JP2013528812A - カルーセルキャリッジまたはトゥールビヨンキャリッジを周期的ジャンプによって前進させるための機構 - Google Patents

カルーセルキャリッジまたはトゥールビヨンキャリッジを周期的ジャンプによって前進させるための機構 Download PDF

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Abstract

【解決手段】脱進機構の回転するキャリッジ(10)を周期的ジャンプによって前進させるための機構において、
− キャリッジ(10)の回転を、その動きによって可能にするまたは防止するための保持手段(20)と、
− 保持手段(20)の回転を、その角度位置によって可能にするまたは防止するための停止手段(30)と
を備える機構(100)。
一定力印加装置(40)は、保持手段(20)と停止手段(30)とを周期的に協働させ、保持手段は、完全に1回転するように構成されたフラート(21)を備え、一定力印加装置の入力部に連結され、停止手段は、星型歯車(31)を備え、一定力印加装置の出力部に連結され、両手段の軌道は互いに交わり、これによって、停止手段(30)が保持手段(20)を回転させるとキャリッジ(10)を回転させ、停止手段が保持手段をロックするとキャリッジを停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転するキャリッジを周期的ジャンプによって前進させるための機構であって、キャリッジは、ガンギ車およびガンギカナに加えて、ガンギ車およびゼンマイ式テンプと協働するアンクルを担持する機構において、
− 回転する保持手段であって、保持手段が回転しているか停止しているかによってキャリッジの回転を可能にするまたは防止するために、キャリッジと協働するように構成された、回転する保持手段と、
− 回転する停止手段であって、回転する停止手段の角度のある回転位置に応じて、保持手段の回転を可能にするまたは防止するために、保持手段と協働するように構成された、回転する停止手段と
を備える機構に関する。
本発明は、さらに詳細には、独立秒(インディペンデントセコンド)を有するトゥールビヨンまたはカルーセルのキャリッジを、ジャンプで前進させるための機構に関する。
本発明はまた、トゥールビヨンキャリッジおよびこの種の機構を備えるトゥールビヨンにも係る。
本発明はまた、カルーセルキャリッジおよびこの種の機構を備えるカルーセルにも係る。
本発明はまた、この種の機構またはカルーセルもしくはトゥールビヨンを備える時計にも係る。
本発明は、時計分野に関する。
本発明は、さらに詳細には、複雑機構を有する腕時計の分野に関する。
独立秒(インディペンデントセコンド)もしくは独立分、またはその他の任意の時間間隔の表示として知られる、ジャンピング表示は、依然として製作が困難な複雑機構である。なぜなら、公知の実施形態では比較的粗野なジャンプが生じ、その結果、機構内部に衝撃が起こり、この衝撃が脱進機構まで伝達されるが、これは腕時計の正常動作および寿命に理想的なものではない。
これらの公知の実施形態は、一般に、星型歯車とフラート(flirt)との間の協働を利用する機構と、一定力印加装置とを組み合わせ、ムーブメントに生じる何らかの衝撃の影響を緩和するものである。
そのため、1907年のPellaton−Schild氏によるスイス国特許第47297号は、ジャンピングする独立秒の機構を開示しており、この機構は、ゼンマイを介して互いに連結された2つの対面する歯車を備え、このうちの1つの歯車はガンギカナを駆動し、このガンギカナは、突出する歯を備える星型歯車と同軸であり、この星型歯車に固定されている。動いている香箱は、輪列を介して、フラートを担持するカナを駆動し、フラートは、星型歯車の1本の歯に毎回留まり、この相対的回転は、フラートがジャンプして歯から抜ける姿勢を作り、フラートは、完全に1回転してから元に戻って星型歯車の別の歯に係合する。
Richemont International SAの欧州特許出願第1319997号が知られており、この文献では、一定力印加装置を搭載したトゥールビヨン機構を開示している。
このトゥールビヨン機構は、駆動用歯車が駆動する、回転するキャリッジを備えている。トゥールビヨンキャリッジは、ヒゲゼンマイを備えて回転するテンプと同軸であり、固定された四番歯車を備え、中心のずれた3つの異なる位置に、中心のずれたガンギ車と、第1のアンクルと、固定された四番歯車と噛み合う停止用歯車とを担持する。ガンギ車は、2つの爪石を備える第1のアンクルと協働する。一定力印加装置は、ガンギ車と同軸に脱進機のゼンマイを備え、このゼンマイは、第1の端部がガンギ車に固定され、第2の端部が力相殺用ディスクに固定されている。このディスクは、脱進機のゼンマイを巻き上げるための輪と一体化するとともに、このディスクと接続し、固定された四番歯車と協働する、巻き上げ用の輪のカナと一体化して回転する。
ガンギ車に同軸に固定された、ほぼ三角形のルーローカムは、テンプと同軸である第2のアンクルに備わるフォークと協働し、テンプは、トゥールビヨンキャリッジの軸回りに回転する。この第2のアンクルは、第1のアンクルが担持するフォークおよび剣先と協働するように構成されたカムを備える。第2のアンクルは、停止用歯車に備わる放射状に突出する歯と協働するように構成された2つの爪石を備える。
テンプは、ガンギ車のプレストレスの作用を受けて駆動され、ヒゲゼンマイによって元に戻る。テンプは、ガンギ車の歯数に応じて特定数の振動を起こし(例えば15本の歯を有する歯車では5回)、その後、停止用歯車およびトゥールビヨンキャリッジはルーローカムによって解放され、第2のアンクルはテンプの中央に来る。停止用歯車は、備わっている歯の本数によって、何らかの角度(例えば90°)を移動し、その後、テンプの中央にある第2のアンクルの一方の爪石によって再び停止させられる。停止用歯車および停止用カナは、トゥールビヨンキャリッジが担持しているため、また、停止用カナは固定された四番歯車と噛み合うため、停止用歯車の回転によってトゥールビヨンキャリッジが回転する。その結果、この回転によって、キャリッジに固定されるとともに四番歯車と噛み合っている巻き上げ用の輪も回転し、脱進機のゼンマイを再び緊張させる。なぜなら、ガンギ車は第1のアンクルがロックしているからである。脱進機のゼンマイは、このサイクルを繰り返すことによって周期的に再び緊張する。このようにゼンマイは、十分なトルクを放出できるだけのエネルギーを蓄え、テンプの振動を維持する。
この相殺機構の目的は、一定のトルクを維持することである。
脱進機のゼンマイの第1の端部は、ガンギ車に連結される、第1の脱進機のヒゲ玉と一体化した第1のピンに固定される。脱進機のゼンマイの第2の端部は、第2の可動式の脱進機のヒゲ玉に固定される第2のピンに固定される。
脱進機のゼンマイは、いったん緊張すると、第1のピンに力を印加し、それによって、一定力印加装置に備わる力相殺用ディスクの第1のアームにトルクを印加する。この一定力印加装置は、第1および第2のアームを備え、これらのアームはそれぞれ、第1および第2のピンに係合するように構成され、これらのアームの支持面は、互いに一列に並ぶが、ガンギ車の軸に対して中心がずれた方向にある。第2のアームは、第2のピンに係合し、固定されたヒゲ玉およびガンギ車にトルクを伝達する。ゼンマイから停止用歯車までに及ぶ輪列全体が停止している間に脱進機のゼンマイの緊張が失われるが、2本のアーム、つまりレバーアームの方向が中心のずれた構成であるため、ピンが印加するストレスおよびピンに印加されるストレスは、力相殺用ディスクの角度位置に応じて変化する。
テンプが振動するときは毎回、ガンギ車は第1のアンクルから解放され、第1のヒゲ玉および力相殺用ディスクのように、脱進機のゼンマイの作用を受けて特定の角度で回転するが、巻き上げ用の輪および停止用歯車はロックされる。5回目の振動が起こるたびに、停止用歯車およびトゥールビヨンキャリッジは解放される。
したがって、この欧州特許第1319997号は、完全に機能するシステムを開示しており、このシステムは、トゥールビヨンキャリッジにおける秒の表示を提供しているが、依然としてきわめて複雑であり、一定力印加装置に加えて相殺機構を必要とする。このシステムは、2つのゼンマイ、2つのアンクル、カムを有するフォーク装置を備えなければならず、構成要素の数および複雑性により生産コストが高いだけでなく、比較的壊れやすく適切な調整が困難である。
MONTRES BREGUET SAの欧州特許出願第1772783号は、腕時計のムーブメントを開示しており、このムーブメントは、一定力印加装置を備え、中央歯車に独立分の表示を備え、この中央歯車は、一定力印加装置を用いる優れた方法で、トゥールビヨンを駆動することができる。このムーブメントは、三番歯車装置を備え、この三番歯車装置は、数分で1回転し、一定力印加装置の入力装置を形成する。このヒゲゼンマイ装置の出力要素は、四番カナと噛み合う第2の三番歯車で形成され、四番カナは、トゥールビヨンキャリッジと一体化している。この第2の三番歯車は星型歯車と一体化し、星型歯車は、周期的に、この場合は1分に1回、入力用の三番歯車装置と噛み合う停止用装置を解放し、三番歯車装置は中央歯車と協働し、それによって中央歯車は1分に1回ジャンプする。この機構は、一定力印加装置と脱進機との間の衝撃の伝達を最小に抑えるものである。
独立した一定力印加装置を開示している、JOURNE氏の欧州特許公開出願第1528443A1号も知られている。エネルギー貯蔵用のゼンマイは、レバーを回転させようとする。ムーブメントの第1の四番歯車のカナは、レバーに回転式に取り付けられた中間歯車と噛み合う。この中間歯車は、第2の四番歯車のカナと噛み合い、四番歯車の真は、トゥールビヨンの脱進機構に固定される。レバーは、フィンガーを担持し、このフィンガーは、第1の四番歯車と噛み合う停止用歯車のラチェット歯部と協働するように構成される。フィンガーがラチェットの放射状側面と噛み合っているとき、輪列は停止しており、第1の四番歯車と中間歯車との間に力の伝達はない。1秒間継続するこの停止時間の間、ゼンマイのトルクは解放され、レバーは、フィンガーがラチェットから解放されるまで回る。第2の四番歯車は、脱進機に制御され、脱進機がテンプによって動かされるときのみ回転する。ゼンマイは、レバーの動きによって逆方向に巻き上げられ、前記ゼンマイは、停止用歯車が解放されるときに香箱ゼンマイがレバーに印加するトルクよりも小さいトルクをテンプに印加する。この装置は、停止用歯車の歯数を決定することによって、巻き上げとこの解放とのサイクルを適応させることができる。この装置が動作するには、エネルギー貯蔵用のゼンマイを必要とする。
いずれも事例においても、一定力印加装置は、脱進機に対するトルクを比較的に一定に駆動するという利点を備えているが、必然的にかなりのスペースが必要になり、コストが高くなってしまう。
スイス国特許第47297号 欧州特許出願第1319997号 欧州特許第1319997号 欧州特許出願第1772783号 欧州特許出願公開第1528443A1号
本発明は、独立秒を有する、より経済的な代替のカルーセルまたはトゥールビヨンであって、星型歯車とフラート装置とからなる簡易性を利用するが、衝撃を軽減し、体積を限りなく最小にし、追加の構成要素を限りなく少なくするカルーセルを提供する。
本発明は、回転するキャリッジを周期的ジャンプによって前進させるための機構であって、キャリッジは、ガンギ車およびガンギカナに加えて、ガンギ車およびゼンマイ式テンプと協働するアンクルを担持し、この機構は、
− 回転する保持手段であって、保持手段が回転しているか停止しているかによってキャリッジの回転を可能にするまたは防止するために、キャリッジと協働するように構成された、回転する保持手段と、
− 回転する停止手段であって、回転する停止手段の角度のある回転位置に応じて、保持手段の回転を可能にするまたは防止するために、保持手段と協働するように構成された、回転する停止手段と
を備える機構において、
− 前記保持手段および前記停止手段は、前記キャリッジに担持されることと、
− 機構は、一定力印加装置であって、直接の機械的連結によって一定力印加装置の入力部に連結された前記保持手段と、直接の機械的連結によって一定力印加装置の出力部に連結された前記停止手段との間を、周期的かつ直接的に協働させる、一定力印加装置を備え、保持手段は、停止手段の軌道と交わる軌道を有し、これによって、停止手段が保持手段を回転させるとキャリッジを回転させ、停止手段が前記保持手段をロックするとキャリッジを停止させること
とを特徴とする、
機構に関する。
本発明の1つの特徴によれば、保持手段は、一定力印加装置の入力部にフラートを備え、フラートは、完全に1回転するように構成され、停止手段は、一定力印加装置の出力部に星型歯車を備え、星型歯車の軌道は、フラートの軌道と交わり、これによって、星型歯車がフラートを解放するとキャリッジを回転させ、逆の場合はキャリッジを停止させる。
本発明の1つの特徴によれば、保持手段および停止手段は、キャリッジが1秒に1回ジャンプするように構成される。
本発明は、さらに詳細には、独立秒(インディペンデントセコンド)を有するトゥールビヨンまたはカルーセルのキャリッジを、ジャンプで前進させる機構に関する。
本発明による機構は、極めて小型で、構成要素数が減るという利点を提供する。本システム全体は、キャリッジに組み込まれ、このキャリッジは、時計内のスペースを他の複雑機構のために開放するものである。
本発明はまた、トゥールビヨンキャリッジおよびこの種の機構を備えるトゥールビヨンにも係る。
本発明はまた、カルーセルキャリッジおよびこの種の機構を備えるカルーセルにも係る。
本発明はまた、この種の機構またはこの種のトゥールビヨンもしくはカルーセルを備える時計にも係る。
本発明のその他の特徴および利点は、添付の図面を参照して以下の説明文を読むことでさらに詳細に明らかになるであろう。
好適な実施形態によるジャンピング機構の概略部分断面図である。 図1の機構の概略部分上面図である。 図1の機構の概略部分斜視図である。
本発明は、時計分野に関する。
本発明は、さらに詳細には、複雑機構を備える腕時計の分野に関し、特に、独立秒(インディペンデントセコンド)もしくは独立分、またはその他の任意の時間間隔として知られる、ジャンピング表示の分野に関する。
本発明による機構は、周期的ジャンプによって、時間の長さ、特に秒であって「独立秒(インディペンデントセコンド)」と呼ばれる秒を表示する手段を前進させるための機構100である。本発明は、ここでは、表示手段が、キャリッジ軸回りに回転するキャリッジ10であり、機構100もしくは機構100を搭載した時計に備わる、本明細書に記載し図示したようなトゥールビヨンキャリッジ、またはカルーセル式のキャリッジのいずれかである、好適な適用例を記載している。
カルーセルキャリッジまたはトゥールビヨンキャリッジは、ゼンマイ式テンプの軸に平行であり、とりわけ、特定のバージョンでは、テンプと同軸である。
キャリッジ10は、好ましくは中心がずれている、ガンギ車11およびガンギカナ12、ならびに歯車11およびテンプと協働するアンクル13を備える。
特定の変形例では、ガンギ車11およびガンギカナ12は、同軸である。
特定の変形例では、ガンギ車11およびガンギカナ12は、キャリッジ10に対して中心がずれている。
機構100は、
− 好ましくは回転する可動式保持手段であって、保持手段が好ましくは回転することによって動いているか停止しているかに応じて、キャリッジの回転する動きを可能にするか防止するために、キャリッジ10と協働するように構成された、可動式保持手段20と、
− 好ましくは回転する手段である可動式停止手段であって、停止手段30の位置によって、特に好ましくは回転する停止手段30の回転する角度位置に応じて、保持手段20の動き、特に好ましくは保持手段20の回転する動きを可能にするか防止するために、保持手段20と協働するように構成された、可動式停止手段30と
を備える。
本発明によれば、保持手段20および停止手段30は、キャリッジ10に担持される。
また、本発明によれば、機構100は、一定力印加装置40を備え、この装置は、直接の機械的連結によって装置の入力部に連結した保持手段20と、直接の機械的連結によって装置の出力部に連結した停止手段30との間を、周期的かつ直接的に協働させ、保持手段20は、停止手段30の軌道と交わる軌道を有し、これによって、停止手段30が保持手段20の動き、特に回転する動きを可能にするとキャリッジ10を回転させ、停止手段30が保持手段20をロックするとキャリッジ10を停止させる。
保持手段20は、直接の機械的連結によって、一定力印加装置40の入力部に連結される。本明細書に記載の実施形態では、この直接の機械的連結は歯車によるものだが、本発明を逸脱しないかぎり、別の直接の機械的伝達によっても十分同等に達成できる。「直接の機械的連結」とは、ここでは連続的連結と同時連結の両方を指す。
停止手段30は、直接の機械的連結によって、一定力印加装置40の出力部に連結される。本明細書に記載の好適な例では、この停止手段は、出力部を形成するガンギ車11に固定される。そのため、この特定の事例では、停止手段30は前記出力部に直接連結される。
この一定力印加装置40は、ヒゲゼンマイ式のものであることが好ましく、これについては以下で説明する。
このように、本発明は、一定力印加装置の一方の端部に連結されるカムなどの保持手段と、一定力印加装置のもう一方の端部に連結される停止用歯車などの停止手段との間に、特にアンクルの形態で挿入されていた、先行技術の中間機構をもはや必要としない。この中間機構を撤去することは、本発明の優れた利点である。なぜなら、これによって、機構が大幅に簡易化され、機構のコストが下がり、アンクル機構の複雑な調整がもはや必要ではなくなるからである。さらに、アンクルを除去することによって、保持手段20と停止手段30とを接近させて直接接触させることができ、これによってキャリッジの体積を小さくすることができる。「キャリッジの体積」とは、ここでは、キャリッジ10の外周で囲まれたシリンダであって、キャリッジ10と同じ回転軸に沿って構成された最も小さいシリンダの体積を指す。本発明による機構100は、極めて小型で、脱進機構を備え、キャリッジ10の体積の3分の1未満、特に4分の1未満を占有し、他の複雑機構にスペースを残す。
独立秒(インディペンデントセコンド)の形態である本発明の一実施形態では、保持手段20および停止手段30は、キャリッジが1秒に1回ジャンプを起こすように構成される。独立秒のジャンピング表示について本明細書に記載している本発明による機構は、別の独立した時間的な長さ(分またはその他の時間的な長さ)の表示にも適用可能であり、様々なカナおよび歯車はそれに応じて計算される。
保持手段20はフラート21を備え、停止手段30は星型歯車31を備えていることが好ましい。星型歯車31の軌道はフラート21の軌道と交わり、星型歯車31がフラート21を解放するとキャリッジ10を回転させ、逆の場合、すなわち星型歯車31がフラート21をロックするとキャリッジは停止する。
本明細書で図示した実施形態では、保持手段20は、保持用歯車装置22を備え、この装置は、一定力印加装置40の入力部に固定されたフラート21を備える。
停止手段30は、一定力印加装置40の出力部と一体化した保持用星型歯車31を備え、この歯車の各歯32は、フラート21と協働するように構成され、保持用星型歯車31の角度位置に応じて、フラート21を周期的に停止・解放することが好ましい。
回転する保持手段20は、図面の例では、フラート付カナ23および保持用星型歯車31と協働するように構成された少なくとも1つのフラート21を備える保持用歯車装置22で形成される。図1に示すような特定の位置では、フラート21は、星型歯車が角度位置に到達し、これによってフラート21を解放する、またはフラート21が例えば複数のアーム、図1および図3のように2本のアームを備えている、もしくは星型である場合はフラートのアームを解放することができるまで、フラート21は保持用星型歯車31の翼32に係合した状態で緊張状態に保持される。フラート21は、フラート付歯車装置22の軸回りに回転可動式であり、完全に回転するように構成された要素である。回転方向を一定にする方法を選択することで、機構の寿命が著しく延び、遊びが常に同一方向に吸収される。本実施形態は、特に簡易かつ経済的である。
図1の例では、フラートを保持して停止させていた星型歯車31の歯32がフラート21を解放すると、つまり、この特定の場合では秒ごとに、フラート21が保持用星型歯車31の別の翼に再び係合するまで、フラート付歯車装置22をこの場合は半回転させて回転させることができる。フラート21が単一のアームを有する場合、フラート付歯車装置22は、完全に1回転する。フラート21が複数のアームを有する場合、回転範囲はそれに応じて小さくなり、例えばフラート21が対面する2本のアームを備えている場合は、半回転になる。
さらに詳細には、時計のカルーセルキャリッジ10またはトゥールビヨンキャリッジを、周期的ジャンプによって前進させるための機構100は、エネルギー貯蔵手段が駆動する、地板に対して回転可動式の動力伝達輪列を備える。この動力伝達輪列は、図示していない。動力伝達輪列は、キャリッジ10を軸に沿って駆動する従来の四番カナの形態、またはその他の任意の同様の構成を取ることができる。
キャリッジ10は、キャリッジ軸回りに回転する。キャリッジは、ヒゲゼンマイの第1の端部を固定するための点を有し、ヒゲゼンマイのもう一方の端部は、キャリッジ軸に平行または同軸と同一である天真回りに回転可動式のテンプに固定される。キャリッジ19は、テンプとヒゲゼンマイとで形成されるゼンマイ式テンプに同軸に取り付けられることが好ましい。
キャリッジ10は、
− 脱進機構であって、キャリッジ軸およびガンギカナ12の真と平行な脱進機の真回りに回転するガンギ車11を備え、このガンギカナにガンギ車が一定力印加装置40を介して連結される、脱進機構と、
− キャリッジ軸に平行なアンクル真回りに回転するアンクルであって、一方でガンギ車11と、もう一方でテンプと協働するように構成された、アンクル13と
を備える。
特定の好適な実施形態では、キャリッジ10は、この脱進機構40を中心がずれた構成で担持する。
特定の好適な変形例では、キャリッジ10は、回転するアンクルを中心がずれた構成で担持する。
ガンギカナ12は、直接または間接的に四番歯車24と噛み合う。図1の例では、この四番歯車24は固定されている。四番歯車24の軸は、好ましくはガンギカナ12の回転軸を担持するキャリッジ10の回転軸と同一である。
本発明によれば、このガンギカナ12は、機構100を搭載するムーブメントまたは時計に備えられるキャリッジ10と同軸である、この固定された四番歯車24と機構100との接点のみを形成することが好ましい。
キャリッジ10は、動力伝達輪列の作用を受けて恒久的に回転しようとする。一定力印加装置40は、保持手段20と停止手段30とを周期的に協働させ、その結果、停止手段30が保持手段20を回転させると、キャリッジ10は、ガンギカナ12が四番歯車24の回りを回ることによってキャリッジ軸回りに回転する。逆に、停止手段30が保持手段20をロックすると、一定力印加装置はキャリッジ10を停止状態に保持する。
そのため、図示した好適な実施形態では、一定力印加装置40は、フラート21と星型歯車31とを周期的に協働させ、その結果、星型歯車31がフラート21を解放すると、キャリッジ10はキャリッジ軸回りに回転し、星型歯車31がフラート21をロックすると、キャリッジ10は停止状態に保持される。
本発明の1つの特徴によれば、一定力印加装置40は、ヒゲゼンマイ41を備え、このヒゲゼンマイの第1の端部は、停止手段30および特に星型歯車31を備えるガンギ車11に連結され、ヒゲゼンマイの第2の端部は、二番ガンギ車42に連結される。この二番ガンギ車42は、保持手段20および特にフラート21に固定されるフラート付カナ23と噛み合う。ガンギカナ12は、二番ガンギ車42に固定され、二番ガンギ車と同軸であることが好ましい。
二番ガンギ車42は、キャリバーのガンギ車11と同軸であることが好ましい。
特に、ジャンプによる前進は、このようにこのキャリッジ10内で行われる。本発明の原理は、キャリッジの回転する動きを特定の周期に従わせることであり、この周期は、通常の場合のように必ずしも発振器の周波数で決定される必要はないが、特定のリズムで選択され、例えば、以下に記載する実施形態では、キャリッジは、1秒ごとに進んで秒を刻む。
障害物がキャリッジ10の回転を妨害すると、ガンギカナ12の回転する動きのみがガンギカナの軸回りで起こるため、発振器の調節が行われることは一切ない。障害物が取り除かれてキャリッジ10が自由に回転するようになれば、キャリッジ10は回転し、ガンギ車12も前述の場合と同じように自身の軸回りに回転する。
星型歯車31がフラート21をロックすると、キャリッジ10は回転できず、駆動力はガンギカナ12に達するだけである。一定力印加装置40では、アンクル13によってヒゲゼンマイ41を巻くことができる。このシステムは、ヒゲゼンマイ41が常に同じ値で巻かれるため、一定力印加システムである。
星型歯車31がフラート21を解放し、それによってガンギカナ12を解放すると、キャリッジ10は回転することができ、これによってジャンプを起こす。なぜなら、フラート21の解放は瞬間的なものだからである。
本発明による機構100は、極めて小型で、脱進機構を備え、キャリッジ10の体積の4分の1未満の角度のある扇形部を占有し、他の複雑機構にスペースを残す。
アンクル13の回転軸を担持するキャリッジ10の回転軸から突出する放射状部は、ガンギカナ12および星型歯車31の回転軸を担持するキャリッジ10の回転軸から突出する放射状部を境に、フラート21の回転軸を担持するキャリッジ10の回転軸から突出する放射状部とほぼ対称であることが好ましい。
要約すると、図示した好適な実施形態では、フラート21は、ガンギカナ12、二番ガンギ車42およびフラート付カナ23を介して、一定力印加装置40の入力部に連結される。星型歯車31は、キャリバーのガンギ車11を介して、一定力印加装置40の出力部に連結される。フラート21および星型歯車31は、媒介物なしに直接互いに協働する。
本発明は、さらに詳細には、独立秒(インディペンデントセコンド)を有するトゥールビヨンまたはカルーセルのキャリッジを、ジャンプで前進させるための機構100に関する。
本発明はまた、トゥールビヨンキャリッジ10およびこの種の機構100を備えるトゥールビヨンにも係る。
本発明はまた、カルーセルキャリッジ10およびこの種の機構100を備えるカルーセルにも係る。
本発明はまた、この種の機構100またはこの種のトゥールビヨンもしくはカルーセルを備える時計にも係る。
本発明による機構は、極めて小型で、構成要素数が少ないという利点を提供する。本システム全体は、キャリッジに組み込まれ、このキャリッジは、時計内のスペースを他の複雑機構のために開放するものである。

Claims (20)

  1. 回転するキャリッジ(10)を周期的ジャンプによって前進させるための機構であって、前記キャリッジは、ガンギ車(11)およびガンギカナ(12)に加えて、前記ガンギ車(11)およびゼンマイ式テンプ(80)と協働するアンクル(13)を担持し;
    前記機構(100)は、
    − 回転する保持手段であって、前記保持手段が回転しているか停止しているかによって前記キャリッジ(10)の回転を可能にするまたは防止するために、前記キャリッジ(10)と協働するように構成された、回転する保持手段(20)と、
    − 回転する停止手段であって、前記回転する停止手段(30)の角度のある回転位置に応じて、前記保持手段の回転を可能にするまたは防止するために、前記保持手段(20)と協働するように構成された、回転する停止手段(30)と
    を備える機構において、
    − 前記保持手段(20)および前記停止手段(30)は、前記キャリッジ(10)に担持されることと、
    − 前記機構(100)は、一定力印加装置であって、直接の機械的連結によって前記装置の入力部に連結された前記保持手段(20)と、直接の機械的連結によって前記装置の出力部に連結された前記停止手段(30)との間を、周期的かつ直接的に協働させる、一定力印加装置(40)を備え、前記保持手段(20)の軌道は、前記停止手段(30)の軌道と交わり、これによって、前記停止手段(30)が前記保持手段(20)を回転させると前記キャリッジ(10)を回転させ、前記停止手段(30)が前記保持手段(20)をロックすると前記キャリッジ(10)を停止させることと、
    − 前記保持手段(20)は、前記一定力印加装置(40)の入力部にフラート(21)を備え、前記フラート(21)は、完全に1回転するように構成されることと、前記停止手段(30)は、前記一定力印加装置(40)の出力に星型歯車(31)を備え、前記星型歯車(31)の軌道は、前記フラート(21)の軌道と交わり、これによって前記星型歯車(31)が前記フラート(21)を解放すると前記キャリッジ(10)を回転させ、逆の場合に前記キャリッジを停止させること
    とを特徴とする、機構(100)。
  2. 前記保持手段(20)および前記停止手段(30)は、前記キャリッジ(10)が1秒に1回ジャンプを起こすように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の機構(100)。
  3. 前記キャリッジ(10)は、前記ゼンマイ式テンプと同軸であることを特徴とする、請求項1から2のいずれかに記載の機構(100)。
  4. 前記ガンギ車(11)および前記ガンギカナ(12)は、同軸であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の機構(100)。
  5. 前記ガンギ車(11)および前記ガンギカナ(12)は、前記キャリッジ(10)に対して中心がずれていることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の機構(100)。
  6. 前記機構(100)は、エネルギー貯蔵手段が駆動する、地板に対して回転可動式の動力伝達輪列を備えることと、前記キャリッジ(10)は、キャリッジ軸回りに回転でき、ヒゲゼンマイの第1の端部を固定する点を備え、ヒゲゼンマイのもう一方の端部は、前記キャリッジ軸に平行または該軸と同一である天真回りに回転可動式のテンプに固定され、前記キャリッジ(10)は、脱進機構であって、前記キャリッジ軸およびガンギカナ(12)の軸と平行な脱進機の軸回りに回転するガンギ車(11)を備え、前記ガンギカナに前記ガンギ車が前記一定力印加装置(40)を介して連結される脱進機構と、前記キャリッジ軸に平行なアンクルの軸回りに回転するアンクルであって、一方で前記ガンギ車(11)と、もう一方で前記テンプと協働するように構成された、アンクル(13)とを担持することとを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の機構(100)。
  7. 前記ガンギカナ(12)は、直接または間接的に四番歯車(2)と噛み合うことと、前記キャリッジ(10)は、前記動力伝達輪列の作用を受けて恒久的に回転しようとすることと、前記一定力印加装置(40)は、前記保持手段(20)と前記停止手段(30)との間を周期的に協働させ、その結果、前記停止手段(30)が前記保持手段(20)を回転させると、前記キャリッジ(10)は、前記ガンギカナ(12)が前記四番歯車(24)の回りを回ることによって前記キャリッジ軸回りに回転するとともに、前記停止手段(30)が前記保持手段(20)をロックすると、前記キャリッジ(10)は停止状態に保持されることとを特徴とする、請求項6に記載の機構(100)。
  8. 前記キャリッジ(10)は、前記脱進機構(40)を中心がずれた構成で担持することを特徴とする、請求項6または7記載の方法。
  9. 前記キャリッジ(10)は、前記回転するアンクル(13)を中心がずれた構成で担持することを特徴とする、請求項6から8に記載の機構(100)。
  10. 前記ガンギ車(11)は、前記ガンギカナ(12)と同軸であることを特徴とする、請求項6から9のいずれかに記載の機構(100)。
  11. 前記一定力印加装置(40)は、ヒゲゼンマイ(41)を備え、該ヒゲゼンマイの第1の端部は、前記停止手段(30)を備える前記ガンギ車(11)に連結され、前記ヒゲゼンマイの第2の端部は、二番ガンギ車(42)に連結され、該二番ガンギ車は、前記保持手段(20)に固定されるフラート付カナ(23)と噛み合い、前記ガンギカナ(12)は、前記二番ガンギ車(42)に固定され、該二番ガンギ車と同軸であることを特徴とする、請求項6から10のいずれかに記載の機構(100)。
  12. 前記四番歯車(24)は、前記キャリッジ(10)と同軸であることを特徴とする、請求項7に記載の機構(100)。
  13. 前記天真および前記キャリッジ軸は、同一であることを特徴とする、請求項1から12のいずれかに記載の機構(100)。
  14. 前記二番ガンギ車(42)は、前記ガンギ車(11)と同軸であることを特徴とする、請求項11に記載の機構(100)。
  15. 前記ガンギカナ(12)は、前記機構(100)を搭載するムーブメントまたは時計に備えられる前記キャリッジ(10)と同軸である固定された四番歯車(24)と前記機構(100)との接点のみを形成することを特徴とする、請求項1から14のいずれかに記載の機構(100)。
  16. 前記アンクル(13)の回転軸を担持する前記キャリッジ(10)の回転軸から突出する放射状部は、前記ガンギカナ(12)および前記星型歯車(31)の回転軸を担持する前記キャリッジ(10)の回転軸から突出する放射状部を境に、前記フラート(21)の回転軸を担持する前記キャリッジ(10)の回転軸から突出する放射状部とほぼ対称であることを特徴とする、請求項1から15のいずれかに記載の機構(100)。
  17. 前記脱進機構では、前記機構は、前記キャリッジ(10)の外周で囲まれたシリンダであって、前記キャリッジ(10)と同じ回転軸に沿って構成された最も小さいシリンダの体積の4分の1未満を占有することを特徴とする、請求項1から16のいずれかに記載の機構(100)。
  18. 請求項1から17のいずれかに記載のトゥールビヨンキャリッジ(10)および機構(100)を備えるトゥールビヨン。
  19. 請求項1から17のいずれかに記載のカルーセルキャリッジ(10)および機構(100)を備えるカルーセル。
  20. 請求項1から17のいずれかに記載の機構(100)、または請求項18に記載のトゥールビヨンもしくは請求項19に記載のカルーセルを備える、時計。
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