JP2006298267A - 移動農機 - Google Patents

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勉 山根
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Abstract

【課題】クローラ仕様と車輪仕様に容易に仕様変更できる移動農機を提供することを課題としている。
【解決手段】トランスミッションから左右に突出された駆動軸36に対して、走行装置となる車輪44とクローラ走行装置2L,2Rとを付け替え可能に構成し、本体1の左右に着脱自在に取り付けた。そして車輪44のホイール46又はクローラ走行装置2L,2Rにおける駆動スプロケット29の外側、又は内側に車軸36側に対する取付具を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、耕耘機や歩行型管理機等の移動農機に関する。
従来移動農機である歩行型管理機として、本体にクローラ走行装置を設け、該クローラ走行装置がトランスミッションから突出する駆動軸によって駆動されるタイプのものが公知となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−358993号公報
上記クローラ走行装置は、ミッションケースに取り付けられた伝動ケースに取り付けられており、クローラ走行装置を車輪に交換することが困難であり、歩行型管理機をクローラ仕様と車輪仕様に容易に切り換えてユーザレベルで仕様変更することは容易ではなかった。
上記課題を解決するための本発明の移動農機は、本体1の左右に走行装置を設け、該走行装置が、トランスミッションから左右に突出された駆動軸36によって駆動される移動農機において、走行装置が、車輪44又はクローラ走行装置2L,2Rからなり、車輪44とクローラ走行装置2L,2Rとが、車軸36に対して付け替え可能に構成されたことを第1の特徴としている。
第2に、車輪44のホイール46又はクローラ走行装置2L,2Rにおける駆動スプロケット29の外側に車軸36側との取付具を設けたことを特徴としている。
第3に、車輪44のホイール46側又はクローラ走行装置2L,2Rにおける駆動スプロケット29側の内側に車軸36との取付具52,37を設けたことを特徴としている。
以上のように構成される本発明の構造によると、車輪仕様及びクローラ走行装置仕様の移動農機を、車輪及びクローラ走行装置の付け替えによって簡単に切り換えて構成することができるという効果がある。予め車輪とクローラ走行装置を交換用に用意しておくことによって、車輪仕様及びクローラ走行装置仕様の移動農機を別々に購入することなく、作業内容に応じて仕様変更をユーザーサイドで簡単に行い、作業状況に応じた仕様の移動農機として使用することが可能となる。
車輪のホイール又はクローラ走行装置における駆動スプロケットの外側に車軸側との取付具を設けることによって、車輪及びクローラ走行装置の車軸側に対する着脱を、車輪やクローラ走行装置の内側に手を入れることなく容易に行うことが可能となる。
逆に車輪のホイール側又はクローラ走行装置における駆動スプロケット側の内側に車軸との取付具を設けることもできる。この場合は車軸に対する取付機構を車輪側又はクローラ走行装置側に一体的に構成し、車輪及びクローラ走行装置を取付機構を含めてユニット化することができる。車輪及びクローラ走行装置を上記のようにユニット化することによって車軸に対する着脱作業を容易に行うことが可能となる。
図1,図2は、本発明を採用した歩行型管理機の平面図及び側面図である。該歩行型管理機は本体1に走行装置として左右のクローラ走行装置2L,2Rが取り付けられた構造となっている。本体1はエンジンフレーム3を備えている。該エンジンフレーム3の前部にエンジン4が搭載されている。
エンジンフレーム3の後部にはミッションケース6が搭載されている。エンジン4とミッションケース6との間には、エンジン4からミッションケース6内のトランスミッションに駆動力を伝動するベルト伝動機構7が設けられている。
上記クローラ走行装置2L,2Rは、ミッションケース6の下端部の左右両側に取り付けられている。エンジンフレーム3の前後両端部には作業機連結用のヒッチ部8F,8Rが設けられている。ミッションケース6の上端部にはハンドル9及び主変速レバー11が取り付けられている。
本歩行型管理機は以上のように構成されており、前方又は後方のヒッチ部8F又は8Rに所定の作業機を取り付け、左右のクローラ走行装置2L,2Rを駆動することによって、作業者は歩行型管理機を前進又は後進させて作業機による作業走行を行うことができる。
図3,図4は、後方側のヒッチ部8Rに作業機として耕耘用のロータリ作業機12を取り付けた状態を示す平面図及び側面図である。この場合は左右のクローラ走行装置2L,2Rとロータリ作業機12の駆動によって耕耘作業を行うことができる。
上記クローラ走行装置2L,2Rは、図5,図6に示されるように、前後方向のトラックフレーム13を中心に構成されている。トラックフレーム13は、前後の角パイプ14,16からなり、前方側の角パイプ14が後方側の角パイプ16に挿入され、位置決め固定された構造となっている。
両角パイプ14,16の間には、ボルト17が設けられている。ボルト17によって前方側の角パイプ14の後方側の角パイプ16に対する位置を調節することができる。前方側の角パイプ14と、後方側の角パイプ16には、支軸18,19がトラックフレーム13の外側方に向かって突設されている。前方側の支軸(前支軸)18には、アイドラ21が自由回転自在に軸支されている。後方側の支軸(後支軸)19には、従動輪となる転輪22が自由回転自在に軸支されている。
トラックフレーム13における前後中央より後方側の上方位置には、ベアリングホルダ23が設けられている。該ベアリングホルダ23は、トラックフレーム13にブラケット24を介して一体的に固設されている。ベアリングホルダ23にはラジアルベアリング26が収容されている。該ラジアルベアリング26には、中空軸からなるボス27が支持されている。ボス27はベアリングホルダ26(トラックフレーム13)に対してラジアルベアリング26を介して回転自在となっている。
該ボス27にはフランジ28が一体的に設けられている。該フランジ28には駆動スプロケット29が一体的に固定されている。該駆動スプロケット29はトラックフレーム13の外側方に位置する。駆動スプロケット29の軸心は、ボス27の軸心と一致する。
駆動スプロケット29とアイドラ21と転輪22との間にクローラ31が巻き掛けられている。前後の角パイプ14,16の間に設けられたボルト17を回すことによって、前方側の角パイプ14と一体的にアイドラ21が前後に移動するため、上記ボルト17によってクローラ31の張りが調節される。
前支軸18は、図7に示されるように、前方側の角パイプ14に対して先端が下方を向くようにα°傾斜して取り付けられている。上記のようにクローラ31を張るためにボルト17を回してアイドラ21を前方に移動させると、ボルト17が前支軸18の基端部側を通過しているため、ボルト17を回す(締める)力により、先端が上方に向かうように前支軸18が捻られる。
これによりクローラ31を張った状態で、前支軸18は略水平となり、アイドラ21が垂直状態となり、クローラ31がボス27の軸心に対して略垂直状態となる。このためアイドラ21の傾きによりクローラ31が偏磨耗する等の不都合が防止される。
なお前後の支軸18,19とボス28の軸心は、側面視(図6)において三角形の頂点に位置する。駆動スプロケット29とアイドラ21と転輪22とはそれぞれ三角形の頂点に配置され、クローラ31は略三角形状に巻き掛けられている。接地側となるアイドラ21と転輪22との間には、クローラ31をガイドするガイド杆30が後方側の角パイプ16に取り付けられて設けられている。
ボス28には中空軸からなるホイルチューブ32が挿入されている。該ホイルチューブ32にはボス28側に複数のボス取付孔33が設けられている。ホイルチューブ32は、所定のボス取付孔33を介して図示しないクレビスピンによってボス28に一体的に取り付けられる。ボス28は駆動スプロケット29より外側方においてクレビスピンの挿入が可能となっている。本クローラ走行装置は以上のように1つのユニットとして構成されている。
ホイルチューブ32におけるボス取付孔33側の反対側には、車軸取付孔34が設けられている。図7に示されるように、ミッションケース6の下端部からは左右に車軸36が突設されている。左右の車軸36に、左右のクローラ走行装置2のホイルチューブ32を挿入し、クレビスピン37を挿入することによって、クローラ走行装置2が車軸36に装着される。
車軸36の駆動によってホイルチューブ32が車軸36と一体的に回転し、ホイルチューブ32にボス27を介して一体的に取り付けられている駆動スプロケット29が回転駆動され、クローラ31が回転する。以上のようにクローラ走行装置2L,2Rが駆動される。
本歩行型管理機は、走行装置がクローラ走行装置2L,2Rからなるため、走行装置の接地圧が車輪に比較して小さくなり、圃場への沈下が少なくて済み、大径のタイヤを装着することができない小型の機種の場合であっても牽引力(走行性能)が向上し、また直進性も高い。
各クローラ走行装置2L,2Rは、ボス27がベアリングホルダ23に対して回転する構造であるため、ボス27の軸心(車軸36の軸心)を中心にエンジンフレーム3に対して上下揺動する。このため、例えば走行面上の凹凸に対して、左右のクローラ走行装置2L,2Rがそれぞれ独立して上下揺動して、上記凹凸に追従する。
本歩行型管理機は、左右のクローラ走行装置2L,2Rの別々な揺動により、走行面の凹凸に対する追従性が高く、円滑な走行を行うことができる。なお左右のクローラ走行装置2L,2Rは一体的に連結されないため、本歩行型管理機の走行装置部分の構造は簡単となり、低コストとなる。
本実施形態においては、ボス27の軸心は、前後位置において、前支軸18の軸心より後支軸19の軸心側に偏って配置されている。これにより駆動スプロケット29とアイドラ21と転輪22とは、駆動スプロケット29の軸心とアイドラ21の軸心との間の水平距離L1が、駆動スプロケット29の軸心と転輪22の軸心との間の水平距離L2より大きくなるように配置されている。
このため本歩行型管理機の前進時には、走行面上の凹凸に対するクローラ走行装置2L,2Rの揺動角度が小さくて済み、上記凹凸に対してクローラ走行装置2L,2Rが極端に上下揺動することなく、走行安定性が向上する。
クローラ走行装置2L,2Rのエンジンフレーム3に対する回動が回動角度に規制がなく自由に行われると、クローラ走行装置2L,2Rが回動によってエンジンフレーム3と干渉したり、前方又は後方に設けられる作業機(本実施形態の場合は後方側のロータリ作業機12)側と干渉したり、極端な場合、クローラ走行装置2L,2Rが1回転し、後の走行が不可能となるような不都合があり得る。
これに対して本クローラ走行装置2L,2Rは、トラックフレーム13の後端側から、トラックフレーム13の内側方(エンジンフレーム3側)に向かって杆状の後ストッパ38が、トラックフレーム13における前支軸18とボス27との間の位置から、トラックフレーム13の内側方に向かって杆状の前ストッパ39がそれぞれ突設されている。
各ストッパ38,39がエンジンフレーム3の底面側と接することによってクローラ走行装置2L,2Rの回動角度が規制される。クローラ走行装置2L,2Rは、前ストッパ39がエンジンフレーム3の底面と当接する位置から後ストッパ38がエンジンフレーム3の底面と当接する位置までの範囲でのみ回動が許容される。
これにより前述のようなクローラ走行装置2L,2Rがエンジンフレーム3と干渉したり、前方又は後方に設けられる作業機側と干渉したり、1回転したりする不都合は防止される。
またクローラ走行装置2L,2Rは、図3,図4に示されるように、ロータリ作業機12を取り付けた状態では、上記回動範囲において、特に接地側後端部(転輪22側端部)の回動軌跡が、ロータリ作業機12におけるロータリ12aの回転軌跡内に入ることはない。したがってクローラ走行装置2L,2Rは、本歩行型管理機の耕耘作業時に、ロータリ作業機12と干渉することはなく、円滑な耕耘作業が行われる。
上記クローラ走行装置2L,2Rの回動規制において、エンジンフレーム3側は、前ストッパ39及び後ストッパ38と当接する当接部としてエンジンフレーム3の底面を使用する。このためエンジンフレーム3側では、クローラ走行装置2L,2Rの回動を規制する回動規制機構用の特別な専用パーツが不要であり、上記回動規制機構の構造が前ストッパ39及び後ストッパ39のみによって簡単に構成される。これによりクローラ走行装置2L,2Rの回動規制機構は、部品点数が少なくて済み、且つクローラ走行装置2L,2Rに一体的にユニット化される。
なお前ストッパ39はボルト41によって後方側の角パイプ16に、後ストッパ38はボルト42によってベアリングホルダ23の取付ブラケット24にそれぞれ取り付けられている。このためボルト41,42を外すことによって、不要な場合に前ストッパ39及び後ストッパ38を容易に取り外し、回動規制機構を外すことができる。
一方図8に示されるように、本歩行型管理機の車軸36を挿入することができるホイルチューブ43を備えた車輪44が1つのユニットとして予め用意されている。本歩行型管理機は、上記クローラ走行装置2L,2Rに換えて上記車輪44を左右に取り付けることも可能となっている。
ホイルチューブ43は車輪44のホイル46に設けられたボス47に挿入されている。ホイル46の外側方にはピン48が設けられている。該ピン48がホイルチューブ43に設けられた複数のボス取付孔49のいずれかに挿入されることによって、ホイル46とホイルチューブ43とが一体的に固定される。
上記車輪44のホイルチューブ43には、ボス取付孔49側の反対側には、車軸取付孔51が設けられている。車軸36にホイルチューブ43を挿入し、クレビスピン52を挿入することによって、上記車輪44が車軸36に装着される。
以上のようにユニット化されたクローラ走行装置2L,2Rと車輪44とを交換用に用意しておくことによって、車輪仕様及びクローラ走行装置仕様の歩行型管理機を別々に購入することなく、作業内容に応じて仕様変更をユーザーサイドで簡単に行い、本歩行型管理機を作業状況に応じた仕様のタイプとして使用することが可能となる。車輪44を取り付けることによって従来の歩行型管理機と同様に使用することができる。
なお車輪44側のボス47と、クローラ走行装置2L,2R側のボス27とを、所定の1つのホイルチューブの挿入が可能なように構成することによって、ホイルチューブを共用し、車軸36に取り付けられたホイルチューブに対して車輪44又はクローラ走行装置2L,2R(ともにホイルチューブが一体的に設けられていないユニット)を交換して取り付けることができるようにすることができる。
この場合車輪44側のボス47とホイルチューブとの脱着、及びクローラ走行装置2L,2R側のボス27とホイルチューブとの脱着は、車輪44のホイル46又はクローラ走行装置2L,2Rの駆動スプロケット29の外側方において、ホイル46や駆動スプロケット29の奥側に手を入れることなく容易に行うことができる。
上記のようにホイルチューブを共用する場合、ホイルチューブ43又は32を車輪44側又はクローラ走行装置2L,2R側に一体的に設ける場合、いずれの場合であっても、車輪44及びクローラ走行装置2L,2Rをそれぞれユニットとして、所定のピンによって単に車軸36又はホイルチューブに対して交換して取り付けることによって、車輪仕様とクローラ走行装置仕様との切り換えを簡単に行うことができる。
特にクローラ走行装置2L,2Rが、上記のように左右独立しているため、左右のクローラ走行装置2L,2Rが一体化しているタイプに比較して、左右のクローラ走行装置2L,2Rを分解する必要がなく、クローラ走行装置2L,2Rと車輪44との交換は特に容易である。
また車輪仕様の場合には不要となる回動規制機構(前ストッパ39及び後ストッパ38)は、クローラ走行装置2L,2Rが取り外されると、クローラ走行装置2L,2Rと一体的に取り外され、回動規制機構を取り外す作業は不要である。
そしてホイルチューブを共用する場合、ホイルチューブ43又は32を車輪44側又はクローラ走行装置2L,2R側に一体的に設ける場合、いずれの場合であっても、駆動スプロケット29又は車輪44への車軸からの動力伝達に中間材としてホイルチューブが使用される。
このためホイルチューブの形状変更のみで、上記車輪44やクローラ走行装置2L,2Rを様々な機種の駆動軸(車軸)に取り付けることができ、車輪44やクローラ走行装置2L,2Rを簡単にオプション設定することもできる。
なおクローラ走行装置2L,2R及び車輪44は、それぞれのボス27,47とホイルチューブ32,43との固定の際に、使用するボス取付孔33,49を変更することによってトレッドを容易に変更することができる。通常高い走行安定性を求めるクローラ走行装置2L,2Rを使用する場合は、車輪44の場合に比較してトレッドを大きくとる。
ただしトレッドを変更すると、エンジンフレーム3からクローラ走行装置2L,2Rまでの距離が変わる。トレッドを広くすると、前ストッパ39及び後ストッパ38がエンジンフレーム3に届かなくなる不都合がありえる。トレッドを縮小した場合は左右の前ストッパ39同士や、左右の後ストッパ38同士が当接するという不都合がありえる。
これに対して図9に示されるように、前ストッパ39及び後ストッパ38を、トレッドを縮小した際に前ストッパ39同士や、左右の後ストッパ38同士が当接しない長さに設定し、前ストッパ39及び後ストッパ38の先端に、延長部材としてパイプ53を設けるように構成することができる。
パイプ53は前ストッパ39又は後ストッパ38に外嵌され、ボルト54によって固定される。パイプ53の前ストッパ39又は後ストッパ38への挿入深さに応じて前ストッパ39及び後ストッパ38の延長長さが調節される。パイプ53は前ストッパ39又は後ストッパ38の長さ調節機構を構成する。
パイプ53により前ストッパ39及び後ストッパ38の延長することによって、トレッドを拡大した場合であっても、クローラ走行装置2L,2Rの揺動時に、少なくともパイプ53とエンジンフレーム3とが当接し、クローラ走行装置2L,2Rの回動範囲を規制することができる。
一方トレッドを縮小した場合は、パイプ53を取り外すことによって、左右の前ストッパ39同士や、左右の後ストッパ38同士が当接することなく、クローラ走行装置2L,2Rを本体に取り付けることができ、前ストッパ39及び後ストッパ38により、クローラ走行装置2L,2Rの回動範囲を規制することができる。
ただしトレッドを縮小した場合は、図10に示されるように、パイプ53によって左右の前ストッパ39同士、及び左右の後ストッパ38同士を連結することもできる。この場合左右のクローラ走行装置2L,2Rは一体となり、一体的に本体1に対して上下揺動し、左右連結された前ストッパ39及び後ストッパ38によって回動範囲が規制される。
左右のクローラ走行装置2L,2Rを連結することによって、圃場の凹凸に対する追従性や、車輪44との交換の容易性は低下するが、車軸36周りにかかる負荷が軽減され、本体1に対する取付強度を向上させることができる。
ただし左右の前ストッパ39及び後ストッパ38はパイプ53によって連結されているため、ボルト54を緩めることによって分解は困難ではない。左右の前ストッパ39及び後ストッパ38の連結を解除することによって上記のような左右独立したクローラ走行装置2L,2Rを備えた仕様にすることができる。
なお走行装置として、転輪22に代えてアイドラを使用したクローラ走行装置を用いることもできる。このクローラ走行装置は、トラックフレーム13における前後の支軸18,19にアイドラを回転自在に軸支し、駆動スプロケット29と両アイドラの間にクローラを巻き掛けた構造となる。
転輪が使用されているクローラ走行装置の場合、転輪とクローラとの間に石が噛み込むと石が抜け出すことが困難となる「石噛み」という問題が発生する場合がある。これに対して前後両方がアイドラの上記クローラ走行装置は、転輪が使用されず、アイドラが使用されるため、「石噛み」に対して性能が向上する。
ただし上記クローラ走行装置は、前方側のアイドラに比較して後方側のアイドラは小径となる。これは駆動スプロケット29との当接を避けるためである。後方側のアイドラと同一形状のアイドラを、前方側のアイドラとして使用することもできるが、走行面の凸部、例えば圃場における畦を越える性能は、アイドラの径が大きいほうが有利であるため、前方側のアイドラは可能な限り大径なものが望ましい。
歩行型管理機の平面図である。 歩行型管理機の側面図である。 ロータリ作業機を連結した状態の歩行型管理機の平面図である。 ロータリ作業機を連結した状態の歩行型管理機の側面図である。 クローラ走行装置とエンジンフレームとを示す平面図である。 クローラ走行装置とエンジンフレームとを示す側面図である。 クローラ走行装置とミッションケースとの取り付け状態を示す正面要部断面図である。 車輪とミッションケースとの取り付け状態を示す正面要部断面図である。 トレッドを拡大した状態のクローラ走行装置とエンジンフレームとを示す平面図である。 トレッドを縮小した状態のクローラ走行装置とエンジンフレームとを示す平面図である。
符号の説明
1 本体
2L クローラ走行装置
2R クローラ走行装置
36 駆動軸
37 クレビスピン(取付具)
44 車輪
46 ホイール
52 クレビスピン(取付具)

Claims (3)

  1. 本体(1)の左右に走行装置を設け、該走行装置が、トランスミッションから左右に突出された駆動軸(36)によって駆動される移動農機において、走行装置が、車輪(44)又はクローラ走行装置(2L),(2R)からなり、車輪(44)とクローラ走行装置(2L),(2R)とが、車軸(36)に対して付け替え可能に構成された移動農機。
  2. 車輪(44)のホイール(46)又はクローラ走行装置(2L),(2R)における駆動スプロケット(29)の外側に車軸(36)側との取付具を設けた請求項1の移動農機。
  3. 車輪(44)のホイール(46)側又はクローラ走行装置(2L),(2R)における駆動スプロケット(29)側の内側に車軸(36)との取付具(52),(37)を設けた請求項1の移動農機。
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