いずれの帯状積層体41における浸透性基材層44に対しても水が供給されやすい。そのため、複合容器1の使用後、複合容器1を水中に浸漬させた場合における、内容器2と外容器3との分離性向上に寄与しやすくなる。
(実施例2)
実施例2に係る複合容器1は、積層体4の材質が実施例1のそれと異なっている。その他の部分については、実施例1の複合容器1と同様である。
実施例2に係る複合容器1は、積層体4の材質が実施例1のそれと異なっている。その他の部分については、実施例1の複合容器1と同様である。
すなわち、実施例2に係る複合容器1の積層体4は、具体的には、上質紙の一方面にアクリル系粘着剤が積層された積層体A(リンテック(株)製、「プラコンジョウシツ」)と、アクリル樹脂基材の両面にアクリル系粘着剤が積層された積層体B2((株)寺岡製作所製、「7840」)とを準備し、積層体Aの上質紙の表面と、積層体B2の一方面とを貼り合わせて構成した。
上記構成を有する複合容器1の試料を複数作成し、内容器2と外容器3との粘着固定力を調べるため、トルク強度を測定したところ、そのトルク強度はいずれも300cN・m以上と、実施例1と同様の結果であった。
また、実施例1と同様にして、上記複合容器1を室温または40℃の水に浸漬し、内容器2と外容器3とが分離するまでの時間を測定した。その結果を、表2に示す。
表2に示されるように、本例の複合容器1も、実施例1と同様に、数時間程度で両容器2、3を容易に分離することができた。
(実施例3)
実施例3に係る複合容器1は、積層体4の材質が実施例1のそれと異なっている。その他の部分については、実施例1の複合容器1と同様である。
実施例3に係る複合容器1は、積層体4の材質が実施例1のそれと異なっている。その他の部分については、実施例1の複合容器1と同様である。
すなわち、実施例3に係る複合容器1の積層体4は、具体的には、上質紙の一方面にアクリル系粘着剤が積層された積層体A(リンテック(株)製、「プラコンジョウシツ」)と、ポリオレフィン系発泡基材の両面にアクリル系粘着剤が積層された積層体B3(DIC(株)製、「ダイタック#8408BLACK」)とを準備し、積層体Aの上質紙の表面と、積層体B3の一方面とを貼り合わせて構成した。
上記構成を有する複合容器1の試料を複数作成し、内容器2と外容器3との粘着固定力を調べるため、トルク強度を測定したところ、そのトルク強度はいずれも300cN・m以上と、実施例1と同様の結果であった。
また、実施例1と同様にして、上記複合容器1を室温または40℃の水に浸漬し、内容器2と外容器3とが分離するまでの時間を測定した。その結果を、表3に示す。
表3に示されるように、本例の複合容器1も、実施例1と同様に、数時間程度で両容器2、3を容易に分離することができた。
(実施例4)
実施例4に係る複合容器1は、積層体4の積層構成が実施例1のそれと異なっている。その他の部分については、実施例1の複合容器1と同様である。
実施例4に係る複合容器1は、積層体4の積層構成が実施例1のそれと異なっている。その他の部分については、実施例1の複合容器1と同様である。
すなわち、実施例4に係る複合容器1の積層体4は、図6に示すように、第1粘着剤層41、浸透性基材層44、および、第2粘着剤層42がこの順に積層された構成を有している。本例では、第1粘着剤層41は水溶性粘着剤よりなる。浸透性基材44層は水溶性不織布よりなる。第3粘着剤層43は水溶性粘着剤よりなる。上記積層体4には、具体的には、製紙工程のオートスプライシング用として用いられている日東電工(株)製の水溶性両面粘着テープ「No.509A」を使用した。また、上記積層体4は、長さ70mm、幅25mmの2本の帯状積層体41を用いて、略「十」字状となるよう配置した。但し、二つの帯状積層体41が略中央部で重ならないように一方の帯状積層体41の長さを調節した。したがって、上記積層体4は、平面視で、外容器3における底面部31の略中央部を中心とする円の略径方向(0度、90度の位置)に沿って配置されている。
上記構成を有する複合容器1の試料を複数作成し、内容器2と外容器3との粘着固定力を調べるため、トルク強度を測定したところ、そのトルク強度はいずれも300cN・m以上と、実施例1と同様の結果であった。
また、実施例1と同様にして、上記複合容器1を室温の水に浸漬し、内容器2と外容器3とが分離するまでの時間を測定した。その結果を、表4に示す。
表4に示されるように、本例の複合容器1は、数十時間程度で両容器2、3を容易に分離することができた。なお、上記水への浸漬後、積層体4の状況を確認したところ、積層体4は、浸透性基材層44の層内に入り込んだ水が第1粘着剤層41に供給された後は、繊維状に分散されるとともに、第1粘着剤層41および第2粘着剤層42が溶解し、ゲル状になっていた。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲内で種々の変更が可能である。
1 複合容器
2 内容器
21 底面部
3 外容器
31 底面部
4 積層体
41 第1粘着剤層
42 第2粘着剤層
44 浸透性基材層
2 内容器
21 底面部
3 外容器
31 底面部
4 積層体
41 第1粘着剤層
42 第2粘着剤層
44 浸透性基材層
Claims (9)
- 底面部を有し、内部に内容物を収容可能なプラスチック製の内容器と、
底面部を有し、内部に上記内容器を収容可能なセラミックス製の外容器と、
該外容器における底面部の内側面と上記内容器における底面部の外側面との間を粘着固定する積層体とを備え、
上記積層体は、
上記外容器における底面部側に配置され、粘着剤よりなる第1粘着剤層と、
上記内容器における底面部側に配置され、粘着剤よりなる第2粘着剤層と、
上記第1粘着剤層と上記第2粘着剤層との間、かつ、少なくともいずれか一方の粘着剤層に接して配置され、水を浸透させることが可能な材質よりなる浸透性基材層と、
を有することを特徴とする複合容器。 - 請求項1に記載の複合容器であって、
上記積層体は、上記第1粘着剤層、上記浸透性基材層、粘着剤よりなる第3粘着剤層、基材層、および、上記第2粘着剤層がこの順に積層されている、あるいは、
上記第1粘着剤層、上記基材層、上記第3粘着剤層、上記浸透性基材層、上記第2粘着剤層がこの順に積層されていることを特徴とする複合容器。 - 請求項1に記載の複合容器であって、
上記積層体は、上記第1粘着剤層、上記浸透性基材層、および、上記第2粘着剤層がこの順に積層されていることを特徴とする複合容器。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合容器であって、
上記浸透性基材層の材質は、紙であることを特徴とする複合容器。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の複合容器であって、
上記積層体は、上記外容器における底面部の略中央部を除いてその周囲に配置されていることを特徴とする複合容器。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の複合容器であって、
上記積層体は、平面視で、上記外容器における底面部の略中央部を中心とする円の略円周方向に沿って配置されていることを特徴とする複合容器。 - 請求項6に記載の複合容器であって、
上記積層体は、略環状または略渦巻状に形成されていることを特徴とする複合容器。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の複合容器であって、
上記積層体は、帯状に形成された複数の帯状積層体から構成されていることを特徴とする複合容器。 - 請求項8に記載の複合容器であって、
上記複数の帯状積層体は、平面視で、上記外容器における底面部の略中央部を中心とする円の略径方向に沿って配置されていることを特徴とする複合容器。
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- 2012-06-21 JP JP2012139390A patent/JP2014001006A/ja active Pending
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