JP2013544726A - 2つの拘束部材を有するパッキング装置 - Google Patents

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Abstract

先行のコンテナと後続のコンテナを含む一連のコンテナを充填して前進させる装置及び方法が提供される。本装置は、第1の拘束部材及び第2の拘束部材をそれぞれ有する第1のアセンブリ及び第2のアセンブリを有している。これらのアセンブリは、互いに相対的に、第1の拘束部材と第2の拘束部材とが先行のコンテナに挿入されて、その間に物体の投入のための間隙が少なくとも部分的に画成されている物体受容配置に配置可能である。また、これらのアセンブリは、第2の拘束部材が先行のコンテナに対して上昇しているとともに、第2の拘束部材の下部が後続のコンテナの先頭部の内面の上方であってかつ後方に配置されている移行配置と、第2の拘束部材の少なくとも一部が後続のコンテナの先頭部の内面に接触して前進力を加えているコンテナ前進配置とに配置可能である。

Description

本発明は、大容量商業用パッキング方法及び装置に関する。特に、本発明は個々の物体をコンテナに順次案内する装置及び方法に係り、とりわけ、可撓性を有するパッケージをコンテナに案内するのに有用である(がこれに限定されるものではない)。
可撓性を有するパッケージ、具体的にはバッグやポーチをコンテナにパッキングする多くの技術が存在している。ある装置は、パッケージをコンテナにフラットにして配置ないし投入する。他の装置は、パッケージをコンテナ内に垂直に位置させる。バッグやポーチを垂直な配向で包装ケースに配置するために利用可能な装置の多くは、大型で高価であるとともに、非常に高速で動作可能である傾向がある。このようなタスクに対してロボットもしばしば使用されている。他の装置では、可撓性を有するパッケージを積層して水平方向のスタックが形成され、このスタックが横向きにケース内に押し込まれ、次いで当該ケースが垂直方向に向きを変えられる。
多くの地域における食品産業を含む製造業は、より短い生産工程でより頻繁に製品を切り替える傾向にある。同時に、運送コンテナにおけるパッケージの数量が削減される傾向にある。装置のコスト、サイズ及び複雑さを減じつつ、装置の自由度を向上させるとともに工程を単純なものとする絶え間ない経済的圧力も存在する。
広い関心を集める具体的な適用は、可撓性を有するバッグ又はポーチを1列に或いはそれ以上の列でケース又はカートン内に挿入するものであり、このケース又はカートン内でこれらのバッグ又はポーチは縦に起立しており、従ってどのバッグ又はポーチの頂部も上方から見える状態にある。このような適用に適した装置が、WO2004/000649号に記載されており、当該文献の以下の部分を参照により本明細書に組み込むものとする:第13頁第12行乃至第18頁第9行、及び図1乃至8。
WO2004/000649号の装置は、それぞれが前面を有する第1及び第2の可動平板状拘束部材を提供する。これらの拘束部材はコンテナ内に退去可能なように挿入することができ、これら拘束部材の各前面が可撓性を有するパッケージを受容する一時的な投入キャビティを画成し、これによって可撓性を有するパッケージをコンテナに挿入しやすくする。既に投入されたパッケージは、第1の拘束部材の後面により移動に対して拘束されている。パッケージのキャビティへの投入に続き、第1の拘束部材はこのパッケージの一側にあるその位置から退避され、そしてこのパッケージの他側にある新たな拘束位置を取るよう再び挿入される。また、第2の拘束部材は第1の拘束部材から離れるように移動させられて、これにより更なるパッケージの投入のための新たなキャビティが作成される。
ケースを充填するための公知の多くの装置は、ケースに挿入する中身をその挿入に先立って揃える。これに対して、WO2004/000649号に記載の装置は、可撓性を有する物体を個々にコンテナに投入して各物体に対する操作を最少にして、これにより操作の安定性を高めている。この結果、充填されたコンテナを取り外してこれを空のケースと交換するために利用できる時間が、連続する揃えられた物体のケース搬入の合間の時間ではなく、わずかに連続する物体の投入の合間の時間のみとなる。
例えば、オデンサル(US5,588,285B)や東京自働機械製作所(JP04−339705A)に記載されるように、連続するケース間で比較的短い切換時間を達成するひとつの方法は、ケースに供給されている製品をバッファに入れることである。しかしながら、この方法には更なる装置コストが必要となり、可撓性を有するパッケージに対して実施される別途の操作も必要となる。したがって、パッケージが不正確に反応する機会が多くなり、パッキング工程における詰まりや中断の原因となっている。
公知のパッキング装置の上記のような問題に鑑み、本発明の目的は、バッファ工程の必要性なしに、連続するケース間の切換時間を短縮することができる、より効率的な装置及び方法を提供することである。
従って、第1の態様において、本発明は
先行のコンテナと後続のコンテナを含む一連のコンテナを充填して前進させる方法であって、
(i)第1の拘束部材を含む第1のアセンブリ(組立体)と、第2の拘束部材を含む第2のアセンブリ(組立体)と、を提供するステップと、
(ii)前記第1及び前記第2の拘束部材を先行のコンテナ内において物体受容配置に配置して、前記第1と前記第2の拘束部材の間に間隙を少なくとも部分的に画成するステップと、
(iii)前記間隙に物体を投入するステップと、
(iv)前記先行のコンテナが満杯になるか所望の容量まで充填されるまで、前記ステップ(ii)及び(iii)を繰り返すステップと、
(v)前記先行のコンテナが満杯になるか所望の容量まで充填されたとき、前記第2の拘束部材を上昇させて前記先行のコンテナから退避させるステップと、
(vi)前記第2の拘束部材の下部を前記後続のコンテナの先頭部の内面の上方であってかつ後方に配置して、これにより前記第1及び第2のアセンブリを移行配置とするステップと、
(vii)前記第2の拘束部材を前記後続のコンテナ内におけるコンテナ前進配置まで降下させて、これにより前記第2の拘束部材の少なくとも一部が前記後続のコンテナの前記先頭部の内面に接触して前進力を加えるステップと、
を含む方法を提供する。
第2の態様において、本発明は
先行のコンテナと後続のコンテナを含む一連のコンテナを充填して前進させる装置であって、
− 第1の拘束部材を含む第1のアセンブリ(組立体)と、
− 第2の拘束部材を含む第2のアセンブリ(組立体)と、を含み、
前記第1及び第2のアセンブリは、互いに相対的に、少なくとも以下の配置、すなわち、
(i)前記第1の拘束部材と前記第2の拘束部材が前記先行のコンテナ内に挿入されて、前記第1の拘束部材と前記第2の拘束部材の間に物体の投入のための間隙が少なくとも部分的に画成されている、物体受容配置と、
(ii)前記第2の拘束部材が前記先行のコンテナに対して上昇しているとともに、前記第2の拘束部材の下部が前記後続のコンテナの先頭部の内面の上方であってかつ後方に位置していて、前記後続のコンテナ内に挿入可能となっている、移行配置と、
(iii)前記第2の拘束部材の少なくとも一部が前記後続のコンテナの前記先頭部の内面に接触して前進力を加えている、コンテナ前進配置と、
に配置可能である装置を提供する。
一連のコンテナのうちの後続のコンテナを前進させるために第2の拘束部材を使用することにより、これらの拘束部材が様々な機能のために利用されるようにすることができる。これには、先行のコンテナ内での一時的な物体用投入キャビティの形成や、充填済みのコンテナと空の後続のコンテナとの切換動作の一環としての一連のコンテナのうちの空の後続のコンテナの前進移動が含まれる。前進力が加えられている時間の少なくとも一部において後続のコンテナが先行のコンテナに接触するほど近接した場合、空の後続のコンテナの前進移動により充填済みの先行のコンテナをも前進させてもよい。同様の高速の動作のセットがいずれの機能においても実施可能であるため、先行のコンテナにおける最後の物体の投入と後続のコンテナにおける最初の物体の投入との間の時間が短縮される。これらの拘束部材と別個のコンテナ前進機構との精密な連携が必要とされないため、装置の制御もまた単純なものとなる。
第1の拘束部材と第2の拘束部材とが空のコンテナ内に降下している間に物体が投入された場合、この物体は、新しいコンテナ内を降下している第1及び第2の拘束部材により作成された第1の一時的な投入キャビティの底部に正しく投入され得る。このことは、投入されるべき物体が、キャビティが完全に形成される前にこのキャビティに投入されることを許容する。その結果、物体の供給を中断したりバッファ処理したりする必要がないという優れた恩恵が得られ、これにより、動作速度を維持しつつ、物体の、特には自立式ポーチ等の可撓性を有する物体の簡単な取り扱いが維持される。
更に、第1の拘束部材のみが空のコンテナを所要の位置に前進させるとともに充填済みのコンテナを投入位置から離れるよう移動させる作業をするべき場合ほどには、空のコンテナは降下させた第2の拘束部材に接近して配置する必要はない。
充填済みの先行のコンテナから空の後続のコンテナへの移行のために、第2の拘束部材を充填済みのコンテナから退避させる。好適な実施形態において、第2の拘束部材が充填済みのコンテナから離れかつ空のコンテナの上方に向かうように回転する。第2の拘束部材の下端が隣りの空のコンテナの先頭部の内面の上方であってかつ後方に位置したら、第2の拘束部材を空のコンテナ内へと降下させることができる。好適には、これは第2の拘束部材の支持アームが取り付けられた中空シャフトの回転により達成される。
第2の拘束部材のうちの後続のコンテナの先頭部の内面に接触して前進力を加える部分が、(平坦であっても湾曲していても)平滑であること、すなわち、先頭部の内面を貫通してダメージを与えてしまうような鋭い角部や縁部がない、ということが特に好適である。例えば、第2の拘束部材が略平板状であって比較的薄い下端を有している場合には、第2の拘束部材が空の後続のコンテナに降下する際に、その下端が先端内面に接触しないような方向を向いていることが好適である。
好適には、本方法は、第2の拘束部材が追加の前進力を後続のコンテナの先端内面に加えるように、第2の拘束部材を移動させるステップを更に含んでいる。次いで、コンテナに接触している第2の拘束部材の表面は、当該部材が空のコンテナ及び充填済みのコンテナの両者を前進させつつ前方に旋回するのにしたがって、後続のコンテナに対してわずかに上方に移動する。これにより、後続のコンテナが支持表面に向けて押し下げられることなくわずかに持ち上げられるという更なる利点がもたらされ、両コンテナの信頼性のある移動が支援される。
一実施形態において、本方法は、ステップ(v)において、例えば充填済みのコンテナからの退避動作中に、わずかな前方への回転又は変位により第2の拘束部材を移動させて、充填済みの先行のコンテナの内側表面に対する接触を回避するステップを更に含んでいる。
本方法のステップ(v)において、第2の拘束部材が先行のコンテナの後尾部の内面からの反力を受けた場合、拘束部材アクチュエータを少なくとも部分的に弛緩させてもよい。これにより、第2の拘束部材を先行のコンテナから退避させるときに、前記後尾部の内面が第2の拘束部材のためのガイドとして機能する。
好適には、本方法は、第2の拘束部材を先行のコンテナから回転させて離してその下部を後続のコンテナの先頭部の内面の上方かつ後方に配置するステップを更に含んでいる。先行のコンテナから旋回して離れることにより第2の拘束部材を更に移動させることは、第2の拘束部材を降下させる前に、その下部が先行のコンテナの後面及び後続のコンテナの前面から離れていることを確実にする上で有用である。
特に好適な実施形態において、本方法は、前進配置において、前進力を加えるに先立ち又は加えている間に、第2の拘束部材を先頭部の内面に略平行な位置まで回転させるステップを有している。第2の拘束部材が略平行であれば、先頭部の内面にダメージを与える危険性が減少する。
好適には、第2のアセンブリは、第2のアセンブリの第2の拘束部材以外の部分に対する第2の拘束部材の独立した動作のための拘束部材アクチュエータを有している。独立して動作可能な第2の拘束部材は、後続のコンテナ内における第2の拘束部材の配置を最適にする手段と、第2のアセンブリが利用可能な配置範囲のより大きい柔軟性を提供する。すなわち、装置はより広い範囲のコンテナの幾何学的形状に対して使用することができる。更に、第2の拘束部材は投入工程の大部分において前進力を加えることができるため、最後に投入された物体、既に投入された全ての物体及びコンテナを前進させる作業を、第1及び第2の拘束部材の間でシェアすることが可能である。シェアされる動作に対して、WO2004/000649号の構成よりもサイクル時間のより長い部分を利用することができる。
第1及び第2のアセンブリは、第2の拘束部材が第1の拘束部材に対して上昇させられており、かつ、先行のコンテナの後尾部の内面が第1の拘束部材と少なくとも部分的に物体の投入のための間隙を画成している、第2の移行配置に配置することができる。これにより、第2の拘束部材をより早い時点で先行のコンテナから退避させることが可能となり、コンテナとコンテナとを移行するのに必要な時間が更に短縮される。コンテナから第2の拘束部材を早めに退避させると、最後の物体を投入するための更なる空間が提供されてパッキングの容量に関する効率が向上する。
第2の拘束部材の独立した動作は、好適には回転である。回転動作は直線動作よりも信頼性があり、装置部品の磨耗が少ない。
特に好適な一実施の形態において、コンテナ前進配置において、第2の拘束部材の独立した動作は、後続のコンテナの先頭部の内面に加えられる追加の前進力を生じさせる。物体受容配置において、前記の独立した動作により、既に投入されている物体に追加の前進力が加えられる。コンテナ前進配置において追加の前進力を独立して加えることにより、第1の拘束部材の後続のコンテナへのより早い挿入が可能となり、これにより2つのアセンブリが物体投入サイクルの開始の準備ができている物体受容配置に配置されるようになる。
第2のアセンブリは、第2の拘束部材が旋回(枢動)可能に取り付けられた支持アームを有していてもよい。支持アームと第2の拘束部材とが、この支持アームの旋回動作の少なくともある段階において第2の拘束部材を動作させるように配設されたリンクアセンブリ(組立体)によって連結されていてもよい。
リンクアセンブリの使用により、後続のコンテナ及び/又は先行の(充填済みの又は部分的に充填済みの)コンテナを前進させるために用いられる第2の拘束部材の動作の一部ないしその全てもが自動的に提供されるようにすることができる。これにより、第2の拘束部材アクチュエータによる第2の拘束部材の独立した動作によって実行されねばならない作業が減少する。
一実施形態において、支持アームは中空シャフトに取り付けられている。この中空シャフトは、第2の拘束部材が取り付けられた内側シャフトを収容することができる。このような形式の同軸的なシャフト配置により、移動可能な支持アーム及び第2の拘束部材をそれらの動作を駆動するそれらのアクチュエータから離すことができる。いずれのアクチュエータの重量もアセンブリの移動する部品によって担持する必要がないため、装置の信頼性と操作寿命が向上する。
好適には第1のアセンブリは第2のアセンブリと構造において同様であるが、装置の操作の間は反対方向に回転可能とされている。これら2つのアセンブリの対称性により、装置の構造及び制御を簡単なものにすることができる。
好適な一実施形態において、装置は、第1及び第2アセンブリが物体受容配置にあるときに第1及び/又は第2の拘束部材の位置を監視して検出する少なくとも1つの位置センサを更に有している。この1つ以上のセンサは、拘束部材から離れて配置されてもよい。例えば、角度位置センサが、内側シャフトの支持アームが取り付けられている端部とは反対側の端部に配置することができる。
アクチュエータと位置センサとが拘束部材から物理的に離れている構成は、アセンブリの重量を減少させるということだけでなく、拘束部材をそのコンテナ充填機能が果たされるよう露出させたままにしてアクチュエータ及びセンサを包囲することが可能になるので、有利である。センサ及びアクチュエータは、中空外側シャフト及び内側シャフトに作用する回転シールと同軸シャフトアセンブリを支持する回転軸受とを有する包囲体の内に配置することができる。回転軸受及びシールは、直線軸受及びシールより信頼性があり長持ちをするため、装置の改善された動作信頼性をもたらす。
同軸シャフト構成は、頑丈でダメージに強い。また、同軸シャフト構成は、操作の信頼性を更に向上させるとともに機構のクリーニングのし易さを向上させる。このことは、例えば食品産業においてなどの本装置の考え得るいくつかの適用例において非常に重要である。また、アクチュエータの包囲体は、オペレータの危険性を減少させる。
平板状拘束部材から離れた位置検出は、平板状拘束部材がより幅の大きい又は小さい場合に備えてより幅の大きい又は小さいユニット用に交換される場合に、所定位置で位置検出をし続けることができるということを可能にする。
好適には、第1の拘束部材は、第2の拘束部材のフィンガ(複数)に差し込み可能なフィンガ(複数)を含んでいる。好適には、これらのフィンガは円筒状のロッドの形状であるか、或いはコンテナ又は投入された物体にダメージを与える危険性を削減するように平滑な又は丸みをつけた縁部を有するロッドである。
位置センサが上述のように設けられている場合、第2の拘束部材への第1の拘束部材の差し込みがされていることは、両方の支持アームの位置と両方の平板状拘束部材の位置を監視することにより直接的に検出可能であり、従って、第1及び第2の拘束部材が互いに差し込まれており且つ降下している間も互いに差し込まれた状態にあり続けるということの保証をとりつつ、第1の拘束部材のコンテナへの降下を開始させることができる。第1の拘束部材は、降下している間、前進位置にあり続けてもよい。これにより、下方への移動が終了するまで又は概ね終了するまで、第1の拘束部材の下端は投入された物体から十分に離れた状態にある。降下中の第1の拘束部材の下端がバッグに接触してダメージを与えることにより引き起こされうるバッグの損傷のあらゆる可能性を減少させるように、十分な離間が設けられる。
第2の部材は、第2の拘束部材に取り付けられた案内プレートを含んでいてもよい。この案内プレートは、第1の拘束部材の第2の拘束部材への差し込みを制限して、第1の拘束部材の下端が先行のコンテナの後面を越えて降下することを防止する。
一実施形態において、装置は、後続のコンテナを部分的に前進させるとともに第2の拘束部材を後続のコンテナ内に案内するように配置可能なコンテナ前進アセンブリを更に有している。第2の拘束部材が案内プレートを含んで場合、コンテナ前進アセンブリはこの案内プレートを後続のコンテナ内に導くようにも動作する。第2のアセンブリが正しく調整されていないときにあるいは調整の必要性を無くすか減らすために長さの短いコンテナに対して起こり得るように、第2の拘束部材が後退して後続のコンテナの後端に近接しているか又は当該後端を越えているときに、第2のアセンブリに対して適切に配置されたコンテナ前進アセンブリは、第2の拘束部材(もし存在するならば案内プレートも)を案内することを支援することができる。
一実施形態において、コンテナ前進アセンブリは、第1及び第2の拘束部材に対する差し込みが可能である。これにより、コンテナ前進アセンブリが存在する場合、第1及び第2の拘束部材が新たに配置された空のケースへの降下を開始する前にコンテナ前進アセンブリを完全に退避させる必要がなくなる。したがって、あるコンテナから別のコンテナに移行するために必要な時間が更に短縮される。
更なる態様において、本発明は、
先行のコンテナと後続のコンテナを含む一連のコンテナを充填して前進させる装置に使用するための、第1の拘束部材を含む第1の拘束アセンブリであって、
前記第1の拘束アセンブリは、同様の第2の拘束アセンブリに対して、少なくとも以下の配置、すなわち、
(i)前記第1の拘束部材と前記第2の拘束部材が前記先行のコンテナに挿入されて、前記第1の拘束部材と前記第2の拘束部材の間に物体の投入のための間隙が少なくとも部分的に画成されている、物体受容配置と、
(ii)前記第2の拘束部材が前記第1の拘束アセンブリに対して上昇しているともに、前記第2の拘束部材の下部が前記後続のコンテナの先頭部の内面の上方であってかつ後方に位置して前記後続のコンテナ内に挿入可能となっている、移行配置と、
(iii)前記第2の拘束部材の少なくとも一部が前記後続のコンテナの前記先頭部の内面に接触して前進力を加えている、コンテナ前進配置と、
に配置可能であるアセンブリを提供する。
本発明の好適な実施形態が、添付図面を参照して非制限的な例示のみを目的として説明される。
本発明の一の実施形態による、ケースを充填して前進させるための装置の側面図。 図1の装置の一部の上方から見た平面図。 A−A線に沿った図2の断面図。 ケース内でキャビティを再作成するために必要な一連の動作の反復を示す図。 前のケースが所望の容量まで充填された後に、新たなケース内でキャビティを再作成するために必要な一連の動作を示す図。 本発明の一実施形態による装置の一対の拘束部材の動作領域を示す図。 本発明の実施形態で使用可能な他の一対の拘束部材を示す図。 本発明の実施形態で使用可能な更に他の一対の拘束部材を示す図。
図1を参照すると、パッケージ57を投入するための装置が概略的に示されている。この装置はシュート・アセンブリ33を含み、このシュート・アセンブリ33を介してパッケージは第1のアセンブリ1及び第2のアセンブリ2へと落下する。第1のアセンブリ1は第1の拘束部材3を含み、第2のアセンブリ2は第2の拘束部材5を含んでいる。両アセンブリ1、2はフレーム12に取り付けられている(図2及び図3)。
拘束部材3、5は略平板状であり、支持アーム9a、9bにそれぞれ旋回可能に取り付けられている(枢着されている)。各拘束部材は、複数のフィンガ(図示せず)を有している。第1の拘束部材及び第2の拘束部材は、第1の拘束部材3のフィンガが第2の拘束部材5のフィンガ間に差し込まれる(交互配置される)ように配置されている。
本装置はコンテナ前進手段39も含んでいる。
本装置を操作するにあたり、バッグ57が送込みコンベヤ60によりシュート33の上部に搬送される。バッグ57の先端が光電近接センサ61のビーム75を遮断するため、バッグ57は近接センサ61により検出される。これにより、バッグ57がシュート33に接近したときに、このバッグ57の位置の更新情報が装置コントローラ(図示せず)に提供される。バッグは送込みコンベヤ60上で滑ることがあり得るが、センサ61により提供される位置更新情報により、この滑りを原因としてバッグの位置が不確実になることはない。移動するバッグを確実に検出できる他のタイプの非接触センサを、センサ61に代えて使用してもよい。
図1に示すバッグ57は薄い方の端部を前側としているが、送込みコンベヤ60により厚い方の端部を前側として供給してもよい。本装置は、多様な範囲のバッグの形状及びバッグの重量分布に対応可能である。
バッグ57がシュート33に落下すると、バッグ57はセンサ61のビーム75から外れて移動し、センサ61は装置コントローラにバッグ57がシュート内に落下したという事実を送信する。この装置コントローラは、バッグの検出後にバッグが落下するまでにバッグがコンベヤ60によってどれだけの距離を前進させなくてはならないかということに関する推定値を更新するために、センサ61による最初の検出から落下までの間のコンベヤ60上でのバッグ57の動きに関連することができる。
送込みコンベヤ60上にバッグの端と端が連なって配置されていたとしても、多くの場合、小さいオーバーハング距離107によってセンサ61からの信号に空白が提供されるであろう。バッグ57は送込みコンベヤ60に完全に支持された状態で示されている。コンベヤ60が前進すると、バッグ57はコンベヤの端から突出し始めるであろう。バッグ57が十分に前進してその重心がもはやコンベヤ60に支持されなくなると、バッグ57は傾いてシュート・アセンブリ33に落下し、ビーム75から離れて下方に移動するであろう。この前進運動のモーメントは、バッグが前方に移動し続けるということに寄与する。送込みコンベヤ60上の後続のバッグがバッグ57に接触していても、搬送されて送込みコンベヤ60から完全に離れる前にビームの下方を降下しているバッグ57のこの動作はセンサ61からの信号を遮断し、後続のバッグの先端の検出を可能とし、これによりこのバッグの位置値も更新される。(複数の)バッグは離れていることが好ましいが、コンベヤ60、シュート33及び距離107を有するセンサビーム75のこの構成は、送込みコンベヤ60上で隣り合うバッグを識別することが可能であり、これにより動作信頼性を高めている。
シュート・アセンブリ33の上部は、バッグ57がコンベヤ60の端から落下するときにバッグ57の端が回って下を向くことを許容するように、名目上三角断面を有している。バッグ57が非常に高速で移動している場合には、湾曲ガイド76を設けることが望ましい。この湾曲ガイド76は、コンベヤ60から供給されたバッグ57のモーメントを利用して名目上水平方向の動作を垂直方向の動作に導く。破線76がこのようなガイドの名目的な湾曲を示している。
当業者には、ガイド76が設置されている場合、シュート33とガイド76との間の間隙にバッグ57が押し込まれるというような事態を回避するように、シュート33とガイド76との配置に配慮がなされなければならないことが理解できるであろう。
センサ62及びセンサ63は、シュート33を落下するバッグの行程を監視してキャビティへの移動を追跡する。装置コントローラが、バッグを受容するキャビティが用意されるより前にバッグがコンテナに尚早に到達すると予測した場合、ホールドアップフィンガレバーが、シュート33に落下するバッグを捕捉して保持するように前進させられる。このフィンガは、番号58で後退位置を示され、アクチュエータ59による前進移動による前進位置を番号78で示されている。バッグが再び落下をすることができるようになったとき、フィンガは位置58まで後退する。装置が高速動作する場合には、バッグの落下の予測タイミング及びキャビティ再作成サイクル期間に基づいて、キャビティ70が用意される前に、バッグ57はコンベヤ60の端から落下する。ホールドアップフィンガ(停滞用フィンガ)は、予測が間違っていたときに、バッグをダメージから保護するための介入を可能とする。図1は、キャビティ70にあるバッグと、フィンガ78に支持された別のバッグを示している。この別のバッグは、空のキャビティが再作成されたらその落下の再開を許容されるであろう。
次に、図1乃至図5を参照して、キャビティの作成、バッグの投入及びコンテナの切換の流れについて説明する。
第1のアセンブリ1は第2のアセンブリ2と同様の構成を有している。特に、支持アーム9a及び9bは同様の態様で制御されて回動し、支持アーム9aの回転は支持アーム9bの回転と反対方向である。図2及び図3を参照すると、転がり軸受6a及び6bに支持された中空の外部シャフト4を有する第1のアセンブリ1が示されている。支持アーム9aは、中空の外部シャフト4の一端に取り付けられており、レバー7が軸受6a及び6bの間においてシャフト4に取り付けられている。カム部8がレバー7に取り付けられるとともに、ロッドエンドすなわちロッドアイ23bがレバー7に取り付けられている。ロッドエンド23b上のアクチュエータ13を操作すると、レバー7が移動して中空シャフト4をその中心軸を中心として回転させ、これにより、平板状拘束部材3を軸支している支持アーム9aを回転させる。また、レバー7の移動によりカム部8も移動し、このカム部8は、中空シャフト4を回転させるとカム8と距離センサ11との間の間隙10が変化するように配置及び成形されている。中空シャフト4の一方向の回転に対応して間隙10は拡大し、中空シャフト4の他方向の回転に対応して間隙10は縮小する。好適な距離センサ11の一例は、アナログ式の誘導近接センサである。このようなセンサにより、装置コントローラは、提供されたアナログ信号を、間隙10、すなわちこの時点の支持アーム9aの角度位置を表すものとして解することが可能となる。距離センサ11はフレーム12に強固に取り付けられている。中空シャフトアクチュエータ13の他端もフレーム12に取り付けられている。センサ11と移動カム8との間に接触はない。有利なことに、これによって磨耗モードや衝撃負荷が回避されて、非常に長い動作寿命が得られる。
中空シャフトアクチュエータ13は、空気圧シリンダとすることができる。空気圧の適用を逆にして中空シャフトアクチュエータ13を移動させ始めると、何らかの移動が現れる前に150ミリ秒のオーダーの遅れが通常は生じる。この遅れを減じるために、第1の拘束部材3がすでに下げられているときにシリンダ13を脱気(ベント)すると、非常に迅速に移動が開始される。中空シャフトアクチュエータ13がそのストロークの端に到達したときに中空シャフトアクチュエータ13がダメージを受けることを避けるために、そのときの動作に対抗するようにシリンダ13に空気パルスを供給することが特に望ましい。この空気パルスは、先にベントされた空気の一部に取って代わり、中空シャフトアクチュエータ13を減速するよう作用する。ベントの時間とアクチュエータ13の動作中の空気パルスによる減速時間とその位置決めは、両者とも装置コントローラにより制御される。コントローラに対する好適なソフトウエアがあれば、アクチュエータの設定を手動で変更する必要なく、異なる操作速度が可能となり、且つ異なる平板状拘束部材が装置に取り付け可能となる。他のアクチュエータにも同様の制御戦略を適用することができる。
軸受14及び15が中空シャフト4の両端に設けられ、中空外側シャフト4内で中央内側シャフト16を同軸的に支持している。中央シャフト16の角度位置は、回転位置センサ17により監視される。回転位置センサ17は、フレーム12に取り付けられたブラケット18により回転可能に固定されている。一実施形態において、回転位置センサ17は、好適なカウンタに連結された方形シャフトエンコーダである。回転位置センサ17用の電気ケーブル21は、中央内側シャフト16が回転するときに移動しない。これにより、信頼できる操作の持続時間が向上する。
レバー22が中央内側シャフト16に取り付けられている。ロッドエンド23aは、拘束部材アクチュエータ19をレバー22に、好適にはボルト結合により連結している。拘束部材アクチュエータ19の延出及び後退は中央シャフト16の回転を引き起こし、この回転は回転位置センサ17により計測される。この構成は、キャビティ再作成サイクルの間にケースから第1の平板状拘束部材3を退避させるとき、拘束部材アクチュエータ19のベント(脱気)を利用して第1の平板状拘束部材3がその位置を調整することを可能とする。他の実施の形態において、ロッドエンド23aに代えて、拘束部材アクチュエータ19とレバー22との間の可撓性のある(フレキシブルな)接続部が用いられて、バネ20が拘束部材アクチュエータ19と名目上一直線上に位置合わせされて作動する場合、アクチュエータ19はレバー22を動かさずに延出することができ、第1の平板状拘束部材3をケースから退避させる際に第1の平板状拘束部材3が主にその両側のバッグによって案内されることを可能としている。図2及び図3に示す機械的構成は、これらのバッグから受ける非常に小さい横方向の力が、ばね20によって与えられる実質的な力に打ち勝つという結果をもたらす。投入されたバッグから離れるように第1の平板状拘束部材3が引き上げられた後に、バネ20が第1の平板状拘束部材3を第2の平板状拘束部材5に向かって回転させるが、この回転の程度は、可撓性のある接続部が緊張している場合にはアクチュエータ19により制限されるか、若しくはバネ20による動作を制限する他の停止手段により制限される。
拘束部材アクチュエータ19とレバー22との間の可撓性のある接続部として、一定の長さを有するローラチェーンを使用することができる。ローラチェーンは伸張に対しては剛性があるが、圧縮に対しては非常に柔軟である。様々なタイプの織物ベルト、鋳造ベルト、押出ベルト又は複合ベルトも好適である。制御された位置決めとアクチュエータ19によって制御された力を加えることとの混合により、望ましくない位置まで回転し続けて場合によってはシュート33にぶつかるということのないように回転を制限されつつ、第2平板状部材5に差し込まれるように回転後の第1の平板状拘束部材3の初期の望ましい自己位置合わせがなされる。
軸受14及び15内での中央内側シャフト16の回転により、レバー25の回転が生じる。これによりロッドエンド26、連結ロッド27及びロッドエンド28が移動して、第1の平板状拘束部材3が回転することとなる。平板状拘束部材3の旋回は支持アーム9aから独立しており、アクチュエータ19はフレーム12によって支持されている。これとともに、支持アーム9aの回転位置及び平板状拘束部材3の回転位置は、両者の角度位置が継続的に計測されつつ、所望の移動領域に亘って独立的に制御されている。図1に示す対となる構成において、平板状拘束部材3と平板状拘束部材5との間のキャビティの寸法と、平板状拘束部材3と平板状拘束部材5との差し込みの程度は、常に直ちに計算可能である。
アクチュエータ、センサ及び装置支持軸受は、包囲壁30の後方に設置することができる。包囲壁30は、いずれの方向へも汚染物質が通過しないようにする回転シールアセンブリ29を有している。垂直方向に位置決めされたシュート33の名目上の中央線が31で示され、名目上のバッグ投入位置のラインが32として示されている。両者ともアクチュエータ13、19及びセンサ11、17からかなり離れている。これに代えて、軸受6aとシール29を包囲壁30に取り付けられた好適な軸受に置換することも可能であり、このような軸受にも回転シールを含めることができる。
ここで図4a乃至図4fを参照すると、図1の装置によって充填されているケースの内部におけるキャビティ再作成サイクルが示されている。
図4aは、物体受容配置に相対的に配置されている第1及び第2のアセンブリ1、2を示しており、この物体受容配置においては、第1の拘束部材3と第2の拘束部材5とがバッグ35、36を保持する先行のコンテナ(図示せず)に挿入されている。2つの拘束部材の間には間隙すなわちキャビティが存在し、バッグ35がこのキャビティ内に投入されていることが図示されている。第1の平板状拘束部材3の位置は、拘束部材アクチュエータ19の位置により決定され、かつ回転センサ17により測定される。支持アーム9aの位置は中空シャフトアクチュエータ13により決定され、カム8と相互作用する距離センサ11により計測される。
図4bは、支持アーム9aにより上昇された第1平板状部材3を示す。平板状部材3の下端は、バッグ35及び36に加わる力とバッグ35及び36から受ける力を等しくするようにすなわち最小限にするように、自己位置決め可能となっている。ここで、バッグ36は投入されており、先のキャビティ再作成サイクルにより拘束されている。このようにする目的は、平板状拘束部材3を後退させる際にバッグが浮き上がらないようにするためである。
サイクルのこの部分の間は、拘束部材アクチュエータ19は第1の拘束部材3の位置を制御しない。規定された小さい力が他の手段によりレバー22、ひいては中央シャフト16、ひいてはレバー25、ひいては平板状拘束部材3に、ロッドアイ26、リンク27及びロッド28を介して加えられ、これにより平板状拘束部材3の下端が第2の平板状拘束部材5に向かって回転することになる。バッグ35及び36により平板状拘束部材3の下端にかかる小さな負荷は、機械的な特長により増大されて、本サイクルのこの部分においては、受動モードにあってかつ任意のばね20により加えられる力をオーバーライド(無効化する)するアクチュエータ19を動かす。第1の平板状拘束部材3の下端は、バッグ35から離れて上昇する際に、第2の平板状拘束部材5に向かって移動することが意図されている。拘束部材アクチュエータ19に対抗して作動する任意のバネ20も、第1の平板状拘束部材3を第2の平板状拘束部材5に向けて移動させるこの比較的小さい規定された力を提供することができる。バッグ35及び36は、拘束部材アクチュエータ19及びバネ20のいずれからもほんの小さい力しか受けない。
アクチュエータ19が小さい力すら加えることもできず、且つバッグ35及び36により第1の平板状拘束部材3の下端に加えられる反応性の負荷によってレバー22により調整された位置をアクチュエータ19がとっている場合には、アクチュエータ19はチェーン等の可撓性を有するリンクによりレバー22に連結することができる。これにより、アクチュエータ19が延出させられて可撓性を有するリンクが弛緩すると、レバー22がバネ20のみによって負荷を与えられ、こうして第1の平板状拘束部材3の下端の位置が主にバッグ35及び36によって制御されるようになる。このことは、バッグ35及び36により第1の拘束部材3の各側にかかる圧力を均等化する上で好ましく、これによりいずれのバッグ35及び36にかかる圧力を最小することができ、これによりバッグと移動中の拘束部材との間の摩擦を最小とすることができ、これにより第1の拘束部材3をコンテナから退避させる際にバッグが浮き上がる可能性を最小にすることができる。迅速な退避動作もまた有用である。なぜなら、投入済みのバッグの慣性によってバッグが上昇し難くなるという傾向を強めるからである。
図4cはアセンブリ1、2の他の配置を示しており、ここでは第1の平板状拘束部材3の下端は第2の平板状拘束部材5に差し込まれており、吊りプレート34を部分的に変位させている場合もある。第2の拘束部材5に取り付けられた吊りプレート34は、比較的自由に揺動可能であって、物体の最後のいくつかを挿入する際に有利である。なぜならば、第1の拘束部材3のフィンガがコンテナの端を行き過ぎてしまいそうになった場合、吊りプレート34は、これらのフィンガをコンテナの内部に案内するように作用するからである。
図4cにおいて、第2の平板状拘束部材5の下端は、この拘束部材5が連結されている拘束部材アクチュエータの動作によって前進させられている。したがって、第2の拘束部材5はバッグ35、36及びケースを前方に移動させる力を提供し、第2の平板状拘束部材5用の対応する位置センサ17がこの移動量136を監視する。サイクルの最終段階の間に第1の平板状拘束部材3にケース移動を遂行させるよりも、第2の平板状拘束部材5は所望のケース移動の一部又は全部を遂行することができれば操作速度が向上する。
第2の拘束部材5の下端の前方移動は、更に他のいくつかの利点を提供する。第2の拘束部材5の下端は、最後に投入されたバッグ35の下端に対して前方及びわずかに上方に移動して、バッグ35がそれ以前に投入されたバッグに向かって移動するのにつれて、バッグ35をコンテナの底部からわずかに持ち上げる。このことは、拘束されたバッグの確実な圧縮を支援する。第1の平板状拘束部材3は投入された可撓性を有する物体に向かって後退することにより圧縮と拘束をバッグに与えているのに対して、第2平板状拘部材5は投入された可撓性を有する物体に向かって延出することによりバッグに圧縮と拘束を与えているということに留意されたい。
第1の平板状拘束部材3の下端が第2の平板状拘束部材5に差し込まれると(これは両平板状拘束部材と支持アーム9aの位置計測によって確認される)、支持アーム9aを降下させることができる。こうして、第1の平板状拘束部材3の下端がバッグ35に触れる可能性が無く従ってこれを傷つける可能性が無いことを確実にしながら、平板状拘束部材3を降下させることができる。
図4dは、第1平板状拘束部材3及び第2の平板状拘束部材5の両者が延出させられたまま、支持アーム9a従って第1の平板状拘束部材3が降下された配置を示しており、この降下中のこの延出は監視されている。このため、第1の平板状部材3の下端はバッグ35から十分に大きい距離を以って保たれており、これにより、キャビティ再作成サイクルにおいて、先に投入されたバッグの圧縮を拘束しつつ且つバッグの内容物の落ち込みを防ぎつつ、バッグがダメージを被る危険性を最小としている。第1の平板状拘束部材の降下中に、いずれかの平板状拘束部材の位置が大きく変化した場合、装置コントローラは、バッグがダメージを被る可能性があると判断し、コンテナからの両平板状拘束部材の退避と新たな空のコンテナへの移行を実施することができる。ここで、この部分的に充填されたコンテナは、通常のコンテナ移動動作から外されてその後オペレータの検査を受ける。
図4eは、第1の平板状拘束部材3が垂直位置に後退させられている第1及び第2のアセンブリの配置を示す。この位置は拘束部材アクチュエータ19により制御され、回転センサ17により計測される。
図4fは、第2の平板状拘束部材5が後退させられて新たなキャビティ102の画成が完了した配置を示す。第2の平板状拘束部材5は底部に向かってテーパ付けされるように配置されてもよく、これにより、バッグが先に拘束されている物体に近づくよう導かれるようになり、且つ、バッグ内容物の多くがバッグの上部にある状態のバッグの落下速度が最初に減速されて停止されることにより、後続のバッグの形状が良好となってパッキングの容量に関する効率が向上するようになる。テーパ付けされた(先細の)キャビティは、キャビティの上部が通常のキャビティ幅より広いような大きいサイズのバッグを収容可能とするため、大きいサイズのバッグがキャビティの底部に向かって落下する際、このバッグはテーパによって部分的に圧縮される。図1の破線110がこのようなテーパしたキャビティを示す。バッグの特性に適合すれば、第2の平板状拘束部材5は垂直に配置されてもよい。図4e及び4fに別個に示した動作は、同時に実施されてもよいし、ある程度の重複(オーバーラップ)を以って実施されてもよい。
図4a乃至4fは、厳密な順序を示すものではなく拘束部材の動作の例示を意図するものである。当業者には、先行する動作が完了する前にある動作をスタートさせて速度や操作の信頼性を向上させたり、可撓性を有する特定の物体やコンテナに特有の必要性に応じたりできることが理解されるであろう。
図5a乃至5fは、あるケースの充填が済んで新たなケースへの切換を終了した後のキャビティ再作成サイクルを示す。
図5aは物体受容配置にある第1及び第2のアセンブリを示しており、ここでは拘束部材は先行のコンテナ111の最後から2つ目のキャビティを画成し、このキャビティ内にバッグが投入された状態が示されている。一連のケースのうちの後続のケース38が、ケース前進アセンブリ39の一部であるケース前進フィンガ132により前進させられている。好適には、空のケース38及びケース前進アセンブリ39の配置は、サイクル時間を最小とするように、最後のバッグ37が投入される前には、図5bのようであるべきである。固定位置マーク159は、充填済みケースから新たなケースへの移行工程中のケース111及び38の図5a乃至5fにおける移動を比較するための基準となる。
図5bは物体受容配置にある第1及び第2のアセンブリを示し、最後のキャビティがバッグ37により充填されるとともに、ケース前進機構のフィンガ132は既に部分的に退避されている。所望の場合、ケース38をケース111に接触するまで前進させてもよい。しかし、本実施形態の利点は、このような密な近接性が必要とされないところにある。線141及び142は、内側中央シャフトの回転を第2の平板状拘束部材5へ伝達する効果的なレバーアームの幾何学的配置を示す。
図5cは、第2の平板状拘束部材5を充填済みの先行のコンテナ111から十分に退避させて、最後に投入された可撓性を有する物体35にもはや接触していない配置にある第2のアセンブリ2を示す。第1の平板状拘束部材3が退避を開始してもよい。第2の平板状拘束部材5と吊りプレート34が退出するとケース内に更なる空間が生じ、バッグ37が第1の平板状拘束部材3から離間するように移動することが可能となる。物体37が浮き上がる危険性を最少とすべく、(複数の)平板状拘束部材は順次退避させることが好適である。
第2の拘束部材を位置決めするアクチュエータが、退避動作中に第2の拘束部材の下端に加わる小さい力に応答してなされる適応動作(アダプティブ動作)を選択的に許容することが可能であれば、コンテナの内面に加わる余計な力は回避されるであろう。退避動作中の第1の平板状拘束部材の適応的な(アダプティブな)位置決めのためのいくつかの有用な方法がこれまでに記載されており、これにはアクチュエータの脱気やバネの使用が含まれる。これにより、加わる力を最小としつつ第2の拘束部材の適応的な後退動作を可能とする一方、前述の実施形態は第1の拘束部材の選択的な延出を可能とする。
図5dは、充填済みの第1のケース111から部分的に退避されている第1の平板状拘束部材3と、後続の空ケース38上に後退している第2の平板状拘束部材5を示す。位置139は、第2の平板状拘束部材の中間位置である。位置140は、完全に後退した第2の平板状拘束部材5に対する名目上の最終位置である。位置140において、第1及び第2のアセンブリは移行配置にあり、この移行配置においては、第2の拘束部材5が第1の拘束部材3に対して相対的に上昇しており、且つ第2の拘束部材5の下部が後続のコンテナ38の先頭部内面の上方であって且つ後方に位置している。
破線137及び138は、位置140の第2の拘束部材5に適合し得るケース38の別の位置を示す。
図5eは、支持アーム9bの降下に伴ってケース38内へ降下しながら、より垂直な向きに復帰しつつある第2の平板状拘束部材5を示す。数本の点線は、第2の平板状拘束部材5が降下するときに通過する一連の位置を示す。最後の点線位置において、両アセンブリは、第2の拘束部材5の一部がケース38の先頭部内面に接触して前進力を加えているコンテナ前進配置にある。第2の拘束平板状部材5によりケース38の先頭部内面に加えられる前進力により、ケース38は位置159に対して前進させられている。第1の平板状拘束部材3は上昇して第2の平板状拘束部材5に向かって延出していることが図示されている。
図示されたケース前進フィンガ132は、ケース38内の降下位置にある。この位置は、ケース38の前進に干渉せず、また、吊りプレート34と第2の平板状拘束部材5が後退しすぎたりケース38を超えて降下しないことを確実にするものである。上側フラップ43の位置の制御は、装置の高さ能力の限界付近にあるケースフラップに対しては重要である。第2の平板状拘束部材5は、上側フラップを超えて上昇するのではなく、それらを偏向させるようにしてもよい。これにより、大型のケースでもその処理が可能となる。しかし、あるケースから他のケースへ移行する間、平板状拘束部材3及び5がケースフラップの上方に上昇することが好適である。
図5fは、新たなケース38内に完全に降下されて、この後続のケース38の先端内面と略平行な名目上垂直配向にある第2の平板状拘束部材5を示す。第1の平板状拘束部材3は延出して差込位置143にあることが図示されている。いくつかの場合においては、第1の平板状拘束部材3は、サイクルのこの時点から降下を始める。充填済みのケース111は短い距離144を前方に移動させられている。上側フラップ43が第2の拘束部材5の上昇中に後方に移動した場合、第2の拘束部材5を図5fに示す位置まで前進させることは、上側フラップ43を垂直位置に復帰させるとともに差込位置143から離すことに対して効果的である。
図5gは、第2の平板状拘束部材5がコンテナ前進配置にある第2の支持アーム9bから独立して移動するのに伴い第2の平板状拘束部材5により与えられた更なる前進力によって、更に距離145だけ前方に移動させられた空のケース38と充填済みのケース111を示す。第1の平板状拘束部材3はこの配置において更に差し込まれており、降下を開始し得るようになっている。第1の平板状拘束部材3は図5fに示すケース38の位置に向かって降下を開始することができ、第2の平板状拘束部材5は図5gに示す位置まで新しいケース38と充填済みのケース111とを前進させ続けることができる。これにより、新しいケース38内への降下を完了した後に第1の平板状拘束部材3が新しいケース38を前進させる必要がなくなる。
図5hは、部分的に新しいケース内に降下された第1の平板状拘束部材3を示す。可撓性を有する物体がこの時点で領域146内に投入された場合、可撓性を有する物体は新しいケース38に降下してこの新しいケース38内に新たに用意されたキャビティの底部に投入されるであろう。これにより、新しいケース38に対する最初の可撓性を有する物体のシュート33への落下をわずかに早く開始でき、このため、供給のバッファの必要性を回避し、かつケース間の移行の際のキャビティ再作成工程にかかる時間を効果的に短縮することができる。
図5iは、充填済みのケースから空のケースへの移行が完了した状態を示す。可撓性を有する物体が用意されたキャビティに投入された後、更に後続の可撓性を有する物体の投入のための別の空のキャビティを再作成するように、図4a〜図4fに示すサイクルが用いられるであろう。
新しいケース38においてキャビティを再作成するこの方法には以下の様々な利点がある。
− 空のケース38がわずかに早めに用意でき、ケース前進機構39は所定の場所に留まる必要なしに後退を開始して後続のケースを前進させ始めることができる。これに代えて、ケース前進機構39は空のケース38内で後方に移動して第2の平板状拘束部材5の後方で釣り下がっているプレート34に対する案内、並びにそれば望まれる場合には第2の拘束部材5それ自身の案内をすることができる。このことは、短いケースに対して有利である。空のケースをコンベヤベルト、空気圧シリンダ又は他の手段によって前進させる場合、別の部材を配置して同様の案内機能を果たすようにすることもできる。
− 空のケース38が厳密に位置決めされる必要がない。これにより、例えばコンベヤベルトや空気圧シリンダ等のケース前進方法を単純なものとすることができる。
− 新しいケース内で最初のキャビティを作成する間に、ケース前進機構39を第1及び第2の平板状拘束部材3、5に同期させる必要がない。これにより装置の制御が単純なものとされる。
− 第2及び第1の平板状拘束部材に必要とされる動作は同様であり、かなりの重複を以って実施することができる。これにより、充填済みのケースから空のケースへキャビティ再作成の方法を迅速に実施することができる。
第1及び第2の平板状部材3、5を充填済みのケース111から退避させた後に空のケース38をケース前進アセンブリ39又は他の手段によって更に前進させる場合には、空のケース38が十分に前進したらすぐに、第2の平板状拘束部材5の動作か、他の手段により提供される前進のみのいずれかによって、第1の平板状拘束部材3は降下を開始してもよい。第2の平板状拘束部材5は同様にしてさらに降下してゆくが、その動作は逐次的なものというよりも同時的なものというのに近く、更に速いサイクルが提供される。しかし、両方の平板状拘束部材を上昇させながらのこれらのケースの同期した前進は必要である。図6は、別のケースを所定位置に移動することができるように部分的に充填されたケースが十分に前方に移動させられるのを待っているときにおける、アームの配置及び考え得る平板状拘束部材の位置を示している。この配置は、空のケースを別の手段によって前進させる場合にも用いることができる。空のケース内に降下される前に第2の平板状拘束部材5の下端を後退させることにより、空のケースの十分な前進を確保することができ、また、第2の平板状拘束部材5を降下させる際に尚早に前進させた場合に降下中の第2の平板状拘束部材5の下端によって引き起こされ得る新たに前進させた空のケースの内側先端面へのダメージを回避することができるといった、他の利点も得られる。
当業者は、図2及び3に示す同軸のシャフトアセンブリ構成は、ケース前進アセンブリ39を支持して制御するのにも有利であることに気付くであろう。
図7は、2つのアセンブリ1、2の別の配置を示し、同じ長さのレバー141及び142の作用が実線で、わずかに短かくされたレバー142の作用が151を付した点線で示されている。同じ長さのレバー141及び142を有する支持アーム9bを上昇させると自動的に第2の平板状拘束部材5が後退することに注目されたい。この軌道は145で示される。第2の平板状拘束部材5用の支持アーム9bの枢着点(旋回のための取付点)146が、支持アーム9bが最初から下方に傾斜するように配置されているため、第2の平板状拘束部材5は上昇するにつれて147で示すようにわずかに前方に移動する。第2の拘束部材5の枢動支持点は水平方向前方にわずかに移動し次いで後方に移動して、これによりコンテナからの第2の拘束部材5の退避動作の第1段階となる略垂直の動作を提供する。この幾何的構造は2つの利点を有する。すなわち、第2の平板状拘束部材5によりコンテナの内面に適用される圧力が減少することと、コンテナの後尾の内面を押圧することなく下端105をコンテナから退避させるために必要とされる第2の拘束部材5の回転が少なくてすむことである。第1の拘束アセンブリにも同様の構成が有利であろう。
軌道145(レバー141及び142が同じ長さの場合の)は、軌道145が148で示されたケース111の輪郭を通過するときに、高さの大きいケースの上部にダメージを与える可能性があるということに留意されたい。充填済みのケース111へのダメージを回避するために、充填済みのケース111からの退避動作中において、第2の平板状拘束部材5の下端105を、投入されたバッグ上に上昇させた後に前方に回転させてもよく、この動作は、ケース内にキャビティを再作成する際にバッグを前進させるために使用されるアクチュエータの通常動作により実施することができる。その結果としてのプロフィール149が示されており、ケース111から十分に離間して移動している。第2の平板状拘束部材5が上昇すると、上述したように、第2の平板状拘束部材5は後退し、次いで降下する。
151で示すようにレバー142が短縮されている場合、長破線152が第2の平板状拘束部材5の下端105の動作を示しており、この拘束部材に拘束部材アクチュエータによって更に回転が与えられることはない。図示の後退動作は、図5bにおいて141及び142で示される平行四辺形からの変化によるものであり、別個のアクチュエータや長いアクチュエータのストロークを必要とせずに、ケース変更方法に必要な更なる後退動作を提供する。この後退動作は、第2のアセンブリのツーリング構成の一部である。ケース111にダメージを与えることを回避するために(相互作用148を回避するために)、必要な前進移動は先の段落に記載した方法で達成可能であり、プロフィール149で示されている。第2の拘束部材5の傾斜により、下端105が前進してテーパ付けされた(先細の)キャビティが作られる。この傾斜は、ケース111、特に高さの大きいケースから第2の拘束部材5を退避させるにあたり有用である。
第2の拘束部材アクチュエータは、第1の拘束部材アクチュエータと反対の態様で配置することができ、これにより、図5gに示すように、第2の拘束部材を、強制的に前進させることができ、また、後退を許容して第2の拘束部材を退避させる際に先行のコンテナの内面によって案内されるようにすることができる。
第2の拘束部材5を後退させる場合、リンク構成によって支持アーム9bを旋回させることによって第2の拘束部材5を空のケース38内に降下させることができ、効果的には、4本のバーを有する機構が152により示される軌道と同様の有効軌道を提供する。これは機械的に同期した動作であり、装置コントローラにサーボ連携や他のタイプの同期化のための負担がかかることはない。単純であることに加えて、この動作は非常に迅速且つ確実に実施することができる。
図8は第1の平板状拘束部材3の同様の他の構成を示し、第1の平板状拘束部材3は上昇位置153にあって、ここではレバー長さ156は第1の平板状拘束部材3のレバー長さ160と平行であって同じ長さである。上昇位置154は、第1の平板状拘束部材に対するリンク158の接続点を155(ここでは下降位置にある)まで変位させることにより実現され、これによってより長いレバー長さ157がもたらされる。支持アーム9aが上昇させられるときには、第1の平板状拘束部材3が図示の位置154まで前進させられる。この利点は、第1の支持アーム9aを高く上昇させるほど(これはあるケースから別のケースへ移行する際に必要であるが)、第1の平板状拘束部材の下端が結果としてより遠くへ延出するという点にある。平板状拘束部材及びリンク(例えば158)は、製品サイズ変更の一環として代替可能であり、追加の延長の程度は異なる製品について別々に調整できることに注目されたい。
当業者には、本明細書に添付される請求項により包含されるような発明の概念内に該当する本発明の更なる変更や実施形態が理解されるであろう。

Claims (20)

  1. 先行のコンテナと後続のコンテナを含む一連のコンテナを充填して前進させる装置であって、
    − 第1の拘束部材を含む第1のアセンブリと、
    − 第2の拘束部材を含む第2のアセンブリと、を含み、
    前記第1及び第2のアセンブリは、互いに相対的に、少なくとも以下の配置、すなわち、
    (i)前記第1の拘束部材と前記第2の拘束部材が前記先行のコンテナ内に挿入されて、前記第1の拘束部材と前記第2の拘束部材の間に物体の投入のための間隙が少なくとも部分的に画成されている、物体受容配置と、
    (ii)前記第2の拘束部材が前記先行のコンテナに対して上昇しているとともに、前記第2の拘束部材の下部が前記後続のコンテナの先頭部の内面の上方であってかつ後方に位置していて、前記後続のコンテナ内に挿入可能となっている、移行配置と、
    (iii)前記第2の拘束部材の少なくとも一部が前記後続のコンテナの前記先頭部の内面に接触して前進力を加えている、コンテナ前進配置と、
    に配置可能である装置。
  2. 前記第2のアセンブリは、前記第2の拘束部材の、前記第2のアセンブリの前記第2の拘束部材以外の部分に対する独立した動作のための拘束部材アクチュエータを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記独立した動作は回転である、請求項2に記載の装置。
  4. 前記コンテナ前進配置においては、前記独立した動作により、追加の前進力が前記後続のコンテナの先頭部の内面に加えられるようになり、
    前記物体受容配置においては、前記独立した動作により、前記先行のコンテナに既に投入されている物体に追加の前進力が印加されるようになる、
    請求項2または3に記載の装置。
  5. 前記第2のアセンブリは、前記第2の拘束部材が旋回可能に取り付けられた支持アームを含む、請求項3または4に記載の装置。
  6. 前記支持アームと前記第2の拘束部材とは、前記支持アームの旋回動作の少なくともある段階において前記第2の拘束部材を動作させるように配設されたリンクアセンブリによって連結されている、請求項5に記載の装置。
  7. 前記コンテナ前進配置において、前記第2の拘束部材は前記後続のコンテナの前記先頭部の内面に略平行である、請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記第2のアセンブリに対して、前記第1のアセンブリは構造において同様であるが、反対方向に回転可能とされている、請求項1から7のうちのいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記第1及び前記第2のアセンブリが前記物体受容配置にあるときに、前記第1及び/又は前記第2の拘束部材の動作を監視して検出する位置センサをさらに含む、請求項1から8のうちのいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記後続のコンテナを部分的に前進させるとともに前記第2の拘束部材を前記後続のコンテナ内に案内するように位置させることができるコンテナ前進アセンブリをさらに含む、請求項1から9のうちのいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記物体受容配置から前記移行位置への前記第2のアセンブリの移動中に、前記第2の拘束部材の下端が前記先行のコンテナの後尾部の内面から離れるよう移動するように、少なくとも前記物体受容配置における前記第2の拘束部材の枢着点は前記支持アームの枢着点よりも低い、請求項5から10のうちのいずれか一項に記載の装置。
  12. 先行のコンテナと後続のコンテナを含む一連のコンテナを充填して前進させる方法であって、
    (i)第1の拘束部材を含む第1のアセンブリと、第2の拘束部材を含む第2のアセンブリと、を提供するステップと、
    (ii)前記第1及び前記第2の拘束部材を先行のコンテナ内において物体受容配置に配置して、前記第1と前記第2の拘束部材の間に間隙を少なくとも部分的に画成するステップと、
    (iii)前記間隙に物体を投入するステップと、
    (iv)前記先行のコンテナが満杯になるか所望の容量まで充填されるまで、前記ステップ(ii)及び(iii)を繰り返すステップと、
    (v)前記先行のコンテナが満杯になるか所望の容量まで充填されたとき、前記第2の拘束部材を上昇させて前記先行のコンテナから退避させるステップと、
    (vi)前記第2の拘束部材の下部を前記後続のコンテナの先頭部の内面の上方であってかつ後方に配置して、これにより前記第1及び第2のアセンブリを移行配置とするステップと、
    (vii)前記第2の拘束部材を前記後続のコンテナ内におけるコンテナ前進配置まで降下させて、これにより前記第2の拘束部材の少なくとも一部が前記後続のコンテナの前記先頭部の内面に接触して前進力を加えるステップと、
    を含む方法。
  13. 前記第2のアセンブリは、前記第2の拘束部材の独立した動作のための拘束部材アクチュエータを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記独立した動作は回転である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第2の拘束部材が前記後続のコンテナの先頭部の内面に追加の前進力を加えるように前記第2の拘束部材を移動させるステップをさらに含む、請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記第2の拘束部材を前記先行のコンテナから離れるように回転させて、その下部を前記後続のコンテナの先頭部の内面の上方であってかつ後方に位置させるステップをさらに含む、請求項12から15のうちのいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記前進配置において、前記前進力を加えるに先立ちまたは加えている間に、前記第2の拘束部材を前記先頭部の内面に略平行な位置まで回転させるステップをさらに含む、請求項12から16のうちのいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記ステップ(v)の間に、前記第2の拘束部材を移動させて前記先行のコンテナの内側表面に対する前記第2の拘束部材の接触を回避するステップをさらに含む、請求項12から17のうちのいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記ステップ(v)の間に、前記第2の拘束部材が前記先行のコンテナの後尾部の内面からの反力を受けた場合、前記拘束部材アクチュエータは少なくとも部分的に弛緩し、これにより、前記第2の拘束部材を前記先行のコンテナから退避させるときに前記後尾部の内面が前記第2の拘束部材のためのガイドとして機能する、請求項13から17のうちのいずれか一項に記載の方法。
  20. 先行のコンテナと後続のコンテナを含む一連のコンテナを充填して前進させる装置に使用するための、第1の拘束部材を含む第1の拘束アセンブリであって、
    前記第1の拘束アセンブリは、同様の第2の拘束アセンブリに対して、少なくとも以下の配置、すなわち、
    (i)前記第1の拘束部材と前記第2の拘束部材が前記先行のコンテナに挿入されて、前記第1の拘束部材と前記第2の拘束部材の間に物体の投入のための間隙が少なくとも部分的に画成されている、物体受容配置と、
    (ii)前記第2の拘束部材が前記第1の拘束アセンブリに対して上昇しているともに、前記第2の拘束部材の下部が前記後続のコンテナの先頭部の内面の上方であってかつ後方に位置して前記後続のコンテナ内に挿入可能となっている、移行配置と、
    (iii)前記第2の拘束部材の少なくとも一部が前記後続のコンテナの前記先頭部の内面に接触して前進力を加えている、コンテナ前進配置と、
    に配置可能であるアセンブリ。
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