JP2003190334A - ゴルフクラブ用エンドチップ及びゴルフクラブ - Google Patents

ゴルフクラブ用エンドチップ及びゴルフクラブ

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JP2003190334A
JP2003190334A JP2001390355A JP2001390355A JP2003190334A JP 2003190334 A JP2003190334 A JP 2003190334A JP 2001390355 A JP2001390355 A JP 2001390355A JP 2001390355 A JP2001390355 A JP 2001390355A JP 2003190334 A JP2003190334 A JP 2003190334A
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grip
hole
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Koji Ogoshi
宏二 大越
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフクラブの部品交換を行うときも履歴情
報を容易に保持できるゴルフクラブのエンドチップ及び
ゴルフクラブを提供する。 【解決手段】 ゴルフクラブのグリップエンド111に設
けた孔112に着脱可能に装着するエンドチップ14の内
部にトランスポンダ30を設ける。トランスポンダ30
には、電気的に情報の書き変えが可能な不揮発性の半導
体メモリを有する記憶部を備え、この記憶部内にゴルフ
クラブの製造履歴や修理の履歴、及び所有者の情報など
を記録しておき、ゴルフクラブの修理や部品交換を行っ
たときにもゴルフクラブに1対1に対応させて同じチッ
プエンド14を用いることにより、トランスポンダ30
の記憶部に記憶された情報を容易に継続して維持するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブ用エ
ンドチップ及び素性や履歴を簡単に把握できるゴルフク
ラブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフクラブの商品管理は、ソケ
ットやシャフトへの文字又はバーコードによる品番やセ
リアル番号表示によって行っていた。しかし、この方法
では、商品を確認するために梱包を解き、商品に表示さ
れている品番やセリアル番号を目視或いはバーコードリ
ーダーで確認する必要があり、在庫管理や商品発送業
務、品質保証業務において多大な労力を要していた。
【0003】この労力を低減し、より高度の品質管理を
実現するために、本願出願人は、電磁波或いは超音波に
よって情報の読み出し又は情報の読み出しと書き込みを
行える情報記憶素子(トランスポンダ)を装着したゴル
フクラブを提案した(特開平9−135925号)。
【0004】即ち、上記提案のゴルフクラブでは、図2
に示すように、ゴルフクラブ20を構成するグリップ2
1と、シャフト22及びヘッド23にトランスポンダ2
4a〜24dが設けられている。
【0005】これらのトランスポンダ24a〜24d
は、内部の記憶素子に予め製造工場名や、製造ロット番
号、製造年月日等の情報が書き込まれており、外部から
の電磁波或いは超音波による質問信号を受信すると、上
記記憶情報を読み出して、これらの情報を含む応答信号
を送信するものである。また、記憶情報の更新が可能な
記憶素子をトランスポンダ24a〜24dに備えること
によって、製品を出荷した後の修理の履歴情報などを書
き込むことができる。
【0006】グリップ21には、上端部にトランスポン
ダ24aがグリップの形状を損なわないように嵌着され
ている。ここで、グリップ21内部にトランスポンダ2
4aを接着しておいても良いし、グリップ21の成型時
にグリップ21内にトランスポンダ24aを埋め込んで
おいても良い。
【0007】また、シャフト22には、バット側及びチ
ップ側のそれぞれの開口部にトランスポンダ24b,2
4cが嵌着され、ヘッド23にはネック23aの最奥部
にトランスポンダ24dが接着されている。
【0008】従って、上記ゴルフクラブ20に故障が生
じた際には、ゴルフクラブ自体の素性の確認が可能であ
るばかりか、そのグリップ21、シャフト22、ヘッド
23の素性まで完全に掴むことができる。また、従来か
ら用いられているセリアルラベルが消費者によって剥が
されてしまっても、ゴルフクラブ自体及び各構成部品の
素性の確認も容易に行うことができる。
【0009】さらに、トランスポンダ24a〜24dの
記憶情報は容易に更新或いは書き換えできるので、製品
の履歴等を残したい場合には有効に活用することができ
る。例えば、故障して修理が行われた場合には、修理日
時、修理実施工場、修理内容等の情報を任意の時点でト
ランスポンダ24a〜24dに書き込むことができると
共に読み出すこともでき、個々の製品の履歴を確実に把
握することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴルフ
クラブ20の部品を交換する修理を行ったとき、すなわ
ちグリップ21や、シャフト22、ヘッド23を交換す
る修理を行ったときには、古い部品に設けられているト
ランスポンダに記憶されていた修理履歴情報などの必要
な情報を、新たに装着した部品のトランスポンダに複写
しなければならず、手間がかかると共に複写するのを忘
れることもある。特に、グリップ21は摩耗が激しいの
で交換する頻度が高い。
【0011】また、ゴルフクラブ20の所持者の情報を
記憶させたいときは、同じ所持者情報を複数のトランス
ポンダ24a〜24dに記憶させる必要があり、この作
業においても間違いが発生する可能性が高くなると共に
情報の書き込み作業に手間を要することになる。
【0012】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、ゴル
フクラブの部品交換を行うときも履歴情報を容易に保持
できるゴルフクラブのエンドチップ及びゴルフクラブを
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、ゴルフクラブのグリップエ
ンドに設けた孔に着脱可能に装着するエンドチップであ
って、前記孔の開口面積よりも大きい面積の主面を有
し、該主面の中部に前記孔に嵌入する突起部が設けられ
た筐体と、前記筐体内部に配置され、ワイヤレスで質問
信号を受信したときに応答信号を送信するトランスポン
ダとからなり、前記トランスポンダは、記憶情報の読み
出しと書き込みが可能であり且つ駆動電力が供給されて
いないときにも記憶情報を保持している情報記憶手段
と、前記質問信号をワイヤレスで受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した質問信号を駆動用の電気
エネルギーに変換する手段と、前記受信手段によって受
信した質問信号に基づいて、前記情報記憶手段に記憶さ
れている情報を読み出し、該読み出した情報を含む応答
信号をワイヤレスで送信する送信手段と、前記受信手段
によって受信した質問信号に書き込み対象情報が含まれ
ているときに、該書き込み対象情報を前記情報記憶手段
に書き込む手段とを備えているゴルフクラブ用エンドチ
ップを提案する。
【0014】該ゴルフクラブ用エンドチップは、ゴルフ
クラブの製造時においてグリップエンドに設けた孔に着
脱可能に装着される。このとき、ゴルフクラブの製造履
歴情報をワイヤレスで前記情報記憶手段に書き込むこと
ができる。即ち、前記トランスポンダをアクセスする外
部装置から、ゴルフクラブの製造工場名や、製造ロット
番号、製造年月日等の製造履歴情報を前記書き込み対象
情報として含む質問信号を前記トランスポンダに送信す
ると、該質問信号が前記受信手段によって受信され、受
信された質問信号が駆動用の電気エネルギーに変換され
てトランスポンダが駆動される。さらに、前記受信した
質問信号に含まれている書き込み対象情報が前記情報記
憶手段に書き込まれて保持される。
【0015】また、前記製造履歴情報を知りたいとき
は、前記外部装置から質問信号を前記トランスポンダに
送信すると、該質問信号が前記受信手段によって受信さ
れ、受信された質問信号が駆動用の電気エネルギーに変
換されてトランスポンダが駆動され、前記送信手段によ
って前記情報記憶手段に記憶されている情報が読み出さ
れて、該読み出された情報を含む応答信号がワイヤレス
で送信される。この応答信号を前記外部装置によって受
信することにより、前記情報記憶手段に記憶されている
製造履歴情報を知ることができる。前記質問信号及び応
答信号の送受信においては、例えば電磁波や超音波或い
は光を用いて信号を伝送する。
【0016】一方、摩耗や破損したグリップを交換する
際には、グリップエンドからエンドチップを取り外して
新たなグリップに装着することにより、前記トランスポ
ンダに記憶されている情報を継続して保持することがで
きる。また、部品交換や修理の履歴を上記と同様にして
前記情報記憶手段に容易に記憶させることができる。
【0017】また、請求項2では、グリップエンドに孔
が形成されているグリップと、前記グリップエンドの孔
に着脱可能に装着された前記請求項1に記載のエンドチ
ップとを備えているゴルフクラブを提案する。
【0018】該ゴルフクラブによれば、前記エンドチッ
プが着脱可能であるので、更新或いは追加しなければな
らない修理や部品交換などの情報をエンドチップ内のト
ランスポンダに記憶させ、このエンドチップを継続して
使用することにより、製造履歴情報や修理履歴情報など
のゴルフクラブに関する情報をゴルフクラブ自体に保持
させることができる。
【0019】また、請求項3では、請求項2に記載のゴ
ルフクラブにおいて、少なくともゴルフクラブの製造履
歴情報が前記情報記憶手段に記憶されているゴルフクラ
ブを提案する。
【0020】該ゴルフクラブによれば、前記トランスポ
ンダの情報記憶手段には少なくともゴルフクラブの製造
履歴情報が記憶されているので、ゴルフクラブの製造工
場名や、製造ロット番号、製造年月日等の製造履歴情報
をデータベースをアクセスすることなく容易に知ること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0022】図1は本発明の一実施形態におけるゴルフ
クラブを示す構成図、図3はその要部を示す側断面図、
図4は要部を示す分解断面図である。図において、10
はゴルフクラブで、ゴム製のグリップ11と、中空パイ
プ状のシャフト12と、そのシャフト12のチップ側
(下端部)に取り付けられたヘッド13とから構成さ
れ、グリップ11は、シャフト12のバット側(上端
部)に取り付けられている。
【0023】また、グリップ11の上端部すなわちグリ
ップエンド111には中央に孔112が設けられた凹部113が
形成され、この凹部113にエンドチップ14が着脱可能
に装着されている。
【0024】上記エンドチップ14は、グリップエンド
111の孔112を塞ぐと共に、ヘッドを下にしてゴルフクラ
ブを置いた状態でもクラブ番手やロフト角がわかるよう
にするために設けられている。
【0025】即ち、シャフト12にグリップ11を取り
付ける際には、例えばシャフト12のグリップ取り付け
箇所に粘着テープを巻き付け、揮発性の溶剤をその巻き
付けられた粘着テープとグリップ11の内部に塗布した
後にシャフト12の粘着テープ箇所をグリップ11内に
滑らせるように挿入する。ここで、グリップ11の内径
はシャフト12の外径よりも小さく設定されており、さ
らにグリップ11にはゴムの弾性を利用した締めしろが
設けられている。
【0026】また、グリップ11は一般に消耗品である
ため、シャフト12の先端にヘッド13が取り付けられ
てシャフト12の一端が閉塞された状態で、グリップ1
1がシャフト12に取付けられることが多々ある。この
ため、シャフト12の一端がヘッド13によって閉塞さ
れた状態で取付けるときにも容易にグリップ11を装着
できるようにするために、グリップエンド111にはシャ
フト12内及びグリップ11内の空気を抜くための孔11
2が設けられている。
【0027】しかし、グリップエンド111に孔112が開い
た状態では、この孔112から小石や砂或いは水がシャフ
ト12内に入り込んでグリップ11やシャフト12を劣
化させたり、シャフト12の内部に入り込んだ小石や砂
によって音鳴りを生じる恐れがある。このため、グリッ
プエンド111の孔112にエンドチップ14を装着すること
によってグリップエンド111の孔112を塞いでいる。
【0028】エンドチップ14は、電磁波を透過させる
材質、例えば樹脂からなり、円形の主面を有し上面にト
ランスポンダ30を収納する凹部141が形成されている
底板部142と、底板部142の底面中央部に垂直に突出した
突起部143と、底板部142の上面を覆う蓋体144と、凹部1
41内に収納された円盤形状のトランスポンダ30とから
構成されている。蓋体144は、凹部141内にトランスポン
ダ30を収納した後に凹部141を覆うように底板部142に
装着されて接着されている。
【0029】また、突起部143は、グリップエンド111の
孔112に嵌入可能な直径と孔112の長さよりもやや大きい
長さとを有する円柱部143aと、その先端に設けられた略
円錐台形状の係止部143bを有している。係止部143bは、
円柱部143aとの連結部分が円柱部143aよりもやや大きな
直径を有し、先端方向に徐々に直径が小さくなるように
形成されている。これにより、突起部143が孔112に嵌入
されたときに係止部143bが孔112の他端側に突出して、
エンドチップ14の脱落防止をさらに強化している。
【0030】トランスポンダ30は、図7に示すよう
に、円盤状の多層プリント配線回路基板(以下、単に回
路基板と称する)31を有し、この内層に円形ループ状
のアンテナ32が埋設されていると共に回路基板31の
表面31aに複数のチップ状電子部品33とICチップ
34が実装されて構成されている。
【0031】上記トランスポンダ30は電気的な絶縁コ
ーティングが成されており、この状態でエンドチップ1
4の凹部141内に接着剤を用いて貼り付けられている。
【0032】トランスポンダ30の電気系回路は、図8
に示すように、アンテナ32と、アンテナ切替器41、
整流回路42、中央処理部43、記憶部44、発信部4
5及び検波部46から構成されている。
【0033】アンテナ切替器41は、例えば電子スイッ
チ等から構成され、中央処理部43の制御によってアン
テナ32と整流回路42及び検波部46との接続と、ア
ンテナ32と発信部45との接続とを切り替える。
【0034】整流回路42は、ダイオード421,42
2と、コンデンサ423、抵抗器424から構成され、
周知の全波整流回路を形成している。この整流回路42
の入力側にはアンテナ切替器41を介してアンテナ32
が接続されている。整流回路42は、アンテナ32に誘
起した高周波電流を整流して直流電流に変換し、これを
中央処理部43、記憶部44及び発信部45の駆動電源
として出力するものである。
【0035】中央処理部43は、周知のCPU431
と、ディジタル/アナログ(以下、D/Aと称する)変
換回路432から構成されている。CPU431は、電
源が供給されて駆動すると、検波部46から入力した質
問信号に基づいて、記憶部44に記憶されている情報を
読み出して、この読み出した情報を含む応答信号をワイ
ヤレスで送信する。さらに、中央処理部43は、受信し
た質問信号の中に後述する書き込み命令と共に書き込み
対象情報が含まれているときには、この書き込み命令に
従って記憶部44内の情報の書き換えや追加或いは削除
を行う。
【0036】記憶部44は、CPU431を動作させる
プログラムが記録されたROMと、例えばEEPROM
(electrically erasable programmable read-only mem
ory)等の電気的に書き換え可能な不揮発性の半導体メ
モリとからなり、個々のトランスポンダ30に固有の識
別情報がトランスポンダ30の製造時に記憶部44内の
書き換え不可に指定された領域に予め記憶されている。
さらに、記憶部44内の書き換え可能に指定された領域
には、ゴルフクラブ10の製造時において、製造工場名
や、製造ロット番号、製造年月日、品番、セリアル番
号、各構成部品の品番及びセリアル番号等の製造履歴情
報が書き込まれている。
【0037】また、中央処理部43は、受信した質問信
号の中に後述する書き込み命令と共に書き込み対象情報
が含まれているときには、この書き込み命令に従って記
憶部44内の情報の書き換えや追加或いは削除を行う。
【0038】発信部45は、発振回路451、変調回路
452及び高周波増幅回路453から構成され、発振回
路451によって発振された搬送波を、中央処理部43
から入力した情報信号に基づいて変調回路452で変調
し、これを高周波増幅回路453及びアンテナ切替器4
1を介してアンテナ32に供給する。
【0039】検波部46はダイオード461とA/D変
換器462からなり、ダイオード461のアノードはア
ンテナ32に接続され、カソードはA/D変換器462
を介して中央処理部43のCPU431に接続されてい
る。これにより、受信した質問信号は検波部46によっ
てディジタルデータに変換されてCPU431に入力さ
れる。
【0040】尚、使用する電磁波の周波数は伝送対象と
なる情報量や使用環境に合わせて適宜決定することが好
ましく、また送受信周波数が同一であっても良いし、送
受信周波数が異なる周波数に設定されていても良い。
【0041】上記構成よりなるチップエンド14が装着
されたゴルフクラブ10では、販売店において顧客に販
売する際に、トランスポンダ30をアクセスする外部装
置を用いて、購入した顧客の住所や氏名、電話番号など
の顧客情報をトランスポンダ30の記憶部44に書き込
むことも可能である。この様に顧客情報を記憶部44に
書き込んでおくことにより、ゴルフクラブ10を修理す
る際に顧客情報を容易に読み出すことができる。さら
に、ゴルフクラブ10を修理するときには、トランスポ
ンダ30の記憶部44からゴルフクラブ10の製造履歴
情報を読み出して、修理の参考にすることができる。ま
た、修理した年月日や修理箇所、修理担当者、修理に要
した部品名などの修理履歴情報を記憶部44に書き込ん
でおくこともできる。これにより、次回の修理のとき
に、前回の修理内容を容易に把握することができる。
【0042】トランスポンダ30の記憶部44から情報
の読み出しを行うときには、外部装置から所定の質問信
号をトランスポンダ30に向けて送信することにより、
トランスポンダ30から応答信号が送信される。また、
記憶部44に情報を書き込んだり更新したりするときに
は、外部装置から情報書き込み命令と書き込み対象とな
る情報を含む質問信号をトランスポンダ30に向けて送
信することにより、前記書き込み命令が検出されて情報
の書き込み或いは更新が行われる。
【0043】即ち、図9のフローチャートに示すよう
に、外部装置からトランスポンダ30に向けて質問信号
を送信すると、この質問信号がトランスポンダ30のア
ンテナ32に高周波電流を誘起させ、これによってトラ
ンスポンダ30に駆動電力が供給される。トランスポン
ダ30が駆動すると、CPU431は質問信号を受信し
たか否かを判定し(SA1)、質問信号を受信したとき
は書き込み命令が含まれているか否かを判定する(SA
2)。この判定の結果、書き込み命令が含まれていない
ときは、予めプログラムによって設定されている記憶部
44の読み出し対象領域に記憶されている製造履歴情報
や修理履歴情報を読み出して(SA3)、これらの情報
を含む応答信号を送信する(SA4)。
【0044】また、前記SA2の判定の結果、受信した
質問信号に書き込み命令が含まれているときは、質問信
号から書き込み対象情報を抽出して(SA5)、この情
報を予めプログラムによって設定されている記憶部44
の書き込み対象領域に書き込む(SA6)。このとき、
記憶部44内の古い情報に新しい情報を上書きすること
により情報の更新を行うことも可能であるし、必要ない
古い情報を消去することも可能である。
【0045】一方、修理時においてグリップ11を交換
するときには、エンドチップ14を外し、この外したエ
ンドチップ14を新しいグリップ11に取り付けること
によって、ゴルフクラブに対して1対1に対応させてエ
ンドチップを用いることにより、トランスポンダ30の
記憶部44に記憶されている製造履歴情報や修理履歴情
報をそのまま継続して維持することができる。これによ
り、上記発明が解決しようとする課題の欄で説明したよ
うな情報の複写作業を行う必要がない。
【0046】また、上記トランスポンダ30は、受信し
た質問信号のエネルギーによって駆動するので、電池を
設ける必要がなく、電池交換などのメンテナンスを行う
ことなく半永久的に使用することができる。
【0047】尚、上記実施形態では外部装置とトランス
ポンダ30との間のアクセスを電磁波を介して行うよう
にしたが、超音波や光を介してアクセスするようにして
も良い。例えば、超音波を介して信号を伝送する場合は
図10に示すトランスポンダ30Bを用いれば良く、ま
た光を介して信号を伝送する場合は図11に示すトラン
スポンダ30Cを用いればよい。図10及び図11にお
いて、前述した実施形態と同一構成部分は同一符号をも
って表しその説明を省略する。
【0048】図10において、前述した実施形態と異な
る部分は、アンテナ32とアンテナ切替器41、発信部
43を除去して、これらの代わりに超音波受信器51と
超音波送信部52を設けたことである。この構成によっ
て超音波を介しての信号の伝送を可能にしている。超音
波受信器51は、超音波信号が照射されるとこの超音波
信号に共振して振動し、この振動によって起電力を生ず
る物質を主体として構成されている。例えば、圧電素子
によって超音波受信器51は構成される。
【0049】超音波受信器51から出力された起電力
は、整流回路42に入力されて前記起電力がトランスポ
ンダ30Bの駆動電力に変換される。さらに、超音波受
信器51から出力された起電力は検波部46に入力され
る。
【0050】超音波送信部52は、駆動回路521と超音
波送信器522とから構成され、駆動回路521はD/A変換
回路432から出力された応答信号に基づいて超音波送信
器522を駆動し、応答信号に対応した超音波信号を送信
する。超音波送信器522は、入力された電気信号に対応
して振動し、この振動によって超音波を発生する物質を
主体として構成されている。例えば、圧電素子によって
超音波送信器522は構成される。
【0051】上記構成によって、電磁波に代えて超音波
を用いてトランスポンダ30Bをアクセスすることが可
能になる。
【0052】尚、超音波受信器51と超音波送信器522
は、少なくともその一部がエンドチップ14の表面に露
出するように配置することがエネルギー効率及び信号伝
達効率を高めるためには好ましいが、少なくともエンド
チップ14の蓋体144を超音波振動を伝達し易い物質に
よって構成することにより、超音波受信器51と超音波
送信器522を蓋体144内に収容してもエネルギー効率と信
号伝達効率を高めることができる。
【0053】また、光を介して信号を伝送するトランス
ポンダ30Cでは、図11に示すように、アンテナ32
とアンテナ切替器41、発信部43を除去して、これら
の代わりに光電変換器53と発光部54を設けたことで
ある。この構成によって光を介しての信号の伝送を可能
にしている。
【0054】光電変換器53は、光が照射されるとこの
光の強度に対応した起電力を生ずる物質を主体として構
成されている。例えば、フォトトランジスタや太陽電池
によって光電変換器53が構成される。光電変換器53
から出力された起電力は、整流回路42に入力されて、
この起電力がトランスポンダ30Bの駆動電力に変換さ
れる。さらに、光電変換器53から出力された起電力は
検波部46に入力される。
【0055】発光部54は、駆動回路541と発光器542と
から構成され、駆動回路541はD/A変換回路432から出
力された応答信号に基づいて発光器542を駆動し、応答
信号に対応した光信号を送信する。発光器542は、入力
された電気信号に対応して発光する物質を主体として構
成され、例えば、LEDによって発光器542が構成され
る。
【0056】上記構成によって、電磁波に代えて光を用
いてトランスポンダ30Cをアクセスすることが可能に
なる。
【0057】尚、光電変換器53と発光器542は、少な
くともその一部がエンドチップ14の表面に露出するよ
うに配置することがエネルギー効率及び信号伝達効率を
高めるためには好ましいが、少なくともエンドチップ1
4の蓋体144を光透過性を有する物質によって構成する
ことにより、光電変換器53と発光器542を蓋体144内に
収容してもエネルギー効率と信号伝達効率を高めること
ができる。
【0058】また、上記3つの実施形態は本願発明の一
具体例であって、本願発明がこれらのみに限定されるこ
とはない。例えば、上記実施形態ではエンドチップ14
の上部を円盤形状としたが、四角形や三角形或いはその
他の形状にしても良い。
【0059】また、エンドチップ14の蓋体144の表面
を球面半球面にしても良い。光を用いて信号の伝送を行
い且つ蓋体144を前述のように光透過性を有する物質に
よって形成したときに、この様に蓋体144を球面形状に
することにより光信号の受信と送信における指向性を緩
和することができる。
【0060】また、上記実施例では、従来例のようにグ
リップ11やシャフト12、ヘッド13のそれぞれに設
けた情報記憶素子(トランスポンダ)24a〜24dに
関しては説明していないが、各部品の生産管理などのた
めに従来例と同様にこれらのグリップ11やシャフト1
2、ヘッド13毎に情報記憶素子(トランスポンダ)2
4a〜24dを設けても良いし、エンドチップ14のト
ランスポンダ30のみを設けてもほぼ同様の効果を得る
ことができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載のゴルフクラブ用エンドチップによれば、ゴルフクラ
ブに対して1対1に対応させてエンドチップを用いるこ
とにより、ゴルフクラブの部品を交換する修理を行った
ときにも、従来例のように古い部品に設けられているト
ランスポンダに記憶されていた修理履歴情報などの必要
な情報を、新たに装着した部品のトランスポンダに複写
する必要がない。従って、履歴情報の追加更新作業を従
来例に比べて極めて容易に行うことができる。さらに、
ゴルフクラブの所持者の情報を記憶させたいときにも、
エンドチップのトランスポンダに記憶させれば良いの
で、情報の書き込み作業においても間違いが発生する可
能性が低くなると共に情報の書き込み作業の手間を省く
ことができる。
【0062】また、請求項2及び請求項3に記載のゴル
フクラブによれば、着脱可能なエンドチップがグリップ
エンドに装着されているので、ゴルフクラブに対して1
対1に対応させて、部品交換したときにも継続して同じ
エンドチップを用いることにより、履歴情報の追加更新
作業を従来例に比べて極めて容易に行うことができる。
さらに、ゴルフクラブの所持者の情報を記憶させたいと
きにも、エンドチップのトランスポンダに記憶させれば
良いので、情報の書き込み作業においても間違いが発生
する可能性が低くなると共に情報の書き込み作業の手間
を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるゴルフクラブを示
す構成図
【図2】従来例のゴルフクラブを示す構成図
【図3】本発明の一実施形態におけるゴルフクラブの要
部を示す側断面図
【図4】本発明の一実施形態におけるゴルフクラブの要
部を示す分解断面図
【図5】本発明の一実施形態におけるエンドチップを示
す外観斜視図
【図6】本発明の一実施形態におけるエンドチップを示
す側断面図
【図7】本発明の一実施形態におけるトランスポンダを
示す外観斜視図
【図8】本発明の一実施形態におけるトランスポンダの
電気系回路を示す構成図
【図9】本発明の一実施形態におけるトランスポンダの
動作を説明するフローチャート
【図10】本発明の一実施形態におけるトランスポンダ
の他の電気系回路を示す構成図
【図11】本発明の一実施形態におけるトランスポンダ
の他の電気系回路を示す構成図
【符号の説明】
10…ゴルフクラブ、11…グリップ、111…グリップ
エンド、112…孔、113…凹部、12…シャフト、13…
ヘッド、14…エンドチップ、141…凹部、142…底板
部、143…突起部、143a…円柱部、143b…係止部、144…
蓋体、30…トランスポンダ、31…回路基板、32…
アンテナ、33…チップ状電子部品、34…ICチッ
プ、41…アンテナ切替器、42…整流回路、43…中
央処理部、44…記憶部、45…発信部、46…検波
部、51…超音波受信器、52…超音波送信部、53…
光電変換器、54…発光部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフクラブのグリップエンドに設けた
    孔に着脱可能に装着するエンドチップであって、 前記孔の開口面積よりも大きい面積の主面を有し、該主
    面の中央部に前記孔に嵌入する突起部が設けられた筐体
    と、 前記筐体内部に配置され、ワイヤレスで質問信号を受信
    したときに応答信号を送信するトランスポンダとからな
    り、 前記トランスポンダは、 記憶情報の読み出しと書き込みが可能であり且つ駆動電
    力が供給されていないときにも記憶情報を保持している
    情報記憶手段と、 前記質問信号をワイヤレスで受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信した質問信号を駆動用の電気
    エネルギーに変換する手段と、 前記受信手段によって受信した質問信号に基づいて、前
    記情報記憶手段に記憶されている情報を読み出し、該読
    み出した情報を含む応答信号をワイヤレスで送信する送
    信手段と、 前記受信手段によって受信した質問信号に書き込み対象
    情報が含まれているときに、該書き込み対象情報を前記
    情報記憶手段に書き込む手段とを備えていることを特徴
    とするゴルフクラブ用エンドチップ。
  2. 【請求項2】 グリップエンドに孔が形成されているグ
    リップと、 前記グリップエンドの孔に着脱可能に装着された前記請
    求項1に記載のエンドチップとを備えていることを特徴
    とするゴルフクラブ。
  3. 【請求項3】 少なくともゴルフクラブの製造履歴情報
    が前記情報記憶手段に記憶されていることを特徴とする
    請求項2に記載のゴルフクラブ。
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