JP2013500955A - 臭気が遮蔽された有機スルフィドの酸化物に基づく溶媒組成物 - Google Patents

臭気が遮蔽された有機スルフィドの酸化物に基づく溶媒組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1つの有機スルフィドの酸化物、より具体的にはジメチルスルホキシドを主に含む溶媒組成物に関し、該組成物に対し、モノエステル、ジエステルまたはトリエステル、アルコール、ケトン、アルデヒドおよびテルペンから選択される少なくとも1つの化合物を含む少なくとも1つの臭気遮蔽剤が添加される。

Description

本発明は、有機スルフィドの分野、より具体的にはアルキルスルフィドまたはジアルキルスルフィドの酸化物の分野、とりわけジメチルスルホキシド(またはDMSO)に関する。
有機スルフィドは、一般的に、強く不快な、または攻撃的ですらある臭気を有することが周知である。有機スルフィドの酸化物、特にDMSOは、攻撃的な臭気ではない可能性があるが、不純物の濃度に依存して、この臭気は、不快であり、最終使用者に迷惑であり得る。
これまで、この欠点は、有機スルフィドの酸化物、具体的にはDMSOが、通常、組成物、例えば医薬、化粧品、植物保護および同様の組成物において、一般に少量で使用されるため、現実問題となってはいなかった。このような組成物は多数の他の成分を含み、該成分がはるかに臭気のする、または悪臭ですらあることは頻繁であり、この臭気は一般に溶媒、芳香、香料などで遮蔽される。従って、有機スルフィドの酸化物の臭気に関連する欠点は、これまで、当業者が直面する現実問題とはなっていなかった。
しかしながら、有機スルフィドの酸化物、および具体的にはDMSOは、最近では、他の用途を見出す傾向があり、該用途では、これらの臭気が開発の障害となり得る。特に、毒性溶媒の定期交換のため、例えばN−メチルピロリドン(NMP)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)または塩化メチレン、有機スルフィドの酸化物、および具体的にはDMSOは、これらの性質、即ち、低い毒性および高い溶解力により、最適な溶媒に相当する。
溶媒として有機スルフィドの酸化物を使用するためには、これらの生成物の固有臭気の問題が依然解決されていない。本出願人は、該有機スルフィドの酸化物に固有な溶媒特性を保ちながらも、同時に有機スルフィドの酸化物固有臭気に悩まされずに、溶媒として使用する該酸化物の遮蔽または臭気化が可能であることを発見した。
従って、本発明の主題は、
a)少なくとも50重量%および好ましくは少なくとも70重量%、ならびに最も好ましくは少なくとも80重量%の一般式(1):
Figure 2013500955
(式中、
XおよびYは、同一または相違してもよく、互いに独立して、酸素、硫黄、−SO−、−SO−、−NH−および−NR”−から選択され;
aおよびbは、同一または相違してもよく、互いに独立して、0または1を表し;nは1または2に等しく;
R、R’およびR”は、同一または相違してもよく、互いに独立して、1から12の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルキル基、2から12の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルケニル基、および6から10の炭素原子を含むアリール基から選択され;R、R’およびR”は、場合により、アルキル、アルケニル、アリールおよびハロゲンから選択される基で置換され、場合により、O、S、N、PおよびSiから選択される1以上のヘテロ原子を含み;RおよびR’も、場合により、これらを担う原子とともに、O、SおよびNから選択される1以上のヘテロ原子を場合により含む炭化水素系環状構造を形成し、該環状構造は全部で5、6、7、8または9員環を含む。)の少なくとも1つの有機スルフィド酸化物;ならびに
b)組成物の全重量に対して、数ppm、有利には10ppmから2%まで、好ましくは10ppmから1重量%の少なくとも1つの臭気遮蔽剤であって、モノエステル、ジエステル、および/またはトリエステル、アルコール、アルデヒド、ケトンならびにテルペンから選択される少なくとも1つの化合物を含む遮蔽剤、
を含む溶媒組成物である。
遮蔽剤(組成物b))の量は、上記に示す範囲内で、所望する効果、遮蔽されるべき臭気の強度、上記に定義した成分a)に存在し得る様々な不純物の各残留含量などに依存して、大幅に変動し得る。
数ppm未満の遮蔽剤の量は少なすぎて所望の効果を得られない可能性がある。2%より多い遮蔽剤の量は、溶媒としての有機スルフィド酸化物に意図される適用次第で悪影響を及ぼし得る。
好ましくは、および非限定的に、臭気遮蔽剤b)の含量は、組成物の総重量に対して、0.001重量%から0.2重量%であり、好ましくは100ppmから1000ppmであり、例えば重量で約500ppmである。
本発明の記載において、百分率は、具体的に他に言及しない限り、重量ベースで示される。他に言及しない限り、「ppm」は、重量で100万分の1を意味する。「アリール基」という用語は、好ましくはフェニルおよびナフチルから選択される芳香族炭化水素系基を意味する。好ましくは、アリール基はフェニル基である。
本発明の好ましい一態様に従って、成分a)は、式(1)に対応し、式中、aは0であり、−(Y)−は−(S)−を表し、式中xは0または1、好ましくは0を表す。基RおよびR’が、同一であり、互いに独立して、1から12の炭素原子、好ましくは1から6の炭素原子、より好ましくは1から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルキル基、2から12の炭素原子、好ましくは2から6の炭素原子、より好ましくは2から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルケニル基、ならびにアリール基、好ましくはフェニルから選択される式(1)の成分a)も優先される。
他の好ましい態様に従って、上記式(1)の成分a)の中で、aおよびbがそれぞれ1を表し、XおよびYが、酸素、硫黄、−NH−および−NR”−から独立して選択されるものが好ましい。
一実施形態に従って、本発明の組成物で使用される成分a)は、これ自体が既知の任意方法に従って得られ、または市販され、好ましくは揮発性不純物の含量が減少した有機スルフィドの酸化物である。このような不純物は、とりわけ化合物a)がDMSOである場合、例えばジメチルスルフィド(DMS)、ジメチルジスルフィド(DMDS)および/または2,4−ジチアペンタン(BMTM)としても知られるビス(メチルチオ)メタンである。
当業者に知られる上記の揮発性不純物を除去する、またはせめて減少させる任意の方法が使用に適し得るが、該方法の中で、蒸留、結晶化、窒素、空気などの不活性気体流下の蒸発が非限定的に言及され得る。
DMSOの場合、DMS、DMDSおよび/またはBMTMなどの不純物の含量は、個別に採取された不純物のそれぞれについて、有利には100ppm未満であり、好ましくは50ppm未満、より好ましくは10ppm未満であるべきである。
好ましい一実施形態に従って、本発明の組成物の成分a)は、式(1’):
Figure 2013500955
に対応し、式中、Rは、1から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルキル基、2から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルケニル基、およびアリール基、好ましくはフェニルから選択され;nは1または2に等しく;xは0または1を表し;R’は1から4の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐のアルキル基、2から4の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐のアルケニレン基、およびアリール基、好ましくはフェニルから選択される。
特に好ましい一実施形態に従って、本発明の組成物の成分a)は、式(1a):
Figure 2013500955
に対応し、式中、RおよびR’は、同一または相違してもよく、1から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルキル基、1から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルケニル基、およびフェニル基から選択され;nは1または2に等しく;ならびにxは0に等しい。
好ましくは、式(1a)の成分a)はDMSOである。
本発明に従って、上述の式(1)、(1’)または(1a)に対応する有機スルフィド酸化物の臭気の遮蔽は、上記b)に定義される組成物を該酸化物に添加することにより得られる。
本発明は、少なくとも1つの有機スルフィド酸化物の性質を化学修飾することなく、該酸化物の不快な臭気を遮蔽する利点を有する。従って、本発明は、a)上記に定義した式(1)、(1’)または(1a)の少なくとも1つの有機スルフィド酸化物を過半量含む組成物を提示し、該組成物に対して、成分a)の不快な臭気を遮蔽する少量の組成物b)が添加される。
臭気が遮蔽された本発明の組成物は、少なくとも1つの成分a)を少なくとも1つの臭気遮蔽組成物b)と単に組み合わせることにより、これ自体が既知の任意の方法に従って調製され得る。例えば、少なくとも1つの組成物b)を少なくとも1つの成分a)に添加することは可能であり、または逆も同様であり、場合により攪拌および/または場合により加熱を伴う。より一般的には、任意の既知の混合および/または加熱の方法が用いられ得る。
本発明の組成物の調製は、例えば大気圧で、0℃から100℃、好ましくは室温から約80℃の温度で実施され得る。調製は、陽圧または陰圧下で、上記の範囲内の温度でも実施され得る。
本発明の臭気が遮蔽された組成物の調製に必要な時間は、成分a)および組成物b)の性質および量に従って変化するが、選択された温度および圧力に応じても変化する。一般則として、この時間は、成分a)の臭気を遮蔽する所望の効果を生じる均一な混合物を得るために必要な時間に相当し、一般に数秒から数分、または1時間以上ですらある。
上記の調製方法はバッチ式(バッチ方法)または連続式で実施され得る。
上記に示すように、臭気遮蔽剤b)は、
b1)モノエステル;
b2)ジエステルおよび/またはトリエステル;
b3)アルコール、有利には1から30の炭素原子、好ましくは6から20の炭素原子、より好ましくは8から11の炭素原子を含むモノアルコールであって、該炭素原子が、二重結合の形態で1以上の不飽和を場合により含み、場合により飽和または部分的もしくは完全に不飽和の5−または6−員環構造を含む直鎖または分岐鎖を形成するアルコール;
b4)アルデヒドおよび/またはケトン、具体的には式R−CO−R(式中、Rは1から6の炭素原子を含み、場合により二重結合の形態で1以上の不飽和を含む直鎖または分岐の炭化水素系鎖を表し、ならびにRは、水素原子、環状炭化水素系鎖または直鎖もしくは分岐の炭化水素系鎖であり、場合により、しかし好ましくは、環状構造で置換され、Rは、6から12の炭素原子を含み、場合により二重結合の形態で1以上の不飽和を含み、場合により1以上のヒドロキシル基で置換される。)のアルデヒドおよび/またはケトン;ならびに
b5)テルペン
から選択される1以上の化合物を含む。
b1)で言及したモノエステルの例示だが非限定的な例として、飽和または不飽和C−C20酸のエステル、例えば、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、2−メチルブチル、イソアミル、ヘキシル、ベンジル、フェニルエチル、メンチル、カルビル等の酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、メチル酪酸塩、ペンタン酸塩、ヘキサン酸塩、ヘプタン酸塩、カプロン酸塩、オレイン酸塩、リノール酸塩またはリノレン酸塩など、およびこれらの混合物も言及され得る。
酢酸イソアミル、酢酸ヘキシル、酪酸2−メチルブチル、酪酸イソアミル、酢酸ベンジル、および酢酸フェニルエチル、ならびにこれらの化合物の混合物は特により好ましい。
ジエステルおよび/またはトリエステルb2)の例示だが非限定的な例として、オルト−フタル酸ジエチルなどのオルト−フタル酸塩;クエン酸トリエチルなどのクエン酸塩;およびマロン酸ジエチルなどのマロン酸塩に言及され得る。
上記に定義したアルコールb3)の例示だが非限定的な例として、モノアルコールに言及され得るのが好ましく、このヒドロキシル機能はsp炭素原子に担われるのが好ましい。ヒドロキシル機能は上記に定義した環状構造に含まれる炭素原子によっても担われ得ると理解されるべきである。
臭気遮蔽剤で使用されてもよい上記に定義されるアルコールb3)は、非限定的な例として、メントール、ネオメントール、フェニルエチルアルコール、ベンジルアルコール、シトロネロール、ジヒドロミルセノール、ジヒドロテルピネオール、ジメトール、エチルリナロール(ethyllinalol)、ゲラニオール、リナロール、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロミルセノール、ネロール等、およびこれらの2以上の混合物からも選択されるのが有利である。
b4)で言及されたアルデヒドおよびケトンの例示だが非限定的な例として、好ましくはプロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、バレルアルデヒド、カプルアルデヒド(capraldehyde)、ベンズアルデヒド、ゲラニアール、ネラール、シトロネラール、および一般に1以上のオレフィン型の不飽和を含む炭化水素系基を含むアルデヒド、メントン、イソメントン、1,8−シネオール、アスカリドール、フラボノン、ダマスコン、ダマセノン、イオノン、イリソン、メチルイオノン、フランビノン(CAS第5471−51−2号)等、ならびにあらゆる割合のこれらの2以上の混合物にも言及され得る。
b5)に示される例示だが非限定的な例として言及され得る例は、テルピネン、ミルセン、リモネン、テルピノレン、ピネン、サビネン、カンフェンなど、これらの2以上の混合物、およびテルペンに基づく精油、とりわけこれらの成分を含むものを含む。
その上、本発明の文脈で使用され得る臭気遮蔽剤b)は、香水分野で通常使用される他剤(香料)を少量含み得る。
有機スルフィドの臭気を遮蔽する上述の組成物b)は、適切な場合には、または必要ならば、当分野で通常使用される1以上の添加剤も含み得る。このような添加剤は、例えば、非限定的に、溶媒、色素、染料、保存剤、殺生物剤などから選択され得る。
溶媒の中で、特に最も好ましい例はアルコール、エーテル、エステルおよびグリコールである。特に有利には、溶媒は、ジエチルフタレート、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、およびこれらの混合物から、さらに有利にはジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、およびこれらの混合物から選択される。
臭気遮蔽剤b)の組成物に存在するモノエステル、ジエステルまたはトリエステルは、成分b1)および/またはb2)として、上記に定義した溶媒の機能も有し得ると理解されるべきである。
好ましい一態様に従って、本発明の組成物で使用される臭気遮蔽剤は、
少なくとも1つの成分b1);
少なくとも1つの成分b1)および少なくとも1つの成分b2);
少なくとも1つの成分b1)および少なくとも1つの成分b3);
少なくとも1つの成分b1)および少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b1)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b3);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b2);
少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b3);
少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b3);
少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b3)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);ならびに
少なくとも1つの成分b5)
を含む臭気遮断剤から選択される。
さらにより好ましい一態様に従って、本発明の組成物で使用される臭気遮蔽剤は、
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b3);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b5);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);ならびに
少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5)
を含む臭気遮蔽剤から選択される。
上記に示すように、本発明の組成物は、少なくとも1つの臭気遮蔽剤b)の組成物を含み、該剤は、組成物b)の総重量に対して、1重量%から40重量%、好ましくは2重量%から35重量%、より好ましくは5重量%から30重量%のb1)で言及した少なくとも1つのモノエステルを含む。
臭気遮蔽剤b)の組成物は、組成物b)の総重量に対して、10重量%から70重量%、好ましくは15重量%から65重量%、より好ましくは20重量%から60重量%に及ぶ量で、少なくとも1つのジエステルおよび/またはトリエステルb2)も含む。
臭気遮蔽剤b)は、組成物の総重量に対して1重量%から30重量%、好ましくは5重量%から25重量%の少なくとも1つのアルコールb3)も含む。
b4)で示されるアルデヒドまたはケトンの量は、組成物の総重量に対して、0.5重量%から20重量%、好ましくは1重量%から10重量%に及ぶ割合内が有利である。
臭気遮蔽剤は、場合により、組成物の総重量に対して、20重量%まで、好ましくは1重量%から10重量%の少なくとも1つのb5)に示すテルペンも含み得る。
好ましい一実施形態に従って、臭気遮蔽剤b)は、
b1)1重量%から40重量%の少なくとも1つのモノエステル;
b2)10重量%から70重量%の少なくとも1つのジエステルおよび/またはトリエステル;
b3)1%から30%の少なくとも1つのアルコール;
b4)0.5%から20%の式R−CO−R(式中、Rは、1から6の炭素原子を含み、場合により二重結合の形態で1以上の不飽和を含む直鎖または分岐の炭化水素系鎖を表し、ならびにRは、水素原子、環状炭化水素系鎖または直鎖もしくは分岐の炭化水素系鎖を表し、場合により、しかし好ましくは、環状構造で置換される鎖を表し、Rは、6から12の炭素原子を含み、場合により二重結合の形態で1以上の不飽和を含み、場合により1以上のヒドロキシル基で置換される。)の少なくとも1つのアルデヒドまたはケトン;ならびに
b5)場合により、20%までの少なくとも1つのテルペン
を含む。
本発明に従って、有機スルフィドの酸化物に適した典型的な臭気遮蔽剤の組成物は、
酢酸イソアミル、酪酸エチル2−メチル、酪酸イソアミル、酢酸フェニルエチル、カプロン酸エチル、酢酸ベンジル、酢酸ヘキシルおよびこれらの混合物から選択される、5重量%から30重量%の少なくとも1つのモノエステルb1);
オルト−フタル酸ジエチルなどのオルト−フタル酸塩;クエン酸トリエチルなどのクエン酸塩;およびマロン酸ジエチルなどのマロン酸塩、ならびにこれらの混合物から選択される20重量%から60重量%の少なくとも1つのジエステルおよび/またはトリエステルb2);
b3)に上述の、5%から25%の少なくとも1つのアルコール、好ましくは少なくとも2つのアルコール、より好ましくは少なくとも3つのアルコール;
b4)に上述の、1%から10%の少なくとも1つのケトン、好ましくは少なくとも2つのケトン、より好ましくは少なくとも3つのケトン;ならびに
b5)に上述の、1%から10%の少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つのテルペン、好ましくはテルペンの混合物
を重量ベースで含む。
この組成物は、残りの本明細書においてCと表示され、有機スルフィドの酸化物の臭気、とりわけDMSOの臭気の遮蔽または臭気の改善に特に最適である。
このような組成物Cの代表例だが非限定的な例は以下に再現されるが、各成分は列挙化合物の1つ、幾つか、または全てを含む。
成分b1)
酢酸ベンジル、酢酸ヘキシル、酢酸イソアミル、酢酸フェニルエチル、カプロン酸エチル、2−メチル酪酸エチルを含む。16.00%
成分b3)
フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、シス−3−ヘキセノールを含む。20.60%
成分b4)
1−(4−ヒドロキシフェニル)−3−ブタノン、アルファ−イリソンを含む。4.50%
成分b5)
オレンジテルペン7.00%
その他
シトラール、エチルマルトール、グリシド酸エチルメチルフェニルを含む。1.90%
成分b2)
マロン酸ジエチル、フタル酸ジエチルを含む。qs100.00%
溶媒として使用される有機スルフィド酸化物用のこれらの遮蔽剤組成物は例として挙げられ、添付の特許請求の範囲で定義される本発明により許容される組成物の潜在的な多様性に関しては全く制限されない。
他の態様に従って、本発明は、
a)50重量%から95重量%、好ましくは70重量%から90重量%および最も好ましくは約80重量%の上記で定義された一般式(1)の少なくとも1つの有機スルフィドの酸化物;
b)組成物の全重量に対して、数ppmから、有利には10ppmから2重量%、好ましくは10ppmから1重量%の上記で定義された少なくとも1つの臭気遮蔽剤b);ならびに
c)5重量%から50重量%、好ましくは10重量%から30重量%および最も好ましくは約20重量%の少なくとも1つの共溶媒
を含む溶媒組成物に関する。
共溶媒は、有機スルフィドa)の酸化物、とりわけDMSOに少なくとも部分的にまたは完全に溶解する化合物から通常選択される。
従って、共溶媒は、好ましくは炭酸塩、エステル、ケトン、アミン、アミドおよびアルコールから、より好ましくはアルコール(好ましくは飽和であり、好ましくは1から10の炭素原子を含む。)から選択され、例えば、非限定的に、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、エチレングリコール、プロピレングリコールおよびグリセロール(1,2,3−プロパントリオール)から、好ましくはメタノール、エタノール、エチレングリコールおよびグリセロールから選択される。好ましい共溶媒はグリセロールである。
本発明に従って特に最も好ましい組成物は、
a)50重量%から95重量%、好ましくは70重量%から90重量%および最も好ましくは約80重量%の上記で定義された一般式(1)、(1’)または(1a)の少なくとも1つの有機スルフィドの酸化物、および好ましくはDMSO;
b)組成物の全重量に対して、数ppmから、有利には10ppmから2重量%、好ましくは10ppmから1重量%の上記で定義された少なくとも1つの臭気遮蔽剤b)、好ましくは遮蔽剤C;ならびに
c)5重量%から50重量%、好ましくは10重量%から30重量%および最も好ましくは約20重量%のアルコール、好ましくはグリセロール
を含む。
例えば、本発明の組成物は、
a)約80重量%のDMSO;
b)組成物の全重量に対して、数ppmから、有利には10ppmから2重量%、好ましくは10ppmから1重量%の遮蔽剤C;ならびに
c)約20重量%のグリセロール
を含む。
主に少なくとも1つの有機スルフィドの酸化物および少なくとも1つの臭気遮蔽剤を含む本発明の溶媒組成物は、多数の分野で最も有利な用途を見出し、このような溶媒は、とりわけ臭気のせいで、ほとんどまたは全く使用されていない。
現在可能な該用途は、例えば有機スルフィドの酸化物、とりわけDMSOに主に基づく溶媒の用途であり、洗浄または剥離溶液(塗料用、電子工学分野ではフォトレジスト剥離用など)、農薬製剤、特に殺虫剤製剤(除草剤、殺虫剤、殺菌剤、殺細菌剤、殺線虫剤など)、除霜製剤、冷却液用の組成物、ならびに樹脂および/またはポリマーの合成または溶解(洗浄または形成)用の他の製剤として、この中で、限定することなく、可能な用途の一部に言及するため、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアクリロニトリル、ポリ(ビニルアセテート)、ポリイミド(例えば、ポリエステルイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミドおよびポリ(アミノビスマレイミド)、ポリスルホン、ポリエステル、ポリ(ビニルアルコール)、ポリエーテルスルホン、ポリアミド、ポリウレタン、エラストマー(例えば、EPDMおよびSBR)、エポキシ樹脂、フェノプラスト樹脂、アミノプラスト樹脂、塩素化ポリマー(PVCなど)、フッ化ポリマー(PTFEおよびPVDF、特にArkema社により販売される様々な等級のKynar(登録商標)、とりわけKynar Flex(登録商標))に言及され得る。
続く実施例は、本発明を限定することなく説明するものである。
臭気が遮蔽されたDMSOに基づく組成物
DMSOの臭気を遮蔽または改善する香料組成物を特徴付けるために、嗅覚試験手法が開発された。この手法は様々な製剤を快不快で分類することを可能にする。
操作条件:
この嗅覚試験を実施するために、30−リットルのポリエチレン(PE)ドラムを用い、それぞれのドラムは蓋を備え、蓋には約10cm×10cmの揚げ蓋が切り取られ、操作者(パネリスト)がドラムに含まれる蒸気を嗅げるようにする。
2枚の吸収紙(クロマトグラフィー紙)を含む結晶皿が各ドラムに設置される。1mlの試験組成物を各シート上に注ぐ。ドラムは24時間室温で密閉保存する。続いて、評価は盲目条件下で実施する。
パネリストの内、10人が1セッションにつき数生成物(1セッションにつき最大3つの生成物)を交代で試験する。パネリスト等は、この研究の参照DMSO、次いで試験組成物の1つを含むドラムを嗅ぐことにより始める。
パネリストは、好みに従って、任意に5点を付けた参照に対して、試験組成物のそれぞれに点数を付ける。パネリストに付けられた点数は、1(最も心地良い生成物)から10(最も不快な生成物)に及ぶ。
試験試料の調製:
参照DMSOは、99.97%に相当する純度を有し、Arkema社により製造され、次いで50ppmのジメチルスルフィド(DMS)を追加した工業用DMSOである。この試料はBと呼ばれる。
50ppmのジメチルスルフィドを追加したDMSOの同一バッチに、本発明の700ppmの香料組成物Cを追加する。この試料はBと呼ばれる。
嗅覚試験の結果は以下の表1に挙げられる。
Figure 2013500955
これらの結果の統計的処理は、この試験で1.01のSSD(最小有意差)を研究することにより、標準偏差を計算し、試料を2つの群に分類することを可能にする。
SSD試験は平均を比較する統計的検定であり、統計学的見地から、2つの試料の平均が有意に異なるか否かの決定を可能にする。
本発明の実施例において、使用する統計パラメータ化(parametization)は95%で固定される。平均が有意に相違しない場合、2つの試料は同一の群に分類される。平均が有意に相違する場合、2つの試料は2つの異なる群(本発明の説明例におけるAおよびB)を構成する。
全試料を比較するために同一の操作が実施され、最終的に、1、2以上の群に達することを可能にし、各群は平均点が有意に相違しない試料を構成する。これらの様々な処理方法は、ソフトウェア FIZZ 2.01版(Biosystemes社、フランス・カウターノン(Couternon))を用いて実施される。
従って、非常に有意な統計的差異が存在し、試料Bより試料Bの臭気の方が著しく心地良い認知を示す。
臭気が遮蔽されたDMSOに基づく組成物
99.97%の純度を有し、Arkema社により製造される実施例1と同じ工業用DMSOは、50ppmのDMSを追加せずに、実施例1に記載する嗅覚試験に従って試験される。この試料はCと呼ばれる。
本発明の150ppmの香料組成物Cは、この同一の工業用DMSOに添加される。この試料はCと呼ばれる。
およびCの嗅覚試験結果は、試料Cが試料Cより統計的に著しく心地良いものであると鑑定されることを示す。
臭気が遮蔽されたDMSOに基づく組成物
99.97%の純度を有し、Arkema社により製造される実施例1と同じ工業用DMSOは、50ppmのDMSを追加せずに、実施例1に記載する嗅覚試験に従って試験される。この試料はCと呼ばれる。
本発明の50ppmの香料組成物Cは、この同一の工業用DMSOに添加される。この試料はDと呼ばれる。
モノテルペンおよびシネオールの混合物であるマツの100%精油(Societe D.R.T.,Dax,France)、テルピノレン、ジペンテン、1,4−シネオールおよび1,8−シネオールから構成される50ppmの香料組成物は、この同一の産業用DMSO Cに添加される。この試料はDと呼ばれる。
嗅覚試験の結果は、以下の表2に挙げられる。
Figure 2013500955
マツの精油に基づく香料組成物は、従って、本発明の香料組成物Cと同様に、試料Cの臭気をより心地良くさせることが可能である。

Claims (24)

  1. a)少なくとも50重量%、および好ましくは少なくとも70重量%、ならびに最も好ましくは少なくとも80重量%の一般式(1):
    Figure 2013500955
    (式中、
    XおよびYは、同一または相違してもよく、互いに独立して、酸素、硫黄、−SO−、−SO−、−NH−および−NR”−から選択され;
    aおよびbは、同一または相違してもよく、互いに独立して0または1を表し;nは1または2に等しく;
    R、R’およびR”は、同一または相違してもよく、互いに独立して、1から12の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルキル基、2から12の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルケニル基、および6から10の炭素原子を含むアリール基から選択され;R、R’およびR”は、場合により、アルキル、アルケニル、アリールおよびハロゲンから選択される基で置換され、場合により、O、S、N、PおよびSiから選択される1以上のヘテロ原子を含み;RおよびR’も、場合により、これらを担う原子とともに、O、SおよびNから選択される1以上のヘテロ原子を場合により含む炭化水素系環状構造を形成し、該環状構造は全部で5、6、7、8または9員環を含む。)の少なくとも1つの有機スルフィドの酸化物;ならびに
    b)組成物の全重量に対して、数ppm、有利には10ppmから2%、好ましくは10ppmから1重量%の少なくとも1つの臭気遮蔽剤であって、モノエステル、ジエステル、および/またはトリエステル、アルコール、アルデヒド、ケトンならびにテルペンから選択される少なくとも1つの化合物を含む臭気遮蔽剤
    を含む、溶媒組成物。
  2. 臭気遮蔽剤b)の含量が、組成物の総重量に対して、0.001重量%から0.2重量%であり、好ましくは100ppmから1000ppmであり、例えば重量で約500ppmである、請求項1に記載の組成物。
  3. aが0を表し、−(Y)−が−(S)−を表し、式中xが0または1、好ましくは0を表し、ならびにRおよびR’が同一であり、互いに独立して、1から12の炭素原子、好ましくは1から6の炭素原子およびより好ましくは1から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルキル基、2から12の炭素原子、好ましくは2から6の炭素原子およびより好ましくは2から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルケニル基、ならびにアリール基、好ましくはフェニルから選択される、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 本発明の組成物の成分a)が、式(1’):
    Figure 2013500955
    (式中、Rは、1から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルキル基、2から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルケニル基、およびアリール基、好ましくはフェニルから選択され;nは1または2に等しく;xは0または1を表し;R’は1から4の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐のアルキル基、2から4の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐のアルケニレン基、およびアリール基、好ましくはフェニルから選択される。)に対応する、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 本発明の組成物の成分a)が、式(1a)(式中、RおよびR’は、同一または相違してもよく、1から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルキル基、1から4の炭素原子を含む直鎖または分岐のアルケニル基、およびフェニル基から選択され;nは1または2に等しく;ならびにxは0に等しい。)に対応する、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 成分a)がDMSOである、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 臭気遮蔽剤b)が、
    b1)モノエステル;
    b2)ジエステルおよび/またはトリエステル;
    b3)アルコール、有利には1から30の炭素原子、好ましくは6から20の炭素原子、より好ましくは8から11の炭素原子を含むモノアルコールであって、該炭素原子が、場合により二重結合の形態で1以上の不飽和を含み、飽和または部分的もしくは完全に不飽和の5−または6−員環構造を場合により含む直鎖または分岐鎖を形成するアルコール;
    b4)式R−CO−Rのアルデヒドおよびケトン(式中、Rは1から6の炭素原子を含み、場合により二重結合の形態で1以上の不飽和を含む直鎖または分岐の炭化水素系鎖を表し、Rは、水素原子、環状炭化水素系鎖または直鎖もしくは分岐の炭化水素系鎖であり、場合により、しかし好ましくは、環状構造で置換され、Rは、6から12の炭素原子を含み、場合により二重結合の形態で1以上の不飽和を含み、場合により1以上のヒドロキシル基で置換される。);ならびに
    b5)テルペン
    から選択される1以上の化合物を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. b1)が、飽和または不飽和のC−C20酸のエステル、例えばエチル、プロピル、ブチル、ペンチル、2−メチルブチル、イソアミル、ヘキシル、ベンジル、フェニルエチル、メンチル、カルビル等の酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、メチル酪酸塩、ペンタン酸塩、ヘキサン酸塩、ヘプタン酸塩、カプロン酸塩、オレイン酸塩、リノール酸塩またはリノレン酸塩など、およびこれらの混合物からも選択される、請求項7に記載の組成物。
  9. b2)が、オルト−フタル酸塩(好ましくはオルト−フタル酸ジエチル)、クエン酸塩(好ましくはクエン酸トリエチル)、およびマロン酸塩(好ましくはマロン酸ジエチル)から選択される、請求項7に記載の組成物。
  10. b3)が、メントール、ネオメントール、フェニルエチルアルコール、ベンジルアルコール、シトロネロール、ジヒドロミルセノール、ジヒドロテルピネオール、ジメトール、エチルリナロール(ethyllinalol)、ゲラニオール、リナロール、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロミルセノール、ネロール等、およびこれらの2以上の混合物からも選択される、請求項7に記載の組成物。
  11. b4)が、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、バレルアルデヒド、カプルアルデヒド(capraldehyde)、ベンズアルデヒド、ゲラニアール、ネラール、シトロネラール、および一般に1以上のオレフィン型不飽和を含む炭化水素系基を含む、アルデヒド、メントン、イソメントン、1,8−シネオール、アスカリドール、フラボノン、ダマスコン、ダマセノン、イオノン、イリソン、メチルイオノン、フランビノン等、ならびにあらゆる割合のこれらの2以上の混合物からも選択される、請求項7に記載の組成物。
  12. b5)が、テルピネン、ミルセン、リモネン、テルピノレン、ピネン、サビネン、カンフェン等、これらの2以上の混合物、およびまたテルペン系精油、特にこれらの成分を含む精油、から選択される、請求項7に記載の組成物。
  13. 臭気遮蔽剤が、
    少なくとも1つの成分b1);
    少なくとも1つの成分b1)および少なくとも1つの成分b2);
    少なくとも1つの成分b1)および少なくとも1つの成分b3);
    少なくとも1つの成分b1)および少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b1)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b3);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b2);
    少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b3);
    少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b3);
    少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b3)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b5)
    を含む臭気遮断剤から選択される、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 臭気遮蔽剤が、
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b3);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)および少なくとも1つの成分b5);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b4);
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)および少なくとも1つの成分b5);ならびに
    少なくとも1つの成分b1)、少なくとも1つの成分b2)、少なくとも1つの成分b3)、少なくとも1つの成分b4)および少なくとも1つの成分b5)
    を含む臭気遮蔽剤から選択される、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 臭気遮蔽剤が、組成物b)の総重量に対して、1重量%から40重量%、好ましくは2重量%から35重量%、より好ましくは5重量%から30重量%の少なくとも1つのモノエステルb1)を含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 臭気遮蔽剤が、組成物b)の総重量に対して、10重量%から70重量%、好ましくは15重量%から65重量%、より好ましくは20重量%から60重量%の少なくとも1つのジエステルおよび/またはトリエステルb2)を含む、請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 臭気遮蔽剤が、組成物b)の総重量に対して、1重量%から30重量%、好ましくは5重量%から25重量%の少なくとも1つのアルコールb3)を含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の組成物。
  18. 臭気遮蔽剤が、組成物b)の総重量に対して、0.5重量%から20重量%、好ましくは1重量%から10重量%の少なくとも1つのアルデヒドおよび/またはケトンb4)を含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. 臭気遮蔽剤が、組成物b)の総重量に対して、20重量%まで、好ましくは1重量%から10重量%のb5)に示す少なくとも1つのテルペンを含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の組成物。
  20. 臭気遮蔽剤が、
    b1)1重量%から40重量%の少なくとも1つのモノエステル;
    b2)10重量%から70重量%の少なくとも1つのジエステルおよび/またはトリエステル;
    b3)1%から30%の少なくとも1つのアルコール;
    b4)0.5%から20%の式R−CO−R(式中、Rは、1から6の炭素原子を含み、場合により二重結合の形態で1以上の不飽和を含む直鎖または分岐の炭化水素系鎖を表し、Rは、環状炭化水素系鎖または直鎖もしくは分岐の炭化水素系鎖を表し、場合により、しかし好ましくは、環状構造で置換され、Rは、6から12の炭素原子を含み、場合により二重結合の形態で1以上の不飽和を含み、1以上のヒドロキシル基で場合により置換される。)の少なくとも1つのアルデヒドおよび/またはケトン;ならびに
    b5)場合により、20%までの少なくとも1つのテルペン
    を含む、請求項1から19のいずれか一項に記載の組成物。
  21. 臭気遮蔽剤が、
    酢酸イソアミル、酪酸エチル2−メチル、酪酸イソアミル、酢酸フェニルエチル、カプロン酸エチル、酢酸ベンジル、酢酸ヘキシルおよびこれらの混合物から選択される5重量%から30重量%の少なくとも1つのモノエステルb1);
    オルト−フタル酸ジエチルなどのオルト−フタル酸塩;クエン酸トリエチルなどのクエン酸塩;およびマロン酸ジエチルなどのマロン酸塩、ならびにこれらの混合物から選択される20重量%から60重量%の少なくとも1つのジエステルおよび/またはトリエステルb2);
    b3)に上述の、5%から25%の少なくとも1つのアルコール、好ましくは少なくとも2つのアルコール、より好ましくは少なくとも3つのアルコール;
    b4)に上述の、1%から10%の少なくとも1つのケトン、好ましくは少なくとも2つのケトン、より好ましくは少なくとも3つのケトン;ならびに
    b5)に上述の、1%から10%の少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つのテルペン、および好ましくはテルペンの混合物
    を含む、請求項1から20のいずれか一項に記載の組成物。
  22. a)50重量%から95重量%、好ましくは70重量%から90重量%および最も好ましくは約80重量%の一般式(1)の少なくとも1つの有機スルフィドの酸化物;
    b)組成物の全重量に対して、数ppmから、有利には10ppmから2重量%、好ましくは10ppmから1重量%の少なくとも1つの臭気遮蔽剤b);ならびに
    c)5重量%から50重量%、好ましくは10重量%から30重量%、最も好ましくは約20重量%の少なくとも1つの共溶媒
    を含む、請求項1から21のいずれか一項に記載の組成物。
  23. 共溶媒が、有機スルフィドa)の酸化物に少なくとも部分的または完全に溶解する化合物から選択され、好ましくは炭酸塩、エステル、ケトン、アミン、アミドおよびアルコールから、より好ましくはアルコール、好ましくは飽和アルコール、好ましくは1から10の炭素原子を含むアルコールから選択され、より好ましくはさらにメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、エチレングリコール、プロピレングリコールおよびグリセロール(1,2,3−プロパントリオール)から選択される、請求項22に記載の組成物。
  24. a)約80重量%のDMSO;
    b)組成物の全重量に対して、数ppm、有利には10ppmから2%まで、好ましくは10ppmから1重量%の、下記を含む遮蔽剤;
    酢酸イソアミル、酪酸エチル2−メチル、酪酸イソアミル、酢酸フェニルエチル、カプロン酸エチル、酢酸ベンジル、および酢酸ヘキシル、ならびにこれらの混合物から選択される、5重量%から30重量%の少なくとも1つのモノエステルb1);
    オルト−フタル酸ジエチルなどのオルト−フタル酸塩;クエン酸トリエチルなどのクエン酸塩;およびマロン酸ジエチルなどのマロン酸塩、およびこれらの混合物から選択される20重量%から60重量%の少なくとも1つのジエステルおよび/またはトリエステルb2);
    b3)に上述の、5%から25%の少なくとも1つのアルコール、好ましくは少なくとも2つのアルコール、より好ましくは少なくとも3つのアルコール;
    b4)に上述の、1%から10%の少なくとも1つのケトン、好ましくは少なくとも2つのケトン、より好ましくは少なくとも3つのケトン;および
    b5)に上述の、1%から10%の少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つのテルペン、好ましくはテルペンの混合物;ならびに
    c)約20重量%のグリセロール
    を含む、請求項22に記載の組成物。
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