JP2013255686A - X線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 X線撮影に適した照射野サイズを容易に選択および設定することが可能なX線撮影装置を提供する。
【解決手段】 記憶部70は、X線撮影時における複数の撮影プロトコルを記憶するプロトコル記憶部71と、コリメータ32により設定される複数の照射野サイズを記憶する照射野サイズ記憶部72とを備える。また、制御部60は、プロトコル記憶部71に記憶された複数の撮影プロトコルのうちから選択された撮影プロトコルに対応して、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズのうちの一つを基準照射野サイズとして選択する照射野サイズ選択部61と、この照射野サイズ選択部61により選択された照射野サイズの変更が指示されたときに、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズのうち、選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズを他の照射野サイズと区別して表示する照射野サイズ表示部62とを備える。
【選択図】 図4

Description

この発明は、X線源と、このX線源から照射されるX線の照射領域を制限してX線の照射野を形成するコリメータと、X線源から照射され被検者を通過したX線を検出するフラットパネルディテクタ等のX線検出器とを備えたX線撮影装置に関する。
このようなX線撮影装置においては、撮影プロトコルという手順が設定されている。この撮影プロトコルとは、撮影プログラムとも呼ばれるものであり、X線撮影を実行するときに、撮影部位に応じて、X線源としてのX線管の管電圧、管電流、X線照射時間等のX線撮影条件や、立位、臥位等の撮影方法、コリメータによるX線照射野サイズ、撮影画像の画質調整条件等を記憶したものである。アナトミカルプログラムと呼称される撮影条件、撮影部位、撮影方法を関連づけたデータ構造も、撮影プロトコルの一種である。
X線撮影装置においては、一般的に、コリメータにより形成される照射野サイズとして、各種のサイズが予め設定され、記憶されている。そして、X線撮影時に、複数の撮影プロトコルのうちから撮影プロトコルを選択した場合には、選択された撮影プロトコルに対応して、予め記憶された複数の照射野サイズのうちの一つが、基準照射野サイズとして選択される。
特許文献1には、例えば、「胸部正面」を撮影するために対応するボタンを選択した場合に、予めプリセットされている管電圧、管電流、照射時間等の撮影条件と、画像処理パラメータとが呼び出される放射線画像取得装置が開示されている。
特開2005−31323号公報
撮影部位や条件によっては、撮影プロトコルを選択することにより自動的に選択された基準照射野サイズを変更する必要がある場合がある。このような場合には、オペレータがマニュアルでコリメータを移動させて照射野サイズを変更することも可能である。このとき、照射野サイズの設定をより効率的に実行するため、オペレータが予め設定されている複数の照射野サイズのうちの一つを選択すれば、コリメータがX線管焦点・受像面間距離に基づいて自動的に移動することにより、照射野サイズが自動的に設定される構成が採用されている。
この場合においは、オペレータは、予め設定されている全ての照射野サイズのうちから撮影条件に適した照射野サイズを選択する必要がある。この場合に、照射野サイズは、各部位、各撮影方法に対応して、極めて多数のものが予め設定されている。このため、これらの多数の照射野サイズから適切なものを選択することは、オペレータにとって大きな負担となる。また、オペレータが必要なサイズよりも小さな照射野サイズを誤って選択して撮影を行った場合には、X線撮影を再度実行する必要が生じ、必要なサイズより大きな照射野サイズを誤って選択した場合には、患者に必要以上のX線を照射することになることから、いずれの場合においても患者が無用な被曝を受けることになる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、X線撮影に適した照射野サイズを容易に選択および設定することが可能なX線撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、X線源と、前記X線源から照射されるX線の照射領域を制限してX線の照射野を形成するコリメータと、前記X線源から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、X線撮影時における複数の撮影プロトコルを記憶するプロトコル記憶部と、前記コリメータにより設定される複数の照射野サイズを記憶する照射野サイズ記憶部と、前記プロトコル記憶部に記憶された複数の撮影プロトコルのうちから選択された撮影プロトコルに対応して、前記照射野サイズ記憶部に記憶された複数の照射野サイズのうちの一つを基準照射野サイズとして選択する照射野サイズ選択部と、を備えたX線撮影装置において、前記照射野サイズ選択部により選択された照射野サイズの変更を指示する照射野サイズ変更指示部と、前記照射野サイズ変更指示部により照射野サイズの変更が指示されたときに、前記照射野サイズ記憶部に記憶された複数の照射野サイズのうち、前記選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズを他の照射野サイズと区別して表示する照射野サイズ表示部とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のX線撮影装置において、前記照射野サイズ表示部は、前記照射野サイズ変更指示部により照射野サイズの変更が指示されたときに、前記照射野サイズ記憶部に記憶された複数の照射野サイズのうち、前記選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズ以外の照射野サイズを選択不可能な状態で表示する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のX線撮影装置において、前記照射野サイズ表示部は、前記照射野サイズ変更指示部により照射野サイズの変更が指示されたときに、前記照射野サイズ記憶部に記憶された複数の照射野サイズのうち、前記選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズのみを表示する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、前記照射野サイズ表示部は、前記照射野サイズ変更指示部により照射野サイズの変更が指示されたときに、前記基準照射野サイズに近い照射野サイズを前記選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズとともに、他の照射野サイズと区別して表示する。
請求項1に記載の発明によれば、予め設定されている複数の照射野サイズのうちからX線撮影に適した照射野サイズを容易に選択することができ、また、コリメータによる照射野サイズを選択されたサイズに自動的に設定することが可能となる。
請求項2および請求項3に記載の発明によれば、X線撮影に適した照射野サイズのみを確実に選択することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、被検者の体格等にあわせて、より適切な照射野サイズを選択することが可能となる。
この発明に係るX線撮影装置を使用してX線撮影を行う様子を示す説明図である。 X線照射部3を、懸垂保持部4および水平移動部5とともに示す斜視図である。 コリメータ32の概要図である。 この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。 照射野サイズ記憶部72に記憶され、タッチパネル8に表示された複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fを示す模式図である。 照射野サイズの表示方法の第1実施形態を示す模式図である。 照射野サイズの表示方法の第2実施形態を示す模式図である。 照射野サイズの表示方法の第3実施形態を示す模式図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係るX線撮影装置を使用してX線撮影を行う様子を示す説明図である。
このX線撮影装置は、撮影室100に設置されたものであり、被検者である患者Mを起立姿勢で撮影するための立位スタンド1と、患者Mを横たわらせた状態で撮影するための臥位テーブル2と、X線源としてのX線管31とコリメータ32とを備えるX線照射部3と、このX線照射部3を天井面59から昇降可能な状態で懸垂保持する懸垂保持部4と、X線照射部3を天井面59に沿って水平移動させる水平移動部5とを備える。X線照射部3は、懸垂保持部4および水平移動部5により、図1において実線で示す立位スタンド1によりX線撮影を実行する位置と、図1において二点鎖線で示す臥位テーブル2によりX線撮影を実行する位置との間を移動可能に構成されている。
立位スタンド1は、X線検出器としてのフラットパネルディテクタ7を収納するX線検出器収納部6を備える。このX線検出器収納部6は、図示しないガイド部材に案内されることにより、ケーシング11に対して昇降可能となっている。また、臥位テーブル2は、基台21と、患者Mを載置するテーブル22と、フラットパネルディテクタ7を収納する立位スタンド1と同様のX線検出器収納部6とを備える。
図2は、X線照射部3を、懸垂保持部4および水平移動部5とともに示す斜視図である。
この水平移動部5は、懸垂保持部4に連結された支持部51と、天井面59に敷設された一対の固定レール52と、この固定レール52に沿って移動可能に接続された一対の可動レール53とを備える。懸垂保持部4は、支持部51を介して可動レール53に接続されており、この支持部51は、固定レール52に沿った移動方向(X方向)に可動レール53と一体的に移動するとともに、固定レール52に沿った移動方向と直交する方向(Y方向)に、可動レール53に沿って移動可能に接続されている。
懸垂保持部4は、支持部51に連結された伸縮部41を備える。この伸縮部41は、鉛直方向(図2に示すZ方向)に伸縮可能に構成されおり、伸縮部41の下端部には、X線照射部3が、水平方向を向く軸42を介して揺動可能に接続されている。このX線照射部3は、軸42を中心に揺動することにより、図1における立位スタンド1と対向する位置では、水平方向にX線を照射可能な状態となり、図1における臥位テーブル2と対向する位置では鉛直方向にX線を照射可能な状態となる。
図3は、上述したコリメータ32の概要図である。
このコリメータ32は、4枚のコリメータリーフ33を備える。X線管31からのX線はこれら4枚のコリメータリーフ33により遮蔽され、矩形状のX線照射野Eが形成される。
撮影室100と隣接する操作室101には、X線撮影装置によるX線撮影動作を操作するための操作部が配設されている。この操作部には、この発明に係る照射野サイズ変更指示部として機能する、入力機能と表示機能とを備えたタッチパネル式の入力・表示装置8(以下、単に「タッチパネル8」という)が配設されている。
図4は、この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。
このX線撮影装置は、制御部60と記憶部70とを備える。記憶部70は、X線撮影時における複数の撮影プロトコルを記憶するプロトコル記憶部71と、コリメータ32により設定される複数の照射野サイズを記憶する照射野サイズ記憶部72とを備える。また、制御部60は、プロトコル記憶部71に記憶された複数の撮影プロトコルのうちから選択された撮影プロトコルに対応して、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズのうちの一つを基準照射野サイズとして選択する照射野サイズ選択部61と、この照射野サイズ選択部61により選択された照射野サイズの変更が指示されたときに、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズのうち、選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズを他の照射野サイズと区別して表示する照射野サイズ表示部62とを備える。この制御部60は、上述したフラットパネルディテクタ7、X線管31、コリメータ32およびタッチパネル8と接続されている。
図5は、照射野サイズ記憶部72に記憶され、タッチパネル8に表示された複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fを示す模式図である。
この実施形態においては、照射野サイズ記憶部72には、10インチ×12インチである照射野サイズAと、14インチ×14インチである照射野サイズBと、8インチ×10インチである照射野サイズCと、14インチ×17インチである照射野サイズDと、17インチ×17インチである照射野サイズEと、14インチ×14インチである照射野サイズFとが記憶され、タッチパネル8にこれらの照射野サイズA、B、C、D、E、Fが表示されている場合を示している。なお、説明の便宜上、この実施形態においては6種類の照射野サイズのみが記憶されている場合を示しているが、実際には、照射野サイズ記憶部72には、より多数の照射野サイズが記憶されている。
以上のような構成を有するX線撮影装置においてX線撮影を行う場合には、オペレータは、最初に、タッチパネル8を利用して、記憶部70におけるプロトコル記憶部71に記憶された複数の撮影プロトコルのうちから、これから撮影を実行する撮影プロトコルを選択する。タッチパネル8により撮影プロトコルが選択された場合には、制御部60は、プロトコル記憶部71に記憶された撮影プロトコルの情報を読み出す。また、同時に、制御部60における照射野サイズ選択部61は、選択された撮影プロトコルに対応して、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズのうちの、最適と思われる一つの照射野サイズを基準照射野サイズとして選択する。この基準照射野サイズは、タッチパネル8に表示される。
ここで、胸部撮影の撮影プロトコルが選択された場合には、例えば、14インチ×17インチである照射野サイズDが基準照射野サイズとして選択される。また、膝部撮影の撮影プロトコルが選択された場合には、例えば、10インチ×12インチである照射野サイズAが基準照射野サイズとして選択される。
選択された基準照射野サイズが撮影に適しているとオペレータが判断した場合には、そのまま、その照射野サイズを利用してX線撮影が実行される。一方、オペレータが他の照射野サイズが好ましいと判断した場合には、この発明に係る照射野サイズ変更指示部として機能するタッチパネル8を使用して、照射野サイズの変更を指示する。
照射野サイズの変更が指示された場合には、制御部60における照射野サイズ表示部62が、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズのうち、選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズを他の照射野サイズと区別して表示する。ここで、「選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズ」とは、その撮影プロトコルに対応した撮影部位等の条件を考慮して、使用される可能性が高い照射野サイズを意味する。以下、この照射野サイズに表示方法の具体的な実施形態について説明する。
図6は、照射野サイズの表示方法の第1実施形態を示す模式図である。この図6においては、タッチパネル8に表示された複数の照射野サイズを模式的に示している。ここで、図6(a)は胸部撮影の撮影プロトコルが選択された場合を示し、図6(b)は膝部撮影の撮影プロトコルが選択された場合を示している。
この第1実施形態においては、胸部撮影の撮影プロトコルが選択された場合には、図6(a)に示すように、照射野サイズ表示部62は、この撮影プロトコルに対応する照射野サイズである17インチ×17インチの照射野サイズEと14インチ×14インチの照射野サイズFとを、標準照射野サイズである14インチ×17インチの照射野サイズDとともに、タッチパネル8に対して選択可能な状態で表示するとともに、これらの照射野サイズ以外のこの撮影プロトコルに対応しない照射野サイズである10インチ×12の照射野サイズAと、14インチ×14インチの照射野サイズBと、8インチ×10インチの照射野サイズCとを、タッチパネル8に対して選択不可能な状態で表示している。
これにより、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうち、胸部撮影に適した照射野サイズD、E、Fのみがタッチパネル8に選択可能な状態で表示されることから、予め設定されている複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうちから、胸部のX線撮影に適した照射野サイズを容易に選択することができる。そして、照射野サイズを選択した後に、制御部60はコリメータ32に指令を出し、4枚のコリメータリーフ33の位置を選択された照射野サイズに対応する位置に移動させる。これにより、コリメータ32による照射野サイズを選択されたサイズに自動的に設定することが可能となる。なお、基準照射野サイズである照射野サイズDを再度タッチパネル8に表示するのは、この照射野サイズDを再度選択することを可能とするためである。
一方、膝部撮影の撮影プロトコルが選択された場合には、図6(b)に示すように、照射野サイズ表示部62は、この撮影プロトコルに対応する照射野サイズである14インチ×14インチの照射野サイズBと8インチ×10インチの照射野サイズCとを、標準照射野サイズである10インチ×12インチの照射野サイズAとともに、タッチパネル8に対して選択可能な状態で表示するとともに、これらの照射野サイズ以外のこの撮影プロトコルに対応しない照射野サイズである14インチ×17インチの照射野サイズDと、17インチ×17インチの照射野サイズEと、14インチ×14インチの照射野サイズFとを、タッチパネル8に対して選択不可能な状態で表示している。
これにより、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうち、膝部撮影に適した照射野サイズA、B、Cのみがタッチパネル8に選択可能な状態で表示されることから、予め設定されている複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうちから、膝部のX線撮影に適した照射野サイズを容易に選択することができる。そして、照射野サイズを選択した後に、制御部60はコリメータ32に指令を出し、4枚のコリメータリーフ33の位置を選択された照射野サイズに対応する位置に移動させる。これにより、コリメータ32による照射野サイズを選択されたサイズに自動的に設定することが可能となる。なお、基準照射野サイズである照射野サイズAを再度タッチパネル8に表示するのは、胸部撮影の場合と同様、この照射野サイズAを再度選択することを可能とするためである。
図7は、照射野サイズの表示方法の第2実施形態を示す模式図である。この図7においても、タッチパネル8に表示された複数の照射野サイズを模式的に示している。ここで、図7(a)は胸部撮影の撮影プロトコルが選択された場合を示し、図7(b)は膝部撮影の撮影プロトコルが選択された場合を示している。
この第2実施形態においては、胸部撮影の撮影プロトコルが選択された場合には、図7(a)に示すように、照射野サイズ表示部62は、この撮影プロトコルに対応する照射野サイズである17インチ×17インチの照射野サイズEと14インチ×14インチの照射野サイズFとを、標準照射野サイズである14インチ×17インチの照射野サイズDとともに、タッチパネル8に対して選択可能な状態で表示するとともに、これらの照射野サイズ以外のこの撮影プロトコルに対応しない照射野サイズである10インチ×12インチの照射野サイズAと、14インチ×14インチの照射野サイズBと、8インチ×10インチの照射野サイズCとを、タッチパネル8に対して非表示としている。
これにより、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうち、胸部撮影に適した照射野サイズD、E、Fのみがタッチパネル8に選択可能な状態で表示されることから、予め設定されている複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうちから、胸部のX線撮影に適した照射野サイズを容易に選択することができる。そして、照射野サイズを選択した後に、制御部60はコリメータ32に指令を出し、4枚のコリメータリーフ33の位置を選択された照射野サイズに対応する位置に移動させる。これにより、コリメータ32による照射野サイズを選択されたサイズに自動的に設定することが可能となる。
一方、膝部撮影の撮影プロトコルが選択された場合には、図7(b)に示すように、照射野サイズ表示部62は、この撮影プロトコルに対応する照射野サイズである14インチ×14インチの照射野サイズBと8インチ×10インチの照射野サイズCとを、標準照射野サイズである10インチ×12インチの照射野サイズAとともに、タッチパネル8に対して選択可能な状態で表示するとともに、これらの照射野サイズ以外のこの撮影プロトコルに対応しない照射野サイズである14インチ×17インチの照射野サイズDと、17インチ×17インチの照射野サイズEと、14インチ×14インチの照射野サイズFとを、タッチパネル8に対して非表示としている。
これにより、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうち、膝部撮影に適した照射野サイズA、B、Cのみがタッチパネル8に選択可能な状態で表示されることから、予め設定されている複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうちから、膝部のX線撮影に適した照射野サイズを容易に選択することができる。そして、照射野サイズを選択した後に、制御部60はコリメータ32に指令を出し、4枚のコリメータリーフ33の位置を選択された照射野サイズに対応する位置に移動させる。これにより、コリメータ32による照射野サイズを選択されたサイズに自動的に設定することが可能となる。
図8は、照射野サイズの表示方法の第3実施形態を示す模式図である。この図8においても、タッチパネル8に表示された複数の照射野サイズを模式的に示している。ここで、図8(a)は胸部撮影の撮影プロトコルが選択された場合を示し、図8(b)は膝部撮影の撮影プロトコルが選択された場合を示している。
この第3実施形態においては、胸部撮影の撮影プロトコルが選択された場合には、図8(a)に示すように、照射野サイズ表示部62は、この撮影プロトコルに対応する照射野サイズである17インチ×17インチの照射野サイズEと14インチ×14インチの照射野サイズFとを、標準照射野サイズである14インチ×17インチの照射野サイズDとともに、タッチパネル8に対して選択可能な状態で表示するとともに、標準照射野サイズである14インチ×17インチの照射野サイズDに近い照射野サイズである15インチ×17インチの照射野サイズD1と13インチ×17インチの照射野サイズD2とをタッチパネル8に対して選択可能な状態で表示する。そして、これらの照射野サイズ以外のこの撮影プロトコルに対応しない照射野サイズである10インチ×12インチの照射野サイズAと、14インチ×14インチの照射野サイズBと、8インチ×10インチの照射野サイズCとを、タッチパネル8に対して非表示としている。
これにより、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうち、胸部撮影に適した照射野サイズD、E、Fがタッチパネル8に選択可能な状態で表示されることから、予め設定されている複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうちから、胸部のX線撮影に適した照射野サイズを容易に選択することができる。また、標準照射野サイズDに近い照射野サイズD1、D2がタッチパネル8に同時に表示されることから、患者Mの体格等にあわせて、より適切な照射野サイズを選択することが可能となる。そして、照射野サイズを選択した後に、制御部60はコリメータ32に指令を出し、4枚のコリメータリーフ33の位置を選択された照射野サイズに対応する位置に移動させる。これにより、コリメータ32による照射野サイズを選択されたサイズに自動的に設定することが可能となる。
一方、膝部撮影の撮影プロトコルが選択された場合には、図8(b)に示すように、照射野サイズ表示部62は、この撮影プロトコルに対応する照射野サイズである14インチ×14インチの照射野サイズBと8インチ×10インチの照射野サイズCとを、標準照射野サイズである10インチ×12インチの照射野サイズAとともに、タッチパネル8に対して選択可能な状態で表示するとともに、標準照射野サイズである10インチ×12インチの照射野サイズAに近い照射野サイズである10インチ×13インチの照射野サイズA1と10インチ×11インチの照射野サイズA2とをタッチパネル8に対して選択可能な状態で表示する。そして、これらの照射野サイズ以外のこの撮影プロトコルに対応しない照射野サイズである14インチ×17インチの照射野サイズDと、17インチ×17インチの照射野サイズEと、14インチ×14インチの照射野サイズFとを、タッチパネル8に対して非表示としている。
これにより、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうち、膝部撮影に適した照射野サイズA、B、Cがタッチパネル8に選択可能な状態で表示されることから、予め設定されている複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうちから、膝部のX線撮影に適した照射野サイズを容易に選択することができる。また、標準照射野サイズAに近い照射野サイズA1、A2がタッチパネル8に同時に表示されることから、患者Mの体格等にあわせて、より適切な照射野サイズを選択することが可能となる。そして、照射野サイズを選択した後に、制御部60はコリメータ32に指令を出し、4枚のコリメータリーフ33の位置を選択された照射野サイズに対応する位置に移動させる。これにより、コリメータ32による照射野サイズを選択されたサイズに自動的に設定することが可能となる。
以上のように、この発明に係るX線撮影装置においては、照射野サイズ記憶部72に記憶された複数の照射野サイズA、B、C、D、E、Fのうち、選択された撮影プロトコルに対応した照射野サイズが、その他の照射野サイズとは区別された状態でタッチパネル8に表示されることから、極めて多数の照射野サイズが照射野サイズ記憶部72に記憶されていた場合においても、必要な照射野サイズを容易に選択することが可能となる。このため、X線撮影に適した照射野サイズを容易に選択することが可能となる。
1 立位スタンド
2 臥位テーブル
3 X線照射部
4 懸垂保持部
5 水平移動部
6 X線検出器収納部
7 フラットパネルディテクタ
8 タッチパネル
11 ケーシング
21 基台
22 テーブル
23 移動機構
31 X線管
32 コリメータ
33 コリメータリーフ
41 伸縮部
51 支持部
52 固定レール
53 可動レール
59 天井面
60 制御部
61 照射野サイズ選択部
62 照射野サイズ表示部
70 記憶部
71 プロトコル記憶部
72 照射野サイズ記憶部
100 撮影室
101 操作室
M 患者

Claims (4)

  1. X線源と、前記X線源から照射されるX線の照射領域を制限してX線の照射野を形成するコリメータと、前記X線源から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、X線撮影時における複数の撮影プロトコルを記憶するプロトコル記憶部と、前記コリメータにより設定される複数の照射野サイズを記憶する照射野サイズ記憶部と、前記プロトコル記憶部に記憶された複数の撮影プロトコルのうちから選択された撮影プロトコルに対応して、前記照射野サイズ記憶部に記憶された複数の照射野サイズのうちの一つを基準照射野サイズとして選択する照射野サイズ選択部と、を備えたX線撮影装置において、
    前記照射野サイズ選択部により選択された照射野サイズの変更を指示する照射野サイズ変更指示部と、前記照射野サイズ変更指示部により照射野サイズの変更が指示されたときに、前記照射野サイズ記憶部に記憶された複数の照射野サイズのうち、前記選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズを他の照射野サイズと区別して表示する照射野サイズ表示部と、
    を備えたことを特徴とするX線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置において、
    前記照射野サイズ表示部は、前記照射野サイズ変更指示部により照射野サイズの変更が指示されたときに、前記照射野サイズ記憶部に記憶された複数の照射野サイズのうち、前記選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズ以外の照射野サイズを選択不可能な状態で表示するX線撮影装置。
  3. 請求項1に記載のX線撮影装置において、
    前記照射野サイズ表示部は、前記照射野サイズ変更指示部により照射野サイズの変更が指示されたときに、前記照射野サイズ記憶部に記憶された複数の照射野サイズのうち、前記選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズのみを表示するX線撮影装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    前記照射野サイズ表示部は、前記照射野サイズ変更指示部により照射野サイズの変更が指示されたときに、前記基準照射野サイズに近い照射野サイズを前記選択された撮影プロトコルに対応する照射野サイズとともに、他の照射野サイズと区別して表示するX線撮影装置。
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