JP2013256178A - ゲージ輪装置 - Google Patents

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Masahito Kuroda
将仁 黒田
Toshiaki Ikeda
俊朗 池田
Hirokazu Okubo
博和 大久保
Toru Ebara
徹 江原
Satoshi Kuwahara
諭 桑原
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Abstract

【課題】土付着防止体のみを容易に交換できるゲージ輪装置を提供する。
【解決手段】ゲージ輪装置23は、農作業機1に用いるものである。ゲージ輪装置23は、左右方向に沿った水平な回転中心軸線Xを中心として回転する回転体51を備える。回転体51の外周部には、土が付着しにくい円筒状の筒状体である土付着防止体55を脱着可能に設ける。回転体51は、土付着防止体55の内周面を部分的に支持する支持部66を有する。回転体51の支持部66の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法が、土付着防止体55の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法よりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、農作業機に用いられるゲージ輪装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に記載された農作業機用のゲージ輪装置が知られている。
この従来のゲージ輪装置は、円形の左右側壁とこれら左右側壁の外周縁部を相互に連結する周壁とを有する中空状の回転体を備え、この回転体の中心部にはベアリングが内嵌される軸嵌合孔が形成され、この軸嵌合孔の内面にはベアリングの位置決め用のフランジが周方向にわたって形成されている。
そして、この回転体は、ブロー成形により一体形成された樹脂製であり、左右側壁にこれら左右側壁を内側に突出させることで形成される凹部を有しており、この左右の凹部が相互に接合されている。
特開平4−248903号公報
しかしながら、上記従来のゲージ輪装置では、例えば回転体の外周部が破損等した場合には、回転体の全体を交換しなければならず、その交換に手間取るおそれもある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、筒状体のみを容易に交換できるゲージ輪装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のゲージ輪装置は、農作業機に用いられるゲージ輪装置であって、回転中心軸線を中心として回転する回転体と、この回転体の外周部に脱着可能に設けられ、圃場を走行する筒状体とを備えるものである。
請求項2記載のゲージ輪装置は、請求項1記載のゲージ輪装置において、回転体は、筒状体の内周面を支持する支持部を有し、前記支持部の回転中心軸線に沿った方向の寸法が、前記筒状体の回転中心軸線に沿った方向の寸法よりも小さいものである。
請求項3記載のゲージ輪装置は、請求項2記載のゲージ輪装置において、筒状体を回転体の支持部に対して解除可能に固定するための固定手段を備え、前記筒状体および前記回転体の支持部の各々は、固定用孔を有するものである。
請求項4記載のゲージ輪装置は、請求項3記載のゲージ輪装置において、固定手段は、ボルトおよびこのボルトに螺合可能なナットを有し、筒状体の固定用孔は、前記ボルトの頭部が嵌入係止される嵌入係止孔であり、回転体の支持部の固定用孔は、前記ボルトの軸部が挿通される挿通孔であるものである。
請求項5記載のゲージ輪装置は、請求項1ないし4のいずれか一記載のゲージ輪装置において、筒状体は、土が付着しにくい土付着防止体であるものである。
本発明によれば、筒状体が回転体の外周部に脱着可能に設けられた構成であるから、筒状体のみを容易に交換できる。
本発明の第1の実施の形態に係るゲージ輪装置を備えた農作業機の全体側面図である。 同上農作業機の全体平面図である。 同上農作業機の部分側面図である。 同上農作業機の部分平面図である。 同上第1の実施の形態に係るゲージ輪装置を示す図であり、(a)が断面図、(b)が側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るゲージ輪装置を示す図であり、(a)が断面図、(b)が側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るゲージ輪装置を示す図であり、(a)が断面図、(b)が側面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るゲージ輪装置を示す図であり、(a)が断面図、(b)が側面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るゲージ輪装置を示す図であり、(a)が断面図、(b)が側面図である。
本発明の第1の実施の形態について図1ないし図5を参照して説明する。
図中の1は農作業機で、この農作業機1は、例えば走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に連結され、トラクタの走行により圃場を前方(進行方向)に移動しながら耕耘整地作業等を行う耕耘作業機である。
農作業機1は、図1および図2に示されるように、トラクタの後部の3点リンクヒッチ部(作業機昇降支持部)に脱着可能に連結された機体2を備えている。
機体2は、左右方向長手状のフレーム部であるフレームパイプ部3を有し、このフレームパイプ部3の長手方向中央部に入力軸保持部4が設けられ、この入力軸保持部4にて入力軸5が回転可能に保持されている。入力軸5は、図示しないトラクタのPTO軸に動力伝達手段を介して接続されており、トラクタ側からの動力が入力軸5から農作業機1側に入力される。
フレームパイプ部3の長手方向両端部には、互いに離間対向する伝動ケース部6およびブラケット部7が設けられている。これら伝動ケース部6およびブラケット部7間には、入力軸5側からの動力により所定方向に回転しながら耕耘作業をする耕耘体(ロータリー)11が回転可能に架設されている。
耕耘体11は、伝動ケース部6の下部とブラケット部7の下部とにて回転可能に支持された左右方向の耕耘軸12と、この耕耘軸12に取り付けられた複数の耕耘爪13とを有している。
耕耘体11の上方部は、機体2の耕耘カバー部10にて覆われている。耕耘カバー部10は、上方に向かって凸の湾曲板状に形成されている。そして、耕耘カバー部10の後端部には、耕耘体11の後方で整地作業をする整地体15が上下方向に回動可能に設けられている。
整地体15は、機体2の耕耘カバー部10の後端部に蝶番16を介して回動可能に取り付けられた均平板17と、この均平板17の左右方向両端部に折り畳み可能に取り付けられた延長均平板18とを有している。なお、耕耘体11と整地体15とにて、農作業である耕耘整地作業をする作業手段20が構成されている。
また、機体2は、フレームパイプ部3よりも前方に位置する左右方向長手状のフレーム部であるヒッチパイプ部21を有し、このヒッチパイプ部21の複数箇所、すなわち例えば互いに離間した左右の2箇所にゲージ輪支持手段であるゲージ輪ホルダ部22が設けられている。
そして、機体2の左右の各ゲージ輪ホルダ部22には、耕耘体11の耕耘深さ(作業手段20の作業深さ)を一定にするための農作業機用のゲージ輪装置(ゲージ輪)23が脱着可能に装着されている。このゲージ輪装置23は、ゲージ輪ホルダ部22に対して上下位置調整可能となっている。
ゲージ輪ホルダ部22は、図3および図4等に示されるように、ヒッチパイプ部21に固着された鉛直状の取付板25を有している。取付板25には、平面視でコ字状をなすコ字状板26が固着され、このコ字状板26と取付板25との間にアーム挿通口部27が形成されている。
コ字状板26には、複数(例えば2つ)のピン用孔28が形成されている。コ字状板26には水平状の支持軸29が突設され、この支持軸29にて止めピンU字枠30が回動可能に支持されている。止めピンU字枠30には、L字状の止めピン(操作脱着ピン)31がゲージ輪装置23のアーム体41のピン用孔42に対して進退するようにスライド可能に取り付けられている。
止めピン31は、コイル状の押ばね32によりコ字状板側の方向(図4に示す付勢方向)に向けて付勢されている。押ばね32の一端部は止めピン31に固定されたEリング33に当接し、押ばね32の他端部は止めピンU字枠30の内面に当接している。
また、取付板25には、平面視で三角状をなす水平板35が固着され、この水平板35に円柱状のばね保持部材36が立設されている。ばね保持部材36の外周側には、ゲージ輪装置23を上方に向けて付勢するコイル状の付勢部材であるゲージ輪付勢ばね37が配設されている。
ゲージ輪装置23は、図3、図5(a)および(b)等に示されるように、ゲージ輪ホルダ部22のアーム挿通口部27に上下方向にスライド可能に挿通された上下方向長手状のアーム体41を有している。アーム体41には、上下方向に間隔をおいて並ぶ複数のピン用孔42が形成されている。そして、選択されたピン用孔28,42に対して止めピン31が挿入されることにより、アーム体41がコ字状板26に対して位置決め固定されている。なお、止めピン31を押ばね32の付勢に抗してスライドさせてピン用孔28,42から一旦挿出させることで、ゲージ輪装置23の高さを調整することが可能である。
アーム体41の上端部には、作業者が把持する丸棒状の把持体43が固着されている。また、アーム体41の上端部には取付板44が固着され、この取付板44に円筒状の筒状体45が固着され、この筒状体45内にゲージ輪付勢ばね37の上部が挿入され、このゲージ輪付勢ばね37にて筒状体45が上方に向けて直接付勢されている。
また、アーム体41の下端部には、左右方向に沿った水平な回転中心軸線Xを中心として回転する回転体(ホイール部)51をベアリング53を介して回転可能に支持する軸部である支軸体52が固着されている。つまり、アーム体41の下端部に水平状の支軸体52が固着され、この支軸体52の外周側に回転体51がこの支軸体52を中心として回転可能に設けられている。なお、支軸体52の中心軸芯が回転中心軸線X上に位置している。
そして、回転体51の外周部の外周面には、回転中心軸線Xを中心として回転体51とともに回転しながら圃場を走行する円筒状の筒状体である土付着防止体(タイヤ部)55が脱着可能に取り付けられている。換言すると、ボルト56およびこのボルト56に螺合可能なナット57を有する固定手段58によって、圃場の土が付着しにくい土付着防止体55が回転体51の外周部に対して固定解除可能に固定されている。
ここで、回転体51は、軸方向両端面が開口した円筒状のボス部である筒状部61を有し、この筒状部61内に支軸体52が軸方向一端側から挿入されている。支軸体52の外周面と筒状部61の内周面との間にベアリング53が配設されている。筒状部61の軸方向一端開口は円環状のガード62にて閉鎖され、筒状部61の軸方向他端開口は円板状の蓋63にて閉鎖されている。
筒状部61の軸方向中間部の外周面には、筒状部61の径方向に長手方向を有する長手状で板状の複数、すなわち例えば4本のアーム部65が90度間隔で一体に突設されている。
各アーム部65の先端部には、土付着防止体55の内周面の一部を支持する支持部66が一体に固設されている。つまり、回転体51は、土付着防止体55の軸方向中央部における内周面の一部と面状に接触する複数、すなわち例えば4つの円弧板状の支持部66を外周部に有し、これら4つの支持部66に対して1つの筒状の土付着防止体55が固定手段58によって脱着可能に取り付けられている。なお、各支持部66は、回転中心軸線Xを中心とする仮想円の一部である円弧上に位置している。
また、各支持部66には、皿ボルト等のボルト56の軸部56aが挿通される複数(例えば2つ)の固定用孔である挿通孔68が内外周面に貫通して形成されている。一方、土付着防止体55のうち、支持部66の各挿通孔68と対向する部分には、ボルト56の頭部56bが外周側から嵌入係止される固定用孔である嵌入係止孔69が挿通孔68と連通するように内外周面に貫通して形成されている。
そして、土付着防止体55を回転体51の外周側に嵌め込むと、回転体51の各挿通孔(固定用孔)68と土付着防止体55の各嵌入係止孔(固定用孔)69とが互いに連通した状態となる。
この状態で、ボルト56を固定用孔68,69に挿入し、この挿入したボルト56にナット57を螺合して締め付けると、土付着防止体55が回転体51の支持部66に対して固定される。また、土付着防止体55の支持部66に対する固定を解除する際には、ボルト56とナット57との螺合を解除すればよい。
なお、図5(a)から明らかなように、回転体51の支持部66の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法(左右方向寸法)aが、土付着防止体55の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法(左右方向寸法)bよりも小さい。すなわち例えば、寸法aは寸法bの略半分である。
また、筒状体である土付着防止体55は、回転体51の外面全体を覆って保護するもので、例えば圃場の土が付着しにくい樹脂製または金属製の円筒部材70のみによって構成されている。円筒部材70は、軸方向両端面が開口した円筒状に形成され、この円筒部材70の外周面が、土が付着しにくい平滑面状の円筒面となっている。ボルト56の頭部56bは、その全体が嵌入係止孔69内に収納されており、円筒部材70の外周面から突出していない。
そして、円筒部材70のみからなる土付着防止体55は、回転体51の外周部に対して嵌脱可能となっており、この回転体51の外周部に嵌合した土付着防止体55が固定手段58によってその外周部の支持部66に固定されている。
なお、回転体51は、例えば鉄等の金属材料にて形成されている。土付着防止体55は、例えば樹脂材料、またはステンレス等の金属材料によって一体に形成されている。そして、回転体51と土付着防止体55とにて、回転可能なゲージ輪部60が構成されている。
さらに、アーム体41の下端部近傍には、土付着防止体55の外周面に付着した付着物(土は付着しにくいが、例えば土質等によっては土が付着する場合もある)を掻き取って除去する付着物除去手段である板状のスクレーパ71が取り付けられている。
スクレーパ71は、アーム体41のねじ孔72への取付ボルト73の螺合によりアーム体41に取り付けられた取付板部74を有している。この取付板部74の先端部には、土付着防止体55に付着した付着物を掻き取る作用板部75が折曲げにより一体に設けられている。
次に、農作業機1の作用等を説明する。
トラクタの走行により農作業機1を進行方向に移動させると、耕耘体11にて耕耘作業が行われ、この耕耘体11の後方で整地体15にて整地作業が行われる。
このとき、耕耘体11の前方では、ゲージ輪装置23のゲージ輪部60が所定方向に回転しながら圃場を走行する。つまり、接地部である土付着防止体55が、左右方向の回転中心軸線Xを中心として回転体51とともに回転しながら圃場を走行する。このため、耕耘体11の耕耘深さが一定に維持され、安定した耕耘整地作業が行われる。
そして、この農作業機1のゲージ輪装置23によれば、ゲージ輪装置23の筒状の土付着防止体55が回転体51の外周部に脱着可能に設けられた構成であるから、例えば土付着防止体55が破損や磨耗等して交換が必要になった場合において、回転体51を交換することなく、土付着防止体55のみを容易に交換でき、その交換費用も安価である。
また、回転体51の支持部66の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法aが土付着防止体55の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法bよりも小さいため、例えば両寸法が同じである構成等に比べて、ゲージ輪部60の軽量化を図ることができる。
さらに、回転体51が土付着防止体55の内周面を部分的に支持する複数の円弧板状の支持部66を有した構成であるから、例えば回転体51が土付着防止体55の内周面を全周にわたって支持する場合等に比べて、ゲージ輪部60の更なる軽量化を図ることができる。
また、土付着防止体55は、土が付着しにくい樹脂製または金属製の円筒部材70のみにて構成されているため、構成が簡単であるばかりでなく、ゲージ輪部60への土付着を防止できる。
さらに、仮に圃場の土が土付着防止体55の外周面に付着したとしても、スクレーパ71にて土付着防止体55の付着物を適切に除去できる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図6(a)および(b)を参照して説明する。
この第2の実施の形態に係るゲージ輪装置23では、回転体51のアーム部65の本数が2本である。また、回転体51は、土付着防止体55の円筒面状の内周面を全周にわたって支持する円筒状の支持部81を有し、この支持部81に複数の挿通孔68が形成され、この支持部81の外周面に土付着防止体55が脱着可能に取り付けられている。
なお、図6(a)から明らかなように、回転体51の支持部81の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法(左右方向寸法)aが、土付着防止体55の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法(左右方向寸法)bよりも小さい。なお、その他の構成は、前記第1の実施の形態と同じである。
そして、この第2の実施の形態でも、回転体51を交換することなく、土付着防止体55のみを容易に交換できる等、前記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
しかも、回転体51が円筒状の土付着防止体55の内周面を全周にわたって支持する円筒状の支持部81を有した構成であるから、例えば外周側の土付着防止体55が破損等した場合であっても、ゲージ輪装置23として使用できる。
次に、本発明の第3の実施の形態について図7(a)および(b)を参照して説明する。
この第3の実施の形態に係るゲージ輪装置23は、前記第2の実施の形態において、回転体51のアーム部65の本数を4本にしたものである。
そして、この第3の実施の形態でも、回転体51を交換することなく、土付着防止体55のみを容易に交換できる等、前記第1の実施の形態等と同様の作用効果を奏することができる。なお、回転体51のアーム部65の本数は任意であり、例えば3本、5本、6本以上でもよい。
次に、本発明の第4の実施の形態について図8(a)および(b)を参照して説明する。
この第4の実施の形態に係るゲージ輪装置23では、回転体51の筒状部61の軸方向両端側の外周面に、第1円板86および第2円板87がそれぞれ固着されている。
第1円板86の外周端部には、土付着防止体55の円筒面状の内周面の軸方向一端部を全周にわたって支持する円筒状の第1支持筒88が固着されている。そして、第1支持筒88には複数の挿通孔68が形成され、この第1支持筒88の外周面に土付着防止体55が脱着可能に取り付けられている。同様に、第2円板87の外周端部には、土付着防止体55の円筒面状の内周面の軸方向他端部を全周にわたって支持する円筒状の第2支持筒89が固着されている。そして、第2支持筒89には複数の挿通孔68が形成され、この第2支持筒89の外周面に土付着防止体55が脱着可能に取り付けられている。
これら左右の第1支持筒88と第2支持筒89とにて、土付着防止体55の円筒面状の内周面を全周にわたって支持する円筒状の支持部91が構成されている。
なお、図8(a)から明らかなように、回転体51の支持部91の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法(左右方向寸法)a=a1+a2が、土付着防止体55の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法(左右方向寸法)bよりも小さい。寸法a1は、第1支持筒88の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法(左右方向寸法)である。寸法a2は、第2支持筒89の回転中心軸線Xに沿った方向の寸法(左右方向寸法)である。なお、その他の構成は、前記第1の実施の形態と同じである。
そして、この第4の実施の形態でも、回転体51を交換することなく、土付着防止体55のみを容易に交換できる等、前記第1の実施の形態等と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記いずれの実施の形態においても、回転体51がその外周部に有した支持部66,81,91は、筒状体である土付着防止体55の内周面の一部のみを支持するものであるが、例えば回転体51の支持部が土付着防止体55の内周面全体を全周にわたって支持するようにしてもよい。
また、回転体51の外周側に脱着可能に設ける別部品である筒状体は、土が付着しにくい土付着防止体55以外でもよく、またその形状も、円筒状には限定されず、例えば円筒状に近い多角筒状等であってもよい。
さらに、土付着防止体55等の筒状体を回転体51の外周部に対して解除可能に固定するための固定手段58は、ボルト56およびナット57等からなるものには限定されず、例えば解除可能な爪嵌合による固定や、止めピン等による固定等でもよい。
ここで、例えば図9の(a)および(b)に示す第5の実施の形態では、止めピン106およびこの止めピン106に脱着可能なRピン107を有する固定手段58によって、圃場の土が付着しにくい土付着防止体55が回転体51の外周部に対して固定解除可能に固定されている。
止めピン106は、軸部106aおよび頭部106bを有し、軸部106aには、Rピン107が挿入出される貫通孔108が軸部106aの軸方向に対して直交する方向に沿って形成されている。また、土付着防止体55の嵌入係止孔69には止めピン106の頭部106bが嵌脱可能に嵌入係止され、かつ、回転体51の挿通孔68には止めピン106の軸部106aが挿脱可能に挿通されている。
そして、このような止めピン106およびRピン107からなる固定手段58では、ボルト56およびナット57等からなるものに比べて、固定およびその固定解除が容易であり、土付着防止体55の交換作業を容易にできる。
また、いずれの実施の形態でも、農作業機1である耕耘作業機の機体2のゲージ輪ホルダ部22に、ゲージ輪装置23を装着した場合について説明したが、ゲージ輪装置23を用いる農作業機1の種類は任意であり、例えば代掻機や散布機等でもよい。
なお、上記の各実施の形態の構成を適宜組み合わせてもよい。
1 農作業機
23 ゲージ輪装置
51 回転体
55 筒状体である土付着防止体
56 ボルト
56a 軸部
56b 頭部
57 ナット
58 固定手段
66 支持部
68 固定用孔である挿通孔
69 固定用孔である嵌入係止孔
81 支持部
91 支持部
X 回転中心軸線

Claims (5)

  1. 農作業機に用いられるゲージ輪装置であって、
    回転中心軸線を中心として回転する回転体と、
    この回転体の外周部に脱着可能に設けられ、圃場を走行する筒状体と
    を備えることを特徴とするゲージ輪装置。
  2. 回転体は、筒状体の内周面を支持する支持部を有し、
    前記支持部の回転中心軸線に沿った方向の寸法が、前記筒状体の回転中心軸線に沿った方向の寸法よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1記載のゲージ輪装置。
  3. 筒状体を回転体の支持部に対して解除可能に固定するための固定手段を備え、
    前記筒状体および前記回転体の支持部の各々は、固定用孔を有する
    ことを特徴とする請求項2記載のゲージ輪装置。
  4. 固定手段は、ボルトおよびこのボルトに螺合可能なナットを有し、
    筒状体の固定用孔は、前記ボルトの頭部が嵌入係止される嵌入係止孔であり、
    回転体の支持部の固定用孔は、前記ボルトの軸部が挿通される挿通孔である
    ことを特徴とする請求項3記載のゲージ輪装置。
  5. 筒状体は、土が付着しにくい土付着防止体である
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載のゲージ輪装置。
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