JP2013540509A5

JP2013540509A5 - 外科用安定化プレート、外科用安定化プレートを埋め込む方法およびシステム

Info

Publication number: JP2013540509A5
Application number: JP2013530508A
Authority: JP
Filing date: 2011-09-22
Publication date: 2014-11-06
Anticipated expiration: 2031-09-22

Description

発明の分野
本発明は、医療技術の分野に関し、特に、外科用安定化プレート、ならびに、外科用安定化プレートを埋め込む方法およびシステムに関する。

Claims

外科用安定化プレート（１２１）であって、
脊柱の腹側に配置されて、２つ以上の異なる椎体に取付けられることによって人または動物の脊柱を安定させるためのプレート部分（１２２）を備え、
さまざまな椎体に係止されるよう適合された複数の固定部分（１２４）をさらに備え、
固定部分（１２４）のうちの少なくとも１つはプレート部分（１２２）に堅固に接続され、近位側からアクセス可能な長手方向開口部と、長手方向開口部から外部に達する少なくとも１つの孔（１４）とを備えた被覆要素を含み、
前記外科用安定化プレート（１２１）はさらに、被覆要素ごとに、被覆要素に挿入されるかまたは挿入可能な熱可塑性要素（２１）を含み、熱可塑性要素（２１）は、熱可塑性要素に作用するエネルギによって液化可能であり、
孔（１４）は、液化された熱可塑性材料を、当該孔（１４）を通じて、固定部分（１２４）を係止すべき椎体の骨組織内へと押込むことができるように、位置決めされ、
少なくとも１つの固定部分（１２４）が、前記外科用安定化プレート（１２１）に対する機械的負荷を吸収することのできる安定化構造を含み、前記プレート部分（１２２）は平坦ではない、外科用安定化プレート（１２１）。
少なくとも１つの孔（１４）は径方向の孔である、請求項１に記載の外科用安定化プレート（１２１）。
安定化構造は径方向の孔の遠位側に安定化部分を含む、請求項２に記載の外科用安定化プレート（１２１）。
プレート部分（１２２）と少なくとも１つの径方向の孔（１４）との間の距離は、再凝固の後に径方向の孔（１４）を通って周囲の骨組織内に押出される液化材料が皮質下の係止をもたらすように、調整される、請求項３に記載の外科用安定化プレート（１２１）。
安定化部分の軸方向延在部は、プレート部分（１２２）と径方向の孔（１４）との間の距離の少なくとも３分の２である、請求項３または４に記載の外科用安定化プレート。
固定部分（１２４）は非円形の断面を有する、請求項１から５のいずれかに記載の外科用安定化プレート（１２１）。
固定部分（１２４）の横断方向延在部は、上−下方向への延在部よりも大きい、請求項６に記載の前方頚部用プレート（１２１）。
固定部分（１２４）のうち少なくとも１つは固定部分本体からの翼状突起を含む、請求項６または７に記載の外科用安定化プレート（１２１）。
プレート部分（１２２）は胴部がくびれた形状を有する、請求項１から８のいずれかに記載の外科用安定化プレート（１２１）。
プレート部分（１２２）は、隆起およびビードのうち少なくとも１つを含む、請求項１から９のいずれかに記載の外科用安定化プレート（１２１）。
前記ビード（１３１）が、前記プレート部分の角領域から中心に向かって延在する、請求項１０に記載の外科用安定化プレート（１２１）。
前記ビード（１３１）が、前記プレート部分の中心に向かうにつれて低減する、請求項１１に記載の外科用安定化プレート（１２１）。
前記プレート部分が曲がっている、請求項１〜１２のいずれかに記載の外科用安定化プレート（１２１）。
前記プレート部分が、横断面において中心領域が背側に向かって延びるように、曲がっている、請求項１３に記載の外科用安定化プレート（１２１）。
前記プレート部分が、矢状面に沿った断面において腹側に向かって曲がっている、請求項１３または１４に記載の外科用安定化プレート（１２１）。
前記プレート部分が前方頚部用プレートである、請求項１に記載の外科用安定化プレート（１２１）。
外科用安定化プレートをヒトを除く動物の背骨に埋込む方法であって、
固定部分が椎体の骨組織に突出るように前方頚部用プレートを配置するステップと、
固定部分のうち１つの固定部分の長手方向開口部に熱可塑性要素を挿入するステップと、
熱可塑性要素のうち少なくとも遠位部分を融解させるのに十分な振動時間にわたって、振動力で機械的振動を熱可塑性要素に衝突させ、同時に、熱可塑性要素を遠位側に向かって押して、液化材料を孔から押出して周囲組織に押込んで、再凝固の後に骨組織（１２１，４，８，３，２２，１２２）に係止部を形成するステップとを含む、方法。
外科用安定化プレートをヒトまたは動物の背骨に埋込むシステムであって、
固定部分が椎体の骨組織に突出るように前方頚部用プレートを配置する手段と、
固定部分のうち１つの固定部分の長手方向開口部に熱可塑性要素を挿入する手段と、
熱可塑性要素のうち少なくとも遠位部分を融解させるのに十分な振動時間にわたって、振動力で機械的振動を熱可塑性要素に衝突させ、同時に、熱可塑性要素を遠位側に向かって押して、液化材料を孔から押出して周囲組織に押込んで、再凝固の後に骨組織（１２１，４，８，３，２２，１２２）に係止部を形成する手段とを含む、システム。