JP2013254096A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録材の搬送姿勢を充分に制御してジャム発生を回避しつつ、分離手段で分離される際の姿勢に起因して発生する剥離放電を有効に防止して画像不良発生を防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置(28)は、記録材(P)にトナー像を形成する画像形成手段(1,10,40,42)と、この記録材を静電吸着して担持搬送する記録材搬送ベルト(12)とを備える。また画像形成装置は、記録材をニップ部(N1)で挟持搬送してトナー像を加熱する像加熱手段(60)と、記録材を記録材搬送ベルトから分離して像加熱手段に向かわせる分離手段(19,20)とを備える。更に画像形成装置は、記録材の電荷を除去する除電手段(16)と、少なくとも記録材の先端がニップ部に突き当たってから除電手段による除電を開始する制御手段(51)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やレーザビームプリンタ等の電子写真方式を用いてトナー像を記録材に転写する構成を備えた画像形成装置に関する。
感光体ドラム等の像担持体上に形成された各色トナー像を、中間転写ベルト等の中間転写体に順次1次転写して多色トナー像を形成した後、多色トナー像を記録材に一括して2次転写するカラー画像形成装置が実用化されている。中間転写体を用いることにより、状態が変わりやすい記録材に転写を行う工程が1回で済むことから、安定した画像形成を行うことが可能となっている。
近年では、画像形成装置の用途拡大に伴って、薄い紙等、剛性の低い記録材への対応が求められている。しかし、剛度の低い薄紙などは2次転写工程までに、記録材先端のカール条件やガイドとの摺擦により記録材先端が変形し遅れたりするため、記録材に安定して画像を転写することが困難な場合があった。
そこで、公知の記録材担持体(記録材搬送ベルト)に記録材を静電的に吸着させて転写ニップ部を通過させる技術(特許文献1参照)を用いて対処している。
特開2004−133419号公報
ところで、記録材搬送ベルトに記録材を静電的に吸着して搬送する構成では、ショック画像を防ぐために記録材を定着装置へ押し込む系にすると、ループが成長するに及んで、記録材搬送ベルトに静電的に吸着していた記録材が強制的に引き剥がされる。
記録材搬送ベルトから記録材が分離するとき、記録材と記録材搬送ベルト間に静電吸着力を生じた電荷が剥離放電を引き起こす。この剥離放電の量は、記録材が分離部で剥離するときの姿勢に大きく依存する。上記のように発生したループによって強制的に剥離されるとき、記録材と記録材搬送ベルトとが大きく離れる形になるため、記録材上のトナー像の配置を乱すくらいの大きな剥離放電が発生して、画質を大きく損なうことがある。
この画像不良を防ぐため、記録材搬送ベルトの分離部にコロナ除電器を設けて、剥離放電の原因となる記録材と記録材搬送ベルトとの間の吸着電荷を低減する方法が考えられる。しかし、このコロナ除電器により吸着電荷を低減した場合、記録材と記録材搬送ベルトとの間の吸着力も弱まることになる。
このように吸着力が弱いと、記録材が記録材搬送ベルトから離れてしまい、記録材を安定して搬送することが困難になる。この状態で記録材が定着装置に突入すると、記録材の搬送姿勢が充分に制御されていないため、ジャム(JAM)の発生を招来するおそれがある。
本発明は、記録材の搬送姿勢を充分に制御してジャムの発生を回避しながら、分離部等の分離手段で分離される際の姿勢に起因して発生する剥離放電を有効に防止して、画像不良の発生を防止できる構成を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置において、記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、トナー像が形成された記録材を静電吸着して担持搬送する無端状の記録材搬送ベルトと、前記記録材搬送ベルトの記録材搬送方向下流側に配置され、記録材をニップ部で挟持搬送して記録材上のトナー像を加熱する像加熱手段と、記録材を前記記録材搬送ベルトから分離して前記像加熱手段に向かわせる分離手段と、前記分離手段の近傍に配置され、記録材の電荷を除去する除電手段と、少なくとも記録材の先端が前記ニップ部に突き当たってから前記除電手段による除電を開始する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、分離手段の近傍に除電手段を配置し、制御手段が少なくとも記録材先端が像加熱手段のニップ部に突き当たってから除電を開始する制御を行うので、記録材の搬送姿勢を充分に制御してジャムの発生を回避することができる。同時に、除電手段による記録材の電荷除去により、分離手段で分離される際の記録材の姿勢に起因して発生する剥離放電を有効に防止して、画像不良の発生を確実に防止することができる。
本発明に係る第1の実施形態における画像形成装置の構成を概略的に示す図。 第1の実施形態における制御系を示すブロック図。 第1の実施形態の作用を説明するためのフローチャート図。 (a),(b)は第1の実施形態における制御について説明する図。 変形例における要部の構成を示す概略図。 本発明に係る第2の実施形態における制御系を示すブロック図。 第2の実施形態の作用を説明するためのフローチャート図。 第2の実施形態における制御について説明する図。 比較例の構成を概略的に示す図。 (a)〜(c)は、図9の構成の場合に生じる課題を説明するための模式図。
<第1の実施形態>
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図1は、本実施形態における画像形成装置の構成を模式的に示す図である。
図1に示すように、画像形成装置28は、無端状の中間転写ベルト40と、この中間転写ベルト40の回動方向(矢印G方向)に沿って順次配置された感光体ドラム1Y、1M、1C、1kとを有している。感光体ドラム1Y、1M、1C、1kの表面に当接する中間転写ベルト40は、張架ローラ41、42、43によって張架されて矢印Gの方向へ250〜300[mm/sec]で回動するように構成される。
本実施形態では、張架ローラ41は中間転写ベルト40の張力を一定に制御するテンションローラであり、張架ローラ42は2次転写ローラ10用の対向ローラであり、張架ローラ43は中間転写ベルト40の駆動ローラである。これら張架ローラ41、42、43にて支持された中間転写ベルト40は、感光体ドラム1(1Y〜1k)に対して対向配置される。
本実施形態では、中間転写ベルト40に、ポリイミド、ポリカーボネート等の樹脂又は各種ゴム等に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させ、その体積抵抗率を1E+9〜1E+14Ω・cm、厚みを0.07〜0.1mmとしたものを用いている。
感光体ドラム1Y、1M、1C、1kは、それぞれ矢印A方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動され、各表面が1次帯電装置3Y、3M、3C、3kにより所定の極性、電位に一様に帯電される(1次帯電)。
レーザビームスキャナ4Y、4M、4C、4kは、不図示のイメージスキャナ、コンピュータ等の外部機器から入力される画像情報に対応してオン/オフ変調したレーザ光を出力して、感光体ドラム1Y〜1k上の帯電処理面を走査露光する。この走査露光により、感光体ドラム1Y〜1kの表面上に、目的の画像情報に応じた静電潜像が形成される。
感光体ドラム1Y、1M、1C、1kの近傍には、現像装置5Y、5M、5C、5kがそれぞれ配置されている。これら現像装置5Y、5M、5C、5kは、それぞれ有彩色トナーのイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(k)トナーを内包している。感光体ドラム1Y〜1k表面上の静電潜像が、現像装置5Y、5M、5C、5kにより現像剤(トナー)で現像されて(反転現像方式)、トナー像として可視化される。現像の方式としては、静電潜像の露光部にトナーを付着させて現像する反転現像方式が用いられる。
感光体ドラム1Y〜1k上に形成された各色の未定着トナー像が、中間転写ベルト40上に1次転写ローラ6Y、6M、6C、6kによって順次静電的に1次転写される。これにより、中間転写ベルト40上に、4色の未定着トナー像が重ね合わされたフルカラー画像が得られる。一方、1次転写後の感光体ドラム1Y〜1kの一回転毎に、感光体ドラム1Y〜1k表面は、クリーニング装置7Y、7M、7C、7kによって転写残トナーをクリーニングされて、繰り返し作像工程に入る。
2次転写ローラ10は、ベルト張架ローラ42に対し対向配置され、中間転写ベルト40と接離可能になっている。中間転写ベルト40上に未定着トナー像が重ねられている間は接触させず、重ね終わり記録材Pに2次転写する際に、接触させて当接ニップ部を形成して2次転写ニップ部Nを形成する。なお、感光体ドラム1Y〜1k、中間転写ベルト40、張架ローラ42、2次転写ローラ10等により、記録材Pにトナー像を形成する画像形成手段が構成される。
不図示の給紙デッキには記録材Pが収納されており、給紙スタート信号に基づいて不図示の給紙ローラが駆動され、給紙デッキ内の記録材Pが1枚ずつ給紙され、レジストローラ13により矢印Bの方向に記録材が搬送される。この際、中間転写ベルト40上のトナー像の先端部が2次転写ニップ部Nに到達するタイミングと同期するようにして、記録材Pがレジストローラ13から送り出される。記録材Pは、レジストローラ13で一旦停止された後、搬送されると、張架ローラ42と2次転写ローラ10間の2次転写ニップ部Nにて挟持され、2次転写高圧電源11から所定の値に制御された定電圧バイアス(転写バイアス電圧)を印加される。
記録材搬送ベルト12が矢印B方向に回動することで、記録材Pが、張架ローラ42と2次転写ローラ10とで形成された2次転写ニップ部Nを通過する。この際、2次転写ローラ10によってトナーと逆極性の2次転写電流を供給されることで、2次転写ニップ部Nにて、中間転写ベルト40上に重ね合わされた4色のフルカラー画像が記録材Pに一括転写される。同時に、供給された静電気力によって記録材Pが記録材搬送ベルト12に吸着される。無端状の記録材搬送ベルト12は、トナー像が形成された記録材Pを静電吸着して担持搬送する。
記録材搬送ベルト12は、2次転写ローラ10と、分離ローラ20、張架ローラ23とに張架されて、矢印B方向へ例えば250〜300[mm/sec]で回動するように構成される。なお、分離爪19及び分離ローラ20は、記録材Pを記録材搬送ベルト12から分離して定着装置60に向かわせる分離手段を構成している。
本実施形態の記録材搬送ベルト12には、ポリイミド、ポリカーボネート等の樹脂又は各種ゴム等に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させ、体積抵抗率が1E+9〜1E+14Ω・cm、厚みが0.07〜0.1mmのベルトを使用できる。
また、記録材搬送ベルト12は、引っ張り試験法(JIS K 6301)で測定したヤング率の値が100[MPa]以上、10[GPa]以下程度と十分に硬い。このため、記録材搬送ベルト12は、表面に付着する記録材間のパッチ用トナーやJAM発生時の転写残トナー、紙粉等をウレタンゴムのような弾性体のブレードで物理的にかきとるブレードクリーニング方式で安定してクリーニングすることが可能である。
本実施形態では、2次転写電流として例えば+30〜60[μA]を流している。2次転写電流が変化するのは、記録材Pの乾燥状態、環境、転写するトナーの量等の要因によって、必要な電流量が変化するためである。
2次転写ローラ10は、例えばイオン導電系発泡ゴム(NBRゴム)の弾性層と芯金から構成することができる。2次転写ローラ10には、例えば、外径が24[mm]、ローラ表面粗さRz=6.0〜12.0[μm]、抵抗値がN/N(23℃、50%RH)測定、2[kV]印加で1E+5〜1E+7[Ω]のローラを使用することができる。
2次転写部位を通過した記録材Pは、記録材搬送ベルト12により分離ローラ20まで搬送され、この分離ローラ20の部位で分離爪19により記録材搬送ベルト12から分離される。未定着トナー像を担持した記録材Pは、分離ローラ20の位置で記録材搬送ベルト12から分離された後、定着装置60に搬送され、未定着トナー像が定着された後、装置本体外に排出される。
なお、定着装置60は、記録材搬送ベルト12の記録材搬送方向下流側に配置され、記録材Pを定着ニップ部N1で挟持搬送して記録材上のトナー像を加熱する像加熱手段を構成している。
ここで、記録材搬送ベルト12から分離後の記録材Pの分離補助及び定着装置60までの搬送部材として、分離ローラ20の下流には分離爪19が配置されている。分離ローラ20は、例えば、SUS製で、外径が12〜16[mm]のローラとして構成される。
分離ローラ20は、アース(フレームグランド)されている。記録材Pの搬送経路の上の分離ローラ20に対向する位置には、コロナ除電器16が配置されている。コロナ除電器16は、SUS製の太さ0.5[mm]のワイヤの周囲に、アースに落としたSUS製の板金を記録材搬送ベルト12に向けられた面を除いて覆われている。コロナ除電器16のワイヤの搬送方向の位置は、対向に分離ローラ20に存在する範囲中にあり、記録材搬送ベルト12からの高さが例えば10〜20[mm]程度離れている。
分離爪19と定着装置60との間には、定着前ガイド部材61が配置されている。この定着前ガイド部材61には、フラグ50aを有するループ量検知装置50が配置されている。
本実施形態では、記録材Pと記録材搬送ベルト12との間の静電荷を除去(除電)するためにコロナ除電器16に印加される除電バイアス電圧のタイミングや大きさは、制御手段としての制御回路51によって制御される。この除電バイアス電圧を印加されたコロナ除電器(除電手段)16は、発生する空気イオンを利用して記録材搬送ベルト12と記録材P間の静電気を中和することによって除電する。
次いで、記録材Pは、定着装置60に搬送導入され、トナー像の加熱・加圧定着工程を受ける。そして、2次転写後の中間転写ベルト40は、ベルトクリーニング装置44で転写残トナーや紙粉等がクリーニングされ、繰り返し作像工程に入る。また、記録材分離後の記録材搬送ベルト12は、ベルトクリーニング装置26で、記録材間上に形成されるパッチ検用のトナー等の転写残トナーや紙粉等がクリーニングされ、記録材Pの搬送を繰り返し行う。
次に、本実施形態における制御系について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態の制御系を示すブロック図である。
すなわち、図2に示すように、画像形成装置28内に配置された制御回路51には、ループ量検知装置50と、コロナ除電器(コロナ帯電器)16とが接続されている。
制御回路51は、少なくとも記録材Pの先端が定着ニップ部N1に突き当たってからコロナ除電器(除電手段)16による除電を開始する制御手段を構成している。この制御回路51は、記録材検知手段としてのループ量検知装置50により検知されたループ量が所定量以上の場合に、除電手段としてのコロナ除電器16による除電を開始する。
ループ量検知装置50は、分離ローラ20と定着装置60との間の記録材Pのループ量を検知する。ループ量検知装置50は、図4(a)に示すように、定着前ガイド部材61内に配置されており、定着前ガイド部材61上を搬送される記録材Pの圧力によって高さが上下するフラグ50aを有している。
フラグ50aの高さの変動に基づいてループ量が検知される。つまり、記録材Pがフラグ50aを下に押し込むように定着前ガイド部材61に沿って搬送されてフラグ50aの高さが低いときは、ループ量が小さいと判断される。一方、定着前に記録材Pがループしているときはフラグ50aの押し込み力が弱く、フラグ50aの高さが高くなっているときはループ量が大きいと判断される。
なお、ループ量検知装置50は、記録材Pの先端が定着ニップ部N1に突き当たったことを検知すると共に、定着ニップ部N1に先端が突き当たった記録材Pのループ量を検知する記録材検知手段を構成する。
コロナ除電器16は、分離手段である分離爪19及び分離ローラ20の近傍に配置され、記録材Pの電荷を除去する除電手段を構成している。ループ量検知装置50により検知されたループ量に応じてコロナ除電器16に印加される除電バイアス電圧(除電バイアス信号)のタイミング及び大きさは、制御回路51によって制御される。除電手段としてのコロナ除電器16は、分離爪19及び分離ローラ20との間に所定距離をあけて対向配置されている。
図4(b)に示すように、ループ量検知装置50のフラグ50aが或る所定の量だけ変位したか否かを検知するためのレーザ発光源52と位置検知用受光装置53とが配設されている。レーザ発光源52及び位置検知用受光装置53は、フラグ50aによってレーザ発光源52の光が遮られているときのループ量ならば或るループ量になるという形でループ量の大きさを検出する。
また、検知されたループ量が大きくなるほど、分離ローラ20の位置で記録材Pと記録材搬送ベルト12との剥離量が大きくなって、剥離放電に起因した画像不良が大きくなる。このため、ループ量検知装置50で検知したループ量に基づいて、コロナ除電器16に印加されるバイアス電圧のタイミング及び大きさを、制御回路51が制御する。
次に、本実施形態の作用について、図3のフローチャート図を参照して説明する。まず、記録材Pの搬送を始める前の時点で、コロナ除電器16に印加される除電バイアス電圧はOFFの状態になっている。そして、ステップS1において、ループ量検知装置50が、分離ローラ20と定着装置60との間で生じる記録材Pのループ量を検知する。
分離ローラ20と定着装置60との間に生じる記録材Pのループ量が大きくなっていくと、記録材搬送ベルト12の分離点における記録材搬送ベルト12の搬送面に垂直な方向に、記録材搬送ベルト12から記録材Pが剥離してその剥離量Hが大きくなっていく。この剥離量Hが大きければ大きいほど、剥離放電による画像不良が発生しやすくなる。
本実施形態の系では、剥離量Hが例えば8〜10[mm]より大きいと、剥離放電による画像不良が発生してしまう。剥離量Hが8[mm]以上になった時点でコロナ除電器16に除電バイアス電圧を印加したのでは、剥離放電による画像不良を抑えきれない。そのため、本実施形態では、剥離量Hが8[mm]よりも小さい剥離量H2を超えた場合に、剥離放電による画像不良に備えなければならないとしている。本実施形態では、剥離量H2を5[mm]に設定している。
制御回路51は、フラグ50aによってレーザ発光源52の光が遮られている際のループ量であれば(図4(b)参照)、剥離量はH2以上である観点で剥離量H2を判断する。
ループ量検知装置50で検知されるループ量と剥離量Hとの関係は、分離ローラ20に対してループ量検知装置50がどこに配置されるかによって機械ごとに変わってしまう。このため、ループ量検知装置50のレーザ発光源52と位置検知用受光装置53との設定は、事前に剥離量H2を検知できる配置を設計の段階で調べておくことが必要である。
ステップS2では、ループ量検知装置50で検知されたループ量に基づいて、剥離量HがH2以上(ループ量が所定量以上)かH2未満であるかを、記録材先端が分離ローラ20に到達する時点から検知する。
そして、分離ローラ20での剥離量HがH2未満である場合は、引き続き、記録材Pのループ量を検知しながら記録材搬送を継続する。ここで、分離ローラ20での剥離量HがH2以上の場合には、コロナ除電器(コロナ帯電器)16に除電バイアス電圧を印加して、記録材Pと記録材搬送ベルト12との間の電荷を除去する(S3)。コロナ除電器16によって効率良く且つムラ無く除電しようとすると、或る程度の大きさのバイアスの交流電圧を印加することが望ましい。
本実施形態では、コロナ除電器16に印加する除電バイアス電圧として、周波数が100Hz〜1kHz、ピークからピークまでの電圧(VPP)で6〜12kVとなる交流電圧を印加している。
その後、ステップS4において、記録材の搬送を継続しながら、ループ量情報を取得して記録材のループ量を検知する。
そして、ステップS5において、分離ローラ20での剥離量HはH2以上であるか否かを判断する。その結果、分離ローラ20での剥離量HがH2以上になっている場合は、引き続きコロナ除電器16に除電バイアス電圧を印加しながら記録材搬送を行う。一方、剥離量HがH2未満になっている場合は、コロナ除電器(コロナ帯電器)16に印加する除電バイアス電圧をOFFにする(S6)。
なお本実施形態では、剥離量HがH2未満の場合に、コロナ除電器16に印加する除電バイアス電圧をOFFとした(S6)が、これに限らず、記録材と記録材搬送ベルト12間の静電吸着力を弱めない程度に除電バイアス電圧を小さくする制御も可能である。
以上のように本実施形態では、制御回路(制御手段)51が、少なくとも記録材Pの先端が定着装置60の定着ニップ部N1に突き当たってループを形成し始めてからコロナ除電器16による除電を開始する。つまり、定着前に、定着ニップ部N1に突き当たってループ量を形成する記録材Pのループ量をループ量検知装置50で検知し、剥離量HがH2以上で剥離放電による画像不良が発生する虞があるときだけ、コロナ除電器16に除電バイアス電圧を印加して除電する。
これにより、記録材Pを安定して搬送するための記録材Pと記録材搬送ベルト12間の静電吸着力の減少を最小限に抑えることができる。従って、記録材Pの搬送姿勢を充分に制御してジャムの発生を回避でき、同時に、コロナ除電器16による記録材Pの電荷除去により、分離ローラ20で分離される際の記録材Pの姿勢に起因して発生する剥離放電を有効に防止することができる。これにより、剥離放電による画像不良を確実に防止することができる。
なお、第1の実施形態では、定着装置60に記録材先端が到達したことをループ量検知装置50で間接的に検知していたが、これに限らず、図5のように構成することもできる。つまり、図5に示すように、定着装置60の定着ニップ部N1への記録材Pの先端到達を、定着前ガイド部材61の上方に配置した記録材検知センサ63によって直接的に検知する。この構成によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。この記録材検知センサ63に代えて、レーザ変位計等の計測器を配置することもできる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る第2の実施形態について、図6〜図8を参照して説明する。
すなわち、前述した第1の実施形態では、記録材Pのループ量を検知するループ量検知装置50の検知に基づき、制御回路51が、コロナ除電器16に印加する除電バイアス電圧を制御していた。しかし、記録材Pのループ量が成長するのは、記録材先端が定着装置60の定着ニップ部N1に突入してからである。従って、ループ量検知装置50を設けなくても、搬送中の記録材Pの位置情報からループ量の成長を予測して、コロナ除電器16に印加する除電バイアス電圧を制御することも可能である。本実施形態では、ループ量の成長を予測する方法により、コロナ除電器16に印加する除電バイアス電圧を制御する。
本第2の実施形態における画像形成装置の構成は、図1に示した画像形成装置28とほぼ同様である。また、画像形成プロセスも第1の実施形態と同様である。ただし、本実施形態では、ループ量を記録材Pの位置情報から予測(検知)するため、第1の実施形態で用いていたループ量検知装置50は配置されない。
本実施形態における、記録材Pと記録材搬送ベルト12間の静電荷除去のためにコロナ除電器16に印加される除電バイアス電圧のタイミングや大きさは、制御回路51によって制御される。図6は、この制御の関係を表すブロック図である。
図6に示すように、制御回路51には、レジストローラ13のニップ部に当接した記録材Pの位置情報を含む様々の情報を検知可能なレジストセンサ29が接続されている。更に制御回路51には、画像形成装置28の装置本体(不図示)に配置されたユーザ操作部102(図1では不図示)と、第1の実施形態と同様のコロナ除電器(コロナ帯電器)16とが接続されている。
ユーザ操作部102は、ユーザ等によって入力された記録材のサイズ等の情報を制御回路51に出力する。
レジストセンサ29は、記録材の先端及び後端の検知や、レジストセンサ29のニップ部で一旦停止した記録材の搬送開始タイミングなどを検知して、それらの検知信号を制御回路51に出力する。
制御回路51は、レジストセンサ29から送られた記録材の位置情報を、レジストローラ13から送り出された記録材Pの搬送方向での長さに基づいて決定する。なお、本実施形態のレジストセンサ29は、記録材Pの先端が定着ニップ部N1に突き当たったことを予測(検知)する記録材検知手段を構成している。
すなわち、制御回路51は、レジストローラ13から送り出された記録材Pの長さから記録材Pの位置情報を取得すると共に、ユーザ操作部102でユーザが指定した記録材Pのサイズ情報を取得する。制御手段である制御回路51は、レジストセンサ29の検知に基づいてコロナ除電器(除電手段)16による除電を開始する。
つまり、制御回路51は、記録材Pの先端及び後端の位置情報から、少なくとも記録材Pの先端が定着ニップ部N1に突き当たってからのループ量の成長を判断する。そして制御回路51は、コロナ除電器16に印加される除電バイアス電圧(除電バイアス信号)のタイミングや大きさを決めて、コロナ除電器16を制御する。
次に、本実施形態の作用について、図7のフローチャート図を参照して説明する。まず、記録材Pの搬送を始める前の時点で、コロナ除電器16に印加される除電バイアス電圧はOFFの状態になっている。レジストローラ13内には、記録材Pの先端及び後端を検知するレジストセンサ29が設けられている。制御回路51は、レジストセンサ29の検知に基づき、レジストローラ13によって送り出される記録材Pの先端位置の情報を取得する(S11)。
そして、記録材Pの先端が定着装置60の定着ニップ部N1に突入すると、2次転写ニップ部Nでの搬送速度より定着ニップ部N1での搬送速度の方が遅くなっている。そのため、図8に示すように、記録材Pが定着装置60の定着ニップ部N1に押し込まれる形で、定着装置60前にてループが成長していく(S12)。
このループが成長すると、分離ローラ20部分での記録材Pと記録材搬送ベルト12との剥離量が大きくなって剥離放電による画像不良が顕著になる虞がある。そのため、ループが成長する前の定着ニップ部N1突入時点の記録材位置情報に基づいて、コロナ除電器(コロナ帯電器)16に対して除電バイアス電圧を印加するタイミングを判断している(S13)。
記録材Pの先端が定着装置60に突入していなければ、引き続き、記録材先端位置情報を取得しながら記録材搬送を継続する(S14)。記録材Pの先端位置が定着装置60の定着ニップ部N1に突入したタイミングで、制御回路51は、コロナ除電器16に除電バイアス電圧を印加するように制御する。除電バイアス電圧としては、周波数が100Hz〜1kHz、ピークからピークまでの電圧(VPP)が6〜12kVとなる交流電圧を印加する(S13)。
その後、制御回路51は、記録材Pの後端位置情報を検知しながら、記録材搬送を継続する(S14)。制御回路51は、記録材後端位置を、レジストローラ13によって送られた記録材Pの長さと、ユーザ操作部102で指定された記録材の搬送方向でのサイズとから判断する。そして、記録材Pの後端が分離ローラ20を通過して記録材搬送ベルト12から分離したか否かを判断する(S15)。
[記録材後端位置に基づいて判断する理由]
記録材Pの後端位置が分離ローラ20を通過していない場合は、引き続きコロナ除電器16に除電バイアス電圧を印加しながら記録材搬送を継続する(S14)。そして、記録材Pの後端位置が分離ローラ20を通過して記録材搬送ベルト12から分離した場合は、コロナ除電器(コロナ帯電器)16に印加する除電バイアス電圧をOFFして次の記録材搬送に備える(S16)。
以上のように本実施形態では、制御回路51が、レジストセンサ29の検知信号に基づき記録材先端が定着ニップ部N1に突き当たったことを予測(検知)し、定着前にループ量の成長を予測する。そして、記録材Pの先端位置が定着ニップ部N1に突入したタイミングでコロナ除電器16に除電バイアス電圧を印加するので、記録材Pを安定して搬送するための記録材Pと記録材搬送ベルト12間の静電吸着力の減少を最小限に抑えることができる。
このため、記録材Pの搬送姿勢を充分に制御してジャムの発生を回避でき、同時に、コロナ除電器16による記録材Pの電荷除去により、分離ローラ20で分離される際の記録材Pの姿勢に起因して発生する剥離放電を有効に防止できる。
以上の本実施形態では、第1の実施形態のようにループ量が大きい場合にのみ除電を行うのではなく、記録材先端位置が定着ニップ部N1に突入したタイミングでいつでも除電を行う構成である。つまり、第1の実施形態に比べて、ループ量が小さくて実際には除電が不要な場合にも除電を行うことになるが、本第2の実施形態では、一般的に設けられているレジストセンサ29及びユーザ操作部102を有効に活用して除電制御を行うことができる。そのため、専用のループ量検知装置50を配置する第1の実施形態に比べて、簡単な構成で実施することができる。
<比較例>
ここで、本発明に係る第1及び第2の実施形態に対する比較例について、図9及び図10を参照して説明する。なお、図9は、比較例の構成を概略的に示す図である。
図9に示す画像形成装置38に備えた記録材搬送ベルト12は、図1に示した記録材搬送ベルト12とはやや構成が異なる。つまり、この記録材搬送ベルト12では、分離ローラ20と張架ローラ23が2次転写ローラ10と同じ高さにあり、記録材搬送ベルト12の上部面は、分離ローラ20、2次転写ローラ10及び張架ローラ23に対して直線状に掛け渡されている。そして比較例では、分離ローラ20の上部近傍にコロナ除電器16が配置されているが、このコロナ除電器16は、第1及び第2の実施形態のように記録材搬送ベルト12と記録材P間の除電のために適切なタイミングで制御されるものではない。
また、レジストローラ13は張架ローラ23の右上部に配置され、張架ローラ23に記録材搬送ベルト12を介して当接する吸着ローラ14が配置され、この吸着ローラ14には高圧電源15からバイアス電圧が印加される。記録材搬送ベルト12における2次転写ローラ10の下方部分は、張架ローラ24と張架ローラ27で挟持されて支持される。
この画像形成装置38では、レジストローラ13により搬送された記録材Pが、まず、張架ローラ23と、バイアス電圧が印加された吸着ローラ14とで狭持されて、記録材搬送ベルト12に吸着される。その後、中間転写ベルト40上のトナー像の先端部が、2次転写ニップ部Nに到達するタイミングと同期するようにして、レジストローラ13で記録材Pの搬送が制御されて記録材Pが送られる。
そして、記録材搬送ベルト12から分離した記録材Pが定着装置60(図10(b)参照)に突入すると、定着ニップ部N1によって記録材Pを搬送する力が働く。この際、記録材Pの後端が2次転写ニップ部Nに残っていて、先端側の記録材Pの速度の方が速いとき、記録材Pにトナー像を形成する2次転写ニップ部Nで記録材Pが引っ張られることになる。この場合、記録材先端が定着装置60に突入したタイミングや記録材後端が2次転写ニップ部Nを通過する際に、急激な速度変化によるショック画像が発生してしまう。
2次転写ニップ部Nと定着装置60との引っ張り合いによるショック画像を防ぐには、2次転写ニップ部Nと定着装置間の距離を、記録材Pの搬送方向の長さより十分に長くすれば防ぐことができる。しかし、スペースの関係で、2次転写ニップ部Nと定着装置間の距離を十分に長く確保できない際は、定着装置60での搬送速度よりも2次転写ニップ部Nでの搬送速度を速くする。
これにより、記録材を2次転写ニップ部Nから定着ニップ部N1へ押しこむ形にすることで、引っ張り時に生じる速度の急激な変化を防止できる。ただし、記録材を2次転写ニップ部Nから定着ニップ部N1へ押し込む形にする場合、定着装置60に記録材Pが入っていくときに、後ろから引き続き押し込まれるため、定着装置60の前で記録材Pが膨らみ、ループが発生する。このため、押し込み系によってショック画像を防ぐときは、発生したループが他の弊害を引き起こさないように注意する必要がある。
ところで、記録材搬送ベルト12に記録材を静電的に吸着させて搬送する構成では、ショック画像を防ぐために記録材を定着装置60に押し込む系にすると、記録材搬送ベルト12に静電的に吸着していた記録材がループの成長と共に強制的に引き剥がされる。
記録材搬送ベルト12から記録材Pが分離するとき、記録材Pと記録材搬送ベルト12間に静電吸着力を生じさせた電荷が剥離放電を引き起こす。この剥離放電の量は、記録材Pが分離部で剥離するときの姿勢に大きく依存する。上記のように発生したループによって強制的に剥離されるとき、記録材Pと記録材搬送ベルト12が大きく離れてしまう形となるため、記録材上のトナー像の配置を乱すくらいの大きな剥離放電が発生して、画質を大きく損なうという問題が発生する。
この画像不良を防ぐため、比較例では、図9におけるコロナ除電器16を作動させて、剥離放電の原因となる記録材Pと記録材搬送ベルト12間の吸着電荷を低減させる手法を採る(図10(a))。ただし、本発明に係る制御を行わないままコロナ除電器16によって単に吸着電荷を減らすため、記録材Pと記録材搬送ベルト12間の吸着力が弱まる。
静電吸着力が弱いと、図10(b)に示すように記録材Pが記録材搬送ベルト12から離れてしまい、記録材Pが2次転写ニップ部Nと定着装置60とに跨がらない小サイズの場合には、安定して記録材Pを搬送できなくなってしまう。この状態で記録材Pが定着装置60の定着ニップ部N1に突入すると、記録材Pの搬送姿勢を制御できていないため、図10(c)で示されるようなJAM発生原因となるおそれがある。
このような比較例に対し、本発明に係る前述の第1及び第2の実施形態では、制御回路51が、少なくとも記録材Pの先端が定着ニップ部N1に突き当たってからコロナ除電器16による除電を開始する。そのため、たとえ小サイズの記録材Pであっても、安定した搬送を実施して、JAMの発生を確実に防止することができる。
1,10,40,42…画像形成手段(感光体ドラム,2次転写ローラ,中間転写ベルト,張架ローラ)、12…記録材搬送ベルト、16…除電手段(コロナ除電器)、19,20…分離手段(分離爪,分離ローラ)、28…画像形成装置、29…記録材検知手段(レジストセンサ)、50…記録材検知手段(ループ量検知装置)、51…制御手段(制御回路)、60…像加熱手段(定着装置)、N1…ニップ部(定着ニップ部)、P…記録材

Claims (4)

  1. 記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、
    トナー像が形成された記録材を静電吸着して担持搬送する無端状の記録材搬送ベルトと、
    前記記録材搬送ベルトの記録材搬送方向下流側に配置され、記録材をニップ部で挟持搬送して記録材上のトナー像を加熱する像加熱手段と、
    記録材を前記記録材搬送ベルトから分離して前記像加熱手段に向かわせる分離手段と、
    前記分離手段の近傍に配置され、記録材の電荷を除去する除電手段と、
    少なくとも記録材の先端が前記ニップ部に突き当たってから前記除電手段による除電を開始する制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録材の先端が前記ニップ部に突き当たったことを検知すると共に、前記ニップ部に先端が突き当たった記録材のループ量を検知する記録材検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記記録材検知手段により検知されたループ量が所定量以上の場合に、前記除電手段による除電を開始する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録材の先端が前記ニップ部に突き当たったことを検知する記録材検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記記録材検知手段の検知に基づいて前記除電手段による除電を開始する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記除電手段は、前記分離手段との間に所定距離あけて対向配置されたコロナ除電器である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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