JP2021076493A - 測定システム - Google Patents

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賢二 小原
Kenji Obara
賢二 小原
久保 豊
Yutaka Kubo
豊 久保
義隆 中西
Yoshitaka Nakanishi
義隆 中西
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Abstract

【課題】計測器と増幅器とを接続する通信ケーブルを短くすることが可能な測定システムを提供する。【解決手段】地盤Gに打ち込まれる杭Pを打撃した際の状態を計測する急速載荷試験システム1である。そして、複数の計測器(11A−11E)と、杭Pに緩衝機構5を介して吊り下げられるコントローラ2と、計測器とコントローラとを接続する通信ケーブル14とを備えている。また、コントローラは、通信ケーブルが接続される複数の増幅器と、演算処理部と、記憶部と、無線通信手段とを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、地盤に打ち込まれる構造体を打撃した際の状態を計測する測定システムに関するものである。
自由落下させた重錘や油圧ハンマなどで杭頭を打撃した際の載荷荷重と杭の変位量とを計測することで、杭の支持力を測定する急速載荷試験などの杭の載荷試験方法が知られている(特許文献1,2など参照)。
急速載荷試験では、杭頭に荷重計となるロードセルを設置し、その上にゴムなどの緩衝材を載置して重錘やハンマなどで打撃する。重錘などによる打撃によって杭頭に作用する荷重の大きさは、ロードセルから出力された出力値が通信ケーブルを通ってロードセル用のアンプ(増幅器)に送られ、さらに通信ケーブルを介してパソコンに送られることでモニタに作用荷重として表示される。このような構成とするには、アンプやアナログ/デジタル変換器やパソコンなどの精密機器は、杭の打撃による影響を受けない位置に設置しておく必要があるため、杭から20m以上離れた場所に設置されることになる。
特許第6528037号公報 特許第4675756号公報
しかしながら、通信ケーブルが長くなると、ノイズの影響を受けやすくなる上に、長い通信ケーブルが現場を錯綜することになり、作業効率を低下させたり、通信ケーブルが誤って切断されたりするおそれがある。
これに対して本発明は、計測器と増幅器とを接続する通信ケーブルを短くすることが可能な測定システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の測定システムは、地盤に打ち込まれる構造体を打撃した際の状態を計測する測定システムであって、複数の計測器と、前記構造体に緩衝機構を介して吊り下げられるコントローラと、前記計測器と前記コントローラとを接続する通信ケーブルとを備え、前記コントローラは、前記通信ケーブルが接続される複数の増幅器と、演算処理部と、記憶部と、無線通信手段とを有していることを特徴とする。
ここで、前記構造体は杭であって、前記計測器のうちの2つは、前記杭の杭頭に設置されるロードセルと、前記杭の周面に取り付けられる加速度センサである構成とすることができる。さらに、前記計測器として、前記杭の変位量を計測する変位計を備えていることが好ましい。
また、前記計測器の1つが箱体に収容された状態で前記構造体に取り付けられていて、前記緩衝機構として略平行に配置されるコイルばね及びダンパの上端が前記箱体に固定されるとともに、前記コイルばね及びダンパの下端が前記コントローラに固定される構成とすることができる。
このように構成された本発明の測定システムでは、複数の計測器が、構造体に緩衝機構を介して吊り下げられるコントローラに通信ケーブルによって接続される。このコントローラは、複数の増幅器と、無線通信手段とを有している。
この結果、増幅器を計測器の近くに配置することができるようになり、計測器と増幅器とを接続する通信ケーブルを短くすることが可能になる。通信ケーブルを短くできれば、ノイズの影響を抑えることができる上に、作業効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態の急速載荷試験システムの概略の全体構成を示した説明図である。 本発明の実施の形態の急速載荷試験システムの全体構成を説明するブロック図である。 コントローラが緩衝機構を介して吊り下げられた状態を示した説明図である。 急速載荷試験システムによって記録される測定データを説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の測定システムとなる急速載荷試験システム1の全体構成を示した説明図である。また、図2は、急速載荷試験システム1の全体構成を説明するブロック図である。
本実施の形態では、この急速載荷試験システム1を使って、地盤Gに打ち込まれる構造体としての杭Pを打撃した際の状態を計測する。
本実施の形態では、杭Pの杭頭P1を、自由落下させた重錘Wや油圧ハンマなどで打撃する場合について説明する。このような杭頭P1の打撃は、杭Pの打ち込み時のほか、急速載荷試験時、衝撃載荷試験時などに行われる。
急速載荷試験は、静的載荷試験と衝撃載荷試験の欠点を解消するために考案された杭Pの試験方法で、この方法によれば載荷時間を衝撃載荷試験の約10倍に当たる0.05〜0.2秒程度にすることで弾性波動の伝播による影響をなくし、静的載荷試験に近い信頼性の高い試験結果を得ることができる。
急速載荷試験では、杭頭P1に計測器となるロードセル11Bを介してゴムなどの緩衝材Dを載置し、その上に重錘Wを自由落下させて杭Pを打撃する。このように緩衝材Dを重錘Wと杭頭P1との間に介在させることによって、載荷時間を長くすることができる。例えば油圧式のロードセル11Bによって、この緩衝材Dを介した杭頭P1の衝撃荷重が測定される。
一方、杭Pの上下方向(鉛直方向)の変位量を、計測器であるレーザ変位計11C(変位計)で計測する。このレーザ変位計11Cは、杭Pから離隔して設置される緩衝支持台12の杭P側に張り出された先端に取り付けられる。この位置は、杭Pを打撃した際に発生する振動が地盤Gを介して伝搬する位置であるため、緩衝機構を備えた緩衝支持台12にレーザ変位計11Cは取り付けられる。
レーザ変位計11Cは、例えばレーザ光が下方に向けて照射されるように取り付けられる。これに対して杭Pのレーザ変位計11C側の周面P2には、レーザ変位計11Cの反射板13が取り付けられる。この反射板13は、周面P2に対して略直交する方向に張り出される。
レーザ変位計11Cは、反射板13よりも上方に配置され、下方の反射板13に向けてレーザ光が照射される。反射板13で反射されたレーザ光は、レーザ変位計11Cの受光レンズ(図示省略)に入射される。
レーザ変位計11Cは、三角測量を応用した三角測距方式によって変位量を計測する。上述したようにレーザ変位計11Cを設置した場合は、反射板13の上下方向(鉛直方向)の変位量を計測することができる。そして、この反射板13の上下方向の変位量は、反射板13が取り付けられた杭Pの変位量とすることができる。
さらに、杭Pの周面P2には、計測器として加速度センサ11Aが取り付けられる。この加速度センサ11Aには、例えば3軸方向の加速度が検出できる3軸加速度センサを使用することことができる。打撃によって杭Pが動き出すと、この加速度センサ11Aによって打ち込み加速度が検出される。また、検出された加速度を2回積分することによって、杭Pの変位量とすることもできる。
さらに、杭Pの周面P2には、計測器として杭体内歪計11Dを取りけることができる。杭体内歪計11Dは、杭頭P1付近の周面P2に取り付けられ、打撃によって杭Pに発生する弾性変位の計測に使用される。
その他にも、様々なセンサ11Eを計測器として杭Pに取り付けることができる。例えば間隙水圧計や加速度計や応力計などを、地盤Gに埋め込まれる杭Pの周面P2に取り付けることができる。
本実施の形態の急速載荷試験システム1は、これらの複数の計測器によって検出された測定値を、ノイズの影響を極力抑えた状態で収集することができる。そして、収集された測定値は、杭Pから離隔した位置に配置されて、無線によって接続されるパーソナルコンピュータであるノートパソコン4によって解析される。
要するに、本実施の形態の急速載荷試験システム1は、複数の計測器(11A−11E)と、杭Pに緩衝機構5を介して吊り下げられるコントローラ2と、計測器(11A−11E)とコントローラ2とを接続する通信ケーブル14と、ノートパソコン4とによって主に構成される。
コントローラ2は、図2に示すように、通信ケーブル14が接続される複数の増幅器(3A−3E)と、増幅器にそれぞれ接続される複数のアナログ/デジタル変換器(31A−31E)と、演算処理部となるマイコン21と、モニタ22と、記憶部23と、時計ユニット24と、無線通信手段となる無線通信ユニット25と、バッテリ26とを備えている。
増幅器には、加速度センサ11Aが接続されるアンプ3A、ロードセル11Bが接続されるロードセルアンプ3B、レーザ変位計11Cが接続されるアンプ3C、杭体内歪計11Dが接続される歪ゲージアンプ3D、その他のセンサ11E用のアンプ3Eなどがある。要するに、複数の計測器(11A−11E)が接続可能な複数チャンネルとなっている。
そして、各種計測器(11A−11E)によって検出された検出値は、増幅器(3A−3E)によって増幅されるとともに、アナログ/デジタル変換器であるA/D変換器31A−31Eでアナログデータからデジタルデータに変換される。ここで、説明として分かりやすくするために、増幅器とA/D変換器とを別のブロックで記載したが、各種計測器(11A−11E)によって検出された検出値が増幅器(3A−3E)によって増幅されるとともに、A/D変換器31A−31Eで同時にアナログデータからデジタルデータに変換される構成とすることもできる。
A/D変換器31A−31Eを通過した後のデータは、マイクロコンピュータであるマイコン21に送られて、計測器(11A−11E)の測定値として扱われることになる。
コントローラ2に設けられるモニタ22には、例えばタッチパネル式の液晶画面が使用できる。モニタ22には、各種操作用のタッチボタン、計測器によって測定された測定結果となる数値やグラフ、各種モードやステータスを示す表示部などを必要に応じて設けることができる。
また、記憶部23としては、SDメモリーカードやUSBメモリなどのフラッシュメモリや超小型のハードディスなどが使用できる。さらに、コントローラ2には、計測時刻などを記録させるための時計ユニット24が搭載される。そして、コントローラ2の各構成要素は、搭載されたバッテリ26によって動作する。このバッテリ26には、例えば充電式のニッケル水素バッテリが使用できる。
無線通信ユニット25を送受信機とする無線通信手段としては、無線LAN(Wi−Fi(登録商標))や赤外線通信などが使用できる。また、数mから数十m程度の距離の情報機器間で、電波を使って情報をやり取りさせる近距離無線通信なども使用できる。例えば、Bluetooth(登録商標)やZigBee(登録商標)などの近距離無線通信規格の無線通信が利用できる。
このように構成されるコントローラ2は、重錘Wによって打撃される杭Pに取り付けられる。このため、打撃の際の衝撃力やその後に続く振動からコントローラ2を保護するために、緩衝機構5を介して取り付けられる。
図3は、コントローラ2が緩衝機構5を介して吊り下げられた状態を例示した説明図である。この例では、コントローラ2は、加速度センサ11Aが収容された箱体15に吊り下げられる。
この箱体15は、上縁や側縁などに設けられたフランジ状の固定部151にドリルねじをねじ込むなどして杭Pの周面P2に固定される。そして、緩衝機構5は、例えば略平行に配置されるコイルばね51,51とダンパ52とによって構成することができる。
コイルばね51,51は、主に衝撃力などの振動周波数の高い成分を緩和させるために配置される。一方、油圧シリンダなどによって構成されるダンパ52は、振動周波数の低い成分を低減させるために配置される。
すなわち、重錘W等で杭頭P1を打撃すると、杭Pは高い周波数領域の動きをするが、コイルばね51,51とダンパ52とによって懸架されたコントローラ2は慣性力によって元の位置に止まろうとし、動く場合でも高い周波数領域の動きには追従せずに低い周波数の周期(1/数秒)で振動する。そして、この低い周波数の周期の振動も、ダンパ52によって制限されることになる。
詳細には、コイルばね51の上端511とダンパ52の上端521とを箱体15の下部に固定し、コイルばね51の下端512とダンパ52の下端522とをコントローラ2を収容するケース20の上部に固定する。
これらのケース20、加速度センサ11Aが収容される箱体15、緩衝機構5のダンパ52、通信ケーブル14及び接続用の端子部などは、雨や泥や土ぼこりなどにさらされても故障しないように、防水及び防塵機能を備えている。また、ロードセル11B、レーザ変位計11C、杭体内歪計11D、センサ11Eなども、防水及び防塵機能を有するものが使用される。
このようにしてコントローラ2を杭Pに隣接して配置できると、短い通信ケーブル14によって計測器(11A−11E)とコントローラ2とを接続することができる。また、コントローラ2からは、無線通信ユニット25によって、杭Pから離れた場所にあるノートパソコン4に測定データを送ることができる。
次に、本実施の形態の急速載荷試験システム1を使った測定方法を、図1−図4を参照しながら説明する。
まず、急速載荷試験を行う杭Pに対して、必要に応じて周面P2に杭体内歪計11Dやセンサ11Eを取り付ける。杭体内歪計11Dやセンサ11Eは、急速載荷試験の必須測定項目ではないため、測定を行いたい場合にだけ設置すればよい。
また、杭Pの周面P2には、反射板13を取り付ける。そして、その反射板13の上方に配置されるように、レーザ変位計11Cを緩衝支持台12に取り付ける。一方、杭頭P1には、ロードセル11Bを設置する。また、そのロードセル11Bの上には、緩衝材Dを載せる。
そして、加速度センサ11Aが収容された箱体15を、固定部151を使って杭Pの周面P2に固定する。固定された箱体15の下部には、緩衝機構5によって吊り下げられたコントローラ2を取り付ける。
このような配置関係であれば、各種計測器(11A−11E)とコントローラ2との距離が近くなるので、短い通信ケーブル14によって接続を行うことができる。コントローラ2の無線通信ユニット25によって無線通信が行える範囲内には、試験の制御及び解析用のノートパソコン4を設置する。
測定の開始は、ノートパソコン4からスタート信号を無線でコントローラ2の無線通信ユニット25に送信することで行われる。このスタート信号を受けたコントローラ2では、測定を開始して、接続された加速度センサ11Aとロードセル11Bからのアナログ信号を、内蔵のアンプ3A及びロードセルアンプ3B並びにA/D変換器31A,31Bを通してデジタルデータとして取り込ませる。
このようにして収集される測定値は、マイコン21のメモリに書き込みが続けられ、メモリ容量の上限に達したときに、データはゼロアドレスから再び上書きされる。すなわち、リングメモリ(リングバッファ)となっている。
そして、重錘Wが落とされた衝撃を受けて、加速度センサ11Aの信号がトリガーレベルとなる上限を超えた時に、現在書き込んでいるメモリのアドレスをスタートアドレスとして記憶し、そこから決められた測定データ数のアドレスまでを測定データとして記憶部23に書き出すことで測定が終了する。
この詳細について、図4を参照しながら説明する。図4には、ロードセル11Bからの信号波形と、加速度センサ11Aからの信号波形とが並べて示されている。本実施の形態で説明する急速載荷試験では、ロードセル11Bで測定される打撃荷重と、加速度センサ11Aによって測定される杭頭加速度から、杭Pの耐荷重を算出する。
まず、上記したスタート信号によって測定が開始されると、2つの信号波形は次々とメモリに書き込まれて待機状態になる。
このように測定データがリングメモリによって記録されている状態のときに、重錘Wによって杭頭P1が打撃されると、ロードセル11Bの信号波形には、山となる箇所が発生することになる。
また、加速度センサ11Aの信号波形にも、起伏が発生することになる。そして、予め設定しておいたトリガーレベルを加速度センサ11Aの測定値が最初に超えたときに、そのアドレスをスタートアドレスとして記憶し、それ以前の測定データとそれ以後の測定データとを記憶部23に記録させる。
さらに、記憶部23に記録される測定データは、無線通信ユニット25によってノートパソコン4に無線送信される。記憶部23及び無線送信させる測定データについては、マイコン21のメモリに記憶されたアドレスと時間が特定されている。ここで、スタートアドレスを起点にして記憶させる前後の測定データ数は、予め設定されている。
このようにして得られるスタートアドレス前後の測定データは、急速載荷試験の測定結果としてノートパソコン4に転送される。そして、転送された測定データは、ノートパソコン4のモニタに波形表示され、急速載荷試験結果となるように解析処理される。
次に、本実施の形態の急速載荷試験システム1の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の急速載荷試験システム1は、複数の計測器(11A−11E)が、杭Pに緩衝機構5を介して吊り下げられるコントローラ2に通信ケーブル14によって接続される。このコントローラ2は、複数の増幅器(3A−3E)と、それらに接続されるA/D変換器31A−31Eと、無線通信ユニット25とを有している。
この結果、増幅器(3A−3E)を計測器(11A−11E)の近くに配置することができるようになり、計測器(11A−11E)と増幅器(3A−3E)とを接続する通信ケーブル14を短くすることが可能になる。通信ケーブル14を短くできれば、ノイズの影響を抑えることができる。さらに、長いケーブルを取り回しながらの接続作業を行わなくてもよくなるので、作業効率を向上させることができる。
また、コントローラ2は、記憶部23と無線通信ユニット25との両方を備えているので、測定データをリアルタイムでノートパソコン4のモニタによって確認することができる。さらに、通信状態が悪くて無線通信ユニット25とノートパソコン4との間で正常なデータの送受信が行われなかったとしても、記憶部23に記録された測定データを取り出すことで、データの欠損を防ぐことができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、構造体が杭Pである場合において急速載荷試験に使用する例について説明したが、これに限定されるものではなく、鋼矢板や支柱が構造体であっても本発明の測定システムを適用することができる。
また、前記実施の形態では、レーザ変位計11Cも計測器としてコントローラ2に接続させる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、変位計は別系統の計測装置とすることもできる。
1 :急速載荷試験システム(測定システム)
11A :加速度センサ(計測器)
11B :ロードセル(計測器)
11C :レーザ変位計(計測器)
11D :杭体内歪計(計測器)
11E :センサ(計測器)
14 :通信ケーブル
15 :箱体
2 :コントローラ
21 :マイコン(演算処理部)
23 :記憶部
25 :無線通信ユニット(無線通信手段)
3A,3C,3E:アンプ(増幅器)
3B :ロードセルアンプ(増幅器)
3D :歪ゲージアンプ(増幅器)
31A−31E :A/D変換器(アナログ/デジタル変換器)
5 :緩衝機構
51 :コイルばね
511 :上端
512 :下端
52 :ダンパ
521 :上端
522 :下端
G :地盤
P :杭(構造体)
P1 :杭頭
P2 :周面

Claims (4)

  1. 地盤に打ち込まれる構造体を打撃した際の状態を計測する測定システムであって、
    複数の計測器と、
    前記構造体に緩衝機構を介して吊り下げられるコントローラと、
    前記計測器と前記コントローラとを接続する通信ケーブルとを備え、
    前記コントローラは、前記通信ケーブルが接続される複数の増幅器と、演算処理部と、記憶部と、無線通信手段とを有していることを特徴とする測定システム。
  2. 前記構造体は杭であって、前記計測器のうちの2つは、前記杭の杭頭に設置されるロードセルと、前記杭の周面に取り付けられる加速度センサであることを特徴とする請求項1に記載の測定システム。
  3. 前記計測器として、前記杭の変位量を計測する変位計を備えていることを特徴とする請求項2に記載の測定システム。
  4. 前記計測器の1つが箱体に収容された状態で前記構造体に取り付けられていて、
    前記緩衝機構として略平行に配置されるコイルばね及びダンパの上端が前記箱体に固定されるとともに、前記コイルばね及びダンパの下端が前記コントローラに固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の測定システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102558998B1 (ko) * 2022-08-25 2023-07-24 한국건설기술연구원 항타 파일의 변위 계측 장치 및 이를 이용한 항타 파일의 변위 계측 방법

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