JP2013526483A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ａ）水相；
   ｂ）水相中で溶媒和された第一スズイオン；
   ｃ）水相中で溶媒和された硝酸塩（ここで前記硝酸塩の総含量は、水相中の硝酸塩として測定できる窒素のモル量が、溶媒和された第一スズイオンのモル量の２倍より少なくなるような量である）；および、
   ｄ）矯味矯臭剤、
   を含む口腔ケア組成物。
2. 前記水相中で溶媒和された硝酸塩の総含量が、水相中の遊離の硝酸塩として測定できる窒素のモル量が、溶媒和された第一スズイオンの１．８〜０．１倍のモル量になるような量である、請求項１に記載の口腔ケア組成物。
3. 前記水相が、１００〜２５００ｐｐｍの溶媒和された第一スズイオンを含む、請求項１または２に記載の口腔ケア組成物。
4. 前記水相が、５０〜２０００ｐｐｍの溶媒和されたフッ化物イオンを含む、請求項１〜３のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物。
5. 前記組成物が水相で構成されており、かつ、マウスリンスである、請求項１〜４のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物。
6. 請求項１〜５のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物を含む、１つの区画を有する貯蔵容器または１つの区画を有する貯蔵及び取出容器。
7. 前記口腔ケア組成物が、溶媒和された酸素ガスを含む、請求項６に記載の１つの区画を有する貯蔵容器または１つの区画を有する貯蔵及び取出容器。
8. 気相をさらに含み、気体が空気である、請求項６または７に記載の１つの区画を有する貯蔵容器または１つの区画を有する貯蔵及び取出容器。
9. 請求項１〜５のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物の貯蔵方法であって、該方法は、
   ａ）請求項１〜５のいずれか一項に記載の組成物を、１つの区画を有する貯蔵及び取出容器に充填する工程（ここで、
   ａ１）組成物を容器に充填する前に脱気しない、または、
   ａ２）組成物を容器に充填する前に不活性ガスでパージしない、または、
   ａ３）組成物を容器に充填する前に排気しない、または、
   ａ４）組成物を容器に充填した後に不活性ガスでパージしない、または、
   ａ５）組成物を容器に充填した後に排気しない）；
   ｂ）ａ）から得られた容器を閉じる工程；および、
   ｃ）ｂ）から得られた容器を貯蔵に付す工程、
   を含む、上記方法。
10. 工程ａ）において：
    ａ１）容器に充填する前に組成物を脱気しない、および、
    ａ２）組成物を充填する前に容器を不活性ガスでパージしない、および、
    ａ３）組成物を充填する前に容器を排気しない、および、
    ａ４）組成物を充填した後に容器を不活性ガスでパージしない、および、
    ａ５）組成物を充填した後に容器を排気しない、
    請求項９に記載の方法。
11. 水相中で溶媒和された第一スズイオンを酸化に対して安定化する方法であって、該方法は、溶媒和された第一スズイオンを硝酸塩と接触させることを含み、ここで用いられる硝酸塩の総量は、水相中の遊離の硝酸塩として測定できる窒素のモル量が、溶媒和された第一スズイオンのモル量の２倍より少なくなるような量である、上記方法。
12. 前記用いられる硝酸塩の総量が、水相中の遊離の硝酸塩として測定できる窒素のモル量が、溶媒和された第一スズイオンの１．８〜０．１倍のモル量になるような量である、請求項１１に記載の方法。
13. 水相中で溶媒和された第一スズイオンを酸化に対して安定化するための硝酸塩の使用であって、用いられる硝酸塩の総量は、水相中の遊離の硝酸塩として測定できる窒素のモル量が、溶媒和された第一スズイオンのモル量の２倍より少なくなるような量である、上記使用。
14. 前記用いられる硝酸塩の総量が、水相中の遊離の硝酸塩として測定できる窒素のモル量が、溶媒和された第一スズイオンの１．８〜０．１倍のモル量になるような量である、請求項１３に記載の使用。
15. 水性である、請求項１に記載の口腔ケア組成物。