JP2013530750A - 破裂開始領域を有するカプセル - Google Patents

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Abstract

本発明は、カップの形態の本体(1004)と膜蓋(1006)とを含み、それら両者で、飲料の準備のために物質を収容するチャンバ(1008)を定める、カプセル(1000)に関する。本体(1004)は、実質的に切頭円錐形の外側側壁(1010)と、外側側壁(1010)と一体的であり且つ本体(1004)の後方端部(1020)で外側側壁(1010)を閉塞する基部(1012)とを含む。膜蓋(1006)は、外側側壁(1010)の他の端部を閉塞する。基部(1012)は、本体(1004)の後方端部(1020)を定める周辺領域(1023)によって、並びに、後方端部(1020)に対してカプセル(1000)内に延びて本体(1004)の外側に凹部(1028)を定める中央領域(1024)によって形成される。中央領域(1024)は、加圧液体の圧力の下で少なくとも部分的に破裂することが意図される少なくとも1つの弱化領域(1032)を含む。

Description

本発明は、カップ形状本体と、膜蓋とを含み、それらの両者で飲料の準備のために物質を収容するチャンバを定め、本体は、実質的に切頭円錐形の外側壁と、外側側壁と一体的に一体形として形成され且つ本体の後方端部で外側壁を閉塞する基部とを含み、膜蓋は、本体の前方端部で外側側壁を閉塞する種類の、加圧下で飲料を抽出するためのカプセルに関し、カプセルは、加圧下の抽出液が基部を通じてカプセル内に入り、膜蓋を通じてカプセルから出るような方法において、注出装置内に配置されるように構成される。
FR2373999は、コーヒーのような飲料を生成するために、飲料注出装置における使用のためのそのようなカプセルを開示している。
飲料を抽出するための装置の閉塞後及び/又は加圧液体の注入後に、そのようなカプセルが崩壊し得る危険性がある。
加えて、特にカプセルが大量に製造されるときには、これらのカプセルを製造するのは特別に高価である。
最後に、そのようなカプセルが、カプセルを保持するためのハウジング空洞とカプセルを適用する支持体とで構成される抽出装置において使用されるとき、膜蓋は支持体に対して押し付けられ、それによって、カプセルを通じる液体の満足の行く流れを妨げる。
本発明の目的は、飲料の注出を可能にしながら破裂の危険性を制限することを可能にするカプセルを提供することである。本発明の他の目的は、抽出液がカプセルに入る圧力レベルを調節するよう容易に較正し得るカプセルを提供し、低コストのカプセルをもたらし、且つ、多くの飲料注出装置に適合するカプセルを提供することである。
この目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、前述の種類のカプセルに関し、基部は、本体の後方端部を定める周辺領域と、後方端部に対してカプセルの内部に向かって戻ると同時に本体の外側に凹部を定める中央領域とによって形成され、中央領域は、加圧液体の圧力の下で少なくとも部分的に破裂することが意図される少なくとも1つの弱化領域を含む。
他の実施態様によれば、単独で或いは任意の技術的に実現可能な組み合わせに従って考えられるとき、以下の1つ又はそれよりも多くの特徴を含む。
− 中央領域は、底部分と、底部分から外部に向かって突出する中央スタッドとを含む。
− 中央領域は、本体の内部に向かって突出する環状リブを含み、凹部は、本体の外部上の環状トレンチ(環状深溝)の形状を有する。
− 中央領域は、凹部を軸方向において閉塞する平坦な底部分を含む。
− 弱化領域(少なくとも1つの弱化領域)又は各弱化領域は、底部分内に形成される。
− 基部は、中央領域を増強するために、少なくとも1つのリブを含む。
− 本体は、周辺領域を剛性化するために、少なくとも1つの径方向リブを含む。
− 弱化領域(少なくとも1つの弱化領域)又は各弱化領域の破裂前に、本体の基部及び外側側壁は、空気及び液体を透過しない。
− 中央スタッドは、切頭円錐形状を有する。
− 中央スタッドは、半球形状を有する。
− 膜蓋は、フィルタと、膜とを含む。
− フィルタは、本体の前方端部からチャンバに向かって後退させられ、膜は、前方端部に沿って延びる。
− フィルタと膜との間の空間は、窒素で充填される。
− 膜は、剥離可能である。
− 外側側壁及び基部は、第1のプラスチック材料で形成され、本体は、外側側壁から外部に向かって径方向に外向きに延び且つ本体の前方端部を定める環状フランジを含み、環状フランジは、第1のプラスチック材料と異なる第2のプラスチック材料で形成される。
− 中央領域は、周辺領域からチャンバの内部に向かって軸方向に延びる管状の外側部分を含み、弱化領域(少なくとも1つの弱化領域)又は各弱化領域は、底部分と外側部分との間の交差部に形成される。
− 弱化領域(少なくとも1つの弱化領域)又は各弱化領域は、1〜3バール(bar)の間まで加圧される液体の圧力から破裂するように構成される。
本発明の第2の特徴は、飲料の準備のために物質を収容するためのチャンバを定めるカップ形状の本体と膜蓋とを含み、本体は、実質的に切頭円錐形の側壁と、側壁と一体的に一体形として形成され且つ一端部で側壁を閉塞する基部とを含み、膜蓋は、側壁の他端部を閉塞する種類の、加圧下の飲料を抽出するためのカプセルに関し、カプセルは、加圧下の抽出液が基部を通じてカプセル内に入り且つ膜蓋を通じてカプセルから出るような方法において抽出装置内に配置されるように構成され、基部は、中央領域を有し、中央領域は、本体の内部に向かって突出する基部の増強のための環状リブを有し、本体の外部上に環状トレンチを定めることを特徴とする。
他の実施態様によれば、カプセルは、単独で或いは任意の技術的に実現可能な組み合わせに従って考えられるとき、以下の1つ又はそれよりも多くの特徴を含む。
− 中央領域は、加圧液体の圧力の下で少なくとも部分的に破裂することが意図される少なくとも1つの弱化領域を有する。
− 環状リブは、基部によって接続される2つの横方向部分によって定められる「U」形状区画を有し、少なくとも1つの弱化領域は、基部内に定められる。
− 環状リブは、環状トレンチによって取り囲まれる中央スタッドを定め、中央スタッドは、少なくとも1つの弱化領域を含む。
− 基部は、丸められた周辺領域を含み、その凹状側は、本体の内部に向かって面する。
− 本体の基部及び側壁は、気密且つ水密である。
− 本体は、側壁から外部に向かって径方向に外向きに延びる環状フランジを有し、環状フランジは、基部と反対側のカプセルの端部を定める。
− 膜蓋は、フィルタを含む。
− 膜蓋は、空気及び水を透過しない膜を含む。
− 膜は、加圧流体の圧力のみの影響の下での膜の開放のために、弱化線を備える。
本発明の第3の特徴は、飲料の準備のために物質を収容するチャンバを定めるカップ形状の本体と出口フィルタとを含む種類の、加圧下の飲料を抽出するためのカプセルに関し、カプセルは、不透過性の出口膜を含み、本体は、本体の後方端部を定める基部と、基部から本体の開放前方端部まで延びる実質的に切頭円錐形の側壁とを含み、膜は、前方端部を閉塞し、カプセルは、加圧下の抽出液が基部を通じてカプセル内に入り且つ出口膜を通じてカプセルから出るような方法において抽出装置内に配置されるように構成され、フィルタ及び膜は、本体の前方端部に対して後退させられるよう位置付けられることを特徴とする。
他の実施態様によれば、カプセルは、単独で或いは任意の技術的に実現可能な組み合わせに従って考えられるとき、以下の1つ又はそれよりも多くの特徴を含む。
− 側壁は、本体の前方端部に対して後退させられる内部ショルダを含み、フィルタ及び膜は、内部ショルダに固定される。
− 出口膜は、1mmよりも大きい距離だけ前方端部に対して後退させられる。
− 出口膜は、空気及び水を透過しない。
− 出口膜は、カプセルを通過する液体の流出を許容するような方法において、気体の圧力のみの影響の下で裂けるよう構成される。
− 出口膜は、少なくとも1つの弱化線を含む。
− 出口フィルタは、チャンバと出口膜との間に配置される。
− フィルタ及び出口膜は、互いに接合される。
− 出口フィルタは、織られた或いは穿孔付きプラスチック材料で作製される。
− 膜は、プラスチック又は金属、特に、アルミニウムである材料で作製されるフィルムである。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1、第2、又は第3の特徴に従ったカプセルと、抽出装置とで構成され、抽出装置は、カプセルと、支持体と、抽出液を供給するための管路とを保持することを意図するハウジングを含む、システムに関する。
本発明の第5の特徴は、飲料の抽出のための装置と、加圧下の飲料の抽出のためのカプセルとで構成される種類のシステムに関し、カプセルは、飲料の準備のために物質を収容するチャンバを定めるカップ形状の本体と膜蓋とを含み、本体は、実質的に切頭円錐形の側壁と、一端部で側壁を閉塞する基部とを含み、膜蓋は、側壁の他端部を閉塞し、カプセルは、加圧下の抽出液が基部を通じてカプセル内に入り且つ膜蓋を通じてカプセルから出るような方法において抽出装置内に配置されるように構成され、飲料抽出装置は、内側側面を有するカプセルを受け入れるための部材を含み、カプセルは、基部が閉塞環状接触線に沿って受入れ部材に接触するために構成されることを特徴とする。
他の実施態様によれば、システムは、単独で或いは任意の技術的に実現可能な組み合わせに従って考えられるとき、以下の1つ又はそれよりも多くの特徴を含む。
− カプセル及び受入れ部材は、受入れ部材がカプセルの基部に対して圧縮力を加え、カプセルの基部及び/又は側壁は、この力の影響の下で変形するように構成される。
− 本体の側壁及び/又は基部は、カプセルの本体の側壁と受入れ部材の内側側面との間の接触が保証されるような方法において、抽出装置の受入れ部材によって加えられるその力の影響の下で径方向に膨張する。
− カプセルの本体の基部は、丸められた周辺領域を含み、その凹面側は、本体の内部に向かって面する。
− カプセルの基部は、環状の周辺領域と、環状トレンチを含む中央領域とを含み、接触線は、周辺領域上に定められる。
− 接触線は、トレンチと周辺領域との間の交差部で、トレンチの外側縁部によって定められる。
− トレンチの外側縁部は、角張っている(angular)。
− カプセルの本体は、基部と反対側の側壁の端部に環状フランジを含み、環状フランジは、基部と反対側の側で、カプセルの前に向かって少なくとも部分的に傾斜する。
− カプセルのフランジは、前に向かって切頭円錐形に広がる。
− カプセル本体のフランジは、前に向かって前方に湾曲する。
本発明の第6の特徴は、加圧下の飲料を抽出するためのカプセルに関し、飲料の準備のために物質を収容するチャンバを定めるカップ形状の本体と膜蓋とを含み、本体は、実質的に切頭円錐形の側壁と、第一端部で側壁を閉塞する基部とを含み、膜蓋は、側壁の第二端部を閉塞し、カプセルは、加圧下の抽出液が基部を通じてカプセル内に入り且つ膜蓋を通じてカプセルから出るような方法において抽出装置内に配置されるように構成され、カプセルは、基部が抽出装置のカプセル受入れ部材と接触するために構成されることを特徴とする。
他の実施態様によれば、カプセルは、単独で或いは任意の技術的に実現可能な組み合わせに従って考えられるとき、以下の1つ又はそれよりも多くの特徴を含む。
− カプセルは、軸方向の力が本体の基部に適用されるときに、側壁及び/又は基部の少なくとも1つの環状領域が外部に向かって径方向に外向きに延びるように設計される。
− カプセルの本体の基部は、丸められた周辺領域を含み、その凹面は、本体の内部に向かって面する。
− 基部は、基部に対して軸方向に加えられる力の影響の下で変形するように構成される。
− カプセルの基部は、環状周辺領域と、環状トレンチを含む中央領域とを含み、接触線は、周辺領域上に定められる。
− 接触線は、トレンチと周辺領域との間の交差部で、トレンチの外側縁部によって定められる。
− トレンチの外側縁部は、角張っている。
− カプセルの本体は、基部と反対側の側壁の端部に環状フランジを含み、環状フランジは、基部と反対側の側で、カプセルの前に向かって少なくとも部分的に傾斜する。
− カプセル本体のフランジは、前に向かって切頭円錐形に広がる。
− カプセル本体のフランジは、前に向かって前方に湾曲する。
− 本体は、プラスチック材料、プラスチックに由来する材料、又は金属から、一体的に一体形として作製される。
最後に、本発明の第7の特徴及び最後の特徴は、本発明の第5の特徴に従ったシステムを使用する抽出プロセスに関し、当該方法は、以下のステップを含むことを特徴とする。
− 飲料抽出装置内にカプセルを装着するステップ。
− 抽出装置を受け入れるための部材によって、カプセルの基部に対してある力(F)を適用するステップ。
− カプセル本体の基部及び/又は側壁の変形するステップであって、基部及び/又は側壁の一部が閉塞線に沿って抽出装置を受け入れるための部材と接触するステップ。
− 抽出装置からの液体の注入を用いて、抽出液をカプセル内に注入するステップ。
本発明は、添付の図面を参照して純粋に一例として提供する後続の記載を判読した後に、より良く理解されるであろう。
本発明の第1の実施態様に従ったカプセルの第1の変形を示す斜視図である。 図1のカプセルを示す縦断面図である。 図1のカプセルを示す正面図である。 部分的に開放された構造において抽出装置内に装着された図1のカプセルを示す縦断面図である。 閉塞された構造において抽出装置内に装着された図1のカプセルを示す縦断面図である。 第1の実施態様に従ったカプセルの第2の変形を示す縦断面図である。 第1の実施態様に従ったカプセルの第3の変形を示す縦断面図である。 閉塞構造において抽出装置内に装着された図6のカプセルを示す縦断面図である。 本発明の第2の実施態様に従ったカプセルの第1の変形を示す斜視図である。 図9のカプセルを示す縦断面図である。 図9のカプセルを示す背面図である。 図10の詳細印XIIを示す縦断面図である。 図10の詳細印XIIIを示す縦断面図である。 閉塞構造における第1の注出装置内に装着されるような図8のカプセルを示す縦断面図である。 図14と類似する縦断面図であり、閉塞構造における第2の注出装置内に装着されたカプセルを備える。 第2の実施態様に従ったカプセルの第2の変形を示す縦断面図である。 図16の詳細印XVIIを示す縦断面図である。 第2の実施態様に従ったカプセルの第3の変形を示す背面図である。 第2の実施態様に従ったカプセルの第4の変形を示す背面図である。 第2の実施態様に従ったカプセルの第5の変形を示す背面図である。 第2の実施態様に従ったカプセルの第6の変形を示す背面図である。 第2の実施態様に従ったカプセルの第7の変形を示す背面図である。
図1乃至3に提示する本発明の第1の実施態様に従ったカプセル1は、中空本体4と、出口膜蓋6とを含み、それらの両方で、飲料の準備のために物質(図示せず)を収容する内部チャンバ8を定める。
本体4は、概ねカップ形状の形態を有し、側壁10と、本体4の後方端部20を閉塞する基部(ベース)12と、本体4の開放前方端部22を取り囲む環状フランジ16とを含む。
本体4は一体的に一体形(one piece)として作製される。側壁10、基部12、及び環状フランジ16は、一体的に一体形として作製される。本体4は、空気及び水を透過しない材料、例えば、プラスチック材料、プラスチックに由来する材料、又は金属で作製される。
側壁10は、長手軸Xに沿って、基部12から本体4の前方端部22に延びる。
側壁10は、内部ショルダ(肩部)14を含む。内部ショルダ14は、径方向の平面内に延び、前に向かって向けられている。
側壁10は、長手軸Xについて実質的に回転的に切頭円錐形である。側壁10は、比較的可撓であり且つ基部12から延びる後方区画18と、比較的剛的であり且つ軸方向に後方区画18に延びる前方区画19とを含む。前方区画19は、軸方向に増大する厚みを有し、その厚みは、後方区画18の厚みよりも大きい。
基部12は、側壁10から内部に向かって径方向に内向きに延びる周辺領域23と、中央領域24とを有する。
周辺領域23は、丸められている。周辺領域23は、内部に向かって径方向に内向きに且つ側壁10から後に向かって軸方向に後方に延び、本体4の内部に向かって面する陥凹を有する。
中央領域24は、周辺領域23から本体4の内部に向かって軸方向に突出する環状リブ(rib)26を含む。環状リブ26は、後に向かって本体4の外部に開放する環状トレンチ(trench)28を定める。環状リブ26は、環状トレンチ28の底部から軸方向に突出する中空の中央スタッド30を定めると同時に、本体4の内部内に凹部を定める。
中央領域24は、加圧流体の影響の下で破壊するために設けられる少なくとも1つの弱化領域32を有する。弱化領域32は、例えば、中央領域24内に形成される圧痕によって定められる、例えば、中央領域24の減少した厚みの領域の形態において設けられる。
弱化領域32は、環状リブ26の壁内に及び/又は中央スタッド30上に設けられる。
例示の実施例において、環状リブ26は、周辺領域23から内部に向かって軸方向に延びる管状外側部分36と、中央スタッド30の横面を定める管状内側部分34と、管状リブ26に実質的に「U」形状の断面をもたらしながら外側部分36と内側部分34との間に径方向に延びる底部分38とを含む。
図2に示すように、弱化領域32は、減少した厚みの領域の形態において底部分38内に並びに中央スタッド30内に設けられる。
ある変形として、中央領域24は、中央スタッド30における弱化領域32がない。ある変形として或いは任意的に、環状リブ26は、外側部分36内に及び/又は内側部分34内に弱化領域32を有する。
環状リブ26の形状によって図2と異なる他の可能な変形において、外側部分36及び内側部分34は、実質的に「V」形状の断面をもたらすことによって収束する。この場合には、弱化領域32を外側部分36、内側部分34、及び/又は中央スタッド30に設け得る。
図2に示すように、環状トレンチ28は、好ましくは、環状リブ26と周辺領域23との間の交差部で面取りされた、角度的な外側縁部44を有する。外側縁部44は、カプセル1の後方端部20を定める。中央スタッド30は、外側縁部44に対して本体4の内部に向かって軸方向に後退させられている。
周辺領域23は、外側縁部44を増強(reinforce)するために、外側縁部44に沿って過剰な増強厚みを有するのが好ましい。周辺領域23は、例えば、側壁10から外側縁部44に向かって増大する厚みを有する。
内部ショルダ14は環状であり、側壁10から本体4の内部に向かって径方向に突出する。内部ショルダ14は、本体4の前方端部22及び環状フランジ16に対して本体4の内部に向かって軸方向に後退させられている。
膜蓋6は、膜蓋6が本体4の前方端部22に対して軸方向に本体4の内部に向かう後退位置において配置されるような方法において、その周辺の傍で内側ショルダ14に固定されている。膜蓋6は、好ましくは、1mmよりも大きい距離だけ本体4の前方端部22から後退させられる。
膜蓋6は、本体4の前方端部22を閉塞する。
膜蓋6は、加圧流体が通るのを許容するが内部チャンバ8内の物質を保持するのに適切である出口フィルタ49を含む。フィルタ49は、多孔性フィルタ紙、織物プラスチック材料、又は穿孔付きプラスチックフィルムで作製される。
膜蓋6は、フィルタ49を裏打ちする空気及び水を透過しない膜50を更に含む。膜が液体の圧力の効果だけで引き裂かれる傾向を有することを保証するために、膜50は、弱化線52を有する。図1及び図3に示す実施例において、弱化線52は、十字形を形成する。代替例において、弱化線52は、円、円弧、又は膜50の最適な引裂きを可能にする他の適切な形態を形成する。
フィルタ49は、内部チャンバ8と膜50との間に位置付けられる。フィルタ49及び膜50は、互いに接合される。フィルタ49及び膜50は、例えば、複雑な二層フィルムの形態にある。
環状フランジ16は、側壁10から外部に向かって径方向に外向きに延びている。環状フランジ16は、本体4の前方端部22を定める。環状フランジ16は、自由縁部領域54を有する。それは如何なる変形可能な隆起(raised)不透過部材又は挿入(inserted)不透過部材をも支持しない。図1乃至3に示すように、環状フランジ16は、実質的に平面的である。
図4及び5に示すように、カプセル1を抽出装置350内に配置することが意図される。
抽出装置350は、カプセル1を受け入れるために設計されるハウジング空洞353を定める中空の受入れ部材352と、支持体354とを含む。抽出装置350は、カプセル1を受入れ部材252内に導入するよう受入れ部材352及び支持体354が手動で互いに分離させられる開放構造と、抽出液をカプセル1内に注入するために受入れ部材352及び支持体354が手動で互いに近接させられる図5に示す閉塞位置との間で操作されるのに適している。図4において、抽出装置350は、中間構造において示されおり、中間構造において、抽出装置350は部分的に開放されているが、カプセル1の導入を許容するには不十分な開放である。
ハウジング空洞353は、内側側面360と、ハウジング空洞基部370と、抽出液開口をハウジング空洞基部370に供給する、実質的に中心化された管路(conduit)372と、カプセル1を導入する開口376とを有する。
内側側面360は、長手軸Yについて回転対称である。図示の実施例において、内側側面360は、実質的に切頭円錐形である。カプセル1が抽出装置350内に配置されるとき、カプセル1の長手軸Xとハウジング空洞353の長手軸Yとは、実質的に一致する。
受入れ部材352は、開口376を取り囲む環状リム(環状縁)380を有する。
カプセル1が、抽出装置350の閉塞構造において、好ましくは環状トレンチ28の外側縁部44に沿う周辺領域23上に定められる閉塞環状接触線122に沿って、環状フランジ16によって支持体354に対して並びにその基部12によってハウジング空洞基部370に対して支持されるために、カプセル1は、十分な軸長を有する。
基部12とハウジング空洞基部370との間の十分な接触を保証するために、カプセル1は、軸方向の圧縮力Fの影響の下で弾性的に変形するように構成されるのが有利である。
任意的に、閉塞環状接触線に沿うハウジング空洞基部370の側面360との追加的な接触128を保証するために、カプセル1は、軸方向の圧縮力Fの影響の下で、カプセル1のベース12及び/又は側壁10の少なくとも1つの環状ゾーン130が外部に向かって軸方向に外向きに膨張するように構成される。
抽出装置350によるカプセル1の注出プロセスを今や記載する。
先ず、開放構造にある抽出装置350内にカプセル1を配置し、次に、閉塞構造において移動するよう抽出装置350を操作する。
閉塞構造への上記移動中、カプセル1は、その環状フランジ16によって支持体354に対して支持され、次に、受入れ部材352は、カプセル1の基部12を軸方向に圧迫するので、接触122が創成され、本体4は、抽出装置350の受入れ部材352との接触128が創成されるような方法において全体的に変形される。
抽出装置350が閉塞構造になるや否や、抽出液が管路372を通じて加圧下で注入される。抽出流体の圧力の影響の下で、基部12の中央領域24の弱化領域32は破裂し、抽出液がカプセル1内に入る。
次に、カプセル1内の流体圧力は増大し、この圧力の影響の下で、出口膜50が裂ける。次に、流体は、膜蓋6を通過し且つフィルタ49によって濾過されることによってカプセル1の外に漏れ出る。
本発明の故に、環状リブによって増強された基部は、カプセル本体を比較的可能で変形可能な材料で製造することを可能にし、基部が流体圧力の影響の下でカプセルの内部に向かって崩壊することはない。基部の凸面は、より大量の物質をカプセル内に装填することを可能にする大きなチャンバ容積を備える、耐久性があり且つ弾性的に変形可能な基部を定めることを可能にする。外側表面に環状トレンチを定める環状リブは、カプセル内への抽出液の注入の向上を可能にする。環状フランジの存在は、抽出装置の支持の下でカプセルの安定性を増大する。
カプセルは、その基部が空気及び水を透過しないカップ形状本体を有し、本体は、空気及び水を透過しない膜によって閉塞される。カプセルの不透過性は、物質が空気及び湿分から保護し且つ隔離し続けることを可能にする。膜蓋は加圧下の流体の影響の下で裂ける膜を有し、それによって、良好な品質の抽出を得るために有益な遅延効果を伴って、所定の圧力レベルから膜蓋の適切な開放を可能にする。本体の内部に向かって軸方向に後退させられる膜蓋は、膜の開放前に抽出装置の支持体との如何なる接触(interference)をも回避させ、それによって、カプセルの制御された開放を可能にする。フィルタと組み合わせられた膜は、物質をカプセル内側に効果的に保持して、満足の行く圧力条件の下での物質の抽出を保証することを可能にする。複雑なフィルム(film)の形態において提供される膜(membrane)は、低コストでのカプセルの製造を容易化する。
図6及び図7に例示するカプセルの変形は、環状フランジ16の縁部領域54がカプセル1の前に向かって傾斜している点において、図1乃至3に示すものと異なる。図6に示すように、環状フランジ16は、カプセル1の前に向かって前方に湾曲している。図7に示すように、環状フランジ16は、前に向かって切頭円錐形状にフレアしている(広がっている)。
図8及び図9に例示するように、抽出装置350の閉塞中、支持体354によって加えられる押圧力の影響の下で、環状フランジ16は、平坦化によって変形される。
そのような環状フランジ16は、抽出装置350の閉塞時に、抽出装置350の閉塞を可能にするために変形可能でありながらカプセル1の基部12とハウジング空洞基部370との間の接触122を保証し且つ強化(strengthen)することを可能にする。
図9乃至21に示す本発明の第2の実施態様に従ったカプセル1000は、図9及び図10に示すように、中空の本体4と、出口膜蓋1006とを含み、それらの両方で、飲料の準備のために物質(図示せず)を収容する内部チャンバ1008を定める。
本体1004は、概ねカップ形状の形態を有し、空気及び水を透過しない。本体1004は、外側側壁1010と、本体1004の後方端部1020を閉塞するベース1012と、本体1004の開放前方端部1022を取り囲む環状フランジ1016とを含む。
外側側壁1010及び基部1012は、一体的に一体形として形成され、空気及び水を透過しない第1のプラスチック材料で作製される。第1のプラスチック材料は、カプセル1000内に収容される物質に関連するインサートであるよう選択される。第1のプラスチック材料は半透明であり、物質中の色の拡散を回避するために質量内で着色されないのが好ましい。典型的には、第2のプラスチック材料は、ポリアミドである。ポリアミドは食物と干渉せず、空気及び水に対する高性能障壁を効果的に構成する。
環状フランジ1016は、第1のプラスチック材料とは異なる第2のプラスチック材料で構成されるのが好ましい。第2のプラスチック材料は、低コスト材料であるよう選択されるのが好ましい。後者は物質と接触せず、物質に対するその特性は、第2のプラスチック材料の選択に考慮されない。典型的には、第2のプラスチック材料は、ポリウレタンである。ポリウレタンは、安価な材料である。
第1及び第2のプラスチック材料は融和性材料である、換言すれば、互いとの重合に適した材料であるのが好ましい。
よって、カプセル1000をアンカに製造することが可能である。これらのカプセルは極めて大量に製造されることが意図され、それは実質的な節約を得ることを可能にする。
第2のプラスチック材料は、質量(mass)内で着色されるのが好ましい。よって、異なって着色することが可能であり、カプセル1000のフランジ1016は、第1の物質を収容するカプセル1000を第1の物質と異なる第2の物質を収容する他のカプセル1000から容易に区別するような方法において、様々な物質を収容する。
外側側壁1010は、長手軸Xに沿って基部1012から本体1004の前方端部1022まで延びる。
外側側壁1010は、長手軸Xについて実質的に回転的に切頭円錐形である。外側側壁1010は、剛的である。外側側壁1010は、内部チャンバ1008に面するよう向けられる内側表面1010aと、内側表面1010aと反対側の外側表面1010bとを有する。
基部1012は、周辺領域1023と、中央領域1024とを含む。
周辺領域1023は、剛的である。周辺領域1023は丸められ、内部に向かって径方向に内向きに並びに外側側壁1010から軸方向に後に向かって延び、本体1004の内部に向かって面する凹面を有する。よって、周辺領域1023は、外側側壁1010から本体1004の後方端部1020まで延びる。後方端部1020は、典型的には、閉塞線、例えば、円である。
中央領域1024は、周辺領域1023から内部チャンバ1008の内部に向かって軸方向に戻る。よって、中央領域1024は、基部1012内に、本体1004の外部上の凹部1028を定める。
中央領域1024は、周辺領域1023から内部チャンバ1008の内部に向かって軸方向に延びる管状外側部分1036と、外部部分1036の内側端部から内部に向かって径方向に延び且つ凹部1028を閉塞する底部分1038と、底部分1038から外部に向かって外向きに突出する中央内側部分1034とを含む。
内側部分1034は、凹部1028内に中空の中央スタッド1030を定める。よって、内側部分1034は、環状の形状を有する。外側部分1036、底部分1038、及び内側部分1034は、中央領域1024内に環状リブ1026を定める。
底部分1038は、加圧下の流体の影響の下で破裂するように設けられる少なくとも1つの弱化領域1032を含む。弱化領域又は各弱化領域は、1〜3バール(bar)の間に加圧される流体の圧力で破裂するように設けられる。
弱化領域又は各弱化領域1032は、例えば、図12に示すように、減少した厚みの領域の形態において提供される。弱化領域又は各弱化領域1032が破壊されない限り、基部1012、及び、拡張によって、本体1004全体は、空気及び液体を透過しない。
図11に例示する実施例において、弱化領域は、底部分1038と外側部分1036との間の交差部で、底部分1038の周辺において定められる。弱化の領域は、円弧の形状にある。円弧は、少なくとも270°に亘って延在するのが好ましい。
内側部分1034の形状は、凹部1028内に存在する圧力の下の液体によって生成される軸方向の剪断力を決定する。
図9乃至15中の実施態様において、内側部分1034は、切頭円錐形状を有し、それはカプセル1000の後から前に向かって広がり、外部に向かって外向きに突出する。
代替的に、内側部分1034は、径方向平面内に延びる。凹部1028内に存在する流体の決定圧力で、平面的な内側部分1034は、外部に向かって突出する内側部分よりも高い剪断力を誘発する。
本体1004も、外側側壁1010の移動(シフト)のための長手方向リブ1042と、基部1012の移動(シフト)のための径方向リブ1044とを含む。
各長手方向リブ1042は、外側側壁1010に沿って、好ましくは、図示するように、内側表面1010aに沿って、長手方向に延びる。よって、長手方向リブは、加圧流体と内部チャンバ1008内に収容される物質との間の乳濁(エマルジョン)を促進するように構成される。ある変形として、各長手方向リブ1042は、外側表面1010bに沿って延びる。
各径方向リブ1044は、外側部分1036と周辺領域1023との間に径方向に延びる。径方向リブ1044は基部12を剛性化(stiffen)し、よって、弱化領域又は各弱化領域1032に直接的に対する加圧流体の圧力によって誘発される剪断力の生成を促進する。図10乃至15に示す実施例において、各径方向リブ1044は、長手方向リブ1042の延長として延びている。
環状フランジ1016は、外側側壁1010の外側表面1010bから、環状内側リム1046から環状外側リム1048まで、外部に向かって径方向に外向きに延びている。環状フランジ1016は、本体1004の前方端部1022を定める。環状フランジ1016は、如何なる変形可能である隆起不透過部材又は挿入不透過部材をも支持しない。外側環状リム1048は自由である。
図13に示す詳細から認識し得るように、外側側壁1010の外側表面1010bは、本体1004の前方端部1022の近傍において、ショルダ1050と、外側側壁1010で環状フランジ1016に接続する溝1052とを定める。
ショルダ1050は、前方端部1022に対して後に向かって後退させられている。ショルダ1050は、内側端部1054と外側端部1056との間で、前方端部1022と平行に径方向に延びている。
溝1052は、ショルダ1050内に形成され、ショルダ1050の内側端部1054から後に向かって長手方向に突出している。
環状フランジ1016は、溝1052内に環状リム1046から長手方向に突出する環状突起1058を含む。突起1058は、外側側壁1010への環状フランジ1016の接続を強化するよう、溝1052と協働する。
よって、外側側壁1010の一部が環状フランジ1016と内部チャンバ1008との間に延び、それによって、それは物質が第2の材料と接触するようになるのを防止する。
図1に戻ると、膜蓋1006は、その周辺の傍で、外側側壁1010に並びに環状フランジ1016上に取り付けられる。よって、膜蓋1006は、本体1004の前方端部1022を閉塞する。
膜蓋1006は、外側フィルタ1060を含み、外側フィルタ1060は、加圧流体が通るのを許容するが、内部チャンバ1008内に収容される物質を保持するのに適している。フィルタ1060は、多孔性フィルタ紙、織物プラスチック材料、又は穿孔付きプラスチックフィルムで作製される。フィルタ1060は、図示するように、前方端部1022から内部チャンバ1008に向かう後退位置にあり、その周辺で外側側壁1010の内側表面1010aに固定されるのが好ましい。フィルタ1060は、例えば、1〜1.5mmの間の距離だけ前方端部1022に対して後退させられる。
膜蓋1006は、フィルタ1060を裏打ちする空気及び水を透過しない膜1062を更に含む。膜1062は、環状フランジ1016に固定される、例えば、溶接される。膜1062は、本体1004の前方端部1022に沿って延びる。膜1062は、物質の酸化を回避するような方法において、不活性環境において物質を維持することを可能にする。
膜1062は、剥離可能である、換言すれば、膜1062を本体1004から容易に取り外し得る。この目的のために、抽出装置内でのカプセル1000の使用前に使用者が膜1062を容易に取り外し得るよう、膜1062は、環状フランジ1016から外部に向かって径方向に延びるタブ1064を含む。
任意的に、膜1062が液体の圧力の影響のみの下で引裂き可能であるように、膜1062は、弱化線(図示せず)を有する。よって、抽出装置内にカプセル1000を挿入する前に膜1062を取り外すのを使用者が失念した場合において、抽出装置への損傷を伴わずに、抽出を普通に遂行し得る。
フィルタ1060は、内部チャンバ1008と膜1062との間に位置付けられる。フィルタ1060と膜1062との間の空間は、不活性ガス、典型的には、窒素で充填されるのが好ましい。
カプセル1000は、飲料抽出装置1100内に挿入されて図14に示されている。この抽出装置1100は、上述した抽出装置350と類似している。類似の素子は同じ参照番号によって指し示されている。カプセル1000は、抽出装置1100が閉塞構造にあるときに、環状縁部380が環状フランジ1016と接触するように構成されている。
抽出装置1100のある変形が図15に示されている。図面では、抽出液を供給するための管路372が長手軸Yに対して径方向に偏心しているのが観察されるであろう。よって、カプセル1000は、飲料抽出装置内で使用されるようにも構成され、その場合には、受入れハウジング空洞353内への加圧液体の到達は、ハウジング空洞353の中心で起こらない。
カプセル1000のある変形が、図16及び図17に提示されている。
この変形において、内側部分1034は、凹面が本体1004の内部に向かって向けられた状態の半球形の形態を有する。この形状は、切頭円錐形状を有する内側部分1034の場合において、弱化領域1032の破裂をより高い圧力で許容するように構成される。
環状フランジ1016は、外側側壁1010の外側表面1010bに接続されず、外側側壁1010の前方環状面1066に接続されている。環状の前面1066は、後に向かって長手方向に突出する溝1068を定め、環状リム1058の突起1016は、外側側壁1010との環状リム1016の接続を強化するために、溝1068と協働する。
外側側壁1010の内側表面1010aは、径方向の平面内に延び且つ前に向かって向けられる環状内部ショルダ1070を定める。環状内部ショルダ1070は、本体1004の前方端部1022及び環状フランジ1016に対して本体1004の内部に向かって軸方向に後退させられている。内部ショルダ1070は、膜蓋1006を支持するよう構成される。
環状内部ショルダ1070は、前方環状面1066に対して後退させられ、よって、物質は環状フランジ1016を形成する第2の材料と接触しない。
同様に、第1の実施態様におけるように、膜蓋1006は、フィルタ1060と膜1062とを含む複雑な二層フィルムによって形成される。この複雑なフィルムは、膜蓋1006が本体1004の前方端部1022に対して軸方向に本体1004の内部に向かう後退位置にあるよう、その周辺で内側ショルダ1070に固定される。膜蓋1006は、1mmよりも大きい距離だけ本体1004の前方端部1022に対して後退させられる。
カプセル1000の他の変形が、図18乃至図22に示されている。
図18に示す変形において、底部分1038は、複数の弱化領域1032を含み、各弱化領域1032は、十字形を形成するような方法において交差する2つの弱化線によって形成される。図示の実施例において、弱化領域1032の数は4つである。ある変形として、弱化領域1032の数は異なる。
図19に示す変形において、底部分1038は、複数の弱化領域1032を含み、各弱化領域1032は、閉塞した円形の弱化線によって形成され、各弱化線は、内側部分1034を含まないディスクを境界付ける。図示の実施例において、弱化領域1032の数は3つである。ある変形として、弱化領域の数は異なる。
図20に示す変形において、底部分1038は、2つの弱化領域1032を含み、各弱化領域1032は、波形の半円の形状を有し、外側部分1036との交差部に沿って、底部分1038の周辺に延びている。
基部12は、中央領域1024を強化するために、2つのリブ1080を更に含む。各リブ1080は、管状部分1026と周辺リム1030との間で長手方向に延びている。各リブ1080は、2つの弱化領域1034の間に介装されている。よって、図示の実施例において、リブ1080は、互いに対角的に対向している。
これらのリブ1080は、抽出装置1100内の基部1012に対する圧力の下で流体によって加えられる力に起因する剪断力を弱化領域1034の上に集中させるよう構成されている。
図21に示す変形において、底部分1038は、3つの弱化領域1032を含み、各弱化領域1032は、より長い側が外側部分1036に沿って延びる三日月を境界付ける閉塞線によって形成されている。
基部1012は、中央領域1024を増強するためにリブ1080も含む。ここにはこれらのリブ1080のうちの3つが存在し、各リブ1080は、2つの弱化領域1032によって挟装されている。
最後に、図22に示す変形において、底部分1038は、外側部分1036に沿って延びる閉塞円形によって構成される1つの単一の弱化領域1032を含む。
図10を参照して、カプセル1000を製造する方法を簡潔に記載する。
第1のステップとして、第1のプラスチック材料を鋳造して、例えば、型内に射出して、基部1012及び外側側壁1010を形成する。次に、第2のステップとして、次に、環状フランジ1016を形成するような方法において、第2のプラスチック材料を型内に鋳込む。
第1及び第2のプラスチック材料は融和性材料であるので、それらは化学的に結合する。具体的には、第2の材料中への第1の材料の分子の一部の拡散が起こり、その逆も起こる。よって、薄層の形成が起こり、そこでは、2つの材料が混合され、よって、2つの材料は互いに密接に連結(リンク)され合う。
本発明の故に、物質と接触するカプセルの本体の部分は、その物質に対して不活性である材料で形成され、それによって、それはその物質を最適な条件の下に維持することを可能にし、酸化による或いはその物質と接触する材料内に含まれる有毒成分による劣化の危険性はない。
更に、第1のプラスチック材料が質量中で着色されないという事実は、カプセルからその物質への有害成分の移動の可能性を低減することを保証する。
最後に、環状フランジのために第2の材料を使用するという事実は、カプセルを製造するコストの削減を保証し、加えて、第2の材料の着色を通じて、カプセルのチャンバ内に収容される物質の容易な特定を可能にするが、その物質への色素の移動の危険性はなく、その物質は第2の材料と接触しない。
上記に提供する記載は如何様にも限定的ではないこと、並びに、本発明の範囲から逸脱することなく、異なる変形及び異なる実施態様の特徴的な機能を互いに組み合わせ得ることが留意されなければならない。

Claims (18)

  1. カップ形状の形態の本体と、膜蓋とを含み、これら両方で、飲料の準備のために物質を収容するチャンバを定め、前記本体は、実質的に切頭円錐形の外側側壁と、該外側側壁と一体的に一体形として形成され且つ前記本体の後方端部で前記外側側壁を閉塞する基部とを含み、前記膜蓋は、前記本体の前方端部で前記外側側壁を閉塞する種類の、加圧下の飲料の抽出のためのカプセルであって、
    当該カプセルは、加圧下の抽出液が前記基部を通じて当該カプセル内に入り且つ前記膜蓋を通じて当該カプセルから出るような方法において抽出装置内に配置されるように構成され、
    前記基部は、前記本体の前記後方端部を定める周辺領域によって、並びに、前記後方端部に対して当該カプセルの内部に向かって戻ると同時に前記本体の外部上に凹部を定める中央領域によって形成され、
    該中央領域は、加圧液体の圧力の下で少なくとも部分的に破裂するよう意図される少なくとも1つの弱化領域を含むことを特徴とする、
    カプセル。
  2. 前記中央領域は、底部分と、該底部分から外部に向かって突出する中央スタッドとを含むことを特徴とする、請求項1に記載のカプセル。
  3. 前記中央領域は、前記本体の内部に向かって突出する環状リブを含み、前記凹部は、前記本体の外部上の環状トレンチの形状を有することを特徴とする、請求項2に記載のカプセル。
  4. 前記中央領域は、前記凹部を軸方向において閉塞する平坦な底部分を含むことを特徴とする、請求項1に記載のカプセル。
  5. 前記弱化領域又は各弱化領域は、前記底部分に形成される、請求項2乃至4のうちのいずれか1項に記載のカプセル。
  6. 前記中央領域は、前記周辺領域から前記チャンバの内部に向かって軸方向に延びる環状の外側部分を含み、前記又は各弱化領域は、前記底部分と前記外側部分との間の交差部に形成されることを特徴とする、請求項5に記載のカプセル。
  7. 前記基部は、前記中央領域を増強するための少なくとも1つのリブを含むことを特徴とする、請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載のカプセル。
  8. 前記本体は、前記周辺領域を剛性化するための少なくとも1つの径方向リブを含むことを特徴とする、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載のカプセル。
  9. 前記又は各弱化領域の破裂前に、前記本体の前記基部及び前記外側側壁は、空気及び液体を透過しないことを特徴とする、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載のカプセル。
  10. 前記中央スタッドは、切頭円錐形状を有することを特徴とする、請求項2又は3に記載のカプセル。
  11. 前記中央スタッドは、半球形状を有することを特徴とする、請求項2又は3に記載のカプセル。
  12. 前記膜蓋は、フィルタと、膜とを含むことを特徴とする、請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載のカプセル。
  13. 前記フィルタは、前記本体の前記前方端部から前記チャンバに向かって後退させられ、前記膜は、前記前方端部に沿って延在することを特徴とする、請求項12に記載のカプセル。
  14. 前記フィルタと前記膜との間の空間は、窒素で充填されることを特徴とする、請求項13に記載のカプセル。
  15. 前記膜は、剥離可能であることを特徴とする、請求項12乃至14のうちのいずれか1項に記載のカプセル。
  16. 前記外側側壁及び前記基部は、第1のプラスチック材料で形成されること、並びに、前記本体は、前記外側側壁から外部に向かって径方向に外向きに延び且つ前記本体の前記前方端部を定める環状フランジ(16,1016)を含み、該環状フランジは、前記第1のプラスチック材料と異なる第2のプラスチック材料で形成されることを特徴とする、請求項1乃至15のうちのいずれか1項に記載のカプセル。
  17. 前記又は各弱化領域は、1〜3バールの間まで加圧される液体の圧力から破裂するように構成されることを特徴とする、請求項1乃至16のうちのいずれか1項に記載のカプセル。
  18. 請求項1乃至17のうちのいずれか1項に記載のカプセルと、抽出装置とを含み、該抽出装置は、前記カプセルを受け入れるために設計されるハウジング空洞と、支持体と、加圧抽出液を供給するための管路とを有する、システム。
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