JP2013533642A - パルス状ガス放電レーザの高精度同期 - Google Patents

パルス状ガス放電レーザの高精度同期 Download PDF

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Abstract

2つのエキシマレーザは、各々が蓄積キャパシタを含む個々のパルシング回路を有し、蓄積キャパシタは、充電され、次いで、パルス変成器を介して放電され、電気パルスを生成し、電気パルスは、レーザに送達され光パルスを生成する。電気パルスの生成と光パルスの生成との間の時間は、キャパシタの充電された電圧に依存することにより、電圧変動がジッタを誘発する。キャパシタは、互から切断されている間、充電される。電気パルスの発生は、キャパシタが、充電された後、充電電圧を等化するために、短い周期の間、キャパシタを一緒に接続することによって同期される。キャパシタは、放電される前に、互から切断される。接続および切断は、2つの蓄積キャパシタ間に逆直列様式に接続される、第1および第2のIGBTダイオードモジュールを含む、スイッチング配列によって確立される。

Description

本発明は、一般に、複数のパルス状ガス放電レーザからのパルスの空間的かつ時間的重複に関する。本発明は、特に、2つ以上のエキシマレーザまたはフッ素分子レーザからのパルスの空間的かつ時間的重複に関する。
エキシマレーザは、電磁スペクトルの紫外線(UV)領域内の放射を送達する、パルス状ガスレーザである。現在利用可能な最も高いエネルギーのエキシマレーザから利用可能なものより大きなパルスエネルギーから利益を享受するであろう、そのようなレーザの用途として、例えば、レーザ焼鈍がある。より大きなパルスエネルギーは、2つ以上のエキシマレーザの出力を組み合わせることによって、供給することができる。レーザの出力は、空間的かつ時間的に重複されなければならない。空間的重複は、光学要素の配列を使用して、精密に達成することができ、光学の重複方法は、当技術分野において周知である。
時間的重複は、あまり精密ではなく、他の要因の中でもとりわけ、パルス状電源の動作特性が、1パルスごとに再現されることができる精度に依存する。そのような特性の変動は、パルス重複の精度の時間的変動につながる。この時間的変動は、通常、当業者によって、ジッタと称される。パルス持続時間および用途要件に応じて、通常、用途を損なうことなく超過することができない、ジッタ値が存在する。
一例として、レーザ焼鈍用途では、パルス繰り返し率約600Hertz(Hz)およびパルス持続時間約30ナノ秒(ns)半値全幅(FWHM)を有する2つのエキシマレーザのパルス状出力を組み合わせ、パルスが複雑な時間パルス形状を有することを要求され得る。複雑な時間パルス形状の維持は、パルスが、時間的に、精密に重複される場合のみ、可能である。重複されるビームにおける時間パルス形状の変動に対する用途の許容誤差は、一概に述べることはできず、パルス形状に対する用途の感度に依存する。レーザ焼鈍領域における用途の場合、この許容誤差レベルは、30nsパルス持続時間に対して数ナノ秒、例えば、約6ns未満のジッタに対応する。
ジッタに影響を及ぼす要因を理解するために、エキシマレーザのためのパルシング回路配列の特性を検討することが有用である。そのような回路配列の1つの説明は、高電圧パルスをエキシマレーザの放電電極に送達するための回路のある典型的配列10を描写する、回路図である、図1を参照して以下に述べられる。
ここでは、高電圧電源(HVPS)からの高電圧電力(HV−IN)は、端子12に供給される。電力は、蓄積キャパシタC0を所定の電圧、典型的には、約1500から2300ボルト(V)に完全充電するために使用される。キャパシタは、磁気絶縁体14を介して、充電される。磁気絶縁体14は、ダイオードD2と、変成器L6と、他の構成要素(図示せず)を含み、変成器L6の片側は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)および整流器ブリッジを含むスイッチ16に接続される。抑止信号が、要求に応じて、スイッチ16を開放または閉鎖することができる。
磁気絶縁体16は、スイッチ16は、閉鎖または開放されるかどうかに応じて、それぞれ、低値から高値(および、その逆)に約50倍分、HVPSと蓄積キャパシタとの間のインピーダンス値を切り替える。低インピーダンス値は、高精密度を伴うキャパシタC0を充電するために必要とされる。より高いインピーダンス値は、そうでなければ、非常に高くなり、潜在的に、電源を通る破壊的ピーク電流を生じさせ得る、レーザ放電から反射されるエネルギーから電源を保護するために必要である。回路10の動作を理解するために十分な磁気絶縁体14の説明のみ、ここでは提供される。磁気絶縁の原理の詳細な説明は、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第6,020,723号に提供されており、その完全開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。
キャパシタC0の充電が完了すると、磁気絶縁体14は、高インピーダンス状態に切り替えられる。キャパシタC0の放電は、IGBTおよびダイオード(「還流ダイオード」−FWD)モジュールIGBT−1によって制御される。IGBT−1のゲートにおけるパルストリガ電圧の受信に応じて、IGBTは、閉鎖され、キャパシタC0は、磁気アシストL5、パルス変成器L4、およびダイオードD1を通して放電される。変成器L4からの結果として得られたパルスは、パルスコンプレッサ18に送信される。パルスは、可飽和インダクタまたは磁気スイッチL1およびキャパシタC1、可飽和インダクタL2およびキャパシタC2、ならびに可飽和インダクタL3およびキャパシタC3によって形成される、3つの段において圧縮される。圧縮されたパルスは、パルスコンプレッサ18から、レーザ放電電極および他の電気的反応構成要素を含むエキシマレーザ管に送達される。
リセット信号は、DC電源(図示せず)から、端子20に印加される。信号は、電流約10アンペア(A)をL5、L1、L2、およびL3を通して流動させる。この電流は、パルス圧縮後のそのB−H(ヒステリシス)ループにおける位置から、B−Hループの反対側のコーナーへ戻るように、これらのデバイスの磁気コアを駆動する。十分なリセットは、パルスコンプレッサを通して、1つのパルスと次のパルスとの間の再現可能な遷移時間を得るため、および、パルス間のジッタを最小限にするための前提条件である。
次に、各々が図1の配列10に類似する回路配列を伴う、2つのエキシマレーザを駆動する試みにおいて遭遇するであろう問題を検討すると、各々のパルスコンプレッサ18によって送達されるパルス間の低ジッタ時間のための必須条件は、各々の蓄積キャパシタC0の充電された電圧が、1パルスごとに可能な限り再現可能でなければならないことである。これらの蓄積キャパシタは、各々が調整電流源と見なされ得る、HSVPを介して、約1ミリ秒(ms)以内に充電される。典型的なそのようなHSVPの高電圧の達成可能制御精密度(電圧調整精度)は、電源の最大高電圧値の約±0.1%であり、これは、通常、約2.3キロボルト(kV)単位である。典型的制御値は、約1.6kVであり、すなわち、最大値を遥かに下回る。
パルスコンプレッサ18の段の変成器コアの電圧−時間面積(磁束飽和)は、本質的に、一定であり、僅かなドリフトまたは変動のみ、コア材料の温度変化から生じる。これらの変動は、例えば、回路の独立放電トリガ信号の関係を制御することによって、比較的に容易に補正可能なほど十分にゆっくりである。コンプレッサ段の飽和磁束(Ψ)は、以下の式によって表すことができる。
Ψ=N∫2BdA=∫Udt=一定 (1)
式中、Nは、個別のコンプレッサ段可飽和インダクタの巻数を表し、Bは、使用されるコア材料の飽和磁気誘導であり、Aは、磁気的に有効なコア断面である。
コアの飽和、故に、低誘導状態への遷移のために必要とされる時間は、Udtの積分(電圧−時間面積)から求められ、式中、Uは、この可飽和誘導率に対する電圧であり、ひいては、キャパシタC0における充電電圧に比例する。このことから、この電圧の変動は、直接、時間における変化が約1/Uである、飽和時間(インダクタンスL5、L1、L2、およびL3の貫通接続のための時間)の変化につながることになる。検討中の実施例では、キャパシタC0における1V程度の電圧変化は、パルスコンプレッサ18全体を通るパルス通路に対して、約5から7nsの時間変化につながるであろう。
同期される2つのレーザの各々は、独立高電圧電源ユニットを有するので、4.6Vの範囲内の相対的電圧変動が生じ得る。これは、レーザの各々によって送達される光パルス間の時間差における最大32−nsの変動につながるであろう。これは、ランダムな1パルスごとの現象であり、予測することができず、故に、補正することができない。
理論上、少なくとも、前述のジッタ問題は、パルスを約0.015%未満のパルス電圧変動(各C0において)にする、HVPSを使用することによって修正され得る。しかしながら、そのような電源の実現は、非常に困難を伴い、相当な費用を犠牲にすることによってのみ、技術的に達成可能である。これは、要求される高充電電力約50キロワット(kW)および充電電圧約2kVのためである。改良された電源または任意の他のレーザ構成要素の開発を要求しない、エキシマレーザ同期問題に対する解決策の必要性が存在する。
本発明は、第1および第2のガス放電レーザを励起するための電気装置を対象とする。一側面では、装置は、第1および第2の蓄積キャパシタと、それぞれ、第1および第2の蓄積キャパシタを充電するように配列されている第1および第2の高電圧電源とを含む。第1および第2のパルス形成回路は、それぞれ、第1および第2の蓄積キャパシタを放電するように配列される。キャパシタの放電は、それぞれ、第1および第2のガス放電レーザに送達される、それぞれの第1および第2の電気パルスを発生する。スイッチング配列は、パルス形成回路によるキャパシタの放電に先立って、キャパシタが、所定の時間期間の間、充電された後、第1および第2の蓄積キャパシタを一緒に接続するように提供および配列される。
明細書内に組み込まれ、その一部を構成する、付随の図面は、本発明の好ましい実施形態を図式的に例証し、前述に与えられる一般的説明および以下に与えられる好ましい実施形態の詳細な説明とともに、本発明の原理を説明する役割を果たす。
図1は、高電圧電源によって充電される蓄積キャパシタと、パルス変成器を介して、キャパシタを放電させ、電気パルスを形成し、パルスを電気的に圧縮し、圧縮されたパルスをガス放電レーザに送達するように配列される、パルス形成回路とを含むパルス状ガス放電レーザを励起するための従来技術配列を図式的に例証する。 図2は、それぞれ、図1の配列に類似する、第1および第2の励起配列と、キャパシタが充電された後、但し、キャパシタが放電される前に、それぞれの蓄積キャパシタを一時的に接続するための配列とを含む本発明による装置を図式的に例証する。 図3は、図2の装置の動作の一実施例を図式的に例証するタイミング図である。
次に、引き続き図面を参照すると(同一特徴は、同一参照番号によって指定される)、図2は、2つのエキシマレーザを同期動作させるための本発明による装置の好ましい実施形態10を図式的に例証する、電気回路図である(写実的に描写せず)。レーザは、図2では、レーザAおよびレーザBと称される。レーザAおよびBは、各々が図1の前述の従来技術パルシング配列10に類似する、それぞれ、レーザパルシング配列10Aおよび10Bによって個々に励起される。
各パルシング配列は、磁気絶縁体14を介して、蓄積キャパシタC0(COおよびCO)を充電する高電圧電源32を含む。電気パルスは、IBGT−1に、そのゲートに印加されるトリガ電圧を介して、パルス変成器L5を通してキャパシタC0を放電するように(前述のように)命令することによって発生される。磁気パルスコンプレッサ18は、パルスを一時的に圧縮し、圧縮されたパルスをレーザ放電電極に送達する。配列10Aおよび10Bの共通特徴は、対応する参照番号に適用される添字AおよびBによって識別される。装置30は、以下に参照される全制御信号を提供する、PCまたは同等物(図示せず)内のソフトウェアによって制御される。
装置30では、パルス間充電電圧差の変動は、前述のように、パルスが、Trigger−AまたはTrigger−Bのいずれかによってトリガされる前の短い期間の間、キャパシタが充電された後に、キャパシタCOおよびCOを一緒に接続することによって、最小限にされる。接続は、スイッチング配列40によって確立され、スイッチング配列40は、ドライバ44Aおよび44Bによって駆動される、それぞれ、IGBTモジュール42Aおよび42Bを含む。IGBT保護および制御回路46は、装置を制御するソフトウェアからのデジタル接続信号に応答して、ドライバのためのデジタル信号を発生する。回路46はまた、キャパシタの電圧を監視し、キャパシタ間の電圧差が、所定のレベル、例えば、100Vを超える場合、IGBT42Aおよび42Bをオンにするのを防止するように配列される。これは、HSVPの一方が、故障し、対応するキャパシタが、充電されない、または十分に充電されない場合、IGBTを保護する役割を果たす。回路40は、「均衡スイッチ」またはEQUI−Switchと称され得る。
IGBT42Aおよび42Bは、図2に描写されるように、逆直列様式に接続される。これは、IGBTが、キャパシタ間の電圧差の正および負両方の極性を切替可能であることをもたらす。これはまた、レーザAおよびBが、互いに別個に動作させられ、電源HVPS−AおよびHVPS−Bの相対的調節から独立可能であることをもたらす。
電源は、キャパシタの一方、例えば、キャパシタCOが、最初に、他方(CO)より高い電圧に充電されるように調整される。一般論として、電圧差は、最悪の条件下、差異が、依然として、一方のIGBTスイッチの磁束電圧と、他方の(逆直列)IGBTの内部還流ダイオードの磁束電圧と残留電圧差との合計より高くなるように、十分に高くなければならならず、その場合、該残留電圧差において、より低い電圧を伴うHVPSが上方変動を利用し、より高い電圧を伴う電源ユニットが下方変動を利用し、すなわち、該残留電圧差は、電源の電圧調整精度である。前述のように、これは、検討中の実施例では、約4.6V(±2.3V)である。この条件下でのみ、常時、電荷等化が存在し、等化電流が、常時、同一方向に流動するであろう。しかしながら、電圧差は、高過ぎるべきではなく、そうでなければ、等化は、実用的である(この実施例では、>100μs)より長くかかり得るか、または等化電流が、高くなり過ぎ得る。約15Vを超える電圧は、検討中の実施例では、適度であると判定される。
COとCOとの間の接続のインピーダンス(R)は、以下の条件を満たすように選択される(必要に応じて、追加の抵抗をIGBT42Aおよび42Bと直列に置くことによって)。
R≧2*(L/C)0.5 (2)
式中、Lは、主に、ケーブルインダクタンスである。
C=C0A*C0/(C0+C0) (3)
結果として生じる数十アンペアの等化電流は、キャパシタCOおよびCOの電圧が、非周期的に、約50マイクロ秒(μs)以内に、順方向電流方向に操作されるIGBTおよび他方の個別のIGBTの内部還流ダイオードの磁束電圧まで調節することを確実にする。
前述のように、残留電圧は、常時、2つの充電キャパシタ電圧の差異として残留するが、再現可能であり、時間的ジッタに寄与しない。このため、COおよびCOの充電電圧は、依然として、無条件に、約±2.3V分、変動するが、互に対しては、200mV未満である。これは、ガスが、放電し、その結果、レーザAおよびBの光パルスが、各々の放電トリガ信号に対してジッタを生じさせるが、レーザが、互に対してナノ秒の範囲内で時間的安定性を達成することを意味する。実現可能な値は、ピーク間で約2nsから5nsである。故に、2つの空間的かつ時間的に重複した光パルスの時間形状は、概して、個々のパルスの時間形状に対応する。これは、それによって、処理される材料と重複したパルスとの相互作用が、2倍のエネルギーを有する、個々のパルスのうちの任意の1つの場合と同様に生じることをもたらす。
次に、前述のような信号動作装置0の相対的タイミングの説明が、図3のタイミング図を参照して、かつ引き続き図2を参照して、記載される。前述のように、これらの信号は、装置30のための制御ソフトウェアによって、発生またはトリガされる。図3では、接続信号を除き、全信号または値は、ここでは、レーザAとして任意に選択される、レーザの一方に特定的である。他方のレーザのための信号および値は、同様に、時間的に進展するであろう。図3の図の時間進展は、ここでは、600Hz以下のパルス繰り返し周波数を表す、約1.67ミリ秒(ms)を上回ると仮定される、1つのパルス繰り返し周期を若干上回る。
制御ソフトウェアは、時間tにおいて、周期トリガ信号を発生し、それによって、その他すべての同期が取られる。時間tでは、磁気絶縁体14Aに印加される抑止信号(抑止A)は、低から高となり、絶縁体を低インピーダンス状態にし、充電を促進する。この時、また、信号HVAは、電源HVPS−Aに、キャパシタCOをそのキャパシタのための所定の電圧に充電するよう命令する。キャパシタは、公称上、時間tにおいて充電されるが、充電は、時間tに継続し、可能性として考えられる充電時間におけるパルス間差を考慮する。検討中の実施例と一致する、周期tからtおよびtからtの間の値は、それぞれ、約1040マイクロ秒(μs)および100μs以下である。時間tでは、抑止信号は、高から低となり、磁気絶縁体を高インピーダンス状態にし、キャパシタCOを電源HVPS−Aから効果的に絶縁する。
時間tの比較的直後、例えば、約10μs後、接続信号は、低から高となり、キャパシタCOとCOとの間の前述の電圧等化が生じ得るように、IGBT42Aおよび42B(EQUI−Switch)を閉鎖する。時間t(ここでは、再び、約10μs)の比較的直前において、接続信号は、高から低となり、キャパシタが、独立して、放電され得るように、EQUI−Switchを開放し、キャパシタを互から絶縁する。時間tでは、トリガ信号は、キャパシタCOを放電するために十分に長い期間の間、IGBT−1Aを閉鎖し、電気パルス(図示せず)が、発生および圧縮され、対応する光出力パルスが、数マイクロ秒後、レーザから送達される。時間t3とt4との間の回復周期中に、IGBT−1Aが再開放された後、キャパシタCOの電圧は、完全ではないインピーダンス整合のため、放電から反射されたエネルギーによる充電によって、若干上昇し、次いで、新しい一連の信号がトリガされる時間tまでに、ほぼ元の充電されていない値へと徐々に戻る。ここでは、600HzのPRFの場合、t4とt5との間の時間期間は、比較的に短くなるであろうことに留意されたい。しかしながら、再充電は、実際には、時間t4において開始し得る。
時間t直後にEQUI−Switchを閉鎖し、時間t直前にEQUI−Switchを開放する理由は、EQUI−Switchが、両レーザに共通であるからである。EQUI−Switch閉鎖時間(約100μs)と周期t−tとの間の差異は、レーザの相対的トリガ時間が変動されることを可能にすることにより、パルス圧縮回路18Aおよび18Bを通したパルス伝搬時間における任意の前述の相対的ドリフトを補償し、それによって、対応する光パルスの時間的重複を最適化する。
ここでは、前述の本発明の実施形態ならびに使用される回路および値は、単に、一実施例であり、本発明を限定するものとして解釈されるべきではないことを強調されたい。電気技術分野における当業者は、前述の本発明の説明から、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本発明の電圧等化機能を提供するための他の回路を考案してもよい。さらに、本発明は、独立パルシング配列を伴う、2つのレーザの出力を同期する観点で説明されたが、本発明は、独立パルシング配列を伴う、3つ以上のレーザの同期に拡張され得る。実施例として、独立パルシング配列を伴う、3つのレーザは、本明細書に説明されるEQUI−Switch配列のうちの2つを使用して、同期され得る。
要約すれば、本発明は、好ましい実施形態の観点から前述された。しかしながら、本発明は、本明細書に説明される実施形態に限定されない。むしろ、本発明は、本明細書に添付の請求項によってのみ限定される。
本発明は、第1および第2のガス放電レーザを励起するための電気装置を対象とする。一側面では、装置は、第1および第2の蓄積キャパシタと、それぞれ、第1および第2の蓄積キャパシタを充電するように配列されている第1および第2の高電圧電源とを含む。第1および第2のパルス形成回路は、それぞれ、第1および第2の蓄積キャパシタを放電するように配列される。キャパシタの放電は、それぞれ、第1および第2のガス放電レーザに送達される、それぞれの第1および第2の電気パルスを発生する。スイッチング配列は、パルス形成回路によるキャパシタの放電に先立って、キャパシタが、所定の時間期間の間、充電された後、第1および第2の蓄積キャパシタを一緒に接続するように提供および配列される。
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
第1および第2のガス放電レーザを励起するための電気装置であって、
第1および第2の蓄積キャパシタと、
それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタを充電するように配列されている第1および第2の高電圧電源と、
前記第1および第2の蓄積キャパシタを放電させ、第1および第2の電気パルスを生成し、前記第1および第2の電気パルスを、それぞれ、前記第1および第2のガス放電レーザに送達するように配列されている第1および第2のパルス形成回路と、
スイッチング配列と
を備え、
前記スイッチング配列は、前記キャパシタの放電前に前記キャパシタの充電電圧を等化するために、前記パルス形成回路による前記キャパシタの放電に先立って、所定の時間期間の間、前記第1および第2の蓄積キャパシタを一緒に接続するように配列されている、
装置。
(項目2)
前記時間期間は、前記キャパシタが、前記蓄積キャパシタの放電前に切断されるように選択されている、項目1に記載の装置。
(項目3)
前記パルス形成回路は、第1および第2の放電トリガ信号に応答して、前記第1および第2の蓄積キャパシタを放電するように配列されている、項目1に記載の装置。
(項目4)
前記蓄積キャパシタは、前記キャパシタの充電中、一緒に接続されておらず、前記電源は、前記キャパシタを一緒に接続する前に、前記キャパシタを、それぞれの第1および第2の電圧に充電するように配列され、前記一緒に接続する期間は、前記キャパシタが前記第1および第2の電圧に充電された後に開始し、前記キャパシタの放電前に終了する、項目1に記載の装置。
(項目5)
前記第1の電圧は、前記第2の電圧より高い、項目4に記載の装置。
(項目6)
前記電源は、ある電圧調整精度を有する調整電源であり、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の差異は、前記キャパシタの前記一緒に接続する期間中、電流が前記第1のキャパシタから前記第2のキャパシタにのみ流動可能であるように、前記スイッチングシステムおよび前記電源の電圧調整精度と協働するように選択されている、項目5に記載の装置。
(項目7)
前記第1および第2の電圧は、約1500ボルトから2300ボルトであり、前記電源の電圧調整精度は、約±2.3ボルトであり、前記第1の充電電圧と前記第2の充電電圧との間の差異は、約15ボルトである、項目6に記載の装置。
(項目8)
前記スイッチング配列は、互に逆直列様式に接続されている第1および第2のIGBT−ダイオードモジュールを含み、前記第1および第2のIGBT−ダイオードモジュールは、それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタと接続されている、項目1に記載の装置。
(項目9)
前記第1および第2の蓄積キャパシタは、前記IGBT−ダイオードモジュールを閉鎖および開放されることによって、それぞれ、接続および切断される、項目8に記載の装置。
(項目10)
前記第1および第2のパルス形成回路は、第1および第2のパルス変成器であって、第1および第2の蓄積キャパシタは、前記第1および第2のパルス変成器を介して放電されることにより、それぞれの第1および第2の電気パルスを生成する、第1および第2のパルス変成器と、前記第1および第2の電気パルスがそれぞれの第1および第2のガス放電レーザに送達される前に、前記第1および第2の電気パルスを一時的に圧縮するための第1および第2のパルスコンプレッサとを含む、項目1に記載の装置。
(項目11)
第1および第2のガス放電レーザを励起するための電気装置であって、
第1および第2の蓄積キャパシタと、
それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタを、それぞれの第1および第2の電圧に充電するように配列されている第1および第2の高電圧電源と、
前記第1および第2の蓄積キャパシタを放電させ、第1および第2の電気パルスを生成し、前記第1および第2の電気パルスを、それぞれ、前記第1および第2のガス放電レーザに送達するように配列されている第1および第2のパルス形成回路と、
スイッチング配列と
を備え、
前記スイッチング配列は、前記第1および第2の蓄積キャパシタと協働するように配列されており、その結果、前記パルス形成回路によって、前記第1および第2の蓄積キャパシタは、各々が充電されている間、切断され、前記キャパシタの充電電圧を等化するために、充電された後、所定の時間期間の間、一緒に接続され、次いで、前記キャパシタの放電に先立って、互から切断される、装置。
(項目12)
前記スイッチング配列は、互に逆直列様式に接続されている第1および第2のIGBT−ダイオードモジュールを含み、前記第1および第2のIGBT−ダイオードモジュールは、それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタと接続され、前記第1および第2の蓄積キャパシタは、前記IGBT−ダイオードモジュールを閉鎖および開放されることによって、それぞれ、接続および切断される、項目11に記載の装置。
(項目13)
前記第1の電圧は、前記第2の電圧より高い、項目12に記載の装置。
(項目14)
前記電源は、ある電圧調整精度を有する調整電源であり、前記IGBT−ダイオードモジュールは、磁束電圧を有し、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の差異は、前記キャパシタの前記一緒に接続する期間中、電流が、前記第1のキャパシタから前記第2のキャパシタにのみ流動可能であるように、前記磁束電圧および前記電源の電圧調整精度の合計を超えるように選択されている、項目13に記載の装置。
(項目15)
前記第1および第2の電圧は、約1500ボルトから2300ボルトであり、前記電源の電圧調整精度は、約±2.3ボルトであり、前記第1の充電電圧と前記第2の充電電圧との間の差異は、約15ボルトである、項目14に記載の装置。
(項目16)
第1および第2のパルス状ガス放電レーザを動作させる方法であって、
前記第1および第2のレーザは、それぞれ、
第1および第2の蓄積キャパシタと、
それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタを充電するための第1および第2の高電圧電源と、
第1および第2のパルス形成回路と
を含み、
前記第1および第2のパルス形成回路は、それぞれ、第1および第2のパルス変成器を含み、前記第1および第2のキャパシタは、それぞれ、前記第1および第2のパルス変成器を介して放電されることが可能であることにより、それぞれの第1および第2の電気パルスを生成し、前記第1および第2の電気パルスを、それぞれ、前記第1および第2のガス放電レーザに送達し、
前記方法は、
前記第1および第2のキャパシタを互に切断されている状態において、前記第1および第2のキャパシタを、それぞれの第1および第2の電圧に充電するステップと、
前記充電するステップの後、所定の時間期間の間、前記第1および第2のキャパシタを一緒に接続するステップと、
前記所定の時間期間の終了時に、前記第1および第2のキャパシタを互から切断するステップと、次いで、
前記第1および第2のキャパシタを前記第1および第2のパルス変成器を介して放電させ、前記第1および第2の電気パルスを提供するステップと
を含む、方法。
(項目17)
前記第1の電圧は、前記第2の電圧より高い、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記第1および第2の電源は、ある電圧調整精度を有する調整電源であり、前記第1および第2のキャパシタは、半導体スイッチ配列によって一緒に接続されており、前記スイッチ配列は、電流が前記スイッチ配列を通過する場合に、磁束電圧を有し、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の差異は、前記電圧精度と前記磁束電圧との合計を上回るように選択され、それによって、前記接続するステップ中、電流は、前記第1の蓄積キャパシタから前記第2の蓄積キャパシタにのみ流動する、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記第1および第2の電圧は、約1500ボルトから2300ボルトであり、前記電源の電圧調整精度は、約±2.3ボルトであり、前記第1の充電電圧と前記第2の充電電圧との間の差異は、約15ボルトである、項目18に記載の方法。

Claims (19)

  1. 第1および第2のガス放電レーザを励起するための電気装置であって、
    第1および第2の蓄積キャパシタと、
    それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタを充電するように配列されている第1および第2の高電圧電源と、
    前記第1および第2の蓄積キャパシタを放電させ、第1および第2の電気パルスを生成し、前記第1および第2の電気パルスを、それぞれ、前記第1および第2のガス放電レーザに送達するように配列されている第1および第2のパルス形成回路と、
    スイッチング配列と
    を備え、
    前記スイッチング配列は、前記キャパシタの放電前に前記キャパシタの充電電圧を等化するために、前記パルス形成回路による前記キャパシタの放電に先立って、所定の時間期間の間、前記第1および第2の蓄積キャパシタを一緒に接続するように配列されている、
    装置。
  2. 前記時間期間は、前記キャパシタが、前記蓄積キャパシタの放電前に切断されるように選択されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記パルス形成回路は、第1および第2の放電トリガ信号に応答して、前記第1および第2の蓄積キャパシタを放電するように配列されている、請求項1に記載の装置。
  4. 前記蓄積キャパシタは、前記キャパシタの充電中、一緒に接続されておらず、前記電源は、前記キャパシタを一緒に接続する前に、前記キャパシタを、それぞれの第1および第2の電圧に充電するように配列され、前記一緒に接続する期間は、前記キャパシタが前記第1および第2の電圧に充電された後に開始し、前記キャパシタの放電前に終了する、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1の電圧は、前記第2の電圧より高い、請求項4に記載の装置。
  6. 前記電源は、ある電圧調整精度を有する調整電源であり、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の差異は、前記キャパシタの前記一緒に接続する期間中、電流が前記第1のキャパシタから前記第2のキャパシタにのみ流動可能であるように、前記スイッチングシステムおよび前記電源の電圧調整精度と協働するように選択されている、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1および第2の電圧は、約1500ボルトから2300ボルトであり、前記電源の電圧調整精度は、約±2.3ボルトであり、前記第1の充電電圧と前記第2の充電電圧との間の差異は、約15ボルトである、請求項6に記載の装置。
  8. 前記スイッチング配列は、互に逆直列様式に接続されている第1および第2のIGBT−ダイオードモジュールを含み、前記第1および第2のIGBT−ダイオードモジュールは、それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタと接続されている、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1および第2の蓄積キャパシタは、前記IGBT−ダイオードモジュールを閉鎖および開放されることによって、それぞれ、接続および切断される、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1および第2のパルス形成回路は、第1および第2のパルス変成器であって、第1および第2の蓄積キャパシタは、前記第1および第2のパルス変成器を介して放電されることにより、それぞれの第1および第2の電気パルスを生成する、第1および第2のパルス変成器と、前記第1および第2の電気パルスがそれぞれの第1および第2のガス放電レーザに送達される前に、前記第1および第2の電気パルスを一時的に圧縮するための第1および第2のパルスコンプレッサとを含む、請求項1に記載の装置。
  11. 第1および第2のガス放電レーザを励起するための電気装置であって、
    第1および第2の蓄積キャパシタと、
    それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタを、それぞれの第1および第2の電圧に充電するように配列されている第1および第2の高電圧電源と、
    前記第1および第2の蓄積キャパシタを放電させ、第1および第2の電気パルスを生成し、前記第1および第2の電気パルスを、それぞれ、前記第1および第2のガス放電レーザに送達するように配列されている第1および第2のパルス形成回路と、
    スイッチング配列と
    を備え、
    前記スイッチング配列は、前記第1および第2の蓄積キャパシタと協働するように配列されており、その結果、前記パルス形成回路によって、前記第1および第2の蓄積キャパシタは、各々が充電されている間、切断され、前記キャパシタの充電電圧を等化するために、充電された後、所定の時間期間の間、一緒に接続され、次いで、前記キャパシタの放電に先立って、互から切断される、装置。
  12. 前記スイッチング配列は、互に逆直列様式に接続されている第1および第2のIGBT−ダイオードモジュールを含み、前記第1および第2のIGBT−ダイオードモジュールは、それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタと接続され、前記第1および第2の蓄積キャパシタは、前記IGBT−ダイオードモジュールを閉鎖および開放されることによって、それぞれ、接続および切断される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第1の電圧は、前記第2の電圧より高い、請求項12に記載の装置。
  14. 前記電源は、ある電圧調整精度を有する調整電源であり、前記IGBT−ダイオードモジュールは、磁束電圧を有し、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の差異は、前記キャパシタの前記一緒に接続する期間中、電流が、前記第1のキャパシタから前記第2のキャパシタにのみ流動可能であるように、前記磁束電圧および前記電源の電圧調整精度の合計を超えるように選択されている、請求項13に記載の装置。
  15. 前記第1および第2の電圧は、約1500ボルトから2300ボルトであり、前記電源の電圧調整精度は、約±2.3ボルトであり、前記第1の充電電圧と前記第2の充電電圧との間の差異は、約15ボルトである、請求項14に記載の装置。
  16. 第1および第2のパルス状ガス放電レーザを動作させる方法であって、
    前記第1および第2のレーザは、それぞれ、
    第1および第2の蓄積キャパシタと、
    それぞれ、前記第1および第2の蓄積キャパシタを充電するための第1および第2の高電圧電源と、
    第1および第2のパルス形成回路と
    を含み、
    前記第1および第2のパルス形成回路は、それぞれ、第1および第2のパルス変成器を含み、前記第1および第2のキャパシタは、それぞれ、前記第1および第2のパルス変成器を介して放電されることが可能であることにより、それぞれの第1および第2の電気パルスを生成し、前記第1および第2の電気パルスを、それぞれ、前記第1および第2のガス放電レーザに送達し、
    前記方法は、
    前記第1および第2のキャパシタを互に切断されている状態において、前記第1および第2のキャパシタを、それぞれの第1および第2の電圧に充電するステップと、
    前記充電するステップの後、所定の時間期間の間、前記第1および第2のキャパシタを一緒に接続するステップと、
    前記所定の時間期間の終了時に、前記第1および第2のキャパシタを互から切断するステップと、次いで、
    前記第1および第2のキャパシタを前記第1および第2のパルス変成器を介して放電させ、前記第1および第2の電気パルスを提供するステップと
    を含む、方法。
  17. 前記第1の電圧は、前記第2の電圧より高い、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1および第2の電源は、ある電圧調整精度を有する調整電源であり、前記第1および第2のキャパシタは、半導体スイッチ配列によって一緒に接続されており、前記スイッチ配列は、電流が前記スイッチ配列を通過する場合に、磁束電圧を有し、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の差異は、前記電圧精度と前記磁束電圧との合計を上回るように選択され、それによって、前記接続するステップ中、電流は、前記第1の蓄積キャパシタから前記第2の蓄積キャパシタにのみ流動する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1および第2の電圧は、約1500ボルトから2300ボルトであり、前記電源の電圧調整精度は、約±2.3ボルトであり、前記第1の充電電圧と前記第2の充電電圧との間の差異は、約15ボルトである、請求項18に記載の方法。
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