JP2013505101A - 焼き網 - Google Patents
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Abstract
Description
かような焼き網の材質としては、銅、ステンレス鋼、鉄などの金属材が多用され、縦横に交差させたり、撚り合わせたり、交差させた延長線の先端を焼き網の外枠に溶接したり絡み付けて製作・流通されている。
従来より用いられてきている線径の太い焼き網は、下記の点で、焼き網として用いるには不向きであった。
このような不都合のため、一部の焼き肉屋では、炭化した焼き網を洗浄するときに人体に有害な塩酸を用いるか、あるいは、当然のことながら洗浄専用設備が用いられるということは周知のことである。
しかしながら、金属よりも蓄熱量が大きい水を金属管内に循環させるため、焼き物が焼かれるまで長時間がかかり、焼き物と焼き網とが触れる個所は低温であるため生煮えになり、水の循環構造が複雑であるため製造コストが高くつくという欠点がある。
(2)焼き物と接触される焼き網の部分は接触面が小さくてそれ以外の部分は広いため、焼き物が沸点に達すると焼き物の内部から沸出する焼き物の肉汁が焼き物下側の焼き網の側面の狭くて深い隅々まで流れ付いてそのまま炭化されるため、根本的な改善策とはならない。
(3)直火焼きの際には熱源に露出される焼き物の面積が大きい必要があるが、上記の焼き網は露出面積が小さくてその分焼き上がる速度が遅く、これにより、焼き物の肉汁が乾いて堅く、薫香があまり滲み込まないため薫製の風味が落ちるという欠点がある。
まず、第一に、細い線径の線材を用いるという特徴がある。
本発明においては、従来の焼き網とは異なり、焼き網は焼き物を単に熱源の上に載せる機能のみをし、焼き網の伝熱、蓄熱などの機能は極力抑えている。
本発明に係る細い線材の焼き網は、焼き物との接触部分が狭いため焼き物が焼き付かず、その分焦げる確率が小さく、熱源への焼き物の露出が大きくて早く焼き上がるだけでなく、肉汁が乾かず、薫香がたくさん滲み込んで焼き物が柔らかく、薫製の風味が良い。
線径が細ければ断面の曲率が小さくなって焼き物との接触が面接触よりは細い線接触となるので、焼き網が柔らかい焼き物の表面に埋もれるため熱源から焼き網に伝わる直火熱を焼き物が遮断して焼き網の温度と焼き物の温度がほとんど同温度になり、その結果、焼き物が焼き網にあまり焼き付かず、しかも、あまり焦げなくなる。
焼き網の温度が急上昇して高温に維持されることを避けるためには、蓄熱量が最小限になる必要があるが、蓄熱量は重量に比例するため、重量の軽い細い焼き網は蓄熱量が非常に小さい。
たいてい、焼き物用の食材は冷蔵や常温で保管されて調理されるため、線径が細ければ焼き網が高温まで予熱されているとしても、蓄熱量が最小限になっている必要があるが、焼き網に蓄熱された熱が焼き物に向かって瞬時に移動して焼き網が瞬時に冷却され、これにより、焼かれる間には焼き物と焼き網がほとんど同じ温度で熱平衡を成すため、従来の太い焼き網のように焼き物が焼き付いたり焦げたりしない。
特に、炭火や薪の火を熱源として用いる場合には、薫香が焼き物の表面に届く面積が一層増えて、風味のよい薫製の焼き物になるのである。
また、縦横に交差される焼き網は、上述のように、焼き網の重量による熱容量が大きくなり、熱源への露出面を小さくして焼き物が遅く調理されて肉汁が乾き、しかも、焦げて焼き付く一つの原因となる。
本発明の焼き網は、非常に細い線材を交差させることなく製造し、従来のように線材の先端を焼き網の外枠に溶接したり絡み付けなくても良いため、様々な焼き網の素材を用いることができる。
本発明は、非常に細い線材を用いるため、焼き物の重量によって線材が底面に垂れ下がることを防ぐために、線材を最大限に引っ張って弾性を与える。
線材が巻き付けられた1以上の焼き網の外枠そのものを回転させて線材の弾性を調節したり、線材を供給して巻き付けることができ、しかも、正逆転して線材の弾性を調節できるように線材の両端に線材供給口(ワイヤフィーダー)と収納口(ワイヤワインダー)を取り付けてもよい。
さらに、線材の一方の端に細目ネジ加工を施し、他方の端に線径より大きいヘッドを加工した後、焼き網の外枠の側面に線材径は貫通してヘッドは貫通しないように多数の貫通孔を穿孔してここに多数本の線材を挿入してネジ部分を細目ナットで締め付けて弾性を調節してもよい。
また、焼き網の外枠よりも熱膨脹が大きい素材を熱源に面した分割焼き網の外枠の底面に取り付けて焼くときに熱膨脹素材が伸びるようにして線材の弾性を調節してもよい。
本発明において用いられる線材は、細くて柔軟であるため巻線可能であり、線材が巻き付けられた一つまたは二つの焼き網の外枠(回転軸)を回転させて汚れた線材を巻き付けて相手方の焼き網の外枠に巻き付けると同時に新しい線材を供給するか、あるいは、各端にきれいな線材を供給する供給口と使用済みの線材を回収する収納口を取り付けて、線材が汚れた場合に収納口を回転させて汚れた線材を収納すると共に、新しい線材供給口を回転させて線材を供給し続けるため、便利であり、しかも、衛生的で且つ経済的である。
まず、第一に、焼くときに炭化を最小化させて健康増進に寄与する。
(1)あまり焼き付かずに、炭化が極力抑えられて衛生的である。
真黒く炭化した焼き物の摂取が発癌の深刻な一原因であるという臨床結果が次から次へと発表されており、本発明の焼き網の供給により焼き網に焼き付く炭化物を摂取しなくてもよいため、焼き物の愛好家の健康増進に寄与する。
(2)焼くときに焦げる煙を最小化させるため、調理者や摂取者の呼吸器疾患を予防することができる。
焼き物が焦げるときに発生するほとんどの煙は、温められた焼き網の上から出るものであるが、本発明の焼き網は煙がほとんどないため、職業的な調理者や待ち中の摂取者の呼吸器疾患を予防することができる。
(3)必要に応じて、手軽に新しい焼き網が供給されるため、便利である。
特に、焼き肉屋の場合、顧客が殺到すれば、各種の限られた条件のため、洗浄された新しい焼き網を頻繁に交替して使用し得ない場合が多く、炭化した焼き網を用いる間に鉄製のブラシで大まかに擦った後に不潔な状態で用いるが、本発明の細くて柔軟な焼き網を用いると、調理者が簡単に且つ手軽に汚れた線材を収納口や収納枠に巻き戻すと同時にきれいな線材の焼き網を供給口や供給枠から引き出して用いるため、便利で且つ衛生的である。
(1)備蓄及び交換される焼き網の数量を節約することができる。
焼き網に焼き物が焼き付くと、焼き網を頻繁に交換することを余儀なくされ、その分多数の焼き網が必要になり、しかも、頻繁な交換は時間的および経済的な消耗を招く。
焼く肉屋の場合、きれいな焼き網を用いて焼くためには、テーブル当たりに座るお客さんの数によるが、客席テーブル当たりに4〜5個の焼き網が交換され、これによる焼き肉屋側の初期備蓄費用の負担が大きい。
(2)人件費を節約することができる。
本発明の場合、テーブル当たりの焼き網の交換がほとんど不要になるので、洗浄及び交換に必要とされる人件費を大幅に減らすことができる。
特に、焼き肉屋の場合、従来に比べて、焼き網の洗浄及び交換にかかる人件費を1/4〜1/5ほど節約することができて経済的である。
(3)線材及び洗浄水を節約することができる。
直径2.0〜10mmの金属線材を用いた普通の焼き網の場合、テーブル当たりに4〜5個の焼き網の洗浄を行う必要があるが、焼き網の洗浄による洗剤と洗浄水の使用は、環境汚染および水資源の無駄使いにつながる。
本発明の場合、従来に比べて、約1/4〜1/5の洗剤と洗浄水の使用で十分であるため、環境にやさしい。
間接焼きよりも直火焼きを好む理由は、豊かな肉汁によってやんわりとかまれる肉質と薫香を楽しむためである。
特に、炭火焼きや薪の火焼きなどの直火焼きは、焼き物が熱源に露出される面積が大きいほど、遠赤外線と薫香の照射量が増えて焼き物が迅速に焼き上がるので、肉汁が乾かずに豊かになって歯応えが柔らかく、しかも、薫製の風味がよくなる。
本発明の焼き網は、線材の直径が非常に細く、しかも、交織をしないため、焼き物が熱源に露出される面積が非常に広くて焼き物の風味を最大限に活かすというメリットがある。
(1)細い線径の一方向の線材を使用することから、材料費が大幅に節約される。
材料費の観点より、従来の約2.0〜10mmの太い線材を用いる場合よりも、0.1〜2.0mmの線径の線材を同じ長さだけ用いるため、概ね線径の二乗比差に見合う分だけの材料費を大幅に節減することができる。
(2)従来の線材の溶接、縦横交差、撚り合わせ、焼き網の外枠への絡み付けなどの工程が不要で、直線を支持棒や回転支持枠体に巻き付けるため、製造工程が簡単であり、しかも、製造コストが安価である。
第五に、炭素繊維、ガラス繊維などの無機材料を用いることができる。
本発明は、柔軟で且つ細い線径の線材を用い、焼き網の先端を焼き網の外枠に固定するときに溶接や絡み付けなどを行わなくてもよいため、金属材料はもとより、金属に比べて熱伝導率、蓄熱量が非常に小さく、しかも、経済性に富んだ炭素繊維、ガラス繊維などの耐火不燃材を焼き網の材料として用いることができ、これにより、焼き物が焼き網に焼き付かず、調理時における炭化の心配を払拭することができる。
図3および図4は、本発明の第2の実施形態による焼き網を示す概略図である。
図5および図6は、本発明の第3の実施形態による焼き網を示す概略図である。
図7から図10は、本発明の複数の実施形態による焼き網における支持棒の様々な形状を示す概略図である。
図11は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材の様々な断面形状を示す概略図である。
図12および図13は、本発明の第4の実施形態による焼き網を示す概略図である。
図14および図15は、本発明の第5の実施形態による焼き網を示す概略図である。
図16および図17は、本発明の第6の実施形態による焼き網を示す概略図である。
図18および図19は、本発明の第7の実施形態による焼き網を示す概略図である。
図20および図21は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材弾性調節装置の一例を示す概略図である。
図22から図24は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材弾性調節装置の他の例を示す概略図である。
図25は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材弾性調節装置のさらに他の例を示す概略図である。
図26および図27は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材弾性調節装置のさらに他の例を示す概略図である。
図28および図29は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材弾性調節装置のさらに他の例を示す概略図である。
図30および図31は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材弾性調節装置のさらに他の例を示す概略図である。
図32および図33は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材弾性調節装置のさらに他の例を示す概略図である。
図34は、本発明の第8の実施形態による焼き網を示す概略図である。
図35から図37は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材弾性調節装置のさらに他の例を示す概略図である。
図38および図39は、本発明の複数の実施形態による焼き網における線材弾性調節装置のさらに他の例を示す概略図である。
図40および図41は、本発明の第9の実施形態による焼き網を示す概略図である。
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態による焼き網を示す概略図である。
図1及び図2は、回転軸10に線材13を巻き付ける焼き網を示す。
2つの支持枠体11と2つの回転軸10と、からなる四角枠体状の焼き網の外枠12が設けられ、このときの相対向する二辺の回転軸10の間に一方向を維持しながら所定間隔を隔てて並設される多数の独立した線材13が連結される。
前記回転軸10は、支持枠体11の間に両端が回転可能に結合され、前記各線材13は、いずれか一方の回転軸10または両方の回転軸10に複数回巻き付けられる。
このとき、前記ハンドル30は、回転軸10に固定して用いてもよい。
特に、前記線材13としては、金属線材、カーボンやガラス繊維などの不燃耐火繊維製の無機線材など各種の素材を用いることができ、線材13の線径が概ね0.1〜2.0mmと細いため、焼き物が焦げたり焼き付くといった問題を完全に解消することができる。
例えば、前記回転軸10は、3部分、すなわち、両側の一部区間の固定部分10aと、これらの間の残りの途中区間の回転部分10bと、からなり、この構造では、ハンドル30を回すと途中区間の回転部分10bのみ回転する。
すなわち、ほとんどの焼き物は、熱源の中心部における汚染が大きいため、汚れた線材13を新しいものに取り替えたい場合、ハンドル30を回すと、熱源の中心部に位置する部分の線材13のみ回転軸10の間を移動してきれいな線材13に交換可能になる。
図3は、一本の線材13を支持棒14に連続して巻き続ける焼き網を示す。
四角枠体状の焼き網の外枠12が設けられ、この焼き網の外枠12の4辺のうち相対向する二辺には、辺の長さ方向に沿って所定間隔を隔てて多数の支持棒14が設けられる。
また、前記焼き網の外枠12には、熱源から所定の高さだけ浮かべる支持竿31が設けられる。
一本の線材13は、焼き網の外枠12の二辺にある支持棒14に交互に千鳥状に引っ掛かり、一方から他方へと進んで所定間隔を隔てて並設される多数本の紐状体からなる。
このときの線材13の先端部は、焼き網の外枠12や先端および終端にある支持棒14に縛り付けてもよく、あるいは、溝を凹設し、栓を冠着して固定してもよい。
このとき、円形の焼き網の外枠12に設けられる支持竿31は回転自在であり、折り畳んだり展開したりすることができ、適当な温度で焼き物を焼くために、適当な角度に調節して中間高さを維持することもできる。
もちろん、第2の実施形態の場合にも、線材13としては、概ね0.1〜2.0mmの細い線径を有する金属線材、カーボンやガラス繊維などの不燃耐火繊維製の無機線材など様々な素材のものを適用することができる。
図5及び図6は、2個の焼き網を折り畳んだり展開したりできる折り畳み式焼き網を示す。
蝶番によって互いに連結されている一対の焼き網の外枠12が設けられ、各焼き網の外枠12には、一本が焼き網の外枠12の二辺にある支持棒14に交互に千鳥状に引っ掛かり、一方から他方へと進んで所定間隔を隔てて並設される多数本の紐状体や、相対向する二辺の間に一方向を維持しながら所定間隔を隔てて並設される多数本の独立した線材13が設けられる。
特に、焼き物が線材の隙間に抜け出ることを防ぐために、組み合わせたときに各焼き網にある線材13は互いに90゜交差する方向に配置されるような形態を有してもよい。
もちろん、第3の実施形態の場合にも、線材13としては、概ね0.1〜2.0mmの細い線径を有する金属線材、カーボンやガラス繊維などの不燃耐火繊維製の無機線材など様々な素材のものを適用することができる。
図7から図10に示すように、焼き網に用いられる線材13の円滑な滑り込みとテンションのために、線材13が巻き付けられる支持棒14の構造及び形状は非常に重要である。
図7は、焼き網の外枠12に固定される支持棒14を示すものであり、線材13の摩擦を最小限に留めるために円形棒の周面に多数の突出部32が設けられ、この突出部32に線材13が巻き付けられる。
図8は、軸34とローラー33を一体化させた形の支持棒14であり、軸34を用いて焼き網の外枠12に回転自在に設けられ、ローラー33の周面は、中心部が緩やかに凹んでいる形状を呈し、ここに線材13が巻き付けられる。
図9は、焼き網の外枠12に固定されている軸34の上に回転可能なローラー33を結合させた形の支持棒14であり、図10は、小さな摩擦により回転を一層円滑にするために、焼き網の外枠12に設けられている軸受け35を活用した形態の支持棒14である。
図11に示すように、焼き物は、根本的に、線材13との接触面が小さいほど焼き付く危険性が低い。
このため、本発明においては、円形、三角形、菱状、錐状、六角形、円形と薄板状との組合せの形状、長円形、五角形、多角形など様々な断面形状を有する線材13を適用することができる。
図12及び図13に示すように、ここでは、一方では線材13を繰り出し、他方では線材13を巻き戻す焼き網を示している。
四角形状または円形の焼き網の外枠12が設けられ、前記焼き網の外枠12の一方には線材13を繰り出す回転式のフィーダー15が設けられ、反対側には線材13を巻き戻す回転式のワインダー16が設けられる。
このとき、前記フィーダー15とワインダー16は、周面の中心部が凹んでいるため、線材13の引抜が防がれる。
すなわち、フィーダー15から繰り出された線材13は、焼き網の外枠12の全面積に亘って配置された後にワインダー16に巻き付けられる。
ここで、前記フィーダー15とワインダー16には、線材13が繰り出されたり巻き戻されたりするときに長さや位置を制御する手段として、ストッパー、クラッチ軸受け、ラチェットギアなどの回転制御機構(図示せず)が設けられていてもよい。
この第4の実施形態の場合にも、線材13としては、概ね0.1〜2.0mmの細い線径を有する金属線材、カーボンやガラス繊維などの不燃耐火繊維製の無機線材など様々な素材のものを適用することができる。
この場合には、焼き網の外枠12上に支持される1以上のガイドローラー17を線材13の移動経路の途中に設けて線材の移動を円滑にすることが好ましい。
このため、用いられた焼き網の線材13が汚れてきれいな線材13に取り替えたい場合には、ワインダー16を単独で巻き付けるか、あるいは、フィーダー15を解けつつワインダー16を巻けば、フィーダー15に巻線されている線材13が焼き網の外枠12の面積に移動し、焼き網の外枠12の面積にあった汚れた線材13はワインダー16に巻き戻されるため、容易にきれいな線材13に取り替えることができる。
図14及び図15は、フィーダー15とワインダー16を有する折り畳み式焼き網を示す。
蝶番によって互いに連結されている一対の焼き網の外枠12が設けられ、各焼き網の外枠12にはフィーダー15とワインダー16がそれぞれ設けられ、フィーダー15から繰り出された一本の線材13は、一つの焼き網の外枠12にある多数の支持棒14に交互に千鳥状に引っ掛かり、一方から他方へと進んで所定間隔を隔てて並設される多数本の紐状体として設けられた後、他方の焼き網の外枠12に移って同様に設けられた後、そこにあるワインダー16に巻き付けられる。
このとき、焼き物が線材の隙間に抜け出ることを防ぐために、一対の焼き物が組み合わせられたときに、各焼き網にある線材13は互いに90゜交差する方向に配置される形態を有してもよい。
ここでも、上記の実施形態と同様に、線材13としては、概ね0.1〜2.0mmの細い線径を有する金属線材、カーボンやガラス繊維などの不燃耐火繊維製の無機線材など様々な素材のものを適用することができる。
図18及び図19に示すように、四角形状の焼き網の外枠12または円形の焼き網の外枠12が設けられ、各焼き網の外枠12には相対向する二辺や、相対向する所定の区間に所定間隔を隔てて配置される多数の孔25が形成される。
そして、線材13の一方の端は線材の直径よりも太い頭状を呈しているヘッド部26に加工され、他方の端はネジ部27に加工される。
このときの線材ヘッド部は、ベタ加工によって成形することができる。
このような線材13は、ネジ部27がある方から一方の孔25に挟み込まれ、次いで、他方の孔25に嵌まり込んだ後に、このときのネジ部27がナット28によって締め付けられることにより、所定間隔を隔てて並設される多数本の独立した形態に設けられる。
すなわち、前記線材13は、ネジ部27に締め付けられるナット28とヘッド部26を用いて両端部が焼き網の外枠12の間に引っ掛かった状態で設けられる。
このようにして設けられる線材13は、ナット28を締め付けることにより、張設状態を維持することができる。
このとき、前記ナット28の頭部は、回転操作の便宜のために、ドライバー溝やレンチによって締め付け可能な構造を有する。
本発明の第7の実施形態においても、上記の実施形態と同様に、線材13としては、概ね0.1〜2.0mmの細い線径を有する金属線材、カーボンやガラス繊維などの不燃耐火繊維製の無機線材など様々な素材のものを適用することができる。
図20及び図21に示すように、一本の線材13が支持棒14によって巻き付けられている焼き網の外枠12が両分され、各焼き網の外枠12は両方の並設されているボルト/ナット19と共に一つの四角枠体または円形枠体を成しながら一体的に結合される。
すなわち、二つの部分の焼き網の外枠12の端部は、ボルト/ナット19の長ボルト部材にあるネジ部分に嵌まり込み、このようにして嵌まり込んだ個所にナット部材が締め付けられることにより、二つの部分の焼き網の外枠12と2つのボルト/ナット19は、一つの四角枠体または円形枠体を形成することが可能になる。
前記ボルト/ナット19は、両端にネジ部分を有し、且つ、長さの途中に操作のためのナット部分を有する長尺のボルト部材と、このボルト部材のネジ部分に締め付けられる多数のナット部材と、からなる。
このため、ボルト/ナット19のナット部材を緩めて二つの部分の焼き網の外枠12間の距離を外方に引っ張った後、さらにナット部材を締め付けると、線材13を常に張設状態に調節することができる。
図22から図24は、二つの部分からなる焼き網の外枠12をバネ20で連結して線材13の弾性を調節する例を示す。
すなわち、前記バネ20は圧縮バネであり、その先端を焼き網の外枠12の端部に連結することにより、バネ20が焼き網の外枠12を適切な力で押し出しながら線材の弾性を調節することができる。
図25は、新規なボルト/ナット19を用いる線材弾性調節装置を示す。
両分されている焼き網の外枠12の間には、多数本の並設された独立した線材13、または一本が連なって並設される多数本の紐状体からなる線材13が配置され、分離された二つの部分の焼き網の外枠12の間には、左右一対のボルト/ナット19が連結される。
前記ボルト/ナット19は、ネジ方向の異なるネジ部分を両端部に有するボルト部材と、このボルト部材に締め付けられて焼き網の外枠12の端部に固定されるナット部材と、からなる。
このため、前記ボルト部材を正回転させると、二つの部分の焼き網の外枠12は同時に広がり、逆転させると、二つの部分の焼き網の外枠12は同時に狭まるため、線材13の弾性を能率的に且つ適切に調節することができる。
図26から図29は、補助バー21を用いて線材13の弾性を調節する例を示す。
四角枠体または円形枠体の焼き網の外枠12の内側には、多数本の線材13の一部分を把持する補助バー21が一辺と並ぶように設けられ、このときの補助バー21は、線材13と並ぶ方向に前後動自在に設けられる。
ここで、前記焼き網の外枠12が円形である場合に、補助バー21は別設することなく、焼き網の外枠の本体とともに一つの円形を取る構造であってもよい。
そして、前記補助バー21と、この補助バー21と隣り合う焼き網の外枠12の辺との間に、弾性調節のためのボルト/ナット19や、バネ20、例えば、引張りバネが連結される。
このため、弾性調節装置がボルト/ナット19である場合(図26及び図27)には、締め付けの度合いを調整して補助バー21を一方に引っ張りながら線材13の弾性を調節することができ、弾性調節装置が引張りバネである場合(図28及び図29)には、バネ力によって補助バー21が引っ張られて線材13の弾性が調節される。
図30及び図31に示すように、両分された焼き網の外枠12は、所定の角度だけ傾いた姿勢を取りながら互いにヒンジで連結され、このような焼き網の外枠12の分離された両側の間には、ボルト/ナット19またはバネ20、例えば、圧縮バネが連結される。
このため、弾性調節装置がボルト/ナット19である場合(図30)には、両側に左ネジ部と右ネジ部を有しているボルト部材を回転させて分離された両方の焼き網の外枠12を押し出して線材13の弾性を調節することができ、弾性調節装置が圧縮バネである場合(図31)には、バネの押出力によって分離された両方の焼き網の外枠12が広がりながら線材13の弾性が調節される。
図32及び図33は、脚の役割も兼ねる支柱22を活用した線材弾性調節装置の例を示す。
支柱22が別設され、且つ、所定角度だけ傾いた姿勢を取りながら互いにヒンジで連結される分離された焼き網の外枠12が設けられる。
このような焼き網の外枠12と支柱22との間には、ボルト/ナット19またはバネ20、例えば、引張りバネが連結される。
このため、ボルト/ナット19を適用した場合(図32)には、両側に左ネジ部と右ネジ部を有しているボルト部材を回転させて分離された両方の焼き網の外枠12を上下動させて線材13の弾性を調節することができ、引張りバネを適用した場合(図33)には、バネの引張り力によって分離された両方の焼き網の外枠12が広がりながら線材13の弾性が調節される。
図34に示すように、四角形状の焼き網の外枠12の相対向する二辺には、辺の長さ方向に沿って所定間隔を隔てて多数の孔25が形成され、前記焼き網の外枠12の内側には、枠体にある孔25と対応する孔25を有するバネ支持枠体26が辺と隣り合って並設される。
そして、線材13は、一方のヘッド部26と他方のバネ20を有する。
このとき、線材13は、所定間隔を隔てて並設される多数本の独立した線体からなる。
このような線材13は、バネ20のある側を通って一方側の孔25の一方から嵌まり込んでバネ支持枠体26を貫通し、次いで、反対側の孔25にバネ部分が嵌まり込んで固設される。
これにより、前記線材13は、引張りバネの引張り力によって弾性が調節される。
ここで、前記線材13の線径は、概ね0.1〜2.0mmの太さを有してもよく、金属線材や無機線材などの素材からなる。
図35から図37は、熱膨脹素材を用いて線材の弾性を調節する例を示す。
2つの分離された枠体からなる焼き網の外枠12と、両枠体の間に配設される線材13と、が設けられ、これらの分離された枠体の間には、所定の形状を有する熱膨張材23が連結される。
このとき、熱膨張材23は線材13の底部に位置してもよく、概ね単一の「S」字状や連続「S」字状を呈する。
このため、焼き網の外枠12の内側に、熱源に向かって焼き網の外枠12と線材13よりも熱膨脹が大きな材料を取り付けることにより、焼くときに熱膨脹材料が熱膨脹して焼き網の外枠12を押し出すとき、線材13が引っ張られながら張設状態を維持することが可能になる。
図38及び図39に示すように、焼き網の外枠12の一辺は、枠体に両端が支持される回転バー24からなり、この回転バー24に線材13の一方が巻き付けられる。
このとき、回転バー24の両端部には固定のためのナットが設けられ、周面には線材13を巻き付けるための溝部が設けられる。
このため、ハンドル30を用いて回転バー24を回すと、線材13が引っ張られてピンと張った状態となり、調節後には、ナットを締めて線材13の張設状態を維持することができる。
図40及び図41に示すように、四角形状の焼き網の外枠12には、相対向する二辺に、辺の長さ方向に沿って所定間隔を隔てて多数の孔25が形成され、線材13は「コ」字状に折り曲げられて2列を成すように成形される。
そして、前記線材13の両端部は共にネジ部27にしてもよく、一方の端部はヘッド部26に、他方の端部はネジ部27にしてもよい。
一本の「コ」字状の線材13は、焼き網の外枠12にある二辺の隣り合う2つの孔25の間に同時に挟まれ、ヘッド部26を介して一方が引っ掛かるとともに、他方のネジ部27にナット28が締め付けられる構造、または、両方のネジ部27にナット28が締め付けられる構造に設けられる。
すなわち、前記各線材13は、焼き網の外枠12内に所定間隔を隔てて並設される2列ずつ多数本が独立している。
このようにして設けられる線材13は、ネジ部27に締め付けられるナット28の操作によって弾性が調節される。
この実施形態においても、前記線材13としては、上記の実施形態と同様に、概ね0.1〜2.0mmの細い線径を有する金属線材、カーボンやガラス繊維などの不燃耐火繊維製の無機線材など様々な素材のものを適用することができる。
Claims (36)
- 相対向する二辺の回転軸(10)と、該回転軸(10)の両端を支持しながら四角枠体を形成する残りの二辺の支持枠体(11)と、から構成される焼き網の外枠(12)と、
前記いずれか一方がいずれか一つの回転軸(10)に複数回巻き付けられると同時に、他方が向こう側の回転軸(10)に固定されながら所定間隔を隔てて並設される多数本の独立した線材(13)と、
を備え、
線材が汚れたときに、回転軸を操作することにより、いずれか一方に巻き移されてきれいな線材に取り替わることを特徴とする焼き網。 - 前記回転軸(10)は、両側の一部区間の固定部分(10a)と、これらの間の残りの途中区間の回転部分(10b)と、からなり、熱が集中する前記回転部分(10b)に巻き付けられる線材(13)のみ取り替えることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の焼き網。
- 前記線材(13)の線径は、0.1〜2.0mmであることを特徴とする請求項1に記載の焼き網。
- 前記線材(13)は、金属線材、または、不燃耐火繊維製の無機線材であることを特徴とする請求項3に記載の焼き網。
- 相対向する二辺に、辺の長さ方向に沿って所定間隔を隔てて隔設される多数の支持棒(14)を有する四角形状の焼き網の外枠(12)と、
一本が二辺にある支持棒(14)に交互に千鳥状に引っ掛かり、一方から他方へと進んで所定間隔を隔てて並設される多数本の線材(13)と、
を備えることを特徴とする焼き網。 - 前記焼き網の外枠(12)が円形である場合、円形周縁の相対向する所定の区間に多数本の支持棒(14)を設け、一本の線材(13)が両区間にある支持棒(14)に交互に千鳥状に引っ掛かり、一方から他方へと進んで所定間隔を隔てて並設される多数本になることを特徴とする請求項5に記載の焼き網。
- 前記線材(13)の線径は、0.1〜2.0mmであることを特徴とする請求項5に記載の焼き網。
- 前記線材(13)は、金属線材、または、不燃耐火繊維製の無機線材であることを特徴とする請求項7に記載の焼き網。
- 前記焼き網の外枠(12)は、一対からなり、蝶番によって連結されて、折り畳んだり展開したりできることを特徴とする請求項5に記載の焼き網。
- 前記一対の焼き網の外枠(12)には、線材(13)が、互いに90゜交差する方向に配置されることを特徴とする請求項9に記載の焼き網。
- 前記支持棒(14)は、固定式、回転式、ローラー式、軸受けを用いた回転式のうちのいずれかの方式によって形成されることを特徴とする請求項5に記載の焼き網。
- 前記線材(13)の断面形状は、円形、三角形、菱状、錐状、六角形、円形と薄板状との組合せの形状、長円形、五角形のうちのいずれか一つであることを特徴とする請求項7に記載の焼き網。
- 前記焼き網の外枠(12)の互いに反対側に設けられて、線材(13)を繰り出したり巻き戻す回転式のフィーダー(15)とワインダー(16)を備えることを特徴とする請求項5に記載の焼き網。
- 前記焼き網の外枠(12)の面積が大きくなるにつれて、線材(13)が長尺である場合、フィーダー(15)とワインド(16)との間の途中部に位置して線材(13)の移動を案内するガイドローラー(17)をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の焼き網。
- 前記線材(13)の弾性を調節する線材弾性調節装置をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項5に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、両分される焼き網の外枠(12)の分離個所を連結するボルト/ナット(19)を調節する方式のものであることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、両分される焼き網の外枠(12)の分離個所を連結するバネ(20)の張力を用いる方式のものであることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、多数本の線材(13)の一部分を把持する補助バー(21)を焼き網の外枠(12)の内側に設け、この補助バー(21)と隣り合って並び合う焼き網の外枠(12)の一辺の間に連結されるボルト/ナット(19)を調節する方式のものであることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、多数本の線材(13)の一部分を把持する補助バー(21)を焼き網の外枠(12)の内側に設け、この補助バー(21)と隣り合って並び合う焼き網の外枠(12)の一辺の間に連結されるバネ(20)の張力を用いる方式のものであることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、両分されると共に、分離個所がヒンジで連結されながら傾いた姿勢を取る焼き網の外枠(12)の分離された両側の間に連結されるボルト/ナット(19)を調節する方式のものであることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、両分されると共に、分離個所がヒンジで連結されながら傾いた姿勢を取る焼き網の外枠(12)の分離された両側の間に連結されるバネ(20)の張力を用いる方式のものであることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、両分されると共に、分離個所がヒンジで連結されながら傾いた姿勢を取る焼き網の外枠(12)とは別途の支柱(22)が設けられ、焼き網の外枠(12)と支柱(22)との間に連結されるボルト/ナット(19)を調節する方式のものであることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、両分されると共に、分離個所がヒンジで連結されながら傾いた姿勢を取る焼き網の外枠(12)とは別途の支柱(22)が設けられて、焼き網の外枠(12)と支柱(22)との間に連結されるバネ(20)の張力を用いる方式のものであることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、互いに並び合う二つの枠体で焼き網の外枠(12)を構成し、各枠体の間に連結されて受熱・放熱の際に収縮・膨脹する熱膨張材(23)から製作されることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 前記線材弾性調節装置は、四角枠体の一辺を回転バー(24)とした焼き網の外枠(12)を設けると共に、前記回転バー(24)に多数本の線材(13)の一部分を連結して、回転バー(13)に線材を巻き付ける方式のものであることを特徴とする請求項15に記載の焼き網。
- 相対向する二辺に、辺の長さ方向に沿って所定間隔を隔てて隔設される多数の孔(25)を有する四角形状の焼き網の外枠(12)と、
一方のヘッド部(26)と他方のネジ部(27)を有しており、前記二辺の孔(25)の間に挟まれると共に、ネジ部(27)にナット(28)が締め付けられながら所定間隔を隔てて並設される多数本の独立した線材(13)と、
を備えることを特徴とする焼き網。 - 前記線材(13)の線径は、0.1〜2.0mmであることを特徴とする請求項26に記載の焼き網。
- 前記線材(13)は、金属線材、または、不燃耐火繊維製の無機線材であることを特徴とする請求項26に記載の焼き網。
- 相対向する二辺に、辺の長さ方向に沿って所定間隔を隔てて隔設される多数の孔(25)を有しており、内側には孔(25)がある辺と隣り合って並設されるバネ支持枠体(26)を有する四角形状の焼き網の外枠(12)と、
一方のヘッド部(26)と他方のネジ部(27)を有しており、前記バネ支持枠体(26)を貫通すると共に、二辺の孔(25)の間に挟着されながら所定間隔を隔てて並設される多数本の独立した線材(13)と、
を備え、
バネの張力を用いて線材の弾性を調節することを特徴とする焼き網。 - 前記線材(13)の線径は、0.1〜2.0mmであることを特徴とする請求項29に記載の焼き網。
- 前記線材(13)は、金属線材、または、不燃耐火繊維製の無機線材であることを特徴とする請求項29に記載の焼き網。
- 相対向する二辺に、辺の長さ方向に沿って所定間隔を隔てて形成される多数の孔(25)を有する四角形状の焼き網の外枠(12)と、
一本が「コ」字状に折り曲げられて2列をなし、且つ、両端部にネジ部(27)、または一方の端部はヘッド部(26)、他方の端部はネジ部(27)を有しており、前記二辺の隣り合う2本の孔(25)の間に同時に挟まれると共に、枠体の外側に突き出るネジ部(27)にナット(28)が締め付けられて所定間隔を隔てて並設される2列ずつ多数本が独立している線材(13)と、
を備えることを特徴とする焼き網。 - 前記線材(13)の線径は、0.1〜2.0mmであることを特徴とする請求項32に記載の焼き網。
- 前記線材(13)は、金属線材、または、不燃耐火繊維製の無機線材であることを特徴とする請求項32に記載の焼き網。
- 四角形状または円形の焼き網の外枠(12)と、
前記焼き網の外枠(12)の内側において一方向に並ぶと共に、所定間隔を隔てて隔設されて両端が固定され、0.1〜2.0mmの線径を有する多数本の独立した線材(13)と、
を備えることを特徴とする焼き網。 - 前記線材(13)は、金属線材、または、不燃耐火繊維製の無機線材であることを特徴とする請求項35に記載の焼き網。
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