JPH0787802A - センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置 - Google Patents
センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置Info
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- JPH0787802A JPH0787802A JP25766193A JP25766193A JPH0787802A JP H0787802 A JPH0787802 A JP H0787802A JP 25766193 A JP25766193 A JP 25766193A JP 25766193 A JP25766193 A JP 25766193A JP H0787802 A JPH0787802 A JP H0787802A
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- rotary
- cultivating
- ridge
- cultivator
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- 238000003971 tillage Methods 0.000 claims abstract description 21
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
[目的] 畦畔や擁壁等の際部分を、未耕残存地の少な
い状態に耕耘処理することができるセンタ−ドライブ・
ロ−タリ耕耘装置を得る。 [構成] 耕耘ケ−スに横設する耕耘ロ−タリの回転圏
外方を被う耕耘カバ−の耕幅方向における側端部を着脱
又は開閉自在に装設し、その側端部を非被い状態に変更
し、耕耘ロ−タリの最外端部に畦際処理耕耘体を着脱自
在に装着できるようにしたセンタ−ドライブ・ロ−タリ
耕耘装置としている。また、最外端部に畦際処理耕耘体
が装着される耕耘ロ−タリを、耕耘ケ−スの横脇部に配
設する短尺耕耘筒と、その外方に配設する長尺耕耘筒と
が背反に回転するものに構成している。さらに、畦際処
理耕耘体を、耕耘ロ−タリよりも回転径が小で、且つ、
外側面が略平坦面になるように形成し、また、畦際処理
耕耘体を、耕耘ロ−タリに着脱自在に装着するディスク
と、ディスクの内側に取付けられる複数の処理爪とで形
成し、各処理爪をディスクに対して着脱自在且つ取付位
置可変にしている。
い状態に耕耘処理することができるセンタ−ドライブ・
ロ−タリ耕耘装置を得る。 [構成] 耕耘ケ−スに横設する耕耘ロ−タリの回転圏
外方を被う耕耘カバ−の耕幅方向における側端部を着脱
又は開閉自在に装設し、その側端部を非被い状態に変更
し、耕耘ロ−タリの最外端部に畦際処理耕耘体を着脱自
在に装着できるようにしたセンタ−ドライブ・ロ−タリ
耕耘装置としている。また、最外端部に畦際処理耕耘体
が装着される耕耘ロ−タリを、耕耘ケ−スの横脇部に配
設する短尺耕耘筒と、その外方に配設する長尺耕耘筒と
が背反に回転するものに構成している。さらに、畦際処
理耕耘体を、耕耘ロ−タリよりも回転径が小で、且つ、
外側面が略平坦面になるように形成し、また、畦際処理
耕耘体を、耕耘ロ−タリに着脱自在に装着するディスク
と、ディスクの内側に取付けられる複数の処理爪とで形
成し、各処理爪をディスクに対して着脱自在且つ取付位
置可変にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、畦畔や擁壁等のきわ
部分の耕耘処理を良好に行うことができるセンタ−ドラ
イブ・ロ−タリ耕耘装置に関するものである。
部分の耕耘処理を良好に行うことができるセンタ−ドラ
イブ・ロ−タリ耕耘装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近においては、基盤整備の進展や周囲
の宅地化等によってコンクリ−ト畦畔や擁壁で区画され
た圃場が増えている。また、土盛りによる畦畔であって
も、成畦機の進歩によって省力的に作業が行える故に、
畦シ−トや波板等を埋設して漏水を防ぐ、或いは畦塗な
いし締め固めする所作が採られることが多い。
の宅地化等によってコンクリ−ト畦畔や擁壁で区画され
た圃場が増えている。また、土盛りによる畦畔であって
も、成畦機の進歩によって省力的に作業が行える故に、
畦シ−トや波板等を埋設して漏水を防ぐ、或いは畦塗な
いし締め固めする所作が採られることが多い。
【0003】上記のような畦畔や擁壁等のきわ部分を耕
耘する場合、センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置によ
れば、耕耘ロ−タリを支持する耕耘ケ−スやサポ−ト部
材が耕耘幅域の外方部分に突出しないから、それらが耕
耘幅域外に位置するサイドドライブ耕耘装置に比べる
と、畦畔や擁壁等のきわ部分の未耕残存地が少なくて有
利ではあるが、センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置で
も、実際には、耕耘ロ−タリの回転圏の外方を被う耕耘
カバ−の側部垂下部分や耕耘ロ−タリの軸外端部が、耕
耘ロ−タリ最外端の耕耘爪よりも外方に突出して位置す
るため、それらが畦畔や擁壁に接触しないように注意し
ながら作業する必要があった。
耘する場合、センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置によ
れば、耕耘ロ−タリを支持する耕耘ケ−スやサポ−ト部
材が耕耘幅域の外方部分に突出しないから、それらが耕
耘幅域外に位置するサイドドライブ耕耘装置に比べる
と、畦畔や擁壁等のきわ部分の未耕残存地が少なくて有
利ではあるが、センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置で
も、実際には、耕耘ロ−タリの回転圏の外方を被う耕耘
カバ−の側部垂下部分や耕耘ロ−タリの軸外端部が、耕
耘ロ−タリ最外端の耕耘爪よりも外方に突出して位置す
るため、それらが畦畔や擁壁に接触しないように注意し
ながら作業する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】センタ−ドライブ・ロ
−タリ耕耘装置によって畦畔等のきわ部分を耕耘処理す
る場合に、未耕残存地を少なくしようとして畦畔等に近
づき過ぎると、耕耘カバ−の側部垂下部分あるいは耕耘
ロ−タリの軸外端部が畦畔等に接触し、特に、畦畔がコ
ンクリ−トや畦シ−ト埋込のものであるときは、接触に
よりロ−タリ耕耘装置、畦畔がわの双方が損傷されるこ
とがあるので、どうしても未耕残存地を多めに残しなが
ら作業することになる。したがって、センタ−ドライブ
・ロ−タリ耕耘装置によっても、畦畔等のきわ部分にか
なりの未耕地を残存することが避けられず、その残存に
より雑草等の繁茂が助長されるとか、畦塗ないし締め固
めする所作をする場合には残存未耕地により仕上がりが
不整になるといった問題点があった。
−タリ耕耘装置によって畦畔等のきわ部分を耕耘処理す
る場合に、未耕残存地を少なくしようとして畦畔等に近
づき過ぎると、耕耘カバ−の側部垂下部分あるいは耕耘
ロ−タリの軸外端部が畦畔等に接触し、特に、畦畔がコ
ンクリ−トや畦シ−ト埋込のものであるときは、接触に
よりロ−タリ耕耘装置、畦畔がわの双方が損傷されるこ
とがあるので、どうしても未耕残存地を多めに残しなが
ら作業することになる。したがって、センタ−ドライブ
・ロ−タリ耕耘装置によっても、畦畔等のきわ部分にか
なりの未耕地を残存することが避けられず、その残存に
より雑草等の繁茂が助長されるとか、畦塗ないし締め固
めする所作をする場合には残存未耕地により仕上がりが
不整になるといった問題点があった。
【0005】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、畦畔や擁
壁等のきわ部分を耕耘する場合に、ロ−タリ耕耘装置、
畦畔がわの双方が損傷することのない安全状態で作業す
ることができ、畦畔等のきわ部分にできる未耕残存地を
可及的に少なくして耕耘処理することができるセンタ−
ドライブ・ロ−タリ耕耘装置を得ることにある。
されたものであり、その目的とするところは、畦畔や擁
壁等のきわ部分を耕耘する場合に、ロ−タリ耕耘装置、
畦畔がわの双方が損傷することのない安全状態で作業す
ることができ、畦畔等のきわ部分にできる未耕残存地を
可及的に少なくして耕耘処理することができるセンタ−
ドライブ・ロ−タリ耕耘装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるセンタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装
置は、耕耘ケ−ス(1)に横設する耕耘ロ−タリ(R)の回
転圏の外方を耕耘カバ−(2)で被い、その耕耘カバ−
(2)の耕幅方向における側端部(2a)を着脱又は開閉自
在に装設し、耕耘カバ−の側端部(2a)を取外し又は開
動した状態において耕耘ロ−タリ(R)の外端部に畦際処
理耕耘体(3)を着脱自在に装着できるようにしている。
に、本発明におけるセンタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装
置は、耕耘ケ−ス(1)に横設する耕耘ロ−タリ(R)の回
転圏の外方を耕耘カバ−(2)で被い、その耕耘カバ−
(2)の耕幅方向における側端部(2a)を着脱又は開閉自
在に装設し、耕耘カバ−の側端部(2a)を取外し又は開
動した状態において耕耘ロ−タリ(R)の外端部に畦際処
理耕耘体(3)を着脱自在に装着できるようにしている。
【0007】そして、前記耕耘ロ−タリ(R)を、耕耘ケ
−ス(1)の両横脇部に配設する短尺耕耘筒(R1)とそれ
ぞれの外側に配設する長尺耕耘筒(R2)とで構成し、両
耕耘筒(R1)(R2)を背反方向に回転駆動するものに構
成するのが好ましい。また、耕耘ロ−タリ(R)の外端部
に装着する畦際処理耕耘体(3)を、耕耘ロ−タリ(R)の
回転径(D1)よりも小さい回転径(D2)で、且つ、外側
面(3a)が略平坦面となるように形成するのがよく、さ
らに、その畦際処理耕耘体(3)は、耕耘ロ−タリ(R)の
外端部に止着されるディスク状の基体(3b)と、基体
(3b)の内側に取付けられる複数の処理爪(3c)とで形
成し、それぞれの処理爪(3c)を基体(3b)に対して着
脱自在且つ取付位置可変に設けることができる。
−ス(1)の両横脇部に配設する短尺耕耘筒(R1)とそれ
ぞれの外側に配設する長尺耕耘筒(R2)とで構成し、両
耕耘筒(R1)(R2)を背反方向に回転駆動するものに構
成するのが好ましい。また、耕耘ロ−タリ(R)の外端部
に装着する畦際処理耕耘体(3)を、耕耘ロ−タリ(R)の
回転径(D1)よりも小さい回転径(D2)で、且つ、外側
面(3a)が略平坦面となるように形成するのがよく、さ
らに、その畦際処理耕耘体(3)は、耕耘ロ−タリ(R)の
外端部に止着されるディスク状の基体(3b)と、基体
(3b)の内側に取付けられる複数の処理爪(3c)とで形
成し、それぞれの処理爪(3c)を基体(3b)に対して着
脱自在且つ取付位置可変に設けることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明に係るセンタ−ドライブ・ロ−タ
リ耕耘装置によって畦際耕耘する場合には、耕耘ロ−タ
リ(R)の外端部が、耕耘カバ−(2)の側端部(2a)の着
脱又は開閉により非被い状態とされ、その外端部に畦際
処理耕耘体(3)を装着して作業されるから、耕耘カバ−
の側端垂下部や耕耘ロ−タリの軸外端部などが畦畔や擁
壁に接触するおそれがなく、畦際処理耕耘体(3)を畦畔
等に接近させて進行して未耕残存地を少なくし、畦塗り
作業等の事後所作が整斎になる状態に耕耘することがで
きる。
リ耕耘装置によって畦際耕耘する場合には、耕耘ロ−タ
リ(R)の外端部が、耕耘カバ−(2)の側端部(2a)の着
脱又は開閉により非被い状態とされ、その外端部に畦際
処理耕耘体(3)を装着して作業されるから、耕耘カバ−
の側端垂下部や耕耘ロ−タリの軸外端部などが畦畔や擁
壁に接触するおそれがなく、畦際処理耕耘体(3)を畦畔
等に接近させて進行して未耕残存地を少なくし、畦塗り
作業等の事後所作が整斎になる状態に耕耘することがで
きる。
【0009】そうして、耕耘ロ−タリ(R)の外端部に装
着する畦際処理耕耘体(3)が、耕耘ロ−タリ(R)の回転
径(D1)よりも小さい回転径(D2)で、且つ、外側面
(3a)が略平坦面となるように形成されているから、進
行に際して所要動力が極端に増大することがなく、たと
え、畦際処理耕耘体(3)が畦畔や擁壁面に接触するよう
なことがあっても双方に損傷が生じることがなくて安全
である。また、畦際処理耕耘体(3)が装着される耕耘ロ
−タリ(R)を、耕耘ケ−ス(1)の横脇部に配設する短尺
耕耘筒(R1)と各々の外側に配設する長尺耕耘筒(R2)
とが背反回転するものとすることによって、畦際処理耕
耘体(3)の付設に起因するダッシュ現象を抑止すること
ができて益々良好に作業することができる。
着する畦際処理耕耘体(3)が、耕耘ロ−タリ(R)の回転
径(D1)よりも小さい回転径(D2)で、且つ、外側面
(3a)が略平坦面となるように形成されているから、進
行に際して所要動力が極端に増大することがなく、たと
え、畦際処理耕耘体(3)が畦畔や擁壁面に接触するよう
なことがあっても双方に損傷が生じることがなくて安全
である。また、畦際処理耕耘体(3)が装着される耕耘ロ
−タリ(R)を、耕耘ケ−ス(1)の横脇部に配設する短尺
耕耘筒(R1)と各々の外側に配設する長尺耕耘筒(R2)
とが背反回転するものとすることによって、畦際処理耕
耘体(3)の付設に起因するダッシュ現象を抑止すること
ができて益々良好に作業することができる。
【0010】さらに、畦際処理耕耘体(3)を、耕耘ロ−
タリ(R)の外端部に止着されるディスク状の基体(3b)
と、基体(3b)の内側に取付けられる複数の処理爪(3
c)とで形成し、各々の処理爪(3c)を基体(3b)に対
して着脱自在且つ取付位置可変に設けることによって、
処理爪の交換、あるいは処理爪の後退角や回転径の調節
などを容易に行うことができる低廉なものとすることが
できる。
タリ(R)の外端部に止着されるディスク状の基体(3b)
と、基体(3b)の内側に取付けられる複数の処理爪(3
c)とで形成し、各々の処理爪(3c)を基体(3b)に対
して着脱自在且つ取付位置可変に設けることによって、
処理爪の交換、あるいは処理爪の後退角や回転径の調節
などを容易に行うことができる低廉なものとすることが
できる。
【0011】
【実施例】つぎに、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明装置の一部を破断して示し
た正面図、図2は畦際処理耕耘体の側面図、図3は畦際
処理耕耘体をイ方向からみた背面図、図4は本発耕耘装
置の耕耘カバ−開閉構造の一例を示す部分図、図5は耕
耘カバ−の開閉枢支部を示す部分図、図6は本発明装置
の作業態様を示す説明図、図7は本発明装置の他の作業
態様を示す説明図である。
して説明する。図1は本発明装置の一部を破断して示し
た正面図、図2は畦際処理耕耘体の側面図、図3は畦際
処理耕耘体をイ方向からみた背面図、図4は本発耕耘装
置の耕耘カバ−開閉構造の一例を示す部分図、図5は耕
耘カバ−の開閉枢支部を示す部分図、図6は本発明装置
の作業態様を示す説明図、図7は本発明装置の他の作業
態様を示す説明図である。
【0012】図1のセンタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装
置は、歩行型耕耘機や乗用トラクタ等の走行車に着脱自
在に装着される作業機として構成されるもので、(1)は
走行車側の動力源に連動する耕耘伝動機構(4)を収容し
た耕耘ケ−スである。
置は、歩行型耕耘機や乗用トラクタ等の走行車に着脱自
在に装着される作業機として構成されるもので、(1)は
走行車側の動力源に連動する耕耘伝動機構(4)を収容し
た耕耘ケ−スである。
【0013】耕耘ケ−ス(1)の下端部の左右両側にはホ
ルダ(5)(5)が設けられ、それらの中心孔に、前記耕耘
伝動機構(4)によって回転駆動される耕耘軸(6)が水平
状態に挿通横架されている。また、ホルダ(5)(5)の筒
部の外周には、前記耕耘軸(6)に対して一定角度に傾斜
する軸心の回りを回転できるように短尺耕耘筒(R1)
(R1)が回転自在に支承され、それぞれの短尺耕耘筒
(R1)の軸心方向の外側において前記耕耘軸(6)に長尺
耕耘筒(R2)(R2)が取り付けらている。
ルダ(5)(5)が設けられ、それらの中心孔に、前記耕耘
伝動機構(4)によって回転駆動される耕耘軸(6)が水平
状態に挿通横架されている。また、ホルダ(5)(5)の筒
部の外周には、前記耕耘軸(6)に対して一定角度に傾斜
する軸心の回りを回転できるように短尺耕耘筒(R1)
(R1)が回転自在に支承され、それぞれの短尺耕耘筒
(R1)の軸心方向の外側において前記耕耘軸(6)に長尺
耕耘筒(R2)(R2)が取り付けらている。
【0014】そして、左右の短尺耕耘筒(R1)(R1)に
必要本数の耕耘なた爪(7)・・が装着されるとともに、
左右の長尺耕耘筒(R2)(R2)にもそれぞれ必要本数の
耕耘なた爪(8)・・装着されて、これらの短尺耕耘筒
(R1)(R1)および長尺耕耘筒(R2)(R2)により回転
径(D1)の耕耘ロ−タリ(R)が構成されている。なお、
長尺耕耘筒(R2)(R2)が、前記耕耘伝動機構(2)から
耕耘軸(6)を経て伝達される動力でもって所定方向に回
転駆動されるに対し、左右の短尺耕耘筒(R1)(R1)
は、耕耘伝動機構(2)から分岐構成された逆転伝動機構
(9)(9)を介して伝達される動力でもって長尺耕耘筒
(R2)(R2)とは反対の方向に回転駆動されるようにな
っている。
必要本数の耕耘なた爪(7)・・が装着されるとともに、
左右の長尺耕耘筒(R2)(R2)にもそれぞれ必要本数の
耕耘なた爪(8)・・装着されて、これらの短尺耕耘筒
(R1)(R1)および長尺耕耘筒(R2)(R2)により回転
径(D1)の耕耘ロ−タリ(R)が構成されている。なお、
長尺耕耘筒(R2)(R2)が、前記耕耘伝動機構(2)から
耕耘軸(6)を経て伝達される動力でもって所定方向に回
転駆動されるに対し、左右の短尺耕耘筒(R1)(R1)
は、耕耘伝動機構(2)から分岐構成された逆転伝動機構
(9)(9)を介して伝達される動力でもって長尺耕耘筒
(R2)(R2)とは反対の方向に回転駆動されるようにな
っている。
【0015】上述のように構成される耕耘ロ−タリ(R)
の回転圏の外方が、耕耘カバ−(2)によって被われる
のであるが、該耕耘カバ−(2)は、耕耘ケ−ス(1)等か
らなる耕耘部フレ−ムに固定的に設けられるカバ−本体
(2b)と、カバ−本体(2b)の左右両端部に着脱自在若
しくは開閉自在に取り付けられる側端部(2a)とで構成
されている。
の回転圏の外方が、耕耘カバ−(2)によって被われる
のであるが、該耕耘カバ−(2)は、耕耘ケ−ス(1)等か
らなる耕耘部フレ−ムに固定的に設けられるカバ−本体
(2b)と、カバ−本体(2b)の左右両端部に着脱自在若
しくは開閉自在に取り付けられる側端部(2a)とで構成
されている。
【0016】なお、図1の実施例においては、側端部
(2a)をカバ−本体(2b)に着脱自在に取り付けてお
り、また、図4〜図5の実施例においては、側端部(2
a)をカバ−本体(2b)に開閉自在に装設している。そ
して、図4〜図5のものは、垂下部の外方に側板(10)
を取付けることができるようになった側端部(2a)に取
付腕(11)を連設し、該取付腕(11)を、カバ−本体
(2b)側に設けられた枢支軸(12)に回動自在に取付
け、通常は、図4に実線で示す被い体勢に位置させ、必
要に応じて、枢支軸(12)を中心にして回動して図4に
仮想線で示すように開放体勢に変更できるものとなって
いる。(13)は、側端部(2a)の一部分を当接させて開
放体勢に維持するために設けられている緩衝当て部材で
ある。
(2a)をカバ−本体(2b)に着脱自在に取り付けてお
り、また、図4〜図5の実施例においては、側端部(2
a)をカバ−本体(2b)に開閉自在に装設している。そ
して、図4〜図5のものは、垂下部の外方に側板(10)
を取付けることができるようになった側端部(2a)に取
付腕(11)を連設し、該取付腕(11)を、カバ−本体
(2b)側に設けられた枢支軸(12)に回動自在に取付
け、通常は、図4に実線で示す被い体勢に位置させ、必
要に応じて、枢支軸(12)を中心にして回動して図4に
仮想線で示すように開放体勢に変更できるものとなって
いる。(13)は、側端部(2a)の一部分を当接させて開
放体勢に維持するために設けられている緩衝当て部材で
ある。
【0017】しかして、畦際を耕耘する場合には、耕耘
カバ−の側端部(2a)を取外し又は開放体勢にした状態
のもとで、耕耘ロ−タリ(R)の最外端部に、畦際処理耕
耘体(3)を装着して作業するのであるが、畦際処理耕耘
体(3)は、図1にみられるように、耕耘ロ−タリ(R)の
回転径(D1)よりも小さい回転径(D2)で、且つ、外側
面(3a)が略平坦面となるように形成されている。
カバ−の側端部(2a)を取外し又は開放体勢にした状態
のもとで、耕耘ロ−タリ(R)の最外端部に、畦際処理耕
耘体(3)を装着して作業するのであるが、畦際処理耕耘
体(3)は、図1にみられるように、耕耘ロ−タリ(R)の
回転径(D1)よりも小さい回転径(D2)で、且つ、外側
面(3a)が略平坦面となるように形成されている。
【0018】図2及び図3に示した畦際処理耕耘体(3)
は、ディスク状の基体(3b)と、基体(3b)の内側に取
付けられる複数の処理爪(3c)とで形成され、基体(3
b)に設けられている断面多角形のボス(14)を、耕耘
ロ−タリ(R)の外端部に取付けられる支持体(15)の多
角形部に外嵌し、両者にピン(16)を挿通することによ
って取付けできるようになっている。なお、支持体(1
5)は、耕耘ロ−タリ(R)の長尺耕耘筒(R2)にスプラ
イン楔着(17)し、長尺耕耘筒(R2)を耕耘軸(6)に固
定するボルト(18)でもって共通に抜け止め固定される
ようになっている。
は、ディスク状の基体(3b)と、基体(3b)の内側に取
付けられる複数の処理爪(3c)とで形成され、基体(3
b)に設けられている断面多角形のボス(14)を、耕耘
ロ−タリ(R)の外端部に取付けられる支持体(15)の多
角形部に外嵌し、両者にピン(16)を挿通することによ
って取付けできるようになっている。なお、支持体(1
5)は、耕耘ロ−タリ(R)の長尺耕耘筒(R2)にスプラ
イン楔着(17)し、長尺耕耘筒(R2)を耕耘軸(6)に固
定するボルト(18)でもって共通に抜け止め固定される
ようになっている。
【0019】また、基体(3b)に止着される処理爪(3
c)の個々は、略々長方形の板体をへ字状に折曲して取
付部(19)と爪翼部(20)を一体に形成し、取付部(1
9)を前記基体(3b)の内側面に接合させて両者をボル
ト(21)(22)で締結して取り付けるものとなってお
り、取付けに当っては、一方のボルト(22)を中心にし
て処理爪(3c)を揺動させて、回転方向(ロ)における後
退角を任意に調節設定して固定できるようになってい
る。なお、各処理爪(3c)は、基体(3b)の半径方向に
取付け位置を変更して固定できるように構成して、回転
径(D2)を必要に応じて変えることができるようにする
場合もある。
c)の個々は、略々長方形の板体をへ字状に折曲して取
付部(19)と爪翼部(20)を一体に形成し、取付部(1
9)を前記基体(3b)の内側面に接合させて両者をボル
ト(21)(22)で締結して取り付けるものとなってお
り、取付けに当っては、一方のボルト(22)を中心にし
て処理爪(3c)を揺動させて、回転方向(ロ)における後
退角を任意に調節設定して固定できるようになってい
る。なお、各処理爪(3c)は、基体(3b)の半径方向に
取付け位置を変更して固定できるように構成して、回転
径(D2)を必要に応じて変えることができるようにする
場合もある。
【0020】
【作用】本発明に係るセンタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘
装置によって土盛り畦畔の際部分を耕耘処理する場合
は、図6の左端に示す断面形状の畦畔(23)に対して、
図6の中央に図示しているように車輪(24)(24)を位
置させて走行車を進行せしめれば、耕耘ロ−タリ(R)の
外端部に装着された畦際処理耕耘体(3)は、畦畔側面の
一部を削り取るような部位を回転進行し、回転径(D2)
が耕耘ロ−タリ(R)の回転径(D1)よりも小径になって
いることから、畦畔側面を、図6の右端に示しているよ
うに段付きに削り取るのであり、このような段付き状態
に畦側面が成形されるので、事後の畦塗り作業におい
て、畦側面に泥土が盛り上げられる場合にその落下が段
部によって阻止される状態になり、畦際が未耕地なく耕
起されることと相俟って仕上がり状態良好に畦塗りでき
るこことなる。
装置によって土盛り畦畔の際部分を耕耘処理する場合
は、図6の左端に示す断面形状の畦畔(23)に対して、
図6の中央に図示しているように車輪(24)(24)を位
置させて走行車を進行せしめれば、耕耘ロ−タリ(R)の
外端部に装着された畦際処理耕耘体(3)は、畦畔側面の
一部を削り取るような部位を回転進行し、回転径(D2)
が耕耘ロ−タリ(R)の回転径(D1)よりも小径になって
いることから、畦畔側面を、図6の右端に示しているよ
うに段付きに削り取るのであり、このような段付き状態
に畦側面が成形されるので、事後の畦塗り作業におい
て、畦側面に泥土が盛り上げられる場合にその落下が段
部によって阻止される状態になり、畦際が未耕地なく耕
起されることと相俟って仕上がり状態良好に畦塗りでき
るこことなる。
【0021】また、畦塗りの必要がないコンクリ−ト畦
畔や擁壁、あるいは畦シ−トや波板埋込畦畔(25)の際
部分を耕耘する場合は、耕耘ロ−タリ(R)最外端の畦際
処理耕耘体(3)を、図7に示しているように擁壁などの
側面に近接させて進行することによって、際部分を殆ど
未耕残存地が生じない状態に耕耘処理できるのでありそ
の際に、耕耘ロ−タリ(R)が擁壁等に触れるようなこと
があっても、畦際処理耕耘体(3)の外側面が略平坦面に
なっているので双方に損傷を生ずるようなことがない。
畔や擁壁、あるいは畦シ−トや波板埋込畦畔(25)の際
部分を耕耘する場合は、耕耘ロ−タリ(R)最外端の畦際
処理耕耘体(3)を、図7に示しているように擁壁などの
側面に近接させて進行することによって、際部分を殆ど
未耕残存地が生じない状態に耕耘処理できるのでありそ
の際に、耕耘ロ−タリ(R)が擁壁等に触れるようなこと
があっても、畦際処理耕耘体(3)の外側面が略平坦面に
なっているので双方に損傷を生ずるようなことがない。
【図1】本発装置の一部を破断して示した正面図であ
る。
る。
【図2】畦際処理耕耘体の側面図である。
【図3】畦際処理耕耘体をイ方向からみた背面図であ
る。
る。
【図4】本発明装置の耕耘カバ−開閉構造の一例を示す
部分図である。
部分図である。
【図5】耕耘カバ−の開閉枢支部を示す部分図である。
【図6】本発明装置の作業態様を示す説明図である。
【図7】本発明装置の他の作業態様を示す説明図であ
る。
る。
1 耕耘ケ−ス 2 耕耘カバ− 2a 耕耘カバ−の側端部 3 畦際処理耕耘体 3a 畦際処理耕耘体の外側面 3b 畦際処理耕耘体の基体 3c 処理爪 R 耕耘ロ−タリ R1 短尺耕耘筒 R2 長尺耕耘筒 D1 耕耘ロ−タリの回転径 D2 畦際処理耕耘体の回転径
Claims (4)
- 【請求項1】 耕耘ケ−ス(1)に横設する耕耘ロ−タリ
(R)の回転圏の外方を耕耘カバ−(2)で被い、その耕耘
カバ−(2)の耕幅方向における側端部(2a)を着脱又は
開閉自在に装設し、耕耘カバ−の側端部(2a)を取外し
又は開動した状態において耕耘ロ−タリ(R)の外端部に
畦際処理耕耘体(3)を着脱自在に装着できるようにして
あるセンタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のセンタ−ドライブ・ロ
−タリ耕耘装置であって、前記耕耘ロ−タリ(R)が、耕
耘ケ−ス(1)の横脇部位に配設する短尺耕耘筒(R1)と
それぞれの外側に配設する長尺耕耘筒(R2)とで構成さ
れ、両耕耘筒(R1)(R2)を背反方向に回転駆動するよ
うにしてあるセンタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のセンタ−
ドライブ・ロ−タリ耕耘装置であって、耕耘ロ−タリ
(R)の外端部に着脱自在に装着する畦際処理耕耘体(3)
を、耕耘ロ−タリ(R)の回転径(D1)よりも小さい回転
径(D2)で、且つ、外側面(3a)が略平坦面となるよう
に形成してあるセンタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置。 - 【請求項4】 畦際処理耕耘体(3)を、耕耘ロ−タリ
(R)の外端部に着脱自在に止着されるディスク状の基体
(3b)と、基体(3b)の内側に取付けられる複数の処理
爪(3c)とで形成し、各々の処理爪(3c)を基体(3b)
に対して着脱自在且つ取付位置可変に設けてある請求項
3記載のセンタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25766193A JPH0787802A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25766193A JPH0787802A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0787802A true JPH0787802A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17309353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25766193A Pending JPH0787802A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | センタ−ドライブ・ロ−タリ耕耘装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787802A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6357828B1 (en) | 1998-11-30 | 2002-03-19 | Fuji Kiko Co., Ltd. | Seat reclining apparatus with vibration sound insulation |
JP2006230276A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Miyamaru Attachment Kenkyusho:Kk | 畦立て作業装置 |
JP2009183236A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Yanmar Co Ltd | 管理機 |
JP2019004819A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | 株式会社クボタ | 歩行型管理機 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP25766193A patent/JPH0787802A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6357828B1 (en) | 1998-11-30 | 2002-03-19 | Fuji Kiko Co., Ltd. | Seat reclining apparatus with vibration sound insulation |
JP2006230276A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Miyamaru Attachment Kenkyusho:Kk | 畦立て作業装置 |
JP2009183236A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Yanmar Co Ltd | 管理機 |
JP2019004819A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | 株式会社クボタ | 歩行型管理機 |
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