JP2013541169A - 確実に係合するコネクタ - Google Patents
確実に係合するコネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013541169A JP2013541169A JP2013535357A JP2013535357A JP2013541169A JP 2013541169 A JP2013541169 A JP 2013541169A JP 2013535357 A JP2013535357 A JP 2013535357A JP 2013535357 A JP2013535357 A JP 2013535357A JP 2013541169 A JP2013541169 A JP 2013541169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- module
- lever
- connector
- protrusion
- connector according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
- H01R13/62938—Pivoting lever comprising own camming means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62905—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
- H01R13/62927—Comprising supplementary or additional locking means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
- H01R13/62944—Pivoting lever comprising gear teeth
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
- H01R13/62955—Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/64—Means for preventing incorrect coupling
- H01R13/641—Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
レバー(6)が回転可能に取付けられた第1のモジュール(1)と、第2のモジュール(2)とを備え、第1及び第2のモジュールが相補的係合プロファイルを有し且つ相補的コンタクト要素を受容し、レバー(6)及び第2のモジュール(2)がレバー(6)の回転動作によって第1及び第2のモジュール(1,2)の結合方向に第2のモジュール(2)を並進駆動するための相補的手段(8,9)を備えるコネクタであって、駆動手段(8、9)が、レバー(6)が前記並進駆動のために回転ストローク開始位置にない限り、前記第1のモジュール(1)内へ第2のモジュール(2)が導入される際に相補的コンタクト要素同士が接触する前に前記結合を阻止するために当接するのに適しているコネクタである。
Description
本発明は、結合補助レバーを備えるコネクタに関する。
より詳細には、本発明は、底部に一連の雄型電気コンタクトピンを備える雌型ケーシングモジュール又はエレメントと、雌型モジュールにおける相補的な係合プロファイルを有し雄型コンタクトと協働することを意図する一連の雌型電気コンタクト部材からなる雄型ケーシングモジュール又はエレメントとを備えるコネクタ、又はその逆の構成のコネクタに関する。
多数の接続対象の経路があるために、一般的には結合を達成するためには大きな力をかけなければならない。このため、これらのコネクタは結合補助レバーも備えている。
実際には、このレバーは歯を備えており、このレバーを保持するモジュールに接続することを意図するモジュールに備わる相補的な歯と歯合し、このレバーを操作することによって、第1と第2のモジュールの結合方向へ第2のモジュールを駆動させる。特に、このタイプのコネクタに関しては、この2つのモジュールの係合はレバーの位置がどこであっても可能であり、その結果、レバーがそのストロークの終端に達すると雄型と雌型コンタクト間の電気接触が不十分に行われる、或いは全く行われないことさえある。更に、レバーや第2のモジュールの歯の破壊も留意されている。
本発明の主題は、概して、これらの欠点を克服することを可能にし、更にその他の利益を生じる構成である。
より正確には、その主題は、レバーが回転可能に取付けられた第1のモジュールと、第2のモジュールからなり、第1及び第2のモジュールが相補的係合プロファイルを有し且つ相補的コンタクト要素を受容し、レバー及び第2のモジュールがレバーの回転動作下で第1及び第2のモジュールの結合方向に第2のモジュールを並進駆動するための相補的手段を備えるコネクタであって、駆動手段が、レバーが前記並進駆動のために回転ストローク開始位置でない限り、前記第1のモジュール内へ第2のモジュールが導入されると相補的コンタクト要素同士が接触する前に前記結合を阻止するために当接するのに適している。
言い換えれば、本発明によれば、駆動手段の存在を利用して、第1のモジュールへ第2のモジュールが導入される際に、レバーが回転ストローク開始位置にない限り、相補的コンタクト要素同士が電気的に接触する前の2つのモジュールの結合をレバーによって阻止する。
その結果、対応する駆動手段を損傷するリスクを伴うことなく、完全に確実な方法で結合終了位置まで第2のモジュールが駆動される。
更に、本発明によって、結合終了位置に到達出来た場合にのみ相補的コンタクト要素間の電気接触が可能であるので、例えば、要素間の摩擦又は接着によって正確に結合したと錯覚させることなく、しっかりと確実な電気的接触が保証される。
本発明による構成は、レバー及び第2のモジュールが、結合終了位置で第1及び第2のモジュールの相互ロックするための相補的手段を備え、例えば振動の影響下で係合解除するあらゆるリスクを防止するという発展形に適している。
その他の構成であって、場合により組み合わせて用いられ、特に製造の利便性のために選択される構成によれば、
- レバーは、第2のモジュールの並進駆動のために、レバーが操作されると、第2のモジュールから突出したカムフォロワ部材に作用するのに適したカムトラックを形成する少なくとも1つの構造体を備える。
- レバーは、レバーを中心とする回転に対して固定され、レバーが回転ストローク開始位置を占めない限り、第1のモジュール内へ第2のモジュールが導入される際に各カムフォロワ部材のためのカムトラックを内側に形成し且つ前記同じカムフォロワ部材に当接する表面を外側に形成する少なくとも1つのアーチ形突起(prominence)からなる。
- カムフォロワ部材は、ペグである。
- レバーは、第1のモジュールの方へ向けられた操作アームの内面上に、第1のモジュールの横壁のオリフィス内で回転するように係合された取付突起(protuberance)を備える。
- アーチ形突起は、レバーの回転軸と同軸の全体がディスク形状の突起(protrusion)から突出しており、ディスク自体は、取付突起から突出している。
- レバー及び第2のモジュールが結合終了位置で相互ロックするための相補的手段を備える。
- 結合終了位置でロックするための手段が、第2のモジュール上の歯と、レバーを中心とする回転に対して固定されこのような歯の側壁と係合するのに適した少なくとも1つのハンプを備える。
- 前記少なくとも1つのアーチ形突起は、その自由端の一方に向かって先細りし、その自由端によって、前記少なくとも1つのアーチ形突起が、結合終了位置における第1及び第2のモジュールの相互ロックに関与するために第2のモジュールの歯の各フランクに係合することが出来る。
- 前記少なくとも1つのロックハンプは、一方で、全体的に半円形の中央部分であって、その曲面が、各カムフォロワ部材のための受容チャネルをカムトラックと共に形成するためにカムトラックの方に向けて湾曲された中央部分と、他方で、ノーズ(nose)と、第2のモジュール上に設けられた相補的な各歯のフランクと係合するのに適しているロックヘッド(locking head)とを有し、ノーズ及びヘッドが、レバーが操作されるとこの歯に跨ることが出来る凹みをノーズとヘッドとの間に形成するように中央部分を伸張している。
- ハンプのヘッドが、レバーが操作されると第2のモジュールの並進駆動に関与するのに適している。
- ロックハンプは、全体的にディスク形状の突起から突出している。
- 第1及び第2のモジュールの一方は、結合方向に並進案内するための少なくとも1つのレールを備え、第1及び第2のモジュールの他方は、ガイドレールがスライドすることを意図する少なくとも1つの溝を備える。
- コネクタは、レバーの回転ストローク開始位置における回転に対してレバーをロックするための手段であって、第1のモジュール内に第2のモジュールを導入する動作によって係合解除されるのに適した手段を備える。
- レバーは、第2のモジュールの並進駆動のために、レバーが操作されると、第2のモジュールから突出したカムフォロワ部材に作用するのに適したカムトラックを形成する少なくとも1つの構造体を備える。
- レバーは、レバーを中心とする回転に対して固定され、レバーが回転ストローク開始位置を占めない限り、第1のモジュール内へ第2のモジュールが導入される際に各カムフォロワ部材のためのカムトラックを内側に形成し且つ前記同じカムフォロワ部材に当接する表面を外側に形成する少なくとも1つのアーチ形突起(prominence)からなる。
- カムフォロワ部材は、ペグである。
- レバーは、第1のモジュールの方へ向けられた操作アームの内面上に、第1のモジュールの横壁のオリフィス内で回転するように係合された取付突起(protuberance)を備える。
- アーチ形突起は、レバーの回転軸と同軸の全体がディスク形状の突起(protrusion)から突出しており、ディスク自体は、取付突起から突出している。
- レバー及び第2のモジュールが結合終了位置で相互ロックするための相補的手段を備える。
- 結合終了位置でロックするための手段が、第2のモジュール上の歯と、レバーを中心とする回転に対して固定されこのような歯の側壁と係合するのに適した少なくとも1つのハンプを備える。
- 前記少なくとも1つのアーチ形突起は、その自由端の一方に向かって先細りし、その自由端によって、前記少なくとも1つのアーチ形突起が、結合終了位置における第1及び第2のモジュールの相互ロックに関与するために第2のモジュールの歯の各フランクに係合することが出来る。
- 前記少なくとも1つのロックハンプは、一方で、全体的に半円形の中央部分であって、その曲面が、各カムフォロワ部材のための受容チャネルをカムトラックと共に形成するためにカムトラックの方に向けて湾曲された中央部分と、他方で、ノーズ(nose)と、第2のモジュール上に設けられた相補的な各歯のフランクと係合するのに適しているロックヘッド(locking head)とを有し、ノーズ及びヘッドが、レバーが操作されるとこの歯に跨ることが出来る凹みをノーズとヘッドとの間に形成するように中央部分を伸張している。
- ハンプのヘッドが、レバーが操作されると第2のモジュールの並進駆動に関与するのに適している。
- ロックハンプは、全体的にディスク形状の突起から突出している。
- 第1及び第2のモジュールの一方は、結合方向に並進案内するための少なくとも1つのレールを備え、第1及び第2のモジュールの他方は、ガイドレールがスライドすることを意図する少なくとも1つの溝を備える。
- コネクタは、レバーの回転ストローク開始位置における回転に対してレバーをロックするための手段であって、第1のモジュール内に第2のモジュールを導入する動作によって係合解除されるのに適した手段を備える。
別の態様によれば、レバーが回転可能に取付けられた第1のモジュールと、第2のモジュールを備え、第1及び第2のモジュールが相補的係合プロファイルを有し且つ相補的コンタクト要素を受容し、レバー及び第2のモジュールがレバーの回転動作によって第1及び第2のモジュールの結合方向に第2のモジュールを並進駆動するための相補的手段を備えるコネクタであって、レバーの回転ストローク開始位置における回転に対してレバーをロックする手段であって、その手段は、第1のモジュール内へ第2のモジュールの導入する動作によって係合解除されるのに適していることを特徴とするコネクタが提供される。
従って、このようなコネクタを使用することによって、レバーが予め回転ストローク開始位置に位置決めされていない場合に生じる駆動のあらゆるリスクをも取り除かれる。
以下からより詳細に分かるように、この態様を前記の態様と組み合わせてもよい。
この態様に特有の構成であって、場合により組み合わせて用いられ、特に製造の利便性のために選択される配置によれば、
- 第1のモジュールは、回転に対してレバーをロックするために、少なくとも1つの弾性変形可能アームを備え、この弾性変形可能アームが、一方で、突起を有し、その突起によって弾性変形可能アームが回転に対してレバーを阻止するためのレバーの相補的突起と係合するのに適しており、他方で、斜面を有し、その斜面によって、弾性変形可能アームを撓ませ、ひいてはレバーを解除するため、弾性変形可能アームが第2のモジュールと一体の突起の進路を妨げる。
- 前記少なくとも1つの弾性変形可能アームは、第1及び第2のモジュールの結合方向に平行に伸び、第1のモジュールの壁に水平タブによって接続される。
- 弾性変形可能アームは、弾性変形可能アームをモジュールの壁に接続させる端部とは反対の端部である自由端に突起と斜面を保持する。
- 突起及び斜面は、隣接配置されている。
- 突起及び斜面は、第2のモジュールを第1のモジュールに係合させる端部とは反対の端部にある第1のモジュールの端部近傍に延出する。
- レバーは、ダブルレバーを形成するように第1のモジュールに跨るように配置された中心分岐部分によって接続された2つの側面分岐部分を備える。
- 第1のモジュールは、界面封止部を備える。
- 相補的コンタクト要素は、ピン、及びこれらのピンを受容するのに適した雌型電気コンタクト部材の形状である。
- レバー及び各モジュールは、プラスチック材料から成形される。
- 第1のモジュールは、回転に対してレバーをロックするために、少なくとも1つの弾性変形可能アームを備え、この弾性変形可能アームが、一方で、突起を有し、その突起によって弾性変形可能アームが回転に対してレバーを阻止するためのレバーの相補的突起と係合するのに適しており、他方で、斜面を有し、その斜面によって、弾性変形可能アームを撓ませ、ひいてはレバーを解除するため、弾性変形可能アームが第2のモジュールと一体の突起の進路を妨げる。
- 前記少なくとも1つの弾性変形可能アームは、第1及び第2のモジュールの結合方向に平行に伸び、第1のモジュールの壁に水平タブによって接続される。
- 弾性変形可能アームは、弾性変形可能アームをモジュールの壁に接続させる端部とは反対の端部である自由端に突起と斜面を保持する。
- 突起及び斜面は、隣接配置されている。
- 突起及び斜面は、第2のモジュールを第1のモジュールに係合させる端部とは反対の端部にある第1のモジュールの端部近傍に延出する。
- レバーは、ダブルレバーを形成するように第1のモジュールに跨るように配置された中心分岐部分によって接続された2つの側面分岐部分を備える。
- 第1のモジュールは、界面封止部を備える。
- 相補的コンタクト要素は、ピン、及びこれらのピンを受容するのに適した雌型電気コンタクト部材の形状である。
- レバー及び各モジュールは、プラスチック材料から成形される。
更に、説明用の非制限的な例として、同一、類似、又は等価の部品には同一の参照番号を付す添付の図面を参照して、以下の記述から本発明のその他の特徴及び利益が明らかになる。更に、図面をわかり易くするため、異なるエレメントは同じスケールでは示されない。
図1乃至図3及び図4A乃至図4Eに見られるように、本発明の第1の実施の形態に従うコネクタは、相補的係合プロファイルを有し且つ相補的コンタクト要素を受容する第1のモジュール1及び第2のモジュール2を備える。
より正確には、第1のモジュール1は、ケーシングに収容される雌型電気コンタクト部材を備える雌型エレメントであって、図2には、分かり易いように、参照番号3で示すこれらの部材を一つだけ示している。
第2のモジュール2は同様にケーシングを備える雄型エレメントであり、そのケーシングの一端は、雌型エレメントのケーシング内に挿入されることを意図し、そのために、雌型電気コンタクト部材と協働することを意図するピンが収容され、図2には、分かり易いように、参照番号4で示すそれらのピンを一つだけ示している。
実際には、これはハイブリッドコネクタであり、即ち、異なる直径を有するピンを受容するものである。第1の実施の形態の場合、19個の1.2mmのコンタクトと6個の2.8mmのコンタクトが設けられている。
これらの相補的コンタクト要素は、例えば、ピン及び雌型コンタクト部材を受容する第1及び第2のモジュールに形成されたダクトから出てくるケーブルに接続される。
更に、雌型エレメントのケーシングの底部には界面シール5が収容されている。
上記の構成自体は周知であり、従ってここでは詳細には記述しない。しかし、この構成は逆にしてもよく、即ち、雌型エレメントにピンを、雄型エレメントに雌型コンタクト部材を設けてもよく、また、ピンは例えばタン(舌部)と置き換えてもよいことに留意すべきである。
レバー6は、この第1のモジュール1上で回転可能であるように取付けられ、第2のモジュール2と共に、このレバー6の回転動作によって、第1及び第2のモジュールの結合方向に第2のモジュールを並進駆動させるための相補的手段を備える。
レバー6及び第2のモジュール2は、ここでは、更に、結合終了位置で相互ロックするための相補的手段を備える。
実際は、レバー6は、第2のモジュール2の並進駆動のために、レバー6が操作されると、第2のモジュール2から突出したカムフォロワ部材8に作用するのに適したカムトラック7を形成する構造を備える。カムフォロワ部材8はここではペグ(peg)であり、レバー6は、このペグと協働するために、アーチ形突起(prominence)9を備え、アーチ形突起9は、レバー6を中心とする回転に対して固定され、前記カムトラック7を凹面側の内面に形成する。反対側(凸面)では、この突起9は、レバー6が回転ストローク開始位置になければ第1のモジュール1内へ第2のモジュール2が導入される際に、カムフォロワ部材8に対する当接表面10を形成する。
従って、以下からより詳細に分かるように、レバー6がその回転ストローク開始位置、即ち、ここではレバー6が結合方向(線X、図4A)に全体として横切るように延出する位置にない限り、第1のモジュール1内に第2のモジュールが導入される際に、相補的コンタクト要素3、4同士が電気接触する前に第1及び第2のモジュール1、2の結合が阻止される。
この結合の際に並進するモジュール1,2の移動を制限するために、第1の実施の形態における第1のモジュール1は、更に、この結合方向に並進案内するためのレール11を備え、第2のモジュール2は、このガイドレール11がスライドすることを意図する相補的な溝12を備える。
結合終了位置で第1及び第2のモジュール1,2が相互ロックするために、ロック手段は、レバー6を中心とする回転に対して固定されるロックハンプ(locking hump)13と、ロッキングハンプ13が係合するのに適したフランク15を第2のモジュール2上に備える相補的ロック歯14とを備える。
第1の実施の形態の場合、ロックハンプ13は、一方では、カムフォロワ部材8を形成するペグを受容するチャネルをカムトラック7と形成するために、カムトラック7に向けて湾曲される曲面17を有する全体的に半円形の中央部分16を有し、他方で、ノーズ(nose)18と、第2のモジュール2に設けられた関連するロック歯14のフランク15と係合するのに適したロッキングヘッド(locking head)19を有する。このノーズ18及びこのヘッド19は、レバー6の操作時にロッキング歯14を跨ぐことが出来る凹みをノーズ18とヘッド19との間に形成するように中央部分16を伸張する。以下からより詳細に分かるように、ハンプのヘッド19は、ここでは、レバー6の操作時に第2のモジュール2の並進駆動に関与するのに適している。同様に、アーチ形突起9は、ここでは、その自由端の一方に向かって先細りし、これらの自由端によって、結合終了位置において、第1及び第2のモジュールの相互ロックに関与するように、第2のモジュール2の更なる歯22のフランク21と係合することが出来る。
実際には、図4A〜図4Eに見られるように、第2のモジュール2の2つの歯14及び22は、ハンプ13及びアーチ形突起9と協働することを意図しているが、第2のモジュール2の横壁28に沿って延び更にガイド溝12が形成されたリブ(rib)23に隣接形成されている。
言い換えれば、リブ23は、ロックの際にレバー6と協働するために切欠かれている。
ここでは、レバー6は、一部材として形成され、操作アーム24の内面上に取付突起(protuberance)25を備え、他方、アーチ形突起9及びロックハンプ13は全体としてディスク26の形状である突起(protrusion)から突出し、ディスク26自体は取付突起25から突出し、この取付突起25が突出するレバーアーム24と共に、取付突起25の外周上に溝40を画定する。
取付突起25はこのように係合して第1のモジュール1の横壁27のオリフィス内で回転することが出来る。このオリフィスは、図6の第2の実施の形態の突起25の導入部を形成するために対応する横壁の一部を介して第1のモジュールの外に向かって開口している。
アーチ形突起9及びロックハンプ13は、取付突起25と一体且つ同一部品を形成し、取付突起25と共にプラスチック材料から成形される。
更に、アーチ形突起9及びロックハンプ13は、第1のモジュール1の外側横壁27と雌型部材3用の受容ハウジングを画定する内側横壁41との間の横空間に収容される。
以下の図4A乃至図4Eの記述を踏まえるとより良く分かるように、この空間は、結合時に、カムフォロワ部材8を形成するペグと、切欠溝付きリブ23とを備える第2のモジュール2の横壁28を受容する。
レバー6はここでは事実上ダブルレバーであり、第1のモジュールに跨るように配置され、第1のモジュール1の2つの平行な外側横壁27に形成された2つの対向するオリフィス内で回転するように係合した回転軸上の対向位置に形成された2つの取付突起25を備える。
これは、従って、第2のモジュール2を並進駆動するための相補的手段、結合終了位置における相互ロックのための相補的手段、及び並進案内するためのエレメントについても当てはまり、これらは全て、第1及び第2のモジュール1,2の両側に同じものが存在する。
図4A〜図4Eは、本発明に従うコネクタを結合する過程を描いている。
図4Aでは、レバー6がストローク開始位置に置かれた状態、即ち、結合方向に対して横切るように向けられた状態で、第2のモジュール2が第1のモジュール1内へ導入される。
ガイドレール11は、各溝12内をスライドするように係合している。
レバー6がこのように配置されている時、第2のモジュール2が一旦、第1のモジュールに十分に係合すると、アーチ形突起9が、そのカムトラック7によって、このアーチ形突起9とロックハンプ13との間に形成されたチャネルに係合する、カムフォロワ部材8を形成するペグと協働することが出来る。
レバー6の回転によって、アーチ形突起9の回転が引き起こされ、その結果、結合終了位置の方向に第2のモジュールが並進駆動される。
この過程の最初に(図4B)ロックハンプ13は、この並進駆動に関与し、歯14を跨ぎ、その後2つのモジュール(1,2)が相互ロックするためにこの歯14と係合する。
結合終了位置に到達すると(図4C乃至図4E)、ここではロックハンプ13によって補助された、アーチ形突起9によって生じるカム効果によって、操作レバー6の回転を続けると、このロックハンプ13が、ここではアーチ形突起9も共に、切欠リブ23に係合し、夫々、歯のフランクと係合し、その結果、第1及び第2のモジュール(1、2)の相互ロックが生じる。
当然のことながら、この結合終了位置では、界面シール5が、第1及び第2のモジュール(1、2)間で圧迫され、湿気や異物がコネクタに混入することを防止する。更に、ダブルレバーの2本の操作アーム24を接続する中央分岐部分29は第2のモジュール上で静止する。
この結合終了位置では、レバー6上に位置するラッチエレメント42によってここでもロックが行われ、このラッチエレメント42は、ラッチング時に協働するために、第2のモジュール2の窓43内に戻るように移動する。
このように、レバー6がその回転ストローク開始位置に誤って引き上げられることが防止される。
前述の構成によって、対応する駆動手段を損傷するリスクを伴うことなく、完全に安全な方法で結合終了位置まで第2のモジュールが駆動される。
実際は、第1のモジュール1内に第2のモジュール2が導入されるとレバー6が回転ストローク開始位置を占めない限り、カムフォロワ部材8を形成するペグは、アーチ形突起9の凸面10に当接し、相補的コンタクト要素同士が電気的に接触する前に2つのモジュール1、2の結合を阻止する。逆に、レバー6は、ペグ8上をスライドすることによって第2のモジュール2を後方に押して結合を妨害する(図5を参照)。
結果的に、本発明によって、結合終了位置に到達出来た場合にのみ相補的コンタクト要素3と4との間の電気的接触が可能であり、このように、例えば、エレメント同士間の摩擦や接着から正確に結合したと錯覚させることなく、しっかりと確実な電気的接触が保証される。
これらの駆動手段によって、更に、結合終了位置で発生する第1及び第2のモジュール1、2の相互ロックが保証され、本発明のコネクタが、大きな振動にさらされる可能性のある環境での使用に特に適するものとなる。
更に、結合すると、第2のモジュール2が直面する摩擦点はない。
図6及び図7A〜図7Cに示す他の実施の形態によれば、第1のモジュール内への第2のモジュールの導入動作下で係合解除するのに適した操作レバーのストローク開始位置での回転に対して操作レバーをロックするための手段を使用することによって、結合終了位置に到達するまでの操作レバーによる完全な駆動が保証される。
より正確には、第1のモジュール1が、レバー6の各操作アーム24につき、弾性変形可能アーム30を備え、この弾性変形可能アーム30は、一方では、突起(protrusion)31、他方では、斜面33を有し、この突起31を用いて、弾性変形可能アーム30が、回転に対しレバー6を阻止するためにレバー6の相補的突起(protrusion)32と係合するのに適しており、斜面33を介して、弾性変形可能アーム30を撓ませ、引いてはレバーを解除するため、弾性変形可能アーム30が第2のモジュール2と一体的な突起(appendage)34の進路を妨げる。
実際には、この弾性変形可能アーム30が、レバーが回動可能に取付けられたモジュールの外側横壁27と、雌型コンタクト部材を受容するハウジングに平行な横壁との間に設けられた空間、即ち、並進駆動のための手段及び2つのモジュールの相互ロックのための手段も受容する空間において、結合方向に平行に延出する。
図7Aにおいてよりより明瞭に見られるように、この弾性変形アーム30は、ここではモジュールの上壁35に接続され、水平タブ36のおかげで、同モジュールの外側横壁27を横切るように延出する。
この突起31及び斜面33は、ここでは並んで配置され、斜面33は第1のモジュール1の外側側面27に対して遠位にあり、他方、突起31は同壁に対して近位に位置する。突起31及び斜面33は両方とも、弾性変形可能アームの上側水平壁35に接続された端部とは反対の端部である当該アームの自由端において、この第1のモジュールの下側水平壁の方向に、弾性変形可能アームの下から突出している。即ち、突起31及び斜面33は、本実施の形態の場合は、ケーブルが出ていく第1のモジュール1の端部、即ち、第1のモジュール1内に第2のモジュール2が係合するための端部とは反対の端部のものに近接している。
この弾性変形可能アームを撓ませるために、第2のモジュール2上には、上述のように、ここでは全体的に直角柱の形状を有し、その底面が直角三角形であり、その直角がモジュールから突出する突起34が存在する。この突起34は、第2のモジュール2と一体のものを形成し、カムフォロワ部材8を形成するペグの上に延出している。
ここでもレバーがダブルレバーであるので、好ましくは、レバーの対応する操作アームと協働するために第1のモジュールの側面に2つの類似の弾性変形可能アームが設けられる。
その他については、このコネクタは、第1の実施の形態のコネクタと類似である。しかし、第1のモジュール1は、この第2の実施の形態の場合、ストップ面37を備え、レバー6が結合方向を横切るように延出する回転ストローク開始位置を越えて、駆動手段を制御する方向とは反対の方向にレバー6が回動することを防止する。
また、第1のモジュールの外側に開口し、レバー6が係合して回転するオリフィス38は図6に示されている。
レバー6は、このように回転ストローク開始位置で予めロックされており、レバー6が第2のモジュール2をその結合終了位置に到達させることが出来る十分な距離を越えて第1のモジュール1に第2のモジュールが係合するまで、駆動手段を制御するための回転ストロークを開始することが出来ない。
実際には、図7A乃至図7Cに見られるように、レバー6の回転路から弾性変形可能アーム30を係合解除させ、駆動手段を制御するために回転ストロークを開始するようにレバー6を解除するために、第2のモジュール2の第1のモジュール1への導入(矢印A)によって、関連する弾性変形可能アーム30が撓み(図7B)、その結果、このアームの突起31が持ち上げられる。
回転に対してロックするためのこれらの手段は、本実施の形態では、第1の実施の形態をサポートするために記述された駆動手段に関連する。
従って、この場合は、後者は、第1及び第2のモジュールの結合を阻止するために当接するために使用されず、回転に対してレバーをロックするための手段が、第2のモジュールの並進駆動に先立ってその位置を保証する。
その一方で、それらは、カム効果による駆動及び結合終了位置における相互ロックの機能を発揮するので有益である。
また、より一般的には、前記2つの実施の形態では、レバー及び第1及び第2のモジュール(電気コンタクト要素とは別)プラスチック材料から成形されることに留意すべきである。
勿論、本発明は、記述され図解された実施の形態に制限されず、あらゆる実施の変形例を含む。
特に、弾性変形可能アームは、分岐部が互いに接続され、一方が突起を有し他方が斜面を有するダブルアームの形状でもよい。
これら2つのエレメントは、例えば、アームに接続されたプレートに保持されてもよい。更に、弾性変形可能アームは、モジュールの上壁の代わりに横壁に接続されてもよい。
回転に対してロックするためのこれらの手段をモジュールの下壁に配置することも考えられる。
Claims (24)
- レバー(6)が回転可能に取付けられた第1のモジュール(1)と、第2のモジュール(2)とを備え、前記第1及び第2のモジュールが相補的係合プロファイルを有し且つ相補的コンタクト要素(3、4)を受容し、前記レバー(6)及び前記第2のモジュール(2)が前記レバー(6)の回転動作によって前記第1及び第2のモジュール(1、2)の結合方向に第2のモジュール(2)を並進駆動するための相補的手段(8、9)を備えるコネクタであって、駆動手段(8、9)が、前記レバー(6)が前記並進駆動のために回転ストローク開始位置にない限り、前記第1のモジュール(1)内へ前記第2のモジュール(2)が導入される際に前記相補的コンタクト要素(3、4)同士が接触する前に結合を阻止するために当接するのに適していることを特徴とするコネクタ。
- 前記レバーは、第2のモジュールの並進駆動のために、前記レバーが操作される際に、前記第2のモジュールから突出したカムフォロワ部材に作用するのに適したカムトラック(7)を形成する少なくとも1つの構造体を備えることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記レバーは、前記レバーを中心とする回転に対して固定され、前記レバーが回転ストローク開始位置にない限り、前記第1のモジュール内へ前記第2のモジュールが導入されると各カムフォロワ部材(8)のためのカムトラックを内側に形成し且つ前記カムフォロワ部材に当接する表面を外側に形成する少なくとも1つのアーチ形突起(9)を備えることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
- 前記カムフォロワ部材は、ペグであることを特徴とする請求項2又は3に記載のコネクタ。
- 前記レバーは、前記第1のモジュールの方へ向けて湾曲された操作アームの内面上に、前記第1のモジュールの横壁のオリフィス内で回転するように係合された取付突起(25)を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 前記アーチ形突起は、前記レバーの回転軸と同軸である全体としてディスク形状の突起(26)から突出しており、ディスク自体は、前記取付突起から突出していることを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
- 前記レバー及び前記第2のモジュールは、結合終了位置で相互ロックするための相補的手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 結合終了位置でロックするための前記手段は、前記第2のモジュール上の歯(14)と、前記レバーを中心とする回転に対して固定され且つこのような歯の側壁と係合するのに適した少なくとも1つのハンプ(13)を備えることを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。
- 前記少なくとも1つのアーチ形突起は、その自由端の一方に向かって先細りし、その自由端によって、前記少なくとも1つのアーチ形突起が、結合終了位置における前記第1及び第2のモジュールの相互ロックに関与するために前記第2のモジュールの歯の各フランクに係合することが出来ることを特徴とする請求項7又は8に記載のコネクタ。
- 前記少なくとも1つのロックハンプは、一方で、全体的に半円形である中央部分(16)であって、その曲面が、各カムフォロワ部材のための受容チャネルを前記カムトラックと共に形成するために前記カムトラックの方に向けられた中央部分と、他方で、ノーズ(18)と、第2のモジュール上に設けられた相補的な各歯のフランクと係合するのに適しているロックヘッド(19)とを有し、前記ノーズ及び前記ヘッドが、前記レバーが操作されるとこの歯に跨ることが出来る凹みを前記ノーズと前記ヘッドとの間に形成するように中央部分を伸張していることを特徴とする請求項8又は9に記載のコネクタ。
- 前記ハンプの前記ヘッドは、前記レバーが操作されると前記第2のモジュールの並進駆動に関与するのに適していることを特徴とする請求項10に記載のコネクタ。
- 前記ロックハンプは、全体としてディスク形状である前記突起から突出していることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 前記第1及び第2のモジュールの一方は、結合方向に並進案内するための少なくとも1つのレール(11)を備え、前記第1及び第2のモジュールの他方は、ガイドレールがスライドする少なくとも1つの溝(12)を備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 当該コネクタは、前記レバーの回転ストローク開始位置における回転に対して前記レバーをロックする手段であって、前記第1のモジュール内へ前記第2のモジュールを導入する動作によって係合解除されるのに適している手段を備えることを特徴とする請求項1乃至13に記載のコネクタ。
- レバー(6)が回転可能に取付けられた第1のモジュール(1)と、第2のモジュールとを備え、前記第1及び第2のモジュールが相補的係合プロファイルを有し且つ相補的コンタクト要素(3、4)を受容し、前記レバー(6)及び前記第2のモジュール(2)が前記レバー(6)の回転動作によって前記第1及び第2のモジュール(1、2)の結合方向に前記第2のモジュール(2)を並進駆動するための相補的コンタクト要素(8、9)を備えるコネクタであって、当該コネクタは、前記レバーの回転ストローク開始位置における回転に対して前記レバーをロックする手段(31、32)であって、その手段(31,32)は、前記第1のモジュール内へ第2のモジュールの導入する動作によって係合解除されるのに適していることを特徴とするコネクタ。
- 前記第1のモジュールは、回転に対して前記レバーをロックするために、少なくとも1つの弾性変形可能アーム(30)を備え、前記弾性変形可能アームが、一方で、突起(31)を有し、その突起によって弾性変形可能アームが回転に対して前記レバーを阻止するための前記レバーの相補的突起と係合するのに適しており、他方で、斜面(33)を有し、その斜面によって、前記弾性変形可能アームを撓ませ、ひいては前記レバーを解除するため、前記弾性変形可能アームが第2のモジュールと一体の突起(34)の進路を妨げることを特徴とする請求項14又は15に記載のコネクタ。
- 前記少なくとも1つの弾性変形可能アームは、前記第1及び第2のモジュールの結合方向に平行に延出し、前記第1のモジュールの壁に水平タブによって接続されることを特徴とする請求項16に記載のコネクタ。
- 前記弾性変形可能アームは、前記弾性変形可能アームを前記モジュールの壁に接続させる端部とは反対の端部である自由端に突起と斜面を保持することを特徴とする請求項16又は17に記載のコネクタ。
- 突起及び斜面は、隣接配置されていることを特徴とする請求項14乃至18のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 前記突起及び前記斜面は、前記第2のモジュールを前記第1のモジュールに係合させる端部とは反対の端部にある前記第1のモジュールの端部近傍に延出することを特徴とする請求項14乃至19のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 前記レバーが、ダブルレバーを形成するように前記第1のモジュールに跨るように配置された中心分岐部分(29)によって接続された2つの側面分岐部分からなることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 前記第1のモジュールが界面シール(5)を備えることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 前記相補的コンタクト要素は、ピン、及びこれらのピンを受容するのに適した雌型電気コンタクト部材の形状であることを特徴とする請求項1乃至22のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 前記レバー及び前記各モジュールは、プラスチック材料から成形されることを特徴とする請求項1乃至23のいずれか一項に記載のコネクタ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1058811 | 2010-10-26 | ||
FR1058811A FR2966649B1 (fr) | 2010-10-26 | 2010-10-26 | Connecteur a engagement sur |
PCT/EP2011/068151 WO2012055723A1 (en) | 2010-10-26 | 2011-10-18 | Connector with secure engagement |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013541169A true JP2013541169A (ja) | 2013-11-07 |
Family
ID=43927676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013535357A Pending JP2013541169A (ja) | 2010-10-26 | 2011-10-18 | 確実に係合するコネクタ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9088100B2 (ja) |
EP (1) | EP2633589A1 (ja) |
JP (1) | JP2013541169A (ja) |
CN (1) | CN103181036A (ja) |
FR (1) | FR2966649B1 (ja) |
WO (1) | WO2012055723A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160096668A (ko) * | 2013-12-10 | 2016-08-16 | 티이 커넥티버티 저머니 게엠베하 | 회전가능한 잠금 래치를 갖는 커넥터 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8784127B2 (en) * | 2012-06-11 | 2014-07-22 | Delphi Technologies, Inc. | Electrical connection system including mating assist lever that contains locking means and connector position assurance member that interacts therewith |
US9847610B2 (en) * | 2014-01-16 | 2017-12-19 | Ford Global Technologies, Llc | Electric vehicle service disconnect position indicator |
JP6308799B2 (ja) * | 2014-02-21 | 2018-04-11 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
JP6296353B2 (ja) * | 2014-09-01 | 2018-03-20 | 住友電装株式会社 | レバーコネクタ |
AR106839A1 (es) * | 2015-11-30 | 2018-02-21 | Areva Inc | Conjunto de movimiento de un contenedor para la transferencia, rotación y/o inspección |
IT201700057059A1 (it) * | 2017-05-25 | 2018-11-25 | Tyco Electronics Amp Italia Srl | Connettore elettrico con struttura telescopica |
CN108155514A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-06-12 | 四川瑞可达连接系统有限公司 | 一种手动维护开关 |
CN108134262A (zh) * | 2018-01-17 | 2018-06-08 | 河南天海电器有限公司 | 一种新型连接器位置确保cpa装置的适配组件 |
US10290973B1 (en) * | 2018-04-13 | 2019-05-14 | Te Connectivity Brasil Industria De Electronicos Ltda. | Lever release for lever mated connector assembly |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001035591A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-02-09 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | レバー式コネクタ |
JP2003036926A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-02-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | レバー式コネクタ |
JP2004504704A (ja) * | 2000-07-17 | 2004-02-12 | タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション | レバー付きコネクタ |
US20070287310A1 (en) * | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Molex Incorporated | Lever type electrical connector |
US20090246992A1 (en) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | Tyco Electronics Corporation | Electrical connector having disconnection assist |
JP2009259683A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | レバー式コネクタ |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2817088B2 (ja) * | 1994-02-23 | 1998-10-27 | 矢崎総業株式会社 | レバーロックの補強構造 |
FR2717627B1 (fr) * | 1994-03-21 | 1996-04-26 | Cinch Connecteurs Sa | Dispositif d'accouplement de deux éléments de boîtier d'un connecteur électrique. |
JP3278048B2 (ja) * | 1997-10-01 | 2002-04-30 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
JP3758525B2 (ja) * | 2001-05-24 | 2006-03-22 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
US6655971B2 (en) * | 2001-05-29 | 2003-12-02 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Lever-type connector with a peak operation resistance shortly before complete connection |
JP4622930B2 (ja) * | 2006-04-20 | 2011-02-02 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
EP2059979B1 (en) * | 2006-06-08 | 2012-12-12 | Molex Incorporated | Lever type electrical connector |
DE602006013317D1 (de) * | 2006-09-21 | 2010-05-12 | Molex Inc | Hebelartiger elektrischer Steckverbinder |
US8414315B2 (en) * | 2008-05-06 | 2013-04-09 | Molex Incorporated | Lever type electrical connector |
-
2010
- 2010-10-26 FR FR1058811A patent/FR2966649B1/fr active Active
-
2011
- 2011-10-18 US US13/881,690 patent/US9088100B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2011-10-18 WO PCT/EP2011/068151 patent/WO2012055723A1/en active Application Filing
- 2011-10-18 EP EP11770459.3A patent/EP2633589A1/en not_active Withdrawn
- 2011-10-18 JP JP2013535357A patent/JP2013541169A/ja active Pending
- 2011-10-18 CN CN2011800518265A patent/CN103181036A/zh active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001035591A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-02-09 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | レバー式コネクタ |
JP2004504704A (ja) * | 2000-07-17 | 2004-02-12 | タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション | レバー付きコネクタ |
JP2003036926A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-02-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | レバー式コネクタ |
US20070287310A1 (en) * | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Molex Incorporated | Lever type electrical connector |
US20090246992A1 (en) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | Tyco Electronics Corporation | Electrical connector having disconnection assist |
JP2009259683A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | レバー式コネクタ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160096668A (ko) * | 2013-12-10 | 2016-08-16 | 티이 커넥티버티 저머니 게엠베하 | 회전가능한 잠금 래치를 갖는 커넥터 |
KR102240779B1 (ko) | 2013-12-10 | 2021-04-14 | 티이 커넥티버티 저머니 게엠베하 | 회전가능한 잠금 래치를 갖는 커넥터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103181036A (zh) | 2013-06-26 |
WO2012055723A1 (en) | 2012-05-03 |
FR2966649B1 (fr) | 2013-06-28 |
FR2966649A1 (fr) | 2012-04-27 |
US20130237087A1 (en) | 2013-09-12 |
EP2633589A1 (en) | 2013-09-04 |
US9088100B2 (en) | 2015-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013541169A (ja) | 確実に係合するコネクタ | |
JP5846105B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
RU2551846C2 (ru) | Штепсельный разъем с блокирующим элементом | |
JP4659069B2 (ja) | 電気コネクタ | |
KR200223312Y1 (ko) | 조작레버가 포함된 플러그형 전기 커넥터 | |
EP3005486B1 (en) | Electrical connector | |
JP4317973B2 (ja) | コネクタ | |
JP2006331991A (ja) | レバー式コネクタ | |
JP4988430B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
EP2609658B1 (en) | Electrical connector | |
JP6826758B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
US9496646B2 (en) | Posture holding lever type connector | |
JP2008533684A (ja) | コネクタ位置保証装置を有するレバー嵌合型コネクタ組立体 | |
JP3275290B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
US20110021047A1 (en) | Lever-Type Connector | |
TWI565161B (zh) | 電插接系統 | |
WO2013132808A1 (ja) | レバー式コネクタ | |
EP3171463B1 (en) | Connector having a slide for facilitating connection and a cable guide cover | |
US10439324B2 (en) | Lever-type connector | |
KR101304942B1 (ko) | 레버타입 커넥터 및 이를 사용한 커넥터 조립체 | |
JP5235148B2 (ja) | レバー嵌合式コネクタ | |
JP2015092458A (ja) | コネクタと相手コネクタの接続及び分離を支援するための装置 | |
JP2010108872A (ja) | レバー式コネクタ | |
US20240014598A1 (en) | Lever-type connector | |
KR100995279B1 (ko) | 레버타입 커넥터어셈블리 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150501 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20151007 |