JP2013503213A - 水性2成分型接着剤 - Google Patents

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Abstract

本発明は、2つの基材を互いに接着するための方法に関し、ここで、1つの基材は、塩素化ポリオレフィンおよび添加剤から作られる分散体を含有し、10〜13のpHを有する、水性接着剤の層でコートされている。続く作業工程において、アクチベーター溶液を、第1基材または第2基材上に塗布し、ここで、アクチベーター溶液は酸性基を含む物質を含有し、そして、コートした表面を軽い圧力下で互いに接着する。本発明は、塩素化ポリオレフィン25〜50重量%、さらなるポリマー5〜30重量%、ならびに添加剤および水を含有し、9〜13のpH値を有する、貯蔵安定な水性接着剤分散体、および、第2成分としてのアクチベーター溶液で作られており、上記のアクチベーター溶液は、カルボン酸、スルホン酸、ホスホン酸、カルボン酸基またはスルホン酸基を有するポリマー、無機酸塩、またはルイス酸、ならびに水および/または有機溶媒を含有する、2成分接着剤を記載する。

Description

本発明は、塩素化ポリオレフィンに基づく水性接着剤によって、基材を接着結合するための方法であって、少なくとも1つの基材が対応する接着剤層を有し、上記の接着剤がさらにアクチベーター層を備える方法に関する。
クロロプレンに基づく溶媒含有接着剤は既知である。これに関し、溶液または分散体として接着剤を塗布した後、溶媒が蒸発し得る。この塗布方法は、時間がかかり、溶媒を含有するために、昨今の環境保護の要求を満たさない。クロロプレン分散体としての水性接着剤も同様に既知である。これに関し、接着剤分散体のpHを調整するために、あるいは、低下させるために、様々な剤が使用される。
国際公開第98/53019号には、ホウ酸を含有するポリクロロプレに基づく水性接着剤が記載されている。これに関し、pHは、7〜9.5に設定されている。これらの接着剤を、基材上に塗布し、その後、基材を接着結合させる。
国際公開第01/77248号には、結晶性ポリエステル、ポリクロロプレン、アクリレートポリマー、さらなる熱可塑性樹脂、および選択された安定剤を含有する、水性接着剤分散体が記載されている。上記接着剤を、基材上に塗布し、その後、基材を接着結合させる。
欧州特許出願公開第0470928号には、クロロプレンポリマーを含有する接着剤分散体が記載されている。これらは、スプレー塗布により塗布され、良好な混合物を得るために、2つの異なる分散体が同時にスプレーされる。
仏国特許出願公開第2130108号には、ポリクロロプレンに基づく接触接着剤が記載され、アニオン性ラテックスおよびカチオン性ラテックスが異なる基材上に塗布されている。しかしながら、分散体は、いずれも、塩素含有ポリマーを含有する。
米国特許出願第6,087,439号には、脂肪族イソシアネートと共に接着剤として使用され得る、クロロブタジエンポリマーでできた水性分散体が記載されている。これに関し、イソシアネートを混ぜ合わせた後に、COを形成させている。これによってpHが変化した後、結果として、結合剤が析出し、同時にイソシアネートと架橋される。
クロロプレン分散体を、のちにまたは同時に塗布するために、そのpHをCOを添加することにより変化させる方法も既に記載されている。接着剤の成分に応じて、中に入れられるCOおよび必要なCOを計量することは、制御が困難である。しかしながら、このようなさまざまな量のために、使用者に対し、異なった接着剤特性がもたらされる。これらの作業方法は、全般的に、極めて複雑であり、誤動作を起こしやすい。水性接着剤分散体を塗布するスプレー法も知られており、酸性アクチベーター溶液は、第2の開口部から同時にスプレーされる。しかしながら、このような作業方法では複雑なスプレー装置が必要である。
国際公開第98/53019号パンフレット 国際公開第01/77248号パンフレット 欧州特許出願公開第0470928号明細書 仏国特許出願公開第2130108号明細書 米国特許出願第6,087,439号明細書
従来技術から生じる課題は、塩素化ポリオレフィン結合剤の分散体に基づく水性接着剤を、さらなる添加剤と共に塗布することができ、得られる接着剤層が一定期間の間、貯蔵安定である方法を提供することである。接着結合の際には、この接着剤を、アクチベーターと混合し活性化させる。
上記の課題は、2つの基材を接着結合するための方法であって、10〜13のpHを有する、塩素化ポリオレフィンならびに添加剤から作られる分散体に基づく水性接着剤の層で、1つの基材をコートし、その後の作業工程において、アクチベーター溶液(ここで、アクチベーター溶液は酸性基を含む物質を含有する)を、第1基材または第2基材上に塗布し、および、コートした表面を軽い圧力下で接着結合させる方法により、達成される。
アクチベーターは、接着結合する第2基材表面上に層として存在してよく、または、アクチベーターを、接着剤層の後に、その上に別個の層として塗布する。
本発明は、さらに、第1成分としての10〜13のpHを有する塩素化ポリオレフィンの水性分散体、および、酸性基を有する化合物を含むアクチベーターの溶液を含む第2成分でできた、2成分接着剤に関する。
本発明の2成分接着剤は、別々に保管され塗布され、かつ、接着結合操作により合わせられおよび混合される2つの成分で作られる。これに関し、(接着剤成分としての)1つの成分は、水性分散体であることが意図され、(アクチベーター成分としての)第2成分は、有機溶液または好ましくは水性溶液であることが意図される。アクチベーター溶液を、液状成分として使用することができるが、溶液から固形アクチベーター層を生成し、この層を接着結合に使用することもできる。
本発明に適当な接着剤成分は、結合剤として、少なくとも1つの塩素化ポリオレフィンを含有する。これら塩素化ポリオレフィンは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリイソブテン、ポリへキセン、ポリオクテン、ポリデセンおよびポリオクタデセン、ポリスチレン、および塩化ビニルのホモポリマーおよびコポリマーであり得る。モノマー、例えばp−メトキシスチレン、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル、ビニルメチルエーテル、イソブチレン、エチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アルキルアクリレート(メチル、エチル、プロピル、ブチル、およびオクチルアクリレートを含む)、アクリル酸、およびメタクリル酸であってよく、ブタジエン−1,3イソプレンおよび他のブタジエン−1,3誘導体などの、他の同様のモノオレフィン系共重合性化合物を含有してもよい。これらのポリマーを、溶解させたまたは溶融させた生成物として、塩素化を施すことができる。しかしながら、別の方法としては、塩素化させたモノマーとの重合により、適当なポリマーを生成する。このための既知のモノマーは、例えば、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、クロロプレン、スチレン、およびモノアルケニル芳香族アルキルハライド、塩化ビニルベンジル、p−クロロスチレン、3,5−ジクロロスチレン、p−トリクロロメチルビニルベンゼン、塩化ビニルベンジル−(4−塩化メチルビニルベンゼン)、または2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンである。クロロスルホン化エチレンポリマーまたは塩化ゴムも適当である。
約20〜75重量%の塩素含量を有する塩素化ポリマーが、好ましくは適当であり、例えば約20〜50重量%での塩素化ポリプロピレン/ポリエチレンまたはポリクロロプレン、または約60〜75重量%の塩素含量を有する塩素化ポリビニルクロリドである。ポリクロロプレンが特に適当である。塩素化ポリオレフィンを混合物において使用することができるが、1種のみのポリマーを使用することもできる。結合剤として、ポリクロロプレンが特に適当である。この種の塩素化ポリオレフィンは、市販されている。塩素化ポリマーの量は、接着剤分散体の全体に基づいて、20〜50重量%、特に25〜40重量%に等しくされることが意図される。それらは、特に水性分散体として使用される。これに関して、このような分散体は、pHが10〜13であるアルカリ性溶液として存在する。
さらなるベースポリマーを、本発明に適する接着剤中に、さらに含有させることもできる。これらは、例えば、アクリレートコポリマー、スチレンコポリマー、スチレンアクリレート、またはスチレンブタジエンであり得る。このようなポリ(メタ)アクリレートは、例えば、アクリル酸のエステル、メタクリル酸のエステル、クロトン酸のエステル、またはマレイン酸のエステルなどのエチレン性不飽和カルボン酸エステルの重合または共重合により得ることができる。既知の(メタ)アクリル酸のC〜C12アルキルエステルを重合することが好ましい。これに関し、官能性モノマー、例えばOH基またはCOOH基を有するモノマーを含有させることもできる。さらなる共重合性モノマー、例えばエチレン、スチレン、置換スチレンを含有させることもできる。これによって、官能性または非官能性コポリマーが得られ、このコポリマーは、高いガラス転移温度(T)または低いTを有し得る。異なる周囲温度での接着性は、このようにして追加のポリマーを選択することにより、影響され得る。
スチレン共重合体は、別の種類のポリマーである。これらは、スチレンおよびその誘導体の共重合体である。ブタジエン、イソプレン、エチレン、プロピレン、および/またはアクリレート構造などの、追加の構造単位を含有してもよい。これらのさらなるポリマーを、分散体として製造することもでき、既知の界面活性剤を用いて任意に安定化させることができる。この種類のアクリレートポリマーまたはスチレンコポリマーは、分散体として、溶液として、または溶媒を含まない形態において、市販されている。追加のポリマーの量は、接着剤分散体に基づいて、5〜35重量%にされ得る。
可塑剤は、適当な接着剤のさらなる成分である。これらの可塑剤は、流動性または接着剤層の柔軟性を調整するために好ましく使用される。適当な可塑剤は、例えば、医療用白色鉱油、ナフテン系鉱油、ポリプロピレンまたはポリブチレンまたはポリイソプレンオリゴマー、水素化ポリイソプレンおよび/またはポリブタジエンオリゴマー、安息香酸エステル、フタレート、またはアジペートである。水素化された可塑剤、例えばパラフィン系炭化水素油、またはポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール、およびポリメチレングリコールも適当であり、アルキルモノアミンおよび脂肪酸も同様に使用できる。可塑剤として、エステル、例えばフタル酸エステル、安息香酸エステル、またはアジピン酸エステルを使用することが好ましい。可塑剤は、通常、0〜25重量%、好ましくは2〜15重量%の濃度で含まれる。
さらに、本発明に適当な接着剤分散体は、添加剤として、少なくとも1つの界面活性物質を、接着剤分散体全体に基づいて0.01〜5重量%、追加的に含有することができる。これは、消泡剤、界面活性剤、湿潤剤などの、水と比較してより低い表面張力の物質であると理解される。原則として、それらは、親水性基および疎水性基、特に親油性基を含有する。含有させる界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、または両性、またはそれらの2種以上の混合物であり得る。
適当なアニオン性界面活性剤の例は、アルキルサルフェート、アルキルエーテルサルフェートおよびアルキルアリールエーテルサルフェート、例えばアルキルフェノールエーテルサルフェート、脂肪アルコールおよび脂肪アルコールエーテルスルホネート、特にアルキルスルホネート、アルキルアリールスルホネート、タウリド、任意にエトキシ化されたスルホコハク酸エステルおよびスルホコハク酸の半エステル、カルボン酸(例えば脂肪酸)のアルカリ塩およびアンモニウム塩、リン酸部分エステルおよびそれらのアルカリ塩およびアンモニウム塩であり得る。
両性界面活性剤の例は、N−アルキル−ジ(アミノエチル)グリシンまたはN−アルキル−2−アミノプロピオン酸塩などの長鎖置換アミノ酸、N−(3−アシルアミドプロピル)−N,N−ジメチルアンモニウム塩またはアルキルイミダゾリウムベタインなどのベタインである。
非イオン性界面活性剤の例は、アルキルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリグリコールエーテル、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、脂肪アルコールEO/PO付加物およびアルキルフェノールEO/PO付加物、エチレンオキシド/プロピレンオキシド(EO/PO)ブロックコポリマー(約8〜約50のEOまたはPO単位を有することが好ましい)、アルキルアミン、脂肪酸および樹脂酸の付加生成物、8〜約24個の炭素原子を有する直鎖状または分枝状、飽和または不飽和アルキル基および1個のオリゴグリコシド基を有するアルキルポリグリコシド、天然物質およびその誘導体、例えばレシチン、ラノリン、またはサルコシン、極性基含有直鎖状有機(ポリ)シロキサン、特に10個以下の炭素原子を有するアルコキシ基および約50個以下のEOまたはPO基を有するもの。
pHを調整するための剤は、本発明に適する、接着剤成分の構成要素である。塩素化ポリオレフィン分散体は、通常、アルカリ性媒体中で安定であり、これに関し、pHは10〜13に等しくなる。これは、中和剤の選択および量によってもたらされ得る。例えば水酸化アルカリまたは水酸化アンモニウム、炭酸塩、または有機アミンなどの塩基を含有させることができ、例えば、NaCO、KCO、NaHCO、KHCO、NaPO、NaHPO、CaCO、Ca(OH)、NaOHまたはKOH、DBU、DBN、またはホウ砂である。上記に示した10より高いpHを確立する混合物を使用することが好ましい。接着剤系を安定化させる緩衝溶液を形成する。
通常の補助剤および添加剤を、本発明の接着剤成分にさらに添加することができる。これらは、安定剤、顔料、または接着促進剤であり得る。これらを、通常、分散体の5重量%以下の量、好ましくは約0.1〜3.0重量%の量で添加する。分散体の有機溶媒含量を、(3重量%未満に)低くすることが意図される。特に、溶媒を添加せず、接着剤は溶媒を含まず、出発物質からの不純物のみが存在することが意図される。さらなる態様において、架橋型方式で反応する物質を含有しない接着剤分散体を使用する。
本発明の接着剤成分は、分散体の状態で存在することが意図される。出発物質、例えば塩素化ポリオレフィンの分散体、特にクロロプレンの分散体、およびさらなる結合剤の分散体、例えばポリアクリレートまたはスチレンコポリマーの分散体が、水性分散体の状態で、すでに使用され得る。これらの分散体を混合することができ、これに関して、安定な混合物が得られるように、この場合(上記のように)アルカリ性のpH範囲に、pHを調整することに注意すべきである。さらなる添加剤をここに混合し、分散させることができる。
本発明に適する接着剤成分は、約200〜10,000mPas(25℃で、Brookfield、EN ISO 2555により測定)の粘度を有し、特に、粘度を400〜5000mPasにする。分散体の成分は、全固形物が、40〜80重量%、特に45〜65%に等しくなるように選択される(固形物は、DIN 53189により、105℃で測定)。より低い粘度を選択する場合、スプレー塗布を改善することができる。より高い粘度を選択する場合、塗布後において、接着剤が、さらに流れず、基材から落ちない、安定な層を形成しやすい。この場合に、接着剤の貯蔵安定な層を得ることができる。層から一部の水が蒸発する場合、これは、後の接着結合を妨げない。
本発明の2成分接着剤の第2成分は、活性化物質の溶液で作られる。これは、酸性基を有する物質を含有する有機性溶液または水性溶液を表し得る。酸性特性を示す物質としては、例えば固体カルボン酸または対応する塩が適当である。カルボン酸の例としては、20個以下の炭素原子を有する1価〜4価カルボン酸、例えばギ酸、酢酸、シュウ酸、マレイン酸、フマル酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸、フタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、トリメシン酸、プロパン−1,2,3−トリカルボン酸、10〜20個の炭素原子を有する脂肪酸であり、アスコルビン酸あるいはアミノ酸も適当である。多塩基酸が特に好ましく、好ましくは固体カルボン酸である。これらは、一方で固体物質として存在してよく、それらを水性溶液または分散体として使用してよく、あるいは、それらをポリマーまたはオリゴマーと共に使用してよい。酸性物質の別の群は、水性溶液中で酸性のpHを与える無機酸の塩である。それらの例は、KHCO、NaHCO、KHSO、NaHPO、ミョウバン、例えばKAl(SO)、Al(SO)、および他のアルカリ金属またはアルカリ土類金属との対応する塩である。酸性基を含む有機ポリマーを用いることもできる。このような酸性基の例は、ホスホン酸基、スルホン酸基、またはカルボキシル基である。他のコモノマーを任意に含有し得る、ポリ(メタ)アクリル酸が、特に適当である。さらなる物質の種類は、加水分解後に、カルボキシル基を同様に含む、マレイン酸無水物グラフト化ポリマーである。さらなる例は、カルボキシル基を高い割合で含有するカルボキシメチルセルロースである。
「アクチベーター」と称されるこれらの物質群を、溶液として塗布する。水性溶液は、酢酸エチル、メチルエチルケトン、酢酸ブチルなどの有機溶媒を含有する溶液を使用することができるが、特に、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、またはグリセロールなどのアルコールと用いることもできる。アクチベーター物質を、可塑剤中に、溶解または分散させることもできる。水性溶液または分散体が特に適当であり、これらは、6個以下の炭素原子を有する低分子量アルコール、特にエタノールまたはプロパノールを一部、任意に含有してもよい。
酸性形態で解離する物質が、特に水性溶液として存在してよい。酸ポリマーを、水中分散体として、または、有機溶液として使用することができる。少量の割合でのみ有機溶媒を含有する水性溶液または、有機溶媒を含有しない水性溶液が、アクチベーターとして特に好ましい。
アクチベーター溶液は、溶媒に加えて、さらなる添加剤を含有してもよい。その例は、安定な有機溶液または水性溶液中に物質を維持する界面活性剤であり、粘性に影響を与える物質、例えば尿素であってもよい。溶液または塗布した層を検出できるようにする染料を使用することもできる。これらは安定剤でもあってよい。接着促進剤、例えば、加水分解性基を有するシランが存在してもよい。溶液の酸性特性に悪影響を及ぼさないように、添加剤を選択すべきである。アクチベーター溶液は、低粘性であり、通常、その粘度は2000mPas未満であり、水状の形態(例えば<100mPas)で存在してもよい。本発明に適するアクチベーター溶液は、既知の方法で塗布することができるが、スプレー塗布が特に適当である。
接着結合する直前に、または、結合する際に、本発明の2つの接着剤成分を層として混合する。短時間の後に、接着剤は、安定な接着結合を与える。
本発明のさらなる主題は、両方の成分がスプレー可能な組成物形態で存在する、2成分接着剤である。上記の成分は、例えば、高圧ガスを備えた、別個の使い捨て圧力容器として、例えばエアゾール缶として、存在してよい。これに関し、上記に記載した接着剤分散体が適当であり、特に水性成分が使用される。スプレー可能な組成物を生じるための高圧ガスは、当業者に既知である。これらは、室温で気体の物質および混合物であり得る。例えば室温で気体の、C〜Cアルカン、CO、NO、ジメチルエーテルを使用することができる。これらは、不活性であり、成分の構成要素と化学的に反応し得ないことが意図される。
本発明のさらなる主題は、2つの基材を接着結合するための方法であり、この方法において、本発明に適する2成分接着剤を使用する。これに関し、接着剤成分の層が生じ、その直後または後に、アクチベーター成分から製造したさらなる層と混合され、そして、接着結合する。
1つの態様では、本発明の水性接着剤分散体の層を1つの基材上に塗布するようにする。簡単な消沈の後、接着剤層を限られた時間放置することも可能であるが、すぐに、この接着剤層をさらに加工するおよび接着結合することができる。これに関し、接着剤層の水分含量は、通常5%水分よりも多く、特に10〜30%で存在するが、接着剤層の水分含量が低下してよい。
延展(spreading)、ブレーディング(blading)、圧延(rolling)、印刷(printing)などの、接着剤層を塗布するために使用され得る通常の方法を使用することができるが、スプレー塗布を行う場合が好ましい。特定の態様において、本発明の水性接着剤成分が、高圧ガスと共にスプレー缶の状態で存在することができる。これに関し、塗布前に混合物を均質化し、その直後にスプレーすることが、有益である。
第2成分として、アクチベーター溶液を塗布し、接着剤層と混合させる。これを、あらゆる方法でもたらすことができる。
まず、1態様は、本発明に必須の接着剤分散体に当てはまる。層が十分な残存水分を示すならば、これを任意に放置する。塗布直前に、アクチベーター層をこの層の上に、好ましくはスプレー塗布により塗布する。この場合、アクチベーターが水性溶液である場合が好ましい。この方法で、アクチベーター溶液を、接着剤層上に塗布後、わずかな時間の後に、この基材を第2基材に、軽い圧力下で接着結合させる。その直後に、良好な接着結合が形成する。同様にコートした2つの基材間で、接着結合を生じさせることができるが、1つの基材のみが活性化した接着剤層を含む場合でも十分である。
本発明の別の態様では、アクチベーター溶液を、第2基材上に塗布する。この態様において、水性アクチベーター溶液を使用することが好ましい。例えば0.5〜10分の、短い待機時間の後、第2基材を第1基材に接着結合させることができ、水分または水性のコーティングがなお存在する。粘性の、流動性コーティングがなお存在する間までは、加工が生じ得る。
全ての方法に対し、2つの層の良好な混合が生じていることを確認することが必要である。これは。あまりにも厚い接着剤層を選択しないことにより補うことができる。その上、まだ粘性の、水性湿潤層の内部混合は、軽い圧力を用いて生じることが意図される。それらが水性系であるために、迅速なpH変化が見られる。
さらなる態様では、第2基材上へ、溶媒を含有するまたは水性のアクチベーター溶液を塗布する。溶媒または水は、その後、塗布したコーティングから蒸発することが意図される。アクチベーターの、固形の、貯蔵安定な層が生じる。この層を、長時間、貯蔵することができる。これに関し、この層を保護フィルムまたは保護紙で覆うことが有益であり得る。酸性基を含む対応するポリマー層が表面に形成する、または、酸成分を含有する無機化合物または有機化合物の薄いコーティングが形成する。
本発明の方法の、この態様に使用する第2基材は、接着結合させる基材面において、酸性基を含む層を含有する。この層は、固形コーティング(例えば固体酸または酸性塩の結晶)、酸性基を含む結合剤、または、酸性成分を含有するポリマー層であり得る。固形の、酸性基含有コーティングの場合、コートした基材は貯蔵安定である。
さらなる態様において、基材上の貯蔵可能なアクチベーター層を、接着結合の前に、水をスプレーすることにより、または、水性雰囲気下にさらすことにより、水分含有アクチベーター層へ変換することができる。この方法によれば、より高い水分のために、迅速な内部混合および接着剤の迅速な活性化が得られる。
本発明の方法によれば、本発明により安定な接着剤分散体を、基材上に層として塗布する。接着剤は、30g/m〜600g/m、特に50〜200g/mの層厚で塗布することが意図される。それによって得られる接着剤層は、接着剤層中に残留水分が存在する限り、貯蔵安定である。
アクチベーター溶液を、接着結合する第2基材表面上に、または、接着剤層上に、塗布する。アクチベーターの量を、酸性基が接着剤層のpHをより低くするのに十分となるように選択する。これに関し、層厚は、10g/m〜200g/m、好ましくは20〜100g/mに等しい。低粘性溶液を塗布することができるが、一時的に貯蔵する場合における、コートした基材表面の垂れ落ちまたは流動を避けることができるように、チキソトロピックな溶液を塗布することも可能である。上記にすでに述べたような、通常知られる塗布方法が、塗布方法として可能である。
本発明の方法によれば、2つの基材が、軽い圧力下で接着結合する。これにおいて、えつのコーティングを接触させ、混合するようにする。層厚が薄いために、良好かつ迅速な内部混合が得られる。塩素化ポリオレフィンに基づく水性接着剤層は、水をなお含有する。アクチベーターのコーティングも同様に、なお含水しており、または、それは水中で酸性基を形成する物質を含有する。2つのコーティングに、共に圧力をかける際、内部混合が水含有接着剤層中へのアクチベーターの導入を引き起こす。このため、pHの変化が起こり、その結果として、接着結合が開始する。完成した接着剤層における迅速な内部混合の結果として、接着結合した基材における接着の迅速な強化が達成される。
本発明の方法または本発明の接着剤は、連続生産用途および個人用途に適当である。例えば、スプレー塗布により、接着剤成分を、接着結合させる表面上に塗布することができる。これに関し、表面を任意に貯蔵することが可能である。加工直前に、第2基材上に、アクチベーター成分を塗布し接着結合させるか、または、乾燥したアクチベーター層を、接着剤分散体でコートした基材に、直接接着結合させる。本発明の2成分接着剤のスプレー缶形態での製剤は、あらゆる作業現場での使用に対し有益である。ここで、溶液を水性溶液として別々に製造し、それ自体既知の高圧ガスと共に充填する。塗布直前に、スプレー缶の内容物を均質化させ、その後、結合させる2つの基材上に、2つの成分を続いてまたは別々にスプレー塗布することが可能である。
複数の基材を結合させることができる。水または水分を吸収することができる表面を有するこれらの基材が特に適当である。これらは特に、浸透性または吸収性の基材であり得る。
本発明の方法は、接着剤分散体および接着剤アクチベーターの加工が、別々に生じ得るという利点を有する。コートした基材が、別々に貯蔵安定性を示し、すなわち、基材を加工および接着結合するための時間が長いことも、同様に有利である。
本発明の方法のさらなる利点は、本発明の方法に使用する接着剤を、貯蔵安定な形態で製造することができるということである。事前に活性化させる必要がないため、さらに使用することができない残留接着剤が生じない。その結果、接着剤残留物の洗浄装置のための費用が、さらに大きく減少する。
〔実施例1〕
以下から、混合物を製造する。
Figure 2013503213
成分を高速撹拌系で混合する。その結果、固形分約55重量%を有する貯蔵安定な接着剤が得られる。pHは約12である。接着剤の粘度は、約300mPasである。
10%クエン酸水溶液で作られたアクチベーター溶液を製造する。
木製基材および固形発泡材料基材(5×10cm)の表面から、付着している粉塵を取り除き、接着剤分散体の層(約180g/m)を、その上に塗布する。
〔実験1〕
アクチベーター溶液を、MDFに基づく基材上に塗布する。その量は、約30g/mである。
この基材を、接着剤層を備えた基材に接着結合させる。
〔実験2〕
アクチベーター溶液を、MDF基材上に塗布し、24時間、乾燥させる。
この基材を、対応する接着剤分散体で新たにコートしたさらなる基材と接着結合させる。
〔実験3〕
対応するMDF基材を実験2のように加工し、乾燥させる。接着結合の直前に、表面に水を軽くスプレーする。その直後に、基材を、接着剤をコートした基材に接着結合させる。
〔実験4〕
実施例1の分散体で、基材をコートする。5分後、アクチベーター溶液の層を、表面にスプレーする。その後、MDF基材に、接着結合が生じる。
接着結合した基材を互いに押し付ける。これは、手短かに移動することにより促進することもできる。基材は、15分後に、良好な相互接着結合を示す。
実施例において、接着剤分散体および水性アクチベーター溶液の塗布を、はけ塗りにより行うことができる。別の一連の実験において、両方の接着剤層成分を、表面に、スプレー塗布により塗布する。

Claims (14)

  1. 2つの基材を接着結合するための方法であって、10〜13のpHを有する、塩素化ポリオレフィンならびに添加剤から作られる分散体に基づく水性接着剤の層で、1つの基材をコートし、その後の作業工程において、アクチベーター溶液を、第1基材または第2基材上に塗布し、ここで、該アクチベーター溶液は酸性基を含む物質を含有し、および、コートした表面を軽い圧力下で接着結合させる、方法。
  2. アクチベーター溶液が、水および/または有機溶媒を含有する、請求項1に記載の方法。
  3. アクチベーター溶液が、カルボン酸、スルホン酸、ホスホン酸、カルボン酸基またはスルホン酸基を有するポリマー、無機酸塩、またはルイス酸から選択される少なくとも1種の化合物を含有する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 接着剤分散体および/またはアクチベーター溶液をスプレーにより塗布する、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 水性アクチベーター溶液を、接着剤層を塗布した後に第1基材上に塗布する、または、アクチベーター層を第2基材上に生じさせる、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 溶媒を蒸発させることによりアクチベーター溶液から固形アクチベーター層を生じさせる、請求項4に記載の方法。
  7. 固形アクチベーター層を、接着結合前に水で加湿する、請求項6に記載の方法。
  8. アクチベーター層が、一塩基性カルボン酸または多塩基性カルボン酸、特に固体カルボン酸を含有する、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. アクチベーター層における酸性基の量が、接着剤層のpHをpH6〜9に変化させるのに十分である、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 塩素化ポリオレフィン25〜50重量%、さらなるポリマー5〜30重量%、ならびに添加剤および水を含有する、pH9〜13の、貯蔵安定な水性接着剤分散体、および、第2成分としてのアクチベーター溶液で作られた、2成分接着剤であって、該アクチベーター溶液は、カルボン酸、スルホン酸、ホスホン酸、カルボン酸基またはスルホン酸基を有するポリマー、無機酸塩、またはルイス酸を含有し、ならびに、水および/または有機溶媒を含有する、2成分接着剤。
  11. 接着剤成分が、接着結合に際しアクチベーターと混合されるようになる接着剤層を形成する、請求項10に記載の2成分接着剤。
  12. 接着剤成分および/またはアクチベーター成分が、乾燥した層、または、完全に乾燥した層として使用される、請求項10または11に記載の2成分接着剤。
  13. 接着剤成分が、高圧ガスとともに使い捨て圧力容器の形態で存在する、請求項10〜12のいずれかに記載の2成分接着剤。
  14. 特にフィルム、皮、繊維製品、木材、金属、硬質フォーム、フォーム材料または他のポリマーでできた、硬質基材、軟質基材または可撓性基材を接着結合するための、請求項10〜13のいずれかに記載の接着剤の使用。
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