JP2013528012A - ナビゲーションシステムの無線メッセージサービスによってナビゲーションデータを送受信する方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
【選択図】図21
Description
本願は、2010年3月29日に出願された米国特許出願第12/749,108号の一部継続出願であり、その出願全体は、参照することにより、本明細書に組み込まれている。
ナビゲーションシステムの無線メッセージサービスによってナビゲーションデータを受信するシステムおよび方法を提供する。
より具体的には、前記したシステムおよび方法は、無線メッセージサービスによって目的地情報を受信および要求し、受信したメッセージから、住所、電話番号、およびEメールアドレスなどのナビゲーションデータを獲得し、ナビゲーション経路探索、電話呼び出し生成、Eメールなどのために前記したナビゲーションデータを利用する手段を、車両のナビゲーションシステムから提供する。
さらに、本発明のシステムおよび方法は、受信したメッセージに対する返答として位置関連メッセージまたはプリセットメッセージを、ユーザが選択して送信する手段を提供する。
現在、車両内のユーザが、目的地となる住所までの経路探索のために、車載型のナビゲーションシステムにその住所を入力したい場合、ユーザは、その住所の情報をナビゲーションシステムのインターフェイスに手動で直接入力しなければならない。対照的に、ユーザがハンズフリー電話(以下、“HFT”(Hands Free Telephone)と呼ぶ場合がある)装置を用いて電話をかけたい場合、ときには、データを手動で入力できるキーパッドまたは一群のボタンを使うことがあるとしても、ユーザは、所望の電話番号を声に出して言ったり、単純な発声コマンド(例えば、“自宅に電話してください”または“ボイスメールを確認してください”)を用いたりできる。データ、特に、非数値文字をナビゲーションシステムに手動で入力することは、煩雑であり、かつ時間がかかる。
SMSによるメッセージやりとりの一般的使用方法は、Eメールアドレス宛に配信されるメッセージをショートメッセージに変換したり、移動通信装置に配信したりするような、SMSを介する、ショートメッセージ交換サービスおよびEメール受信サービス、そして、ニュース、天気、娯楽、希望行先(以下、“POI”(point(s) of interest)と呼ぶ場合がある)、複数の広告、およびモバイルチャットのような情報取得サービスを含むが、これらに限定されない。
車両内で携帯電話からSMSメッセージを送信することは困難である。よって、車両にてSMSメッセージを送受信する処理を単純化する方法を、運転手が持つことが望まれる。
ユーザの移動通信装置内にあるSMSメッセージから直接取得される電話番号およびナビゲーションデータを獲得して同期することで、ユーザが車両ナビゲーションシステム内に情報を手動で入力する必要性を省き、情報入力の重複を避ける方法は、あいにくにもこれまでのところない。
前記したアイコンは概ね、DVD ROMなどといった、ナビゲーションシステム内の更新不可の記憶媒体に記憶されている位置を表す。もし、車両のユーザが電話でSMSによるメッセージやりとりによって他のPOI情報(例:住所情報)を要求すれば、受信した応答SMSメッセージは、地図画面上にアイコンで表示することになる新たな住所を含み得る。
したがって、新たに受信した住所情報に対応するアイコンと、ナビゲーション画面上にすでに表示されているアイコン(例えば、DVD ROMから得られる位置を表すアイコンと、SMSによるメッセージやりとりによってユーザの電話から最初に受信される位置を表すアイコン)とを区別する方法が必要とされる。
本発明は、従来技術のシステムおよび方法の欠点に取り組む。具体的には、本発明は、(グーグル(登録商標)またはヤフー(登録商標)など)の、CSC(Common Short Code)サービスを含むSMSサービスプロバイダからの無線メッセージを送受信するシステムおよび方法に関する。前記したシステムは、所定のまたは可変の速度で無線装置と周期的にポーリングを行い、メッセージを新たに受信したか否かを確認し、車載型のナビゲーション/テレマティックスシステム(“NAVI”と呼ぶ場合がある)に対して複数の電話番号と複数の住所とを抽出して保存する。前記したNAVIは、無線移動通信装置を介して、抽出した住所までの経路探索を行ったり、および/または抽出した電話番号に電話したりする。
無線装置は、ブルートゥース(ブルートゥースは、ワシントン州のベレビューに居所があるブルートゥース エスアイジー,インクの登録商標である)を用いた通信回線を介してNAVIと相互接続できるが、他の通信方法および他の通信プロトコルもまた、本発明の範囲内である。ユーザはまた、無線装置(例:携帯電話)から受信して、NAVIに到達したSMSテキストメッセージに応じて、所定の返答メッセージをNAVIから送信する。
他の実施形態において、ユーザが送信したメッセージ要求に応じてCSCサービスプロバイダが多数の位置を返してきた場合、システムは、受信したメッセージ中の具体的位置に一致する住所情報および電話情報を組にできる。
さらに、前記した方法は、現在位置および前記受信した住所の少なくともいずれかに基づいて進行経路を計算するステップと、車両イグニッションが作動するときにメモリにすでに記憶されている任意の住所にアクセスするステップと、前記した進行経路および前記受信した住所に一致するアイコンを表示画面に表示するステップとを備える。
前記したアイコンは、前記受信した住所がすでに記憶されている複数の住所の一つと合致する場合は第1の視覚的形式をとって表示され、前記受信した住所がすでに記憶されている複数の住所と異なる場合は第2の視覚的形式をとって表示される。
さらに、前記した方法は、前記受信した住所を車載型形式に変換するステップと、前記受信した住所に一致するアイコンを表示画面に表示するステップとを有する。前記したアイコンは、前記受信した住所がすでに記憶されている複数の住所の一つと合致する場合は第1の視覚的形式をとって表示され、前記受信した住所がすでに記憶されている複数の住所と異なる場合は第2の視覚的形式をとって表示される。
メモリは、車両イグニッションが作動すると、プロセッサがナビゲーションシステムの現在位置を決定し、受信部にSMSメッセージを受信するように指示するための実行可能コードを含む。受信した複数のSMSメッセージのうち少なくとも一つは、受信した住所を含む。前記した実行可能コードによって、プロセッサは、前記受信した住所への進行経路および前記受信した住所に一致するアイコンを表示するように表示ユニットに指示できる。
前記したアイコンは、前記受信した住所がすでに記憶されている複数の住所の一つと合致する場合は第1の視覚的形式をとって表示され、前記受信した住所がすでに記憶されている複数の住所と異なる場合は第2の視覚的形式をとって表示される。
前記したメモリは、車両イグニッションが作動すると、プロセッサが受信部にSMSメッセージを受信するように指示するための実行可能コードを含む。受信した複数のSMSメッセージのうち少なくとも一つは、受信した住所を含む。前記した実行可能コードによって、プロセッサは、車両イグニッションが作動すると、すでに記憶されており、車載型形式をとっている任意の複数の住所にアクセスできる。さらに、前記した実行可能コードによって、プロセッサは、前記受信した住所を車載型形式に変換し、前記受信した住所に一致するアイコンを表示するように表示ユニットに指示できる。
前記したアイコンは、前記受信した住所がすでに記憶されている複数の住所の一つと合致する場合は第1の視覚的形式をとって表示され、前記受信した住所がすでに記憶されている複数の住所と異なる場合は第2の視覚的形式をとって表示される。
ナビゲーションシステムの無線メッセージサービスによってナビゲーションデータを受信する方法およびシステムを提供する。“ナビゲーションデータ”という用語は、住所、電話番号、Eメールアドレス、IPアドレス、経度座標および緯度座標といったあらゆる用語、またはその他のナビゲーション識別子となるあらゆる用語を意味するように用いられるが、経路探索、電話などを行うナビゲーションシステムに関して一般的に使用される。
ナビゲーションデータを含む受信メッセージ(例:SMSメッセージ)を構文解析することによって、ナビゲーション装置またはハンズフリー電話は、経路探索、電話の呼び出しの生成、Eメールなどのために、解析したナビゲーションデータを獲得して記憶し、使用する。前記したシステムおよび方法は、SMSメッセージの受信に限定されることは無く、任意の無線メッセージング技術を利用したときのメッセージの受信に対しても同様に適用できること明らかである。前記した無線メッセージング技術とは、例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、TCPIP(Transmission Control Protocol and the Internet Protocol)、EMS(Enhanced Messaging Service)、MMS(Multimedia Messaging Service)などである。以下の詳細な説明において、同一の符号は、1または複数の図面に図示されている同一の構成要素を説明するように用いられている。
移動通信装置12は、携帯電話、PDA、またはSMSメッセージなどのメッセージを受信でき、当業者が携わる技術において知られている任意の移動通信装置とすることができる。システム10は、本発明のシステムおよび方法の好適な実施形態の車両内に配置されるが、車両内に限定しない。移動通信装置12は、移動通信電話とHFTとの接続が、シリアルケーブル、ブルートゥース回線、赤外線リンク、または当業者が携わる技術において知られているその他の種類のデータ通信接続とすることができるように、HFT14と通信する。
図1に示す実施形態において、移動通信装置12およびHFT14は、ブルートゥース エスアイジー,インクなどが定めたブルートゥースの無線データ通信規格およびプロトコルを用いてコンパイルするRF(Radio Frequency)送受信機(図示せず)を備えており、2装置間でのメッセージの通信および伝達を可能にする。
好適な実施形態において、移動通信装置12およびHFT14はまた、ブルートゥース接続を用いてインターネットおよび他のダイヤルアップサービスにアクセスするための規格を提供し、SMSコマンドに対応しているダイヤルアップネットワーク(DUN)プロファイルを備えている。移動通信装置12がまた、CDMA(Code Division Multiple Access)セルラーネットワークを介して上の広帯域アクセスのような他の通信接続方法によって無線インターネット接続を確立できることを、当業者であれば理解するであろう。
NAVI16は、GPS(Global Positioning Satellite)受信部2と、位置検出ユニット4と、プロセッサ6と、メモリユニット(単に、「メモリ」と呼ぶ場合もある)8と、1メッセージ中にある複数の住所および複数の電話番号などのナビゲーションデータを識別するインテリジェント文字認識システムソフトウェアコンポーネント9とを備える。GPS受信部2は、地球を周回する3またはそれ以上のGPS衛星から衛星放送信号を受信する。位置検出ユニット4は、GPS受信部2と操作できるように接続されており、三辺測量、三角測量、または他の方法を用いて車両の現在の経度座標および緯度座標を計算できる。プロセッサ6は、メモリユニット8と、GPS受信部2と、NAVI表示部20と操作できるように接続されている。メモリユニット9は、実行可能コードを有してもよく、インテリジェント文字認識ソフトウェアを稼動させること、またはNAVI表示部20に進行経路を計算したり、具体的な画像(例えば、地図および経路情報)を表示したりするように指示することなど、といったさまざまな機能を、プロセッサが実行することができる。
NAVI表示部20は、ユーザに対する視覚的インターフェイスとして機能しており、データを表示すること、およびNAVI16に情報を入力できるユーザインタフェースとして機能すること、という両方を可能にするタッチパネルとすることができる。
NAVI16は、音声変換テキスト(以下、“TTS”(text-to-speech)と呼ぶ場合がある)エンジンまたはソフトウェアコンポーネントを選択的に含んでよい。前記した音声変換テキストエンジンまたはソフトウェアコンポーネントがインターフェイスとなって、NAVI16が音響モジュール18と交信し、ユーザにメッセージを音読して聴かせることができる。また、NAVI16は、ヒューマンマシンインターフェイス(以下、“HMI”(human machine interface)と呼ぶ場合がある)を備えてもよい。これにより、NAVI表示部20を介してメッセージおよび利用可能なコマンドを表示できる。そして、NAVI表示部内にタッチパネルを導入すること、または、音声認識(以下、“VR”(voice recognition)と呼ぶ場合がある)システムと相互接続されているボタン、キーパッド、マイクロフォンを使用すること、などによって、ユーザからの入力情報を受信できる。
他の実施形態において、NAVI16は、ブルートゥースの無線データ通信規格およびプロトコルを用いてコンパイルするRF送受信機(図示せず)を備えることができ、NAVI16は、HFT14を用いることなく、移動通信装置12と直接的に通信して、2装置間でのメッセージの通信および伝達を可能にする。
また、他の実施形態において、移動通信装置12は、NAVI16内に配置されているSMS送受信機(図示せず)に置き換えることができ、これにより、NAVI16がSMSメッセージを直接的に送受信できる。
その後、SMSメッセージ21は、無線ネットワーク22(例:GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)ネットワークまたはCDMAネットワーク)を介して伝送され、移動無線装置12より受信される。本実施形態において、移動通信装置12およびユーザは両方とも、車両30内にいる。SMSメッセージ21が受信された後、車両30内のNAVI表示部20は、新たなSMSメッセージ21が届いたことを表示する。移動通信装置12がSMSメッセージ21をいつでも、ユーザが車両内にいないときでさえ、受信できることは明らかである。ユーザが移動通信装置12を用いて車両の近くから無線を送信すると、NAVI16は、移動通信装置12から複数の新たなSMSメッセージ21を自動的に読み出すとともに、移動通信装置12と周期的にポーリングを行い、メッセージを新たに受信したか否かを確認する。
その後、ユーザは、TTSソフトウェアを介して音読されるSMSメッセージを選択できる。
ユーザが経路探索を要求すると、NAVI16は、車両の現在位置に少なくとも部分的に基づいて、SMSメッセージ21中に含まれる住所24までの経路を計算し、推奨された経路を(例えば、濃度および色を変えた矢印および線を用いることによって)強調表示された地図を表示する。また、ユーザは、HMIを介して“電話”機能を選択することによって、SMSメッセージ21中に含まれる電話番号に電話をかけることを望むことができる。電話は、SMSメッセージ21中に検出される電話番号28を用いるHFT14を介してなされる。
具体的な主題、企業(「店」という場合もある)などについての情報検索を要求できる。例えば、SMS用要求メッセージ40は、特定の都市内および州内にあるすべての喫茶店を要求できる。いかに遠く離れたPOIであっても、そのPOIに関するメッセージサービスを使用できることは明らかである。SMS用要求メッセージ40は、HMIによる通信を介して、車両30内に配置されているNAVI16へ入力される。ユーザは、所望のPOIに関する情報、例えば、地名、企業名、都市、州、経度、緯度、郵便番号などを入力できる。
もし、ユーザが特定の場所を選択しなければ、SMS用要求メッセージ40は、車両内のNAVI16に接続されているGPS受信部2(図1参照)を介して読み出された位置情報を用いて生成することができる。例えば、いくつかの実施形態において、SMS用要求メッセージ40は、三辺測量、GPS衛星信号を三角測量すること、または他の方法によって決定される車両30の現在位置の緯度および経度などの具体的な位置に関する情報を含んでもよいし、または、計算された経路に沿った位置に関する情報、例えば、前記計算された経路に沿った前記位置の緯度および経度を含んでもよい。
その後、SMS用要求メッセージ40は、無線ブルートゥース接続を介して、ユーザの移動通信装置12に送信される。SMS用要求メッセージ40は、SMSメッセージを用いるPOIサービスプロバイダ32に宛てられており、その後無線ネットワーク22(例:GSMまたはCDMAネットワーク)を介して送信される。
SMS用要求メッセージ40は、SMSメッセージを用いる遠方のPOIサービスプロバイダ32にて受信される。前記したPOIメッセージサービスプロバイダ32は、SMS用応答メッセージ34を自動的に生成する。SMS用応答メッセージ34は、無線ネットワーク22を介して移動通信装置12に戻るように送信される。
SMS用要求メッセージ40に応じて、SMS用応答メッセージ34のテキスト部分は、あるSMS用要求メッセージ、例えば、前記したSMS用要求メッセージ40による要求を満足する少なくとも1つのPOIに関するデータを有してよいし、前記要求がなされた少なくとも1つのPOIに関する住所および電話番号の両方を含んでもよい。
NAVI16内のインテリジェント文字認識システムは、SMSメッセージ中の複数の住所および複数の電話番号を両方検出し、HMIによる経路探索機能および電話機能を有効にする。住所も電話番号も検出されなければ、経路探索機能および電話機能を無効にする。SMSメッセージ36が、任意個数の住所、電話番号、Eメールアドレスなどを有し、各々がインテリジェント文字認識システムによって検出されることは明らかである。ユーザは、HMIを介して経路探索機能を選択することによってSMSメッセージ中に含まれる住所までの経路探索を行うことができる。
その後、NAVI16は、SMSメッセージ36に含まれる前記した住所までの経路を計算する。また、ユーザは、HMIを介して電話機能を選択することによって、SMSメッセージ36に含まれる電話番号に電話をかけることができる。よって、電話は、SMSメッセージ36内に検出される電話番号を用いるHFT14を介してなされる。
本発明のシステムおよび方法の代替的な実施形態において、NAVI16は、ユーザが最初に経路探索機能の選択を要求するのではなく、受信したSMSメッセージに含まれる住所までの経路探索を自動的に行うことができる。POIアイコンを用いて、探索経路が表示されている地図に、抽出された住所の位置を表示できる。また、NAVI16は、車両にて記憶されている住所録内に、抽出された住所および/または電話番号を自動的に記憶できる。
本発明のシステムおよび方法の一実施形態において、期限を迎えたときにSMS用応答メッセージ36をまだ受信していなければエラーメッセージを表示できるように、NAVI16内に計時装置(図示せず)を実装してもよい。
他の実施形態において、他の無線規格、通信プロトコル、および当業者が携わる技術において既知となる他の種類のデータ通信接続(例:赤外線回線)を利用して、無線装置12とHFT14との間の双方向通信回線を確立できることは、一当業者であれば理解するであろう。一旦、前記した2装置間での通信回線を確立すれば、前記したアルゴリズムは、ステップ44に進み、本実施形態のシステムは実行モードに切り替わる。
ステップ46においてメッセージ要求が作成されれば、ステップ47において、具体的な位置の経度および緯度を取得し、前記した緯度および経度を前記作成したメッセージ要求に含め、前記作成したメッセージ要求を無線装置12に送信できる。いくつかの実施形態において、前記した具体的な位置を、NAVIを備える車両の現在位置、すなわち、計算された経路に沿った位置、または他の種類の位置、としてよい。
その後、本実施形態のシステムは、実行モードを終了し、ステップ48の待機モードに進む。ステップ50において、所定の割当時間内に、期待されるメッセージが受信されれば、ステップ52において、前記受信したメッセージをNAVIに送信して処理を実行する。前記期待されるメッセージを受信する前に前記した割当時間が経過すれば、NAVIは、エラーメッセージを表示する(そして、他の実施形態においては、ユーザに対してエラー状態を音読して通知する)。
ユーザが返答ボタンを選択すると、本実施形態のシステムは、ステップ56の返答モードに進む。ステップ58において、ユーザは、複数あるさまざまなプリセット返答メッセージから選択できる。ユーザは、1つの適切な返答メッセージを選択し、NAVI表示部20上の“送信”ボタンを選択する(または、送信ボタンは、車両内のキーパッドまたはキーボード上に配置できる)。
その後、メッセージが移動通信装置12に無事に送信されたことをHFT14が確認した後、本実施形態のシステムは、返答モードを終了し、実行モードに戻る。NAVI表示部20は、メッセージが無事に送信されたことを表示する。
他の実施形態においては、ステップ50において、本実施形態のシステムは、受信した複数のメッセージを調べることで、前記受信した複数のメッセージが、(ステップ46で送信された)メッセージ要求の送信先と同じであると期待される電話番号から送信されてきたのか否かを判定する。もし前記した電話番号から送信されてきたのであれば、本実施形態のシステムは、前記受信したメッセージが、ユーザが送信したメッセージ要求に応答したメッセージであると決定する。その後、ステップ52において、受信したメッセージをNAVI16に送信して処理を実行する(例えば、ユーザに通知し、NAVI受信箱に転送する(図11B参照))。
受信したメッセージが、すでに送信されたメッセージ要求に対応したものではなかったと判定したときは、本実施形態のシステムは待機モードに留まり、アルゴリズムはステップ48に戻る。つまり、ステップ50に関して前記したとおり、所定の時間が経過するまでは、本実施形態のシステムは、ステップ48の待機モードに留まる。
停止モードにおいて、本実施形態のシステムは、無線装置12とのポーリングを行うことを停止し、新たなメッセージを求めない。もし、ステップ66において、無線装置12などのブルートゥース電話または他の互換性のある装置などを検出すれば、アルゴリズムはステップ42に戻る。つまり、本実施形態のシステムはオフモードを終了し、起動モードに進む。車両イグニッション装置がもはや「ON」位置に無ければ、ステップ62にて決定されるように、本実施形態のシステムは停止モードに進む。
その後、ステップ53において、POIサービスプロバイダ32は、要求メッセージに含まれるデータに合致し、かつ、前記した特定の位置から第1の所定の距離の範囲内にある1または複数のPOIが見つかったか否かを判定する。合致するPOIが第1の所定の距離の範囲内に1つも見つからなければ、ステップ59において、POIサービスプロバイダ32は、要求メッセージに含まれるデータに合致し、かつ、前記した特定の位置から第2の所定の距離の範囲内にあるPOIを見つけようとする。前記した第2の所定の距離は、20マイルとしてもよいし、第1の所定の距離よりも大きな他の適切な距離としてもよい。
その後、ステップ65において、POIサービスプロバイダ32は、(ステップ49において)受信した要求メッセージを送信した装置に対して、前記作成した応答メッセージを送信する。
ステップ68において、車両イグニッションスイッチを入れる(つまり、“ON”位置または“ACC”位置にする)。ブロック69に示す入口点Aを提供することで、アルゴリズムの他の部分は、この入口点に戻ることができる。
その後、ステップ70において、本実施形態のシステムは、無線装置12とHFT14との間に双方向通信回線を確立する。HFT14は、AT(attention)コマンド(モデムを制御するためにヘイズ社が採用したコマンド体系を構成するコマンドの一部)を無線装置12に送信し、無線装置12を“PDU”(Protocol Data Unit)モードに設定する。
無線装置12がテキストモードまたはPDUモードのいずれかにいるかにかかわらず、本実施形態のシステムは、ATコマンドを無線装置12に送信し、ステップ78において、HFT14は、無線装置12内に現在記憶されているSMSメッセージを読み出すことができる。ステップ80において、HFT14は、SMSメッセージを受信するが、ここで、メッセージ形式を修正してから、受信したSMSメッセージをNAVI16に渡すことが好ましい。続いて、本実施形態のシステムは、起動モードを終了し、ブロック81の入口点Bを介して、実行モードのステップ82に進む。
ステップ82において、HFT14は、無線装置12に対してAT(attention)コマンドを周期的に(例えば、15秒ごとに)送信する。このATコマンドは、遠隔地または遠隔のサービスプロバイダから無線ネットワーク(図示せず)を介して受信される任意の新たなSMSメッセージを送信することを無線装置12に対して指示するコマンドである。
ステップ84において、アルゴリズムは、無線装置12が任意の新たなSMSメッセージ(例えば、HFT14が無線装置12からまだ読み出していないメッセージ)を受信したか否か判定する。もし、受信していなければ、アルゴリズムはステップ82に戻り、本実施形態のシステムは実行モードのままである。もし、新たなメッセージが受信されたら、ステップ86において、HFT14は、無線装置12とのブルートゥース接続回線を介して前記受信したメッセージを読み出し、NAVI16に転送する。
ステップ88において、前記読み出したSMSメッセージは、ユーザが閲覧できるようにNAVI表示部20に表示でき、NAVI16は、前記読み出したメッセージ中の任意の電話情報および住所情報を抽出し、さらに処理を進める。前記した処理は、NAVIの住所録に情報を追加すること、地図に位置をアイコンとして表示すること、経路探索情報を表示すること、TTSによってメッセージを音読すること、などを含むことができる。
また、ステップ96において、ユーザは、受信した個人のテキストメッセージに対する返答を実行モードにて行うことを選択できる。本実施形態のシステムは、実行モードを終了し、ブロック97の入口点Dを介して返答モードに進入し、ステップ108に進む。
他の実施形態において、前記した“送信元”情報は、ユーザがすでに送信したメッセージ要求に含まれる“送信先”電話番号またはCDCプロバイダコードと比較される。ステップ104において、アルゴリズムは、前記した比較の結果を用いて、新たに受信したSMSメッセージが、本実施形態のシステムが期待している、要求メッセージに対する応答であるか否かを判定する。もし、要求メッセージに対する応答であれば、本実施形態のシステムは、前記受信したメッセージが、ユーザが送信したメッセージ要求に応じたメッセージであると判定する。その後、ステップ106において、前記受信したメッセージをNAVI16に送信して、さらなる処理を実行する(例えば、ユーザに通知し、NAVI受信箱(図11B参照)に転送する)。次に、本実施形態のシステムは、待機モードを終了し、ブロック81の入口点Bを介して実行モードに進入し、ステップ82に戻る。
ステップ104において、もし、前記受信したメッセージが、ユーザのメッセージ要求に対する応答でなければ、本実施形態のシステムは待機モードのままであり、アルゴリズムはステップ98に戻る。
ステップ110において、ユーザは、利用可能な応答のリストから所望のプリセット返答メッセージを選択する。前記したプリセット返答メッセージは、“向かっている途中です。”、“はい、ありがとう。”、“いいえ、結構です。”、“運転中です。では、また後ほど。”、などのフレーズを有することができる。
ステップ112において、NAVI16は、前記選択された返答メッセージをHFT14に送信し、HFT14は、前記選択された返答メッセージを再構成する。その後、HFT12は、ブルートゥース通信回線を介して無線装置12に、前記再構成した返答メッセージを送信する。今度は無線装置12が、無線ネットワーク(図示せず)を介して前記した返答メッセージを遠隔地または遠隔のサービスプロバイダに送信する。
続いて、無線装置12は、HFT14に対して、前記した返答メッセージが無線ネットワークを介してステップ114において送信されたことを伝えるメッセージを送信する。その後、ステップ116において、“メッセージ送信”確認画面をNAVI表示部20に表示する。その後、本実施形態のシステムは、返答モードを終了し、ブロック81の入口点Bを介して実行モードに戻る。
もし、ステップ94において、車両イグニッションがもはや“ON”位置になっていないと、アルゴリズムが判定したときは(図5B参照)、本実施形態のシステムは停止モードに進む。イグニッションがON位置にされると、本実施形態のシステムは、ブロック69の入口点Aを介して起動モードのステップ70に進む。一方、ステップ92において、イグニッション装置はまだ“ON”位置にあるが、本実施形態のシステムは単に無線装置12と通信できていないだけであれば、ステップ70において、本実施形態のシステムは、新たに検出した無線装置との通信を確立する処理を即座に実行できる(図5A参照)。ステップ68において車両イグニッションがON位置にされた後、最初にアルゴリズムが開始したかのように、本実施形態のシステムは他に特に何もせずに起動モードに進む。本実施形態のシステムは、自身の記憶を消去し、無線装置12からすべてのSMSメッセージを読み出し、新たに受信されるメッセージを監視する。
図6では、“エリックの喫茶店”(Eric's Coffee Shop)という具体的な業種の店舗の中で最も近い位置にある店舗の住所および電話番号を求める2つの同じような要求が、2つの別個のSMSメッセージを介してなされた。NAVI(図示せず)を介して送信された前記2つのSMSメッセージは、ユーザの現在位置を含んでいたし、2つの異なるCSCサービスプロバイダに送信された。しかしながら、本発明に関しては、他の種類のサービスプロバイダ、および他の種類のメッセージサービス(例:MMS)を利用できる。
同様に、SMSメッセージ124は、ユーザの位置から所定の半径以内に位置している2箇所の“エリックの喫茶店”の住所および電話番号のリストを含む。しかしながら、“エリックの喫茶店”の位置の各々に対応する電話番号は、店名の後に表示されており、かつ、住所情報の前に表示されている。
使用される具体的なアルゴリズムおよびCSCプロバイダのデータベース内に記憶されているデータに依るが、SMSメッセージ応答を返すCSCプロバイダが異なっていれば、ユーザの位置からの距離が同じであっても、その所定距離以内にある企業の位置の数は異なっていてもよい。
データ形式126のフォーマット1は、第1の企業の位置に関して、テキスト文字と、第1の住所と、他のテキスト文字と、第1の電話番号とを、この順序で含んでいる。このフォーマット1は、第2の企業の位置に関して、第2の住所と、第2の住所に対応する第2の電話番号とを含むようにして繰り返し、その後、SMSメッセージ122内でリストに載っている企業の数の分だけ、住所と電話番号とを含むようにして繰り返す。
データ形式126のフォーマット2は、第1の企業の位置に関して、テキスト文字と、第1の電話番号と、他のテキスト文字と、第1の住所とを、この順序で含んでいる。このフォーマット2は、第2の企業の位置に関して、第2の電話番号と、第2の電話番号に対応する第2の住所とを含むようにして繰り返し、その後、SMSメッセージ122内でリストに載っている企業の数の分だけ、電話番号と住所とを含むようにして繰り返す。
もし、フォーマット1に合致すれば、ステップ136において、本実施形態のシステムは、前記した住所および電話番号を互いに関連付けて、特定のリストを作り、ステップ143において、前記特定のリストからなるデータを、本実施形態のシステムが用いる内部形式に変換する。ステップ144において、前記変換したデータはメモリに記憶される。
もし、フォーマット1に合致しなければ、本実施形態の方法は、ステップ138に進み、先程と同様にして、受信したSMSメッセージの形式がデータ形式126のフォーマット2に合致するか否か判定する。
もし、フォーマット2に合致すれば、ステップ140において、本実施形態のシステムは、前記した住所および電話番号を互いに関連付けて、特定のリストを作り、ステップ143において、前記特定のリストからなるデータを、本実施形態のシステムが用いる内部形式に変換する。ステップ144において、前記変換したデータはメモリに記憶される。
もし、フォーマット2に合致しなければ、本実施形態の方法は、ステップ142に進み、本実施形態の方法は、SMSメッセージに含まれる住所および電話番号を、本実施形態のシステムのメモリ内に別々に記憶することを決定する。そして、本実施形態の方法は、ステップ143において、最初にデータ形式を変換することによって、前記決定したこと、つまり、住所および電話番号をメモリ内に別々に記憶することを実行する。その後、ステップ144において、本実施形態のシステムは、前記変換がなされたデータ形式に従うデータを記憶する。
もし、ステップ146において、無線装置12から受信した他のメッセージがあれば、本実施形態の方法は、ステップ132に戻り、本実施形態のシステムは、受信したSMSメッセージからもう一度住所を抽出、そして認識する。他のメッセージが無ければ、本実施形態の方法は終了する。
しかしながら、他の実施形態では、ステップ132において、サービスプロバイダを識別して使用される形式を識別するのに用いられ、ステップ130にて受信したSMSメッセージから得られる住所情報および電話番号情報を構文解析するのに役立つように用いられる、SMSメッセージ中の“送信元”の番号を認識できる。
図8Aを参照すると、ステップ148において、車両イグニッションを“ON”位置にする。ステップ150において、NAVI16は、移動通信装置12からすべてのSMSメッセージを読み出す。他の実施形態において、NAVI16は、HFT14からすべてのSMSメッセージを読み出すことができる。
NAVI16は、無線装置12とのポーリングを周期的に実行し、無線装置12が受信する他のSMSメッセージを読み出す(図4および図5A〜図5E、そしてこれらの図に関連する説明を参照)。ステップ152において、インテリジェント文字認識システムは、受信したSMSメッセージが任意の電話情報および住所情報を含み(住所および電話番号を抽出し、認識する方法の詳細については図12〜図14Eを参照)、住所および電話番号を抽出するか否かを判定(住所および電話番号を抽出し、認識する方法の詳細については図12〜図14Eを参照)する。
本実施形態の方法はステップ154に進むと、本実施形態のシステムは、前記抽出した住所に一致する入力が、表、配列、データベース、または他のデータ構造を備える内部ファイル内にすでに記憶されているかどうかを判定する。もし、記憶されてなければ、ステップ158において、前記抽出した住所が新たな住所であると判定し、前記した内部ファイルに追加する。その後、本実施形態の方法は、ステップ160に進む。
もし、抽出した住所がすでに内部ファイルに存在すれば、ステップ156において、抽出した住所は新たな住所ではないと判定し、本実施形態のシステムは、住所録に前記抽出した住所を追加しない。代わりに、アルゴリズムはステップ158の処理をせずにステップ160に進む。
新たな住所は、すでに表示されている住所と比べると、ユーザにとっておそらく興味深いものである。そして、関連するSMSメッセージに含まれている新たな住所までの経路を探索すること、またはそのSMSメッセージに含まれている電話番号に電話をかけることをユーザが容易にできることは、車両内にいるユーザにとって大いに有益であるはずである。他の実施形態において、内部ファイルを、無線装置を介して受信する住所によって自動的に更新される住所録とすることができる。
ステップ162において、テキストメッセージをNAVI受信箱に追加する(図11B参照)。続いて、ステップ164において、本実施形態の方法は、NAVI16が無線移動通信装置12から読み出した他のメッセージが存在するか否かを確認する。もし、存在すれば、本実施形態の方法は、ステップ150に戻り、前記した他のメッセージを読み出す。そして、ステップ152において、前記読み出した他のSMSメッセージから抽出される住所が存在するか否かを再度確認する。
1):所定期間、車両イグニッションスイッチがON位置になっており、起動モードが完了した結果、NAVI16が1または複数の住所をすでに受信して(赤色の位置アイコンとして)描画している場合
2):後になって1または複数の追加分の住所を受信し、新たに受信した住所の位置を、すでに受信して描画されている住所の位置と区別する必要がある場合
ステップ168,170,172の処理は、図8Aのステップ148,150,152の処理とは若干異なる。
ステップ170において、NAVI16は、無線装置12から新たなSMSメッセージを受信する。ステップ172において、インテリジェント文字認識システムは、前記新たなSMSメッセージが任意の電話情報および住所情報を含むか否かを判定する。もし、含んでいなければ、本実施形態の方法は、ステップ184に進み、含んでいれば、ステップ174に進む。ステップ174においては、すでに記憶されている1または複数の住所から生成され、NAVI表示部20が表示する地図に表示され、第1の視覚的形式をとる(より古い住所がまだ存在しないため重要度の高い色がついている)任意の位置アイコンは、(第1の形状および第1の色(重要度の高い色(例:赤色))を与える)前記第1の視覚的形式から、第2の色または重要度の低い色(例:灰色)および第2の形状に変更される。その後、新たに受信した住所は、重要度の高い色(例:赤色)をつけて地図に描画される。
上記したやり方では、すでに記憶されている住所とは異なっており、もっとも直近に受信した住所は常に、優先度の高い色がついたアイコンで表示される。そして、既に受信した住所(より古くなった住所)は、第2の色、または重要度の低い色(例:灰色)がつき、第2の形状を持つアイコンとして表示されることになる。
続いて、本実施形態の方法は、ステップ176に進み、前記抽出した住所に該当する入力が、メモリユニット8(図1参照)内に読み込むことができる内部ファイル内にすでに記憶されているかどうかを判定する。もし、記憶されてなければ、ステップ180において、前記抽出した住所を前記した内部ファイルに追加し、本実施形態の方法はステップ182に進む。もし、前記抽出した住所がすでに前記した内部ファイル内に存在していれば、ステップ178において、本実施形態のシステムは、前記抽出した住所を前記した内部ファイルに追加しない。代わりに、本実施形態の方法は、ステップ180の処理をとばしてステップ182に進む。これまでに説明したように、他の実施形態においては、内部ファイルを住所録としてよい。
ステップ184において、テキストメッセージがNAVI受信箱に追加される(図11B参照)。ステップ186において、本実施形態の方法は、NAVI16が無線装置12から読み出す他のメッセージが存在するか否かを確認する。もし、存在すれば、本実施形態の方法は、ステップ170に戻り、前記した他のメッセージを読み出す。そして、ステップ172において、前記読み出した他のSMSメッセージから抽出される住所が存在するか否かを再度確認する。
同様にして、ステップ172において新たな電話番号情報が抽出された場合、ステップ174において、すでに記憶されているものの、当初は第1の色または重要度の高い色(例:赤色)で表示されていたすべての電話番号は、第2の色または重要度の低い色(例:灰色)に変更される。その後、新たに抽出された電話番号は、前記したすでに記憶されている電話番号とは異なっており、ステップ182においては、NAVI表示部20に、第1の色(例:赤色)で表示される。
他の実施形態においては、ユーザが、NAVI住所録に住所情報を保存することを選択しないときは、(詳細は後記する)ステップ190の後にステップ191という任意的な処理を実行して、住所情報を削除することになる。
ステップ192において、車両イグニッションが“OFF”位置にされると、元々のSMSメッセージが削除された無線装置12に読み出されたSMSメッセージから抽出された住所に一致するすべての位置アイコンを、NAVI表示部20のNAVI地図から削除する。位置アイコンを削除することは、前記した第1の色および第2の色がついた位置アイコンを削除することを含む。
ステップ194において、車両イグニッションが“OFF”位置にされた場合、車両イグニッションが“ON”位置になっていた間に無線装置12から削除されたすべてのメッセージが、今度は、NAVI受信箱から削除されることになる。
図10Aおよび図10Bにおいて、位置アイコン196,198,200,202が見えている。これらの位置アイコンは、ユーザの車両の現在位置に対する地図上の特定の住所を表す。現在位置アイコン196は、車両の現在位置を表しているが、車両が移動したときは、NAVI表示部20の画面が再読み込みされるので、地図上のアイコン196の位置は変わるであろう。
図10Aにおいて、アイコン196は、翼状であって丸印がつけられており、地図上の他の位置アイコンよりも目立っている。しかし、他の実施形態においては、アイコン196は、異なる形状にしてもよく、アイコン198〜204と同一の色または異なる色をつけたアイコンとすることができる。
位置アイコン198〜204は、地図上では、無線装置から読み出され、NAVI受信箱(図示せず)に載っているSMSメッセージから抽出される住所と一致する位置に配置されるひし形のアイコンとして表示される。しかし、他の形状からなるアイコンを利用することもできる。位置アイコンの使用、位置アイコンの色の変更方法、変更時期については、図8Aおよび図8Bに示すアルゴリズムに従ってすでに説明してある。
位置アイコン202,204もまた、NAVI受信箱内のSMSメッセージから抽出された位置を表している。しかし、これらのアイコンは、より直近に受信したメッセージを表現したものであり、したがって、重要度の高い色(例:赤色)で表される。図10Bにおいて、NAVI表示部20の地図を(図10Aの地図よりも)拡大し、前記拡大した地図は、中央に現在位置アイコン196を表示し、かつ、すでに表示されている位置アイコン198,200と、新たに受信した位置アイコン202,204とを表示する。
他の実施形態において、NAVI表示部20に表示された地図のアイコン198〜204の近くには、前記したアイコンに対応する受信時刻情報(例:タイムスタンプ)を表示する。前記した受信時刻情報は、アイコン198〜204によってユーザに表示されている住所情報を含むSMSメッセージの受信時刻を含むことができる。他の実施形態において、前記した受信時刻情報は、受信日も含んでよい。
しかしながら他の実施形態においては、前記した受信時刻を用いて、過去1週間以内に受信したメッセージに含まれていた住所だけを画面に表示することを許可することによって、NAVI表示部20に表示するアイコンの数を制限できる。
図11Bに示すように、アイコンに付して表示されている数字は、NAVI受信箱に列挙記載されているSMSメッセージの番号に一致する。さらに、前記した位置アイコンの形状も変形できる(例:四角形または円)。また、他の実施形態においては、前記した位置アイコンは、抽出された具体的な住所にある企業の業種に対応する複雑な形状(例えば、ガソリンスタンドの給油ポンプ)をとることができる。
図10Aおよび図10Bに従ってすでに説明したとおり、アイコン210,216は、初期に表示されたアイコンを表しており、第2の色または重要度の低い色(例:灰色)が付されている。一方、アイコン212,214は、新たに受信したアイコンを表しており、第1の色または重要度の高い色(例:赤色)が付されている。
詳細は図17A〜図18Bを参照して説明するが、ユーザは、NAVI住所録またはNAVI受信箱に示され、アイコンとして地図上に表示されている目的地住所までの経路を探索できるとともに、前記した目的地住所が表示されている複数の項目のうちのいずれかに対して、前記した目的地住所に対応する電話番号に電話をかけることができる。
メッセージを他のやり方(例えば、昇順で)で載せられること、未読のメッセージについては他の方法(例えば、太字のフォントで載せること、または別の色のフォントで載せること)によって区別できることは、一当業者であれば認識するであろう。
本発明のシステムおよび方法の実施形態では、まず、ステップ218において、車両イグニッションを“ON”位置にした後、ステップ220において、インテリジェント文字認識システムは、無線電話または移動通信装置12からSMSメッセージを受信する。HFT14は、無線装置12とのポーリングを周期的に実行し、無線装置12から新たに受信したSMSメッセージを読み出す(図4および図5A〜図5E、そしてこれらの図に関連する説明を参照)。
その後、アルゴリズムはステップ222に進み、前記読み出したメッセージを構文解析し、電話番号パターンを識別することによって、電話番号が検出されるか否かを判定する。もし、電話番号が検出されれば、ステップ224において、NAVI表示部20の電話ボタンを有効にし、前記検出した電話番号をメモリに記憶する。その後、アルゴリズムはステップ226に進み、SMSメッセージ中に他の電話番号が存在するか否かを判定する。もし存在すれば、SMSメッセージ中に他の電話番号が1つも存在しなくなるまでステップ222の処理を繰り返し、その後、ステップ228において、検出された電話番号を構成する文字列を無視する。
その後、ステップ230において、SMSメッセージを再度構文解析し、住所が検出されるか否か判定する。もし、住所が検出されれば、ステップ232において、NAVI表示部20の経路探索ボタンを有効にし、前記検出した住所をメモリに記憶する。その後、アルゴリズムはステップ234に進み、SMSメッセージ中に他の住所が存在するか否かを判定する。
ステップ238において、構文解析ツールは、SMSメッセージ中の文字列を一つ一つ検査し、ステップ240において、解析する他の文字列が存在するか否かを判定する。もし存在しなければ、ステップ242に進み、アルゴリズムは終了する。もし、解析する他の文字列が存在すれば、ステップ246において、現在の文字列を解析して、現在の文字列が7桁の数字列であるか否かを判定する。もしそうであれば、ステップ248において、7桁の数字列を7桁の電話番号として保存し、ステップ254において、構文解析ツールは、次の文字列に移る。アルゴリズムは入口点Fを介してステップ238に戻り、次の文字列を解析する。
もし現在の文字列が7桁の数字列でなければ、ステップ250において、現在の文字列を解析して、現在の文字列が10桁の数字列であるか否かを判定する。もし、前記した数字列が10桁であれば、ステップ252において、10桁の数字列を保存し、ステップ254において、構文解析ツールは、次の文字列に移る。アルゴリズムは入口点Fを介してステップ238に戻り、次の文字列を解析する。
もし現在の文字列が10桁の数字列でなければ、ステップ260において、現在の文字列を解析して、現在の文字列が、###*####(例:555-1212)という8文字フォーマットに合致する8個の文字列であるか否かを判定する。なお、“#”は、数字を表しており、“*”は、“-”(ハイフン)、“.”(ピリオド)、“,”(カンマ)、または空白(スペース)を表す。もし、現在の文字列が、前記した8文字フォーマットに合致すれば、ステップ262において、(前記した現在の文字列から)7桁の数字を抽出してメモリに保存し、ステップ274において、構文解析ツールは、次の文字列に移る。アルゴリズムは入口点Fを介してステップ238に戻り、次の文字列を解析する。
もし、現在の文字列が、前記した8文字フォーマットに合致しなければ、ステップ264において、現在の文字列を解析して、現在の文字列が、###*###*####(例:213-555-1212)という12文字フォーマットに合致する12個の文字列であるか否かを判定する。もし、現在の文字列が、前記した12文字フォーマットに合致すれば、ステップ264において、前記した現在の文字列から10桁の数字を抽出してメモリに保存し、ステップ274において、構文解析ツールは、次の文字列に移る。
もし、現在の文字列が、前記した12文字フォーマットに合致しなければ、ステップ266において、現在の文字列を解析して、現在の文字列が、*###*###*####(例:(213)555-1212)という13文字フォーマットに合致する13個の文字列であるか否かを判定する。もし、現在の文字列が、前記した13文字フォーマットに合致すれば、ステップ268において、前記した現在の文字列から10桁の数字を抽出してメモリに保存し、ステップ274において、構文解析ツールは、次の文字列に移る。
もし、現在の文字列が、前記した13文字フォーマットに合致しなければ、ステップ270において、現在の文字列を解析して、現在の文字列が、*###**###*####(例:(213) 555-1212(閉じ括弧の後に1文字分のスペースが存在する))という14文字フォーマットに合致する14個の文字列であるか否か判定する。もし、現在の文字列が、前記した14文字フォーマットに合致すれば、ステップ272において、前記した現在の文字列から10桁の数字を抽出してメモリに保存し、ステップ274において、構文解析ツールは、次の文字列に移る。
もし、現在の文字列が、前記したフォーマットのいずれにも合致しなければ、ステップ274において、構文解析ツールは、単に、次の文字列に移る。図13に示した処理は、注目する文字列の各々について繰り返される。他のアルゴリズムを用いて文字列から電話番号を抽出すること、さらに、上記した複数のステップは、図13に示す順序とは異なる順序で実行できることは明らかである。
本発明のシステムおよび方法の典型的な実施形態において、インテリジェント文字認識システムは、それぞれの住所を抽出する処理の間に用いられるSMSメッセージのワーキングコピーを管理する。図14Aは、SMSメッセージから郵便番号を抽出する前記した典型的なアルゴリズムの一部を示す。
(上記した典型的な方法に示したように)一旦、SMSメッセージ中に電話番号を検出すれば、ステップ276において、電話番号を構成する数字列および電話番号を含む任意の文字列を、作業中のSMSメッセージから削除する。したがって、構文解析ツールは、電話番号であることがすでにわかった文字列に対する処理を繰り返す必要が無い。ブロック292に示す入口点Kを提供することで、ルーチンの他の部分は、この入口点に戻ることができる。ステップ278において、構文解析ツールは、作業中の文字列の終点から開始して逆方向へ向かうように、文字列を一つ一つ移る。
続いて、ステップ280において、アルゴリズムは、解析する他の文字列が存在するか否かを判定する。もし、存在しなければ、アルゴリズムはステップ282にて終了する。前記した典型的なアルゴリズムは、SMSメッセージを逆向きに構文解析し、概ね住所の最後に配置されている郵便番号を検出する処理の速度を上げるが、本実施形態のシステムおよび方法が逆向きに構文解析することに限定されないのは当然である。
もし、解析する他の文字列が存在すれば、ステップ284において、現在の文字列を解析して、現在の文字列が5桁の郵便番号であるか否かを判定する。もし、現在の文字列が郵便番号であれば、ステップ286において、前記した5桁の郵便番号をバックアップとしてメモリ内に保存する。その後、ステップ288において、構文解析ツールは、1つ後ろの文字列に戻り、解析を行い、アルゴリズムは、ブロック290の入口点Gを介してステップ294に進む。
もし、現在の文字列が郵便番号でなければ、アルゴリズムは、ブロック290の入口点Gを介してステップ294に進み、現在の文字列を解析して、現在の文字列が州であるか否かを判定する。
ステップ294において、現在の文字列を解析して、メモリに記憶されている州のリストと現在の文字列とを比較して両者が合致するか否かを判定することによって、現在の文字列が州であるか否かを判定する。もし、現在の文字列が州であれば、ステップ296において、前記した州をメモリ内に保存する。メモリ内には、都市のリストも記憶されているが、ステップ298において、検出された州に含まれる都市に限定される。ステップ300において、構文解析ツールは、1つ後ろの文字列に戻り、解析を行い、ブロック310の入口点Hを介してステップ312に進む。
もし、現在の文字列が州でなければ、ステップ302において、アルゴリズムは、先のステップ286において、郵便番号がすでに記憶されていたか否か判定する。もし、郵便番号が記憶されていたときは、ステップ304において、前記記憶されていた郵便番号に対応する州をメモリに記憶する。その後、ステップ308において、都市のリストを、前記記憶されていた郵便番号に対応する州に含まれる都市にのみ限定し、アルゴリズムは、ブロック310の入口点Hを介してステップ312に進む。
もし、実際にこれまでのところ、郵便番号が記憶されていなかったときは、ステップ306において、都市のリストを、車両が現在位置している州に含まれる都市にのみ限定する。車両の位置は、NAVI16に接続されているGPS受信部(図示せず)によって決定する。その後、アルゴリズムは、ブロック310の入口点Hを介してステップ312に進み、都市を抽出する。
ステップ312において、現在の文字列を解析して、メモリに記憶されている限定された都市のリストと現在の文字列とを比較して両者が合致するか否かを判定することによって、現在の文字列が都市であるか否かを判定する。もし、現在の文字列が前記したリストに含まれる都市であれば、ステップ314において、前記した都市をメモリ内に保存する。また、メモリ内には、通りのリストも記憶されているが、ステップ316において、検出された都市に含まれる通りに限定される。ステップ318において、構文解析ツールは、1つ後ろの文字列に戻り、解析を行い、アルゴリズムはブロック328の入口点Iを介してステップ330に進み、通りの名称を抽出する。
もし、現在の文字列が都市でなければ、ステップ320において、アルゴリズムは、これまでのステップにおいて、郵便番号が記憶されていたか否か判定する。もし、郵便番号が記憶されていたときは、ステップ322において、前記記憶されていた郵便番号に対応する都市をメモリに記憶する。その後、ステップ326において、前記した通りのリストを、前記郵便番号に対応する都市に含まれる通りにのみ限定し、アルゴリズムは、ブロック328の入口点Iを介してステップ330に進む。
もし、郵便番号が記憶されていなかったときは、ステップ324において、通りのリストを、車両が現在位置している都市に含まれる通りにのみ限定する。車両の位置は、車両に搭載されているNAVI16に接続されているGPS受信部によって決定される。その後、アルゴリズムは、ブロック328の入口点Iを介してステップ330に進み、通りの名称を抽出する。
ステップ330において、メモリの内部カウンタをインクリメントして、前記限定した通りのリストとの比較を行った文字列の数を数え続ける。前記した典型的な実施形態において、通りの名称と前記限定したリストとを比較する処理は、4回実行されることで、通りの住所情報を確実に識別できる。なぜならば、住所情報は、アパートまたはスイートの部屋番号、道路の種類、方向、または他の情報を含んでいるからである(例えば、“400 南 メイン ストリート、スイート 100、エニータウン、カリフォルニア州 90001”という住所に関しては、“スイート 100”というスイートの部屋番号と、“メイン ストリート”という道路の種類と、“南”という方向と、“400”という番地を他の情報として含んでいる)。本実施形態のシステムおよび方法は、4つの文字列を含んでいる通りの名称だけと合致することに限定されるものでなく、任意個数の文字列を反復して完全な通りの名称を抽出しようとすることができることは当然である。
ステップ334において、現在の文字列を解析して、現在の文字列が、事実上の数字であるか否かを判定する。例えば、解析中の住所の文字列がスイートの部屋番号を含んでいる場合が該当する。もし、現在の文字列が数字であれば、ステップ336において、構文解析ツールは、1つ後ろの文字列に戻り、アルゴリズムは、ステップ330に戻って処理を継続する。
もし、現在の文字列が数字でなければ、ステップ338において、現在の文字列を解析して、メモリに記憶されている限定された通りのリストと現在の文字列とを比較して両者が合致するか否かを判定することによって、現在の文字列が通りの名称であるか否かを判定する。もし、現在の文字列が前記限定された通りのリストにある通りの名称であれば、ステップ340において、前記した通りの名称をメモリ内に保存する。メモリ内には、番地のリストも記憶されているが、ステップ344において、検出された通りの名称で特定される番地のみに限定される。ステップ348において、構文解析ツールは、1つ後ろの文字列に戻り、解析を行い、アルゴリズムはブロック352の入口点Jを介してステップ354(図14E参照)に進み、番地を抽出する。
もし、現在の文字列が、前記限定された通りの名称のリスト内に記憶されている通りの名称と合致しなければ、ステップ342において、構文解析ツールは、1つ後ろの文字列に戻り、ステップ346において、内部カウンタの値を確認して、すでに4つの文字列を比較したか否かを判定する。内部カウンタの値が4であれば、その後のステップ350において、SMSメッセージにおいて通りの名称を見つけることはできないことになり、アルゴリズムは、ブロック292の入口点Kを介してステップ278(図14A参照)に戻る。
ステップ354において、現在の文字列を解析して、メモリに記憶されている方向テーブルと現在の文字列とを対比させることによって、現在の文字列が、北、南などの通りの方向指標であるか否かを判定する。もし、現在の文字列が方向指標であれば、ステップ356において、前記した方向指標をメモリに記憶し、ステップ358において、構文解析ツールは、1つ後ろの文字列に戻り、アルゴリズムは、ステップ360に進む。
もし、現在の文字列が方向指標と合致しなければ、ステップ360において、現在の文字列を解析して、メモリに記憶されている限定された番地のリストと現在の文字列とを比較して両者が合致するか否かを判定することによって、現在の文字列が番地であるか否かを判定する。もし、現在の文字列が前記限定されたリストにある番地であれば、ステップ362において、前記した番地をメモリ内に保存し、ステップ366において、実行可能な経路探索のために、住所全体をNAVI16に送信する。ステップ370において、構文解析ツールは、他の解析を行うために1つ後ろの文字列に戻り、ブロック292の入口点Kを介してステップ278(図14A参照)に戻って処理を繰り返し、SMSメッセージ中に他の住所が存在するか否かを判定する。
もし、現在の文字列が前記限定された番地のリストにある番地と合致しなければ、ステップ364において、構文解析ツールは、他の解析を行うために1つ後ろの文字列に戻り、アルゴリズムは、ステップ368に進み、内部変数が4となり、4つの文字列の比較がなされたか否かを判定する。もし、4つの文字列の比較がなされたときは、アルゴリズムはステップ278(図14A参照)に戻り、ブロック292の入口点Kを介して抽出することになる他の住所が存在するか否かを判定する。
もし、4つの文字列の比較がまだなされてないときは、アルゴリズムはブロック332の入口点Lを介してステップ330に戻り、他の文字列に対する比較を行う。
他の実施形態において、図14A〜図14E内の前記したステップの順序を変更して、本実施形態のシステムが最初にSMSメッセージ中にあるすべての州および郵便番号の情報を探索することができる。これにより、アルゴリズムは、検出した文字列を、住所情報を探索するための基準として使用する。その結果、前記したステップの順序を変更しなかったときは本実施形態のシステムが実行しなければならなくなるであろう反復回数を減らすことができる。
図15Aを参照すると、ステップ372において、受信したSMSメッセージをNAVI表示部20に表示する。ブロック371に示す入口点Nを提供することで、ルーチンの他の部分は、この開始点に戻ることができる。一旦、インテリジェント文字認識システムが前記受信したSMSメッセージ中の住所を検出すれば、HMI(図示せず)を介して経路探索を選択するためのアイコンまたはボタン(図12参照)を有効にし、ユーザが選択できるようにする。
ステップ374において、ユーザが、住所までの経路探索すること(“経路探索”と表記する場合がある)を選択すれば、ステップ376において、アルゴリズムは、ユーザに提供する住所が1つであるか多数であるかを確認する。
ステップ376において、ユーザが経路探索の選択をしていないときは、ステップ380,384,387の各々において、本実施形態のシステムは、ユーザが(HMIを介して)NAVIに対して、電話をかけること(“電話”と表記する場合がある)、メッセージを読み出すこと(“読み出し”と表記する場合がある)、メッセージを削除すること(“削除”と表記する場合がある)を選択的に実行するための選択情報を入力したか否かを判定する。その後、本実施形態の方法は、ステップ374に戻り、ユーザが“経路探索”を選択したか否かを判定する。
ステップ386において、もし、ユーザが、“編集”を選択したならば、ステップ388において、ユーザは住所データを編集し、本実施形態の方法は、ステップ382に戻り、新たに編集された住所を表示する。もし、ステップ386において“編集”が選択されず、代わりに、ステップ384において“経路探索”が選択されれば、ステップ385において、NAVI16は、提供された住所までの経路を計算して表示する。
もし、ステップ384において、ユーザが“経路探索”を選択せず、ステップ390において“取り消し”を選択すれば、アルゴリズムは、ステップ372に戻り、SMSメッセージをNAVI表示部20にもう一度表示する。
他の実施形態においては、ステップ382においてNAVI表示部20に表示された住所をユーザが編集できないようにする。このように、ユーザは、表示された住所への“経路探索”か、要求した経路探索の“取り消し”のどちらかを行えばよいことになり、その結果、ステップ386およびステップ388を消去してアルゴリズムを単純化できる。
図15Bにおいて、本実施形態の方法は、HMIを介して、表示された現在の住所について次の抽出された住所を表示したいのか(ステップ394、(“次”と表記する場合がある))、現在の住所を編集したいのか(ステップ398)、現在の住所への経路探索をしたいのか(ステップ402)、表示された現在の住所までの経路探索を取り消したいのか(ステップ406)についての入力をユーザに促す。本実施形態の方法は、ユーザがHMIを介してステップ394,398,402,406のこれらの選択肢のいずれかを選択したか否かを判定する。
ステップ386において、もし、ユーザが、“次”を選択すれば、ステップ396において、HMIは、SMSメッセージから抽出した次の住所を表示し、ステップ392に戻る。
ステップ398において、もし、ユーザが、“編集”を選択すれば、ステップ400において、HMIは、住所データの編集を許可する。そして、ステップ392に戻り、NAVI表示部20に新たに編集された住所を表示する。もし、ステップ398において“編集”を選択せず、代わりに、ステップ402において“経路探索”が選択されれば、ステップ404において、NAVI16は、前記提供された住所までの経路を計算して表示する。
もし、ステップ402において、“経路探索”が選択されず、ステップ406において“取り消し”が選択されれば、アルゴリズムは、ブロック372の入力点Nを介してステップ373に戻り、SMSメッセージをNAVI表示部20にもう一度表示する。
他の実施形態においては、ステップ392においてNAVI表示部20に表示されるすべての住所をリストで示すことで、ユーザは、関心のある住所を直接選択できる。また、繰り返しの説明になるが、NAVI表示部20に表示された住所をユーザが編集できないようにする。これにより、ユーザは、表示された住所への“経路探索”か、要求した経路探索の“取り消し”のどちらかを行えばよいことになり、その結果、ステップ398およびステップ400を消去してアルゴリズムを単純化できる。
図16Aを参照すると、ステップ408において、受信したSMSメッセージをNAVI表示部20に表示する。ブロック410に示す入口点Pを提供することで、ルーチンの他の部分は、この開始点に戻ることができる。一旦、インテリジェント文字認識システムが前記受信したSMSメッセージ中の電話番号を検出すれば(図12のステップ222参照)、ステップ224において、HMIを介して電話を選択するためのアイコンまたはボタン(図12参照)を有効にし、ユーザが選択できるようにする。
図16Aのフロー図に戻って説明を続けると、ステップ412において、ユーザが、“電話”コマンドを選択すれば、ステップ414において、本実施形態の方法は、ユーザに提供する電話番号が1つであるか多数であるかを確認する。
ステップ412において、ユーザが“電話”コマンドを選択していないときは、本実施形態の方法は、一連のステップを処理して、ユーザが、住所までの経路探索をすること(ステップ418)、メッセージを読み出すこと(ステップ422)、メッセージを削除すること(ステップ428)を任意に選択したか否かを判定する。その後、方法は、ステップ412に戻り、HMIを介して“電話”が選択されたか否かを判定する。
続いて、ステップ414において、ユーザに提供する電話番号が1つだけであるならば、ステップ420において、SMSメッセージから抽出した電話番号を表示する。そして、HMIは、表示された電話番号について、編集したいのか(ステップ424)、電話をしたいのか(ステップ430)、電話の呼び出しを取り消したいのか(ステップ434)についての入力をユーザに促す。続いて、本実施形態の方法は、ユーザがHMIを介してステップ424,430,434におけるこれらの選択肢のいずれかを選択したか否かを判定する。
ステップ424において、もし、ユーザが、“編集”を選択すれば、ステップ426において、本実施形態の方法は、電話番号の編集をできるようにし、ステップ420に戻り、新たに編集された電話番号をNAVI表示部20に表示する。もし、ステップ424において“編集”が選択されず、代わりに、ステップ430において“電話”が選択されれば、ステップ432において、HFT14を介して、前記提供された電話番号に電話する。そして、本実施形態の方法は、ステップ408に戻り、SMSメッセージを表示する。
もし、ステップ430において、“通話”を選択せず、ステップ434において“取り消し”を選択すれば、本実施形態の方法は、ステップ408に戻り、SMSメッセージをNAVI表示部20にもう一度表示する。
他の実施形態においては、ステップ420においてNAVI表示部20に表示された電話番号をユーザが編集できないようにする。これにより、ユーザは、NAVI表示部20に表示されている電話番号への“電話”か、要求した電話の呼び出しの“取り消し”のどちらかを行えばよいことになり、その結果、ステップ424およびステップ426を消去してアルゴリズムを単純化できる。
図16Bにおいて、本実施形態の方法は、HMIを介して、表示された現在の電話番号について、SMSメッセージ中にある次の抽出された電話番号を表示したいのか(ステップ438)、現在の電話番号を編集したいのか(ステップ442)、現在の電話番号へ電話したいのか(ステップ446)、要求した電話の呼び出しを取り消したいのか(ステップ450)についての入力をユーザに促す。本実施形態の方法は、ユーザがHMIを介してステップ438,442,446,450のこれらの選択肢のいずれかを選択したか否かを判定する。
ステップ438において、もし、ユーザが、“次”を選択すれば、ステップ440において、HMIは、SMSメッセージから抽出した次の電話番号を表示し、ステップ436に戻る。
ステップ442において、もし、ユーザが、“編集”を選択すれば、ステップ444において、本実施形態の方法は、電話番号の編集を許可する。そして、ステップ436に戻り、新たに編集した電話番号を表示する。もし、“編集”を選択せず、代わりに、“電話”が選択されれば、ステップ448において、HFT14によって、前記提供された電話番号に電話をかける。そして、アルゴリズムは、ステップ408に戻り、NAVI表示部20にSMSメッセージを表示する。
もし、ステップ446において“通話”が選択されず、ステップ450において“取り消し”ボタンが選択されれば、アルゴリズムは、ブロック410の入力点Pを介してステップ408に戻り、SMSメッセージをNAVI表示部20にもう一度表示する。
その後ユーザは、画面456の適当な部分を触ることによって“メッセージ”を選択することで、続く画面454に表示される受信したメッセージのリストを表示できる。その後ユーザは、メッセージ番号を選択することによって表示しようとするSMSメッセージを選択する。前記選択により表示される画面460が表示され、画面460の上半分はSMSメッセージの文字が記載表示されており、下半分にはメニューが表示されている。
ブロック458に示す入口点Rを提供することで、ルーチンの他の部分は、画面460に戻ることができる。画面460のメニューによって、TTSソフトウェアコンポーネントによってメッセージを音読することと(“読み出し”)、SMSメッセージに返答することと(“返答”)、SMSメッセージから抽出される住所への経路探索をすることと(“経路探索”)、SMSメッセージから抽出される電話番号に電話すること(“電話”)と、のいずれかを、ユーザは選択できる。
もし、ユーザが、“経路探索”または“電話”を選択すれば、画面は、ブロック462の入口点Qを介して画面464または画面466に各々移行する。もし、ユーザが“返答”機能を選択すれば、本実施形態のシステムは、ユーザが選択できるプリセットメッセージを表示して、SMSテキストメッセージの送信者に返答できるようにする。
図15Bを参照してすでに説明したとおり、もし、SMSメッセージから多数の住所が抽出されれば、“次”の選択肢を有効にし、ユーザは、受信したSMSメッセージから抽出される他の住所を表示して選択できる。もし、ユーザがもう一度“経路探索”を選択すれば、画面468に示すように、車両の現在位置から、抽出され、ユーザが選択した住所までの経路を計算する。プログレスバーは、要求のあった経路を本実施形態のシステムが計算するのに後どれくらいの時間が必要かを通知する。計算が完了すると、画面470は、NAVI表示部20に前記計算された経路を表示しており、NAVI16は、ユーザを所望の目的地となる住所へ誘導する。
図16Bを参照してすでに説明したとおり、もし、SMSメッセージから多数の電話番号が抽出されれば、ステップ466において、“次”の選択肢を有効にする。もし、ユーザがもう一度“電話”を選択すれば、電話される電話番号をHFT14に送信する。そして、入力されたSMSメッセージから抽出され、前記選択された電場番号に対する電話の呼び出しが生成される。その後、画面460に戻り、SMSメッセージを表示する。
もし、ユーザが、経路探索用の目的のためのPOI情報を取得したいならば、画面476の適当な部分を触ることによって“希望行先”を選択できる。その後、NAIV表示装置20は、画面474に移行する。ここでは、ユーザは、HMIを介して、ナビゲーションデータを入手したい地名を入力する。ユーザは、画面474に表示されているアルファベット入力ホイールと、“削除”ボタンまたは“スペース”ボタンとを用いることで、企業名、都市、州、経度、緯度、郵便番号などの情報を入力できる。
他の実施形態においては、英数字キーパッドなどの方法によって、または(VRソフトウェアコンポーネントを利用した)車内に搭載したマイクロフォンに向かってユーザが文字を音読して入力することによって、HMIに情報を入力できる。もし、ユーザが具体的な位置を選択しなければ、NAVI16に接続されているGPS受信部(図示せず)を介して読み出された位置情報を用いて、SMS用要求メッセージ40(図3参照)を生成できる。
レストランなどの対象、または他のPOI指標を交互に入力して、NAVI16にPOIを含むナビゲーションデータを読み出すことができるのは明らかである。一旦、ユーザが入力をすれば、SMSメッセージを利用するPOIサービスプロバイダに宛てられたSMSメッセージが生成され、無線ブルートゥース接続を介して、移動通信装置12に送信される(図2および図3参照)。
画面482には、SMSメッセージのテキストが記載されている。そして、画面482によって、TTSソフトウェアコンポーネント(図示せず)によってメッセージを音読してもらうことと(“読み出し”)、SMSメッセージを削除すること(図示せず。なお、SMSメッセージを削除することは任意的であって、無くてもよい。)と、SMSメッセージから抽出した住所への経路探索をすることと(“経路探索”)、SMSメッセージから抽出される電話番号に電話すること(“電話”)と、のいずれかを本実施形態のシステムにさせることを、ユーザは選択できる。
なお、SMSメッセージは、すべて表示してもよいし、画面の空き空間に応じて切り詰めてもよい。もし切り詰めるならば、HMIは、SMSメッセージをスクロールして、見えなかった部分をNAVI表示部20に表示できるようにしてもよい。
(例えば、図18Aに図示したPOI要求に応じて)CSCサービスプロバイダからSMSメッセージが送信されると、画面482に示すように、“返答y”の選択肢を無効(またはグレー表示にする)。このことは、(図17Aに示したような)友人や同僚などの人物から受信した個人的なSMSメッセージとは対照的である。つまり、図17Aの方法であれば、ユーザは、プリセットメッセージを選択できる画面460内に示される“返答”機能を選択することによって、SMSメッセージの送信者に返答したい場合がある。SMSメッセージ中にある送信者の電話番号がCSCプロバイダのものか個人のものかを判定することによって、本実施形態のシステムは、“返答”機能を有効または無効にする。
ここで、図18Bに戻って説明を続けると、もし、ユーザがもう一度“経路探索”を選択すれば、画面468に示すように、車両の現在位置から、抽出および選択されたPOIとしての住所への経路を計算する。プログレスバーは、画面484に示すように、要求のあった経路を本実施形態のシステムが計算するのに後どれくらいの時間が必要かを通知する。計算が完了すると、画面488は、NAVI表示部20に、所望のPOIまでの前記計算された経路を表示しており、NAVI16は、ユーザを所望の目的地となる住所へ誘導する。
代替する実施形態において、NAVI16は、ユーザが要求して選択した住所ではなく、受信したSMSメッセージ中に含まれる住所までの経路を自動的に探索できる。POIアイコンを用いることで、表示される経路探索用の地図に、抽出された住所の位置を表示できる。
また、NAVI16は、車両が記憶している住所録に含まれる抽出された住所および/または電話番号を自動的に記憶してもよい。
本実施形態の変形例においては、NAVI16内に計時装置を実装してもよい。これにより、もし、所定時間が経過してもSMSメッセージサービスプロバイダからSMSメッセージをまだ受信していなければ、エラーメッセージを表示する。
他の実施形態において、ユーザは、画面476に表示される他の利用可能な選択肢を用いることによって、サービスプロバイダから、住所および電話番号以外の情報を要求できる。よって、無線通信事業者およびサービスプロバイダは両方とも、本実施形態のシステムが正確に符号化されたテキストメッセージを送信することによって、“天気”、“ビジネスニュース”、“映画上映時間”などといった、要求のあった他の情報を返信する。このようにして、ユーザは、友人から受信した私的なテキストメッセージの場合と同様にして、車両内のSMSテキストメッセージとして“見出し記事”を閲覧できるようになる。
すでに画面456を表示することに関して説明したとおり、ユーザは、表示画面の適当な部分を触ることによって、受信したメッセージのリストの閲覧要求を指示できる。この例において、図19は、1つのメッセージしか表示していない。しかしながら、図19の表示画面は、多数のメッセージを表示できるようにしてもよい。
例えば、図21の表示画面からメッセージ1をユーザが選択したことに応じて、ナビゲーションシステムまたは装置は、車両の現在位置を決定できるし、例えば、方位、つまり運転方向、現在車両がいる通り、および車両から前方に所定距離の範囲内にある交差する通り、などの情報を含む返答を作成できる。
図21の表示画面からメッセージ2をユーザが選択したことに応じて、ナビゲーションシステムまたは装置は、設定した目的地に到達する時間と、前記設定した目的地に到達するまでの距離とを決定できる。したがって、ナビゲーションシステムまたは装置は、例えば、車両の現在位置から前記設定した目的地に到達するまでの時間および距離などの情報を含むプリセット返答メッセージを作成できる。
図21の表示画面からメッセージ3〜メッセージ6から任意の一つをユーザが選択したことに応じて、ナビゲーションシステムまたは装置は、メッセージ3〜メッセージ6のうち前記選択した一つから、文字を含むプリセット返答メッセージを作成できる。
ナビゲーションシステムまたは装置は、方位つまり進行方向と、車両が現在位置する通りの名称とを、前記作成したテキスト返答メッセージ502内に挿入することによって、前記選択した返答メッセージに一致するテキスト返答メッセージ502を作成できる。
ナビゲーションシステムまたは装置はまた、前記作成したテキスト返答メッセージ502に対して、受信者の住所または電話番号を含むことができる。ユーザは、送信506と、「送信者に電話」507と、取り消し508と、電話510とのなかから任意に1つを選択できる。
続いて、ナビゲーション装置は、前記した緯度および経度に基づいて車両が位置する通り(“走行中”の通り)を決定しようとする(ステップ610)。ナビゲーション装置は、1または複数のデータベースを参照することによって前記した走行中通りを決定できる。
その後、ナビゲーション装置は、前記作成した返答テキストメッセージを、受信したテキストメッセージの発信元に送信する(図26のステップ626)。いくつかの実施形態において、ナビゲーション装置は、受信したテキストメッセージから発信元の住所または電話番号を取得できる。
いくつかの実施形態において、前記した交差する通りは、車両から前方に前記所定距離の範囲内にある通りのなかで最高クラスのものとすることができる。通りは、例えば、降順で、高速道路、4車線道路、2車線道路、そして、脇道といったクラスを有する。もし、複数の交差する通り候補が、例えば、4車線道路および脇道を含んでいれば、ナビゲーション装置は、前記した4車線道路を前記した交差する通りとして決定する。もちろん、他の実施形態において、通りは、他のクラスまたは異なるクラスを有してよい。
もし、交差する通りが有効な通りの名称を有すると判定すれば、ナビゲーション装置は、前記決定された都市の名称と、前記した走行中通りの名称と、前記した交差する通りの名称と、方位とを含む返答テキストメッセージを作成する(ステップ624)。前記作成した返答テキストメッセージの一例は、“カリフォルニア州、トーランス内の190番通り近くのホーソーン通りを南に向かっています”、といったものにするとよい。もちろん、他の実施形態において、前記作成した返答テキストメッセージを変えてもよい。
続いて、ナビゲーション装置は、前記作成した返答テキストメッセージを、受信テキストメッセージの発信元に送信する(ステップ626)。その後、本処理は終了する。
その後、ナビゲーション装置は、前記作成した返答テキストメッセージを、受信テキストメッセージの発信元に送信する(ステップ626)。その後、本処理は終了する。
続いて、ナビゲーション装置は、設定した目的地までの距離を決定する(ステップ636)。いくつかの実施形態においては、前記した距離をマイルの単位で決定できる。他の実施形態においては、前記した距離をキロメートルの単位で決定できる。いくつかの他の実施形態において、前記した距離を、他の適切な寸法単位で決定できる。
もし、ナビゲーション装置は、設定した目的地が、前記対応する住所を有すると判定すれば、ナビゲーション装置は、マイル(または距離測定用の他の単位)で測定したときの設定した目的地までのマイル数と、設定した目的地に到着する時間と、設定した目的地の名称と、設定した目的地の住所とを含む返答テキストメッセージを作成する(ステップ644)。作成した返答テキストメッセージの一例は、“カリフォルニア州、マリーナ デル レイ、14001 フィジー ウェイにあるUCLAマリーナ水上センタから31マイルの位置および42分の位置にいます。”とする。
ナビゲーション装置は、前記作成した返答テキストメッセージを、受信したメッセージの発信元に送信する(ステップ626;図26参照)。これにより、本処理は終了する。
ナビゲーション装置は、前記作成した返答テキストメッセージを、受信したメッセージの発信元に送信する(ステップ626;図26参照)。これにより、本処理は終了する。
例えば、SMSメッセージによってナビゲーションデータを受信することについて説明したが、上記の独創性ある概念が、TCPIP上のSMTP、拡張メッセージサービス、MMSなど、といった他のメッセージサービスに同様にあてはまることは明らかである。また、上記の独創性ある概念が、車両から出力されたり車両に入力されたりするメッセージからナビゲーションデータを抽出することに同様にあてはまることは明らかである。
さらに、本発明のシステムがTTSエンジンおよびVRソフトウェアコンポーネントを備えることで、抽出されたナビゲーションデータまたはメッセージがユーザに向けて音読されるようにできるし、その一方で、ユーザが自分の選択肢を喋ることで、ユーザからの情報入力およびメッセージの作文を提供できる。
14 HFT
16 NAVI
20 NAVI表示部
Claims (20)
- テキストメッセージを受信すると送信される複数のプリセット返答テキストメッセージであって、少なくとも1つは車両の現在位置に関する情報を含む前記複数のプリセット返答テキストメッセージの1つをユーザが選択する機能を、ナビゲーション装置が提供するステップと、
前記車両の前記現在位置に関する前記情報を含む前記複数のプリセット返答テキストメッセージの1つを前記ユーザが選択すると、位置関連テキストメッセージを作成するステップと、
前記受信したテキストメッセージの発信元に、前記作成した位置関連テキストメッセージを、前記ナビゲーション装置が送信するステップと、を備える
ことを特徴とする方法。 - 前記車両が現在いる通りの名称および現在方位を、前記ナビゲーション装置が決定するステップと、
前記作成した位置関連テキストメッセージ中に、前記通りの名称および前記現在方位を、前記ナビゲーション装置が含めるステップと、を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - さらに、
前記車両から所定距離の範囲内にある交差する通りの名称を、前記ナビゲーション装置が決定するステップと、
前記作成した位置関連テキストメッセージ中に、前記交差する通りの名称を、前記ナビゲーション装置が含めるステップと、を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記車両が現在いる通りの名称および現在方位を決定するステップは、前記車両の現在の緯度、前記車両の現在の経度、および前記車両の進行方向に関する現在の羅針方位に基づいている
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記車両が現在いる通りの名称および現在方位を決定するステップは、さらに、
前記車両が現在いる都市の名称を、前記ナビゲーション装置が決定するステップと、を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - さらに、
前記決定された前記通りの名称が、有効な通りの名称であるか否かを、前記ナビゲーション装置が判定するステップと、
前記通りの名称が、有効な通りの名称であると判定された場合のみ、前記作成した位置関連テキストメッセージ中に、前記通りの名称を、前記ナビゲーション装置が含めるステップと、を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記車両が現在いる通りの名称および現在方位を決定するステップは、さらに、
前記車両が現在いる通りが高速道路であるか否かを、前記ナビゲーション装置が判定するステップと、
前記車両が現在いる通りが高速道路であると判定された場合に、前記車両から前方に所定距離の範囲内にある交差する通りが高速道路への出入道路であるか否かを、前記ナビゲーション装置が判定するステップと、
前記車両から前方に所定距離の範囲内にある交差する通りが前記高速道路への出入道路であると判定された場合に、前記交差する通りの名称が前記高速道路への出入道路に対応する通りの名称であることを、前記ナビゲーション装置が判定するステップと、
前記作成した位置関連テキストメッセージ中に、前記交差する通りの名称を、前記ナビゲーション装置が含めるステップと、を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - さらに、
前記決定された前記交差する通りの名称が、有効な通りの名称であるか否かを、前記ナビゲーション装置が判定するステップと、
前記交差する通りの名称が、有効な通りの名称であると判定された場合のみ、前記作成した位置関連テキストメッセージ中に、前記交差する通りの名称を、前記ナビゲーション装置が含めるステップと、を備える
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 車両内で用いられる装置であって、前記装置は、
送受信機と、
前記送受信機に接続されている表示ユニットと、
前記送受信機および前記表示ユニットを操作できるように接続されているプロセッサと、
前記プロセッサが操作できるように接続されており、前記プロセッサが以下のステップを含む方法を実行できるための実行可能なコードを記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサは、
受信したテキストメッセージをユーザに提供することに応じて、複数の返答テキストメッセージから位置関連返答テキストメッセージの選択を受信するステップと、
前記車両の現在位置を決定するステップと、
前記決定した車両の現在位置に基づいて、前記位置関連返答テキストメッセージを作成するステップと、
前記受信したテキストメッセージの発信元に、前記作成した位置関連返答テキストメッセージを送信するステップと、を実行する
ことを特徴とする装置。 - 前記車両の現在位置を決定するステップは、前記車両の現在位置に関する現在の緯度および現在の経度を決定することであり、
前記位置関連返答テキストメッセージを作成するステップは、前記決定した現在の緯度および前記決定した現在の経度に基づいている
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。 - 前記位置関連返答テキストメッセージを作成するステップは、さらに、
前記車両の移動を追跡することに基づいて前記車両の方位を決定するステップと、
前記位置関連返答テキストメッセージ中に、前記決定した方位を含めるステップと、を備える
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。 - 前記方法は、さらに、
受信したテキストメッセージをユーザに提供することに応じて、複数の返答テキストメッセージから非位置関連返答テキストメッセージの選択を受信するステップと、
前記受信したテキストメッセージの発信元に、前記選択された非位置関連返答テキストメッセージを送信するステップと、を備える
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。 - 前記位置関連返答テキストメッセージを作成するステップは、さらに、
前記決定された現在位置に基づいて、前記車両がいる都市の名称を決定するステップと、
前記決定した現在位置に基づいて、前記車両がいる通りの名称を決定するステップと、
前記通りの名称が、有効な通りの名称であるか否かを判定するステップと、
前記通りの名称が、有効な通りの名称であると判定された場合に、前記位置関連返答テキストメッセージ中に、前記通りの名称および前記都市の名称を含めるステップと、
前記通りの名称が、有効な通りの名称でないと判定された場合に、前記位置関連返答テキストメッセージ中に、前記都市の名称を含めるとともに、前記位置関連返答テキストメッセージから、前記通りの名称を除去するステップと、を備える
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。 - 前記決定した現在位置に通りがあって、前記通りがデータベース内に名称を有していると判定された場合、前記通りは、有効な通りの名称を有する
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。 - 前記位置関連返答テキストメッセージを作成するステップは、さらに、
前記車両から前方に所定距離の範囲内にある交差する通りの名称を決定するステップと、
前記位置関連返答テキストメッセージ中に、前記交差する通りの名称を含めるステップと、を備える
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。 - 前記位置関連返答テキストメッセージを作成するステップは、さらに、
前記車両が現在いる通りが高速道路であるか否かを判定するステップと、
前記交差する通りが高速道路への出入道路であるか否かを判定するステップと、
前記車両が現在いる通りが高速道路であると判定され、かつ、前記交差する通りが高速道路への出入道路であると判定された場合のみ、前記交差する通りの名称が前記高速道路への出入道路に対応する通りの名称であることを決定するステップと、を備える
ことを特徴とする請求項15に記載の装置。 - 前記位置関連返答テキストメッセージを作成するステップは、さらに、
前記交差する通りが前記有効な通りの名称を有するか否かを判定するステップと、
前記交差する通りが前記有効な通りの名称を有すると判定された場合のみ、前記位置関連返答テキストメッセージ中に、前記交差する通りの名称を含めるステップと、を備える
ことを特徴とする請求項15に記載の装置。 - 前記車両から前方に所定距離の範囲内にある交差する通りの名称を決定するステップは、さらに、
前記車両から前方に所定距離の範囲内にあって、前記車両がいる通りと交差する最高位の道路を決定するステップ、を備える
ことを特徴とする請求項15に記載の装置。 - 前記方法は、さらに、
目的地までの経路を探索するか否かを判定するステップと、
前記目的地までの前記経路が探索される場合、前記決定された車両の現在位置に基づいて、前記目的地までの時間および距離を決定するステップと、を備え、
前記位置関連返答テキストメッセージを作成するステップは、さらに、前記目的地までの前記経路が探索される場合、前記位置関連返答テキストメッセージ中に、前記決定した時間および前記決定した距離を含めるステップ、を備える
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。 - 前記方法は、さらに、
前記選択された位置関連返答テキストメッセージが、目的地までの時間または距離を記入する形式のメッセージであるか否かを判定するステップ、を備え、
前記選択された位置関連返答テキストメッセージが、目的地までの時間または距離を記入する形式のメッセージである場合に、
前記決定された車両の現在位置に基づいて、設定された目的地までの時間および距離を決定するステップと、
前記位置関連返答テキストメッセージ中に、前記設定された目的地までの、前記決定された時間および前記決定された距離を含めるステップと、
を実行するステップ、を備える
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
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