JP2008015855A - メータ用rfidタグシステム、rfidタグ、リーダ/ライタ、メータ用rfidタグ通信方法、及びメータ用rfidタグ通信用プログラム - Google Patents
メータ用rfidタグシステム、rfidタグ、リーダ/ライタ、メータ用rfidタグ通信方法、及びメータ用rfidタグ通信用プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 データ転送を行う通信機能付きメータに対して、該メータの転送速度に合わせて、非接触で精度の高いデータ転送を実現可能とするメータ用RFIDタグシステム等を提供する。
【解決手段】 リーダ/ライタ10は、メータ30へタグ20を介してデータ転送する場合、タグ20への搬送波を周波数変調させて、該メータ30のデータ転送速度(200bps/300bps)に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターン(メータに接続するI/O部におけるHigh信号、Low信号、入出力切替信号のいずれか)を含めて送信する。タグ20は、送信波のビットパターンを受信すると、含まれる特定ビットパターンに対応して予め設定された信号をメータ30に出力する制御を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 リーダ/ライタ10は、メータ30へタグ20を介してデータ転送する場合、タグ20への搬送波を周波数変調させて、該メータ30のデータ転送速度(200bps/300bps)に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターン(メータに接続するI/O部におけるHigh信号、Low信号、入出力切替信号のいずれか)を含めて送信する。タグ20は、送信波のビットパターンを受信すると、含まれる特定ビットパターンに対応して予め設定された信号をメータ30に出力する制御を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、実装されたICチップに対して非接触でデータの読み書きを行うことを特徴とするRFID(Radio Frequency Identification)システムに関し、特に、メータに接続されるRFIDタグ、該タグと交信するリーダ/ライタ、及び該タグを備えたメータ用RFIDタグシステム、メータ用RFIDタグ通信方法、及びメータ用RFIDタグ通信用プログラムに関する。
近年、微小な無線チップにより人や物を識別すると共に管理するRFID(Radio Frequency Identification)技術を用いたシステムが注目されている。このRFIDシステムでは、商品等に貼付したRFIDタグにデータを記憶させておき、無線によりRFIDリーダ/ライタ又はリーダで交信することで商品等の識別及び情報を自動的に認識して管理するものである。このRFIDシステムは、製造、販売、物流又は貸与サービス等において、RFIDタグを取り付けた物や人などの所在やID等の情報を検出してその移動等を管理することに広く採用されつつある。
また、従来、ガス、電気、水道等の使用量の検針を行う場合、検針員が需要家宅を訪問し、携帯型端末機を用いて、メータの指針値等の内部情報を収集していた。さらに、メータにマイコンを内蔵し、センタとメータ間を、電話回線を利用して接続し、自動検針を行う自動検針システムや、通信機能を有するメータに、RFIDタグに相当する電磁誘導又は電磁結合により作動するデータ送受信装置を設け、検針値等のデータを、電磁誘導又は電磁結合により作動するデータ送受信手段を有する携帯型端末等を用いて非接触で読み取る遠隔データ読み取り方法や装置等も普及している(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
通信機能付きメータに対して非接触でデータを読み取るデータ送受信装置としてRFIDタグを利用する場合、上記メータの種類によりデータ転送速度が異なるために、これに対応した専用のRFIDタグを取り付ける必要があった。例えば、上記メータがLPガスメータ(5ビットメータ)の場合、データ転送速度は200bpsであるが、都市ガス及び水道メータ(8ビットメータ)の場合は300bpsである。このように、メータの種類によりデータの転送速度が異なるため、専用のRFIDタグを複数種類用意し、対応するメータに付設する必要があった。
また、転送速度の異なる各種メータに対して1種類のRFIDタグを兼用して使用可能にするため、タグに内部クロックがあれば該内部クロックを用いて異なるデータ転送速度に対応することも考えられる。しかしながら、内部クロックを利用した場合、RFIDタグの電池の電圧低下によりクロックが変動するため、転送速度偏差が大きくなり、正確に読み取れない不都合がある。例えば、内部クロックを利用した場合、1MHzで±10%の大きな転送速度偏差が生じるおそれがある。
通信機能付きメータに対して非接触でデータを読み取るデータ送受信装置としてRFIDタグを利用する場合、上記メータの種類によりデータ転送速度が異なるために、これに対応した専用のRFIDタグを取り付ける必要があった。例えば、上記メータがLPガスメータ(5ビットメータ)の場合、データ転送速度は200bpsであるが、都市ガス及び水道メータ(8ビットメータ)の場合は300bpsである。このように、メータの種類によりデータの転送速度が異なるため、専用のRFIDタグを複数種類用意し、対応するメータに付設する必要があった。
また、転送速度の異なる各種メータに対して1種類のRFIDタグを兼用して使用可能にするため、タグに内部クロックがあれば該内部クロックを用いて異なるデータ転送速度に対応することも考えられる。しかしながら、内部クロックを利用した場合、RFIDタグの電池の電圧低下によりクロックが変動するため、転送速度偏差が大きくなり、正確に読み取れない不都合がある。例えば、内部クロックを利用した場合、1MHzで±10%の大きな転送速度偏差が生じるおそれがある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、データ転送を行う通信機能付きメータに対して、メータの転送速度に合わせて、非接触で精度の高いデータ転送を実現可能とするメータ用RFIDタグシステム、RFIDタグ、リーダ/ライタ、及びメータ用RFIDタグ通信方法を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。本発明のメータ用RFIDタグシステムは、所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと、前記I/O端子を介して前記メータとデータ通信を行うRFIDタグと、前記RFIDタグと交信してデータ通信を行うリーダ/ライタとを備え、前記リーダ/ライタが、前記RFIDタグにデータ送信する際、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信するR/W制御部を備え、前記RFIDタグが、前記送信波のビットパターンを受信した際、これに含まれる前記特定ビットパターンに対応して予め設定された信号を前記メータに出力する制御を行うタグ制御部を備えていることを特徴とする。
本発明のリーダ/ライタは、所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと前記I/O端子を介してデータ通信を行うRFIDタグに対して、交信してデータ通信を行うリーダ/ライタであって、前記RFIDタグにデータ送信する際、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信するR/W制御部を備えることを特徴とする。
本発明のRFIDタグは、所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと、前記I/O端子を介して前記メータとデータ通信を行い、リーダ/ライタと交信してデータ通信を行うRFIDタグであって、前記リーダ/ライタが、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信し、前記送信波のビットパターンを受信した際、これに含まれる前記特定ビットパターンに対応して予め設定された信号を前記メータに出力する制御を行うタグ制御部を備えることを特徴とする。
本発明のメータ用RFIDタグ通信方法は、所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと、前記I/O端子を介して前記メータとデータ通信を行うRFIDタグと、前記RFIDタグと交信してデータ通信を行うリーダ/ライタとの間で通信を行う方法であって、前記リーダ/ライタのR/W制御部が、前記RFIDタグにデータ送信する際、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信するステップと、前記RFIDタグの制御部が、前記送信波のビットパターンを受信した際、これに含まれる前記特定ビットパターンに対応して予め設定された信号を前記メータに転送する制御を行うステップとを備えていることを特徴とする。
本発明のメータ用RFIDタグ通信用プログラムは、所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと、前記I/O端子を介して前記メータとデータ通信を行うRFIDタグと、前記RFIDタグと交信してデータ通信を行うリーダ/ライタとの間で通信を行うプログラムであって、前記リーダ/ライタのR/W制御部が、前記RFIDタグにデータ送信する際、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信するステップと、前記RFIDタグの制御部が、前記送信波のビットパターンを受信した際、これに含まれる前記特定ビットパターンに対応して予め設定された信号を前記メータに転送する制御を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
なお、本発明において、リーダ/ライタとは、RFIDリーダ/ライタであり、RFIDの読み取り機能を有するリーダ及びRFIDの書き込み機能を有するライタの少なくとも一方を備えた装置である。
これらのメータ用RFIDタグ通信システム、RFIDタグ、リーダ/ライタ、メータ用RFIDタグ通信方法、RFIDタグ通信用プログラムでは、まず、リーダ/ライタから、搬送波を周波数変調させて通信速度がメータのデータ転送速度に合致又は近似するビットパターン、例えば、同一周波数の複数ビット又は異なる周波数の複数ビットの組み合わせからなるビットパターンの送信波を送信する。この際、この送信波のビットパターンに、予め決められた特定ビットパターンを含めて送信する。さらに、RFIDタグは、メータのデータ転送速度に合わせた上記送信波のビットパターンの受信タイミングで、含まれる特定ビットパターンに対応した特定の信号をメータに出力する。すなわち、通信速度がメータのデータ転送速度に合わせられた送信波のビットパターンの受信タイミングがクロック信号の代わりとなって、RFIDタグからメータへの信号出力のタイミングとなると共に、タグが内在する特定ビットパターンを認識することで、これに予め割り当てられた特定の信号を出力することができる。
このように、送信波の受信タイミングで特定ビットパターンに対応する特定の信号をメータに転送することで、メータのデータ転送速度に対応したタグ−メータ間のデータ転送が可能になる。したがって、本発明では、予めデータ転送速度に通信速度を合わせた送信波の受信タイミングで特定の信号を出力するので、タグの内部クロックを用いて信号をメータに転送する場合に比べて、精度の高いデータ転送速度を実現することができる。また、リーダ/ライタのファームウェアを変更するだけで、メータの異なるデータ転送速度に対応することができる。
なお、通常、RFIDタグは、リーダ/ライタと同期をとるために、クロック信号をRF出力の周波数から取得しているが、この際の周波数偏差は、例えば125MHzで±50ppmである。したがって、本発明では、RF出力の周波数を利用してデータ転送のタイミングを取るため、上記の小さな周波数偏差に基づいた高精度のデータ転送が可能になる。
なお、通常、RFIDタグは、リーダ/ライタと同期をとるために、クロック信号をRF出力の周波数から取得しているが、この際の周波数偏差は、例えば125MHzで±50ppmである。したがって、本発明では、RF出力の周波数を利用してデータ転送のタイミングを取るため、上記の小さな周波数偏差に基づいた高精度のデータ転送が可能になる。
また、本発明のメータ用RFIDタグシステムは、前記特定ビットパターンに基づいて予め設定された信号が、前記I/O端子におけるHigh信号、Low信号及び入出力切替信号であることを特徴とする。すなわち、I/O端子におけるHigh信号、Low信号だけではなく、入出力切替信号も設定することで、送受信切替もデータ転送速度に対応して制御可能である。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、メータ用RFIDタグ通信システム、RFIDタグ、リーダ/ライタ、メータ用RFIDタグ通信方法、RFIDタグ通信用プログラムによれば、リーダ/ライタが予めデータ転送速度に通信速度を合わせた送信波の受信タイミングで、RFIDタグがメータに対して特定の信号を出力するので、RFIDタグの内部クロックを用いたデータ転送の場合に比べて、精度が高いデータ転送速度が実現でき、通信性能が向上し、計測した積算値が正確に検針できるようになる。また、メータに接続されるRFIDタグを1種類に共通化でき、リーダ/ライタ側のファームウェアを変更するだけで、転送速度の異なるメータに対して使用可能となり、コストの低減を図ることができる。
すなわち、メータ用RFIDタグ通信システム、RFIDタグ、リーダ/ライタ、メータ用RFIDタグ通信方法、RFIDタグ通信用プログラムによれば、リーダ/ライタが予めデータ転送速度に通信速度を合わせた送信波の受信タイミングで、RFIDタグがメータに対して特定の信号を出力するので、RFIDタグの内部クロックを用いたデータ転送の場合に比べて、精度が高いデータ転送速度が実現でき、通信性能が向上し、計測した積算値が正確に検針できるようになる。また、メータに接続されるRFIDタグを1種類に共通化でき、リーダ/ライタ側のファームウェアを変更するだけで、転送速度の異なるメータに対して使用可能となり、コストの低減を図ることができる。
以下、本発明に係るメータ用RFIDタグ通信システム、RFIDタグ、リーダ/ライタ、メータ用RFIDタグ通信方法、RFIDタグ通信用プログラムの一実施形態を、図1から図4を参照しながら説明する。
尚、本発明で使用する「タグ」は、例えば基材上に形成されたアンテナパターンと、それに接続したICチップとから構成されている「RFIDタグ」(一般に、「非接触ICタグ」、「非接触IC」、「非接触ICラベル」、「非接触データキャリア」と表現されることもある。)である。また、「リーダ/ライタ」は、「RFIDリーダ/ライタ」である。
図1は、メータ用RFIDタグシステム100の1例であり、図1に示すように、メータ用RFIDタグシステム100は、リーダ/ライタ10、タグ20、メータ30等からなる。メータ用RFIDタグシステム100は、例えば、メータ30に付設されて有線接続されたタグ20に、リーダ/ライタ10が無線接続されて構成される。
上記リーダ/ライタ10は、RFIDリーダ/ライタであり、電磁誘導又は電磁結合を利用してタグ20と非接触でデータの交信を行うものである。
すなわち、リーダ/ライタ10は、タグ20に対して共振する呼び出し信号をRF周波数で発信し、数mmから数mの距離でタグ20からの応答信号を読み、信号の送受信を行う機能を有するものである。
図2に示すように、リーダ/ライタ10は、例えば、携帯型端末となっており、リーダ/ライタ本体(図示略)に格納される基板41と、該基板41の表面上に形成されたR/W側アンテナ18と、データの送受信に関する演算処理等を行う処理部Cとを備えている。
すなわち、リーダ/ライタ10は、タグ20に対して共振する呼び出し信号をRF周波数で発信し、数mmから数mの距離でタグ20からの応答信号を読み、信号の送受信を行う機能を有するものである。
図2に示すように、リーダ/ライタ10は、例えば、携帯型端末となっており、リーダ/ライタ本体(図示略)に格納される基板41と、該基板41の表面上に形成されたR/W側アンテナ18と、データの送受信に関する演算処理等を行う処理部Cとを備えている。
上記処理部Cは、R/W制御部11、R/W送受信部12、R/W記憶部13、R/W表示部14、R/W通信I/F部15、電源部16、スイッチ17等から構成される。
R/W制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成され、R/W記憶部13に格納されたプログラムに従って、各装置を駆動制御し、リーダ/ライタ10が行う後述するデータ送信時のビットパターン生成処理、データ受信時のデコード処理等を実現する機能を有する。すなわち、R/W制御部11、タグ20にデータ送信する際、搬送波を周波数変調させて通信速度が所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信するように上記各部を制御する機能を有している。
R/W送受信部12は、磁界を放射するR/W側アンテナ18を介して、リーダ/ライタ10とタグ20との間の通信を媒介する無線通信インタフェースであり、非接触でデータを送受信する機能を有する。
R/W送受信部12は、磁界を放射するR/W側アンテナ18を介して、リーダ/ライタ10とタグ20との間の通信を媒介する無線通信インタフェースであり、非接触でデータを送受信する機能を有する。
R/W記憶部13には、各構成部分を駆動制御する制御プログラム、アプリケーションプログラムとして、ビットパターン生成処理手段、デコード処理手段等に相当する実行可能プログラム、受信したメータ30から収集したデータ等が格納されている。各プログラムコードは、R/W制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
R/W表示部14は、液晶パネル等のディスプレイ装置であり、メータ30から受信した収集データ等を表示する機能を有する。
R/W通信I/F部15は、リーダ/ライタ10と外部機器との通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、リーダ/ライタ10と外部機器との間の通信制御を行う機能を有する。
R/W通信I/F部15は、リーダ/ライタ10と外部機器との通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、リーダ/ライタ10と外部機器との間の通信制御を行う機能を有する。
タグ20は、RFID(Radio Frequency Identification)タグであり、ラベル型、コイン型、シート型、スティック型等の任意の形状であり、付設されるメータ30の形状や取付部位等に応じて選択される。なお、タグ20の通信距離は、数mm程度のものから数mのものがある。
図3に示すように、タグ20は、例えば、金属層を積層した紙や、PETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等の各種材料等の基材42に、ラミネートしたアルミ箔等の金属箔をフォトエッチングやレジスト印刷後のエッチングによりコイル状のタグ側アンテナ28を形成し、基材42に実装したICチップ43にタグ側アンテナ28の両端部を接続することにより形成されている。
上記ICチップ43は、タグ制御部(制御部)21、タグ送受信部22、タグ記憶部23、I/O部24、タグ通信I/F部25等から構成される。
タグ制御部21は、各部を駆動制御し、タグ20が行う後述するI/O制御処理等を実現する回路等を有する。このタグ制御部21は、リーダ/ライタ10からの送信波のビットパターンを受信した際、これに含まれる特定ビットパターンに対応して予め設定された信号をメータ30に転送するよう上記他の各部の制御を行う機能を有する。
タグ送受信部22は、磁界を放射するタグ側アンテナ28を介して、リーダ/ライタ10とタグ20との間の通信を媒介する無線通信インタフェースであり、非接触でデータを送受信する機能を有する。
タグ制御部21は、各部を駆動制御し、タグ20が行う後述するI/O制御処理等を実現する回路等を有する。このタグ制御部21は、リーダ/ライタ10からの送信波のビットパターンを受信した際、これに含まれる特定ビットパターンに対応して予め設定された信号をメータ30に転送するよう上記他の各部の制御を行う機能を有する。
タグ送受信部22は、磁界を放射するタグ側アンテナ28を介して、リーダ/ライタ10とタグ20との間の通信を媒介する無線通信インタフェースであり、非接触でデータを送受信する機能を有する。
タグ記憶部23は、通常、タグ20の識別情報等を格納する機能を有する。なお、本実施形態におけるメータ30との通信時には、タグ記憶部23を使用していない。
I/O部24は、メータ30と通信するための入出力制御を行う機能を有する。
タグ通信I/F部25は、メータ30のI/O端子とシリアル接続された通信インタフェースであり、タグ20とメータ30との間の通信制御を行う機能を有する。
I/O部24は、メータ30と通信するための入出力制御を行う機能を有する。
タグ通信I/F部25は、メータ30のI/O端子とシリアル接続された通信インタフェースであり、タグ20とメータ30との間の通信制御を行う機能を有する。
メータ30は、需要家宅等に設置されたガス、電気、水道等のメータであり、メータ制御部31、電磁弁32、メータ記憶部33、メータ表示部34、メータ通信I/F部35、電池36、流量センサ37、外部機器I/F部38等から構成される。なお、本実施形態では、ガスメータを例に説明する。
メータ制御部31は、各部を駆動制御し、メータ30が行う、流量センサ37からの流量信号等を監視し、これらに基づいて異常が発生したことを判断した場合には、電磁弁32を介して流路を遮断し、また、外部機器I/F部38を介して、その旨を需要家やセンタ等に通報する。
メータ制御部31は、各部を駆動制御し、メータ30が行う、流量センサ37からの流量信号等を監視し、これらに基づいて異常が発生したことを判断した場合には、電磁弁32を介して流路を遮断し、また、外部機器I/F部38を介して、その旨を需要家やセンタ等に通報する。
電磁弁32は、異常等が発生したとき、ガスの供給を遮断し、通過を制御するために使用されるものである。
メータ記憶部33は、各構成部分を駆動制御する制御プログラムに相当する実行可能プログラムや、ガス供給量等をカウントしている積算データ等が格納されている。
メータ表示部34は、液晶表示器(LCD)等の表示装置であり、メータ制御部31により処理された積算データ等を表示する機能を有している。
メータ記憶部33は、各構成部分を駆動制御する制御プログラムに相当する実行可能プログラムや、ガス供給量等をカウントしている積算データ等が格納されている。
メータ表示部34は、液晶表示器(LCD)等の表示装置であり、メータ制御部31により処理された積算データ等を表示する機能を有している。
メータ通信I/F部35は、タグ20のI/O端子とシリアル接続された通信インタフェースであり、タグ20とメータ30との間の通信制御を行う機能を有する。
電池36は、電源となる電池であり、メータ30の各部に電力を供給している。
流量センサ37は、ガスの流量を検出し、メータ制御部31に流量データを送る機能を有している。
外部機器I/F部38は、各種回線網を通じて監視センタ等と通信する通信インタフェースであり、メータ30と外部機器との通信制御を行う機能を有する。
電池36は、電源となる電池であり、メータ30の各部に電力を供給している。
流量センサ37は、ガスの流量を検出し、メータ制御部31に流量データを送る機能を有している。
外部機器I/F部38は、各種回線網を通じて監視センタ等と通信する通信インタフェースであり、メータ30と外部機器との通信制御を行う機能を有する。
メータ30は、タグ20が付設され、リーダ/ライタ10からタグ20を介して検針値要求等のコマンドを受信し、流量センサ37により積算された検針値データを、メータ通信I/F部35、タグ20を介して、リーダ/ライタ10に送信する機能を有している。
このメータ30は、メータの種類によりデータの転送速度が異なり、例えば、LPガスメータ等の5ビットメータの場合、メータのデータ転送速度は200bpsであり、都市ガスや水道メータ等の8ビットメータの場合は300bpsである。
このメータ30は、メータの種類によりデータの転送速度が異なり、例えば、LPガスメータ等の5ビットメータの場合、メータのデータ転送速度は200bpsであり、都市ガスや水道メータ等の8ビットメータの場合は300bpsである。
なお、メータ用RFIDタグシステム100における各処理部、すなわち、R/W制御部11、タグ制御部21等は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、各処理部はコンピュータシステムとしてメモリ及びCPUにより構成され、各処理部の機能及び後述する本実施形態のメータ用RFIDタグ通信方法を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってよい。
すなわち、上記プログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムであり、前述した機能及び後述するメータ用RFIDタグ通信方法の一部を実現するためであってもよい。
さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通信網)や電力線、電話回線等の通信回線(通信網)のように、情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD―ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAMのような揮発性メモリ或いはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD―ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAMのような揮発性メモリ或いはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
次に、本発明の実施形態に係るメータ用RFIDタグシステム100におけるリーダ/ライタ10、タグ20、メータ30間のデータ通信動作について、図4及び図5を参照して説明する。
まず、リーダ/ライタ10からタグ20を介したメータ30へのデータ伝送の処理手順を説明する。
リーダ/ライタ10のR/W制御部11は、図4に示すように、外部インタフェース等から、メータ30への送信データ(例えば、検針値要求コマンド)を入力により取得し(ステップS401)、さらに検針対象のメータ30のデータ転送速度を入力により取得する(ステップS402)。これにより、メータ30のデータ転送速度に対応したファームウェアがR/W記憶部13からロードされて実行される。
リーダ/ライタ10のR/W制御部11は、図4に示すように、外部インタフェース等から、メータ30への送信データ(例えば、検針値要求コマンド)を入力により取得し(ステップS401)、さらに検針対象のメータ30のデータ転送速度を入力により取得する(ステップS402)。これにより、メータ30のデータ転送速度に対応したファームウェアがR/W記憶部13からロードされて実行される。
リーダ/ライタ10のR/W制御部11は、取得した送信データから、搬送波を周波数変調させて、通信速度がメータ30のデータ転送速度(200bps又は300bps)に合致又は近似するように、例えば、同一周波数の複数ビット又は異なる周波数の複数ビットの組み合わせからなるビットパターンを生成し(ステップS403)、R/W送受信部12を介して、ビットパターンからなるビットデータを送信波として送信する(ステップS404)。
この際、この送信波のビットパターンに、予め決められた、メータ30に接続するI/O部24におけるHigh信号、Low信号、入出力切替信号のいずれかを示す特定ビットパターンを含めて送信する。なお、メータ30のデータ転送速度に応じたビットパターンの生成処理の詳細については、後述する。
リーダ/ライタ10のR/W制御部11は、送信データが終了したかを判断し、送信データが終了していない場合(ステップS405のNo)、ステップS403へ移行し、次の送信データのビットパターン生成処理を行う。
リーダ/ライタ10のR/W制御部11は、送信データが終了したかを判断し、送信データが終了していない場合(ステップS405のNo)、ステップS403へ移行し、次の送信データのビットパターン生成処理を行う。
送信データが終了した場合(ステップS405のYes)、出力から入力への切替用の入出力切替ビットパターンを含むビットパターンを生成し(ステップS406)、生成したビットパターンからなるビットデータを送信する(ステップS407)。
ステップS403の処理において、データ転送速度に応じたビットパターン生成処理での周波数を変調する方式には、一般的に、125kHz(13.56MHz)のRFキャリアを変調するマンチェスタ符号、モディファイドミラー、バイ・フェイズ、PSK(phase shift keying:位相偏移変調)、FSK(frequency shift keying:周波数偏移変調)、NRZ(ノンリターンゼロ)、PPM(パルス位置変調)等が用いられる。
次に、マンチェスタ符号による変調方式を用いたビットパターン生成処理の一例を、詳細に説明する。マンチェスタ符号は、送信データが0のとき、前半の1/2ビットがHレベルで後半の1/2ビットがLレベルになり、データが1のときにレベルが反転するパルス信号となるデータ符号化方式である。このマンチェスタ符号は、信号からクロックを得ることが可能な符号化方式である。
例えば、125kHzのRFキャリアの変調速度を1953Hz(64波)とする。
200bpsの転送速度の場合は、特定のビットパターンで転送すると10ビット分の転送速度は、195.31bpsとなり、2.4%程度の周波数偏差となる。9ビット分では、217.01bpsとなり、−8.5%程度の周波数偏差となる。従って、リーダ/ライタ10は10ビットの特定ビットパターンを生成し、タグ20に送信し、タグ20は、特定ビットパターンを判別し、特定ビットパターンに応じてI/O部24のHigh信号、Low信号を切り替えて出力する。
200bpsの転送速度の場合は、特定のビットパターンで転送すると10ビット分の転送速度は、195.31bpsとなり、2.4%程度の周波数偏差となる。9ビット分では、217.01bpsとなり、−8.5%程度の周波数偏差となる。従って、リーダ/ライタ10は10ビットの特定ビットパターンを生成し、タグ20に送信し、タグ20は、特定ビットパターンを判別し、特定ビットパターンに応じてI/O部24のHigh信号、Low信号を切り替えて出力する。
300bpsの転送速度の場合は、特定のビットパターンで転送すると7ビット分の転送速度は、279.02bpsとなり、7.5%程度の周波数偏差となる。6ビット分では、325.52bpsとなり、−7.8%程度周波数偏差となる。従って、リーダ/ライタ10は7ビットと6ビットが交互に並ぶ特定ビットパターンを生成し、タグ20に送信し、タグ20は、特定ビットパターンを判別し、特定ビットパターンに応じてI/O部24のHigh信号、Low信号を切り替えて出力する。
次に、タグ20におけるリーダ/ライタ10からのデータのI/O制御処理を、図5を参照して説明する。
タグ制御部21は、図5に示すように、タグ送受信部22を介して、リーダ/ライタ10からのビットデータを受信、取得する(ステップS501)。
タグ20のタグ制御部21は、取得したビットデータについて特定のビットパターンを含んでいるかを判別する(ステップS502)。
タグ制御部21は、図5に示すように、タグ送受信部22を介して、リーダ/ライタ10からのビットデータを受信、取得する(ステップS501)。
タグ20のタグ制御部21は、取得したビットデータについて特定のビットパターンを含んでいるかを判別する(ステップS502)。
High信号出力用ビットパターンの場合(例えば、“101101”)(ステップS503のYes)、メータ30に接続されるI/O部24にHigh信号出力を行い(ステップS504)、ステップS501に移行し、次のビットデータ入力を行う。
Low信号出力用ビットパターンの場合(例えば、“100010”)(ステップS505のYes)、メータ30に接続されるI/O部24にLow信号出力を行い(ステップS506)、ステップS501に移行し、次のビットデータ入力を行う。
Low信号出力用ビットパターンの場合(例えば、“100010”)(ステップS505のYes)、メータ30に接続されるI/O部24にLow信号出力を行い(ステップS506)、ステップS501に移行し、次のビットデータ入力を行う。
入出力切替用ビットパターンの場合(例えば、“100111”)(ステップS507のYes)、メータ30に接続されるI/O部24をメータ30からの入力モードに切り替え(ステップS508)、メータ30からの入力待ちを行う。
すなわち、通信速度がメータ30のデータ転送速度に合わせられた送信波のビットパターンの受信タイミングが、クロック信号の代わりとなって、タグ20からメータ30への信号出力のタイミングとなると共に、内在する特定ビットパターンをタグ20が認識することで、これに予め割り当てられた特定の信号を出力することができる。
さらに、メータ30のメータ制御部31は、メータ通信I/F部35を介して、タグ20からの信号を受信する。
すなわち、通信速度がメータ30のデータ転送速度に合わせられた送信波のビットパターンの受信タイミングが、クロック信号の代わりとなって、タグ20からメータ30への信号出力のタイミングとなると共に、内在する特定ビットパターンをタグ20が認識することで、これに予め割り当てられた特定の信号を出力することができる。
さらに、メータ30のメータ制御部31は、メータ通信I/F部35を介して、タグ20からの信号を受信する。
次に、メータ30からタグ20を介したリーダ/ライタ10へのデータ伝送処理について説明する。
メータ30のメータ制御部31は、例えば、リーダ/ライタ10からの検針値要求等のデータ受信に対する返信である検針値等のデータに応じて、メータ通信I/F部35及びI/O部24を介して、タグ20にHigh信号やLow信号を出力する。
メータ30のメータ制御部31は、例えば、リーダ/ライタ10からの検針値要求等のデータ受信に対する返信である検針値等のデータに応じて、メータ通信I/F部35及びI/O部24を介して、タグ20にHigh信号やLow信号を出力する。
タグ20のタグ制御部21は、タグ通信I/F部25を介して、メータ30から入力したHigh信号、Low信号を、そのまま、タグ送受信部22を介して、リーダ/ライタ10に出力する。
リーダ/ライタ10のR/W制御部11は、R/W送受信部12を介して、ビットデータを受信し、このビットデータのデコード処理を行い、検針値等のデータを取得する。
したがって、メータ30から通信では、タグ20のタグ記憶部23を介さず、タグ20は単にスルーする機器として機能させることもできる。
リーダ/ライタ10のR/W制御部11は、R/W送受信部12を介して、ビットデータを受信し、このビットデータのデコード処理を行い、検針値等のデータを取得する。
したがって、メータ30から通信では、タグ20のタグ記憶部23を介さず、タグ20は単にスルーする機器として機能させることもできる。
このように本実施形態によれば、通信速度がメータ30のデータ転送速度に合わせられた送信波のビットパターンの受信タイミングがクロック信号の代わりとなって、タグ20からメータ30への信号出力のタイミングとなると共に、タグ20が内在する特定ビットパターンを認識することで、これに予め割り当てられた特定の信号を出力することができる。
したがって、タグ20の内部クロックを用いたデータ転送の場合に比べて、精度が高いデータ転送速度が実現でき、通信性能が向上し、計測した積算値が正確に検針できるようになる。また、リーダ/ライタ10は、複数のメータ30に対応したコマンドを実装することにより、数種のメータ30と共通化できる。つまり、リーダ/ライタ10及び上位のアプリケーションを共通化することにより、同一の検針作業で一施設の複数のメータ30の検針が可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
上記実施形態における技術は、データの読み書きが可能なRFIDリーダ/ライタに適用しているが、データの読み取りのみ可能なRFIDリーダにも用いることができる。
尚、本実施の形態では、マンチェスタ符号による変調方式を用いた場合のビットパターン生成について説明したが、これに限らない。例えば、FSKやPSK等による変調方式を用いてもよい。
尚、本実施の形態では、マンチェスタ符号による変調方式を用いた場合のビットパターン生成について説明したが、これに限らない。例えば、FSKやPSK等による変調方式を用いてもよい。
このように変調方式としては、上述したマンチェスタ符号、モディファイドミラー、バイ・フェイズ、PSK、FSK、NRZ、PPM等を用いても構わない。インベントリ、リード、ライト等のリーダ/ライタとRFIDタグとの通常の交信の変調方式をそのまま用いることにより、ISO規格、電波法等に適合した方式でメータ30との通信が可能になる。つまり、メータ30に合わせた変調速度にした場合、上記ISO規格や電波法に対して不適合となる可能性があるが、本実施形態では、既存の上記変調方式の符号化を組み合わせてメータ30との通信速度に近づける方法を採用することで、上記ISO規格や電波法に適合させている。
また、上記実施形態では、メータ30の通信速度が200bpsと300bpsとの2種類ある場合について本発明を採用しているが、これに限定されるものではなく、他のメータや他の数種類の通信速度に対応するように本発明を適用しても構わない。
また、上記実施形態では、メータ30の通信速度が200bpsと300bpsとの2種類ある場合について本発明を採用しているが、これに限定されるものではなく、他のメータや他の数種類の通信速度に対応するように本発明を適用しても構わない。
10…リーダ/ライタ、11…R/W制御部、12…R/W送受信部、13…R/W記憶部、15…R/W通信I/F部、18…R/W側アンテナ、20…タグ(RFIDタグ)、21…タグ制御部、22…タグ送受信部、23…タグ記憶部、24…I/O部、25…タグ通信I/F部、28…タグ側アンテナ、30…メータ、31…メータ制御部、33…メータ記憶部、35…メータ通信I/F部、41…基板、42…基材、43…ICチップ、100…メータ用RFIDタグシステム、C…処理部
Claims (6)
- 所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと、前記I/O端子を介して前記メータとデータ通信を行うRFIDタグと、前記RFIDタグと交信してデータ通信を行うリーダ/ライタとを備え、
前記リーダ/ライタが、前記RFIDタグにデータ送信する際、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信する制御を行うR/W制御部を備え、
前記RFIDタグが、前記送信波のビットパターンを受信した際、これに含まれる前記特定ビットパターンに対応して予め設定された信号を前記メータに転送する制御を行うタグ制御部を備えていることを特徴とするメータ用RFIDタグシステム。 - 請求項1に記載のメータ用RFIDタグシステムにおいて、
前記特定ビットパターンに基づいて予め設定された信号が、前記I/O端子におけるHigh信号、Low信号及び入出力切替信号であることを特徴とするメータ用RFIDタグシステム。 - 所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと前記I/O端子を介してデータ通信を行うRFIDタグに対して、交信してデータ通信を行うリーダ/ライタであって、
前記RFIDタグにデータ送信する際、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信するR/W制御部を備えることを特徴とするリーダ/ライタ。 - 所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと前記I/O端子を介してデータ通信を行い、リーダ/ライタと交信してデータ通信を行うRFIDタグであって、
前記リーダ/ライタが、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信した際、前記送信波のビットパターンを受信すると、これに含まれる前記特定ビットパターンに対応して予め設定された信号を前記メータに転送する制御を行うタグ制御部を備えることを特徴とするRFIDタグ。 - 所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと、前記I/O端子を介して前記メータとデータ通信を行うRFIDタグと、前記RFIDタグと交信してデータ通信を行うリーダ/ライタとの間で通信を行う方法であって、
前記リーダ/ライタのR/W制御部が、前記RFIDタグにデータ送信する際、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信するステップと、
前記RFIDタグの制御部が、前記送信波のビットパターンを受信した際、これに含まれる前記特定ビットパターンに対応して予め設定された信号を前記メータに転送する制御を行うステップとを備えていることを特徴とするメータ用RFIDタグ通信方法。 - 所定のデータ転送速度でI/O端子からデータ転送を行う通信機能を有したメータと、前記I/O端子を介して前記メータとデータ通信を行うRFIDタグと、前記RFIDタグと交信してデータ通信を行うリーダ/ライタとの間で通信を行うプログラムであって、
前記リーダ/ライタのR/W制御部が、前記RFIDタグにデータ送信する際、搬送波を周波数変調させて通信速度が前記所定のデータ転送速度に合致又は近似する送信波のビットパターンに特定ビットパターンを含めて送信するステップと、
前記RFIDタグの制御部が、前記送信波のビットパターンを受信した際、これに含まれる前記特定ビットパターンに対応して予め設定された信号を前記メータに転送する制御を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするメータ用RFIDタグ通信用プログラム。
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- 2006-07-07 JP JP2006187487A patent/JP2008015855A/ja not_active Withdrawn
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