JP6327792B2 - ゴルフクラブ、及びこれに取付けられるセンサユニット - Google Patents

ゴルフクラブ、及びこれに取付けられるセンサユニット Download PDF

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本発明は、ゴルフクラブ、及びこれに取付けられるセンサユニットに関する。
ゴルファーにとってボールの飛距離を延ばすとともにボールを狙った方向・角度に飛ばすことは永遠のテーマである。そのためには、自身のスイングに合ったゴルフクラブを使用することが重要である。
ゴルファーに合ったゴルフクラブを選定することは一般にフィッティングと称されており、このフィッティングに際し、ゴルファーに実際にスイングをしてもらい、そのスイングの計測結果からフィッティングを行うことが提案されている。
そして、スイングの計測を、ゴルフクラブとは別体のテレビカメラや光学的検知手段を用いる方法に対し、ゴルフクラブ自体に各種センサを取り付けて行う方法が知られている(例えば、特許文献1〜2参照)。
特許文献1には、ゴルファーのスイングの分析を行うために、ゴルフクラブのシャフトに加速度センサとひずみゲージを設けることが開示されている。また、特許文献2には、ゴルフクラブのシャフトにセンサとしてジャイロセンサ又は加速度センサを備えた計測器を装着することが開示されている。
特開2010−187749号公報 特開2011−72518号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、ゴルフクラブシャフトの特定部位の挙動を計測することができるが、シャフトにセンサが装着されるため、スイング中のシャフトの撓りや振動の影響、更にはインパクト時の影響を受け易く、計測値の精度が低下するおそれがある。また、センサを収容するケーシングが大型であり、重量も重く、クラブバランスが悪いので、ゴルファーが本来のスイングを実施することができないという問題もある。
一方、特許文献2に記載の方法では、計測器が大型であり、スイングの妨げとなるおそれがある。また、計測器を腕に取り付けることも記載されているが、腕に装着した場合、手首の動きがシャフト挙動に及ぼす影響を計測することができないので、正確なスイング挙動やゴルファーのスイング特徴を分析することが難しい。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、センサユニットが取付けられていても、スイング時における違和感を解消するとともに、センサユニットの位置ずれや破損を防止することができるゴルフクラブ、及びこれに取付けられるセンサユニットを提供することを目的としている。
本発明に係る第1のゴルフクラブは、シャフトと、前記シャフトの第1の端部に取付けられたヘッドと、前記シャフトの第2の端部に取付けられたグリップと、前記グリップの端部に取付けられ、ゴルフスイングの挙動解析に用いるセンサユニットと、を備え、前記センサユニットは、筐体と、前記筐体に収容され、角速度センサ、加速度センサ及び磁気センサの少なくとも1つを有するセンサ部と、前記筐体に収容される電池を有する電池部と、前記筐体に収容され、少なくとも、前記センサ部で得られたデータの送信を行う通信部と、を備え、前記筐体のうち前記通信部が収容された部分は、前記グリップから外部へ突出し、前記センサ部及び前記電池部が収容された部分は、前記グリップの内部または前記シャフトの内部に配置されている。
この構成によれば、グリップの端部にセンサユニットが設けられているため、スイング中のシャフトの変形等の影響を受けることなく、センサユニットにより、スイングの挙動の計測が可能となる。そのため、測定の精度、ひいてはスイングの分析精度を向上することができる。
また、センサユニットの筐体のうち、前記センサ部及び前記電池部が収容された部分は、前記シャフトの内部に配置され、通信部が収容された部分は、グリップから外部へ突出しているため、グリップから突出する部分を小さくすることができる。そのため、ゴルファーがゴルフクラブを把持したときの違和感を防止することができる。また、スイングしたときにセンサユニットが、ゴルファーの腕に当たるのを防止することができるため、センサユニットの位置がずれたり、破損するのを防止することができる。
さらに、センサユニットの筐体のうち、通信部が収容された部分は、グリップの内部ではなく、グリップの外部に配置されているため、したがって、通信部が無線通信を行うように構成されている場合には、通信不良を防止することができる。
上記ゴルフクラブにおいては、前記筐体のうち、前記センサ部及び電池部が収容された部分を、前記グリップの内部に収容することができる。
このとき、前記グリップの端部には、前記センサユニットの一部が収容される凹部を形成することができ、前記凹部の横断面、及び筐体の横断面は、円形以外の形状に形成することができる。
また、上記ゴルフクラブにおいては、前記グリップの端部に、前記センサユニットの一部が収容される凹部を形成することができ、前記凹部の底面には、前記シャフトの内部と連通する貫通孔が形成され、前記筐体には、前記貫通孔に係合する係合部を形成することができる。
上記ゴルフクラブにおいては、前記筐体のうち、前記センサ部及び電池部が収容された部分の少なくとも一部を、前記シャフトの内部に収容することができる。
上記ゴルフクラブにおいては、前記筐体は、前記通信部が収容される第1収容部と、
前記センサ部及び電池部が収容される第2収容部と、を備えることができ、前記第2収容部は、前記シャフトの内部に収容することができる。
ここで、前記第1収容部と第2収容部とを連結する連結部をさらに備え、前記グリップの端部には、前記シャフトの内部と連通する貫通孔を形成し、前記連結部が、前記貫通孔に係合するようにしてもよい。
そして、前記筐体のうち前記通信部が収容された部分は、前記シャフトの軸方向に、5〜15mmの長さで、前記グリップから外部へ突出させることができる。
本発明に係る第2のゴルフクラブは、シャフトと、前記シャフトの第1の端部に取付けられたヘッドと、前記シャフトの第2の端部に取付けられたグリップと、前記グリップに取付けられ、ゴルフスイングの挙動解析に用いるセンサユニットと、を備え、前記センサユニットは、筐体と、前記筐体に収容され、角速度センサ、加速度センサ及び磁気センサの少なくとも1つを有するセンサ部と、前記筐体に収容される電池を有する電池部と、前記筐体に収容され、少なくとも、前記センサ部で得られたデータの送信を行う通信部と、を備え、前記グリップには、前記筐体を収容する凹部が形成されており、前記筐体の一部が前記グリップの凹部に収容され、残りの部分が前記グリップの外部へ突出している。
また、本発明に係るセンサユニットは、上記各ゴルフクラブに取付けられているものである。
本発明のゴルフクラブによれば、スイング時における違和感を解消するとともに、センサケーシングの位置ずれや破損を防止することができる。
本発明のゴルフクラブの第1実施形態の説明図である。 図1に示されるゴルフクラブのグリップの要部説明図である。 第1実施形態に係るセンサユニットの正面図である。 図3のセンサユニットが取付けられたゴルフクラブの要部説明図である。 本発明のゴルフクラブを用いてスイングを計測する方法を説明する図である。 第2実施形態に係るゴルフクラブの要部説明図である。 第2実施形態に係るセンサユニットの正面図である。 図7のセンサユニットに装着される基板の一例を示す平面図である。 図7のセンサユニットが取付けられたゴルフクラブの要部説明図である。 第2実施形態に係るセンサユニットの断面図の他の例である。
<第1実施形態>
以下、本発明のゴルフクラブの第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るゴルフクラブの説明図であり、図2は、図1に示されるゴルフクラブ1のグリップ4の要部説明図である。なお、以下の説明では、便宜上、図2の上下方向を上下と称し、他の図面もこれに基づいて説明することがあるが、この方向は発明を限定するものではない。
<1−1.ゴルフクラブの概要>
本実施形態に係るゴルフクラブ1は、所定のロフト角を有するウッド型ゴルフクラブヘッド2と、シャフト3と、グリップ4とを有している。ヘッド2は、シャフト3の先端側のチップ端3aを挿入して固着するためのシャフト穴5を備えたホーゼル6を有している。シャフト3の後端側のバット端(第2端部)3bは、グリップ4のグリップ穴40内に挿入されて固着される。チップ端(第1端部)3aはヘッド2の内部に位置しており、バット端3bはグリップ4の内部に位置している。
本実施形態におけるヘッド2は中空のヘッドであり、その材質は、本発明において特に限定されるものではなく、例えばチタン、チタン合金、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)、ステンレス鋼、マルエージング鋼、軟鉄などを用いることができる。また、単一の材質を用いて作製するだけでなく、複数の材質を適宜組み合わせてヘッド2を作製してもよい。但し、これは例示であり、ドライバー型のヘッドのほか、アイアン型のヘッドであってもよい。
シャフト3はカーボンシャフトであり、プリプレグシートを材料として通常のシートワインディング製法により作製されている。より詳細には、シャフト3は、繊維強化樹脂層の積層体からなる管状体であり、中空構造を有している。そして、シャフトのバット端3bは開口している。なお、カーボンシャフト以外にスチールシャフトを用いてもよく、更に、カーボン以外の繊維で補強したGFRP、BFRP、KFRPなど他の繊維強化樹脂からなるシャフトを用いてもよい。
図2に示すように、グリップ4は、シャフト3の外周面を覆いグリップ穴40を構成する円筒状の本体部41と、シャフト3のバット端3bを覆うカバー部42とを備え、これらが一体的に形成されている。カバー部42の中央には円形状の貫通孔421が形成されており、この貫通孔421を介して、シャフト3の内部空間と外部とが連通している。貫通孔421の内径d1は、シャフト3の内径d2よりも小さく形成されており、例えば、2〜15mm(太径シャフトにも対応できるように設定)とすることができる。また、カバー部42の上端面には、貫通孔421の周囲に、複数の凹部422が形成されている。カバー部42の上下方向の厚さt1は、概ね3〜8mmであり、一般的なゴルフクラブのグリップと同じである。
グリップ4の材質や構造は特に限定されるものでなく、通常用いられているものを適宜採用することができる。例えば、天然ゴムに、オイル、カーボンブラック、硫黄及び酸化亜鉛を配合して混練した材料を所定形状に成形し且つ加硫することにより得られるもの、または、EPDMなどの合成ゴムを用いることができる。
グリップ4単体の重量は、本実施形態において特に限定されないが、後述するセンサユニットをグリップに設けることから、その分だけ通常のグリップ4単体の重量よりも軽量であることが望ましく、例えば15g以上45g以下とすることができる。
<1−2.センサユニット>
次に、センサユニットについて説明する。図3はセンサユニット10の側面図である。センサユニット10は、ゴルフスイングの挙動解析に用いられ、各種センサを有するセンサ部81と、電池を有する電池部82と、外部との通信を行う通信部83と、を有している。そして、これらセンサ部、電池部、及び通信部が、筐体70に収容されている。筐体70は、円板状に形成された第1収容部71と、円柱状に形成された第2収容部72とを有しており、これら収容部71,72は円柱状の連結部73で連結されている。第1収容部71はグリップ4の外部、つまりカバー部42に接するように配置され、内部には通信部83が収容される。また、第1収容部71の下面には、グリップ4のカバー部42に形成された凹部422に嵌まる突部711が形成されている。この突部711が凹部422に嵌まることで、第1収容部71がグリップ4に取付けられたときに、軸回りに回転するのを防止している。
第1収容部71の径d3は、例えば10〜30mmとすることができる。また、第1収容部71は、シャフト3の軸心と同心に配設されており、その外径d3がグリップエンド端の直径d4よりも小さくなるように設定されている。具体的には、第1収容部71の外径d3はグリップ4のカバー部42の直径d4よりも2mm程度小さくなるように設定されている。また、第1収容部71の高さt2は通信不良を防ぐ観点と取り外しの容易さ考慮し5mm以上,さらには8mm以上あることが好ましく,ゴルフクラブを把持したときの違和感防止やスイングしたときにセンサユニット腕に当たるのを防止する観点から15mm以下であることが好ましく、さらには13mm以下であることがさらに好ましく、10mm以下であることが特に好ましい。
第1収容部71に収容される通信部83は、後述するようにセンサ部で測定されたデータを、外部の解析装置であるコンピュータに送信するものである。具体的には、基板上にアンテナを含む無線インターフェースモジュールが実装されたものが、通信部83を構成している。ここで用いられる通信部83の通信規格は、特には限定されないが、例えば、近距離無線である、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、無線LAN、UWB(Ultra Wide Band)等の通信規格を利用することができる。また、通信部には、無線インターフェースモジュールのほか、有線による通信のデバイスを設けることもできる。具体的には、第1収容部71に、センサ部のデータを有線で送信するためのケーブルを接続するように構成し、例えば、USBまたはmicro USB等の外部インターフェースを設けることができる。この場合、第1収容部71には、USB等のコネクタを設けられる。
次に、第2収容部72について説明する。第2収容部72は、シャフト3の内部空間に収容されるものであり、センサ部81と電池部82とが収容されている。具体的には、第2収容部72の上部にセンサ部81が収容され、下部に電池部82が収容されている。第2収容部72の外径d5は、シャフト3の内径d2とほぼ同じであるか、あるいはシャフト3の内径d2よりも1〜5mm小さくすることができ、具体的には8〜15mmとすることができる。センサ部は、各種センサ、A/D変換器、CPUを備えており、これらが基板上に実装されている。基板は、一枚でもよいし、複数の基板を用いてもよい。すなわち、第2収容部72は、シャフト3の内部空間に収容されるような径の小さい円筒状であるため、複数の基板を積み重ね、各基板に上述したセンサ等をそれぞれ実装することができる。複数の基板を設ける場合には、それぞれを導線やコネクタで接続することができる。
ここで用いられるセンサの例としては、3軸方向(x軸方向、y軸方向、及びz軸方向)回りの角速度を計測することができる角速度センサ、3軸加速度センサ及び3軸磁気センサを挙げることができ、これらセンサのうち少なくとも1つが第2収容部72に収容される。そして、センサ部による計測結果を用いてゴルファーのスイングの分析ないし解析が行われ、この分析に基づいて当該ゴルファーに適したゴルフクラブの選定を行うことができる。なお、センサ発熱による精度低下防止の確認用に温度センサを収容してもよい。
電池部82には、例えば、リチウムイオン電池や、ニッケル水素電池などが収容されており、このような電池が、配線によりセンサ部81及び通信部83と電気的に接続されている。電池としては、充電可能なものであってもよく、その場合、電池を充電するための充電回路をセンサ部に設けることができる。
続いて、連結部73について説明する。連結部73は、第1収容部71と第2収容部72とを連結するものであり、中空の円筒状に形成されている。すなわち、第1収容部71の内部と第2収容部72の内部とが、連結部73により連通している。これにより、第1収容部71の基板と、第2収容部72の基板を電気的に接続する配線を、連結部73に収容することができる。また、連結部73は、後述するようにグリップ4の貫通孔421に収容されるため、その径d6は、グリップ4のカバー部42の貫通孔421とほぼ同じか、あるいは若干小さく形成されている。具体的には、2〜15mmとすることができる。また、必要に応じて、連結部73の外周面に緩衝部材を取付けることもできる。緩衝部材20は、衝撃を吸収するという観点から柔らかい素材からなることが好ましく、具体的には、ショアA硬度で80°以下であることが好ましく、さらには60°以下であることが好ましい。一方、軟らかすぎるとインパクトの衝撃によってセンサが振動してしまうので、ショアA硬度で30°以上であることが好ましく、さらには40°以上であることが好ましい。緩衝部材の材質としては、ネオプレンゴムなどの合成ゴム、天然ゴム、ポリエステルなどの合成樹脂、革などを挙げることができる。
上述した筐体70は、スイングの遠心力での変形によるセンサの位置ずれを防ぐ観点から、後述する緩衝部材と異なり剛性を有する材質で作製することが好ましい。具体的には、例えばMCナイロンなどのロックウェル硬度R90〜130の合成樹脂や、アルミ合金、チタン合金、マグネシウム合金などを用いることができる。これらのうち、軽量であるという点より、MCナイロンを用いることが好ましい。また、第1収容部71、第2収容部72、及び連結部73は、これらの材料により、一体成形することもできるし、別個に形成したものを連結することもできる。
以上のようなセンサユニット7は、ゴルファーにできるだけ普段通りのスイングをさせるという観点から、できるだけ軽量であることが望ましい。具体的には、15g以下であることが好ましく、さらには12g以下であることが好ましい。そして、グリップ4とセンサユニット7とを合わせた重量は、55g以下であることが好ましく、さらには50g以下であることが好ましい。このため、グリップ4としては、通常よりも軽量のもの、例えば42g以下のものを用いることが好ましく、さらには40g以下のものを用いることが好ましい。
<1−3.センサユニットの使用方法>
次に、本実施形態に係るゴルフクラブを用いたスイング計測の一例について、図4及び図5を参照しつつ説明する。図4はセンサユニットが取付けられたゴルフクラブの要部説明図であり、図75は本実施形態のゴルフクラブを用いてスイングを計測する方法を説明する図である。まず、センサユニット7をグリップ4に取付ける。このとき、グリップ4は上述した弾性材料で形成されてため、第2収容部72の下端部を貫通孔421に押しつけ、これを押し広げながら、第2収容部72をシャフト3の内部に挿入する。これと同時に、第1収容部71を軸回りに回転させ、突部711がグリップ4の凹部422に嵌まるように位置決めする。こうして、図4に示すように、センサユニット7がグリップ4に固定される。また、同図に示すように、第1収容部71及び第2収容部72の径は、貫通孔421よりも大きく、両収容部71,72の間に配置されている連結部73が貫通孔421に収容されるため、センサユニット7は、グリップ4に対して軸方向に固定され、また、突部711により軸回りにも固定される。
こうして、センサユニット7が取付けられると、図5に示されるように、ゴルフクラブのフィッティングを希望するゴルファーに実際にスイングをしてもらう。そして、そのスイングから、当該ゴルファーに特有のスイングを計測している。この計測には、グリップ4のグリップエンド端に設けられたセンサユニット7が用いられる。図5に示される例では、ゴルファーGは右利きであり、所定位置にセットされたボールBを打撃するためのスイングを開始する直前のアドレス状態である。
ゴルファーによるスイングが行われると、センサ部81で計測が行われる。例えば、スイングの加速度、角速度などが測定され、測定されたデータは、通信部83を介して、解析装置に送信される。解析装置は、一般的なコンピュータCにより構成することができ、キーボードC1及びマウスC2からなる入力部C3と、表示部C4とを備えている。また、図示していないが、コンピュータCは、ハードディスク、メモリ、CPU及びネットワークインターフェースを備えている。また、この解析装置には、通信部83からの信号を受信する無線受信装置が設けられている。このような無線受信装置は、例えば、無線アンテナ、無線インターフェース、CPU及びネットワークインターフェースを備えている。
そして、センサユニット7から送信されたデータは、無線受信装置側の無線アンテナを介して、無線インターフェースによって受信される。受信されたデータは、コンピュータCのCPUで演算処理される。コンピュータCに送られたデータは、ハードディスクなどのメモリ資源に記録される。ハードディスクには、データ処理などに必要なプログラム及びデータなどが記憶されている。このプログラムは、CPUに、必要なデータ処理を実行させる。CPUは、各種の演算処理を実行可能であり、演算結果は、表示部C4又は図示しない印刷装置などによって出力される。
以上のように、本実施形態によれば、グリップ4の端部にセンサユニット7が設けられているため、スイング中のシャフトの変形等の影響を受けることなく、センサユニット7により、スイングの挙動の計測が可能となる。そのため、測定の精度、ひいてはスイングの分析精度を向上することができる。
また、センサユニット7の筐体70のうち、センサ部81及び電池部82が収容された部分は、シャフト3の内部に配置され、通信部83が収容された部分は、グリップ4から外部へ突出しているため、グリップ4から突出する部分を小さくすることができる。そのため、ゴルファーがゴルフクラブを把持したときの違和感を防止することができる。また、スイングしたときにセンサユニット7が、ゴルファーの腕に当たるのを防止することができるため、センサユニット7の位置がずれたり、破損するのを防止することができる。特に、第1収容部71の高さt2を上記のようにすると、スイングの邪魔にならないのみならず、センサユニット7をグリップから取り外す際に、指を引っ掛けやすくなり、取り外しが容易になる。
さらに、センサユニット7の筐体70のうち、通信部が収容された部分は、グリップ4の内部ではなく、グリップ4の外部に配置されているため、通信不良を防止することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係るゴルフクラブの第2実施形態について説明する。ここでは、第1実施形態との相違点のみを説明する。
<2−1.グリップの構成>
第2実施形態においては、グリップの構造が第1実施形態と相違している。図6に示すように、本実施形態に係るグリップ4は、カバー部42の厚みt3が大きくなっており、センサユニット7が収容される凹部425が形成されている。この凹部425は、円柱状に形成されており、内壁面は、下方にいくにしたがって径が小さくなるようなテーパ状に形成されている。また、凹部425の底面には、貫通孔426が形成されており、この貫通孔426を介して、シャフト3の内部空間と、グリップ4の凹部425とが連通している。凹部425の軸方向の深さt4は、例えば、2〜15mmとすることができる。貫通孔426の径d7は、凹部425の底面の径及びシャフト3の内径d2よりも小さく、例えば、2〜15mmとすることができる。また、カバー部42において、凹部425が形成されている部分の肉厚は、1mm以上とすることが好ましい。
<2−2.センサユニットの構成>
次に、第2実施形態に係るセンサユニットについて説明する。図7はセンサユニット7の側面図である。このセンサユニット7は、第1実施形態と同様に、ゴルフスイングの挙動解析に用いられ、各種センサを有するセンサ部81と、電池を有する電池部82と、外部との通信を行う通信部83と、を有している。そして、これらセンサ部81、電池部82、及び通信部83が、筐体70に収容されている。
筐体70は、グリップ4の凹部425に収容されるように構成され、上述したセンサ部81、電池部82、及び通信部83を収容する本体部78と、本体部78の下面に取付けられ、上述したグリップ4の貫通孔426に嵌まる係合部79とを備えている。本体部78は、円柱状に形成されており、外周面は、凹部425の内壁面に沿うようにテーパ状に形成されている。また、本体部78の高さt5は、凹部425の深さt4よりも長く、筐体70が凹部425に収容されたときに、その一部が外部に突出するような高さとなっている。後述する図9に示すように、突出する部分の長さsは、通信不良を防ぐ観点と取り外しの容易さ考慮し5mm以上,さらには8mm以上あることが好ましく,ゴルフクラブを把持したときの違和感防止やスイングしたときにセンサユニット腕に当たるのを防止する観点から15mm以下であることが好ましく、さらには13mm以下であることがさらに好ましく、10mm以下であることが特に好ましい。また、図9に示すように、筐体70において、外部に突出する部分の外周面には、テーパを形成せず、軸心と平行にすることもできる。
本体部78に収容されるセンサ部81、電池部82、及び通信部83は、第1実施形態で示したのと同様であるが、第1実施形態と異なり、1つの空間にこれらを収容できるため、その構成は種々の態様が可能である。例えば、第1実施形態よりも基板の数を少なくし、この基板にセンサ部81、通信部83を実装することができる。但し、通信部83が実装される基板は、本体部78の内部で、グリップ4から突出する部分に配置される。したがって、本体部78の最上部に配置されることが好ましいが、グリップ4から突出部分に配置されるのであれば、最上部でなくてもよい。
図8に一例を示す。同図の例では、2枚の基板によって、センサ部81と通信部83とが構成されている。図8(a)に示すように、上方の基板の上面には通信部83の無線インターフェースモジュール(例えば、Bluetooth:登録商標)が実装されている。一方、基板の下面には、3軸角速度センサ、3軸加速度センサ、及び3軸磁気センサが実装されている。また、基板の下面には下方の基板との電気的な接続のためのコネクタが実装されている。図8(b)に示すように、下方の基板には、上方の基板との接続のためのコネクタと、micro USBのインターフェースとが実装されている。電池部82は、両基板の下方に配置され、いずれかの基板と導線やコネクタなどで接続される。
続いて、係合部79について説明する。係合部79は、本体部78の下面に接続される小径部791と、この小径部791の下面に接続される大径部792とを備えている。小径部791は円柱状に形成され、グリップ4の貫通孔426とほぼ同じ大きさに形成されている。また、小径部791の軸方向の長さは、貫通孔426の軸方向の長さとほぼ同じである。一方、大径部792は、先端が細くなるようなテーパが形成された円錐状に形成されており、小径部791に隣接する最も径が大きい部分は、貫通孔426の径よりも大きくなっている。なお、小径部791には、第1実施形態で示したような緩衝部材を設けることもできる。
その他、センサユニット7を構成する材料や重量のほか、グリップ4の材料も、第1実施形態と同じである。
次に、このセンサユニットの取付方法について説明する。図9は、センサユニットが取付けられたゴルフクラブである。まず、筐体70をグリップ4の凹部425に挿入し、係合部79の下端部を貫通孔426に押しつける。そして、筐体70をさらに押し込むことで、係合部79により、貫通孔426を押し広げながら、係合部79をシャフト3の内部に挿入する。こうして、図9に示すように、センサユニット7がグリップ4に固定される。同図に示すように、本体部78及び大径部792の径は、貫通孔426よりも大きく、両者の間に配置されている小径部791が貫通孔426に収容されるため、センサユニット7は、グリップ4に対して軸方向に固定される。こうしてセンサユニット7が装着されたゴルフクラブは、第1実施形態と同様に使用され、スイングの測定が行われる。
以上のように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、センサ部81、電池部82、及び通信部83が1つの筐体70の中に配置されているため、第1実施形態のセンサユニットに比べ、製造が容易である。
本実施形態では、グリップ4の端部に凹部425を形成しているため、第1実施形態に比べ、グリップ4は、シャフト3より外部の軸方向の長さが長くなっている。そのため、シャフト3を短くすることで、ゴルフクラブ全体の長さを調整することもできる。
筐体70の形状は、円柱状に限られず、例えば、図10のような横断面が異形になるようにすることもできる。図10(a)は、円柱状の筐体70の外周面に平坦な部分701を形成している。図10(b)は筐体70の横断面を楕円状に形成し、図10(c)は多角形状(5角形)に形成している。これにより、筐体70がグリップ4内で軸回りに回転するのを防止することができる。
<3.変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、第2実施形態では、筐体70の内部で、グリップ4から突出する部分に通信部83を配置しているが、通信部83がグリップ4の内部にあってもよい。すなわち、筐体70の内部での、センサ部81、電池部82、及び通信部83の位置は、適宜変更することができる。したがって、第1実施形態においては、第1収容部71にセンサ部81を配置することもできる。
上記実施形態では、センサ部81で測定したデータを通信部83により送信しているが、通信部83は、データの送信だけでなく、例えば、解析装置からの信号やデータを受信するように構成することもできる。そして、例えば、受信した信号にしたがって、センサ等を動作させるようにすることもできる。
また、上記実施形態では、通信部83において、無線及び有線での通信を行えるようにしているが、少なくとも一方が行えるように構成されていればよい。
1 ゴルフクラブ
2 ヘッド
3 シャフト
4 グリップ
7 センサユニット
70 筐体
81 センサ部
82 電池部
83 通信部

Claims (8)

  1. シャフトと、
    前記シャフトの第1端部に取付けられたヘッドと、
    前記シャフトの第2端部に取付けられ、前記シャフトの内部と連通し外部に開放する貫通孔が形成されているグリップと、
    前記グリップに取付けられ、ゴルフスイングの挙動解析に用いるセンサユニットと、
    を備え、
    前記センサユニットは、
    第1収容部及び第2収容部を有する筐体と、
    前記第2収容部に収容され、角速度センサ、加速度センサ及び磁気センサの少なくとも1つを有するセンサ部と、
    前記第2収容部に収容される電池を有する電池部と、
    前記第1収容部に収容され、少なくとも、前記センサ部で得られたデータの送信を行う通信部と、
    前記第1収容部と第2収容部とを連結し、前記貫通孔に係合する連結部と、
    を備え、
    前記筐体のうち、前記第2収容部は、前記グリップの内部または前記シャフトの内部に配置され、前記第1収容部は、前記グリップの外部に配置され、
    前記連結部は中空に形成され、当該連結部には、前記センサ部と前記通信部とを接続する配線が配置されている、ゴルフクラブ。
  2. 前記連結部の径は、前記第1収容部の径及び前記第2収容部の径よりも小さい、請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 前記筐体のうち、前記センサ部及び電池部が収容された部分は、前記グリップの内部に収容されている、請求項1または2に記載のゴルフクラブ。
  4. 前記グリップの端部には、前記センサユニットの一部が収容される凹部が形成されており、
    前記凹部の横断面、及び筐体の横断面は、円形以外の形状に形成されている、請求項に記載のゴルフクラブ。
  5. 前記筐体のうち、前記センサ部及び電池部が収容された部分の少なくとも一部は、前記シャフトの内部に収容されている、請求項1に記載のゴルフクラブ。
  6. 前記筐体のうち前記通信部が収容された部分は、前記シャフトの軸方向に、5〜15mmの長さで、前記グリップから外部へ突出している、請求項1からのいずれかに記載のゴルフクラブ。
  7. ゴルフクラブのシャフトに取り付けられ、前記シャフトの内部と連通する貫通孔を有するグリップ、に取り付けられるセンサユニットであって、
    第1収容部及び第2収容部を有する筐体と、
    前記第2収容部に収容され、角速度センサ、加速度センサ及び磁気センサの少なくとも1つを有するセンサ部と、
    前記第2収容部に収容される電池を有する電池部と、
    前記第1収容部に収容され、少なくとも、前記センサ部で得られたデータの送信を行う通信部と、
    前記第1収容部と第2収容部とを連結し、前記貫通孔に係合する連結部と、
    を備え、
    前記筐体のうち、前記第2収容部は、前記グリップの内部または前記シャフトの内部に配置され、前記第1収容部は、前記グリップの外部に配置され、
    前記連結部は中空に形成され、当該連結部には、前記センサ部と前記通信部とを接続する配線が配置されている、センサユニット。
  8. 前記連結部の径は、前記第1収容部の径及び前記第2収容部の径よりも小さい、請求項に記載のセンサユニット。
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