JP2013544680A - オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水 - Google Patents

オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水 Download PDF

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Abstract

オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水(fountain solution)が、水と、1種以上の界面活性剤とを含み、30ダイン/cm未満の動的表面張力を有する。湿し水は、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキとの間の、10ダイン/cm未満の界面張力を更に有することができる。湿し水を適用する本刷りの印刷ロスが、5%未満に削減される。オフセットリトグラフ印刷システムは、湿し水およびオフセットリトグラフ印刷用インキを含み、オフセットリトグラフ印刷システムの印刷ロスは、5%未満である。

Description

本願は、2010年11月1日出願の米国特許仮出願第61/408,772号および2011年3月2日出願の同第61/448,374号の利益を主張するものであり、それらの両者ともを、本明細書に完全に論述されているかのごとく、全ての目的で参照により本明細書に組み入れる。
本発明は、オフセットリトグラフ印刷用インキの湿し水およびエッチ液(fountain etches)に関し、より詳細には給湿液の送り効率(dampening feedrate efficiency)を改善し、非画像部の保護を改善し、印刷ロスを削減する、湿し水およびエッチ液に関する。
オフセット印刷は、インキをつけた画像を刷版からゴムブランケットに転移させ(またはオフセットし)、その後、被印刷物に転移させる印刷技術である。オフセット印刷は、多くの場合、リトグラフ印刷法と共に用いられ、刷版上の疎水性画像部および親水性非画像部への、油性インキと水性湿し水との競合的湿潤に基づく。油性インキは、疎水性画像部を湿潤し、湿し水は、親水性非画像部を湿潤する。湿し水の役割は、湿し水の非存在下では非画像部を完全に湿潤するインキから、非画像部を保護することである。少量のインキが画像部に存在する状態は、「スカミング」と呼ばれ、許容し得ない状態である。
該印刷版は、画像部が非画像部より著しく高くなっている凸版印刷およびフレキソ印刷法とは異なり、画像部と非画像部が著しく同じ平面内にあるため、平版と呼ばれる。画像部は通常、水を排除するが油性インキにより湿潤される低表面エネルギーポリマーからなる。非画像部は通常、インキおよび湿し水の両方により容易に湿潤される様々な独自開発処理による高エネルギーで未加工の酸化アルミニウムである。湿し水は、強い極性引力および弱い非極性引力により非画像部に引き付けられるため、湿し水は、非画像部への弱い非極性引力のみを有するインキに置き換わる。非画像部がインキを含まない状態を保つことが、湿し水の主たる役割である。
オフセットリトグラフ印刷機が、動作している時、湿し水は、平版に直接的に、または印刷版の直前のインキトレイン上でその場で乳化することにより間接的に連続塗布(適用)される。直接湿し(direct dampening)と呼ばれる前者の場合、インキの塗布は、湿し水の塗布の直後である。湿し水の完全で均質な皮膜が、続いて塗布されるインキが非画像部の平版を覆うのを防ぐ。印刷版上の湿し水およびインキは、その後、両者ともブランケットに転移され、その後、被印刷物に転移されて、その工程を再度繰り返す。
一部の希少な例において、淡水が湿し水として性能し得るが、様々な成分、例えば電解質、界面活性剤、緩衝液、および水溶性ポリマーなどの湿し水溶液が、良好な性能に必要となる。これらの成分は、刷版の湿潤、均一で効率的な給湿液送り量、および湿し水の均質性、ならびに湿し水とインキおよび被印刷物との相互作用の制御を促進する。給湿液の送り量は、通常、湿しローラの回転速度を調整することにより制御され、回転の設定部は、湿しノッチ(fountain notches)と呼ばれる。印刷には、より広範囲のノッチにわたって許容し得る印刷を生じる湿し水が好ましい。
湿し水は一般に、ほとんどの輪転印刷用途ではエッチ液(多くの場合「コンセントレート」と呼ばれる)およびイオン処理水から生成され、特定の輪転印刷用途では場合によりアルコールまたは置換アルコールから生成される。エッチ液は、典型的には水および他の選択的成分(例えば、ガム、合成ポリマー、複合糖質、界面活性剤、溶媒、酸および緩衝剤、減感剤、殺生物剤、パイリング防止剤、およびキレート化剤)を約40〜80重量%含む。界面活性剤およびアルコールまたは置換アルコールは、水の表面張力を低下させ、湿し水を印刷版の非画像部に均一に延展して、湿しローラ上により厚くより均質な皮膜を生成することにより、非画像部の湿潤および効率的給湿液送りを促進する作用がある。典型的にはエッチ液は、エッチ液が約3〜6重量%濃度になるように水で希釈されて、湿し水に印刷機の準備を整えさせる。
印刷機が品質問題で作動していない時間は、当該分野において「ダウンタイム」として公知である。ダウンタイムは、典型的には3種の特別な局面:(1)印刷工程の初期始動期である「刷出し」の間;(2)ブランケット洗浄、ウォーターウィンドウ検査(water window tests)、修理、作業交代の停止などの様々な理由による動作停止後の再始動;および(3)印刷品質が仕様外である場合の本刷りの間、を含む。ダウンタイムは、生産性を低下させ、紙、インキおよび湿し水を廃棄するため、ダウンタイムを最小にする印刷が、求められている。許容し得る製品を製造するために行われる印刷機の調整は、潜在的に多量の印刷ロスをもたらす可能性があるため、更なる廃棄物への環境影響が存在する。累積的なこれらの廃棄枚数は、インキおよび被印刷物の多量廃棄につながり得る。
被印刷紙上へのオフセットヒートセット輪転印刷の近年の研究において、紙により、印刷コストが80%を超えて上昇することが見出された。含まれる紙のコストのうち、最大15%またはそれ以上は、印刷機が発生した廃棄物によるものである。したがって、印刷効率を改善して印刷ロスを削減するオフセットリトグラフ印刷用の湿し水を、開発する必要がある。
発明の概要
本発明の利点は、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水を提供することである。湿し水は、水と、1種以上の界面活性剤とを含み、30ダイン/cm未満の動的表面張力を有する。湿し水は、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキの間の、10ダイン/cm未満の界面張力を更に有することができる。湿し水は、エッチ液の水性希釈液であってよい。動的表面張力は、表面寿命(surface age)0.1秒およびエッチ液濃度5重量%で測定することができる。界面張力は、表面寿命100秒およびエッチ液濃度5重量%で測定することができる。
本発明の別の利点は、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水を提供することである。湿し水の動的表面張力の2倍と、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキの間の界面張力と、の合計は、64ダイン/cm未満である。湿し水は、エッチ液の水性希釈液であってよい。動的表面張力および界面張力は、表面寿命1秒およびエッチ液濃度6重量%で測定することができる。
本発明の更に別の利点は、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水を提供することである。湿し水の動的表面張力の2倍と、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキの間の界面張力と、の合計は、78ダイン/cm未満である。湿し水は、エッチ液の水性希釈液であってよい。動的表面張力および界面張力は、表面寿命1秒およびエッチ液濃度3重量%で測定することができる。
本発明の更に別の利点は、湿し分散液を提供することである。湿し分散液は、水、1種以上の界面活性剤を含み、濁度が20NTUを超える。湿し分散液は、エッチ液の水性希釈液であってよい。濁度は、エッチ液濃度3重量%で測定することができる。
本発明の更に別の利点は、オフセットリトグラフ印刷の方法を提供することである。該方法は、湿し水を提供すること、および湿し水を適用するオフセットリトグラフ印刷の印刷ロスを5%未満に削減すること、を含む。該湿し水は、水および1種以上の界面活性剤を含む。
本発明の更に別の利点は、湿し水およびオフセットリトグラフ印刷用インキを含むオフセットリトグラフ印刷システムを提供することであり、該オフセットリトグラフ印刷システムの印刷ロスは、5%未満である。
本発明の更に別の利点は、湿し分散液およびオフセットリトグラフ印刷用インキを含むオフセットリトグラフ印刷システムを提供することであり、該オフセットリトグラフ印刷システムの印刷ロスは、5%未満である。
1種以上の界面活性剤は、エトキシル化直鎖状アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、脂肪酸エステル、アミン/アミド誘導体、アルキルポリグルコシド、エチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー、ポリアルコール、エトキシル化ポリアルコール、チオール(メルカプタン)、またはチオール誘導体であってよい。1種以上の界面活性剤は、オクチルピロリドンまたはアルキルチオエーテルであってよい。湿し水は、ヒドロトロープを更に含むことができる。ヒドロトロープは、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムまたはそれらの混合物であってよい。ヒドロトロープは、エチルヘキシル硫酸ナトリウムであってよい。
前述の一般的記載および以下の詳細な記載は両者とも、例示および説明であり、請求される本発明の更なる説明を提供することを意図している。
本発明の更なる理解を提供するために含まれ、本明細書に組み入れられてその一部を構成している添付の図面は、本発明の実施形態を示し、記述と一緒になって本発明の原理を説明するためのものである。
印刷の試行A〜Fの廃棄枚数の比較を示す図表である。
ここに、本発明の実施形態を詳細に参照するが、その実施例は、添付の図面に例示されている。
表面張力は、隣接分子の間の分子間引力であり、単位幅あたりの力、例えばダイン/センチメートル(ダイン/cm)(1ダイン/cm=1×10−5N/cm)で表される。液滴または泡の形成など、水性界面活性剤溶液が膨張すると、表面または界面張力が動的になり、平衡状態でなくなる。表面は、新しい表面と古い表面との複合体であり、球形構造ではその形成時間の3/7が計算され、表面寿命と呼ばれる。拡散律速反応速度において、平衡状態は、界面活性剤の拡散係数、脱着係数、体積粘性率、および体積界面活性剤濃度により定義される。表面寿命の経過にしたがって表面/界面張力が、平衡が得られるまで低下されると、吸着速度が脱着速度と等しくなり、平衡または静的な表面張力が得られる。
動的表面張力は、印刷業界の当業者に公知の従来法により測定することができる。本発明において、動的表面張力は、Kruss DSA 100(液滴形状分析システム)を用いて懸滴法により、またはTracker懸滴張力計を用いて、室温および特定の表面寿命で測定される。オフセットリトグラフ印刷法において、エッチ液は、典型的にはオフセットリトグラフ印刷法に適用される、またはそれにおいて用いられる前に、脱イオン水で、希釈されたエッチ液(「湿し水」とも呼ばれる)の重量に基づいて約3〜6重量%に希釈される。湿し水の動的表面張力は、希釈されたエッチ液(3〜6重量%)の動的表面張力を指す。
界面張力は、通常は液体−液体または液体−固体の、2相間の表面張力である。例えば、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキの間の界面張力は、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキtpの間、または該インキと印刷版の画像部との間の動的表面張力である。本発明において、界面張力は、Kruss DSA 100(液滴形状分析システム)を用いて懸滴法により、またはTracker懸滴張力計を用いて、室温および特定の表面寿命で測定される。本発明において、界面張力は、希釈されたエッチ液(3〜6重量%)とオフセットリトグラフ印刷用インキの間の界面張力を指す。界面張力を測定する際に、オフセットリトグラフ印刷用インキは、オイルで5重量%に希釈される。オイルは、例えば、Magie 470オイルであってよい。希釈されたエッチ液(3〜6重量%)とオフセットリトグラフ印刷用インキの間の界面表面張力は、希釈されたエッチ液(3〜6重量%)とMagie 470オイルの間の界面表面張力に近似しているため、Magie 470オイルを、界面張力測定の際にオフセットリトグラフ印刷用インキの代わりに用いることができる。
任意の理由で印刷が停止される各時点で、許容し得る品質の印刷物が再度製造されるように、印刷機の設定を調整するための次の始動工程が必要になる。日常的な印刷機停止に加えて、印刷機は、典型的には本刷りの際に定期的に停止させてウォーターウィンドウ検査を実施し、印刷品質維持を援助する。スカミングの兆候が印刷シート上に認められるまで、水の設定を低下させる。その後、密度が許容し得なくなるまで、水の設定を上昇させる。ウォーターウィンドウは、スカミングポイントと消失ポイントとの給湿液の設定差である。スカミングポイントは、スカミングの兆候が印刷シート上に認められるまで、給湿液送り量の設定を低下させることにより得られる。消失ポイントは、光学密度が急速に降下するまで、給湿液送り量を増加させることにより得られる。
ここに、1種以上の界面活性剤および/またはヒドロトロープをエッチ液に添加すると、脱イオン水で5重量%に希釈されたエッチ液(湿し水)の動的表面張力が、表面寿命0.1秒で30ダイン/cm未満になり、湿し水とリトグラフ印刷用インキの間の界面張力が、表面寿命100秒で10ダイン/cm未満になることが見出された。オフセットリトグラフ印刷法においてこの湿し水を用いると、印刷物の品質を回復させる2種類の停止のための合計印刷数が少なくなる。本刷りの印刷ロスは、5%未満に削減される。この適用において、印刷ロスは、本刷りにおける合計印刷数に対する、最初の始動(「刷出し」)および再始動に起因する印刷数の百分比として表される。低い表面張力が、給湿システムおよび印刷版の非画像部上の皮膜でさえも効率的な供給を促進し、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキの間の低い界面張力が、より急速な乳化速度をもたらすことが提示される。
1種以上の界面活性剤および/またはヒドロトロープをエッチ液に添加すると、表面寿命0.1秒でのエッチ液の動的表面張力が、30ダイン/cm未満になることも見出された。湿し水の動的表面張力の2倍と、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキ(Magie 470オイル)の間の界面張力と、の合計は、エッチ液の濃度6重量%および表面寿命1秒で64ダイン/cm未満となり、エッチ液の濃度3重量%および表面寿命1秒で78ダイン/cm未満となる。湿し水の動的表面張力の2倍と界面張力との合計は、効率的な送り量、より均質な刷版の湿潤、およびより急速な乳化をもたらす特性の体系を表す。オフセット印刷法においてこの湿し水を用いると、印刷の品質を回復させる2種の停止のための合計印刷数が少なくなる。本刷りの印刷ロスは、5%未満に削減される。
エッチ液が、脱イオン水で、希釈されたエッチ液の重量に基づき約3〜6重量%に希釈されると、エッチ液が、水により湿し分散液を形成することも見出された。湿し分散液の濁度を、測定した。特に、該湿し分散液(3重量%)は、10NTU(比濁計濁度単位)を超える濁度を有する。好ましくは該湿し分散液(3重量%)は、20NTUを超える濁度を有する。
本発明において使用される界面活性剤は、非イオン性である。適切な非イオン性界面活性剤としては、エトキシル化直鎖状アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、脂肪酸エステル、アミン/アミド誘導体、アルキルポリグルコシド、エチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー、ポリアルコール、エトキシル化ポリアルコール、チオール(メルカプタン)、およびチオール誘導体が挙げられる。これらの界面活性剤のうち、オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルが、特に好ましい。界面活性剤の量は、エッチ液の重量に基づいて0.1〜10重量%の範囲内であろう。
本発明において用いられるヒドロトロープは、無機および有機イオンを有する電解質である。ヒドロトロープは、非イオン性界面活性剤の水への可溶化を支援することができる。適切なヒドロトロープは、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択されるものである。これらの界面活性剤のうち、オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルが、特に好ましい。ヒドロトロープの量は、エッチ液の重量に基づいて0.1〜10重量%の範囲内であろう。
エッチ液は一般に、複数の他の成分を含有する。これらの成分は、保護コロイド、例えば水溶性ガム、アラビアガム、セルロースガムを含むことができる。これらのポリマーは一般に、刷版の非画像部がインキに汚染されるのを予防し、非画像部を親水性に保つための助けとなるよう用いられる。一般に保護コロイドの量は、エッチ液の重量に基づいて、0.5〜15重量%の範囲内であろう。エッチ液中で用いられ得る他の成分としては、殺生物剤、腐食防止剤、消泡剤、染色剤などが挙げられる。エッチ液は、アルコールまたは置換アルコールを含有することもできる。置換アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコールなどが挙げられる。
エッチ液は、所望のpHを保持するのに効果的な酸および緩衝塩を含有することもできる。湿し水は、好ましくは約3.5〜5.5のpHを有する水性酸溶液として用いられる。リン酸は一般に、配合剤を酸性化する際に用いられる。他の酸としては、無機酸および有機酸、例えば酢酸、硝酸、硫酸、グリコール酸、クエン酸、フタル酸、リンゴ酸およびそれらの混合物が挙げられる。緩衝塩は、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、フタル酸水素ナトリウム、フタル酸水素カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、グリコール酸ナトリウムなどを含むことができる。
1種以上の界面活性剤および/またはヒドロトロープをエッチ液に添加して、より低い動的表面張力および界面張力にすれば、湿し水の使用量削減など多数の重要な利益がもたらされ、印刷機に迅速な刷出し時間、および印刷ロス(被印刷物の廃棄物)の総量の削減が提供される。
実施例1〜8:材料を高速ミキサーで均質になるまで混合することにより、インキを検査用に調製した。インキの組成(インキに基づく重量%として示す)を、表1に列挙する。
インキを調製するのに用いられた上記原材料の説明を、表2に列挙する。
インキは、印刷用4色プロセスインキであり、オフセットリトグラフ印刷法において湿し水と組み合わせて用いた。
実施例9:エッチ液を配合し、均質になるまで物理的に混合した。組成を、表3に列挙する。
実施例10:エッチ液を配合し、均質になるまで物理的に混合した。組成を、表4に列挙する。
実施例11:エッチ液を配合し、均質になるまで物理的に混合した。組成を、表5に列挙する。
実施例12:5重量%濃度の実施例9〜11の動的表面張力
実施例9〜11(5重量%濃度のエッチ液)の動的表面張力を、Kruss DSA 100(液滴形状分析システム)を用いて懸滴法により表面寿命0.1秒および室温で測定した。動的表面張力を、表6に列挙する。
実施例13:5重量%濃度の市販エッチ液の動的表面張力
Rycolineから得た2種の市販湿し水(ACFS 168およびACFS 4600)も、比較の目的で検査した。ACFS 168およびACFS 4600(エッチ液の5重量%水性希釈液)の動的表面張力を、Kruss DSA 100(液滴形状分析システム)を用いて懸滴法により表面寿命0.1秒および室温で測定した。動的表面張力を、表7に列挙する。
実施例14:実施例5のインキと湿し水の間の界面張力
実施例5のインキ(Magie 470オイルで5重量%インキに希釈)と上記の湿し水(5重量%濃度)との間の界面張力を、Kruss DSA 100(液滴形状分析システム)を用いて懸滴法により100秒および室温で測定した。結果を、以下の表8に示す。
実施例15:実施例6のインキと湿し水の間の界面張力
実施例6のインキ(Magie 470オイルで5重量%インキに希釈)と上記の湿し水(5重量%濃度)との間の界面張力を、Kruss DSA 100(液滴形状分析システム)を用いて懸滴法により100秒および室温で測定した。結果を、以下の表9に示す。
実施例16:実施例7のインキと湿し水の間の界面張力
実施例7のインキ(Magie 470オイルで5重量%インキに希釈)と上記の湿し水(5重量%濃度)との間の界面張力を、Kruss DSA 100(液滴形状分析システム)を用いて懸滴法により100秒および室温で測定した。結果を、以下の表10に示す。
実施例17:実施例8のインキと湿し水の間の界面張力
実施例8のインキ(Magie 470オイルで5重量%インキに希釈)と上記の湿し水(5重量%濃度)との間の界面張力を、Kruss DSA 100(液滴形状分析システム)を用いて懸滴法により100秒および室温で測定した。結果を、以下の表11に示す。
表8〜11は、実施例9の湿し水を実施例5〜8のインキと組み合わせて用いて、10ダイン/cm未満の界面表面張力を有するオフセットリトグラフ印刷システムを提供することを示している。
実施例18:実施例9〜10および市販のエッチ液の動的表面張力
実施例9〜10および15種の市販のエッチ液の動的表面張力を、Tracker懸滴張力計を用いて、22℃の室温条件下、表面寿命1秒で測定した。表12に、実施例9〜10および15種市販のエッチ液の動的表面張力を示す。
実施例19:湿し水の動的表面張力の2倍と、湿し水とMagie 470インキオイルの界面張力と、の合計
実施例9〜10および15種の市販のエッチ液を、水で6重量%および3重量%に希釈した。250μLシリンジ、外装にクリープを防ぐテフロン(登録商標)スリーブを有する18ゲージ滴下針を用いて、22℃の室温条件下、Tracker懸滴張力計により、動的表面張力および動的界面張力を測定した。表面寿命(SA)を、式:
SA=3/7×液滴形成時間+静的滞空時間
を利用して決定した。
実施例19の測定全ての表面寿命は、1秒である。動的表面張力を計算するのに用いられる落下する液滴は、密封されたキュベット内にあり、測定時のその顕著な蒸発が防止された。界面張力を計算するのに用いられた落下した液滴を、キュベットに含まれるMagie 470インキオイルに懸濁させた。
表13は、動的表面張力、界面張力、ならびに得られた動的表面張力の2倍と界面張力との合計を示す。
表13に示す通り、3重量%および6重量%の実施例9〜10は、検査した湿し水のうちで最低の、動的表面張力ならびに動的表面張力の2倍と界面張力との合計を有する。
実施例20:湿し分散液
実施例9〜10および15種の市販のエッチ液を、脱イオン水で3重量%に希釈した。試料は全て、濁度測定の比濁計による原理で動作するHach Model 2100P Portable Turbidimeterを用いた濁度について測定した。機器の較正は、販売されているGelex標準(10,100および1000NTU)を用いて実施した。濁度データを、表14に示した。
表14に示された通り、3重量%の実施例9〜10は、検査された試料全てのうちで最も高い濁度を有する。
実施例21:湿し水の使用量
インキおよび湿し水の6種の組み合わせを、印刷工程における湿し水の使用量について検査した。結果を、以下の表15に示す。
負の値(−)は、実施例1〜4のインキとACFS 4600湿し水との組み合わせである標準ベースラインセットと比較して、より少量の湿し水が用いられたことを意味する。検査3は、印刷機の湿し水の使用量または消費量に関する好ましい実施形態を表すが、インキと湿し水の他の組み合わせを用いて、印刷機における湿し水の消費を削減し得ることも明白である。
実施例22:印刷効率
6つの印刷試行を、Heidelberg M3000オフセットヒートセット輪転機で、下記のインキ/湿し水の組み合わせを用いて実施し、45#坪量の被印刷紙に印刷した。停止させた後、2種の停止期間に測定を実施して、印刷機を許容し得る印刷品質まで回復させるのに必要な印刷数を決定した。6つの試行で、以下のインキセットと湿し水との組み合わせを利用した。
試行A:実施例5〜8のインキと5重量%実施例9湿し水との組み合わせ
試行B:実施例1〜4のインキと5重量%実施例9湿し水との組み合わせ
試行C:実施例1〜4のインキと5重量%ACFS 168湿し水との組み合わせ
試行D:実施例1〜4のインキと5重量%ACFS 4600湿し水との組み合わせ
試行E:実施例5〜8のインキと5重量%ACFS 4600湿し水との組み合わせ
試行F:実施例5〜8のインキと5重量%ACFS 168湿し水との組み合わせ
結果を図1に示すが、それにはこれらの2種の停止期間のそれぞれについて、許容し得る印刷品質を回復するのに必要となった実際の印刷数を示している。最初の停止期間は、任意の数の理由のためにあり得る日常的な印刷機停止であった(これは、図1において「始動」と示され、グラフの各棒の下部分により表される)。2つ目の停止期間は、ウォーターウィンドウ検査を実施するための印刷機停止であった(これは、図1において「本刷り」と示され、グラフの各棒の上部分により表される)。
このデータは、各試行の相対的効率を示すグラフの形態で示される。時間を節約し、被印刷物の廃棄を最小限にするためには、可能な限り少ない検査枚数を用いて(時間および廃棄物を削減して)印刷機を許容し得る印刷品質に回復させることが、好適である。図1で明白に認められるであろうが、試行Aは、これらの2種の停止期間について、印刷品質を回復させるのに必要となる合計印刷数が最少であった。この廃棄物の削減は、より迅速な本刷りおよび環境影響の改善を提供する。
加えて、長期の4色プロセス商業印刷を、Gross Graphic M3000高速印刷機を用いて6ヶ月にわたり実施して、30#の新聞用原紙から70#の塗工原紙まで様々な紙におよそ25,000,000枚の印刷物を製造した。累積結果を、以下の表16に示す:
全印刷数の合計に対する百分比して表した廃棄物の結果は、最初の始動(「刷出し」)および再始動に起因した。2種の組み合わせ(実施例1〜4のインキと5重量%ACFS 168;ならびに実施例5〜8のインキと5重量%ACFS 168)が、色の安定性問題のため高速印刷に適さないことが見出され、中止した。実施例5〜8のインキと5重量%の実施例9の湿し水との組み合わせも、スカミングのため中止した。
例示されたシステムでの最小廃棄発生数(2.8%)は、廃棄物を削減するため、より効率的な印刷性能(許容し得る品質で所定の数を製造するのに必要となる印刷数がより少なく、時間がより短い)、および肯定的な環境影響も示す。
加えて、表16は、25,000,000の本刷りにおいて実施例5〜8のインキと5重量%の実施例9の湿し水との組み合わせを用いることにより実現された、効率の改善および廃棄物削減の規模を示している。5重量%の実施例9の湿し水を含むシステムは、市販の湿し水を含む2種のシステムよりも、廃棄枚数の発生が百万枚少なかった。
本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、様々な改良および変更を本発明において施し得ることは、当業者には明白であろう。つまり本発明は、添付の特許請求の範囲およびその均等物の範囲に含まれることを条件に、本発明の改良および変更を包含するものとする。

Claims (74)

  1. (a)水と、
    (b)オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルの群から選択される1種以上の界面活性剤と
    を含み、
    (c)30ダイン/cm未満の動的表面張力
    を有する、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水。
  2. (d)湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキの間の、10ダイン/cm未満の界面張力、
    を更に有する、請求項1に記載の湿し水。
  3. (e)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項1に記載の湿し水。
  4. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項3に記載の湿し水。
  5. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項4に記載の湿し水。
  6. 湿し水が、エッチ液(fountain etch)の水性希釈液であり、湿し水の前記動的表面張力が、表面寿命(surface age)0.1秒およびエッチ液濃度5重量%で測定されたものである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の湿し水。
  7. 前記界面張力が、表面寿命100秒およびエッチ液濃度5重量%で測定されたものである、請求項2〜6のいずれか1項に記載の湿し水。
  8. (a)水と、
    (b)1種以上の界面活性剤を含むエッチ液と、
    を含み、
    動的表面張力が、表面寿命0.1秒およびエッチ液濃度5重量%で30ダイン/cm未満である、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水。
  9. (c)表面寿命100秒およびエッチ液濃度5重量%で10ダイン/cm未満の、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキの間の界面張力、
    を更に有する、請求項8に記載の湿し水。
  10. 1種以上の界面活性剤が、エトキシル化直鎖状アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、脂肪酸エステル、アミン/アミド誘導体、アルキルポリグルコシド、エチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー、ポリアルコール、エトキシル化ポリアルコール、チオール(メルカプタン)、およびチオール誘導体からなる群より選択される、請求項8または9に記載の湿し水。
  11. 1種以上の界面活性剤が、オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルからなる群より選択される、請求項10に記載の湿し水。
  12. (d)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項8〜11のいずれか1項に記載の湿し水。
  13. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項12に記載の湿し水。
  14. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項13に記載の湿し水。
  15. (a)水と、
    (b)オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルの群から選択される1種以上の界面活性剤と、
    を含み、
    湿し水の動的表面張力の2倍と、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキとの間の界面張力と、の合計が、64ダイン/cm未満である、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水。
  16. (e)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項15に記載の湿し水。
  17. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項16に記載の湿し水。
  18. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項17に記載の湿し水。
  19. 湿し水が、エッチ液の水性希釈液であり、前記動的表面張力および前記界面張力が、表面寿命1秒およびエッチ液濃度6重量%で測定されたものである、請求項15〜18のいずれか1項に記載の湿し水。
  20. (a)水と、
    (b)1種以上の界面活性剤と、
    を含み、
    湿し水の動的表面張力の2倍と、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキとの間の界面張力と、の合計が、表面寿命1秒およびエッチ液濃度6重量%で64ダイン/cm未満である、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水。
  21. 1種以上の界面活性剤が、エトキシル化直鎖状アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、脂肪酸エステル、アミン/アミド誘導体、アルキルポリグルコシド、エチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー、ポリアルコール、エトキシル化ポリアルコール、チオール(メルカプタン)、およびチオール誘導体からなる群より選択される、請求項20に記載の湿し水。
  22. 1種以上の界面活性剤が、オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルからなる群より選択される、請求項21に記載の湿し水。
  23. (c)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項20〜22のいずれか1項に記載の湿し水。
  24. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項23に記載の湿し水。
  25. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項24に記載の湿し水。
  26. (a)水と、
    (b)オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルの群から選択される1種以上の界面活性剤と、
    を含み、
    湿し水の動的表面張力の2倍と、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキとの間の界面張力と、の合計が、78ダイン/cm未満である、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水。
  27. (c)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項26に記載の湿し水。
  28. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項27に記載の湿し水。
  29. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項28に記載の湿し水。
  30. 湿し水が、エッチ液の水性希釈液であり、前記動的表面張力および前記界面張力が、表面寿命1秒およびエッチ液濃度3重量%で測定されたものである、請求項26〜29のいずれか1項に記載の湿し水。
  31. (a)水と、
    (b)1種以上の界面活性剤と、
    を含み、
    湿し水の動的表面張力の2倍と、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキとの間の界面張力と、の合計が、表面寿命1秒およびエッチ液濃度3重量%で78ダイン/cm未満である、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し水。
  32. 1種以上の界面活性剤が、エトキシル化直鎖状アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、脂肪酸エステル、アミン/アミド誘導体、アルキルポリグルコシド、エチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー、ポリアルコール、エトキシル化ポリアルコール、チオール(メルカプタン)、およびチオール誘導体からなる群より選択される、請求項31に記載の湿し水。
  33. 1種以上の界面活性剤が、オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルからなる群より選択される、請求項32に記載の湿し水。
  34. (c)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項31〜33のいずれか1項に記載の湿し水。
  35. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項34に記載の湿し水。
  36. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項35に記載の湿し水。
  37. (a)水と、
    (b)オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルの群から選択される1種以上の界面活性剤と
    を含み、
    (c)20NTUを超える濁度
    を有する、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し分散液。
  38. (d)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項37に記載の湿し分散液。
  39. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項38に記載の湿し分散液。
  40. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項39に記載の湿し分散液。
  41. 湿し水が、エッチ液の水性希釈液であり、前記濁度が、エッチ液濃度3重量%で測定されたものである、請求項37〜40のいずれか1項に記載の湿し分散液。
  42. (a)水と、
    (b)1種以上の界面活性剤を含むエッチ液と、
    を含み、
    濁度が、エッチ液濃度3重量%で20NTUを超える、オフセットリトグラフ印刷用インキのための湿し分散液。
  43. 1種以上の界面活性剤が、エトキシル化直鎖状アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、脂肪酸エステル、アミン/アミド誘導体、アルキルポリグルコシド、エチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー、ポリアルコール、エトキシル化ポリアルコール、チオール(メルカプタン)、およびチオール誘導体からなる群より選択される、請求項42に記載の湿し分散液。
  44. 1種以上の界面活性剤が、オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルからなる群より選択される、請求項43に記載の湿し分散液。
  45. (c)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項42〜44のいずれか1項に記載の湿し分散液。
  46. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項45に記載の湿し分散液。
  47. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項46に記載の湿し分散液。
  48. (a)湿し水を提供すること、および
    (b)湿し水を適用することにより、オフセットリトグラフ印刷の印刷ロスを5%未満に削減すること、
    を含み、
    湿し水が、水と、1種以上の界面活性剤を含むエッチ液とを含む、オフセットリトグラフ印刷の方法。
  49. 湿し水が、30ダイン/cm未満の動的表面張力を更に有する、請求項48に記載の方法。
  50. 前記動的表面張力が、表面寿命0.1秒およびエッチ液濃度5重量%で測定されたものである、請求項49に記載の方法。
  51. 湿し液が、10ダイン/cm未満の、湿し水とオフセットリトグラフ印刷用インキとの間の界面張力を含む、請求項48〜50のいずれか1項に記載の方法。
  52. 界面張力が、表面寿命100秒およびエッチ液濃度5重量%で測定される、請求項51に記載の方法。
  53. 1種以上の界面活性剤が、エトキシル化直鎖状アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、脂肪酸エステル、アミン/アミド誘導体、アルキルポリグルコシド、エチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー、ポリアルコール、エトキシル化ポリアルコール、チオール(メルカプタン)、およびチオール誘導体からなる群より選択される、請求項48〜52のいずれか1項に記載の方法。
  54. 1種以上の界面活性剤が、オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルからなる群より選択される、請求項53に記載の方法。
  55. 湿し水が、ヒドロトロープを更に含む、請求項48〜54のいずれか1項に記載の方法。
  56. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項55に記載の方法。
  57. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項56に記載の方法。
  58. (a)請求項1〜36のいずれか1項に記載の湿し水と、
    (b)オフセットリトグラフ印刷用インキと、
    を含み、
    印刷ロスが、5%未満である、オフセットリトグラフ印刷システム。
  59. オフセットリトグラフ印刷用インキが、4色プロセスセットであり、かつ、オフセットヒートセット輪転印刷法、枚葉印刷法、またはエネルギー線硬化性オフセット印刷法に適合されている、請求項58に記載のオフセットリトグラフ印刷システム。
  60. (a)請求項37〜47のいずれか1項に記載の湿し分散液と、
    (b)オフセットリトグラフ印刷用インキと、
    を含み、
    印刷ロスが、5%未満である、オフセットリトグラフ印刷システム。
  61. オフセットリトグラフ印刷用インキが、4色プロセスセットであり、かつ、オフセットヒートセット輪転印刷法、枚葉印刷法、またはエネルギー線硬化性オフセット印刷法に適合されている、請求項60に記載のオフセット印刷システム。
  62. (a)水と、
    (b)オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルの群から選択される1種以上の界面活性剤と
    を含み、
    (c)30ダイン/cm未満の動的表面張力、
    を有する、オフセットリトグラフ印刷用インキのためのエッチ液。
  63. エッチ液の5重量%水性希釈液の動的表面張力が、30ダイン/cm未満である、請求項62に記載のエッチ液。
  64. エッチ液の前記動的表面張力が、表面寿命1秒で測定されたものである、請求項62または63に記載のエッチ液。
  65. エッチ液の5重量%水性希釈液の前記動的表面張力が、表面寿命0.1秒で測定される、請求項63または64に記載のエッチ液。
  66. (d)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項62〜65のいずれか1項に記載の湿し水。
  67. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項66に記載の湿し水。
  68. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項67に記載の湿し水。
  69. (a)水と、
    (b)1種以上の界面活性剤と、
    を含み、
    表面寿命1秒でのエッチ液の動的表面張力および表面寿命0.1秒でのエッチ液の5重量%水性希釈液の動的表面張力が、30ダイン/cm未満である、オフセットリトグラフ印刷用インキのためのエッチ液。
  70. 1種以上の界面活性剤が、エトキシル化直鎖状アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、脂肪酸エステル、アミン/アミド誘導体、アルキルポリグルコシド、エチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー、ポリアルコール、エトキシル化ポリアルコール、チオール(メルカプタン)、およびチオール誘導体からなる群より選択される、請求項69に記載のエッチ液。
  71. 1種以上の界面活性剤が、オクチルピロリドンおよびアルキルチオエーテルからなる群より選択される、請求項70に記載の湿し水。
  72. (c)ヒドロトロープ、
    を更に含む、請求項69〜71のいずれか1項に記載の湿し水。
  73. ヒドロトロープが、アルキル硫酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、テルペンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸アンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、チオシアン酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項72に記載の湿し水。
  74. ヒドロトロープが、エチルヘキシル硫酸ナトリウムである、請求項73に記載の湿し水。
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