JP2013508276A5

JP2013508276A5 -

Info

Publication number: JP2013508276A5
Application number: JP2012534231A
Authority: JP
Filing date: 2010-10-07
Publication date: 2013-10-03

Description

実施例５および６は各々、末端ペルフルオロアルキル鎖中に６個の炭素を含み、丁重に（ｒｅｓｐｅｃｔｆｕｌｌｙ）計７個および８個の完全にフッ素化された炭素を含んでおり、一方比較例Ａは４〜２０個の炭素を含むペルフルオロアルキルの混合物を含んでいた。したがって、比較例Ａは、実施例５および６よりもはるかに多くのフッ素を含んでいたが、それでも実施例５および６は匹敵するかまたはより優れた性能を示した。比較例Ｂは、連続末端ペルフルオロアルキル鎖中に６個の炭素を含み、一方実施例５および６は中断するＣＨ₂ＣＦ₂部分を含んでいた。データは、このような中断されたペルフルオロアルキルを含む化合物が連続するペルフルオロアルキルと同じか、それ以上の性能を示すことができるということを実証している。
本出願は、特許請求の範囲に記載の発明を含め、以下の発明を包含する。
（１）式（Ｉ）の化合物。

（式中、
Ｒ_aは、２個の炭素原子に各々結合された１〜６個のカテナリー酸素原子によって中断されている線状Ｆ（ＣＦ₂）_n（ＣＨ₂ＣＦ₂）_m−、または線状Ｆ（ＣＦ₂）_oであり、
ｍは１〜４、ｎが２〜６、ｏが２〜７であり、
ＡはＯまたは（ＣＨ₂）_k−ＣＯＯであり、
Ｒ¹は水素またはメチルであり、
Ｒ²およびＲ³は各々独立して、１〜６個の炭素原子を有するアルキルであり、
ｐ、ｑおよびｋは各々独立して、１〜１０の整数である。）
（２）Ｒ_aがＦ（ＣＦ₂）_n（ＣＨ₂ＣＦ₂）_m−であり、ここでｎが２〜６であり、ｍが１〜２である、（１）に記載の化合物。
（３）Ｒ_aがＦ（ＣＦ₂）_sＯ（ＣＦ₂）_t−であり、ここでｓおよびｔは、（ｓ＋ｔ）が２〜７であることを条件として、各々１〜６である、（１）に記載の化合物。
（４）水中０．１重量％の濃度で２５ｍＮ／ｍ以下の表面張力を有する、（１）に記載の化合物。
（５）水中０．５重量％の濃度で２０ｍＮ／ｍ以下の表面張力を有する、（１）に記載の化合物。
（６）泡の形態の、（１）に記載の化合物。
（７）消火剤の形態の、（１）に記載の化合物。
（８）水または溶媒または１つ以上の界面活性剤をさらに含む、（７）に記載の消化剤。
（９）泡の形態の、（７）または（８）に記載の消化剤。
（１０）消火方法であって、（１）に記載の化合物を含む組成物と前記火を接触させるステップを含む方法。

Claims

式（Ｉ）の化合物。

（式中、
Ｒ_aは、２個の炭素原子に各々結合された１〜６個のカテナリー酸素原子によって中断されている線状Ｆ（ＣＦ₂）_n（ＣＨ₂ＣＦ₂）_m−、または線状Ｆ（ＣＦ₂）_oであり、
ｍは１〜４、ｎが２〜６、ｏが２〜７であり、
ＡはＯまたは（ＣＨ₂）_k−ＣＯＯであり、
Ｒ¹は水素またはメチルであり、
Ｒ²およびＲ³は各々独立して、１〜６個の炭素原子を有するアルキルであり、
ｐ、ｑおよびｋは各々独立して、１〜１０の整数である。）
消火剤の形態の、請求項１に記載の化合物。
消火方法であって、請求項１に記載の化合物を含む組成物と前記火を接触させるステップを含む方法。