JP2015202071A - 収穫機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】従来の車輪に代えて油圧モータ21L,21Rによって駆動されるクローラユニットを採用して、油圧モータ21L,21Rの出力(回転速度)をヒッチ23に作用する牽引力に基づいて制御するように、システム31を構成した。これにより、トラクタによって牽引される被牽引式ビート収穫機を圃場条件が悪い状況での収穫に適応させることができる。
【選択図】図5
Description
本発明の第1実施形態を添付した図を参照して説明する。
図1、図2に、トラクタ1によって牽引される被牽引式ビート収穫機2(以下「収穫機2」という)を示す。収穫機2は、ヒッチ23を介してトラクタ1に連結される。ヒッチ23は、前側(図1、図2における左側)の端部が、トラクタ1のロアリンク24に取り付けられたドローバ25に接続されて、後側(図1、図2における右側)の端部が、収穫機2の機体3に接続される。ここで、トラクタ1および収穫機2は、基本構造が従来構造と同一である。したがって、従来構造と同一構造の部分についての説明を省略して、明細書の記載を簡潔にする。
制御システム31は、油圧モータ21L,21Rを含む油圧回路32と、ヒッチ23に取り付けられてヒッチ23に作用する牽引方向の荷重(以下「牽引力」という)、すなわち、引張り荷重および圧縮荷重を検出するロードセル33(荷重測定手段)と、ロードセル33から出力された信号に基づいて油圧回路32における作動油(作動油圧)の流れを制御する制御装置34と、を有する。
(引張り荷重)
制御装置34は、ロードセル33から出力される信号に基づいて、ヒッチ23に作用する引張り荷重(測定値)が予め定められた値(荷重)に到達したことを認識すると、制御バルブ38を図5に示される中立位置から図6に示される第1位置へ切り替えて、モジュラバルブ37のPポートとAポートとを連通させる。また、制御装置34は、ロードセル33の出力信号に基づいて測定された引張り荷重の測定値に応じて制御信号を出力する。そして、制御バルブ38のソレノイド(正転側)は、制御装置34から出力された制御信号に基づいて駆動される。これにより、Pポートからモジュラバルブ37内へ導入された作動油は、制御バブル38によって流量が制御されてAポートから流路39へ流れる。流路39を流れる作動油は、流路40と流路41とに等しい流量で分流される。
制御装置34は、ロードセル33から出力される信号に基づいて、ヒッチ23に作用する圧縮荷重(測定値)が予め定められた値(荷重)に到達したことを認識すると、制御バルブ38を図5に示される中立位置から図7に示される第2位置へ切り替えて、モジュラバルブ37のPポートとBポートとを連通させる。また、制御装置34は、ロードセル33の出力信号に基づいて測定された圧縮荷重の測定値に応じて制御信号を出力する。そして、制御バルブ38のソレノイド(逆転側)は、制御装置34から出力された制御信号に基づいて駆動される。これにより、Pポートからモジュラバルブ37内へ導入された作動油は、制御バブル38によって流量が制御されてBポートから流路44へ流れる。流路44を流れる作動油は、流路42と流路43とに等しい流量で分流される。
図1、図2に示されるように、トラクタ1と収穫機2(ビートハーベスタ)とをヒッチ23によって連結させる。この状態で、トラクタ1を前進させると、収穫機2は、トラクタ1によって牽引されて前進する。このとき、収穫機2の各油圧モータ21L,21Rは、ヒッチ23に作用する引張り荷重に応じた出力(回転速度)で正転方向へ回転する。換言すると、収穫機2の各クローラユニット4L,4Rは、ヒッチ23に作用する牽引力に応じた駆動力で前進方向へ駆動される。
本発明の第2実施形態を添付した図を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一または相当の構成については、同一の名称および符号を付与するとともに重複する説明を省略する。
(引張り荷重)
制御装置34は、ロードセル33から出力される信号に基づいて、ヒッチ23に作用する引張り荷重(測定値)が予め定められた値(荷重)に到達したことを認識すると、各モジュラバルブ37L,37Rの各制御バルブ38L,38Rを図9に示される中立位置から図10に示される第1位置へ切り替えて、各モジュラバルブ37L,37RのPポートとAポートとを連通させる。また、制御装置34は、ロードセル33の出力信号に基づいて測定された引張り荷重の測定値に応じて、各モジュラバルブ37L,37Rへ制御信号を出力する。そして、各制御バルブ38L,38Rのソレノイド(正転側)は、制御装置34から出力された制御信号に基づいて駆動される。これにより、各油圧モータ21L,21Rは、供給された作動油の流量に応じた出力(回転数)で正転方向へ回転する。
制御装置34は、ロードセル33から出力される信号に基づいて、ヒッチ23に作用する圧縮荷重(測定値)が予め定められた値(荷重)に到達したことを認識すると、各モジュラバルブ37L,37Rの各制御バルブ38L,38Rを図9に示される中立位置から図11に示される第2位置へ切り替えて、各モジュラバルブ37L,37RのPポートとBポートとを連通させる。また、制御装置34は、ロードセル33の出力信号に基づいて測定された圧縮荷重の測定値に応じて、各モジュラバルブ37L,37Rへ制御信号を出力する。そして、各制御バルブ38L,38Rのソレノイド(逆転側)は、制御装置34から出力された制御信号に基づいて駆動される。これにより、各油圧モータ21L,21Rは、供給された作動油の流量に応じた出力(回転数)で逆転方向へ回転する。
第2実施形態において、制御装置34は、前述したロードセル33から出力される信号(牽引力検出信号)に基づいて各油圧モータ21L,21Rの出力(回転速度)を制御、延いては、各クローラユニット4L,4Rの駆動を制御することに加えて、回転角度センサ53から出力される信号(ヒッチ角度検出信号)に基づいて、各油圧モータ21L,21Rの出力(回転速度)を個別に制御、延いては、各クローラユニット4L,4Rの駆動を個別に制御する。
第1および第2実施形態では、システム31およびシステム51は、トラクタ1から供給される作動油圧によってクローラユニット4L,4Rを駆動するように構成されているが、図12に示されるように、ポンプ35およびタンク36を収穫機2に設けて、PTO(Power Take Off)シャフト27を介して取り出したトラクタ1の動力、あるいは、収穫機2に搭載した小型エンジンの動力、等の別個の動力源が発生する動力を利用することでポンプ35を駆動するように構成することができる。
Claims (3)
- トラクタによって牽引される被牽引式ビート収穫機であって、
機体を支持する一対のクローラユニットと、
作動油圧によって対応する前記クローラユニットの起動輪を駆動する一対の油圧モータと、
前記トラクタと前記機体とを連結するヒッチに作用する牽引方向の荷重を測定する荷重測定手段と、
前記荷重測定手段の測定結果に応じて前記一対の油圧モータを制御する制御手段と、
を有することを特徴とする収穫機。 - 前記ヒッチが前記機体または前記トラクタのドローバに対してなすヒッチ回動軸回りの角度を測定するヒッチ角度測定手段を有し、前記制御手段は、前記ヒッチ角度測定手段の測定結果に応じて前記一対の油圧モータを個別に制御することを特徴とする請求項1に記載された収穫機。
- 前記機体に車輪を着脱可能に装着するための車輪着脱手段を有し、前記一対のクローラユニットは、前記車輪着脱手段を介して前記機体に着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1または2に記載の収穫機。
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2014
- 2014-04-14 JP JP2014082835A patent/JP6284414B2/ja active Active
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