JP2013253792A - センサーユニット及びそれを用いた運動計測システム - Google Patents

センサーユニット及びそれを用いた運動計測システム Download PDF

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Abstract

【課題】測定対象物から受ける衝撃や振動を減衰させて、衝撃や振動の影響を抑制したセンサーユニット及びそれを用いた運動計測システムを提供する。
【解決手段】第1緩衝部と、第1緩衝部に当接し第1緩衝部と比して軟らかい第2緩衝部とを有する緩衝体と、緩衝体の内部に配置されたセンサー部と、を備え、第1緩衝部は、第1ベース部と、第1ベース部の周縁に設けられた第1外側壁と、を備え、第2緩衝部は、外側に測定対象物への取り付け面を有した第2ベース部と、第2ベース部の周縁に設けられた第2外側壁と、を備え、緩衝体は、第1ベース部と第2ベース部とを対面させ、かつ前記第1外側壁の頂面と前記第2外側壁の頂面とを当接させて、内部にセンサー部の収納部を形成し、第1緩衝部および第2緩衝部の少なくとも一方には、頂面の少なくとも一部にセンサー部を保持する保持部が設けられ、センサー部が保持部に保持されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、センサーユニット及びそれを用いた運動計測システム等に関する。
従来、加速度や角速度などを検出するモーションセンサー等の計測機器を運動器具等の計測対象物に取り付ける際、計測機器と計測対象物との間に衝撃・振動吸収材を配置している。計測機器は衝撃・振動吸収材により、測定対象物から受ける衝撃や振動を減衰させて、衝撃や振動の影響を受けずに正確な計測を行っている。
特許文献1では、加速度センサーの外装パッケージの外面に緩衝材を取り付けて、搬送時の落下によってセンサーが破損することを防止している。加速度センサーは、緩衝材を介して車体に取り付け可能であることが開示されている。
特許文献2では、加速度センサーの基板を支持する機械的強度の高い第1部材に、コネクター部と並設されて緩衝材が設けられる。コネクターを本体部に接続すると、加速度センサーと本体部との間に緩衝材が介在される。
特許文献3では、加速度センサーのハウジングを衝撃吸収性の高い弾性覆体で被覆している。特許文献4では、加速度センサーと基板との間に緩衝材を介在させている。
特開平1−302169号公報 特開平3−170065号公報 実開平7−008775号公報 特開平9−145738号公報
しかしながら、特許文献1から特許文献4には、運動器具に加速度センサー等のセンサー部を取り付ける構造については開示されていない。
図1は、運動器具、例えばテニスラケット1のグリップエンド1aに備える取付面1bにセンサー部2を取付けるに際して、特許文献1から特許文献4のように衝撃・振動吸収材3を介在させる比較例を図示している。センサー部2によりテニスラケット1の動きを計測する場合、ボールを打撃した時に発生する衝撃・振動が直接センサー部2に伝達されないようにするために、図1の比較例のように衝撃・振動吸収材3を介在させることができる。
ここで、衝撃・振動吸収材3が打撃時の高い衝撃・振動を吸収するためには、衝撃・振動吸収材3の体積を増やすか、衝撃・振動を吸収し易い材質に変更する必要がある。
しかし、例えば図2に示すように衝撃・振動吸収材3の体積を増やすと、衝撃・振動吸収材3が重くなってラケット1全体を重くし、テニスラケット1の重量バランスも変化させてしまう。テニスラケット1のグリップを握るのに、図2のように突出した衝撃・振動吸収材3が邪魔になる。
また、衝撃・振動吸収材3の材質を軟らかくして衝撃・振動を吸収し易くすると、図3に示すようにセンサー部2自体が、例えば図3に示す矢印の方向に揺らいでしまい、テニスラケット1の正確な動きを計測できなくなる。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)
本適用例に係るセンサーユニットは、第1緩衝部と、第1緩衝部に当接し第1緩衝部と比して軟らかい第2緩衝部と、を有する緩衝体と、緩衝体の内部に配置されたセンサー部と、を備え、第1緩衝部は、第1ベース部と、第1ベース部の周縁に設けられた第1外側壁と、を備え、第2緩衝部は、外側に測定対象物への取り付け面を有した第2ベース部と、第2ベース部の周縁に設けられた第2外側壁と、を備え、緩衝体は、第1ベース部と第2ベース部とを対面させ、かつ前記第1外側壁の頂面と前記第2外側壁の頂面とを当接させて、内部にセンサー部の収納部を形成し、第1緩衝部および第2緩衝部の少なくとも一方には、頂面の少なくとも一部にセンサー部を保持する保持部が設けられ、センサー部が保持部に保持されていることを特徴とする。
このようなセンサーユニットによれば、第1緩衝部と、第1緩衝部と比して軟らかい第2緩衝部とが緩衝体に設けられ、第1緩衝部および第2緩衝部の少なくとも一方には、頂面の少なくとも一部に設けられた保持部にセンサー部が保持されている。センサーユニットは、第2緩衝部を第1緩衝部が押さえ込むように設けられているため、第2緩衝部がより変形し易くなってセンサー部に衝撃・振動が伝達されることを抑制する。第1緩衝部は、第2緩衝部が吸収し切れなかった衝撃・振動を吸収する。
(適用例2)
上記適用例に係るセンサーユニットには、充填材が充填されていることが好ましい。
このようなセンサーユニットによれば、空隙部に充填材が充填されることで、充填材によってセンサー部を保持することができる。第2緩衝部の変形は充填材にて吸収して、センサー部に伝達されることを低減できる。しかも、充填材はセンサー部を第2緩衝部と直接接触させずに中空状態で保持できるので、衝撃・振動の伝達を極小にすることができる。
(適用例3)
上記適用例に係るセンサーユニットは、センサー部が基板上にセンサーが実装されており基板の周縁部が保持部に保持されていることが好ましい。
このようなセンサーユニットによれば、センサー部に有する基板が第1緩衝部に当接しないように隙間をもって保持部に保持されている。これにより、第2緩衝部の保持部に保持されているセンサー部に第1緩衝部から衝撃・振動が伝達されることを抑制することができる。また、第2緩衝部に加えられた衝撃・振動は、第2外側壁と当接する第1外側壁に伝達されるため、第1緩衝部と基板との間に隙間を備えることで第1緩衝部へ伝達された衝撃・振動が保持部に保持される基板を介してセンサー部に伝達されることを抑制することができる。
(適用例4)
上記適用例に係るセンサーユニットは、基板と頂面との間には、隙間があることが好ましい。
このようなセンサーユニットによれば、基板と頂面との間に隙間を有し、収納部にセンサー部が設けられている。センサーユニットは、主に第2緩衝部が変形することで衝撃・振動を吸収し、収納部に設けられたセンサー部へ衝撃・振動が伝達されることを抑制することができる。また、基板と頂面との間に隙間を有し、かつ収納部が空隙である場合には、センサー部は保持部以外で緩衝体と当接がないため、センサー部へ衝撃・振動が直接伝達されることを抑制することができる。
(適用例5)
上記適用例に係るセンサーユニットは、第1緩衝部および第2緩衝部は、互いに嵌合していることが好ましい。
このようなセンサーユニットによれば、第1緩衝部及び第2緩衝部は、それぞれの頂面が互いに嵌合されている。これにより、測定対象物からの衝撃・振動を第2緩衝部が変形することで吸収し、さらに第2緩衝部で吸収することができない衝撃・振動を第1緩衝部へ伝達する際に第1緩衝部と第2緩衝部とがずれることを抑制することができる。
(適用例6)
上記適用例に係るセンサーユニットは、第2緩衝部の比重は、第1緩衝部と比して小さいことが好ましい。
このようなセンサーユニットによれば、第2緩衝部の比重が第1緩衝部と比して小さいことで、第2緩衝部より第1緩衝部の重量を大きくすることができ、その第1緩衝部の重量によって第2緩衝部が変形することを抑制することができる。
(適用例7)
本適用例に係る運動計測システムは、上述したセンサーユニットが搭載されていることを特徴とする。
このような運動計測システムによれば、上述したセンサーユニットが搭載されることで、例えば測定対象物による打撃によって生じる過大な衝撃・振動を緩衝体で吸収することができる。これによって、測定対象物の運動計測に不要な衝撃・振動を緩和させることができる。
テニスラケットのグリップエンドに衝撃・振動吸収材を介してセンサー部を固定した比較例を示す図。 図1に示す比較例にて衝撃・振動吸収材の体積を増やした態様を示す図。 図1に示す比較例にて衝撃・振動吸収材の材質を軟らかくした態様を示す図。 第1実施形態のセンサーユニットの断面を模式的に示す図。 第1実施形態での衝撃・振動の伝達作用を模式的に示す図。 図1に示す比較例での玉突き状態の衝撃・振動の伝達作用を示す図。 従来例のセンサーユニットに加えられた衝撃・振動の加速度の計測データを示す図。 図1に示す比較例のセンサーユニットに加えられた衝撃・振動の加速度の計測データを示す図。 第1実施形態のセンサーユニットに加えられた衝撃・振動の加速度の計測データを示す図。 第2実施形態に係るセンサーユニットの断面図。 第3実施形態に係るセンサーユニットの断面図。 第4実施形態に係る運動計測システムのブロック図。 第4実施形態に係るセンサーユニットに設けられるセンサー部の詳細を示すブロック図。 変形例に係るセンサーユニットの断面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明をする。なお、以下に示す各図においては、各構成要素を図面上で認識され得る程度の大きさとするため、各構成要素の寸法や比率を実際の構成要素とは適宜に異ならせて記載する場合がある。また、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照し、各部の位置関係について説明する。鉛直面内における所定方向をX軸方向、鉛直面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれに直交する方向をZ軸方向とする。また、重力方向を基準として、重力方向を下方向、逆方向を上方向とする。
(第1実施形態)
図4は、本発明の第1実施形態に係るセンサーユニットの断面を模式的に示す断面図である。図4に示す第1実施形態に係るセンサーユニット10aは、センサー部20と、緩衝体30と、を有する。
センサー部20は、基板22aの例えば表裏面に、3軸加速度センサー及び3軸角速度センサーや、その駆動回路及び信号処理回路を搭載している。センサー部20で計測できる最大加速度は、例えば50Gである。
緩衝体30は、第1緩衝部30aと、第2緩衝部30bと、を有する。第1緩衝部30aは、第1ベース部34aと、第1ベース部34aから延在する第1外側壁32aを有する。また、第2緩衝部30bは、第2ベース部34bと、第2ベース部34bから延在する第2外側壁32bと、第2外側壁32bの第2ベース部34bと反対の一端に保持部36と、を有する。なお、本実施形態のセンサーユニット10aは、第1ベース部34aと第2ベース部34bから延出する第1外側壁32aと第2外側壁32bとは複数延在させているが、これに限定されることなく一組の第1外側壁32aと第2外側壁32bを設ける形態としてもよい。本実施形態では、第1外側壁32aと第2外側壁32bとのそれぞれが2つ延出している形態を説明する。
緩衝体30は、第1ベース部34aと第2ベース部34bとを対向させ、第1外側壁32aと、第2外側壁32bと、を当接させて設けられている。また、第2ベース部34bは、第1ベース部34aと反対方向の面を取付面34cとして、テニスラケット1の取付面1b(図1参照)に、例えば両面粘着テープ等によって接合されて固定される。また、緩衝体30には、第1ベース部34aと第2ベース部34bと、第1外側壁32aと第2外側壁32bとに囲まれた収納部50を有する。
緩衝体30は、取付面34cから伝達された衝撃・振動が第2緩衝部30bで吸収される。吸収しきれなかった衝撃・振動は、第2外側壁32bから第1緩衝部30aの第1外側壁32aに伝達され第1緩衝部30aで吸収される。
収納部50には、センサー部20が設けられ、基板22aの端部である周縁部22bが第2緩衝部30bの第2外側壁32bの頂面37bに設けられた保持部36に保持されている。なお、基板22aは、第1緩衝部30aの第1外側壁32aに設けられた頂面37aと当接しないように隙間を設けた保持部36に保持されている。このため、第2外側壁32bから第1外側壁32aへ衝撃・振動が伝達される際に、保持された基板22aを介してセンサー部20にその衝撃・振動が伝達されることを抑制することができる。
なお、本実施形態の保持部36は頂面37bに設けられているが頂面37aに設けても良い。この場合には、保持部36に保持される基板22aが頂面37bと当接しないように設けられる。
第2緩衝部30bに用いる部材は、第1緩衝部30aに用いる部材と比して軟質材(軟らかい材質)を用いている。換言すると、第1緩衝部30aに用いる部材が第2緩衝部30bに用いる部材と比して硬質材(硬い材質)を用いている。また、第2緩衝部30bは、第1緩衝部30aと比して比重が小さい部材を用いている。換言すると、第1緩衝部30aは、第2緩衝部30bと比して比重が大きい部材を用いている。緩衝体30は、例えば第1緩衝部30aにゴムを用いた場合には、第2緩衝部30bはウレタンフォームを用いることができる。なお、第1緩衝部30aに用いる部材は、ゴムの他にシリコーン樹脂等を用いてもよい。また、第2緩衝部30bに用いる部材は、ウレタンフォームの他にポリウレタン等を用いてもよい。
本発明の第1実施形態の緩衝体30は、衝撃・振動吸収構造を二段構造とし、硬質材を用いた第1緩衝部30aを、軟質材を用いた第2緩衝部30bに重ねた構造としている。
緩衝体30は、硬質材、かつ比重の大きい第1緩衝部30aが、軟質材、かつ比重の小さい第2緩衝部30bと重ねられていることで、第2緩衝部30bが変形し易くなって衝撃・振動を抑えることができる。また、第1緩衝部30aは、第2緩衝部30bが吸収し切れなかった衝撃・振動を吸収することができる。
こうして、図1に示すテニスラケット1にてボールをヒットした打撃時などの衝撃・振動は、図5に示すようにセンサーユニット10aの第1緩衝部30a及び第2緩衝部30bにて吸収され、センサー部20には伝達されにくい構造となる。
これに対して、図1〜図3に示す比較例では、テニスラケット1の打撃時などの衝撃・振動は、図6に示すように、衝撃・振動吸収材3で吸収されて緩和されるが、衝撃・振動吸収材3で吸収されなかった衝撃・振動の逃げ道の途上にセンサー部2が存在するので、過大な衝撃・振動はいわゆる玉突き状態となってセンサー部2に直接伝達されていた。
図4では、第2緩衝部30bとセンサー部20との間に介在される収納部50をさらに有することができる。こうすると、第2緩衝部30bの変形は収納部50にて吸収できるので、センサー部20への衝撃・振動の伝達がより少なくなる。
緩衝体30は、衝撃・振動によって第2外側壁32bと第2ベース部34bとに生じた変形を収納部50で許容(吸収)することができる。この収納部50は空隙(エアーギャップ)とすることができる。収納部50を空隙とすることで、第2緩衝部30bの変形が当該収納部50で吸収され、センサー部20に伝達されることを低減することができる。
図7から図9に、衝撃・振動試験結果の図(グラフ)を示す。
図7は、図1に示すテニスラケット1の取付面1bに取付治具を介してセンサー部2を取り付けて(衝撃・振動吸収材3なし)計測したグラフを示す。
図8は、図1に示す比較例の方法により衝撃・振動吸収材3を介してセンサー部2を取り付けて計測したグラフである。
図9は、図4に示す本実施形態のセンサーユニット10aを図1に示すテニスラケット1の取付面1bに取り付けて計測したグラフである。
図7から図9は、同じ高さからテニスラケット1をZ軸方向に落下させた時に3軸(X,Y,Z軸)の加速度を計測したデータである。
図7(A)、図8(A)及び図9(A)はそれぞれZ軸方向の加速度を示す。また、図7(B)、図8(B)及び図9(B)はそれぞれY軸方向の加速度を示す。図7(C)、図8(C)及び図9(C)はそれぞれX軸方向の加速度を示す。図7と図8とに示すグラフを比較すると、図8(A)のグラフではZ軸方向の強い衝撃(加速度)を受けている時間が短くなっている。これは、図1の衝撃・振動吸収材3を挿入した効果であると認められる。その一方で、図8(B)(C)に示すグラフは図7(B)(C)に示すグラフよりもX,Y軸方向での加速度の変化が大きい。これは、図1の衝撃・振動吸収材3を挿入したことで、センサー部2自体の揺らぎが大きくなったからと考えられる。
その点、本実施形態のセンサーユニット10aの計測したデータである図9(A)に示すグラフでは、Z軸方向の強い衝撃(加速度)を受けている時間が図8(A)に示すグラフよりもさらに短く、図9(B)(C)に示すグラフのようにX軸方向,Y軸方向を含めて、衝撃・振動の影響を受けている時間が短縮される等、高い効果が確認できる。
上述した実施形態のセンサーユニット10aによれば、以下の効果が得られる。
このようなセンサーユニット10aによれば、測定対象物の加速度等を計測するセンサー部20は、比重と硬さとが異なる第1緩衝部30aと第2緩衝部30bとを重ねた構造とした緩衝体30に設けられている。これにより、センサーユニット10aは、測定対象物から受ける衝撃・振動を第2緩衝部30bが変形することで吸収し、第2緩衝部30bの変形を第1緩衝部30aによって抑制するため、センサー部20に衝撃・振動が伝達されることを抑制することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係るセンサーユニット10bを図10に示す。図10に示すセンサーユニット10bが図4に示すセンサーユニット10aと相違する点は、緩衝体30の第1外側壁32aと第2外側壁32bとの一部がそれぞれ延伸し、第1緩衝部30aと第2緩衝部30bとが組継がれている点である。以下、第1実施形態に係るセンサーユニット10aと異なる点を説明し、同一の構成については同一の符号を付して説明は一部省略とする。
センサーユニット10bは、第1実施形態に係るセンサーユニット10aと同様に、センサー部20と、緩衝体30とを有する。また、緩衝体30は、材質の異なる第1緩衝部30aと、第2緩衝部30bとを有する。また、第1緩衝部30aと、第2緩衝部30bとに囲まれる収納部50を有する。
図10に示す様にセンサーユニット10bの緩衝体30は、第1緩衝部30aの第1外側壁32aと、第2緩衝部30b第2外側壁32bとが組継がれている。第1外側壁32aは、その厚みの略半分を組継ぎ部33aとして第2外側壁32bへ突出する様に延伸させて設けられている。また、第2外側壁32bは、その厚みの略半分、かつ第1外側壁32aと組継いだ(嵌合した)際に組継ぎ部33aが延伸される部分と異なる部分を組継ぎ部33bとして第1外側壁32aへ突出する様に延伸させ設けられている。
また、緩衝体30には、第2外側壁32bへ延伸する組継ぎ部33bと、その第2外側壁32bとの間に保持部36が設けられている。収納部50には、センサーユニット10aと同様にセンサー部20が設けられ、基板22aの端部である周縁部22bが第2緩衝部30bに設けられた保持部36によって保持される。
上述した実施形態のセンサーユニット10bによれば、以下の効果が得られる。
センサーユニット10bは、衝撃・振動を受けた場合には、前述したセンサーユニット10aと同様に第1緩衝部30a及び第2緩衝部30bにてその衝撃・振動が吸収され、センサー部20には伝達されにくい構造となる。また、緩衝体30は、第1外側壁32aと第2外側壁32bとが組継がれて設けられることで、第1外側壁32aと第2外側壁32bとの当接する面積がセンサーユニット10aと比べて大きい。これにより、センサーユニット10bは、取付面34cから伝達される衝撃・振動が第2緩衝部30bで吸収され、さらに第1緩衝部30aへ伝達される際に、第1緩衝部30aへ効率よく伝達することができる。また、衝撃・振動が第2緩衝部30bから第1緩衝部30aへ伝達される際に、第1緩衝部30aと第2緩衝部30bとが「ずれる」ことを抑制することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係るセンサーユニット10cを図11に示す。図11に示すセンサーユニット10cが図4に示すセンサーユニット10aと相違する点は、空隙を有する収納部50に充填材60が充填されている点である。第1実施形態に係るセンサーユニット10aと異なる点を説明し、同一の構成については同一の符号を付して説明は一部省略とする。
充填材60は、第1外側壁32a及び第2外側壁32b及び第1ベース部34a及び第2ベース部34bと、センサー部20との隙間に充填される。換言すると、センサー部20が設けられた収納部50の空隙に充填材60が充填される。充填材60は、充填された後固化される部材を用いている。本実施形態では、例えば充填材60として、商品名TSE3051(株式会社タナック)または商品名1230G(スリーボンド)等のポッティング材を好適に使用することができる。
図4に示すように第2外側壁32bの頂面37bに設けられた保持部36にセンサー部20が保持されていたが、充填材60が収納部50に充填されることで、図11に示す第3実施形態に係るセンサーユニット10cの基板22aは保持されることを要しない。充填材60により収納部50内にてセンサー部20を保持することができるからである。こうすると、センサー部20は第2緩衝部30b(第2外側壁32b)と直接接触しないので、第2緩衝部30bの変形がセンサー部20に伝達されることが抑制される。これにより、衝撃・振動から生じるセンサー部20の揺らぎを低減することができる。
センサーユニット10cは、図4に示したセンサーユニット10aの収納部50に充填材60が充填されている形態を説明したが、図10に示すセンサーユニット10bの収納部50に充填材60が収容される形態としても良い。
上述した実施形態のセンサーユニット10cによれば、以下の効果が得られる。
センサーユニット10cによればセンサー部20は、収納部50に充填される充填材60を介して、第1緩衝部30aの第1ベース部34aに固定することができる。これにより、緩衝体30のうち最も変形が少ない第1ベース部34aに、充填材60を介してセンサー部20が固定されるので、センサー部20の揺らぎを低減することができる。また、センサー部20が直接緩衝体30と当接しないため、当該センサー部20に緩衝体30からの衝撃・振動が伝達されることを抑制することができる。
(第4実施形態)
図12は、本実施形態の運動計測(解析)システムの構成を示す図である。実施形態の運動計測システム100は、上述したセンサーユニット10a,10b,10c(以下、総称する場合には、「センサーユニット10」と称す。)のいずれか一つと、ホスト端末150を含んで構成され、測定対象物(例えばテニスラケット1)の運動を測定し解析する。センサーユニット10に設けられたセンサー部20とホスト端末150は無線接続されていてもよいし、有線接続されていてもよい。
センサーユニット10は、運動計測(解析)の測定対象物、例えば図1に示すテニスラケット1に取り付けられ、所与の物理量を検出する処理を行う。本実施形態では、センサー部20は、図13にも示すように、例えば複数のセンサー102xから102z及び104xから104z、データ処理部110、通信部120を含んで構成されている。
ここで、センサーは所与の物理量を検出し、検出した物理量(例えば、加速度、角速度など)の大きさに応じた信号(データ)を出力するセンサーである。本実施形態では、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の加速度を検出する三軸加速度センサー102xから102z(慣性センサーの一例)と、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の角速度を検出する三軸ジャイロセンサー(角速度センサー、慣性センサーの一例)104xから104zとからなる6軸モーションセンサーを備えている。
データ処理部110は、各センサー102xから102z及び104xから104zの出力データの同期を取り、当該出力データを時刻情報などと組合せたパケットにして通信部120に出力する処理を行う。さらに、データ処理部110は、センサー102xから102z及び104xから104zのバイアス補正や温度補正の処理を行うようにしてもよい。なお、バイアス補正や温度補正の機能をセンサー自体に組み込んでもよい。
通信部120は、データ処理部110から受け取ったパケットデータをホスト端末150に送信する処理を行う。
図12に示すホスト端末150は、処理部(CPU)200、通信部210、操作部220、ROM230、RAM240、不揮発性メモリー250、表示部260を含んで構成されている。
通信部210は、センサー部20から送信されたデータを受信し、処理部200に送る処理を行う。操作部220は、ユーザーからの操作データを取得し、処理部200に送る処理を行う。操作部220は、例えば、タッチパネル型ディスプレイ、ボタン、キー、マイクなどである。
ROM230は、処理部200が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムや、アプリケーション機能を実現するための各種プログラムやデータ等を記憶している。RAM240は、処理部200の作業領域として用いられ、ROM230から読み出されたプログラムやデータ、操作部220から入力されたデータ、処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する記憶部である。不揮発性メモリー250は、処理部200の処理により生成されたデータのうち、長期的な保存が必要なデータを記録する記憶部である。
表示部260は、処理部200の処理結果を文字やグラフ、その他の画像として表示するものである。表示部260は、例えば、CRT、LCD、タッチパネル型ディスプレイ、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)などである。なお、1つのタッチパネル型ディスプレイで操作部220と表示部260の機能を実現するようにしてもよい。
処理部200は、ROM230に記憶されているプログラムに従って、センサー部20から通信部210を介して受信したデータに対する各種の計算処理や、各種の制御処理(表示部260に対する表示制御等)を行う。
本実施形態では、処理部200は、データ取得部202、演算部204、データ補正部206、運動計測(解析)情報生成部208を含むことができる。データ取得部202は、センサー102xから102z及びセンサー104xから104zからの出力データを取得する処理を行う。取得したデータは例えばRAM240に記憶される。演算部204は、センサー部20の出力データをm階時間積分する演算を実施する。それにより、加速度データから、速度データや位置データが生成される。あるいは、角速度データから角度が生成される。
データ補正部206は、演算部204での演算結果を、例えば静止状態での既知のデータに基づいて補正する。運動計測(解析)情報生成部208は、データ補正部206からの補正データに基づいて、測定対象物の運動を計測(解析)するための情報(以下、「運動解析情報」という)を生成する処理を行う。生成した運動解析情報は、文字、グラフ、図などで表示部260に表示させてもよいし、ホスト端末150の外部に出力してもよい。なお、上述した演算部204、データ補正部206及び運動計測(解析)情報生成部208は、運動計測(解析)部の一例である。
上述した実施形態の運動計測システム100によれば、以下の効果が得られる。
運動計測システム100によれば、上述したセンサーユニット10が搭載されることで、例えば測定対象物の打撃時などによって生じる過大な衝撃・振動を第1緩衝部30aと第2緩衝部30bとで吸収することができる。これによって、測定対象物の運動計測に不要な衝撃・振動が測定されることを抑制し、測定対象物の所与の物理量を正確に計測することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前述したセンサーユニット10a,10b,10cにおけるセンサー部20を、慣性計測ユニット(Inertial Measurement Unit)20aとすることができる。図14に示すセンサーユニット10dは、上述したセンサーユニット10a,10b,10cと同様に慣性計測ユニット20aと、緩衝体30と、その緩衝体30に第1緩衝部30aと第2緩衝部30bとを備える。また、慣性計測ユニット20aは、収納部50に設けられ、その慣性計測ユニット20aから延伸する取り付け部22cが第2緩衝部30bの第2外側壁32bに設けられた保持部36に保持されている。これにより、センサーユニット10dは、例えば当該センサーユニット10dをテニスラケット1(図1から図3参照)などに取り付けた場合に衝撃・振動が緩衝体30によって吸収することができるため、慣性計測ユニット20aに衝撃・振動が伝達されることを抑制できる。
1…測定対象物、1b…取付面、3…衝撃・振動吸収材、10…センサーユニット、20…センサー部、22a…基板、22b…周縁部、30…緩衝体、30a…第1緩衝部、30b…第2緩衝部、32a…第1外側壁、32b…第2外側壁、33a…組継ぎ部、33b…組継ぎ部、34a…第1ベース部、34b…第2ベース部、34c…取付面、36…保持部、37…頂面、50…収納部、60…充填材、100…運動計測システム。

Claims (7)

  1. 第1緩衝部と、該第1緩衝部に当接し前記第1緩衝部と比して軟らかい第2緩衝部とを有する緩衝体と、
    前記緩衝体の内部に配置されたセンサー部と、を備え、
    前記第1緩衝部は、第1ベース部と、前記第1ベース部の周縁に設けられた第1外側壁と、を備え、
    前記第2緩衝部は、外側に測定対象物への取り付け面を有した第2ベース部と、前記第2ベース部の周縁に設けられた第2外側壁と、を備え、
    前記緩衝体は、前記第1ベース部と前記第2ベース部とを対面させ、かつ前記第1外側壁の頂面と前記第2外側壁の頂面とを当接させて、内部に前記センサー部の収納部を形成し、
    前記第1緩衝部および前記第2緩衝部の少なくとも一方には、前記頂面の少なくとも一部に前記センサー部を保持する保持部が設けられ、前記センサー部が前記保持部に保持されていることを特徴とするセンサーユニット。
  2. 請求項1に記載のセンサーユニットであって、
    前記収納部には、充填材が充填されていることを特徴とするセンサーユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のセンサーユニットであって、
    前記センサー部は、基板上にセンサーが実装されており、
    前記基板の周縁部が前記保持部に保持されていることを特徴とするセンサーユニット。
  4. 請求項3に記載のセンサーユニットであって、
    前記基板と前記頂面との間には、隙間があることを特徴とするセンサーユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のセンサーユニットであって、
    前記第1緩衝部および前記第2緩衝部は、互いに嵌合していることを特徴とするセンサーユニット。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のセンサーユニットであって、
    前記第2緩衝部の比重は、前記第1緩衝部と比して小さいことを特徴とするセンサーユニット。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のセンサーユニットが取り付けられたことを特徴とする運動計測システム。
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