JP2013254701A - 同軸ケーブルおよび同軸ケーブルユニット - Google Patents

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知樹 関口
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Abstract

【課題】シールド体を傷つけることなく口出し処理のできる同軸ケーブルを提供する。
【解決手段】中心導体21と、前記中心導体21の外周に配置された内部絶縁体22と、前記内部絶縁体22の外周に配置されたシールド体と、前記シールド体の外周に配置された樹脂製の外被24と、を有するケーブル部と、外被24の外周の一部を覆う外部導体30とシールド体とを半田51により接続するので、半田付け時に樹脂製の外被24が溶融し、シールド体と外部導体30とが半田によって接続される。これにより、シールド体を傷つけることなく口出し処理をすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、同軸ケーブルおよび同軸ケーブルユニットに関する。
近年、ノートパソコン、携帯電話機、小型ビデオカメラなどの普及により、これらの電子機器の小型化や軽量化の他に、高速化や高画質化が求められている。そのため、電子機器間の配線などに、極めて細い電線が用いられている。そして、配線の容易性から、複数本の電線を集合一体化させた同軸ケーブルが用いられている(特許文献1参照)。
国際公開第2009139041号パンフレット
このような同軸ケーブルは、複数本の中心導体、中心導体を覆う内部絶縁体、内部絶縁体を覆うシールド体、シールド体を覆う外被とを備えている。この同軸ケーブルの端部においては、口出し処理がされており、中心導体、内部絶縁体、シールド体が外被から段階的に所定長さ露出されている。
特許文献1においては、レーザ加工機のレーザの波長や強度を調整して同軸ケーブルの外被のみを切断し、外被を引き抜いて除去することにより、シールド体を露出させている。この口出し処理においては、レーザの波長および強度の調整をするものの、レーザ光が外被のみならずシールド体を傷つけてしまうことがあった。この点において、ケーブルの歩留まりを向上させる余地があった。
そこで本発明は、シールド体を傷つけることなく口出し処理のできる同軸ケーブルとその製造方法および同軸ケーブルユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明の同軸ケーブルは、中心導体と、前記中心導体の外周に配置された内部絶縁体と、前記内部絶縁体の外周に配置されたシールド体と、前記シールド体の外周に配置された樹脂製の外被と、を有するケーブル部と、
前記ケーブル部の端部近傍に設けられ、前記外被の外周を覆う外部導体と、を備え、
前記シールド体と前記外部導体とは、半田により接続されていることを特徴とする。
本発明の同軸ケーブルにおいて、前記外部導体は前記ケーブル部に圧着可能であってもよい。
本発明の同軸ケーブルにおいて、前記外部導体と前記ケーブル部との間には隙間が形成されており、
半田は前記隙間に充填されていてもよい。
本発明の同軸ケーブルにおいて、前記外部導体は、前記ケーブル部を外部に臨ませる窓部を備え、
前記窓部に半田が充填されていてもよい。
本発明の同軸ケーブルにおいて、単一の前記外部導体が、複数本の前記ケーブル部のそれぞれの前記シールド体に接続されていてもよい。
本発明の同軸ケーブルにおいて、前記外部導体は、ケーブル受け座を有し、
前記ケーブル受け座に前記ケーブル部が配置されていてもよい。
本発明の同軸ケーブルにおいて、前記外部導体には、複数の前記ケーブル部を横切るように半田充填開口が形成されており、
前記半田充填開口に半田が充填されていてもよい。
上記課題を解決することのできる本発明の同軸ケーブルユニットは、前述したいずれかの同軸ケーブルと、
接地電極および信号電極とを備え、
前記中心導体は前記信号電極と電気的に接続され、
前記外部導体は前記接地電極と電気的に接続されていることを特徴とする。
上記課題を解決することのできる本発明の同軸ケーブルの製造方法は、前述したいずれかの同軸ケーブルの製造方法であって、
前記ケーブル部の前記外被と前記外部導体との間に半田を流し込み、前記外被の一部を溶融させながら、半田によって前記外部導体と前記シールド体とを接続することを特徴とする。
本発明の同軸ケーブルの製造方法において、
前記外部導体を塑性変形させて前記ケーブル部の端部近傍に仮止めした後に、前記外被と前記外部導体との間に半田を流し込んでもよい。
本発明の同軸ケーブルおよびその製造方法によれば、外被の外周を覆う外部導体とシールド体とを半田により接続するので、半田付け時に樹脂製の外被が溶融し、シールド体と外部導体とが半田によって接続される。これにより、シールド体を傷つけることなく口出し処理をすることができる。
また、本発明の同軸ケーブルユニットによれば、外部導体を介してシールド体と接地電極とを接続できるので、シールド体を露出させる必要がない。このため、同軸ケーブルを簡単に基板に取り付けることができる。
本発明の実施形態にかかる同軸ケーブルの正面図である。 図1中II−II位置における同軸ケーブルの断面図である。 図1中III−III位置における同軸ケーブルの断面図である。 (A)〜(D)は同軸ケーブルの製造手順を示す工程図である。 本発明の実施形態にかかる同軸ケーブルユニットの平面図である。 (A)は本発明の変形例にかかる同軸ケーブルユニットの平面図であり、(B)は(A)中B−B位置における外部導体の断面図である。
以下、本発明に係る同軸ケーブルおよび同軸ケーブルユニットの実施形態の例を、図面を参照して説明する。
(同軸ケーブル)
まず、同軸ケーブル10について、図1から図3を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる同軸ケーブル10の正面図である。図2は、図1中II−II位置における同軸ケーブル10の断面図である。図3は、図1中III−III位置における同軸ケーブル10の断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る同軸ケーブル10は、ケーブル部20と外部導体30とを有する。
ケーブル部20は信号伝送用の信号ケーブルである。例えば、ケーブル部20として、AWG(American Wire Gauge)の規格によるAWG44に該当するケーブルを用いることができる。
図2および図3に示すように、ケーブル部20は、円形断面の中央の中心導体21と、中心導体21の外周に配置された内部絶縁体22と、内部絶縁体22の外周に配置されたシールド体23と、シールド体23の外周に配置された樹脂製の外被24とを有し、これらが同軸状に配置されている。
また、ケーブル部20の端部は、口出し処理されており、先端側から順に、中心導体21、内部絶縁体22がそれぞれ段階的に所定長さ露出されている。
中心導体21は、例えば銀メッキ銅合金の素線21aを複数本(ここでは、例えば7本)撚って形成される。中心導体21は、外部機器の信号源と接続され、電気信号を伝送する。
内部絶縁体22は、中心導体21の外周面を被覆する例えばポリエチレンにより形成される。内部絶縁体22は、中心導体21とシールド体23とを絶縁する。
シールド体23は、例えば錫メッキ銅合金の素線23aを網状に組んで内部絶縁体22の外周面に巻き付けることで形成されている。このシールド体23は、アースに接続され、中心導体21を流れる電気信号に外乱の影響が及ぶことを防止している。
外被24は、融点が255℃以下の樹脂(例えば、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等のフッ素樹脂)からなり、シールド体23の外周面を被覆する。この外被24の厚みは薄く形成されており、例えば厚みは0.001mm以上0.006mm以下に設定されている。
図1に示したように、ケーブル部20の口出し処理された端部近傍において、外被24の外周には外部導体30が取り付けられている。この外部導体30は、細い銅線がメッシュ状に編まれた銅線によって形成されている。外部導体30はリング形状の部材であり、端部近傍において外被24の全周を覆っている。リング形状の外部導体30の内径は、ケーブル部20の外径と同じか僅かに大きく設定されている。
また、図2および図3に示したように、外部導体30の長手方向端部において、外部導体30の内周面には凹部27が設けられている。これにより、ケーブル部20と外部導体30との間に隙間26が形成されている。この隙間26には半田51が流し込まれており、外部導体30をケーブル部20に固定している。半田51が流し込まれている箇所では、外被24が溶融しており、半田51は外部導体30とシールド体23とを電気的に接続している。なお、図2および図3では二この凹部27を形成した例を示しているが、凹部27の個数はこの例に限られない。
また、図1に示したように、外部導体30の周面には、ケーブル部20を外部に臨ませる窓部31が設けられている。この窓部31は、外部導体30の周面の一部分を切り欠いて形成されている。この窓部31にも半田52が流し込まれており、隙間26に流し込まれた半田51と同様に、外部導体30をシールド体23に電気的に接続している。なお、図1の例では窓部31を一つ示しているが、複数個の窓部31を設けても良い。
(同軸ケーブルの製造方法)
次に、上述した同軸ケーブル10の製造方法を図4を用いて説明する。図4(A)〜図4(D)は同軸ケーブル10の製造方法を示す工程図である。
まず、図4(A)に示すように、ケーブル部20の端面20aから所定距離離れた位置において、外部導体30を外被24に嵌め込む。このとき、外部導体30は銅線からなるメッシュ状の部材であるため、塑性変形が容易である。そこで、外部導体30を塑性変形させて外被24に圧着させる。これにより、外部導体30を所定位置に仮止めすることができる。
次いで、図4(B)に示すように、外部導体30とケーブル部20との間の隙間26(図2参照)に半田51を流し込む。また、外部導体30に窓部31にも半田52を流し込む(図1参照)。
このとき、半田51,52を溶融させるときの熱または溶融した半田51,52の熱によって、外被24が溶け出す。半田51,52の溶融温度は250〜255℃であり、外被24を構成する樹脂の溶融温度より高い。このため、外被24は半田51,52を隙間26および窓部31に流し込む際の熱によって溶融する。
例えば、半田ごてを外被24に押し当てて外被24を溶融させてもよいし、溶融した半田51,52を外被24に接触させて外被24を溶融させてもよい。例えば、半田ごてを5〜10秒間、外被24に押し当てることにより、厚み0.004mmのPET製の外被24を溶融させることができる。
すると、半田51,52は外被24から更にケーブル部20の内側に入り込み、シールド体23に達する。これにより、半田51,52は外部導体30とシールド体23とを電気的に接続する。なお、図2に示した例では、半田51はケーブル部20の周方向の一部にのみ充填されているが、半田51の充填量を調整し、ケーブル部20の周方向の全周に半田51を充填させてもよい。
この工程において、外部導体30が外被24に対して圧着されて仮止めされているため、半田付け作業が容易であり、半田51,52を隙間26および窓部31に流し込みやすい。
そして、図4(C)に示すように、外部導体30よりも先端側において、ケーブル部20の端面20aから所定の距離までの外被24およびシールド体23(図2参照)を取り除き、内部絶縁体22を露出させる。
最後に、図4(D)に示すように、ケーブル部20の端面20aから所定長さ離れた位置において、内部絶縁体22を取り除いて、中心導体21を露出させる。これにより、同軸ケーブル10が作成される。
このように、本発明の実施形態に係る同軸ケーブル10の製造方法によれば、隙間26および窓部31に半田51,52を流し込むときの熱を利用して外被24の一部を溶融させることによって、外部導体30とシールド体23とを半田51,52で電気的に接続することができる。これにより、シールド体23と導通する外部導体30を介して、シールド体23をアースと接続することができる。
また、従来は口出し処理において、外被24とシールド体23とを別々に露出させていたので、外被24のみを除去するときにシールド体23も傷つけてしまう虞があった。しかし、本実施形態に係る同軸ケーブル10の製造方法によれば、シールド体23を露出させる必要がないので、シールド体23を傷つけることがない。したがって、歩留まり良く同軸ケーブル10を作成することができる。
さらに、従来のようにシールド体23を外部に露出させた場合には、シールド体23を構成する網状に編まれた錫メッキ銅合金の素線23aがほどけてしまい、半田付けが難しかった。しかし、本実施形態によれば、シールド体23がほどけることがないので、シールド体23を容易にアースと接続することができる。
(同軸ケーブルユニット)
次に、上述した同軸ケーブル10を用いた同軸ケーブルユニット11について、図5を用いて説明する。図5は、同軸ケーブルユニット11の平面図である。
図5に示すように、本実施形態に係る同軸ケーブルユニット11は、複数本(ここでは3本)の上述した同軸ケーブル10と、同軸ケーブル10が接続される基板40を有する。基板40の表面40aには、単一の接地電極41と複数個(ここでは3個)の信号電極42が設けられている。
3個の信号電極42はそれぞれ独立して設けられており、同軸ケーブル10の中心導体21のそれぞれと半田53を介して導通されている。この信号電極42は図示せぬ外部機器へと接続されて電気信号を伝達する。
単一の接地電極41はそれぞれの同軸ケーブル10の外部導体30と半田54を介して固定されている。また、この接地電極41は、3本の同軸ケーブル10の長手方向を横切るように設けられている。これにより、共通の接地電極41によって3本の同軸ケーブル10の外部導体30がアースに接続されている。
本実施形態に係る同軸ケーブルユニット11によれば、外部導体30を介してシールド体23と接地電極42とが導通されている。つまり、同軸ケーブル10の外部導体30が外部に露出されているため、同軸ケーブル10のシールド体23を露出させなくても、シールド体23を接地電極42と導通させることができる。したがって、同軸ケーブル10を基板40に簡単に取り付けることができる。
(同軸ケーブルユニットの変形例)
次に、本発明の変形例に係る同軸ケーブルユニット11Aの例を、図6(A)および図6(B)を参照して説明する。図6(A)は同軸ケーブルユニット11Aの平面図であり、(B)は(A)中B−B位置における外部導体30Aの断面図である。なお、前述した実施形態に係る同軸ケーブルユニット11と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図6(A)に示すように、同軸ケーブルユニット11Aにおいては、複数本(ここでは4本)のケーブル部20が単一の外部導体30Aで束ねられている。また、それぞれの導通ケーブル20のシールド体23が共通の外部導体30Aを介して基板40の接地電極42に導通されている。
図6(A)および(B)に示すように、外部導体30Aは直方体状の金属部材である。この外部導体30Aは、基板40の接地電極42に半田53により固定され、導通されている。外部導体30Aの内部には、複数本のケーブル部20が挿通される内部空間33が形成されている。
また、図6(A)に示したように、外部導体30Aの上面35には、挿入された4本のケーブル部20がまとめて露出される窓部(半田充填開口)36が設けられている。この窓部36に半田52Aが流し込まれ、4本のケーブル部20のシールド体23をまとめて外部導体30Aと導通させている。なお、この半田52Aを窓部36に流し込む際の熱によって、ケーブル部20の外被24が溶融し、半田52Aによってシールド体23と外部導体30Aとが導通することは、上述の実施形態と同様である。
また、図6(B)に示すように、この内部空間33を形成する内壁には、所定間隔を隔てて複数のケーブル部20を位置決めするケーブル受け座34が形成されている。このケーブル受け座34は、ケーブル部20の外径に対応する大きさのV溝として形成されている。
このような同軸ケーブルユニット11Aは、以下のようにして作成することができる。
まず、端末に口出し処理が施された4本のケーブル部20を外部導体30Aの内部空間33に挿入し、ケーブル受け座34によりケーブル部20を外部導体30Aに対して位置決めする。
このとき、ケーブル部20を内部空間33に挿通し位置決めした後に、外部導体30Aを塑性変形させて、外部導体30Aをケーブル部20に仮止めする。例えば、この内部空間33はケーブル部20の外径よりも大きく形成しておき、外部導体30Aをケーブル部20に圧着させることができる。
次に、外部導体30Aの窓部36に半田52Aを流し込み、外被24を溶融させて、シールド体23と外部導体30Aとを導通させる。さらに、外部導体30Aを接地電極41に半田付けし、中心導体21を信号電極42に半田付けする。以上の工程により、同軸ケーブルユニット11Aが作成される。
本変形例に係る同軸ケーブルユニット11Aによれば、複数本のケーブル部20が単一の外部導体30Aで束ねられてから基板40に接続されている。このため、複数本のケーブル部20を備えた同軸ケーブルユニット11Aを容易に製造することができる。
また、外部導体30Aにはケーブル受け座34が設けられているため、複数本のケーブル部20の外部導体30Aへの位置決めが容易である。また、複数のケーブル部20のそれぞれの位置を保ったまま基板40に取り付けることができるので、ケーブル部20の基板40への取り付けが容易である。
さらに、外部導体30Aには、複数のケーブル部20を横切るように窓部36が形成されており、この窓部36に半田52Aが充填されている。このため、半田52Aによって複数のケーブル部20のシールド体23を一括して外部導体30Aに導通させることができる。
また、この窓部36が外部導体30Aの上面35に設けられている。基板40と反対側の開けた空間から窓部36にアクセスすることができるので、半田52Aを窓部36に流し込みやすい。
以上、実施形態および変形例を挙げて本発明の同軸ケーブル10および同軸ケーブルユニット11,11Aを説明したが、本発明はこれらの例に限られない。例えば、同軸ケーブルユニット11,11Aに用いられる同軸ケーブル10の本数は上述した本数に限られない。
また、ケーブル受け座34としてV溝を例に挙げて説明したが、ケーブル部20が嵌合される凹部や、複数のケーブル部20間を隔てる突起によってケーブル受け座34を形成してもよい。また、ケーブル受け座34をケーブル部20の片面側のみに設けた例を挙げて説明したが、ケーブル受け座34をケーブル部20を挟み込むように形成してもよい。
なお、上述の例では、メッシュ状のリング状の外部導体30を挙げて説明したが、本発明はこの例に限られない。例えば、金属板をU字状に曲げたものを外部導体30とし、外部導体30とケーブル部20の隙間に半田を充填し、シールド体と外部導体とを半田で接続してもよい。
もっとも、外部導体30をメッシュ状の部材で構成すると、半田52が付着しやすく、接続強度を高めることができる。また、窓部31を設けなくても、半田52が外部導体30の内側まで浸透しやすい。
10:同軸ケーブル、11:同軸ケーブルユニット、20:ケーブル部、21:中心導体、22:内部絶縁体、23:シールド体、24:外被、26:隙間、30:外部導体、31:窓部、34:ケーブル受け座、36:窓部(半田充填開口)、40:基板

Claims (10)

  1. 中心導体と、前記中心導体の外周に配置された内部絶縁体と、前記内部絶縁体の外周に配置されたシールド体と、前記シールド体の外周に配置された樹脂製の外被と、を有するケーブル部と、
    前記ケーブル部の端部近傍に設けられ、前記外被の外周を覆う外部導体と、を備え、
    前記シールド体と前記外部導体とは、半田により接続されている、同軸ケーブル。
  2. 前記外部導体は前記ケーブル部に圧着可能である、請求項1に記載の同軸ケーブル。
  3. 前記外部導体と前記ケーブル部との間には隙間が形成されており、
    半田は前記隙間に充填されている、請求項1または2に記載の同軸ケーブル。
  4. 前記外部導体は、前記ケーブル部を外部に臨ませる窓部を備え、
    前記窓部に半田が充填されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の同軸ケーブル。
  5. 単一の前記外部導体が、複数本の前記ケーブル部のそれぞれの前記シールド体に接続されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の同軸ケーブル。
  6. 前記外部導体は、ケーブル受け座を有し、
    前記ケーブル受け座に前記ケーブル部が配置されている、請求項5に記載の同軸ケーブル。
  7. 前記外部導体には、複数の前記ケーブル部を横切るように半田充填開口が形成されており、
    前記半田充填開口に半田が充填されている、請求項5または6に記載の同軸ケーブル。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の同軸ケーブルと、
    接地電極および信号電極とを備え、
    前記中心導体は前記信号電極と電気的に接続され、
    前記外部導体は前記接地電極と電気的に接続されている、同軸ケーブルユニット。
  9. 請求項1から7のいずれか一項に記載の同軸ケーブルの製造方法であって、
    前記ケーブル部の前記外被と前記外部導体との間に半田を流し込み、前記外被の一部を溶融させながら、半田によって前記外部導体と前記シールド体とを接続する、同軸ケーブルの製造方法。
  10. 前記外部導体を塑性変形させて前記ケーブル部の端部近傍に仮止めした後に、前記外被と前記外部導体との間に半田を流し込む、請求項9に記載の同軸ケーブルの製造方法。
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