JP2013501096A - 強化ポリトリメチレンテレフタレート樹脂組成物 - Google Patents

強化ポリトリメチレンテレフタレート樹脂組成物 Download PDF

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Abstract

(a)少なくとも1種のポリトリメチレンテレフタレート54〜98重量%と、
(b)一般式E/X/Yを有するエチレンコポリマーから選択される少なくとも1種の耐衝撃性改良剤1〜45重量%と、
(c)カチオンがMg2+、Sn2+、Zn2+およびこれらの混合物からなる群から選択されるカチオン触媒0.01〜3.0重量%と
を含む熱可塑性ポリエステル組成物であって、前記一般式E/X/Y中、
Eが、エチレンから誘導された基であり、前記エチレンコポリマーの全重量の40〜90重量%を占め、Xが、前記エチレンコポリマーの全重量の9〜55重量%を占め、以下の一般式
【化1】
Figure 2013501096

(式中、R1は炭素原子数2〜8のアルキル基であり、R2は、H、CH3またはC25である)を有するモノマーから誘導された基であり、Yが、グリシジルメタクリレートおよびグリシジルアクリレートから選択されたモノマー単位から誘導された基であり、前記エチレンコポリマーの全重量の0.5〜40重量%を占める熱可塑性ポリエステル組成物。熱可塑性ポリエステル組成物から製造された物品も提供される。

Description

本発明は、優れた靱性および鏡面光沢を有する強化ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)樹脂組成物に関する。
ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)樹脂は優れた鏡面光沢を有し、玩具、化粧品包装およびスポーツ用品などを成形する際に適している。しかし、ポリトリメチレンテレフタレートは脆い可能性があり、低いノッチ付耐衝撃性を有する。
ポリエステル樹脂を強化するための幾つかの方法が知られている。例えば、CN第1399663A号明細書は、衝撃強度改良剤を添加して低温での改善された耐衝撃性および耐屈曲性を得た熱可塑性ポリエステル、すなわち、ポリブチレンテレフタレート(PBT)またはポリエチレンテレフタレート(PET)を開示している。この明細書では、熱可塑性ポリエステルの改善された耐衝撃性が、3種の改良剤、すなわち、(a)シェル型コポリマー、(b)エチレン−不飽和エポキシドコポリマー、エチレン−不飽和無水カルボン酸コポリマーまたはそれらの混合物からなる群から選択されたエチレンコポリマーおよび(c)エチレン−アルキルメタクリレートコポリマーおよびエチレン−中和メタクリル酸コポリマーおよびそれらの混合物からなる群から選択されたコポリマーの同時添加の結果であることが発見された。
衝撃強度の改善が流動性を低下させないこともCN第1399663A号明細書において提示されている。実際、衝撃強度の改善が流動性を向上させている。
CN第1399663A号明細書は、流動度を低下させ、かつ流動度を向上さえさせ得る衝撃強度改良剤を開示した。CN第1399663A号明細書は、適切なメルトフローインデックスを維持しつつ、低温、すなわち0℃未満で耐衝撃性を向上させることを意図した。しかし、この参考文献は、そのポリマー組成物の加工性に関しては言及していない。低温、特に−40℃未満で用いられるポリマーに関して低温耐衝撃性は重要であるが、特に、適切な衝撃強度と相俟って加工効率および加工コストを考慮する際に、玩具材料および化粧品包装材料の製造において用いられるものなどの一般におよそ室温で用いられるポリマーに関しては、加工性がより重要な機能である。
米国特許第4,753,980号明細書は、ポリエステルマトリックス、離散相または離散粒子としてポリエステルマトリックス全体に分散させたエチレンコポリマー強化剤および任意選択の結晶化促進剤を含む強化熱可塑性ポリエステル組成物を開示している。結晶化促進剤は、7〜54個の炭素原子を含む炭化水素酸または少なくとも1個のカルボキシル基を有する有機ポリマーおよび前述した炭化水素酸または有機ポリマーのカルボキシル基と反応できるナトリウムイオン源またはカリウムイオン源から誘導することが可能である。
米国特許第4,753,980号明細書は、ポリエステルマトリックス、離散相または離散粒子としてポリエステルマトリックス全体に分散させたエチレンコポリマー強化剤および任意選択の結晶化促進剤を含む強化熱可塑性ポリエステル組成物を開示している。結晶化促進剤は、7〜54個の炭素原子を含む炭化水素酸または少なくとも1個のカルボキシル基を有する有機ポリマーおよび前述した酸またはポリマーのカルボキシル基と反応できるナトリウムイオン源またはカリウムイオン源から誘導することが可能である。
この明細書におけるポリマーは、良好な靱性を有するけれども、物品に製造した時、0.5〜0.6ft−lbs/inのみのノッチ付衝撃強度を物品に付与した。改善された衝撃強度および加工性を有する室温で用いられる熱可塑性ポリマーが必要とされ続けている。
良好な衝撃強度のみでなく良好な加工性も有する熱可塑性ポリエステル組成物が本明細書において開示されている。
特に、
(a)少なくとも1種のポリトリメチレンテレフタレート54〜98重量%と、
(b)一般式E/X/Yを有するエチレンコポリマーである少なくとも1種の耐衝撃性改良剤1〜45重量%と、
(c)カチオンがMg2+、Sn2+およびZn2+ならびにこれらの混合物からなる群から選択されるカチオン触媒0.01〜3.0重量%と
を含む熱可塑性ポリエステル組成物が本明細書において記載され、式中、
Eは、エチレンから誘導された基であり、エチレンコポリマーの全重量の40〜90重量%、好ましくは50〜83重量%、より好ましくは60〜77重量%を占め、
Xは、エチレンコポリマーの全重量の9〜55重量%、好ましくは15〜40重量%、より好ましくは20〜35重量%を占め、以下の一般式
Figure 2013501096
(式中、R1は、炭素原子数2〜8、好ましくは炭素原子数4〜6のアルキルであり、
2は、H、CH3またはC25、好ましくはHまたはCH3、より好ましくはHである)を有するモノマーから誘導された基であり、
Yは、グリシジルメタクリレートおよびグリシジルアクリレートから選択されたモノマーから誘導された基であり、エチレンコポリマーの全重量の0.5〜40重量%、好ましくは2.0〜10重量%、より好ましくは3〜8重量%を占め、
ここで、(a)、(b)および(c)は、熱可塑性ポリマー組成物の全重量を構成する。
ポリトリメチレンテレフタレートを含む靱性が強化された熱可塑性ポリエステル組成物が本明細書において記載されている。
本明細書において用いられる「ポリトリメチレンテレフタレート」という用語は、i)トリメチレンテレフタレートの反復単位から本質的になるトリメチレンテレフタレートホモポリマー、(ii)反復単位の65〜99.9重量%、好ましくは80〜99重量%、より好ましくは85〜95重量%がトリメチレンテレフタレートであるトリメチレンテレフタレートコポリマー、または(iii)トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーとトリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーではない他のアルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーのブレンドであって、トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーがブレンドの全重量の65〜99.9重量%、好ましくは80〜99重量%、より好ましくは85〜95重量%を占めるブレンドを意味する。
上述した他のアルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーは、トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーではないC2~8アルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマー、好ましくは、トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーではないC2~6アルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーを意味する。他のアルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーの例は、ブチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマー、エチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーおよびヘキサメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーなどを制限なく含む。
上述したトリメチレンテレフタレートコポリマーの例は、トリメチレンテレフタレート−ブチレンテレフタレートコポリマー、トリメチレンテレフタレート−エチレンテレフタレートコポリマーおよびそれらの混合物を制限なく含む。トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーと他のアルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーのブレンドの例は、トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーとブチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーのブレンド、トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーとエチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーのブレンドを制限なく含む。
これらの組成物の中で用いられるポリトリメチレンテレフタレートは、トリメチレンテレフタレートホモポリマーが、普通はブレンドの65〜99重量%、好ましくは80〜98重量%、より好ましくは85〜95重量%を占めるトリメチレンテレフタレートホモポリマーとブチレンテレフタレートホモポリマーのブレンドであってもよい。
本明細書において開示された熱可塑性ポリエステル組成物のために好適なポリトリメチレンテレフタレートは、0.9〜1.5dl/g、好ましくは0.95〜1.1dl/g、より好ましくは0.98〜1.05dl/gの固有粘度および5〜80meq/kg、好ましくは8〜50meq/kg、より好ましくは10〜40meq/kgの末端カルボキシル基価を有してもよい。
熱可塑性ポリエステル組成物の全重量%を基準にして、ポリトリメチレンテレフタレートは、54〜98重量%、好ましくは59〜96重量%、より好ましくは64〜94重量%を占める。
本明細書において記載された熱可塑性ポリエステル組成物は、参照により本明細書に援用された米国特許第4,753,980号明細書において記載されたものなどのエチレンコポリマーから選択され、E/X/Yの一般式を有する1種以上の耐衝撃性改良剤をさらに含んでもよく、式中、
Eは、エチレンから誘導された基であり、エチレンコポリマーの全重量の40〜90重量%、好ましくは50〜83重量%、より好ましくは60〜77重量%を占め、
Xは、エチレンコポリマーの全重量の9〜55重量%、好ましくは15〜40重量%、より好ましくは20〜35重量%を占め、以下の一般式
Figure 2013501096
(式中、R1は、炭素原子数2〜8、好ましくは炭素原子数4〜6のアルキルであり、R2は、H、CH3またはC25、好ましくはHまたはCH3、より好ましくはHである)を有するモノマーから誘導された基であり、
Yは、グリシジルメタクリレートおよびグリシジルアクリレートから選択されたモノマーから誘導された基であり、エチレンコポリマーの全重量の0.5〜40重量%、好ましくは2.0〜10重量%、より好ましくは3〜8重量%を占める。
耐衝撃性改良剤として本明細書において用いられるエチレンコポリマーは、エチレン−ブチルアクリレート−グリシジルメタクリレート(E/BA/GMA)コポリマー、エチレン−エチルアクリレート−グリシジルアクリレートコポリマー、エチレン−ヘキシルアクリレート−グリシジルメタクリレートコポリマーおよびそれらの2種以上の混合物からなる群から選択してもよい。好ましくは、耐衝撃性改良剤は、エチレン−ブチルアクリレート−グリシジルメタクリレートコポリマーである。
好ましい実施形態において、耐衝撃性改良剤として用いられるエチレンコポリマーは、エチレン−ブチルアクリレート−グリシジルメタクリレートコポリマー、エチレン−エチルアクリレート−グリシジルアクリレートコポリマー、エチレン−ヘキシルアクリレート−グリシジルメタクリレートコポリマーおよびそれらの2種以上の混合物から選択される。上のエチレンコポリマーにおいて、グリシジルアクリレートから誘導されたモノマー単位の含有率は、エチレンコポリマーの各々の全重量の2〜15重量%、好ましくは5〜12重量%を占める。
本明細書において用いられる耐衝撃性改良剤は、例えば、Elvaloy(登録商標)PTW(エチレン−ブチルアクリレート−5重量%グリシジルメタクリレートコポリマー)またはElvaloy(登録商標)4170(エチレン−ブチルアクリレート−9重量%グリシジルメタクリレートコポリマー)の商品名でDuPont USAから購入してもよい。
本明細書において開示された熱可塑性ポリエステル組成物において、耐衝撃性改良剤は、1〜45重量%、好ましくは3〜40重量%、より好ましくは5〜35重量%を占める。
耐衝撃性改良剤に加えて、本明細書において記載された熱可塑性ポリエステル組成物は、場合により、無水マレイン酸コポリマーグラフトエチレンコポリマーおよび一般式E/X(式中、モノマー単位Eおよびモノマー単位Xは上で定義された通りであり、モノマー単位Eとモノマー単位Xの重量比は、約1.0〜4.0:1、好ましくは1.5〜3.5:1、より好ましくは2〜3:1である)を有するエチレンコポリマーから選択された1種以上の補助耐衝撃性改良剤をさらに含んでもよい。
本明細書において記載された熱可塑性ポリエステル組成物の全重量%を基準にして、任意選択の補助耐衝撃性改良剤は、0〜25重量%、好ましくは0.1〜20重量%、より好ましくは0.2〜15重量%を占めてもよい。
本明細書において記載された熱可塑性ポリエステル組成物は、押出反応を促進するためのカチオン触媒も含んでもよい。本発明者らは、カチオンが上述したポリトリメチレンテレフタレートと耐衝撃性改良剤の混合物に添加される時、上述したポリトリメチレンテレフタレートと耐衝撃性改良剤の混合物から得られる押出品が、著しく改善された靱性を有するのみでなく、改善された加工性(例えば、短い射出成形サイクル)も有することを発見した。
本明細書において記載されたカチオン触媒は、グリシジル(メタ)アクリレートの官能基とポリトリメチレンテレフタレートの末端カルボキシル基との間の反応を促進するために用いられる。さらに、本明細書において開示されたカチオン触媒が官能基間の反応に触媒作用を及ぼすことができるのみでなく、核剤として機能することもでき、従って、ポリマーの射出成形加工性を改善することも発見される。
本明細書において記載された熱可塑性ポリエステル組成物のために好適なカチオンは、Zn2+、Mg2+、Sn2+およびこれらの混合物から選択され、好ましくは、Zn2+、Sn2+およびこれらの混合物から選択される。
カチオンのための釣合いイオンとして用いられる好適なアニオンイオンは、2500未満の数平均分子量を有する既知のいかなるアニオンであってもよい。アニオンイオンは、ステアリン酸基およびラウリン酸基などの有機カルボン酸から誘導されたカルボン酸基から選択してもよい。
熱可塑性ポリエステル組成物の全重量を基準にして、押出反応触媒として用いられるカチオン塩は、0.01〜3.0重量%、好ましくは0.1〜2.5重量%、より好ましくは0.3〜2.0重量%、最も好ましくは0.5〜1.5重量%のレベルで組成物中に存在する。
本明細書において記載された熱可塑性ポリエステル組成物は、可塑剤、UV線安定剤、難燃剤、酸化防止剤、加工助剤、顔料、染料、離型剤などの従来の他の添加剤も含んでもよい。
好適な離型剤は、射出成形中に高温装置にポリマー溶融物が付着するのを防ぐことが可能であり、従って、高温での離型を容易にする。好適な離型剤は、供給性能も改善することが可能であり、従って、供給域においてポリマー粒体が溶融するのを防ぐ。好適な離型剤は、当該技術分野において一般に用いられるいかなる離型剤であってもよく、部分的にまたは完全にエステル化された一価アルコールおよび/または多価アルコールなどの脂肪族エステルから選択してもよい。
好適な酸化防止剤は、当該技術分野において一般に用いられるいかなる酸化防止剤であってもよく、芳香族アミン、ヒンダードフェノール、ジチオカルボン酸エステル、ホスファイト、アリールベンゾフラノン、ビスフェノールモノアクリレート、ヒンダードアミンおよびヒドロキシルアミンなどから選択してもよい。
本明細書において記載された熱可塑性ポリエステル組成物は、以下の実施例によりさらに例示される。
ノッチ付衝撃強度試験
ノッチ付試験片のシャルピー衝撃を測定単位がKJ/m2であるISO179−1/1eAに準拠して23℃で試験した。
60°の角度での鏡面光沢試験
試験片シートの鏡面光沢試験をASTM D2457−03に準拠して60°の角度で実施した。鏡面光沢=試験片の光束/標準シートの光束×標準シートの鏡面光沢。標準シートを100.0発光単位として定義した。
射出成形サイクル(サイクルタイム)試験
射出成形サイクルを射出成形の1操作を完了させるのに要する時間として計算する。実施例において、ISO527引張試験片細片(タイプ1A、厚さ4mm)の射出成形サイクルを比較した。
実施例1
94.9重量部のPTT−1(DuPont、USAから購入された1.02dl/gの固有粘度および9.9meq/kgの末端カルボキシル基価を有するポリトリメチレンテレフタレート)、5重量部のE/BA/GMA−1(Elvaloy(登録商標)PTW、DuPont、USAから購入されたエチレン−ブチルアクリレート−(5重量%)グリシジルメタクリレートコポリマー)および0.1重量部のステアリン酸亜鉛を二軸スクリュー押出機(東芝TEM35)に添加し、攪拌した。その後、32mmのスクリュー直径および5mmのノズル直径を有する住友100トンで射出成形を行った。溶融温度を250℃に設定し、型温度を80℃に設定した。
試験片細片のシャルピー衝撃試験をISO179−1/1eAに準拠して23℃で実施し、結果を以下の表1において記載している。
実施例2〜3および比較例1
表1において示した成分および含有率を用いたことを除き、実施例1の手順を実質的に繰り返した。シャルピー衝撃試験の結果を表1において記載している。
Figure 2013501096
これらの結果は、E/BA/GMAおよびステアリン酸亜鉛の添加により、PTTのシャルピー耐衝撃性は非常に改善されたことを示している。
実施例4〜6
表2において示した成分および含有率を用いたことを除き、実施例1の手順を実質的に繰り返した。シャルピー衝撃試験の結果を表2において記載した。
Figure 2013501096
上の試験結果は、種々のE/BA/GMAコポリマーおよびステアリン酸亜鉛の添加がPTTのシャルピー耐衝撃性を改善することも示している。
実施例7〜9
表3において示した成分および含有率を用いたことを除き、実施例1の手順を実質的に繰り返した。シャルピー衝撃試験の結果を表3において記載した。実施例において用いたPBTは、1.2dl/gの固有粘度および35.9meq/kgの末端カルボキシル基価を有するポリブチレンテレフタレートであった。
Figure 2013501096
これらの試験結果は、PTTとPBTのブレンドをPTTの代わりに用いる時、PTTが組成物の全重量の65重量%を占めるかぎり、ブレンドのノッチ付衝撃強度は高いままであることを示している。
実施例10〜11および比較例2〜4
表4において示した成分および含有率を用いたことを除き、実施例1の手順を実質的に繰り返した。シャルピー衝撃試験の結果を表4において記載した。
Figure 2013501096
これらの試験結果も、E/BA/GMAおよびステアリン酸亜鉛の添加がPTTのノッチ付衝撃強度を改善することを示している。さらに、ノッチ付衝撃強度のこうした改善の程度がPTTの末端カルボキシル基価が増加するにつれて増大する。詳しくは、PTT(PTT−1)の末端カルボキシル基価が9.9meq/kgであった時、ノッチ付耐衝撃性の改善は、2.2KJ/m2(比較例1)から24.9KJ/m2(実施例4)まで、すなわち、1032%の改善であり、PTT(PTT−2)の末端カルボキシル基価が12.0meq/kgであった時、ノッチ付耐衝撃性の改善は、2.8KJ/m2(比較例4)から40.0KJ/m2(実施例10)まで、すなわち、1329%の改善であり、PTT(PTT−3)の末端カルボキシル基価が13.3であった時、ノッチ付耐衝撃性の改善は、2.3KJ/m2(比較例2)から41.4KJ/m2(実施例11)まで、すなわち、1687%の改善であった。
実施例12〜13、比較例5〜7
表5において示した成分および含有率を用いたことを除き、実施例1の手順を実質的に繰り返した。シャルピー衝撃試験の結果を表5において記載した。
Figure 2013501096
これらの試験結果は、E/BA/GMAおよびステアリン酸亜鉛に加えてE/BAを添加した時、PTTのノッチ付耐衝撃性はさらに改善されたことを示している(実施例13対実施例4)。
実施例14〜15
表6において示した成分および含有率を用いたことを除き、実施例1の手順を実質的に繰り返した。シャルピー衝撃試験の結果を表6において記載した。
Figure 2013501096
再び、これらの試験結果は、E/BA/GMAおよびステアリン酸亜鉛に加えて無水マレイン酸グラフトエチレンコポリマーを添加した時、PTTのノッチ付衝撃強度はさらに改善されたことを示している。
実施例17〜20および比較例8〜11
表7において示した成分および含有率を用いたことを除き、実施例1の手順を実質的に繰り返した。シャルピー衝撃試験の結果を表7において記載した。
Figure 2013501096
これらの試験結果は、E/BA/GMAの添加が、PTTの衝撃強度を改善した(比較例8対比較例1参照)一方で、少量の特定のカチオン触媒(ステアリン酸亜鉛、酢酸亜鉛二水和物、ジブチル錫ジラウレートまたはステアリン酸マグネシウムなど)の添加により、PTTのノッチ付衝撃強度の改善はさらに増大したことを示している(実施例15、16、17および18対比較例8参照)。さらに、Zn2+またはSn2+をカチオン触媒として添加した時、ノッチ付衝撃強度の改善に加えて、PTTの射出成形サイクルも短縮し、従って、PTTの加工性を改善した。

Claims (15)

  1. (a)少なくとも1種のポリトリメチレンテレフタレート54〜98重量%と、
    (b)一般式E/X/Yを有するエチレンコポリマーである少なくとも1種の耐衝撃性改良剤1〜45重量%と、
    (c)カチオンがMg2+、Sn2+、Zn2+およびそれらの混合物からなる群から選択されるカチオン触媒0.01〜3.0重量%と
    を含む熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    前記一般式E/X/Y中、
    Eが、エチレンから誘導された基であり、前記エチレンコポリマーの全重量の40〜90重量%、好ましくは50〜83重量%、より好ましくは60〜77重量%を占め、
    Xが、前記エチレンコポリマーの全重量の9〜55重量%、好ましくは15〜40重量%、より好ましくは20〜35重量%を占め、一般式
    Figure 2013501096
    (式中、R1は、炭素原子数2〜8、好ましくは炭素原子数4〜6のアルキル基であり、
    2は、H、CH3またはC25、好ましくはHまたはCH3、より好ましくはHである)を有するモノマーから誘導された基であり、
    Yが、グリシジルメタクリレートおよびグリシジルアクリレートから選択されたモノマーから誘導された基であり、前記エチレンコポリマーの全重量の0.5〜40重量%、好ましくは2.0〜10重量%、より好ましくは3〜8重量%を占め、
    ここで、(a)、(b)、(c)が前記熱可塑性ポリエステル組成物の全重量を構成する、熱可塑性ポリエステル組成物。
  2. 請求項1に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    前記ポリトリメチレンテレフタレートが、59〜96重量%、好ましくは64〜94重量%のレベルで前記組成物の中に存在し、かつ
    前記ポリトリメチレンテレフタレートが、
    (i)トリメチレンテレフタレートホモポリマー、
    (ii)反復単位の65〜99.9重量%、好ましくは80〜99重量%、より好ましくは85〜95重量%がトリメチレンテレフタレートから誘導されるトリメチレンテレフタレートコポリマー、および
    (iii)トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーと、前記トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーではない他のアルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーとのブレンドであって、前記トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーが前記ブレンドの全重量の65〜99.9重量%、好ましくは80〜99重量%、より好ましくは85〜95重量%を占める前記ブレンド、からなる群から選択される、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  3. 請求項2に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    前記他のアルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーが、前記トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーではないC2~8アルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマー、好ましくは前記トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーではないC2~6アルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーから選択される、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  4. 請求項2に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    前記トリメチレンテレフタレートコポリマーが、トリメチレンテレフタレート−ブチレンテレフタレートコポリマー、トリメチレンテレフタレート−エチレンテレフタレートコポリマーおよびそれらの混合物からなる群から選択され、
    トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーと他のアルキレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーの前記ブレンドが、トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーとブチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーのブレンド、トリメチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーとエチレンテレフタレートホモポリマーまたはコポリマーのブレンドおよびそれらの混合物からなる群から選択される、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    少なくとも1種のポリトリメチレンテレフタレートが、0.9〜1.5dl/g、好ましくは0.95〜1.1dl/g、より好ましくは0.98〜1.05dl/gの固有粘度および5〜80meq/kg、好ましくは8〜50meq/kg、より好ましくは10〜40meq/kgの末端カルボキシル基価を有する、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    前記少なくとも1種の耐衝撃性改良剤が、エチレン−ブチルアクリレート−グリシジルメタクリレートコポリマー、エチレン−エチルアクリレート−グリシジルアクリレートコポリマー、エチレン−ヘキシルアクリレート−グリシジルメタクリレートコポリマーおよびそれらの混合物からなる群から選択される、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    前記少なくとも1種の耐衝撃性改良剤が、3〜40重量%、より好ましくは5〜35重量%のレベルで前記組成物の中に存在する、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    (i)無水マレイン酸グラフト化エチレンコポリマー、および
    (ii)モノマー単位Eとモノマー単位Xの重量比が約1.0〜4.0:1である一般式E/Xを有するコポリマー、
    からなる群から選択された少なくとも1種の補助耐衝撃性改良剤0〜25重量%を任意選択的に含む、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    前記カチオン触媒の量が前記組成物の重量を基準にして0.1〜2.5重量%、より好ましくは0.3〜2.0重量%、最も好ましくは0.5〜1.5重量%である、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  10. 請求項8に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    一般式E/Xを有する前記補助耐衝撃性改良剤が、無水マレイン酸グラフト化エチレンコポリマーである、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    可塑剤、紫外線安定剤、難燃剤、酸化防止剤、加工助剤、顔料、染料、離型剤およびそれらの混合物からなる群から選択された1種以上の添加剤をさらに含む、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  12. 請求項11に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    前記離型剤が、部分的にまたは完全にエステル化された一価アルコールおよび多価アルコールからなる群から選択された少なくとも1種の脂肪族エステルである、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  13. 請求項11に記載の熱可塑性ポリエステル組成物であって、
    前記酸化防止剤が、芳香族アミン、ヒンダードフェノール、ジチオカルボン酸エステル、ホスファイト、アリールベンゾフラノン、ビスフェノールモノアクリレート、ヒンダードアミンおよびヒドロキシルアミンからなる群から選択される、
    熱可塑性ポリエステル組成物。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の熱可塑性ポリエステル組成物から製造された物品。
  15. 前記物品が玩具または化粧品容器である請求項14に記載の物品。
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