JP2013542100A - ワックス射出により部品を製造するための金型 - Google Patents

ワックス射出により部品を製造するための金型 Download PDF

Info

Publication number
JP2013542100A
JP2013542100A JP2013532252A JP2013532252A JP2013542100A JP 2013542100 A JP2013542100 A JP 2013542100A JP 2013532252 A JP2013532252 A JP 2013532252A JP 2013532252 A JP2013532252 A JP 2013532252A JP 2013542100 A JP2013542100 A JP 2013542100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
block
mold
plate
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013532252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5908484B2 (ja
Inventor
カシユ,ダニエル
ルスドン,イボン・マリー−ジヨセフ
プールフイレ,パトリツク
ベルジエ,ジヤン−ルイ・マルシアル
ウエレ,パトリツク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Aircraft Engines SAS
Original Assignee
SNECMA SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SNECMA SAS filed Critical SNECMA SAS
Publication of JP2013542100A publication Critical patent/JP2013542100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5908484B2 publication Critical patent/JP5908484B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C7/00Patterns; Manufacture thereof so far as not provided for in other classes
    • B22C7/02Lost patterns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/06Permanent moulds for shaped castings
    • B22C9/062Mechanisms for locking or opening moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/20Opening, closing or clamping
    • B29C33/26Opening, closing or clamping by pivotal movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/33Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/33Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts
    • B29C45/332Mountings or guides therefor; Drives therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/4005Ejector constructions; Ejector operating mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2091/00Use of waxes as moulding material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

本発明は、空洞内にワックスを射出することによって、ターボ機械ブレードモデルなどの部品(20)を製造するための金型に関し、空洞は、各々が空洞ブロック(6、11)内で支持されている、少なくとも2つの空洞要素からなる。2つの空洞ブロックは、ワックスを射出するための閉鎖位置とワックスの射出に続く部品取り出しのための開放位置との間で、互いに対して移動可能である。金型は、2つの空洞ブロック(6、11)が水平面内で移動可能であることを、特徴とする。

Description

本発明は、空洞内にワックスを射出することによって部品を製造するための金型に関する。より具体的には、後にロストワックス鋳造法によるブレードの製造に利用されるよう意図されるターボ機械ブレードのモデルの製造に関する。
ロストワックス鋳造法によるブレードの製造の関連において、モデルがワックスで製造され−これはこの目的に適した全ての材料について用いられることを意味する−、その周りにシェル型が耐火性材料で製造される。一旦シェル型が固まると、モデルはワックスを溶かすことによって取り出される。するとシェル型の内部に空洞ができ、その中に金属が注がれることになる。モデルの形状を再現する部品は、シェル型を揺すって取り出される。
モデル自体は適切な金型内で製造され、その空洞がその形状を定義する。ワックスは、射出成形機によって金型の空洞内に射出される。成形機は、射出ノズルを通じて金型の射出チャネル内へのワックスの射出を可能にする。
部品の空洞は、圧力下でのワックスの射出の瞬間に互いに対してしっかりと固定される、少なくとも2つの空洞要素によって形成される。この目的のため、空洞要素は、互いに対して変位可能な空洞ブロック内で個別に支持される。通常はこれらの他方の要素は補完的な役割しか果たさないものの、空洞は3つ以上の要素によって形成されてもよいことに留意されたい。
その全体的形状が内弧面および外弧面を備えるブレードの脚部と先端部との間の方向に延在しているブレードモデルの製造のための、本出願人によって引用される先行技術によれば、金型は水平面内に配置され、金型内の空洞は水平に配向される。モデルはこうして水平方向に射出され、内弧面および外弧面もまた水平に配向される。取り扱い作業は全て手作業である。作業者は、金型の上部セクションを手で上方に持ち上げることによって、金型を開放する。作業者はその後、やはり手作業で空洞からモデルを取り出す。
このタイプの金型は、多くの不都合を呈する。
その水平配向の結果、空洞は、作業者側の道具(ドライバ、ナイフ、圧縮空気ノズル)による意図しない衝撃、または機器による痕を受け、それが空洞を損傷する可能性がある。これらの傷はその後、高額な修理を受けなければならず、ツーリングが使えなくなり、結果的に部品の製造が中断させられる。
要素の重量のため、手作業の開放は、作業者にとって面倒なことと感じられるだろう。加えて、開放手順は、簡単ではあるものの非常に時間がかかり、モデルの品質に悪影響を及ぼす可能性のある、多数の作業を伴う。
ワックスモデルの手作業による取り出しは、その変形を生じる可能性があり、これを破損する可能性さえある。
金型は多数の要素および従属部品を含み、その設計および実現には多くの時間を要する。
本発明の目的は、これらの不都合を克服する金型である。
本発明によれば、空洞内にワックスを射出することによってターボ機械ブレードモデルを製造するための金型であって、空洞は、ターボ機械のブレードの少なくとも内弧面および外弧面をそれぞれ形成し、空洞ブロック内で各々が支持されている、少なくとも2つの空洞要素からなり、2つの空洞ブロックは、手動手段またはモータなどの移動開始手段によって駆動されることによって、ワックスを射出するための閉鎖位置と、ワックスの射出に続く部品取り出しのための開放位置との間で、水平移動面内を互いに対して移動可能である、金型は、前記移動開始手段が、空洞ブロックのベースを形成する固定プレートと、ベースプレートに対して並進的に移動可能なプレートと、それによって可動プレートの変位がブロックの変位をもたらす機構と、を含むことを特徴とする。
2つの空洞ブロックを配向するという単純な事実によって、このように先行技術の問題が解決され得る。
有利なことに、2つの空洞ブロックは円弧を描くように移動可能であり、場合によっては、プラットフォームおよび根元の円筒形プロファイルをたどることができるようにする。
金型は2つの要素に限定されるものではなく、ワックスを射出するための閉鎖位置と、ワックスの射出に続く部品取り出しのための開放位置との間で前記2つの空洞要素に対して移動可能な空洞ブロックによって支持される、少なくとも第三の空洞要素を含むことができる。具体的には、第三要素は、ターボ機械のブレードの場合、前記ブレードの根元を形成する。これは好ましくは、その空洞支持体とともに並進的に移動可能である。
別の特徴によれば、金型は、空洞要素の開放時に空洞から部品を取り出すための、部品排出装置を含む。本発明による空洞の配置は、作業者によって部品を取り扱うことなく介在する排出装置の提供を、可能にする。
別の特徴によれば、空洞ブロックは、手動手段またはモータ手段などの移動開始手段によって、移動させられる。モータ手段の場合、自動化は作業者に、部品の品質にとって有益な作業利便性を提供する。取り扱い事故による劣化の危険性は、著しく減少する。
好適な実施形態によれば、金型は、各々が空洞ブロックと一体になっており、並進的にベースプレート内で移動可能なプレートに設けられたスロット内を案内される、突起部を備える機構を含み、可動プレートの変位は、突起部によってブロックの変位をもたらす。具体的には、機構は部品排出装置を駆動する手段を含む。
別の特徴によれば、金型は、ブロックの変位を可動プレートの変位とは無関係にするように、可動プレートから空洞ブロックを分離する手段を含む。
添付図面を参照して、純粋に例示によって非限定的に示される本発明の実施形態の以下の詳細な説明例より、本発明はより容易に理解され、その他の目的、詳細、特徴、および利点はより明確に理解されるだろう。
ツーリングおよびそのカバーの全体斜視図である。 下部プレートを備えず、可動プレートを露出して、カバーが持ち上げられている、ツーリングの斜視図である。 閉鎖位置にある空洞ブロックを示す、ツーリングの上面図である。 開放位置にある空洞ブロックを示す、ツーリングの上面図である。 空洞ブロックが開放位置にあり、排出ナイフが持ち上げられているツーリングの側面図である。 長手方向空洞ブロックが引き出された、ツーリングの側面図である。 下にある可動プレートが右側の所定位置にあるのがはっきりと見える、空洞ブロックを備えないベースプレートの上面図である。 可動プレートが左側の所定位置にある、図7に対応する上面図である。 排出ナイフが水平位置にある、排出ナイフを作動する機構の斜視図である。 排出ナイフが上昇位置にある、図9に対応する図である。 突起部と空洞ブロックとの間の分離可能な接続を提供する手段を示す、図3の線I−Iによる断面図である。 突起部と空洞ブロックとの間の分離可能な接続を提供する手段を示す、図3の線I−Iによる断面図である。
図1は、閉鎖位置にあるツーリング100を示す。これは下部プレート1を含み、これはワックスの射出時に、ワックス射出成形機の下部プレート上に静止している。成形機は図1に示されていない。ツーリングは上部プレート2も含み、これはワックス射出位置にあるとき、ワックス射出成形機の上部プレートの上に存在する。アセンブリ全体は、射出の前後に2つのハンドル3によって変位させられてもよい。空洞ブロック6、7、および11のベースを形成するプレート4を認めることができ、これらは図3に一緒に示されており、カバー5の閉じた角部によって保持されている。カバー5を形成する角部は、上部プレート2と一体になっている。
図2は、下部プレート1を備えず、カバー5が持ち上げられた、ツーリングを示す。ベースプレート4上の空洞ブロック6、7、およびこれと平行に変位可能であってベース4の下にある駆動プレート9も認めることができる。ツールポスト10はプレート9と一体になっている。これは、モータ手段(図示せず)によって水平に駆動されるよう意図されている。この手段はたとえば、下部プレート1に実装されている。
角部5A、5B、5C、5D、5Eは、空洞ブロック6、7、11の外部表面と相互作用する傾斜面を呈する。図1に示される位置において、角部は空洞ブロックを組み立て位置に保持する。
図3は、上部プレート2が取り外されたときのツーリングの上部を、斜視図で示す。ベース4は3つの空洞ブロック6、7、および11を、この場合は組み立て位置で支持する。3つの空洞ブロックは各々、金型成形される部品のための空洞の部分を支持して空洞要素を形成する。空洞ブロック6および11はたとえば、一方ではターボ機械ブレードの外弧面、および他方では内弧面を再現するための、空洞要素を支持する。第三の空洞ブロック7は、ブレードの根元を再現するための空洞要素を支持する。
図4は、空洞ブロックが開放位置にあるものの、図3と同様にツーリングの上部を示す。ブロック6および11は、円弧を描くようにレール21によって形成された円の中心に対応する回転中心の周りを旋回している。空洞要素の接触面に対して横切るように配向されたこのレールは、図3の閉鎖位置と図4の開放位置との間の変位の過程でブロック6および11を案内する。ブレードの脚部に配置されたプラットフォームおよび円筒形のブレードの先端部の根元を有するブレードのモデルである部品の場合、円弧を描く運動がそれぞれのプロファイルをたどることを可能にすることに留意されたい。ブロックは各々が、レール21に沿った変位が可能なスライダ6C、11Cと一体になっている。空洞ブロック7は、変位可能なスライダ7Cと一体になっており、レール22に沿って閉鎖位置と開放位置との間で並進的に案内される。スライダは、図3に見られる。
図4に示される開放位置は、排出装置12が見えるようにし、ワックスの射出の後にはその伸長部に部品20が存在する。この場合の部品がターボ機械ブレードのモデルであることは、理解され得る。排出装置12は、レール22に対して垂直な水平軸14の周りを回転する、可動排出ナイフを含む。空洞ブロック6および11は各々、ベース4の縁に向かって延在する伸長部6A、11Aを含み、その間に射出ノズル41からのワックスの射出のためのチャネル40を収容し、この伸長部は図6に見られる。
図6は、そこから空洞ブロック6が取り外された、金型の内部を描写する。閉鎖金型において、この場合はブレードのモデルである部品20は、水平に配向されている。以下は、空洞要素の1つの可能な配置である。それぞれのブロック内の空洞要素は、図6にはない長手方向空洞ブロック6内に支持される空洞要素がブレードの内弧面または外弧面のうちの一方となる、ブロック6の空洞の反対側にある空洞ブロック11の空洞要素がブレードの内弧面または外弧面のうちの他方となるように、配向される。空洞ブロック7によって支持される空洞要素はこのためブレードの根元に対応する。排出ナイフ12の近傍の空洞要素の部分は、そのプラットフォームとともにブレードの脚部を形成する。
結果的に得られるモデルも図5に見られ、根元が自由端の側に配置される。これは空洞の制限のない例であり、当業者には、ワックスの射出に続いて望ましい形状を得るような方法で空洞要素の間に部品の異なる部分をどのように分配するかがわかるだろう。空洞要素はそれぞれの空洞ブロックの内側で変位可能に実装されること、およびこれらが交換可能であることに留意されたい。
図6において、ワックスの射出のためのチャネル40の一部もまたブロック11のセクション11A上に見られ、図6には見えないものの、一方では射出ノズル41内に向かって、他方では空洞の容積内に向かって、吐出している。
開放および閉鎖機構が、以下に記載される。図7および図8は、空洞ブロックを備えないツーリングを示す。ベースプレート4は、円弧状の横断レール21および長手方向レール22を含む。レール21は、摺動突起部31および32がそれぞれ収容されている、2つの対称的なスロット29および30を含む。はっきりと見える、下にある可動駆動プレート9は、その間に角度をなす2つの類似の対称的なスロット23および24を含む。突起部31および32は、その下部セクションによってこれらスロットの内部を案内される。このため、突起部31および32の各々は、ベースプレート4のスロット29または30内を摺動するようになっている上部セクション、および可動プレート9のスロットを摺動するようになっている下部セクションを含む。図7において、可動プレート9は右側にある。一方ではスロット23および24、他方ではスロット29および30は、可動プレートが左に向かって移動する際に、内部から外部に向かって、スロット23および24内およびスロット29および30内の突起部31および32の摺動を生じ、プレート4は停止したままとなるように、互いに対して配向される。
突起部33は、レール22の長手方向スロット62内を摺動するように実装され、突起部33は可動プレート9に固定される。
突起部は、それぞれのスライダ6C、7C、および11Cによって、3つの空洞ブロック6、7、11に接続される。これに続いて、図7および図8に示されるような、右から左への可動プレートの並進運動が、図3に示される閉鎖位置から図4または図5に示される開放位置に向かう空洞ブロックの変位をもたらす。プレート9は、油圧、電気、または空気圧によって作動され、下部プレート1の内部に有利に収容され、ツールポスト10に対して作用する、シリンダなどのモータによって動かされる。
排出装置12を駆動する機構が、図9および図10に関連して記載される。排出ナイフ12は横軸14と一体になっており、これはベースプレート4と一体になった2つの支持体によって支持されている。小さい垂直プレート14Aおよび14Bは、軸14の端部に固定されている。これらは、それぞれ小型プレート15および16の形態を取り、横軸14を支持するスタックと一体になった水平軸の周りを旋回する、リターンの上にその縁を載せて静止する。
スロット27および28はベースプレート4に配置される。リターン15および16はこれらスロット内に収容され、垂直であって可動駆動プレート9と一体になった指状部25および26の上で静止する。バネ35は、小型プレート14Aおよび14Bをリターン15および16に対して静止した状態で維持し、リターンを指状部25および26に対して静止した状態で維持する。アセンブリ全体は、駆動プレートがそれ自体右側の位置にあるときに(たとえば図7に関する)排出ナイフがその水平位置になるように配置される。これは、金型の要素の閉鎖位置である。図8に示されるように、プレートが左に向かって変位すると、指状部は、小型プレートを上部まで押し上げるリターンを旋回させ、排出ナイフ12を上部に向かって回転させる。
ツーリングの機能は以下のとおりである。
図1は閉鎖位置にあるツーリングを示す。ワックスは、内弧面6、外弧面11、および根元7について空洞ブロックによって画定されたその空洞内に、ノズル41およびチャネル40を通じて適切な成形機を経由して射出される。図2は、ワックスの射出の直前または直後のツーリングを示す。成形機の上部プレートと一体になった上部プレート、および閉鎖角部は、高位置にある。ハンドル3は、作業者が、成形機の平面またはその他の作業平面上で、射出ツーリングを操作および変位できるようにする。
ツーリングの開放および閉鎖は、ここでは図示されない押しボタンを押すことによって可能であり、これにより、ツールポスト10を駆動してベースプレート4に対して可動駆動プレート9を変位するモータ式シリンダを作動する。ワックスは、射出ノズル41およびチャネル40を通じてツーリング内に射出される。空洞ブロックは、ワックスが中に射出される空洞を画定する。この場合はブレードのモデルである部品20が、結果的に得られる。
ツーリングの水平開放は、ここでは図示されない押しボタンを通じて作業者によって制御され、これはシリンダへの供給および可動プレート9の変位を制御する。
可動プレートの並進運動は、様々な突起部31、32、および33ならびに指状部25および26の変位をもたらす。突起部は、変位する際に、空洞ブロック6、7、および11を、先に説明されたように駆動する。
開放時、およびプレート9が右から左に変位される際、空洞ブロックはベース4と平行に、互いに離れるように移動する。根元ブロック7は案内レール22に沿った並進により、そして空洞ブロック6および11は案内レール21の回転中心の周りの回転による。同時に、指状部25および26はリターンを押し、これは小型プレートを押して、その一体部品となっている軸14および排出ナイフを回転させる。すると、排出ナイフ12の伸長部内にある、ワックス部品を外すことができる。ナイフの端部は、ワックスによって包囲されたブレードの形状を呈し、持ち上げ運動の間に部品を支持する。
金型を閉鎖する目的のためには、左から右への可動プレート9の変位を制御すれば十分である。突起部は反対方向に移動し、空洞ブロックを互いの方に向かって移動させる。同時に、ナイフがバネ35によってその水平位置に戻される。一旦金型が閉鎖されると、新しい部品の製造のために射出ノズルを通じてワックスが射出される。
特定の実施形態によれば、駆動機構は、空洞ブロックの手動開放および閉鎖を可能にするように作動されてもよい。空洞ブロック6および11の駆動をブレードから外す手段は、図11および12に示される。
これらの図面は、図3の平面I−Iによる断面図である。この図は突起部32に関し、これは空洞ブロック6を変位させる目的のため、スロット30および23内でそれぞれ移動可能である。
突起部32は2つのセクション内で製造され、これらはスロット30内を摺動するようになっている上部セクション32a、およびセクション23内を摺動する状になっている下部セクション32bである。上部セクション32aは、下部セクション32bの中央開口部内で垂直に摺動させられるが、これに取り付けられはしない。
突起部の上部セクション32aは、ネジ32cによってスライダ6Cに固定されている。スライダ6Cはブロック6と一体になっている。
オリフィス1aは、可動プレート9の下の下部プレートに配置されている。
ブロック11も同じように外されることが可能である。
ブロック6の移動は、以下に記載される。
空洞ブロック6および11が可動プレート9用の駆動モータによって駆動されなければならないとき、図12に見られるように、突起部の上部セクション32aがスライダ6Cに取り付けられる。突起部は、可動プレートが動かされるとき、スロット23内のその下部セクション上を摺動する。32bと一体になった上部セクション32aは、スロット30内を摺動し、ネジ32cを通じてスライダ6Cおよびブロック6を駆動する。
機構を外すこと、ならびにツーリングのブロック6および11を手動で開放または閉鎖できることが望ましいとき、突起部はオリフィス1aと一致するよう位置決めされ、そこで必要となるのはネジ32cを取り外すことだけである。突起部の上部セクション32aは、下部セクション32bを横切ってオリフィス1a内で底部に向かって摺動する。すると、可動プレートとは無関係にブロック6を変位することが可能になる。ボタン110は、ブロック6を保持してこれを変位させることを、可能にする。
可動プレート9の根元のための空洞ブロック7を外すことが可能である。1つの解決法は、スライダから突起部を分離すること、および上部を通じてこれを引き出すことを、含む。別の解決法は、ここでは図示されないが、その長手方向伸長部の空洞ブロック7内に収容されたロッドの端部に突起部を形成することを含む。突起部がブロック7および可動プレート9に係合すると、ブロックの運動はプレート9の運動と一体化する。突起部は、可動プレート9の適切な垂直オリフィス内に単純に係合し、垂直変位によってそこから引き出されてもよい。ブロック7を可動プレート9とは無関係にしたいときには、突起部33がロッドによって持ち上げられる。するとこれはスロット内を自由に摺動できるようになる。
本発明は、空洞内にワックスを射出することによって部品を製造するための金型に関する。より具体的には、後にロストワックス鋳造法によるブレードの製造に利用されるよう意図されるターボ機械ブレードのモデルの製造に関する。
ロストワックス鋳造法によるブレードの製造の関連において、モデルがワックスで製造され−これはこの目的に適した全ての材料について用いられることを意味する−、その周りにシェル型が耐火性材料で製造される。一旦シェル型が固まると、モデルはワックスを溶かすことによって取り出される。するとシェル型の内部に空洞ができ、その中に金属が注がれることになる。モデルの形状を再現する部品は、シェル型を揺すって取り出される。
モデル自体は適切な金型内で製造され、その空洞がその形状を定義する。ワックスは、射出成形機によって金型の空洞内に射出される。成形機は、射出ノズルを通じて金型の射出チャネル内へのワックスの射出を可能にする。
部品の空洞は、圧力下でのワックスの射出の瞬間に互いに対してしっかりと固定される、少なくとも2つの空洞要素によって形成される。この目的のため、空洞要素は、互いに対して変位可能な空洞ブロック内で個別に支持される。通常はこれらの他方の要素は補完的な役割しか果たさないものの、空洞は3つ以上の要素によって形成されてもよいことに留意されたい。
その全体的形状が内弧面および外弧面を備えるブレードの脚部と先端部との間の方向に延在しているブレードモデルの製造のための、本出願人によって引用される先行技術によれば、金型は水平面内に配置され、金型内の空洞は水平に配向される。モデルはこうして水平方向に射出され、内弧面および外弧面もまた水平に配向される。取り扱い作業は全て手作業である。作業者は、金型の上部セクションを手で上方に持ち上げることによって、金型を開放する。作業者はその後、やはり手作業で空洞からモデルを取り出す。
このタイプの金型は、多くの不都合を呈する。
その水平配向の結果、空洞は、作業者側の道具(ドライバ、ナイフ、圧縮空気ノズル)による意図しない衝撃、または機器による痕を受け、それが空洞を損傷する可能性がある。これらの傷はその後、高額な修理を受けなければならず、ツーリングが使えなくなり、結果的に部品の製造が中断させられる。
欧州特許第1216770号明細書は、並進的に移動可能な空洞が水平方向にまとめられている、タービンブレードを製造するための金型の異なる構成を提案している。その取り扱いは、特にこれらを分離するとき、水平支持手段上でこれらを摺動させる必要がある。
要素の重量のため、手作業の開放は、作業者にとって面倒なことと感じられるだろう。加えて、開放手順は、簡単ではあるものの非常に時間がかかり、モデルの品質に悪影響を及ぼす可能性のある、多数の作業を伴う。
ワックスモデルの手作業による取り出しは、その変形を生じる可能性があり、これを破損する可能性さえある。
金型は多数の要素および従属部品を含み、その設計および実現には多くの時間を要する。
欧州特許第1216770号明細書
本発明の目的は、これらの不都合を克服する金型である。
本発明によれば、空洞内にワックスを射出することによってターボ機械ブレードモデルを製造するための金型であって、空洞は、ターボ機械のブレードの少なくとも内弧面および外弧面をそれぞれ形成し、空洞ブロック内で各々が支持されている、少なくとも2つの空洞要素からなり、2つの空洞ブロックは、手動手段またはモータなどの移動開始手段によって駆動されることによって、ワックスを射出するための閉鎖位置と、ワックスの射出に続く部品取り出しのための開放位置との間で、水平移動面内を互いに対して移動可能である、金型は、前記移動開始手段が、空洞ブロックのベースを形成する固定プレートと、前記手動手段またはモータによってなされる作用の可動プレートへの伝達手段を通じて、ベースプレートに対して並進的に移動可能な前記プレートと、それによって可動プレートと固定プレートとの間の相対変位がブロックの変位をもたらす機構と、を含むことを特徴とする。
2つの空洞ブロックを配向するという単純な事実によって、このように先行技術の問題が解決され得る。
有利なことに、2つの空洞ブロックは円弧を描くように移動可能であり、場合によっては、プラットフォームおよび根元の円筒形プロファイルをたどることができるようにする。
金型は2つの要素に限定されるものではなく、ワックスを射出するための閉鎖位置と、ワックスの射出に続く部品取り出しのための開放位置との間で前記2つの空洞要素に対して移動可能な空洞ブロックによって支持される、少なくとも第三の空洞要素を含むことができる。具体的には、第三要素は、ターボ機械のブレードの場合、前記ブレードの根元を形成する。これは好ましくは、その空洞支持体とともに並進的に移動可能である。
別の特徴によれば、金型は、空洞要素の開放時に空洞から部品を取り出すための、部品排出装置を含む。本発明による空洞の配置は、作業者によって部品を取り扱うことなく介在する排出装置の提供を、可能にする。
別の特徴によれば、空洞ブロックは、手動手段またはモータ手段などの移動開始手段によって、移動させられる。モータ手段の場合、自動化は作業者に、部品の品質にとって有益な作業利便性を提供する。取り扱い事故による劣化の危険性は、著しく減少する。
好適な実施形態によれば、金型は、各々が空洞ブロックと一体になっており、並進的にベースプレート内で移動可能なプレートに設けられたスロット内を案内される、突起部を備える機構を含み、可動プレートの変位は、突起部によってブロックの変位をもたらす。具体的には、機構は部品排出装置を駆動する手段を含む。
別の特徴によれば、金型は、ブロックの変位を可動プレートの変位とは無関係にするように、可動プレートから空洞ブロックを分離する手段を含む。
添付図面を参照して、純粋に例示によって非限定的に示される本発明の実施形態の以下の詳細な説明例より、本発明はより容易に理解され、その他の目的、詳細、特徴、および利点はより明確に理解されるだろう。
ツーリングおよびそのカバーの全体斜視図である。 下部プレートを備えず、可動プレートを露出して、カバーが持ち上げられている、ツーリングの斜視図である。 閉鎖位置にある空洞ブロックを示す、ツーリングの上面図である。 開放位置にある空洞ブロックを示す、ツーリングの上面図である。 空洞ブロックが開放位置にあり、排出ナイフが持ち上げられているツーリングの側面図である。 長手方向空洞ブロックが引き出された、ツーリングの側面図である。 下にある可動プレートが右側の所定位置にあるのがはっきりと見える、空洞ブロックを備えないベースプレートの上面図である。 可動プレートが左側の所定位置にある、図7に対応する上面図である。 排出ナイフが水平位置にある、排出ナイフを作動する機構の斜視図である。 排出ナイフが上昇位置にある、図9に対応する図である。 突起部と空洞ブロックとの間の分離可能な接続を提供する手段を示す、図3の線I−Iによる断面図である。 突起部と空洞ブロックとの間の分離可能な接続を提供する手段を示す、図3の線I−Iによる断面図である。
図1は、閉鎖位置にあるツーリング100を示す。これは下部プレート1を含み、これはワックスの射出時に、ワックス射出成形機の下部プレート上に静止している。成形機は図1に示されていない。ツーリングは上部プレート2も含み、これはワックス射出位置にあるとき、ワックス射出成形機の上部プレートの上に存在する。アセンブリ全体は、射出の前後に2つのハンドル3によって変位させられてもよい。空洞ブロック6、7、および11のベースを形成するプレート4を認めることができ、これらは図3に一緒に示されており、カバー5の閉じた角部によって保持されている。カバー5を形成する角部は、上部プレート2と一体になっている。
図2は、下部プレート1を備えず、カバー5が持ち上げられた、ツーリングを示す。ベースプレート4上の空洞ブロック6、7、およびこれと平行に変位可能であってベース4の下にある駆動プレート9も認めることができる。ツールポスト10はプレート9と一体になっている。これは、モータ手段(図示せず)によって水平に駆動されるよう意図されている。この手段はたとえば、下部プレート1に実装されている。
角部5A、5B、5C、5D、5Eは、空洞ブロック6、7、11の外部表面と相互作用する傾斜面を呈する。図1に示される位置において、角部は空洞ブロックを組み立て位置に保持する。
図3は、上部プレート2が取り外されたときのツーリングの上部を、斜視図で示す。ベース4は3つの空洞ブロック6、7、および11を、この場合は組み立て位置で支持する。3つの空洞ブロックは各々、金型成形される部品のための空洞の部分を支持して空洞要素を形成する。空洞ブロック6および11はたとえば、一方ではターボ機械ブレードの外弧面、および他方では内弧面を再現するための、空洞要素を支持する。第三の空洞ブロック7は、ブレードの根元を再現するための空洞要素を支持する。
図4は、空洞ブロックが開放位置にあるものの、図3と同様にツーリングの上部を示す。ブロック6および11は、円弧を描くようにレール21によって形成された円の中心に対応する回転中心の周りを旋回している。空洞要素の接触面に対して横切るように配向されたこのレールは、図3の閉鎖位置と図4の開放位置との間の変位の過程でブロック6および11を案内する。ブレードの脚部に配置されたプラットフォームおよび円筒形のブレードの先端部の根元を有するブレードのモデルである部品の場合、円弧を描く運動がそれぞれのプロファイルをたどることを可能にすることに留意されたい。ブロックは各々が、レール21に沿った変位が可能なスライダ6C、11Cと一体になっている。空洞ブロック7は、変位可能なスライダ7Cと一体になっており、レール22に沿って閉鎖位置と開放位置との間で並進的に案内される。スライダは、図3に見られる。
図4に示される開放位置は、排出装置12が見えるようにし、ワックスの射出の後にはその伸長部に部品20が存在する。この場合の部品がターボ機械ブレードのモデルであることは、理解され得る。排出装置12は、レール22に対して垂直な水平軸14の周りを回転する、可動排出ナイフを含む。空洞ブロック6および11は各々、ベース4の縁に向かって延在する伸長部6A、11Aを含み、その間に射出ノズル41からのワックスの射出のためのチャネル40を収容し、この伸長部は図6に見られる。
図6は、そこから空洞ブロック6が取り外された、金型の内部を描写する。閉鎖金型において、この場合はブレードのモデルである部品20は、水平に配向されている。以下は、空洞要素の1つの可能な配置である。それぞれのブロック内の空洞要素は、図6にはない長手方向空洞ブロック6内に支持される空洞要素がブレードの内弧面または外弧面のうちの一方となる、ブロック6の空洞の反対側にある空洞ブロック11の空洞要素がブレードの内弧面または外弧面のうちの他方となるように、配向される。空洞ブロック7によって支持される空洞要素はこのためブレードの根元に対応する。排出ナイフ12の近傍の空洞要素の部分は、そのプラットフォームとともにブレードの脚部を形成する。
結果的に得られるモデルも図5に見られ、根元が自由端の側に配置される。これは空洞の制限のない例であり、当業者には、ワックスの射出に続いて望ましい形状を得るような方法で空洞要素の間に部品の異なる部分をどのように分配するかがわかるだろう。空洞要素はそれぞれの空洞ブロックの内側で変位可能に実装されること、およびこれらが交換可能であることに留意されたい。
図6において、ワックスの射出のためのチャネル40の一部もまたブロック11のセクション11A上に見られ、図6には見えないものの、一方では射出ノズル41内に向かって、他方では空洞の容積内に向かって、吐出している。
開放および閉鎖機構が、以下に記載される。図7および図8は、空洞ブロックを備えないツーリングを示す。ベースプレート4は、円弧状の横断レール21および長手方向レール22を含む。レール21は、摺動突起部31および32がそれぞれ収容されている、2つの対称的なスロット29および30を含む。はっきりと見える、下にある可動駆動プレート9は、その間に角度をなす2つの類似の対称的なスロット23および24を含む。突起部31および32は、その下部セクションによってこれらスロットの内部を案内される。このため、突起部31および32の各々は、ベースプレート4のスロット29または30内を摺動するようになっている上部セクション、および可動プレート9のスロットを摺動するようになっている下部セクションを含む。図7において、可動プレート9は右側にある。一方ではスロット23および24、他方ではスロット29および30は、可動プレートが左に向かって移動する際に、内部から外部に向かって、スロット23および24内およびスロット29および30内の突起部31および32の摺動を生じ、プレート4は停止したままとなるように、互いに対して配向される。
突起部33は、レール22の長手方向スロット62内を摺動するように実装され、突起部33は可動プレート9に固定される。
突起部は、それぞれのスライダ6C、7C、および11Cによって、3つの空洞ブロック6、7、11に接続される。これに続いて、図7および図8に示されるような、右から左への可動プレートの並進運動が、図3に示される閉鎖位置から図4または図5に示される開放位置に向かう空洞ブロックの変位をもたらす。プレート9は、油圧、電気、または空気圧によって作動され、下部プレート1の内部に有利に収容され、ツールポスト10に対して作用する、シリンダなどのモータによって動かされる。
排出装置12を駆動する機構が、図9および図10に関連して記載される。排出ナイフ12は横軸14と一体になっており、これはベースプレート4と一体になった2つの支持体によって支持されている。小さい垂直プレート14Aおよび14Bは、軸14の端部に固定されている。これらは、それぞれ小型プレート15および16の形態を取り、横軸14を支持するスタックと一体になった水平軸の周りを旋回する、リターンの上にその縁を載せて静止する。
スロット27および28はベースプレート4に配置される。リターン15および16はこれらスロット内に収容され、垂直であって可動駆動プレート9と一体になった指状部25および26の上で静止する。バネ35は、小型プレート14Aおよび14Bをリターン15および16に対して静止した状態で維持し、リターンを指状部25および26に対して静止した状態で維持する。アセンブリ全体は、駆動プレートがそれ自体右側の位置にあるときに(たとえば図7に関する)排出ナイフがその水平位置になるように配置される。これは、金型の要素の閉鎖位置である。図8に示されるように、プレートが左に向かって変位すると、指状部は、小型プレートを上部まで押し上げるリターンを旋回させ、排出ナイフ12を上部に向かって回転させる。
ツーリングの機能は以下のとおりである。
図1は閉鎖位置にあるツーリングを示す。ワックスは、内弧面6、外弧面11、および根元7について空洞ブロックによって画定されたその空洞内に、ノズル41およびチャネル40を通じて適切な成形機を経由して射出される。図2は、ワックスの射出の直前または直後のツーリングを示す。成形機の上部プレートと一体になった上部プレート、および閉鎖角部は、高位置にある。ハンドル3は、作業者が、成形機の平面またはその他の作業平面上で、射出ツーリングを操作および変位できるようにする。
ツーリングの開放および閉鎖は、ここでは図示されない押しボタンを押すことによって可能であり、これにより、ツールポスト10を駆動してベースプレート4に対して可動駆動プレート9を変位するモータ式シリンダを作動する。ワックスは、射出ノズル41およびチャネル40を通じてツーリング内に射出される。空洞ブロックは、ワックスが中に射出される空洞を画定する。この場合はブレードのモデルである部品20が、結果的に得られる。
ツーリングの水平開放は、ここでは図示されない押しボタンを通じて作業者によって制御され、これはシリンダへの供給および可動プレート9の変位を制御する。
可動プレートの並進運動は、様々な突起部31、32、および33ならびに指状部25および26の変位をもたらす。突起部は、変位する際に、空洞ブロック6、7、および11を、先に説明されたように駆動する。
開放時、およびプレート9が右から左に変位される際、空洞ブロックはベース4と平行に、互いに離れるように移動する。根元ブロック7は案内レール22に沿った並進により、そして空洞ブロック6および11は案内レール21の回転中心の周りの回転による。同時に、指状部25および26はリターンを押し、これは小型プレートを押して、その一体部品となっている軸14および排出ナイフを回転させる。すると、排出ナイフ12の伸長部内にある、ワックス部品を外すことができる。ナイフの端部は、ワックスによって包囲されたブレードの形状を呈し、持ち上げ運動の間に部品を支持する。
金型を閉鎖する目的のためには、左から右への可動プレート9の変位を制御すれば十分である。突起部は反対方向に移動し、空洞ブロックを互いの方に向かって移動させる。同時に、ナイフがバネ35によってその水平位置に戻される。一旦金型が閉鎖されると、新しい部品の製造のために射出ノズルを通じてワックスが射出される。
特定の実施形態によれば、駆動機構は、空洞ブロックの手動開放および閉鎖を可能にするように作動されてもよい。空洞ブロック6および11の駆動をブレードから外す手段は、図11および12に示される。
これらの図面は、図3の平面I−Iによる断面図である。この図は突起部32に関し、これは空洞ブロック6を変位させる目的のため、スロット30および23内でそれぞれ移動可能である。
突起部32は2つのセクション内で製造され、これらはスロット30内を摺動するようになっている上部セクション32a、およびセクション23内を摺動する状になっている下部セクション32bである。上部セクション32aは、下部セクション32bの中央開口部内で垂直に摺動させられるが、これに取り付けられはしない。
突起部の上部セクション32aは、ネジ32cによってスライダ6Cに固定されている。スライダ6Cはブロック6と一体になっている。
オリフィス1aは、可動プレート9の下の下部プレートに配置されている。
ブロック11も同じように外されることが可能である。
ブロック6の移動は、以下に記載される。
空洞ブロック6および11が可動プレート9用の駆動モータによって駆動されなければならないとき、図12に見られるように、突起部の上部セクション32aがスライダ6Cに取り付けられる。突起部は、可動プレートが動かされるとき、スロット23内のその下部セクション上を摺動する。32bと一体になった上部セクション32aは、スロット30内を摺動し、ネジ32cを通じてスライダ6Cおよびブロック6を駆動する。
機構を外すこと、ならびにツーリングのブロック6および11を手動で開放または閉鎖できることが望ましいとき、突起部はオリフィス1aと一致するよう位置決めされ、そこで必要となるのはネジ32cを取り外すことだけである。突起部の上部セクション32aは、下部セクション32bを横切ってオリフィス1a内で底部に向かって摺動する。すると、可動プレートとは無関係にブロック6を変位することが可能になる。ボタン110は、ブロック6を保持してこれを変位させることを、可能にする。
可動プレート9の根元のための空洞ブロック7を外すことが可能である。1つの解決法は、スライダから突起部を分離すること、および上部を通じてこれを引き出すことを、含む。別の解決法は、ここでは図示されないが、その長手方向伸長部の空洞ブロック7内に収容されたロッドの端部に突起部を形成することを含む。突起部がブロック7および可動プレート9に係合すると、ブロックの運動はプレート9の運動と一体化する。突起部は、可動プレート9の適切な垂直オリフィス内に単純に係合し、垂直変位によってそこから引き出されてもよい。ブロック7を可動プレート9とは無関係にしたいときには、突起部33がロッドによって持ち上げられる。するとこれはスロット内を自由に摺動できるようになる。

Claims (7)

  1. 空洞内にワックスを射出することによって、ターボ機械ブレードモデルを製造するための金型であって、空洞は、ターボ機械のブレードの少なくとも内弧面および外弧面をそれぞれ形成し、空洞ブロック(6、11)内で各々が支持されている、少なくとも2つの空洞要素からなり、2つの空洞ブロックは、手動手段またはモータなどの移動開始手段によって駆動されることによって、ワックスを射出するための閉鎖位置と、ワックスの射出に続く部品取り出しのための開放位置との間で、水平移動面内を互いに対して移動可能であり、前記移動開始手段が、空洞ブロックのベースを形成する固定プレート(4)と、ベースプレートに対して並進的に移動可能なプレート(9)と、それによって可動プレートの変位がブロックの変位をもたらす機構と、を含むことを特徴とする金型。
  2. その機構が突起部(31、32、33)を含み、各々が空洞ブロック(6、7、11)と一体になっており、固定ベースプレート(4)に配置されたスロット(29、30、62)内、およびベースプレート(4)に対して並進移動可能なプレート(9)内に配置されたスロット(23、24)内を案内され、可動プレートの変位が突起部によってブロックの変位をもたらす、請求項1に記載の金型。
  3. その空洞ブロックが円弧を描くように移動可能である、請求項1または2の1つに記載の金型。
  4. ワックスを射出するための閉鎖位置とワックスの射出に続く部品取り出しのための開放位置との間で前記2つの空洞要素に対して移動可能な空洞ブロック内に支持される第三空洞要素を含み、第三要素は、ターボ機械のブレードの場合に、前記ブレードの根元を形成する、請求項1から3の1つに記載の金型。
  5. その第三要素が、並進的に移動可能な空洞ブロックによって支持されている、請求項4に記載の金型。
  6. 空洞要素の開放時に空洞から部品(20)を取り出すための部品排出装置(12)を含み、機構は部品排出装置(12)を駆動する手段を含む、請求項1から5の1つに記載の金型。
  7. ブロックの変位を可動プレートの変位とは無関係にするように、可動プレートから空洞ブロックを分離する手段を含む、請求項1に記載の金型。
JP2013532252A 2010-10-06 2011-10-05 ワックス射出により部品を製造するための金型 Active JP5908484B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1058098A FR2965740B1 (fr) 2010-10-06 2010-10-06 Moule de fabrication de pieces par injection de cire
FR1058098 2010-10-06
PCT/FR2011/052326 WO2012045982A1 (fr) 2010-10-06 2011-10-05 Moule de fabrication de pieces par injection de cire

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013542100A true JP2013542100A (ja) 2013-11-21
JP5908484B2 JP5908484B2 (ja) 2016-04-26

Family

ID=43989801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013532252A Active JP5908484B2 (ja) 2010-10-06 2011-10-05 ワックス射出により部品を製造するための金型

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8763678B2 (ja)
EP (1) EP2624985B1 (ja)
JP (1) JP5908484B2 (ja)
CN (1) CN103124605B (ja)
BR (1) BR112013006174A2 (ja)
CA (1) CA2811488C (ja)
FR (1) FR2965740B1 (ja)
RU (1) RU2584839C2 (ja)
WO (1) WO2012045982A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202015106461U1 (de) * 2015-11-27 2015-12-04 David Erz Führungsvorrichtung für Gießwerkzeug
US11104032B2 (en) 2018-04-19 2021-08-31 General Electric Company Tooling assembly having cam closing feature
WO2019241163A1 (en) * 2018-06-11 2019-12-19 Continuus Pharmaceuticals, Inc. System for molding and coating of pharmaceutical tablets
CN112935228B (zh) * 2021-01-28 2022-05-10 季华实验室 一种航空叶片蜡型模具开模装置
CN113560489A (zh) * 2021-06-15 2021-10-29 季华实验室 一种涡轮叶片蜡型顶出机构及模具

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5381672U (ja) * 1976-12-10 1978-07-06
JPS56168933A (en) * 1980-04-02 1981-12-25 United Technologies Corp Projecting forming method for investment mold and its device
JP2004255465A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Howmet Research Corp 鋳造用消失性模型
JP2005133717A (ja) * 2003-10-20 2005-05-26 Snecma Moteurs ターボ機関ブレード、特にファンブレード及びその製造方法
JP2007038637A (ja) * 2005-06-28 2007-02-15 Denso Corp 成形品の製造方法
JP2010518313A (ja) * 2007-02-12 2010-05-27 スネクマ・プロピュルシオン・ソリド ガスタービン航空エンジンのためのcmcフローミキサのローブ構造体を製造する方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4078598A (en) * 1976-09-10 1978-03-14 United Technologies Corporation Strongback and method for positioning same
GB2241920B (en) * 1990-03-17 1993-08-25 Rolls Royce Plc Method of manufacturing a wax pattern of a bladed rotor
US5296308A (en) * 1992-08-10 1994-03-22 Howmet Corporation Investment casting using core with integral wall thickness control means
US5595771A (en) * 1994-11-04 1997-01-21 Foltuz; Eugene L. Modular mold for injection molding and method of use thereof
US6123539A (en) * 1998-11-25 2000-09-26 Brunswick Corporation Die assembly for making a propeller structure
DE10064268A1 (de) * 2000-12-22 2002-07-04 Alstom Switzerland Ltd Werkzeug und Verfahren zum Giessen eines Formteils für die Herstellung einer Turbinenschaufel
RU39518U1 (ru) * 2004-03-22 2004-08-10 Открытое акционерное общество "Пермский моторный завод" Пресс-форма для изготовления выплавляемой модели
FR2874186B1 (fr) * 2004-08-12 2008-01-25 Snecma Moteurs Sa Procede de fabrication par moulage a cire perdue de pieces comportant au moins une cavite.
US7569172B2 (en) * 2005-06-23 2009-08-04 United Technologies Corporation Method for forming turbine blade with angled internal ribs
US7500508B2 (en) * 2005-07-08 2009-03-10 Buhler Druckguss Ag Injection-molding device for manufacturing V-engine blocks
FR2914871B1 (fr) * 2007-04-11 2009-07-10 Snecma Sa Outillage pour la fabrication de noyaux ceramiques de fonderie pour aubes de turbomachines

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5381672U (ja) * 1976-12-10 1978-07-06
JPS56168933A (en) * 1980-04-02 1981-12-25 United Technologies Corp Projecting forming method for investment mold and its device
JP2004255465A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Howmet Research Corp 鋳造用消失性模型
JP2005133717A (ja) * 2003-10-20 2005-05-26 Snecma Moteurs ターボ機関ブレード、特にファンブレード及びその製造方法
JP2007038637A (ja) * 2005-06-28 2007-02-15 Denso Corp 成形品の製造方法
JP2010518313A (ja) * 2007-02-12 2010-05-27 スネクマ・プロピュルシオン・ソリド ガスタービン航空エンジンのためのcmcフローミキサのローブ構造体を製造する方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012045982A1 (fr) 2012-04-12
US20130174997A1 (en) 2013-07-11
CN103124605B (zh) 2016-01-13
BR112013006174A2 (pt) 2019-04-24
US8763678B2 (en) 2014-07-01
FR2965740A1 (fr) 2012-04-13
RU2584839C2 (ru) 2016-05-20
RU2013113637A (ru) 2014-11-20
EP2624985A1 (fr) 2013-08-14
JP5908484B2 (ja) 2016-04-26
CN103124605A (zh) 2013-05-29
FR2965740B1 (fr) 2013-04-12
EP2624985B1 (fr) 2017-06-28
CA2811488A1 (fr) 2012-04-12
CA2811488C (fr) 2018-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5908484B2 (ja) ワックス射出により部品を製造するための金型
KR20120043568A (ko) 사출물의 게이트 절단 및 연마장치
CN209533954U (zh) 一种用于橡胶硫化成型的模具顶出装置
KR100845678B1 (ko) 사출금형의 스크랩 분리장치
CN209699790U (zh) 一种注塑模具内腔顶出省力机构
KR101939745B1 (ko) 회전형 테이블을 구비한 왁스사출기
CN113245462A (zh) 一种电动车铁芯模具用产品顶出机构
JP6370064B2 (ja) 樹脂成形品取出し機におけるゲート切断位置データ設定方法及び樹脂成形品取出し機
CN220883258U (zh) 一种易于取出的注塑模具
CN217834473U (zh) 一种嵌件一体注塑成型装置
KR102479247B1 (ko) 런너의 제거가 가능한 사출 금형 장치
CN214447166U (zh) 一种砖坯成型装置
JP3101408U (ja) インサート成形品取出装置
CN217597720U (zh) 一种高精密注塑件流道自动切除装置
CN218803649U (zh) 一种马达配件注塑模具
CN112536987B (zh) 一种内置气缸的模具结构
JPH1119982A (ja) 竪型ゴム射出成形機の成形品取り出し方法
CN212764291U (zh) 一种新型的发泡成型机的脱模机构
CN102241088B (zh) 一种橡胶模具自动侧抽芯和去除飞边的方法及橡胶模具
KR200462878Y1 (ko) 성형용기의 바닥부 깊이조절장치
JP3665484B2 (ja) 成型機
JPS6014564Y2 (ja) 合成樹脂の中空成形装置
CN117300095A (zh) 储线轮压铸模具及其制造工艺
JPS603964A (ja) アノ−ド等の連続鋳造装置における脱型用押上げ棒の自動引上げ・押込み装置
JP3242826B2 (ja) ゴム成形部品の自動取出し装置及び取出し方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5908484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250