JP2013537552A5 - ジアンヒドロガラクチトール及びジアセチルジアンヒドロガラクチトール等の置換ヘキシトールを含む準最適に投与された化合物の治療的有効性を改良するための組成物及び置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法 - Google Patents

ジアンヒドロガラクチトール及びジアセチルジアンヒドロガラクチトール等の置換ヘキシトールを含む準最適に投与された化合物の治療的有効性を改良するための組成物及び置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法 Download PDF

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Description

ガン患者のために承認された治療法が極めて少ないこと、及び、ガンは、多数の病因を伴う疾患の一群であるとともに、治療的介入からの患者の応答及び生存は、疾患の兆候、浸潤及び転移拡大の段階、患者の性別、年齢、健康状態、薬歴又は他の疾患、治療効果を促進又は遅延させることができる遺伝子マーカー、及び他の要因を含む処置の成功又は失敗の役割を果たす多くの要因との複合体であるという認識に伴って、今後短期間における治療のための機会は、実現が難しいままである。さらに、ガンの発生率は、米国ガン協会による米国内の2003年に対して予測された約4%の増加に伴って増加し続けており、130万以上の新規のガン症例が推測されている。それに加えて、乳がんに対するマンモグラフィ及び前立腺ガンに対するPSA(前立腺特異抗原)検査等の診断における進歩に伴って、より多くの患者が、より若い年齢で診断されている。ガンを治療することの困難性のために、患者の治療の選択肢は、しばしば、急速に使い尽くされ、付加的な治療計画が切実に必要となっている。最も限られた患者集団にとってさえ、任意の付加的な治療機会は、極めて価値があるであろう。本発明は、ジアンヒドロガラクチトール等の置換ヘキシトールを含む準最適に投与された化合物の治療的有効性を改善するための発明に関する組成物及び置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法に焦点を合わせる。
したがって、準最適に投与された化合物及び治療組成物の治療的有効性を改善するための組成物及び置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法に対する必要性がある。
本発明は、準最適に投与された化合物及び治療組成物の治療的有効性を改善するための組成物及び置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法に対する上述の必要性を満たす。具体的には、本発明は、ガンを罹患する患者における準最適な性能を有する化学物質の有用性を改善するための新規組成物及び置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法に関する。本発明は、新規改良物、薬剤成分、剤形、賦形剤、溶媒、希釈剤、薬物送達システム、防腐剤、より正確な薬剤投与、改良された用量決定及びスケジュール、毒性モニタリング及び改善(Ameliorization)、毒性を回避する又は低減するための技術又は薬剤、診断キットの使用、或いは、薬物動態又は代謝モニタリングアプローチを介した表現型又は遺伝子型の使用による治療薬を用いたより良好な結果を有するような患者を同定/予測するための技術及びツールを記載する。本発明は、また、薬物送達システム、新規プロドラッグ、ポリマ複合体、新規投与経路、化合物の活性を増強するか、準最適な細胞効果又は亜致死障害の修復を抑制するための、或いは、アポトーシス等のより破壊的な細胞相中に細胞を「押し込む」ための他の薬剤の使用に関する。幾つかの場合において、これらの準最適な治療法の使用は、放射線照射又は他の従来の化学療法剤、或いは、抗体、ワクチン、サイトカイン、リンホカイン等の生物学的薬物、遺伝子およびアンチセンス療法、もしくは、他の化学療法又は生物学的薬物と一緒に、新規アプローチ及び有意な改善を提供するであろう。
本発明の一局面は、置換ヘキシトールの投与によって処置可能な疾患又は状態に対して準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法であって、以下の工程;
(i)薬物療法の有効性及び/又は副作用の発生と関連付けられた少なくとも一つのファクタ又はパラメータを同定する工程と、
(ii)薬物療法の有効性を改善するために及び/又は副作用を低減するために、ファクタ又はパラメータを改変する工程と、
を含む。

Claims (40)

  1. 置換ヘキシトールの投与によって処置可能な疾患又は状態に対して準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法であって、以下の工程;
    (a)前記薬物療法の有効性及び/又は副作用の発生と関連付けられた少なくとも一つのファクタ又はパラメータを同定する工程と、
    (b)前記置換ヘキシトールを含む前記薬剤を調製することによって前記薬物療法の前記有効性を改善するために及び/又は副作用を低減するために、前記ファクタ又はパラメータを改変する工程と、
    を含む、準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  2. 前記ファクタ又はパラメータは、以下の
    (a)用量変更
    (b)投与経路
    (c)投与スケジュール
    (d)使用適用
    (e)病期の選択
    (f)他の適用
    (g)患者選定
    (h)患者/疾患表現型
    (i)患者/疾患遺伝子型
    (j)前治療/治療後準備
    (k)毒性管理
    (l)薬物動態学的/薬力学的モニタリング
    (m)薬物混合
    (n)化学増感
    (o)化学増強
    (p)処置後管理
    (q)代替医療/治療的サポート
    (r)バルク製剤改善
    (s)希釈システム
    (t)溶剤システム
    (u)賦形剤
    (v)剤形
    (w)用量キット及びパッケージング
    (x)薬物送達システム
    (y)薬物複合体
    (z)化合物類似体
    (aa)プロドラッグ
    (ab)多剤システム
    (ac)生物療法による強化
    (ad)生物療法耐性調節
    (ae)放射線治療強化
    (af)新規の作用機序
    (ag)選択的標的細胞集団療法
    からなる群より選択される請求項1に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  3. 前記薬物療法は、過剰増殖性疾患を処置するために投与される請求項1に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  4. 前記過剰増殖性疾患は、腫瘍である請求項3に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  5. 前記置換ヘキシトールは、ジアンヒドロガラクチトール及びその誘導体からなる群より選択される請求項1に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  6. 前記置換ヘキシトールは、ジアンヒドロガラクチトールである請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  7. 前記置換ヘキシトールは、ジアセチルジアンヒドロガラクチトール及びその誘導体からなる群より選択される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  8. 前記置換ヘキシトールは、ジアセチルジアンヒドロガラクチトールである請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  9. 前記改善は、容量変更によって行われ、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記用量変更は、
    (i)数時間から数日間の継続的静脈内注射と、
    (ii)隔週投与と、
    (iii)1日当たり5mg/m より多い用量と、
    (iv)患者の耐容性に基づいた1日当たり1mg/m からの用量の漸進的な増加と、
    (v)代謝を調節するためのカフェインの使用と、
    (vi)代謝を調節するためのイソニアジドの使用と、
    (vii)用量投与の選択された及び間欠的な増加と、
    (viii)急速静注を介した1日当たり5mg/m から増加する単剤及び多剤投薬の投与と、
    (ix)30mg/m より少ない経口投薬と、
    (x)130mg/m より多い経口投薬と、
    からなる群より選択される変更である請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  10. 前記改善が投与経路によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記投与経路は、
    (i)局所投与と、
    (ii)膀胱癌に対する膀胱内投与と、
    (iii)経口投与と、
    (iv)持続放出経口デリバリと、
    (v)髄腔内投与と、
    (vi)動脈内投与と、
    (vii)持続注入と、
    (ix)間欠的注入と、
    からなる群より選択される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  11. 前記改善が投与スケジュールによって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアセチルジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記投与スケジュールは、
    i)連日投与と、
    (ii)毎週投与と、
    (iii)3週間の毎週投与と、
    (iv)隔週投与と、
    (v)1〜2週の休息期間を有する3週間の隔週投与と、
    (vi)間欠的増加の用量投与と、
    (vii)何週間もの間の一週間の連日投与と、
    からなる群より選択される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  12. 前記改善が使用適用によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記使用適用は、
    (i)白血病の処置のための使用と、
    (ii)骨髄異形成症候群の処置のための使用と、
    (iii)血管新生疾患の処置のための使用と、
    (iv)良性前立腺肥大の処置のための使用と、
    (v)乾癬の処置のための使用と、
    (vi)痛風の処置のための使用と、
    (vii)移植拒絶反応の処置のための使用と、
    (viii)循環器疾患における再狭窄の予防のための使用と、
    (ix)菌状息肉腫の処置のための使用と、
    (x)骨髄移植における使用と、
    (xi)抗感染症薬としての使用と、
    (xii)AIDSの処置のための使用と、
    (xiii)リンパ腫の処置のための使用と、
    からなる群より選択される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  13. 前記改善が病期の選択によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記病期の選択は、
    (i)限局性ポリープ段階の結腸癌の処置のための使用と、
    (ii)口腔内の白板症のための使用と、
    (iii)悪性腫瘍の転位拡散を予防又は制限するための血管新生阻害のための使用と、
    (iv)アジドチミジン(AZT),ジデオキシアデノシン(DDI)及び逆転写阻害剤からなる群より選択される処置を用いたHIVの治療のための使用と、
    からなる群より選択される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  14. 前記改善が患者選定によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記患者選定は、
    (i)ヒストン脱アセチル化酵素及びオルニチンデカルボキシラーゼからなる群より選択される高レベルの代謝酵素によって特徴付けられる病状を有する患者の選定と、
    (ii)血小板減少症及び好中球減少症からなる群より選択される状態に対する低感受性又は高感受性を有する患者の選定と、
    (iii)GI(胃腸)毒性に耐えられない患者の選定と、
    (iv)c−Jun、Gタンパク質共役受容体、情報伝達タンパク質、VEGF(血管内皮増殖因子)、前立腺特異的遺伝子及びプロテインキナーゼからなる群より選択される遺伝子の過剰発現又は過少発現によって特徴付けられる患者の選定と、
    からなる群より選択される基準によって実行される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  15. 前記改善が患者又は疾患表現型の分析によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記患者又は疾患表現型の分析は、
    (i)患者の特定の表現型を確認するための診断ツール、診断法、診断キット又は診断分析の使用と、
    (ii)ヒストン脱アセチル化酵素、オルニチンデカルボキシラーゼ、VEGF(血管内皮増殖因子)、前立腺特異的遺伝子の遺伝子産物であるタンパク質、Junの遺伝子産物であるタンパク質及びプロテインキナーゼからなる群より選択されるマーカーの測定のための方法の使用と、
    (iii)代替化合物投薬と、
    (iv)酵素状態のための低用量予備試験と、
    からなる群より選択される方法によって実行される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  16. 前記改善が患者又は疾患遺伝子型の分析によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記患者又は疾患遺伝子型の分析は、
    (i)患者の特定の遺伝子型を確認するための診断ツール、診断法、診断キット又は診断分析の使用と、
    (ii)遺伝子チップの使用と、
    (iii)遺伝子発現分析の使用と、
    (iv)単一ヌクレオチド多型(SNP)分析の使用と、
    (v)代謝産物又は代謝酵素のレベルの測定と、
    からなる群より選択される方法によって実行される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  17. 前記改善が前治療/治療後準備によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記前治療/治療後準備は、
    (i)コルヒチン又はその類似体の使用と、
    (ii)尿酸排泄の使用と、
    (iii)ウリカーゼの使用と、
    (iv)非経口ニコチンアミドの使用と、
    (v)持続放出型のニコチンアミドの使用と、
    (vi)ポリADPリボースポリメラーゼの阻害剤の使用と、
    (vii)カフェインの使用と、
    (viii)ロイコボリン救助療法の使用と、
    (ix)感染対策と、
    (x)降圧薬の使用と、
    からなる群より選択される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  18. 前記改善が毒性管理によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記毒性管理は、
    (i)コルヒチン又はその類似体の使用と、
    (ii)尿酸排泄の使用と、
    (iii)ウリカーゼの使用と、
    (iv)非経口ニコチンアミドの使用と、
    (v)持続放出型のニコチンアミドの使用と、
    (vi)ポリADPリボースポリメラーゼの阻害剤の使用と、
    (vii)カフェインの使用と、
    (viii)ロイコボリン救助療法の使用と、
    (ix)持続放出型のアロプリノールの使用と、
    (x)非経口アロプリノールの使用と、
    (xi)骨髄移植術の使用と、
    (xii)血液細胞賦活薬の使用と、
    (xiii)血液又は血小板輸液の使用と、
    (xiv)フィルグラスチム、G−SCF及びGM−CSFからなる群より選択される薬剤の投与と、
    (xv)疼痛管理技術の適用と、
    (xvi)抗炎症薬の投与と、
    (xvii)輸液の投与と、
    (xviii)コルチコステロイドの投与と、
    (xix)インスリン管理薬剤の投与と、
    (xx)解熱剤の投与と、
    (xxi)鎮吐剤の投与と、
    (xxii)下痢止め薬の投与と、
    (xxiii)N‐アセチルシステインの投与と、
    (xxiv)抗ヒスタミン剤の投与と、
    からなる群より選択される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  19. 前記改善が薬物動態学的/薬力学的モニタリングによって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記薬物動態学的/薬力学的モニタリングは、
    (i)血漿レベルの多重決定と、
    (ii)血液又は尿中の少なくとも一つの代謝物の多重決定と、
    からなる群より選択される方法によって実行される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  20. 前記改善が薬物混合によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記薬物混合は、
    (i)トポイソメラーゼ阻害剤との使用と、
    (ii)疑似ヌクレオシドとの使用と、
    (iii)疑似ヌクレオチドとの使用と、
    (iv)チミジル酸シンセターゼ阻害剤との使用と、
    (v)シグナル伝達阻害剤との使用と、
    (vi)シスプラチン又は白金類似体との使用と、
    (Vii)アルキル化剤との使用と、
    (viii)抗チューブリン剤との使用と、
    (ix)代謝拮抗剤との使用と、
    (x)ベルべリンとの使用と、
    (xi)アピゲニンとの使用と、
    (xii)アモナフィドとの使用と、
    (xiii)ビンカアルカロイドとの使用と、
    (xiv)5−フルオロウラシルとの使用と、
    (xv)クルクミンとの使用と、
    (xvi)NF−κB阻害剤との使用と、
    (xvii)ロスマリン酸との使用と、
    (xviii)ミトグアゾンとの使用と、
    (xix)テトランドリンとの使用と、
    からなる群より選択される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  21. 前記改善が化学増感又は化学増強によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記化学増感又は化学増強は、
    (i)トポイソメラーゼ阻害剤と、
    (ii)疑似ヌクレオシドと、
    (iii)疑似ヌクレオチドと、
    (iv)チミジル酸シンセターゼ阻害剤と、
    (v)シグナル伝達阻害剤と、
    (vi)シスプラチン又は白金類似体と、
    (vii)アルキル化剤と、
    (viii)抗チューブリン剤と、
    (ix)代謝拮抗剤と、
    (x)ベルべリンと、
    (xi)アピゲニンと
    (xii)アモナフィドと、
    (xiii)ビンカアルカロイドと、
    (xiv)5−フルオロウラシルと、
    (xv)クルクミンと、
    (xvi)NF−κB阻害剤と、
    (xvii)ロスマリン酸と、
    (xviii)ミトグアゾンと、
    (xix)テトランドリンと、
    からなる群より選択される薬剤との併用における化学増感剤又は化学増強剤としてのジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの使用を含む請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  22. 前記改善が処置後管理によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記処置後管理は、
    (i)疼痛管理に関連した治療と、
    (ii)鎮吐剤の投与と、
    (iii)嘔吐抑制療法と、
    (iv)抗炎症薬の投与と、
    (v)解熱剤の投与と、
    (vi)免疫刺激剤の投与と、
    からなる群より選択される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  23. 前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記改善は、
    (a)バルク製剤改善であって、
    (i)塩の生成と、
    (ii)同種の結晶構造としての調製
    (iii)純異性体としての調製と、
    (iv)増加された純度と、
    (v)より少ない残渣溶媒容量での調製と、
    (vi)より少ない残渣重金属容量での調製と、
    からなる群より選択されるバルク製剤改善と、
    (b)希釈剤の使用であって、
    (i)乳剤と、
    (ii)ジメチルスルホキシド(DMSO)と、
    (iii)N‐メチルホルムアミド(NMF)と、
    (iv)ジメチルホルムアミド(DMF)と、
    (v)エタノールと、
    (vi)ベンジルアルコールと、
    (vii)注射用デキストロース含有水と、
    (viii)クレモフォアと、
    (ix)シクロデキストリンと、
    (x)ポリエチレングリコール(PEG)と、
    からなる群より選択される希釈剤の使用と、
    (c)溶剤システムの使用であって、
    (i)乳剤と、
    (ii)ジメチルスルホキシド(DMSO)と、
    (iii)N‐メチルホルムアミド(NMF)と、
    (iv)ジメチルホルムアミド(DMF)と、
    (v)エタノールと、
    (vi)ベンジルアルコールと、
    (vii)注射用デキストロース含有水と、
    (viii)クレモフォアと、
    (ix)シクロデキストリンと、
    (x)ポリエチレングリコール(PEG)と、
    からなる群より選択される溶剤システムの使用と、
    (d)賦形剤の使用であって、
    (i)マンニトールと、
    (ii)アルブミンと、
    (iii)エチレンジアミン四酢酸(EDTA)と、
    (iv)亜硫酸水素ナトリウムと、
    (v)ベンジルアルコールと、
    (vi)炭酸塩緩衝液と、
    (vii)リン酸緩衝液と、
    からなる群より選択される賦形剤の使用と、
    (e)剤形の使用であって、
    (i)錠剤と、
    (ii)カプセルと、
    (iii)局所ゲルと、
    (iv)局所クリームと、
    (v)パッチと、
    (vi)坐剤と、
    (vii)凍結乾燥製剤と、
    からなる群より選択される剤形の使用と、
    (f)光から保護するための琥珀小瓶の使用及び保存可能期間安定性を改善するための特殊コーティングを有する栓の使用からなる群より選択される用量キット及びパッケージングの使用と、
    (g)薬物送達システムの使用であって、
    (i)ナノ結晶と、
    (ii)生体内分解性ポリマと、
    (iii)リポソームと、
    (iv)持続放出注射可能ゲルと、
    (v)ミクロスフェアと、
    からなる群より選択される薬物送達システムの使用と、
    (h)薬物複合体の使用であって、
    (i)ポリマ系と、
    (ii)ポリ乳酸と、
    (iii)ポリグリコリドと、
    (iv)アミノ酸と、
    (v)ペプチドと、
    (vi)多価結合体と、
    からなる群より選択される薬物複合体の使用と、
    (i)化合物類似体の使用であって、
    (i)親油性を増加又は減少させるための側鎖の改変と、
    (ii)反応性、電子親和力及び結合能からなる群より選択される特性を改変するためのさらなる化学官能性の付加と、
    (iii)塩形態の改変と、
    からなる群より選択される化合物類似体の使用と、
    (j)プロドラッグシステムの使用であって、
    (i)酵素感受性エステルの使用と、
    (ii)二量体の使用と、
    (iii)シッフ塩基の使用と、
    (iv)ピリドキサル錯体の使用と、
    (v)カフェイン錯体の使用と、
    からなる群より選択されるプロドラッグシステムの使用と、
    (k)多剤システムの使用であって、
    (i)多剤耐性阻害剤の使用と、
    (ii)特定薬剤耐性阻害剤の使用と、
    (iii)選択的酵素の特異的阻害剤の使用と、
    (iv)シグナル伝達阻害剤の使用と、
    (v)修復阻害剤の使用と、
    (vi)重複する副作用を有さないトポイソメラーゼ阻害剤の使用と、
    から選択される機構を使用する多剤システムの使用と、
    からなる群より選択される方法又は技術によって行われる請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  24. 前記改善が生物療法による強化又は生物療法耐性調節の使用によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、
    前記生物療法による強化は、
    (i)サイトカインと、
    (ii)リンホカインと、
    (iii)治療抗体と、
    (iv)アンチセンス療法と、
    (v)遺伝子療法と、
    (vi)リボザイムと、
    (vii)RNA干渉と、
    からなる群より選択される治療薬又は技術とともに、増感剤/増強剤として組み合わせて使用することによって実行され、
    前記生物療法耐性調節は、
    (i)生物反応修飾物質と、
    (ii)サイトカインと、
    (iii)リンホカインと、
    (iv)治療抗体と、
    (v)アンチセンス療法と、
    (vi)遺伝子療法と、
    (vii)リボザイムと、
    (viii)RNA干渉と、
    からなる群より選択される治療薬又は技術に対する腫瘍抵抗性に抗して使用することを含む請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  25. 前記改善が放射線治療強化の使用によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記放射線治療強化は、
    (i)低酸素細胞増感剤と、
    (ii)放射線増感剤/保護剤と、
    (iii)光線感作物質と、
    (iv)放射線修復阻害剤と、
    (v)チオール枯渇剤と、
    (vi)脈管標的剤と、
    (vii)DNA修復阻害剤と、
    (viii)放射性シードと、
    (ix)放射性核種と、
    (x)放射線標識抗体と、
    (xi)小線源療法と、
    からなる群より選択される薬剤又は技術の使用によって実行される請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  26. 前記改善が新規の作用機序の使用によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記新規の作用機序は、
    (i)ポリADPリボースポリメラーゼの阻害剤と、
    (ii)脈管構造又は血管拡張に影響を与える薬剤と、
    (iii)腫瘍標的薬剤と、
    (iv)シグナル伝達阻害剤と、
    (v)上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)阻害と、
    (vi)プロテインキナーゼCの阻害と、
    (vii)ホスホリパーゼCのダウンレギュレーションと、
    (viii)Junのダウンレギュレーションと、
    (ix)ヒストン遺伝子と、
    (x)血管内皮増殖因子(VEGF)と、
    (xi)オルニチンデカルボキシラーゼと、
    (xii)ユビキチンCと、
    (xiii)jun Dと、
    (xiv)v−junと、
    (xv)Gタンパク質共役受容体(GPCR)と、
    (xvi)プロテインキナーゼAと、
    (xvii)プロテインキナーゼA以外のプロテインキナーゼと、
    (xviii)前立腺特異的遺伝子と、
    (xix)テロメラーゼと、
    (xx)ヒストン脱アセチル化酵素と、
    からなる群より選択される標的又は機構との治療的相互作用である請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  27. 前記改善が選択的標的細胞集団療法の使用によって行われるとともに、前記準最適に投与された薬物療法は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールの投与を含み、前記選択的標的細胞集団療法の使用は、
    (i)放射線感受性細胞に対する使用と、
    (ii)放射線抵抗性細胞に対する使用と、
    (iii)エネルギ枯渇細胞に対する使用と、
    (iv)内皮細胞に対する使用と、
    からなる群より選択される使用である請求項に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するために置換ヘキシトールを含む薬剤を調製するための方法。
  28. 準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物であって、該組成物は、
    (a)治療的に有効量の改良された治療薬又は誘導体、類似体、或いは、治療薬又は改良された治療薬のプロドラッグと、該改良された治療薬又は誘導体、類似体、或いは、治療薬又は改良された治療薬のプロドラッグは、未改良の治療薬に比し、増加された治療的有効性又は低減された副作用を有し、
    (b)組成物であって、
    (i)治療的に有効量の治療薬、改良された治療薬又は誘導体、類似体、或いは、治療薬又は改良された治療薬のプロドラッグと、
    (ii)少なくとも一つの付加的な治療薬、化学増感を受けた治療薬、化学増強を受けた治療薬、希釈剤、賦形剤、溶媒系、又は薬物送達システムと、を含む組成物と、該組成物は、未改良の治療薬に比し、増加された治療的有効性又は低減された副作用を有し、
    (c)治療的に有効量の治療薬、改良された治療薬又は誘導体、類似体、或いは、剤形に組み込まれる治療薬又は改良された治療薬のプロドラッグと、該治療薬、改良された治療薬又は誘導体、類似体、或いは、剤形に組み込まれる治療薬又は改良された治療薬のプロドラッグは、未改良の治療薬に比し、増加された治療的有効性又は低減された副作用を有し、
    (d)治療的に有効量の治療薬、改良された治療薬又は誘導体、類似体、或いは、用量キット及びパッケージングに組み込まれる治療薬又は改良された治療薬のプロドラッグと、該治療薬、改良された治療薬又は誘導体、類似体、或いは、用量キット及びパッケージングに組み込まれる治療薬又は改良された治療薬のプロドラッグは、未改良の治療薬に比し、増加された治療的有効性又は低減された副作用を有し、
    (e)治療的に有効量の治療薬、改良された治療薬又は誘導体、類似体、或いは、バルク製剤改善を受ける治療薬又は改良された治療薬のプロドラッグであって、該治療薬、改良された治療薬又は誘導体、類似体、或いは、バルク製剤改善を受ける治療薬又は改良された治療薬のプロドラッグは、未改良の治療薬に比し、増加された治療的有効性又は低減された副作用を有し、前記治療薬または改良された医療薬は、置換ヘキシトールであることと、
    からなる群より選択される代替物を含む準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  29. 前記組成物は、ガン治療のための増加された有効性又は低減された副作用を有する請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  30. 前記未改良の治療薬は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールである請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  31. 前記組成物は、
    (a)ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールと、
    (b)以下の
    (i)トポイソメラーゼ阻害剤と、
    (ii)疑似ヌクレオシドと、
    (iii)疑似ヌクレオチドと、
    (iv)チミジル酸シンテターゼ阻害剤と、
    (v)シグナル伝達阻害剤と、
    (vi)シスプラチン又は白金類似体と、
    (vii)アルキル化剤と、
    (viii)抗チューブリン剤と、
    (ix)代謝拮抗剤と、
    (x)ベルべリンと、
    (xi)アピゲニンと、
    (xii)アモナフィドと、
    (xiii)ビンカアルカロイドと、
    (xiv)5−フルオロウラシルと、
    (xv)クルクミンと、
    (xvi)NF−κB阻害剤と、
    (xvii)ロスマリン酸と、
    (xviii)ミトグアゾンと、
    (xix)テトランドリンと、
    からなる群より選択される付加的な治療薬と、
    を含む混合薬を含む請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  32. 前記組成物は、
    (a)ジアセチルジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールと、
    (b)以下の
    (i)トポイソメラーゼ阻害剤と、
    (ii)疑似ヌクレオシドと、
    (iii)疑似ヌクレオチドと、
    (iv)チミジル酸シンテターゼ阻害剤と、
    (v)シグナル伝達阻害剤と、
    (vi)シスプラチン又は白金類似体と、
    (vii)アルキル化剤と、
    (viii)抗チューブリン剤と、
    (ix)代謝拮抗剤と、
    (x)ベルべリンと、
    (xi)アピゲニンと、
    (xii)アモナフィドと、
    (xiii)ビンカアルカロイドと、
    (xiv)5−フルオロウラシルと、
    (xv)クルクミンと、
    (xvi)NF−κB阻害剤と、
    (xvii)ロスマリン酸と、
    (xviii)ミトグアゾンと、
    (xix)テトランドリンと、
    からなる群より選択される化学増感剤又は化学増強剤を受ける治療薬と、を含み、
    前記ジアセチルジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールは、化学増感剤として又は化学増強剤として作用する請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  33. 前記治療薬は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールであり、該ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールは、バルク製剤改善を受けており、該バルク製剤改善は、
    (i)塩の生成と、
    (ii)同種の結晶構造としての調製と、
    (iii)純異性体としての調製と、
    (iv)増加された純度と、
    (v)より少ない残渣溶媒容量での調製と、
    (vi)より少ない残渣重金属容量での調製と、
    からなる群より選択される請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  34. 前記治療薬は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールであり、前記組成物は、
    (a)希釈剤であって、
    (i)乳剤と、
    (ii)ジメチルスルホキシド(DMSO)と、
    (iii)N−メチルホルムアミド(NMF)と、
    (iv)ジメチルホルムアミド(DMF)と、
    (v)エタノールと、
    (vi)ベンジルアルコールと、
    (vii)注射用デキストロース含有水と、
    (viii)クレモフォアと、
    (ix)シクロデキストリンと、
    (x)ポリエチレングリコール(PEG)と、
    からなる群より選択される希釈剤と、
    (b)溶媒系であって、
    (i)乳剤と、
    (ii)ジメチルスルホキシド(DMSO)と、
    (iii)N−メチルホルムアミド(NMF)と、
    (iv)ジメチルホルムアミド(DMF)と、
    (v)エタノールと、
    (vi)ベンジルアルコールと、
    (vii)注射用デキストロース含有水と、
    (viii)クレモフォアと、
    (ix)シクロデキストリンと、
    (x)ポリエチレングリコール(PEG)と、
    からなる群より選択される溶媒系と、
    (c)賦形剤であって、
    (i)マンニトールと、
    (ii)アルブミンと、
    (iii)エチレンジアミン四酢酸(EDTA)と、
    (iv)亜硫酸水素ナトリウムと、
    (v)ベンジルアルコールと、
    (vi)炭酸塩緩衝液と、
    (vii)リン酸緩衝液と、
    からなる群より選択される賦形剤と、
    からなる群より選択される成分を含む請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  35. 前記治療薬は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールであり、該ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールは、
    (i)錠剤と、
    (ii)カプセルと、
    (iii)局所ゲルと、
    (iv)局所クリームと、
    (v)パッチと、
    (vi)坐剤と、
    (vii)凍結乾燥製剤と、
    からなる群より選択される剤形に組み込まれる請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  36. 前記治療薬は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールであり、前記組成物は、
    (i)ナノ結晶と、
    (ii)生体内分解性ポリマと、
    (iii)リポソームと、
    (iv)持続放出注射可能ゲルと、
    (v)ミクロスフェアと、
    からなる群より選択される薬物送達システムを含む請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  37. 前記治療薬は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールであり、該ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールは、
    (i)ポリマ系と、
    (ii)ポリ乳酸と、
    (iii)ポリグリコリドと、
    (iv)アミノ酸と、
    (v)ペプチドと、
    (vi)多価結合体と、
    からなる群より選択される薬物複合体中の組成物中に存在する請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  38. 前記治療薬は、改変されたジアンヒドロガラクチトール又は改変されたジアセチルジアンヒドロガラクチトールであり、前記改変は、
    (i)親油性を増加又は減少させるための側鎖の改変と、
    (ii)反応性、電子親和力及び結合能からなる群より選択される特性を改変するためのさらなる化学官能性の付加と、
    (iii)塩形態の改変と、
    からなる群より選択される請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  39. 前記治療薬は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールであり、該ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールは、プロドラッグシステムの形態であり、該プロドラッグシステムは、
    (i)酵素感受性エステルの使用と、
    (ii)二量体の使用と、
    (iii)シッフ塩基の使用と、
    (iv)ピリドキサル錯体の使用と、
    (v)カフェイン錯体の使用と、
    からなる群より選択される請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
  40. 前記治療薬は、ジアンヒドロガラクチトール又はジアセチルジアンヒドロガラクチトールであり、前記組成物は、多剤システムを形成するための少なくとも一つの付加的な治療薬をさらに含み、該少なくとも一つの付加的な治療薬は、
    (i)多剤耐性の阻害剤と、
    (ii)特定薬剤耐性阻害剤と、
    (iii)選択的酵素の特異的阻害剤と、
    (iv)シグナル伝達阻害剤と、
    (v)修復酵素の阻害剤と、
    (vi)重複する副作用を有さないトポイソメラーゼ阻害剤と、
    からなる群より選択される請求項28に記載の準最適に投与された薬物療法の有効性を改善するための及び/又は副作用を低減するための組成物。
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