JP2013517433A - 弾性継手 - Google Patents

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Abstract

本発明は、第1部分と、第2部分とを備え、第1部分及び第2部分は、ばねの力に反して互いに対して限られた程度捩じることが可能であり、ばねは、弾性ゴム材料からなる板状ばね板を備え、支持板がばね板の間に設けられ、ばね板及び支持板を担持するいくつかのキャリアが継手の円周に分布するように設けられた弾性継手に関するものである。本発明は、継手軸の上面から見て、各キャリアは半径方向内側に向かって先が細くなる楔の輪郭を有することと、交互になったばね板及び支持板のパケットが、各キャリアの両側でキャリアの2つの楔表面に隣接して配置されていることとを特徴とする。

Description

本発明は、ばねの力に反して互いに対して限られた程度捩じることのできる第1部分及び第2部分を有する弾性継手に関するものである。さらに、本発明は、そのような継手の取付け方法に関する。
このような継手は、多くの実施形態で知られている。特許文献1には、例えばゴムにより形成された弾性体からなるばね要素を有する捩じり弾性継手が開示されている。支持板がばね要素の間に設けられている。
特許文献2は、2つの継手ハーフを有するディスク型の弾性継手を開示している。減衰媒体が充填され得る減衰室が継手の半径方向外側領域に設けられている。このような継手は、自動車の駆動列における捩じり振動減衰ダンパとして使用されている。
いわゆる吸振器も公知である。吸振器は、トルクを伝達せずに捩じり振動を減衰する(特許文献3参照)。
独国特許発明第3906201号明細書 米国特許第5,573,460号明細書 独国特許出願公開第10346253号明細書
上記のような種の継手は、特に車両の組み立てにおいて使用される大量生産品である。その場合、生産コストは、重量及び構造体積と共に重要な役割を果たす。公知の継手は、これらのクライテリアを所望の程度までは満たしていない。
本発明は、低価格で製造可能であり、且つ低重量及び小さい構造体積を有するように、請求項1の前提部による弾性継手を提供するという目的に基づいている。
この目的は、請求項1の特徴により達成される。
本発明による継手は、継手の円周に分布するように設けられたいくつかのキャリアによって支持された弾性ゴム材料からなる板状ばね(ばね板)を用いた実施形態に基づく。
本発明の本質的な特徴は、以下のとおりである:
― 継手軸の上面から見て、各キャリアが半径方向内側に向かって先が細くなる楔の輪郭を有する。
― 各キャリアは、その2つの楔表面で多くのばね板を担持する。
― 各キャリアは、予め取付けられた構造のばねユニットを、キャリアよって担持されたばね板と共に形成する。
これにより以下の利点が得られる:
各ばねユニットは、ばね板を例えば加硫により各楔表面に設けることによって製造される。シートメタルプレートを前記設けたばね板上に設け、次にばね板を前記シートメタルプレート上に設けることで、ばね板及び前記シートメタルプレートが交互になる。次に、前記ばねユニット全体に予め張力をかける。ここで、前記ばねユニットは、前記継手の第1部分又は第2部分における対応する凹部に挿入可能である。その場合、例えば、引張ボルトを外側から前記楔形状キャリアに挿入し、前記第1部分又は前記第2部分のフランジに螺合させることにより、半径方向外側から前記ばねユニットに圧力をかけて、前記ばねユニット全体を締め込む。
本発明により得られる利点は以下の通りにまとめられる:
― 前記第1部分又は前記第2部分に前記ばねユニットを取り付けるための特別な取付け装置は不要である。むしろ、前記ばねユニットは、従来の道具で取付け可能である。これにより取付け費用が低減され、ひいては製造コストが低減される。
― 前記ばねユニットは、駆動装置を設置した後であっても簡単に交換可能である。
― 単純、且つ小型の構成であるため、前記ばねユニットの重量、ひいては前記継手全体の重量が軽減される。
― ばねユニットは、両回転方向の運転において作動する。
以下に詳しく示す図面を参照して本発明をより詳しく説明する。
図1は、本発明の特徴を有する継手装置の斜視図を示す。 図2は、図1による継手装置の端面側から見た拡大図を示す 図3は、交線A―Aに沿う図2の対象物の図を示す。 図4は、ばね要素を側面図で示す。 図5は、図4によるばね要素を斜視図で示す。 図6は、楔形状キャリアを側面図で示す。 図7は、図6の対象物を上面図で示す。
図1に示す継手装置は、2つのディスク状継手1、10を備える。それらは、実質的に同様又は同一に組み立てられている。図1の左側に示す継手は、駆動軸シャフト(図示せず)に割り当てられており、同図の右側に示す継手は、伝動装置出力軸(図示せず)に割り当てられている。図1による継手装置は、ユニバーサルジョイント軸として機能する。これにより、トルクが駆動軸シャフトからこれと同一線上に位置しない伝動装置出力軸へ伝達され得る。
図3は、2つの継手1及び10を互い結合する中空カルダン軸2を示す。
継手1は、トルクを駆動軸から継手1へ伝達する端面歯列1.1を担持する。継手10は、トルクを継手10から伝動装置出力軸へ伝達する端面歯列10.1を担持する。
継手1を参照して、継手の構成をより詳しく述べる。継手1は、星形本体3を有する。本体3は、半径方向外側に延びる6つの突起部3.1を有する。各突起部は、非常に重要な部品、すなわちキャリア4を担持している。キャリア4は、楔形状である(図2参照)。キャリア4は、装置の回転軸5に向かって先が細くなっている。
各キャリア4は、ネジ6によって本体3の突起3.1に固定されている。キャリア4を位置決めするためのストレートピン7が2つのネジ6、6の間に配置されている。
図2は、2つの継手1、10が実質的に同様に組み立てられていることを示している。継手1の楔形状キャリア4は、継手10の2つの隣り合う楔形状キャリア40、40の間に位置している。
ばね板8及び支持板9のパケットは、各キャリア4、40の2つの楔表面に締結されている。それらは、交互に配置されている。ばね板が、まずキャリア4の該当する楔表面に、次に後続の支持板9のそれぞれの表面に加硫接着(aufvulkanisieren)される。支持板9は、シートスチールから製造され得る。また、他の材料で支持板を製造することも考えられる。
図1乃至図3による装置は、鉄道車両の駆動装置のために提供される。継手装置は、駆動軸とボギー台車の間の捩じれ振動を補償するために使用される。継手装置は、ボギー台車に組み込まれる。本発明による部品が第1ばねのばね経路をカルダン的に補償する。その場合、ばねユニットにおけるゴム層は、軸方向に変位する。
図4の右側に示すばね板及び支持板のパケットは張力がかけられていないが、左側に示されたパケットは張力がかけられている(図5参照)。
図5は、3つの互いに同一線上に位置するせん孔を示しており、すなわち、真ん中のせん孔は、位置決めピンとして使用される上述のストレートピン7のための孔であって、隣接する2つのせん孔は、それぞれ締結ネジ6のためのものである。
図5は、さらに案内ストリップ20を示している。これは、一方の継手の各ばねユニットの両端部にそれぞれ、したがって2つの外側に位置する支持板9に設けられている。一方、他方の継手のばねユニットには2つの溝21が形成されている(図7参照)。一方の継手の1つのばねユニットの案内ストリップ20が他方の継手のばねユニット溝21と係合し、軸固定のために使用されており、すなわち、ばねユニットの軸方向の位置ずれを防いでいる。
ばね板8には、駆動トルクによってはずれてしまわないように、取付け状態において予め張力がかけられていなければならない。この予張力は、楔形状キャリアを取り付けることで自動的に達成される。
取付けは異なる2つの方法で行われ得る:
ばね板8及び支持板9で形成されたばねパケットを2つの互いに隣接する突起部3.1、3.1の間の中間空間に挿入することができる。次に、楔形状キャリア4をばねパケットの間に挿入してから、締め込むことができる。
あるいは、キャリア4、ばね板8及び支持板9からなるばねユニットを予め1つのユニットにまとめてから挿入し、対応するキャリア4を突起部3に螺合することができる。
ストレートピン7が楔形状キャリア4を貫いて案内され、該当する突起部3.1に嵌入される。ストレートピン7は、部品の位置を固定する。
更に、ネジによってキャリア4に固定され、ばね板8及び支持板9からなるばねパケットに達するブラケットを設けることができる。これにより、運転中にばねパケットが半径方向外側にスライドしないことが確保される。
本発明による継手の製造方法は、非常に簡単である。ばねユニットの本質的な部品、特に楔形状キャリア4は、継手の軽量化のためにアルミニウムにより形成され得る。
本発明による弾性継手を以下の順序で取り付けると、有利である。
― 最初に、ストレートピン7をキャリア4に挿入する。
― 次に、キャリア4、ばね板8及び支持板9からなるユニットを本体3に取り付ける。
このようにすることで、案内ストリップ20の各々がその正しい位置に配置され、対応する溝21ときっちりと係合することが確保される。逆の順で取り付けた場合、取り付け作業中に案内ストリップ20を再度調整する必要がある。
当然のことながら、ピン7は必ずしも円筒状でなくてもよく、あらゆる他の断面形状を有することができる。
上述の方法は、請求項6又は7による継手装置にも適用可能であることは自明である。その場合、継手は、請求項6又は7の1項による継手装置の部品にも適用可能である。
1 継手
1.1 端面歯列
2 中空軸
3 本体
3.1 突起部
4 楔形状キャリア
5 回転軸
6 ネジ
7 ストレートピン
8 ばね板
9 支持板
10 継手
10.1 端面歯列
20 案内ストリップ
21 溝
40 楔形状キャリア
本発明は、トルクを駆動軸から出力軸へ伝達するための継手装置に関するものである。前記継手装置は、それぞれ第1部分と第2部分を備える2つの継手を有している。前記第1部分及び前記第2部分は、ばねの力に反して互いに対して限られた程度捩じることが可能である。
このような継手装置の継手は、多くの実施形態で知られている。特許文献1には、例えばゴムにより形成された弾性体からなるばね要素を有する捩じり弾性継手が開示されている。支持板がばね要素の間に設けられている。
特許文献2は、2つの継手ハーフを有するディスク型の弾性継手を開示している。減衰媒体が充填され得る減衰室が継手の半径方向外側領域に設けられている。このような継手は、自動車の駆動列における捩じり振動減衰ダンパとして使用されている
特許文献3は、特に関連している。第1部分と第2部分を有する弾性継手がこの明細書から公知である。それぞれキャリアにより担持されたばね板の間に支持板が配置されている。
独国特許発明第3906201号明細書 米国特許第5,573,460号明細書 米国特許第3,505,832号明細書
上記のような種の継手は、特に車両の組み立てにおいて使用される大量生産品である。その場合、生産コストは、重量及び構造体積と共に重要な役割を果たす。公知の継手は、これらのクライテリアを所望の程度までは満たしていない。
本発明は、低重量且つ小さい構造体積を有する、2つの継手を有する継手装置を提供するという目的に基づいている。
この目的は、請求項1の特徴により達成される。
本発明による継手装置は、互いに協働する2つの継手に基づく。各継手は、継手の円周に分布するように設けられたいくつかのキャリアによって支持された弾性ゴム材料からなる板状ばね(ばね板)を有する。
本発明の本質的な特徴は、以下のとおりである:
― 継手軸の上面から見て、各キャリアが半径方向内側に向かって先が細くなる楔の輪郭を有する。
― 各キャリアは、その2つの楔表面で多くのばね板を担持する。
― 各キャリアは、予め取付けられた構造のばねユニットを、キャリアよって担持されたばね板と共に形成する。
これにより以下の利点が得られる:
各ばねユニットは、ばね板を例えば加硫により各楔表面に設けることによって製造される。シートメタルプレートを前記設けたばね板上に設け、次にばね板を前記シートメタルプレート上に設けることで、ばね板及び前記シートメタルプレートが交互になる。次に、前記ばねユニット全体に予め張力をかける。ここで、前記ばねユニットは、前記継手の第1部分又は第2部分における対応する凹部に挿入可能である。その場合、例えば、引張ボルトを外側から前記楔形状キャリアに挿入し、前記第1部分又は前記第2部分のフランジに螺合させることにより、半径方向外側から前記ばねユニットに圧力をかけて、前記ばねユニット全体を締め込む。
本発明により得られる利点は以下の通りにまとめられる:
― 前記第1部分又は前記第2部分に前記ばねユニットを取り付けるための特別な取付け装置は不要である。むしろ、前記ばねユニットは、従来の道具で取付け可能である。これにより取付け費用が低減され、ひいては製造コストが低減される。
― 前記ばねユニットは、駆動装置を設置した後であっても簡単に交換可能である。
― 単純、且つ小型の構成であるため、前記ばねユニットの重量、ひいては前記継手全体の重量が軽減される。
― ばねユニットは、両回転方向の運転において作動する。
以下に詳しく示す図面を参照して本発明をより詳しく説明する。
図1は、本発明の特徴を有する継手装置の斜視図を示す。 図2は、図1による継手装置の端面側から見た拡大図を示す 図3は、交線A―Aに沿う図2の対象物の図を示す。 図4は、ばね要素を側面図で示す。 図5は、図4によるばね要素を斜視図で示す
図1に示す継手装置は、2つのディスク状継手1、10を備える。それらは、実質的に同様又は同一に組み立てられている。図1の左側に示す継手は、駆動軸シャフト(図示せず)に割り当てられており、同図の右側に示す継手は、伝動装置出力軸(図示せず)に割り当てられている。図1による継手装置は、ユニバーサルジョイント軸として機能する。これにより、トルクが駆動軸シャフトからこれと同一線上に位置しない伝動装置出力軸へ伝達され得る。
図3は、2つの継手1及び10を互い結合する中空カルダン軸2を示す。
継手1は、トルクを駆動軸から継手1へ伝達する端面歯列1.1を担持する。継手10は、トルクを継手10から伝動装置出力軸へ伝達する端面歯列10.1を担持する。
継手1を参照して、継手の構成をより詳しく述べる。継手1は、星形本体3を有する。本体3は、半径方向外側に延びる6つの突起部3.1を有する。各突起部は、非常に重要な部品、すなわちキャリア4を担持している。キャリア4は、楔形状である(図2参照)。キャリア4は、装置の回転軸5に向かって先が細くなっている。
各キャリア4は、ネジ6によって本体3の突起3.1に固定されている。キャリア4を位置決めするためのストレートピン7が2つのネジ6、6の間に配置されている。
図2は、2つの継手1、10が実質的に同様に組み立てられていることを示している。継手1の楔形状キャリア4は、継手10の2つの隣り合う楔形状キャリア40、40の間に位置している。
ばね板8及び支持板9のパケットは、各キャリア4、40の2つの楔表面に締結されている。それらは、交互に配置されている。ばね板が、まずキャリア4の該当する楔表面に、次に後続の支持板9のそれぞれの表面に加硫接着(aufvulkanisieren)される。支持板9は、シートスチールから製造され得る。また、他の材料で支持板を製造することも考えられる。
図1乃至図3による装置は、鉄道車両の駆動装置のために提供される。継手装置は、駆動軸とボギー台車の間の捩じれ振動を補償するために使用される。継手装置は、ボギー台車に組み込まれる。本発明による部品が第1ばねのばね経路をカルダン的に補償する。その場合、ばねユニットにおけるゴム層は、軸方向に変位する。
図4の右側に示すばね板及び支持板のパケットは張力がかけられていないが、左側に示されたパケットは張力がかけられている(図5参照)。
図5は、3つの互いに同一線上に位置するせん孔を示しており、すなわち、真ん中のせん孔は、位置決めピンとして使用される上述のストレートピン7のための孔であって、隣接する2つのせん孔は、それぞれ締結ネジ6のためのものである。
図5は、さらに案内ストリップ20を示している。これは、一方の継手の各ばねユニットの両端部にそれぞれ、したがって2つの外側に位置する支持板9に設けられているばね板8には、駆動トルクによってはずれてしまわないように、取付け状態において予め張力がかけられていなければならない。この予張力は、楔形状キャリアを取り付けることで自動的に達成される。
取付けは異なる2つの方法で行われ得る:
ばね板8及び支持板9で形成されたばねパケットを2つの互いに隣接する突起部3.1、3.1の間の中間空間に挿入することができる。次に、楔形状キャリア4をばねパケットの間に挿入してから、締め込むことができる。
あるいは、キャリア4、ばね板8及び支持板9からなるばねユニットを予め1つのユニットにまとめてから挿入し、対応するキャリア4を突起部3に螺合することができる。
ストレートピン7が楔形状キャリア4を貫いて案内され、該当する突起部3.1に嵌入される。ストレートピン7は、部品の位置を固定する。
更に、ネジによってキャリア4に固定され、ばね板8及び支持板9からなるばねパケットに達するブラケットを設けることができる。これにより、運転中にばねパケットが半径方向外側にスライドしないことが確保される。
本発明による継手の製造方法は、非常に簡単である。ばねユニットの本質的な部品、特に楔形状キャリア4は、継手の軽量化のためにアルミニウムにより形成され得る。
本発明による弾性継手を以下の順序で取り付けると、有利である。
― 最初に、ストレートピン7をキャリア4に挿入する。
― 次に、キャリア4、ばね板8及び支持板9からなるユニットを本体3に取り付ける。
このようにすることで、案内ストリップ20の各々がその正しい位置に配置され、対応する溝21ときっちりと係合することが確保される。逆の順で取り付けた場合、取り付け作業中に案内ストリップ20を再度調整する必要がある。
当然のことながら、ピン7は必ずしも円筒状でなくてもよく、あらゆる他の断面形状を有することができる

Claims (8)

  1. 第1部分と、
    第2部分とを備え、
    前記第1部分及び前記第2部分は、ばねの力に反して互いに対して限られた程度捩じることが可能であり、
    前記ばねは、弾性ゴム材料からなる板状ばね板(8)を備え、
    支持板(9)が前記ばね板(8)の間に設けられ、
    前記ばね板(8)及び前記支持板(9)を担持するいくつかのキャリア(4)が前記継手の円周に分布するように設けられた弾性継手(1、10)であって、
    継手軸の上面から見て、各キャリア(4)は半径方向内側に向かって先が細くなる楔の輪郭を有することと、
    交互になった前記ばね板(8)及び前記支持板(9)のパケットが、各キャリアの両側で前記キャリア(4)の2つの楔表面に隣接して配置されていることとを特徴とする。
  2. 前記ばね板(8)及び前記支持板(9)を備える前記ばねパケットは、前記キャリア(4)とは別の部品であることを特徴とする、請求項1に記載の弾性継手。
  3. 各キャリア(4)は、予め取り付けられた構造のユニットを、対応する前記ばねパケットと共に形成していることを特徴とする、請求項1に記載の弾性継手。
  4. 円周方向で見て外側の前記支持板(9)は、案内ストリップ(20)又は案内溝(21)を有し、それらは他方の継手部分のばねパケットの案内ストリップもしくは案内溝と協働することを特徴とする、請求項1から3の何れか一項に記載の弾性継手。
  5. 前記継手は、継手軸(5)の方向で見て星形の本体(3)を備えることと、
    前記本体(3)は、半径方向外側に延びる複数の突起部(3.1)を有するこ とと、
    各突起部(3.1)は、前記キャリア(4)を担持することと、
    各キャリア(4)は、2つのネジ(6、6)により関連する前記突起部(3.1)に固定されることと、
    前記2つのネジ(6、6)の間に前記キャリア(4)を位置決めするための位置決めピン(7)が設けられ、前記位置決めピンは、前記ネジ(6、6)に対して軸方向に平行であることとを含む、請求項1から4の何れか一項に記載の弾性継手。
  6. 駆動軸から出力軸にトルクを伝達するための継手装置であって、
    請求項1から5の何れか一項に記載の2つの継手(1、10)が設けられていることと、
    前記2つの継手のうちの一方(1)は、前記駆動軸と駆動結合されており、前記2つの継手のうちの他方(10)は、前記出力軸と駆動結合されていることと、
    前記第1継手(1)の前記第2部分は、連結軸を介して前記第2継手(10)の前記第1部分と駆動結合されていることとを含む、継手装置。
  7. 前記連結軸は中空軸であることを特徴とする、請求項6に記載の継手装置。
  8. 請求項5に記載の弾性継手の取付け方法であって、
    前記位置決めピン(7)を前記キャリア(4)に挿入する工程と、
    前記キャリア(4)、前記ばね板(8)及び前記支持板(9)を含むユニットを前記本体(3)に取り付ける工程とを包含する、方法。
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