JP2013514929A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 設備において、
   ・前記設備は、乗り物の走行路に沿って１つ以上の電線（１７）の複数の線区間（３１０）を位置決め及び／又は保持するための成形ブロック（３０４）を有し、
   前記成形ブロック（３０４）が、複数の凹部（３１５）及び／又は複数の突起部を有し、
   前記複数の凹部（３１５）及び／又は前記複数の突起部の複数の縁部がそれぞれ、前記複数の線区間に対する１つの空間を区別し、これらの線区間のうちの１つの線区間が、この空間内に導入され得る結果、この線区間が、この空間の長手方向にこの空間を通じて延在し、
   前記複数の凹部（３１５）の縁部によって及び／又は前記複数の突起部によって区別された複数の前記空間の複数の長手方向が、共通の平面内で原則的に互いに平行に延在し、
   ・前記設備は、複数の前記空間を通じて延在する複数の前記線区間を有し、
   これらの線区間の少なくとも一部が、連続する電線（１７ａ，１７ｂ，１７ｃ）によって形成されている結果、前記長手方向に複数の前記空間を通じて延在する第１の複数の前記線区間が、前記電線（１７ａ，１７ｂ，１７ｃ）の第２の複数の前記線区間を経由して互いに接続されていて、
   これらの第２の線区間は、前記成形ブロック（３０４）の対向する両側面上で交互に延在する結果、前記電線（１７ａ，１７ｂ，１７ｃ）は、蛇行している経路になる当該設備。
2. 前記複数の凹部（３１５）は、前記成形ブロック（３０４）の上面で原則的に互いに平行にこれらの凹部（３１５）の長手方向に延在する請求項１に記載の設備。
3. 請求項１又は２に記載の前記複数の成形ブロック（３０４）のうちの少なくとも２つの成形ブロックから成る設備において、
   少なくとも２つの前記成形ブロック（３０４）が、前記走行路に沿って位置決めされるように互いに前後して配置されている当該設備。
4. 前記成形ブロック（３０４）は、乗り物の走行方向に面するための１つの端面を有し、 この端面は、中心領域を有し、
   この端面は、上から見たときにこの中心領域の両側に対して後退角を成して延在する結果、平面又は後退角を成して延在する端面を有するもう１つの成形ブロックが、異なる方向に指向された上記１つの端面に隣接し得る請求項１〜３のいずれか１項に記載の設備。
5. 第１の１つの成形ブロックが、１つの突起部を前記端面の前記中心領域内に有し、
   第２の１つの成形ブロックが、１つの凹部を隣接している１つの端面の中心領域内に有し、
   この突起部が、この凹部に係合するように、この突起部とこの凹部とが、対応するように形成されて配置されていて、こうして、当該配置が、前記第１の成形ブロックと前記第２の成形ブロックとの相対方向の変更を可能にする請求項４に記載の設備。
6. 前記突起部及び前記凹部は、上から見たときに湾曲した輪郭を有する請求項５に記載の設備。
7. 前記複数の成形ブロック（３０４）は、乗り物の走行路（３０３）に沿って互いに前後して配置されている結果、前記複数の線区間（３１０）を収容するための異なる前記複数の成形ブロック（３０４）によって形成された前記複数の空間の複数の縦方向が、互いに原則的に平行に延在し、
   これらの縦方向が、前記乗り物の前記走行方向に対して横方向に延在する請求項１〜６のいずれか１項に記載の設備。
8. 互いに前後して配置され前記成形ブロック（３０４）は、鉄道車両用の鉄道軌道のレール（３０３ａ，３０３ｂ）間に配置されている結果、前記複数の線区間を収容するための前記複数の空間の縦方向が、原則的に水平な平面内に延在し且つ前記鉄道車両の走行方向に対して横方向に延在する請求項１〜７のいずれか１項に記載の設備。
9. 乗り物の軌道に沿って１つ以上の電線（１７）の複数の線区間を位置決め及び／又は保持するための方法において、
   複数の凹部（３１５）及び／又は複数の突起部を有する少なくとも１つの成形ブロック（３０４）が提供され、これらの凹部（３１５）及び／又はこれらの突起部の縁部がそれぞれ、前記複数の線区間に対する１つの空間を区別し、これらの線区間のうちの１つの線区間が、この空間内に導入され得る結果、この線区間が、この空間の長手方向にこの空間を通じて延在し、前記複数の凹部（３１５）の縁部によって及び／又は前記複数の突起部によって区別された複数の空間の複数の長手方向が、共通の平面内で原則的に互いに平行に延在し、
   前記電線（１７ａ，１７ｂ，１７ｃ）の第１の前記複数の線区間が、長手方向に前記複数の空間を通じて延在するように、少なくとも１つの前記電線（１７ａ，１７ｂ，１７ｃ）が、これらの空間内に導入され、
   前記複数の線区間のうちの少なくとも一部が、連続する１つの電線によって形成されるように、前記１つ以上の電線（１７ａ，１７ｂ，１７ｃ）が、前記複数の空間内に導入される結果、長手方向に前記複数の空間を通じて延在する第１の前記複数の線区間が、前記１つ以上の電線（１７ａ，１７ｂ，１７ｃ）のその他の第２の線区間を経由して互いに接続され、
   これらの第２の線区間が、前記成形ブロック（３０４）の対向する両側面上に交互に延在する結果、前記１つ以上の電線が、蛇行している経路になる当該方法。
10. 前記成形ブロック（３０４）は、乗り物の走行方向に面するための１つの端面を有し、 この端面は、中心領域を有し、
    この端面は、上から見たときにこの中心領域の両側に対して後退角を成して延在し、
    平面又は後退角を成して延在する端面を有するもう１つの成形ブロックが、−前記乗り物の走行経路に対応する−希望の方向に指向される一方で、前記成形ブロックの端面と前記もう１つの成形ブロックの端面とが互いに隣接する請求項９に記載の方法。
11. 前記成形ブロックが、１つの突起部を前記端面の中心領域内に有し、
    前記もう１つの成形ブロックが、１つの凹部を隣接している１つの端面の中心領域内に有し、
    この突起部とこの凹部とが、対応するように形成され、
    この突起部が、この凹部に係合するように、前記１つの成形ブロックと前記もう１つの成形ブロックとが配置され、こうして、当該配置が、第１の前記成形ブロックと第２の前記成形ブロックとの相対方向の変更を可能にする請求項１０に記載の方法。