JP2013538296A - 方法及び装置 - Google Patents

方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013538296A
JP2013538296A JP2013517423A JP2013517423A JP2013538296A JP 2013538296 A JP2013538296 A JP 2013538296A JP 2013517423 A JP2013517423 A JP 2013517423A JP 2013517423 A JP2013517423 A JP 2013517423A JP 2013538296 A JP2013538296 A JP 2013538296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
dispersator
mechanical
flotation
cell means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013517423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5886844B2 (ja
Inventor
ハールラ、ヨハンネス
パウニラ、サカリ
リスラッキ、マルック
ニーニメキ、ヨウコ
ケルッコ、ミカ
スオパイェルヴィ、テルヒ
Original Assignee
ハールラ オーワイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハールラ オーワイ filed Critical ハールラ オーワイ
Publication of JP2013538296A publication Critical patent/JP2013538296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5886844B2 publication Critical patent/JP5886844B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C21/00Disintegrating plant with or without drying of the material
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C5/00Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/02Working-up waste paper
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/12Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by wet methods, by the use of steam
    • D21B1/30Defibrating by other means
    • D21B1/32Defibrating by other means of waste paper
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D1/00Methods of beating or refining; Beaters of the Hollander type
    • D21D1/004Methods of beating or refining including disperging or deflaking
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D1/00Methods of beating or refining; Beaters of the Hollander type
    • D21D1/004Methods of beating or refining including disperging or deflaking
    • D21D1/006Disc mills
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/66Pulp catching, de-watering, or recovering; Re-use of pulp-water
    • D21F1/70Pulp catching, de-watering, or recovering; Re-use of pulp-water by flotation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

再生繊維から形成される原料を処理する方法及び装置を実現する。この方法は、原料をスクリーン手段3、33及び浮選セル手段2で処理する工程と、原料を合格品と不合格品とにふるい分ける工程とを含む。ふるい分けからの不合格品は、機械式ディスパーゲーター13、13a、13bに導かれ、ふるい分けからの不合格品から分散された不合格品が形成される。

Description

本発明は、再生繊維(recycled fibre)から形成される原料(stock)を処理する方法に関するものであり、この方法は、原料をスクリーン手段(screen means)及び浮選セル手段(flotation cell means)で処理する工程と、原料を合格品(accept)と不合格品(reject)とにふるい分ける(screening)工程とを含む。
さらに、本発明は、再生繊維から形成される原料を処理する装置に関するものであり、この装置は、原料を先行するふるい分けの合格品と先行するふるい分けの不合格品とにふるい分けるための手段を備え、先行するふるい分けの合格品に対する放出流路及び先行するふるい分けの不合格品に対する放出流路をさらに備える、浮選に先行するスクリーン部材と、先行するふるい分けの合格品を受け入れるための供給流路並びに浮選合格品のための放出流路及び浮選不合格品のための放出流路を有する浮選セル手段と、浮選合格品を細目スクリーン合格品と細目スクリーン不合格品とに分けるための手段を備え、細目スクリーン合格品のための放出流路及び細目スクリーン不合格品のための放出流路をさらに備える、浮選合格品のための前記放出流路に連結された細目スクリーン部材とを備える。
紙くずなどの、再生繊維から作られる繊維原料は、これ以降「原料」と称され、脱墨プロセスにおいて、パルプ中の粘着性異物及び汚塵が原料のさらなる処理、例えば巻き取り紙の形成を妨げないようにこの原料をふるい分けなければならない。
スクリーン不合格品とともに取り出されたパルプ破片を生ゴミ処理、つまり、焼却若しくは廃棄物投棄場所に持ってゆくことが知られている。
上記の装置での問題点は、前記取り出されたパルプ破片が望ましくない材料を含むだけでなく、利用することのできる良好な繊維をも大量に含んでいるという点である。現在の実施方法では、この良好な繊維が廃棄されている。
米国特許第3744763号明細書
そこで、本発明の目的は、上記の問題を少なくとも軽減するための方法及び装置を提供することである。
本発明の目的は、独立請求項において開示されている内容によって特徴付けられる方法及びシステムによって達成される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項において開示される。
本発明は、機械式ディスパーゲーター(機械式分散器、mechanical dispergator)で脱墨パルプのふるい分けで生成された不合格品を処理し、その後、ディスパーゲーターで処理された不合格品を浮選工程、つまり、浮遊させる浮選工程内の供給物、又はディスパーゲーターの専用浮選セル手段に導くことができることに基づく。ディスパーゲーター内の不合格品の機械式処理は、パルプ中の粗大粘着性異物と呼ばれるものを低減し、それと同時に、それらのために何らかの新しいきれいな表面を形成する。同じことが不合格品中の汚塵にも適用される。そこで、浮選工程において選択的にそれらを取り除くことが可能になる。
本発明による方法及び装置の利点は、不合格品中の繊維材料を回収して活用することができる点にある。
本発明の好ましい一実施形態の考え方は、原料を浮選セル手段中に浮遊させて、浮選合格品と浮選不合格品とにふるい分ける工程と、細目スクリーンで浮選合格品を細目スクリーン合格品と細目スクリーン不合格品とにふるい分ける工程と、細目スクリーン不合格品を機械式ディスパーゲーターに導き、それから分散された細目スクリーン不合格品を形成する工程と、分散された細目スクリーン不合格品を前記浮選セル手段に導いて返す工程とを含む。
細目スクリーン不合格品とともに取り出される繊維材料の量が減るという利点がある。
第2の好ましい一実施形態の考え方は、浮選に先行するふるい分けで原料を先行するふるい分けの合格品と先行するふるい分けの不合格品とにふるい分ける工程と、浮選セル手段中に浮遊させる先行するふるい分けの合格品を導く工程と、先行するふるい分けの不合格品を機械式ディスパーゲーターに導き、それから先行するふるい分けの分散された不合格品を形成する工程と、前記浮選セル手段中に浮遊させる先行するふるい分けの分散された不合格品を導く工程とを含む。
浮選に先行するふるい分けの不合格品とともに取り出される繊維材料の量が減るという利点がある。
次に、本発明は、好ましい実施形態を用いて、また添付図面を参照しつつ、さらに詳しく説明される。
再生繊維から形成される原料をふるい分ける工程に含まれる知られている装置の概略を示す図である。 本発明による装置を備える、再生繊維から形成される原料を作るために使用される装置の概略を示す図である。 粗大粘着性異物の発生及びサイズ分布に対する機械式ディスパーゲーターの効果の概略を示す図である。 本発明による装置及び方法により達成される、原料中の粗大粘着性異物の変化の概略を示す図である。 汚塵の発生及びサイズ分布に対する機械式ディスパーゲーターの効果の概略を示す図である。 本発明による装置及び方法により達成される、原料中の汚塵の発生及びサイズ分布の変化の概略を示す図である。 本発明による装置及び方法により達成される、原料中の付着印刷用インクの量の変化の概略を示す図である。 本発明による装置に含まれる機械式ディスパーゲーターの概略側面部分断面図である。 本発明による装置に含まれる機械式ディスパーゲーターの概略上面部分断面図である。 本発明による装置に含まれる第2の機械式ディスパーゲーターの概略側面図である。 本発明による装置に含まれる第3の機械式ディスパーゲーターの概略側面図である。 本発明による装置に含まれる第4の機械式ディスパーゲーターの概略側面図である。 本発明による装置に含まれる機械式ディスパーゲーターの細部の概略側面図である。 本発明による装置に含まれる機械式ディスパーゲーターの細部の概略側面図である。 本発明による第2の装置を備える、再生繊維から形成される原料を作るために使用される装置の概略を示す図である。 本発明による第3の装置を備える、再生繊維から形成される原料を作るために使用される装置の概略を示す図である。 本発明による第4の装置を備える、再生繊維から形成される原料を作るために使用される装置の概略を示す図である。
図中、本発明はわかりやすくするため簡素化して図示されている。図中、類似の部分には同じ参照番号が記されている。
図1は、再生繊維から形成される原料をふるい分ける工程に含まれる公知の装置の概略を示している。
この装置の基本要素は、浮選セル手段2、浮選に先行するスクリーン部材33、細目スクリーン部材3である。紙くずなどの原料の原材料として使用される材料はパルパー4で繊維状に分解される、つまり、パルプにされる。原料は、パルパー4から貯蔵塔5等の中に導かれる。原料は、貯蔵塔から供給管システム6を通じて浮選に先行するスクリーン部材33内に投与される。
浮選に先行するスクリーン部材33は、原料を先行するふるい分けの合格品と先行するふるい分けの不合格品とにふるい分けるための手段を備える。このふるい分けは、少なくとも主に粒子のサイズ及び形状に基づく。先行ふるい分けの合格品とも称されうる、合格した原料は、流路34を通じて浮選セル手段2の供給流路7内に導かれ、浮選セル手段内で浮遊される。先行するふるい分けの不合格品は、流路35を通してプロセスから外へ導かれる。
浮選セル手段2において、先行するふるい分けの不十分な合格品内に空気を吹き込み、それにより、その中に気泡を発生させる。浮選セル手段2において、浮選を増強する化学薬品も添加することができる。特定の種類の界面化学作用で粒子が気泡に付着し、表面に浮かび上がる。表面に上昇した泡は、それに付着した粒子とともに、浮選不合格品に対する放出流路を通じてプロセスから取り除かれる。原料の残りは、浮選合格品に対する放出流路9を通して浮選合格品に対する流路8内に送り込まれ、さらに細目スクリーン部材3に導かれる。
細目スクリーン部材3は、浮選合格品を細目スクリーン合格品と細目スクリーン不合格品とにふるい分けるための手段を備える。細目スクリーン合格品は、細目スクリーン合格品に対する流路11を通して、その使用場所へ、例えば、抄紙機に直接導かれる。スクリーン不合格品は、細目スクリーン不合格品に対する流路12を通してプロセスから外へ導かれる。
細目スクリーン不合格品は、毎秒約10リットルの流量で生成され、その中の繊維の量は、0.1kg/sの範囲内となる可能性がある。これは、製紙で年間3000トンを超える繊維流量が廃棄されることを意味する。
図2は、本発明による装置を備える、脱墨パルプを作るために使用される装置の概略を示す図である。脱墨パルプとは、再生繊維から形成される原料のことである。
装置は、図1に示されているものに似ているが、ただし、本発明による装置では、機械式ディスパーゲーター13及びそれに連結された流路をさらに備える。機械式ディスパーゲーター13の供給流路14は、細目スクリーン部材3の不合格品に対する放出流路12に連結され、これにより、機械式ディスパーゲーター13は細目スクリーン不合格品を受け入れる。機械式ディスパーゲーター13は、細目スクリーン不合格品の全量、つまり、100%、又はその一部を受け入れることができる。後者の代替的形態において、不合格品の残りは、機械式ディスパーゲーター13を超えて、例えば工程外部へ導かれる。
機械式ディスパーゲーター13から取り出される材料は、戻り流路15に供給される。戻り流路15は、機械式ディスパーゲーター13内に生成され分散された細目スクリーン不合格品が浮選セル手段2にフィードバックされるように浮選セル手段2の供給流路7に連結されている。図2に示されている実施形態では、戻り流路15は、流路34に連結される。戻り流路15は、分離した導管又は同様のものを介して浮選セル手段2に連結することもできる。
図2の実施形態では、細目スクリーン不合格品は、1台の機械式ディスパーゲーター13で処理される。1台の機械式ディスパーゲーター13の代わりに、並列に、及び/又は直列に連結された2台並びにそれ以上の機械式ディスパーゲーター13を使用することもできる。
本発明の実施形態で使用可能ないくつかの機械式ディスパーゲーター13は、図8aから図10bにおいてさらに詳しく説明されている。この意味においてもなお、機械式ディスパーゲーター13は、非常に強い圧力パルス、場合によってはキャビテーションをパルプに導くと述べることも可能であろう。これにより、パルプ中の微量粘着性異物が低減され、及び/又はそれらに対するある種の新しい表面が作られるか、又は露出される。同様にして、パルプ中の汚塵はより小さくなり、及び/又はある種の新しい表面が得られる。新しい表面は、浮選セル手段2内で容易に反応を起こす。
浮選セル手段2は、並列及び/又は直列に連結されるなど知られている1つ又は複数の浮選セルを備える。
先行するスクリーン部材33及び細目スクリーン部材3は両方とも、保護スクリーン、渦巻きスクリーン、不合格品繊維離解機、圧力スクリーン、及び不合格品スクリーンなどの、さまざまな種類のスクリーンを備えることができるスクリーン・ラインを最も典型的に形成する1つ又は複数のスクリーンを備える。これらは、そのようなものとして知られている解決策により実装することができ、したがって、この文脈ではさらに詳しく説明することはしない。
図3は、原料中の粗大粘着性異物の発生及びサイズ分布に対する機械式ディスパーゲーターの効果の概略を示す。この機械式ディスパーゲーターは、その原理に関して、商標名Cavitron 1000を有する、図9及び図10aによるものであり、図2に従って連結された。ここに提示されている体積流量は、例示的な工場内のプロセスの流れに基づき導出される。この体積流量は、流路34では1030l/sであり、浮選合格品に対する流路8では927l/sであり、細目スクリーン不合格品に対する流路12では9.5l/sであった。原料の粘稠度は、流路34では1.5%であり、浮選合格品に対する流路8では1.4%であり、細目スクリーン不合格品に対する流路12では1.2%であった。
細目スクリーン不合格品が機械式ディスパーゲーター13内で処理される場合、パルプ中の2000から10000μmまでのサイズ範囲内の粗大粘着性異物の数(1パス)は、かなり実質的に低下することがわかる。上述のサイズ範囲内の粗大粘着性異物は、約200〜1000μmのサイズ範囲内のより小さな粗大粘着性異物分解される。この分解と併せて、粗大粘着性異物に対して、反応を起こす能力のあるある種の新しいきれいな表面が形成される。
より長い期間にわたってディスパーゲーター内で細目スクリーン不合格品を再生する方法が結果にどのような影響を及ぼすかについても研究された。機械式ディスパーゲーター13を通して、5分間(ループ5分)で不合格品を再生した。600から10000μmまでのサイズ範囲内の特に大きい粗大粘着性異物がなおいっそう低減されうることがわかる。
図4は、本発明による装置及び方法により達成される、原料中の粗大粘着性異物の変化の概略を示す。
上述の機械式ディスパーゲーター13及び変数値が使用された。分散された細目スクリーン不合格品を機械式ディスパーゲーター13から浮選セル手段2に供給し、図4に示されている粗大粘着性異物のサイズ分布を浮選セル合格品から測定した。粗大粘着性異物の大半がパルプから取り除くのに成功したことがわかる。機械式ディスパーゲーター13と浮選セル手段2との組み合わせによって極端に良好な結果が得られる。パルプをディスパーゲーター13にいったん通して得られる結果(1パス+浮選)は、実際には、5分間パルプを再生させた(ループ5分+浮選)のと同じであることがわかる。
図5は、汚塵の発生及びサイズ分布に対する機械式ディスパーゲーターの効果の概略を示す。上述の機械式ディスパーゲーター13及び変数値が使用された。
細目スクリーン不合格品流路12内を流れるパルプの汚塵は、主に(89%)、サイズ250μmより大きかった。前記パルプが機械式ディスパーゲーター13で処理された場合、500μm超の最大の汚塵の個数は、約半分にまで下がった。大きな汚塵は、機械式ディスパーゲーターで5分間パルプを再生することによってなおいっそう効率的に減らすことが可能である。
図6は、本発明による装置及び方法により達成される、汚塵の発生及びサイズ分布の変化の概略を示す。図5の説明によって処理される分散された細目スクリーン不合格品を浮選セル2にフィードバックした。すべてのサイズの汚塵の数が減らされ、機械パルプが機械式ディスパーゲーター13にいったん通された結果は実際には5分間再生されたパルプと同じであることがわかる。パルプ内にまだ残っているより大きな汚塵は、浮選後であっても目に付くが、これらは結局細目ふるい分けで細目スクリーン不合格品となり、したがって機械式ディスパーゲーター13による再処理がなされるようなサイズ範囲のままである。したがって、これらの大きな汚塵が最後に細目スクリーン合格品とともに抄紙機にたどり着かない確率が高い。
図7は、本発明による装置及び方法により達成される、原料中の付着印刷用インクの量の変化の概略を示す。浮選を機械式ディスパーゲーター13による処理と組み合わせることで、貯蔵塔5(Ableerturm)から供給される原料と比較して、原料に付着する印刷用インクの量が低減されることがわかる。
図8a及び図8bは、本発明による装置に含まれる機械式ディスパーゲーターの概略側面部分断面図及び概略上面部分断面図を示している。
機械式ディスパーゲーター13は、回転する第1の回転子20と第1の回転子に関して回転子、それと同心にある第2の回転子21を備える。回転子20、21は、反対方向に回転するように連結される。第1の回転子20は、羽根円上に第1の羽根22を備える。この羽根円は、開口部27aを持つ第1の表面を形成するが、それは、2つの隣接する第1の羽22の間に開口部があるからである。
第2の回転子21は、第1の羽根22によって形成される羽根円の両側の2つの羽根円上に第2の羽根23a、23bを備える。これらの羽根円は、開口部27b、27cを持つ第2及び第3の表面を形成する。
開口部を持つ前記表面27aから27cは、互いに絡み合い、互いと同心である。
羽根円の数、それらの中の羽根の数、羽根の形状及び寸法、並びに同様の特性は、図8a、図8bに示されている機械式ディスパーゲーター13と異なることがあることに留意されたい。
第1の回転子20及びそれらの中に配置される第1の羽根22は、第1の駆動軸24を介して回転され、第2の回転子21はその第2の羽根23a、23bとともに第2の駆動軸25により回転する。
機械式ディスパーゲーターの供給開口部14は、回転子の中心のところに配置される。ここで供給されるパルプは、開口部を持つ表面を通過する、つまり、羽根22、23a、23bの間から外円の方向に進み、さらに戻り流路15を通って外に出る。パルプは、強い剪断力を受け、場合によってはキャビテーションを受けて、パルプに含まれる粗大粘着性異物、汚塵、及び/又は接着している着色剤が繊維から脱離し、分割され、及び/又は分解する。
図9は、本発明による装置に含まれる機械式ディスパーゲーターの概略側面図を示している。機械式ディスパーゲーター13は、ここで、固定子26及びこれに関して回転する第1の回転子20を備える。固定子26は、開口部を持つ3つの同心及び円形の表面27a、27b、27cを備える。また、回転子20は、開口部を持つ3つの同心及び円形の表面27d、27e、27fを備え、これらの表面は開口部を持ちそれらに関して同心である固定子表面と絡み合う。
固定子26と回転子20の両方において開口部を持つ表面27aから27fは、図11aによる歯30を備えることができ、それらの間に、図11bによる開口部32又は穴31又はその両方がある。機械式ディスパーゲーター13内の開口部を持つすべての表面は歯−開口構造又は穴のみを有するか、或いは開口部を持ついくつかの表面は歯−開口構造を有し、いくつかは穴を有するものとしてよい。開口部32は、典型的には、開口部を持つ表面と少なくとも実質的に同程度の高さを有する。
図9に示されている実施形態では、開口部を持つすべての表面27aから27fの断面は、実質的に同じ形状及びサイズであるが、これは必ずしも必要というわけではない。
機械式ディスパーゲーターは、供給開口部29を備え、これを通して、添加剤をスクリーン不合格品に供給することができる。添加剤は、例えば、分散剤、表面活性剤、又は蒸気であってよい。蒸気は、例えば、プロセスの温度を上げるために使用されうる。また、図8aによる2つの回転子を備える機械式ディスパーゲーター13は、供給開口部29を有することができることに留意されたい。
図10a、図10bは、本発明による装置に含まれる第2及び第3の機械式ディスパーゲーターの概略側面図を示している。
第2の機械式ディスパーゲーターは図10aの左側に示されており、第3の機械式ディスパーゲーターは図10bの右側に示されている。
図10aに示されている機械式ディスパーゲーター13は、図9に示されている機械式ディスパーゲーターと似ているが、回転子20内の開口部を持つ一番外側の表面27cが開口部を持つ他の表面27a、27b、27d、27eに比べて実質的に幅が広く、長い点で異なる。さらになる違いとして、開口部を持つ前記他の表面27a、27b、27d、27eが互いに関して絡み合わないという点が挙げられる。
図10bに示されている機械式ディスパーゲーター13は、開口部を持つ表面が最も好ましくは固定子26及び/又は回転子20内にそれらの中に円形の溝を作ることによって形成することができ、必要な開口部はこれらの溝の間の稜部内に作られるという事実を明確に示している。
機械式スクリーン13は、例えば、商標名Cavitron(登録商標)、Supraton(登録商標)、Atrex(登録商標)で市販されている。いくつかの機械式スクリーン13は、例えば、米国特許第3744763号明細書、米国特許第3996012号明細書、米国特許第4414330号明細書、米国特許第6883737号明細書、フィンランド特許第105699号明細書に示されている。
図12は、本発明による第2の装置を備える、再生繊維から形成される原料を作るために使用される装置の概略を示す。
機械式ディスパーゲーター13の供給流路14は、流路35から浮選に先行するふるい分け部材33の不合格品を受け入れるように連結される。機械式ディスパーゲーター13は、前記不合格品の全量、つまり、100%、又はその一部を受け入れることができる。後者の代替的形態において、不合格品の残りは、機械式ディスパーゲーター13を超えて、例えばプロセスから外へ導かれる。
機械式ディスパーゲーターの戻り流路15は、機械式ディスパーゲーター13内で処理された、先行するふるい分けの不合格品が浮選セル手段2内に浮遊するように供給される形で浮選セル手段2の入口側に連結される。
保護スクリーン36は、到来する不合格品から機械式ディスパーゲーター13を損傷するか、又は詰まらせるおそれのあるそのような材料をふるい分けることを目的として流路35に連結される。しかし、この装置は、保護スクリーン35なしで実装することもできることに留意されたい。
図13は、本発明による第3の装置を備える、再生繊維から形成される原料を作るために使用される装置の概略を示す。前記装置は、図2及び図12に示されている装置の組み合わせである。言い換えると、これは、先行するふるい分けの不合格品と機械式ディスパーゲーター13a、13bによる細目スクリーン不合格品の両方の処理を含むということである。
図14は、本発明による第4の装置を備える、再生繊維から形成される原料を作るために使用される装置の概略を示す。図14は、この装置を装置に連結するための3つの代替的形態をさらに示す。
この装置は、ディスパーゲーターの浮選セル手段37を備え、これは上述の浮選セル手段2などに対応する仕方で動作する。機械式ディスパーゲーターの戻り流路15は、分散された細目スクリーン不合格品をディスパーゲーターの浮選セル手段37に供給するように連結される。ディスパーゲーターの浮選セル手段37からの合格品は、その合格品流路38を通して浮選セル手段2に供給される。
破線は、ディスパーゲーターの浮選セル手段37の連結の第2の代替的形態を示している。ここで、ディスパーゲーターの浮選セル手段37からの合格品は、細目スクリーン部材3の供給部、例えば、浮選合格品流路8に供給される。
一点鎖線は、ディスパーゲーターの浮選セル手段37の連結の第3の代替的形態を示している。ここで、ディスパーゲーターの浮選セル手段37からの合格品は、細目スクリーン部材3の合格品内に、例えば、細目スクリーン合格品流路11に供給される。
図14に示されている実施形態を、図12に示されている装置などの前の方ですでに説明されている装置の一実施形態と組み合わせることができる。
当業者には、技術が進歩するにつれ発明の基本的な考え方を多くの異なる方法で実装できるようになることは明らかであろう。したがって、本発明及び実施形態は、上で説明されている例に制限されず、請求項の範囲内で変更できる。

Claims (21)

  1. 再生繊維から形成される原料を処理する方法であって、
    前記原料をスクリーン手段(3、33)及び浮選セル手段(2)で処理する工程と、前記原料を合格品と不合格品とにふるい分ける工程とを含む方法において、
    前記スクリーン不合格品を機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)に導き、前記スクリーン不合格品から分散された不合格品を形成する工程と、前記分散された不合格品を前記浮選セル手段(2)に、又は前記ディスパーゲーターの浮選セル手段(37)に導く工程とを特徴とする方法。
  2. 前記原料を前記浮選セル手段(2)中に浮遊させて、浮選合格品と浮選不合格品とにふるい分ける工程と、
    細目スクリーンで前記浮選合格品を細目スクリーン合格品と細目スクリーン不合格品とにふるい分ける工程と、
    前記細目スクリーン不合格品を前記機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)に導き、前記細目スクリーン不合格品から分散された細目スクリーン不合格品を形成する工程と、
    前記分散された細目スクリーン不合格品をもとの前記浮選セル手段(2)に導く工程とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 浮選に先行するふるい分け(33)で前記原料を前記先行するふるい分けの合格品と前記先行するふるい分けの不合格品とにふるい分ける工程と、
    前記浮選セル手段(2)中に浮遊させる前記先行するふるい分けの前記合格品を導く工程と、
    前記先行するふるい分けの前記不合格品を前記機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)に導き、前記先行するふるい分けの前記不合格品から前記先行するふるい分けの分散された不合格品を形成する工程と、
    前記浮選セル手段(2)中に浮遊させる前記先行するふるい分けの前記分散された不合格品を導く工程とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記分散された不合格品を前記ディスパーゲーターの前記浮選セル手段(37)に導く工程と、
    前記ディスパーゲーターの前記浮選セル手段(37)の前記合格品を前記浮選セル手段(2)に導く工程とを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記分散された不合格品を前記ディスパーゲーターの前記浮選セル手段(37)に導く工程と、
    前記ディスパーゲーターの前記浮選セル手段(37)の前記合格品を前記浮選合格品内に導く工程とを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記分散された不合格品を前記ディスパーゲーターの前記浮選セル手段(37)に導く工程と、
    前記ディスパーゲーターの前記浮選セル手段(37)の前記合格品を前記細目スクリーン合格品内に導く工程とを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の方法。
  7. 添加剤を前記不合格品に供給する工程を特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記添加剤を前記機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)に供給する工程を特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記添加剤は蒸気であることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の方法。
  10. 再生繊維から形成される原料を処理する装置であって、
    前記原料を前記先行するふるい分けの合格品と前記先行するふるい分けの不合格品とにふるい分ける手段を備え、前記先行するふるい分けの前記合格品に対する放出流路及び前記先行するふるい分けの前記不合格品に対する放出流路をさらに備える、浮選に先行するスクリーン部材(33)と、
    前記先行するふるい分けの前記合格品を受け入れる供給流路(7)並びに前記浮選合格品の放出流路(9)及び前記浮選不合格品の放出流路(10)を備える浮選セル手段(2)と、
    前記浮選合格品を細目スクリーン合格品と細目スクリーン不合格品とに分ける手段を備え、前記細目スクリーン合格品の放出流路及び前記細目スクリーン不合格品の放出流路をさらに備える、前記浮選合格品の前記放出流路(9)に連結された細目スクリーン部材(3)とを備える装置において、
    前記不合格品を受け入れる供給流路(14)、及び前記浮選セル手段(2)に連結された戻り流路(15)を備える機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)をさらに具備し、前記機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)内で処理された前記不合格品が前記浮選セル手段(2)に供給されるようになっていることを特徴とする装置。
  11. 前記機械式ディスパーゲーターの前記供給流路(14)は、前記細目スクリーン不合格品を受け入れるために前記細目スクリーン部材(3)の前記不合格品に対する前記放出流路に連結されること、及び、前記機械式ディスパーゲーターの前記戻り流路(15)は、前記機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)内で処理された細目スクリーン不合格品が前記浮選セル手段(2)にフィードバック可能であるように配置されることとを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記機械式ディスパーゲーターの前記供給流路(14)は、前記先行するふるい分けの前記不合格品を受け入れるように連結されること、及び、前記機械式ディスパーゲーターの前記戻り流路(15)は、前記機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)内で処理された前記先行するふるい分けの不合格品を前記浮選セル手段(2)に供給するように配置されることとを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の装置。
  13. 前記機械式ディスパーゲーターの前記戻り流路(15)は、前記ディスパーゲーターの浮選セル手段(37)に連結され、前記浮選セル手段の合格品流路(38)は合格品を前記浮選セル手段(2)に供給するように連結されることを特徴とする請求項10から請求項12までのいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記機械式ディスパーゲーターの前記戻り流路(15)は、前記ディスパーゲーターの浮選セル手段(37)に連結され、前記浮選セル手段の合格品流路(38)は合格品を前記浮選セル手段(2)の前記合格品内に供給するように連結されることを特徴とする請求項10から請求項12までのいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記機械式ディスパーゲーターの前記戻り流路(15)は、前記ディスパーゲーターの浮選セル手段(37)に連結され、前記浮選セル手段の合格品流路(38)は合格品を前記細目スクリーン部材(3)の前記合格品内に供給するように連結されることを特徴とする請求項10から請求項12までのいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)は、固定子(26)及び前記固定子に対して回転する回転子(20)を備え、前記固定子(26)及び前記回転子(20)は開口部を有する互い違い、かつ、同心円の表面(27、27aから27f)を備えることを特徴とする請求項10から請求項15までのいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)は、回転する第1の回転子(20)及び前記第1の回転子(20)の方向と反対の方向に回転するように連結された回転する第2の回転子(21)を備え、これらの前記回転子(20、21)は開口部を有する互い違い、かつ、同心円の表面(27、27aから27f)を備えることを特徴とする請求項10から請求項15までのいずれか一項に記載の装置。
  18. 開口部を持つ前記表面(27、27aから27f)は、開口部を有する前記表面(27、27aから27f)内に決められた間隔を持つように配置されたスロット(32)を備え、前記スロット(32)は、前記表面を形成する壁を貫通して延在し、開口部を有する前記表面と少なくとも実質的に同程度の高さであることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の装置。
  19. 開口部を持つ前記表面(27、27aから27f)は、前記表面を形成する前記壁を貫通して延在する穴(31)を備えることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の装置。
  20. 前記機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)は、開口部を有する表面(27、27aから27f)を備え、前記表面は互いに噛み合うことを特徴とする請求項10から請求項19までのいずれか一項に記載の装置。
  21. 並列及び/又は直列に連結された複数の機械式ディスパーゲーター(13、13a、13b)を備えることを特徴とする請求項10から請求項20までのいずれか一項に記載の装置。
JP2013517423A 2010-07-02 2011-07-01 方法及び装置 Expired - Fee Related JP5886844B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI20105760 2010-07-02
FI20105760A FI123269B (fi) 2010-07-02 2010-07-02 Menetelmä ja järjestely
PCT/FI2011/050624 WO2012001239A1 (en) 2010-07-02 2011-07-01 Method and arrangement

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013538296A true JP2013538296A (ja) 2013-10-10
JP5886844B2 JP5886844B2 (ja) 2016-03-16

Family

ID=42555455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013517423A Expired - Fee Related JP5886844B2 (ja) 2010-07-02 2011-07-01 方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9370779B2 (ja)
EP (1) EP2402502B1 (ja)
JP (1) JP5886844B2 (ja)
CN (1) CN103189565B (ja)
ES (1) ES2614736T3 (ja)
FI (1) FI123269B (ja)
WO (1) WO2012001239A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT14115U1 (de) * 2013-04-12 2015-04-15 Valmet Technologies Inc Dispergator
ZA201808454B (en) * 2018-02-06 2019-06-26 Johnny Tshibangu Kalala Flash milling inside a flotation cell
CN112892879B (zh) * 2021-01-13 2023-05-09 万载永益锂业有限公司 一种选矿药剂添加处理装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1077281A1 (de) * 1999-08-17 2001-02-21 Voith Sulzer Papiertechnik Patent GmbH Verfahren zur Aufbereitung eines holzstoffhaltigen Papierfaser-Rohstoffes
JP2004263323A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Daio Paper Corp フロスの処理方法及び古紙から再生紙原料を製造する方法
JP2005504903A (ja) * 2001-10-10 2005-02-17 メガトレックス オーワイ 着色剤、特に印刷インキを再生利用繊維材料から分離する方法
JP2006052486A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Daio Paper Corp 古紙原料パルプの製造方法
JP2006316400A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Voith Paper Patent Gmbh 汚染物質を水性の繊維物質懸濁液から除去する方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH517515A (de) 1970-01-30 1972-01-15 Bayer Ag Vorrichtung zur Herstellung von Emulsionen bzw. Suspensionen
DE2363888A1 (de) 1973-12-21 1975-07-03 Auer Hans Heinrich Vorrichtung mit rotierenden werkzeugen zur kontinuierlichen behandlung von stoffen in fliessfaehiger form
DE3125566A1 (de) 1981-06-30 1983-01-20 Supraton F.J. Zucker GmbH, 4040 Neuss Verfahren zum kontinuierlichen mahlen und mischen von staerkehaltigen rohstoffen
FI110569B (fi) 1991-04-17 2003-02-28 Dunapack Rt Selluloosapohjainen pakkausmateriaali, jolla on lisääntynyt adsorptiokyky ja menetelmä sen valmistamiseksi
EP1287878B1 (de) * 2001-08-29 2005-08-10 CAVITRON v.Hagen & Funke GmbH Vorrichtung zur Bearbeitung von Materialien
DE10244521B3 (de) * 2002-09-25 2004-02-19 Voith Paper Patent Gmbh Verfahren zur Aufbereitung von Altpapier
DE10256519B4 (de) * 2002-12-04 2006-08-10 Voith Paper Patent Gmbh Verfahren zur Dispergierung eines aus bedrucktem Papier gewonnenen Papierfaserstoffes
ES2344268T3 (es) * 2005-12-17 2010-08-23 Voith Patent Gmbh Procedimiento para dispersar pastas fibrosas de papel.
DE102006038866A1 (de) 2006-08-18 2008-02-21 Voith Patent Gmbh Verfahren zur Behandlung eines Papierfasergemisches
DE102007017987A1 (de) * 2007-04-14 2008-10-16 Ptc Paper Technology Consulting Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Aufbereiten von Altpapier
DE102008009134A1 (de) * 2008-02-14 2009-08-20 Voith Patent Gmbh Verfahren zur Entfernung von Störstoffen aus einer wässrigen Faserstoffsuspension

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1077281A1 (de) * 1999-08-17 2001-02-21 Voith Sulzer Papiertechnik Patent GmbH Verfahren zur Aufbereitung eines holzstoffhaltigen Papierfaser-Rohstoffes
JP2005504903A (ja) * 2001-10-10 2005-02-17 メガトレックス オーワイ 着色剤、特に印刷インキを再生利用繊維材料から分離する方法
JP2004263323A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Daio Paper Corp フロスの処理方法及び古紙から再生紙原料を製造する方法
JP2006052486A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Daio Paper Corp 古紙原料パルプの製造方法
JP2006316400A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Voith Paper Patent Gmbh 汚染物質を水性の繊維物質懸濁液から除去する方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20130206877A1 (en) 2013-08-15
FI123269B (fi) 2013-01-31
CN103189565B (zh) 2019-01-11
JP5886844B2 (ja) 2016-03-16
US9370779B2 (en) 2016-06-21
EP2402502B1 (en) 2016-10-19
WO2012001239A1 (en) 2012-01-05
FI20105760A (fi) 2012-01-03
CN103189565A (zh) 2013-07-03
FI20105760A0 (fi) 2010-07-02
ES2614736T3 (es) 2017-06-01
EP2402502A1 (en) 2012-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3065202B2 (ja) 古紙パルプの選別方法および装置
CN111139676B (zh) 筛板、碎浆机、用于制造纤维浆悬浮液的工艺和方法
WO2015121903A1 (ja) シート製造装置、原料解繊装置
JP5886844B2 (ja) 方法及び装置
FI120629B (fi) Laitteisto ja menetelmä kuitumassasuspension valmistukseen
WO1995012550A1 (en) Deinking of recycled pulp
AT511367B1 (de) Pulperanordnung und Verfahren zum Auflösen von Fasermaterial
JP3535518B2 (ja) 再生繊維のような充填材含有材料を処理する方法と装置
DE3425155A1 (de) Verfahren und vorrichtung fuers aufloesen, sortieren und pumpen von zellulosemasse oder altpapier
GB2061133A (en) Treatment of waste paper
US4812205A (en) Process for secondary fibre processing
US6651679B2 (en) Process for the breaking and cleaning of contaminant-containing raw paper stocks, in particular of recovered paper
JPH06146187A (ja) フレキシブル包装材料の離解装置
EP1454008B1 (en) Method of separating colouring agents, particularly printing ink,from recycled fibre material
JP2002506147A (ja) 製紙においてコーティングした損紙などの鉱物を含む繊維懸濁物質を処理する方法および装置
EP1381731B1 (en) Production of fiber suspension from waste paper
CN108350656B (zh) 用于筛分的方法和筛分设备
CS241486B2 (en) Device for old paper dissolving
JP2005504903A5 (ja)
JP3360773B2 (ja) 古紙パルプの選別方法および装置
KR980002425A (ko) 재생 섬유 물질의 탈섬유화 및 스크리닝을 위한 방법 및 장치
JP2014055377A (ja) 製紙原料用スクリーン装置
CN115418878A (zh) 物料筛分系统及筛分方法
CN115125748A (zh) 一种废纸原料打浆装置及其使用方法
JPH06192982A (ja) 製紙用離解兼除塵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150526

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5886844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees