JP2005538787A - 泡立ち液体食品を用意するための方法、装置およびカプセル - Google Patents

泡立ち液体食品を用意するための方法、装置およびカプセル Download PDF

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Abstract

本発明は、所定用量の食品可溶性物質と、カプセルに入る水の流れが横断通過するようになっている入口側22と、カプセルを出る飲料の流れが横断通過するようになっている排出側21とを有するカプセル2から泡立ち液体食品を用意するための装置1であって、カプセルの中に水を供給するための水供給手段32と、可溶性物質が完全に水と混合して、カプセル内に気体を拘束して、泡立ち飲料を注出することができるように、カプセル内に圧力を維持するように排出側に対して係合するようになっている飲料・泡調整手段12とを有する装置1に関する。また、本発明は、液体食品を用意するためのカプセルに関する。

Description

本発明は、乾燥食品物質を入れたカプセルから液体食品を用意することに係わり、具体的には、予め定量化されたカプセル内の可溶性粉体と希釈液を混合して得られる、表面泡を有する熱い飲料等の泡立ち液体食品を用意するための方法に関するものである。本発明は、斯かる方法に適する装置に関するものでもある。さらに、本発明は、斯かる方法に適する予め定量化されたカプセルに関するものでもある。
調合機械で用意されるエスプレッソ、カプチーノ、ラッテなどの泡立ち飲料がますます普及しつつある。予め定量化されたカプセルから、斯かる製品を用意する方法も周知である。コーヒー・ベースの飲料を用意するために、コーヒー等の、予め計量され予め包装された部分を使用するという原理は、飲料の調合を容易にすると共に、同じ調合条件(調量、温度、圧力、時間など)について飲料の用量毎の品質と強度を確実に一定に維持するという長所を有する。これはまた、更なる便利さをユーザーに提供する。通常、カプセルは、特殊なコーヒー型機械の漏れのない囲いの中に置かれ、加圧状態で、熱水がカプセルに通される。カプセルの下側は、圧力を増すことで孔があき、抽出された液体を放出する。炒って砕いた粉体をカプセル中で使用することは、高品質のコーヒー入りカップを作るために商業化されている。
EP−0512470−B1に、水と空気の混合物が圧力1〜20バールでカートリッジ内に注入されて抽出面を変形させる、カートリッジ・ホルダにおける密封カートリッジの抽出方法が記載されている。カートリッジの前記抽出面が、凸状要素と凹状要素とを含むカートリッジ・ホルダの凸状表面に対して変形せしめられ、破壊応力に達すると複数の凸状要素および/または複数の凹状要素位置で破れて、圧力1〜20バールでコーヒーが抽出された後に、液体の排出が可能になる。
この方法は、炒って挽いてあるコーヒーなどの抽出可能で不溶性物質から飲料液体を抽出するためには非常に有効であることがわかっている。製品はカートリッジ内で溶解しないので、材料床は上昇した内部抵抗を維持し、さらにカートリッジ内に水が入るため、比較的高い範囲にまで圧力が上昇する傾向がある。高い圧力、温度、および抽出時間の組合せは、抽出面が破れてカップ内に抽出液を放出できるようになるまで、コーヒー床から上質の芳香化合物を抽出するために重要である。
可溶性製品については、水は固体およびコーヒー芳香化合物を抽出する働きはしないが、すべての固体を溶解すると想定される。固体の希釈は本質的に、カプセルの中で十分に時間をかけて完全に希釈されるまで徹底的に混合することによって得られる。更に、混合は、カップの中に放出することによってうまく泡またはあぶくを形成するように十分な空気を取り込み拘束して実施する必要がある。可溶性粉体の泡発生は複雑で、カプセルを通る溶液の物理的放出条件に依存することもある。これらの物理的条件には、作り出されるせん断レベルおよび開口部を通る圧力放出が含まれる。圧力の高まりと放出のタイミングも、十分な混合と溶液内への空気の拘束を達成するために選択される。問題は、液体がカプセル内に入り始めたときに粉体が溶解し始め、溶液が出てゆく傾向のあることである。カプセル内の固体含有量が減少するため、これに比例して、カプセル内で粉体によって作り出される抵抗が低下する。この結果、十分な混合が実施されることなく、過度に急速に過度に低い圧力でカプセルから溶液が出てゆく傾向がある。混合が不十分であるため、供給された溶液中に塊が形成されることもあり、拘束される空気量が不十分で、結果として形成される泡の量は少ない。
Stasseによる米国特許第3292527号は、飲み物または飲料を装置の基本部材に接触させることなく、各種飲み物または飲料を次々に注出するようにした装置とカートリッジに関するものである。カートリッジは微細な可溶性粉体を入れてもよく、オリフィスを通る流出を遅延させることができる圧力低下を作り出す孔開き底側部を有する。この様な孔開き構成はそれ自体、小さい場合でも、十分なせん断を生じさせず、適切にホイップしたまたは泡立てた飲料を作ることができるように十分な圧力を内部に維持しない。
Fond氏によるEP−0468080は、カートリッジが抽出された液体を広い表面に沿って分配するための開孔付き底側部を有する、炒って挽いてあるコーヒー用のカートリッジの抽出方法に関するものである。この方法は炒って挽いてあるコーヒーのためであるが、米国特許第3292527号と同じ理由でインスタント・コーヒー粉などの可溶性粉体には正しく適用されないはずである。
Halliday氏によるWO 01/58786は、低圧で動作する機械において「エスプレッソ」タイプのホイップ(強く掻き回す処理)した飲料を準備するためのカートリッジに係わり、このカートリッジは、出口の前または出口における飲料流路中に、飲料ジェットを生じさせるための手段と、少なくとも1つの出口と、飲料ジェットの圧力低下を発生してこれにより使用中に空気入口からの空気を複数の小さな気泡として飲料の中に組み込む手段とを内蔵することを特徴とする。カートリッジ内の低圧が原因で、特定の空気入口によって空気を加えなければならない。この種のカートリッジは特に多くの部品を必然的に含み、従って手の込んだ複雑なものになり、製造費が高くなる。
カプセル型システムからすぐれたホイップ特性または泡特性が得られ、システムのために可溶性食品の実質的に完全な溶解と大量の泡を発生することができる比較的単純で低コストのカートリッジを有する、コーヒー・ベース製品などの食品液体を作るためのシステムが必要とされている。
この必要性は本発明によって満たされる。本発明は、予め計量された用量の可溶性食品物質を入れたカプセル、即ち「予め定量化された」カプセルから泡立ち液体食品を準備するための装置に関する。この装置のために計画されたカプセルは、カプセルに入る水の流れが横切るようになっている入口側と、カプセルを出る飲料の流れが横切るようになっている排出側とを有する。この装置は、カプセルの中に水を供給するための水供給部を含む。水は入口側を通って供給され、カプセルの中で可溶性物質と混合し、飲料は排出側を通って配送される。飲料・泡調整器が、飲料を放出するためにカプセルを開き、カプセル内に圧力を維持するために排出側に対して係合するようになっており、こうして可溶性物質は完全に水と混合して、カプセル内に気体を拘束して、泡立ち飲料を注出することができる。
従って、完全な溶解と泡の形成は、カプセル内に圧力を維持し、飲料の放出を制御することができる係合部材によって支援される。本発明のシステムは、完全な混合が得られて十分な気体が混合物に中に拘束されるまでカプセルの中に飲料を保持し、完全な混合のために、部分的に溶解した物質の早過ぎる放出を防止する。この様な効果を物理的に達成するために、液体泡調節器は、カプセルの排出表面のある一定区域との密な表面接触を作り出すようにした少なくとも1つの係合表面を備えている。この結果、排出側を通る飲料の十分に遅い排出が起り、これは完全な溶解と泡の発生のためになる。
係合表面は、係合表面と排出側の表面領域との間の密な嵌合を行うことによって排出表面の表面領域に順応するようになった凸形状であることが好ましい。密な嵌合は、カプセル内部で圧力が到達して維持されるように流れ抵抗を確証する。
凸形状は、排出側の表面領域に沿って内向きの変形を形成するようになっていることが好ましい。この様な変形から結果的に得られるように、係合表面と排出側との間の接触は改善されて更に密になり、その結果カプセル内部の製品を完全な溶解と効果的な気体拘束に向けて、よりすぐれた混合を達成するまで維持することができる。カプセル内部に生じる比較的高い内圧によって、気体を液体などの溶解した形と小さな気泡状態などの気体の形との、両方の状態で拘束することができる。
係合表面は、カプセルの排出側の前記係合された表面領域と装置の係合表面との間に実質的な引き裂きを生じさせることなく、表面領域に沿って排出側に係合することが好ましい。特に開口部材の直接周囲の区域外側に、係合表面による実質的な引き裂きがないという利点は、排出表面と係合表面との間の接触を維持することができ、飲料の放出を正しく遅らせることができるという点に帰する。従って、係合表面は排出側の引き裂きを回避するために角張った輪郭ではなく膨出輪郭を有することが好ましい。この輪郭はドーム形の膨出表面であることが好ましく、接線からドームの基部またはカプセルの軸に直角な平面まで測定して角度5〜45度であることが好ましい。係合表面は排出側の十分に大きな区域に沿って係合し、無制御様式で飲料の放出を引き起こすカプセルの不意の引き裂きという危険性がなく、飲料の放出を適正に制御しなければならない。係合表面はカプセルの排出側全体の少なくとも30%の表面領域が変形するようになっていることが好ましく、50〜90%であることは更に好ましい。
開口部材の開放を更によく制御するために、係合表面とは異なる装置の開口部材が備えられていることが好ましい。開口部材はカプセルの排出側と係合し、カプセルの中に、飲料をカプセルから放出させることができる開口部を形成する。従って、開口部材機能は圧力維持機能とは別に実施され、放出の更に正確な制御を確証する。従って、カプセル内部に製品を適正に保持しながら排出開口部のサイズを制限できるように、接触表面を広くすることができる。限られたサイズの開口部は、開口部を横切る流れのせん断を増進し、この結果カップ内でよりすぐれた泡を発生させるのに役立つ。
第1実施形態では、開口部材は、カプセルの排出側に孔を開けるようになっている孔あけ部材を含む。孔あけ部材は少なくとも1つの切削刃、ピン、または排出側の材料の正確な位置点に孔あけするその他の部材であってもよい。いくつかの孔あけ点を考えることもできるが、これまでに行った多くのテストの結果によれば1つで十分なようである。
ある代替実施形態では、装置は切込みを入れたカプセルを開くようにもなっている。このために、開口部材は切込みを入れたゲートによって開くようにした指状部材を含んでもよく、指状部材はカプセルの切込みを入れたゲートの開口を強制するようになっている。
カプセルは、内部底側に係合表面と開口部材とを含むカップ状のカプセル・ホルダの中に受け入れられることが好ましい。
好ましい一実施形態では、液体泡調節器の係合表面は開口部材の周りに配置されている。この結果、カプセルにおける開口部から出る流出は、開口部を囲む係合表面によってある程度制限される。生じた制限は又、カプセル内に製品をより長く保持するため、および開口部から流出する飲料に追加のせん断応力を発生させるためにも効率的に関与する。
放出と更なるせん断応力のより良き制御を、液体泡調節器の係合表面が液体混合物のために制限された通路を有するときに、実施することができる。制限された通路は、チャネル、係合表面の上に設けられたかまたは係合表面の比較的高い固有の粗度によって得られた波形部、またはこれらの組合せであることが好ましい。
表面係合部材の凹部において、開口部の出口にリザーバを置くことも好ましい。リザーバは開口部材と係合表面との間に分離部を作る。これは又、液体が正しくカプセルを出てカプセルに入るためのある隙間も提供する。この機能は、液体のための緩衝室を形成すること、およびカプセルの箔片切断を防止して制限された通路(即ちチャネル、波形部など)を塞ぐことである。開口部材は、カプセルが係合表面に沿ってリザーバの中で変形すると開口が実施されるように、リザーバの底部から突き出ることが好ましい。
水は、少なくとも1つの針状の注水器によって入口側を孔あけすることによってカプセルの内側に対して汚れる可能性がある。注水器はどの様な適当な形状を有してもよい。注水器は水ホルダを有する孔あけ先端を有することが好ましく、これは注水器の縦軸とある一定の正の傾斜を形成し、カプセル内部の乱流を増進する外向き方向の1つまたはいくつかの流れを導く。ある代替方法では、予め開口したカプセルのために、注水器を必要とすることなく排出側を通じて、しかしカプセルの入口側の事前開口部に適切に結合された簡単な水管路を通じて、水を供給または注入することもできる。入口側はカプセルの頂側であってもよく、または代替案若しくは追加としてカプセルの側壁であってもよい。従って、水を様々な中心を外れた位置から、例えば頂側および/または側壁から注入することができ、これはカプセル内部に渦流を発生させ、粉体の水および気体との混合を強化する。
本発明の装置は、カプセルを密封方式で保持するためのホルダを含み、カプセル内で清潔な流体密封の加圧された方法で飲料の準備を実施可能にする。ホルダは、カプセルを覆うようになっている上部水供給アセンブリに係合するカップ形状の除去可能な下部ホルダ部材を含む。下部ホルダ部材と上部水供給アセンブリは封止部材と共に、カプセルの周りに閉じることによって流体密封の囲いを形成する。下部ホルダと上部シート部材は、カプセルの周りに密な圧縮封止連結部を作ることができる相補的連結部を有する。連結部はランプ式、差込式、または何か他の適当な形式であってもよい。
泡立ち液体食品を準備するための好ましい方法は、
ある用量の食品可溶性物質を入れたカプセルを提供し保有するステップであって、カプセルは、カプセルに入る水の流れが横切るようになっている入口側と、カプセルを出る飲料の流れが横切るようになっている排出側とを有するステップと、
カプセル内の入口側を通じて水を供給して、カプセル内で水を食品物質と混合するステップと、
可溶性物質が完全に水と混合してカプセル内に気体を拘束することができるように、表面を排出側に係合させてカプセル内に十分な圧力を維持しながら、飲料を放出するステップと、
泡立ち飲料を注出するステップと
を含む。
本方法の好ましい一態様では、表面を排出側に係合させることは、排出側の一部分を係合表面に内向きに係合して、密な接触から結果として生じるような排出側の引き裂きなしに、この様な密な接触を作り出すことによって行われる。膨出表面が、カプセル排出側の一部分の係合された部分を引き裂くことなく変形を引き起こすことは更に好ましい。
飲料が、カプセルの排出側の開口部を通じて、次に係合表面の中および/または係合表面と接触するカプセルの排出側の部分上に設けられた制限部を通じて注出されることが好ましい。制限部は、係合表面を通る飲料の放出を制御し、せん断作用を作り出し、泡発生を増進するために備えられる。制限部はチャネルや波形部などであってもよい。
カプセルの開口部がカプセルの排出側に孔あけすることによって作られることは好ましい。代替案として、開口部は、排出側の切込みを入れた部材を十分に内向きに押して、飲料がカプセルから出るようにする指によって作られる。排出側の開口は、密な接触を作り出す係合表面とは異なる少なくとも1つの開口部材によって実施される。
別の一態様では、本発明は、前述の方法によって泡立ち飲料を準備するために適合する、予め定量化されたカプセルであって、食品可溶性物質が入っており、カプセルに入る水の流れが横切るようになっている入口側と、カプセルから出る飲料が横切るようになっている排出側とを含み、排出側は、開口部材によって開けられて、係合表面との接触に抵抗し、係合接触部との密な嵌合を作り出してカプセル内に十分に圧力を維持し、泡立ち飲料の放出を制御するようになっている、予め定量化されたカプセルに関する。
本発明のカプセルを、飲料を放出するために注出器の孔あけ部材によって孔をあけるために適した平坦な壁を有する排出側で形成してもよい。この様なカプセルは、孔あけ可能な金属またはプラスチック材料で作られた完全閉鎖カプセルであってもよい。
代替実施形態では、カプセルは、注出器の指状部材によって開くために少なくとも1つの開口部材が備えられた排出側を含む。従って、この開口可能部材は指状部材による開口を容易にするために事前切込みを有してもよい。開口可能部材が少なくとも1つの事前切込み線を有することは好ましい。開口可能部材が、2つの隣接する事前切込み線に対して固体領域を有するパターンを形成するように配置された複数の事前切込み線を含むことは好ましい。指状部材が開口可能部材を広く開けないが、開口可能な部材を内側に押すなどによって、開口可能部材を開いた外形構成状態に単に保持し、開口可能部材は少なくとも2つの僅かに離隔した固体領域によって排出側に付いたままになっていることは好ましい。この結果、これによって飲料を通すための単に小さな通路を作り出すことができ、更に高い度合いのせん断応力が増進される。
更に別の実施形態では、カプセルは事前に開かれている。排出側は少なくとも2つの分離した隣接する層を有し、各層は飲料のための少なくとも1つの通路を有する。一方の層の通路は他方の層の通路と離隔している。この様な構成では、装置の特定の開口部材を必要とせず、従って、製品の相互汚染は減少する。これらの2つの層をカプセルの外縁部に沿って封止してもよい。ずれた通路と層間の界面が飲料用の蛇行経路を形成し、この蛇行経路は、装置の係合表面が排出側に接触したときにカプセル内部の圧力形成に関与すると共に、2つの層の界面においてせん断応力を提供することによって飲料の放出を可能にする。チャネルまたはその他の制限部を、2つの層の界面に、即ち少なくとも1つの層の厚さ内に加えて、せん断応力を増進し、カプセル内の圧力を制御することもできる。
排出側を、装置の飲料・泡調整器の係合表面への接触によって引き裂かれることなく変形に耐える、可撓性の耐裂材料で作ることができる。排出側の好適材料は、アルミニウム、またはアルミニウム合金、またはプラスチックとアルムニウムとの積層物、または、全プラスチックである。排出側の厚さは材料または積層物に応じて変化する。アルミニウム基材料については、厚さ5〜100ミクロンが好ましく、更に好ましくは15〜75ミクロンである。
本発明のカプセルは、粉体を、十分な気体を捕らえて拘束しながら希釈液、好ましくは水または結果的にはミルクと完全に混合することによって、液体飲料に再構成するための混合ボウルとして使用するために考えられており、前記の気体は放出によって正常な大気において多くの細かい気泡を発生し、気泡はカップの中に強化された浮泡をもたらす。このために、カプセルの囲いの寸法を、粉体容量の問題並びに気体容量の問題に取り組むために決める必要がある。カプセルの囲いは20〜100cm、および25〜45cmの全容積を有することが好ましい。カプセルには既に、空気、O、CO、N、またはその他の不活性気体、またはこれらの組合せなどの適当な量の気体を入れておかなければならない。粉体容積と気体容積との比は1:50〜1:1の範囲にあることが好ましい。好ましくは、コーヒー粉については、粉体容積と気体容積との比は1:50〜1:5であることが好ましく、1:30〜1:10であれば更に好ましい。チョコレートやカプチーノなどのミルク粉を含む可溶性の高添加粉体(スープも含む)については、粉体容積と気体容積との比は1:2〜4:1が好ましい。ヘッドスペースを増やすと、即ち粉体空気容積を減らすと、特に可溶性の低い粉体について初期粉体溶解が良くなり、および/または水と混合した後に粘性のあるものを発生させることができる。カプセルの内容物の大部分が飲料またはその他の食品の生成によって溶解されない、炒って挽いたコーヒーを入れたカプセルなどの別の形式の食品では、粉体と気体との容積比を5:1以上または10:1以上にもすることができる。
カプセルの好ましい一構造では、カプセルは、カプセルの入口側および側壁とカプセルの排出側を構成する蓋とを構成するカップ部分材を含む。カップ部分材は周囲縁部を含み、周囲縁部は、側壁の外側に延在して、排出側を構成する蓋のための連結表面を形成する。縁部に沿った蓋の連結は、接着、溶接、折り曲げ、またはこれらの組合せなどの、いずれか適当な耐圧構造によって実施することができる。カプセルまたはカップ部分材の一般形状は、円錐台、円筒形状、角錐体、立方体などの、任意の好適な形状にすることができる。
排出側の外表面が、排出側と係合表面との間の液体放出を制御するように方向付けられた通路を有することは好ましい。
本発明は、乾燥食品物質を入れたカプセルからの液体食品の準備を可能にする。ある用量を入れたカプセル内で希釈液と可溶性粉体とを混合して得られる強化された泡頂を有する温かい飲料などの、泡立ち液体食品を準備するための一方法が提供される。
本発明の一実施形態は、液体食品を準備するためのシステムである。このシステムでは、食品成分を入れるため、および供給された液体を受け入れて食品成分と接触させた状態で通過させ、液体と食品の混合物を生成するための、閉じ込め部分が構成される。境界壁が、閉じ込め部分の周囲部分に沿って延在する壁表面を有する。更に又、液体混合物を受け入れて、液体混合物を、これを液体食品として供給するための出口に導くために、少なくとも1つの伸張したチャネルが壁表面に沿って延在し、閉じ込め部分の下流に配置されている。
この好ましいシステムでは、チャネルは、液体食品の中に泡を作り出すために十分なせん断応力を液体混合物の流れの中に作るように構成された断面を有する。チャネルの断面は、幅と、その幅の少なくとも25%、好ましくは多くて約150%、更に好ましくは約100%の深さを有する。
チャネルは、約0.01mm〜2.25mm、更に好ましくは約1mm未満の、流体混合物の流れに垂直な断面積を有する。チャネル断面の好ましい寸法は、0.1mm〜15.mm、更に好ましくは約1mm、最も好ましくは約0.2mm〜0.5mmの深さと幅であり、ある好ましい実施形態は0.25mmの深さと幅とを有する。チャネルは、上記の深さと幅の範囲にある半径を有する丸みのある断面および円形断面を含めて、正方形断面、矩形、またはその他の形状の断面を有することができる。
チャネルが、境界壁上の共通の区域から延びる複数のチャネルを含むことは好ましい。チャネルはこれに沿って、チャネル長の方向に閉じ込め部分の寸法の少なくとも8分の1、更に好ましくは前記寸法の少なくとも約4分の1の長さを有する。チャネルの好ましい実施形態は、チャネルは、チャネル長の方向に境界壁の寸法の少なくとも約50%の長さを有する。
閉じ込め部分は食品カプセルを含んでもよく、この食品カプセルを、水をカプセルの中に送るために構成されて出口を含む食品準備ユニットの抽出室の中に受け入れることができる。この実施形態のチャネルが、境界壁を部分的に通って延在するスリットを含むことは好ましい。境界壁に隣接してこれに実質的に平行に、第2壁を配置することができ、スリットによって形成されたチャネルは壁の1つを実質的に完全に通って延在している。更に又、食品成分は、予め定量化されたコーヒー、茶、ココア、またはミルク製品、若しくはこれらの組合せを、一杯の飲料を準備するための量だけ含むことができる。
閉じ込め部分は又、食品準備装置の抽出室も含むことができ、この閉じ込め部分は食品成分を入れたカプセルを受け入れる様に構成されている。液体給送機が抽出室におけるカプセルの中に液体を急送するために構成されていることは好ましく、出口はチャネルの下流で抽出室と連結され、液体食物製品を配送するように構成されている。
本発明の一実施形態では、境界壁は、カプセルが液体によって加圧されると境界壁に対して配置されたカプセルのカプセル壁を支持するように構成されている。境界壁が凹状部分によって囲まれた膨出部分を含むことは好ましく、膨出部分は、カプセルが加圧されたときにカプセルの破損を減少または防止するためにカプセル壁をカプセルの中に変形するように構成されている。好ましい膨出部分はドームを含み、境界壁に沿って、カプセルの正面に面する境界壁の横幅の少なくとも5分の1、更に好ましくは2分の1、最も好ましくは少なくとも約75%,の横幅を有し、またはこの横幅はその100%であってもよい。チャネルの下流および膨出部分の外側および近くにある抽出室の開口部は、液体食物製品を出口へ排出する。
本システムを、注出個所において飲用カップを満たすように構成された出口を有する飲料注出機械にすることができる。加熱器を有する熱水供給部とポンプとが、カプセルの中に水を注入するために連結されていることは好ましい。
本発明の一実施形態は、境界壁の輪郭の中に配置されて、カプセルが加圧されるとカプセルの中に開口部を生成するために構成されている開口部材を含む。この開口部材は、カプセル壁を刺して孔あけするために構成されている。代替案として、開口部材を、移動可能で開口可能な部分を、開口可能な部分がカプセルを閉じる閉外形から、カプセルが開いて混合物を放出する開外形へ変位するために構成してもよい。
リザーバは、境界壁の中にあって中に開口部材が配置されている抽出室の中に備えられることが好ましい。リザーバは、チャネルの上流に流体的に連絡して配置され、カプセルから液体混合物を受け入れ、混合物をチャネルに給送するために構成されており、カプセルが加圧されて液体がカプセルから流出しているときにカプセル壁と境界壁との間の支持関係を維持できるように構成され寸法決めされている。リザーバによって、カプセルを、特にカプセルが孔あけによって開かれたときに開口位置の近くで局所的に流れを制限することなく、開口することができる。リザーバは、膨出部分または境界壁の幅の約50%までの横幅を有することが好ましく、幅または直径の約1/4〜1/16であることは更に好ましい。好ましい一実施形態では、リザーバは丸くて、約1/8インチ(3.2mm)の直径と約1/8インチ(3.2mm)の深さとを有する。一杯または1カップの飲料を1度で作るとき、好ましい直径または幅は約1/16インチ(1.6mm)〜1/4インチ(6.4mm)であり、深さは約1/32インチ(0.8mm)〜1/8インチ(3.2mm)であることが好ましい。
チャネルは、抽出室の内部に向かって開いている頂側などの1つの縦方向側で開いていることが好ましく、またはチャネルがカートリッジの一部である場合には、カートリッジ内のチャネルをそれに向けて備えることができるが、カートリッジの外に向いている側に開いていることが好ましい。開いた側は、カプセルが加圧されると、境界壁が食品カプセルの壁または抽出室の壁とそれぞれ接触することによって閉じられることが好ましい。
チャネルは、抽出室の内部に向かって開いている頂側などの1つの縦方向側で開いていることが好ましく、またはチャネルがカートリッジの一部である場合には、カートリッジ内のチャネルをそれに向けて備えることができるが、カートリッジの外に向いている側に開いていることが好ましい。開いた側は、カプセルが加圧されると、境界壁が食品カプセルの壁または抽出室の壁とそれぞれ接触することによって閉じられることが好ましい。
本発明のその他の特徴および利点は、単に例示的な方法によって提供される、添付の図面に関連して行う下記の説明から明白になろう。
図1〜図3を見ると、本発明は、一回使用カプセル102から飲料などの液体食品を用意するための装置101を示す。この実施例では、カプセル102は、乾燥食品(好ましくは、熱水やミルクなどの希釈液の添加によって溶解可能で、泡立ち飲料を作る物質)を入れた閉じたカプセルである。適切な泡立ち飲料としては、例えばクレーマ・コーヒー、ミルクを主体とする上面泡を有するカプチーノ、ラテ、またはココアが挙げられる。この実施例では、カプセル102は、逆さまにしたカップ部分120と蓋部分121とを伴う円錐台形状を有する。蓋部分121はカプセルの排出側であり、逆さまにしたカップ部分の頂部122がカプセルの入口側である。カップ部分120は、蓋部分121の縁部が上に取り付けられた外向きに延びる周辺リップを有することが好ましい。リップにおける連結は密封またはクリンプまたはその両方によって実施することができる。本発明の一般目的のためのカプセル、および、カプセルの形状は、楕円錐台または円筒形状、および、その他の適当な形状を取ることもできる。
装置は、適当な着座部111の中にカプセル102を受け入れるようにしたカップ状のホルダ110を含む。着座部111は底側を有し、底側は、飲料を放出するためにカプセル102を開いてカプセル内の圧力を維持するようになっている飲料・泡調整器112を含む。具体的には、飲料・泡調整器は、着座部の底表面115から僅かに突出する膨出係合部材114を含む。膨出係合部材114は、図3で更に明白になるように、排出側121の一部分ときちんと係合することを目的とする係合表面116を形成する。膨出係合部材は、好ましくは大きな平均半径の概して丸い輪郭を有する。膨出部材の外形構成と寸法は、係合表面に沿って蓋材料を引き剥がす危険性なしに、カプセルが水によって加圧されたときに蓋の下側との密接な接触を作ることを見通して決定すべきである。膨出部材は、排出側121の全表面の20〜99%に対して、好ましくは全表面の40〜80%に対して接触することもできる。好ましい実施例としては、膨出部材は、20〜70mmの直径D、30〜150mmの平均半径、5〜20mmの(表面15に対する)最大高さの寸法を有する。
膨出部材114の中央には、カプセルの蓋121の正確な位置に孔をあけることを目的とする小さなピンまたは針の形の開口部材140が位置付けられている。ピンまたは針は、これを係合表面116から分離するリザーバ(貯留部)141の中に置かれている。ピン140は膨出部材から突き出ることもでき、または膨出部材と同一平面にすることもでき、または膨出部材に対して僅かに嵌め込んだ状態にすることもできる。ピンが膨出部材から突き出た場合には、カプセルを孔あけすることができ、またはピンは蓋と接触するホルダの第1部分であるから、ユーザーによってホルダの中に置かれたときに部分的に孔あけを開始する。ピンが同一平面にあるかまたは挿入されている場合には、カプセルはカプセル内で高まった圧力の影響によって開く。ピンは比較的細く、その先端はカプセルを刺すために構成されているが、ユーザーが接触した場合に怪我しないように十分に鈍いことが好ましい。ピンの先端は僅かに丸みが付けられているが、それでも蓋に適当な孔あけ効果を提供する。必要な場合には開口を増すために2本以上のピンを備えることもできる。
開口部材140を囲むリザーバ141は、液体を流し、カプセルの開口された縁部からの閉塞を回避するための緩衝部として働く。リザーバを比較的小さなサイズのものにすることができ、直径は係合する膨出表面Dの0.01〜0.1倍、深さは膨出表面の高さの0.01〜0.5倍であることが好ましい。
更に制御された方式で圧力を放出するために、チャネル116が、半径方向に延在していることが好ましい膨出部材114の表面に設けられている。チャネルは、係合表面と蓋との間を実質的に半径方向に液体を流すための特別の経路を提供する。チャネルは、図3に更によく示されているように、リザーバから膨出部在の周辺線まで延在していることが好ましい。チャネルは101と108との間にあり、好ましくは102から104までである。チャネルは又、液体上の泡の生成を増すために液体上に追加のせん断応力を生成する。小さな波形部などの、別の等価の圧力制御装置がチャネルの代わりになることができ、膨出部材のしわも増える。圧力制御装置の構造としては実質的に蓋を引き裂かないようなものが好ましい。
カプセル102を出る飲料は、出口の底壁に位置する、好ましくは膨出部材の周辺またはその近くに位置する出口117、118を通じてホルダ110から出る。チャネル116を好ましい方法で配置して、出口117、118を通じて流れを導いてもよいが、これは強制的ではない。膨出部材自体を通じて出口を備えることもでき、更に多くを備えてチャネルの代わりとして、装置を出る液体の上にせん断を作り出すこともできる。
図1は、装置がカプセルの周りに流体を通さないように閉じられて、水がカプセルの囲いの内部を流れるときの、飲料準備の動作状態にあるカプセルを示す。装置は、下部ホルダ110と協働して閉じるようになっている上部水供給アセンブリ103を含む。アセンブリ103のカップまたはベル状部材130が配置されて、ホルダの密封リング150位置まで下がってカプセルの側壁120と頂壁122に係合して閉じる。更に正確には、部材130の下縁部は、カプセルのカップ形状部分のリップ123を、リップの下に置かれたリング150に対して保持している。ベル状部材は、アセンブリの上部基礎部材131に取り付け確保され、上部基礎部材131はその周囲に、下部ホルダ110の差込式部分119に相補的なランプ式のアタッチメント134を支持している。
水の供給は水出口133を有する針状注水器132によって実施され、水出口133は、水がカプセルの上側122の数ミリメートル下に注入され、こうして注水器の貫通によって作られる開口ゾーンから離れるように配置されている。この出口を、カプセルの囲い内部の水の分散並びに渦巻効果を増進するように、注水器から注入される水を注水器の縦軸に対して正の傾斜角θの外向き方向に向けるために、配置してもよい。可能な変形実施例(図示せず)では、水をカプセルの側壁の1つまたは複数の点から注入することもできる。
水供給アセンブリを閉じると、カプセルの蓋は膨出係合表面を内向きに変形するように押圧する傾向がある。水をカプセル内部に注入して圧力が内部で上昇し始めると、更なる変形と密な接触が得られる。カプセルの排出側と装置との間のこの様な密な嵌合は、可溶性物質が乱流と渦巻の形成によって水と完全に混合できるまで、十分な圧力をカプセル内に維持することによって、飲料の制御と遅延放出とを可能にする。従って、ある一定時間にわたるこれらの乱流と渦巻から得られる結果として、十分な量の気体を拘束することができる。
カプセル内部の圧力は、1〜15バール、好ましくは4〜10バールの間で変化してもよい。水と粉体とを共に十分に混合して、混合物の中に気体を十分な量だけ拘束できるようにするためには、好ましくは、少なくとも4バールの圧力を10〜30秒間、好ましくは10〜20秒間維持することが必要である。圧力は、排出側を通って排出されるいくらかの液体を補償する装置のポンプによって、定義したようにこの範囲内に十分に維持される。しかし、カップ内の液体放出を遅延させる係合表面から結果的に得られるように、圧力をポンプによって容易に維持することができる。水ポンプが停止すると、カプセル内の圧力は低下し、排出表面と膨出部材との係合は減る。即ち、蓋121とドーム表面116との間の接触は弛緩し、こうして排出側の開口部を経る残留液体食品の完全な排出を促進する。圧力、水流量、および温度のプロファイルを達成可能な一実施例として図16に示す。
図6、図7は、本発明によるカプセルの可能な一変形を外形構成として示すが、カプセルの排出側121は一体的な開口可能な部材124を含み、この部材に対して、装置の指状部材140が押圧係合状態で作用して、カプセルから液体を放出することができる。開口可能部材が少なくとも1つの、好ましくは複数の切込みを入れた線またはスリット125から形成されることは更に好ましい。これらの切込みを入れた線またはスリットは、一旦圧力がこれらの近傍で行使されて、これが線またはスリットの断面を拡張すると液体を放出するようになっている。例えば、これらの切込みを入れた線またはスリット125を、2つの隣接する切込みを入れた線またはスリット125の間に固体の領域126を有する、円形パターンなどの幾何学的パターンを形成する様に配置してもよい。液体の放出は、小さな断面を有する指状部材によって開口可能な部材に対して行使される圧力によって促進される。開口可能な部材に対して行使される圧力は、開口可能な部材を内向きに曲げて、液体混合物を排出できるようにスリットの断面を十分に広げる傾向がある。指状部材の寸法と外形は、固体の相互連結領域を壊すことなく指状部材によって開口可能部材のある一定の十分な屈曲を達成し、この結果、開口区域全体が液体の放出には十分であるが、せん断応力を発生させるため、および材料の小片が使用カップの中に落ちる危険性を制限するために十分に小さく維持されるように、決定される。切込みを入れた線の幅は十分に小さいことが必要であり、例えば200ミクロン未満とし、この結果、装置の指状部材によって行使される正圧がなければ、かなりの量の液体が排出されることはない。これに関連して、「切込みを入れた線」とは、排出壁の材料の厚さを通じて全体的または部分的に作られた何らかの局部的切断ゾーン(例えば弱めゾーン)を呼ぶ。切込みを入れた線が弱めゾーンである場合には、これらは開口区域を形成するために指状部材によって行使される圧力の下で壊れることが可能でなければならない。図6、図7のカプセルは、図1〜図3の飲料準備装置に嵌合することが可能であり、中央の孔あけ先端は、適当な長さと直径または粗い肌理の表面を有する非孔あけ先端に代えられて、意図された放出機能を達成する。
図8、図9は、蓋を有するカプセルの別の可能な変形実施例を示し、係合表面、例えば膨出部材と排出外表面121との間の界面に、液体飲料の放出を制御するための1つまたは複数の組み込まれた通路を含む。これらの通路は、開口可能な部材の近傍から、好ましくは切込みを入れた線125から、実質的にそこから半径方向に配置されたチャネル127、128を含んでもよい。チャネルの方向配置は、係合表面の先に液体を出すことを促進し、液体の泡立て中に液体の十分な流量を確実にする。通路を、好ましくは同様な方向に配置された波形部または類似の凹状構造若しくは凸状構造によって形成することもできる。カプセル表面上の通路は、部分的または全体的に、係合表面上の上に位置する通路にとって代ることができる。通路を孔あけ可能なカプセルの中に備えることもできる。
図10〜図12は、カプセルの縁部123に沿って封止された2つの隣接層210、211を含む排出側または蓋121を有するカプセルの、更に別の実施例を示す。各層は、層を通じて飲料を通過させるための飲料用通路212〜214を有する。通路には孔、スリット、または類似の開口が含まれる。内層の通路212、213は外層の通路214に対してずれているので、排出側121を通じて飲料のための蛇行経路を作る。直線またはその他の湾曲構成の形状を呈するチャネル215を、層の1つまたは別の内表面に、例えば内層210の内表面に加えて、せん断を作り出してカプセル内部の所望の圧力を制御してもよい。この変形実施例の結果、装置の開口部材を必要とせず、従って製品の相互汚染を著しく減らすことができる。準備装置の飲料・泡調整器は、係合表面、即ち膨出表面のみが排出側121の上に保持されたままであるが開口部材とリザーバは除去されるので、簡略化することができる。排出側がチャネルにおいて破壊も引き裂きも起こすことなく内部圧力を支えるために十分な剛性を有していることを条件に、排出側を支持するために係合表面を使用することなく良い結果を得ることもできる。従って細長いチャネルは、安定した濃密な「石鹸状」ではない泡を作るために、カプセル内にある一定の圧力を維持し、必要な量の泡を形成するせん断を作り出し、気泡のサイズを調整する(即ち、より細かい気泡だけを通過させる)様に寸法が決められる。この装置は保持要素を含むこともでき、この保持要素の上にカプセルの底縁部が支持され、飲料をカップの中に直接配送するために出口214を覆わないままにしておく。
図13〜図15は、図22〜図24のものと同じ特質の更に別の実施例を示す。相違は、2つの層の通路216、217の個数と位置にある。内層はただ1つの通路216を伴って作られ、一方外層は単一通路217を有してもよく、両通路216、217は互いに横方向にずれている。排出側がチャネルにおいて破壊も引き裂きも起こすことなく内部圧力を支えるために十分な剛性を有していることを条件に、係合表面によって排出側を支持することなく良い結果を得ることもできる。この場合、装置は保持要素を有し、保持要素の上にカプセルの底縁部を支持することができ、飲料をカップの中に直接配送するために出口217を覆わないままにしておく。
本発明の例証的な実施例を本明細書に説明したが、多くの変更および別の実施例を当業者が考案可能であることは理解されよう。従って、添付の特許請求の範囲が本発明の精神と範囲の中にあるこの様な変更および実施例の全てを包含することを意図していることは理解されよう。
装置と飲料準備段階に装置の中に位置づけられたときのカプセルの概略断面図。 装置を閉じる前にカプセルがホルダに挿入されたときの、装置のホルダとカプセルとの断面図。 飲料・泡調整器を示すホルダの上面図。 本発明によるカプセルの斜視図。 飲料を作成した後の使用されたカプセルの斜視図。 本発明の変形実施例によるカプセル蓋の図。 図6のカプセルの線A−Aに沿う断面図。 本発明の変形実施例によるカプセル蓋の図。 図8のカプセルの線B−Bに沿う断面図。 本発明の別の変形実施例によるカプセルの断面図。 図10におけるカプセルの排出側の内層を示す図。 図10におけるカプセルの排出側の外層を示す図。 本発明の更に別の変形実施例によるカプセルの断面図。 図13におけるカプセルの排出側の内層を示す図。 図13におけるカプセルの排出側の外層を示す図。 本発明のカプセルと装置から液体食品を準備するときの、圧力、水流量、および温度の一般的プロファイルを示すグラフ。

Claims (40)

  1. カプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置であり、前記カプセルが、所定用量の食品可溶性物質と、前記カプセルに入る水の流れが横断通過するようになっている入口側と、前記カプセルを出る飲料の流れが横断通過するようになっている排出側とを含む前記泡立ち液体食品を用意するための装置において、
    前記カプセル内に水を供給するための水供給手段と、
    飲料・泡調整手段が前記排出側に係合して、前記カプセル内に圧力を維持するようになされ、それによって、前記食品可溶性物質が完全に水と混ざり合うとともに、前記カプセル内に気体が拘束され、泡立ち飲料が注出されるように構成された前記飲料・泡調整手段とを含む、カプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  2. 前記飲料・泡調整手段が、排出表面の一表面領域に対して密接するようになされた少なくとも1つの係合表面を含む請求項1に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  3. 前記係合表面が、十分な密接触になるように、前記排出表面の一表面領域に沿って内向きの変形を形成するために適する凸形状をなす請求項2に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  4. 前記係合表面が前記表面領域に沿って前記排出側に係合し、係合された前記表面領域と前記係合表面との間に実質的な引き裂きを生じさせることはない請求項3に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  5. 前記飲料・泡調整手段が、前記係合表面とは別の排出表面で開くための開口手段を含む請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  6. 前記飲料・泡調整手段の係合表面が実質的に前記開口手段の周りに延在している請求項5に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  7. 前記飲料・泡調整手段の係合表面が、前記カプセルの全排出側の少なくとも30%の表面領域を変形するようになっている請求項2から請求項6までのいずれか一項に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  8. 前記飲料・泡調整手段の係合表面が、液体混合物のための制限された通路手段を有する請求項2から請求項7までのいずれか一項に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  9. 制限された通路手段が前記係合表面の上にチャネルまたは波形部を形成するか、または前記係合表面の高い固有粗度によって得られる請求項8に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  10. 前記開口手段が、カプセルの排出側に孔をあけるために適する孔あけ手段である請求項5から請求項9までのいずれか一項に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  11. 前記開口手段が、切込みを入れたゲートを有するカプセルを開くようになっている少なくとも1つの指状部材であり、該指状部材がカプセルの切込みを入れたゲートを強制的に開くようになっている請求項5から請求項9までのいずれか一項に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  12. 前記注出手段が、前記開口手段の出口における表面係合手段の凹所内に位置する緩衝手段を含む請求項5から請求項11までのいずれか一項に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  13. 前記開口手段が前記緩衝手段の底部から突き出ている請求項12に記載されたカプセルから泡立ち液体食品を用意するための装置。
  14. 泡立ち液体食品を用意するための方法であり、
    所定用量の食品可溶性物質を収容するカプセルを用意して保持する段階であり、前記カプセルが、該カプセルに入る水の流れが横断通過するようになされた入口側と、前記カプセルを出る飲料の流れが横断通過するようになっている排出側とを有する、前記カプセルを用意して保持する段階と、
    前記カプセル内の入口側を通して水を供給して、前記カプセル内で前記食品物質と水を混合する段階と、
    前記可溶性物質が完全に水と混ざり合い、かつ、前記カプセル内に気体を拘束することができるように、表面を前記排出側に係合させて前記カプセル内に十分な圧力を維持しながら、飲料を放出する段階と、
    泡立ち飲料を注出する段階とを含む泡立ち液体食品を用意する方法。
  15. 表面を排出側に係合させることが、排出側の一部分を係合表面に内向きに係合して、密接触から結果として生じるような排出側の引き裂きなしに、この様な密な接触を作り出すことによって行われる請求項14に記載された泡立ち液体食品を用意する方法。
  16. 前記排出側の部分が膨出表面によって変形される請求項15に記載された泡立ち液体食品を用意する方法。
  17. 飲料の放出を制御するための制限部を前記係合表面に設けている請求項15または請求項16に記載された泡立ち液体食品を用意する方法。
  18. 飲料の放出を制御するための制限部が、前記係合表面と接触するカプセルの排出側の前記部分に備えられている請求項15または請求項16に記載された泡立ち液体食品を用意する方法。
  19. カプセルの開口がカプセルの排出側を孔あけすることによって行われる請求項14から請求項18までのいずれか一項に記載された泡立ち液体食品を用意する方法。
  20. 前記カプセルの開口が、排出側の切込みを入れた部材を内側に十分に押す指状部材手段によって行われ、飲料が前記カプセルから流出可能にする請求項19に記載された泡立ち液体食品を用意する方法。
  21. 前記カプセルが予め開けられている請求項14から請求項18までのいずれか一項に記載された泡立ち液体食品を用意する方法。
  22. 少なくとも4バールのカプセル内圧力が10秒間〜30秒間維持される請求項14から請求項21までのいずれか一項に記載された泡立ち液体食品を用意する方法。
  23. 請求項14から請求項22までのいずれか一項に記載された方法に従って泡立ち飲料を準備するために適合する、予め定量化されたカプセルであって、食品可溶性物質が入っており、カプセルに入る水の流れが横断通過するようになっている入口側と、カプセルから出る飲料が横断通過するようになっている排出側とを含み、排出側は、開口部材によって開けられて、係合表面との接触に抵抗し、係合接触部との密な嵌合を作り出してカプセル内に十分に圧力を保持し、泡立ち飲料の放出を制御するようになっているカプセル。
  24. 前記排出側が、引き裂きなしに前記係合表面と接触して内側に変形するようになっている請求項23に記載されたカプセル。
  25. 前記排出側が、飲料を放出するために注出手段における孔あけ手段によって孔あけするようになっている平坦な可撓性壁で形成されている請求項23または請求項24に記載されたカプセル。
  26. 前記排出側が飲料のための少なくとも1つの通路を有する請求項23または請求項24に記載されたカプセル。
  27. 前記開口部材が、少なくとも1つの事前切込みを、好ましくは飲料を放出するために注出手段の指状部材によって拡大されるようになった2つの隣接する事前切込み線の間に挟まった固体領域を有するパターンを形成するように配置された複数の事前切込み線を有する請求項26に記載されたカプセル。
  28. 前記排出側が少なくとも2つの分離した隣接する層を有し、各層は飲料のための少なくとも1つの通路を有し、一方の層の通路は他方の層の通路と離隔している請求項26に記載されたカプセル。
  29. 前記排出側の外表面が、前記排出側と係合表面との間の液体の放出を制御するために方向付けられた通路手段を有する請求項23から請求項26までのいずれか一項に記載されたカプセル。
  30. 1:50〜10:1の範囲にある粉体容積と気体容積との比を有する請求項23から請求項29までのいずれか一項に記載されたカプセル。
  31. 液体食品を準備するためのシステムであって、
    食品成分を入れるため、および供給された液体を受け入れて食品成分と接触させた状態で通過させ、液体と食品の混合物を生成するための、閉じ込め部分と、
    閉じ込め部分の周囲部分に沿って延在する壁表面を有する境界壁と、
    液体混合物を受け入れて、液体混合物を、これを液体食品として供給するための出口に導くために、壁表面に沿って延在し閉じ込め部分の下流に配置されている少なくとも1つの伸張したチャネルとを含むシステム。
  32. 前記チャネルが、液体食品の中に泡を作り出すために十分なせん断応力を液体混合物の流れの中に作るように構成された断面を有する請求項31に記載されたシステム。
  33. 前記チャネルの断面が、所定幅と、該所定幅の少なくとも25%の深さとを有する請求項31または請求項32に記載されたシステム。
  34. 前記チャネルが、流体混合物の流れに垂直な断面積約0.01mm〜2.25mmを有する請求項33に記載されたシステム。
  35. 前記断面積が約1mm未満である請求項34に記載されたシステム。
  36. 前記チャネルが、これに沿って、チャネル長の方向に閉じ込め部分の寸法の少なくとも約8分の1の長さを有する請求項31から請求項35までのいずれか一項に記載されたシステム。
  37. 前記チャネルの長さが、チャネル長の方向に境界壁の寸法の少なくとも約50%の長さを有する請求項31から請求項36までのいずれか一項に記載されたシステム。
  38. 前記閉じ込め部分が食品カプセルを含み、食品カプセルを、水をカプセルの中に送るために構成されて出口を含む食品準備ユニットの抽出室の中に受け入れることができる請求項31から請求項37までのいずれか一項に記載されたシステム。
  39. 前記チャネルが、境界壁を部分的に通って延在するスリットを含む請求項31から請求項39までのいずれか一項に記載されたシステム。
  40. 前記境界壁に隣接してこれに実質的に平行に配置された第2壁をさらに含み、チャネルは、これらの壁の1つを実質的に完全に貫通して延在するスリットによって形成されている請求項31から請求項39までのいずれか一項に記載されたシステム。
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