JP2013247804A - 半導体駆動回路および半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、単一の電源を用いて、半導体スイッチング素子に正、負のバイアス信号を印加して半導体スイッチング素子のスイッチングを行う低消費電力の半導体駆動回路の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る半導体駆動回路100は、半導体スイッチング素子7を駆動する半導体駆動回路100であって、外部電源4から供給される第1電圧から第2電圧を生成する内部電源回路3と、外部から入力される入力信号に応じて、半導体スイッチング素子7のゲート−エミッタ間に第1電圧もしくは第2電圧を印加して半導体スイッチング素子7のオン・オフを行う駆動部1とを備え、内部電源回路3は、入力信号に応じて動作することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は半導体駆動回路および半導体装置に関し、特に、半導体スイッチング素子を駆動する半導体駆動回路に関する。
IGBTやMOSFET、バイポーラトランジスタ等の半導体スイッチング素子の駆動方法として、スイッチング素子のオフ状態を確実化するために、オフ状態において半導体スイッチング素子に、駆動信号を負バイアス方向に印加する方法が一般に用いられている。
一般的には、正バイアス用電源と負バイアス用電源を用意して、コンプリメンタリ・ペアのトランジスタを交互にオン、オフすることにより、正バイアス、負バイアスの駆動信号を得る方法が知られている。
また、単一の正バイアス用電源から一定電圧を取り出して負バイアス用電源とする技術がある。これは、例えば、正バイアス印加時に、正バイアス用電源を利用してコンデンサを充電して、負バイアス用電源とするものである(特許文献1参照)。
特開平9−140122号公報
上述した従来技術では、正バイアス用電源と負バイアス用電源が必要なため、回路規模が大きくなり、コストの上昇につながっていた。また、負バイアス用電源を、正バイアス用電源と共用化した場合であっても、半導体スイッチング素子には、負バイアス信号が常に印加されるため、単一電源の電圧は、負バイアス信号の大きさ分をだけ大きく設定する必要があり、消費電力が増大する問題があった。また、負バイアス用電源にコンデンサを用いる場合は、コンデンサの容量を半導体スイッチング素子のゲート容量よりも十分に大きくする必要があり、コスト、回路規模の増大につながる問題があった。
本発明は以上の課題を解決するためになされたものであり、単一の電源を用いて、半導体スイッチング素子に正、負のバイアス信号を印加して半導体スイッチング素子のスイッチングを行う低消費電力の半導体駆動回路の提供を目的とする。
本発明に係る半導体駆動回路は、半導体スイッチング素子を駆動する半導体駆動回路であって、外部電源から供給される第1電圧から第2電圧を生成する内部電源回路と、外部から入力される入力信号に応じて、半導体スイッチング素子のゲート−エミッタ間に第1電圧もしくは第2電圧を印加して前記半導体スイッチング素子のオン・オフを行う駆動部とを備え、内部電源回路は、入力信号に応じて動作することを特徴とする。
本発明に係る半導体駆動回路において、内部電源回路により生成される第2電圧は、駆動部に入力される入力信号が正バイアスのときは0、入力信号が負バイアスのときは一定電圧となり、入力信号に応じて変動する。よって半導体スイッチング素子7をオンするための第1電圧を前記一定電圧分だけ大きく設定する必要がなくなる。よって、前提技術と比較して、外部電源から供給される第1電圧を低減することが可能であるため、消費電力の削減が期待される。
前提技術に係る半導体駆動回路の回路図を示す図である。 前提技術および実施の形態1に係る半導体駆動回路の動作を示す図である。 実施の形態1に係る半導体駆動回路の回路図を示す図である。 実施の形態2に係る半導体駆動回路の回路図を示す図である。 実施の形態3に係る半導体駆動回路の回路図を示す図である。 実施の形態4に係る半導体駆動回路の回路図を示す図である。
<前提技術>
<構成>
本発明の実施の形態を説明する前に、本発明の前提となる技術について説明する。図1は、前提技術となる半導体駆動回路300の回路図である。半導体駆動回路300は、駆動部1として、半導体スイッチング素子7のオン・オフを制御するためのコンプリメンタリ・ペアのトランジスタ1a,1bを備える。半導体駆動回路300は第1電圧(V)を供給する外部電源4によって駆動され、外部電源4と並列に内部電源回路3が接続される。また、トランジスタ1a,1bの共通のゲートには、インターフェース(I/F)2を介して、半導体スイッチング素子7のオン、オフを制御する入力信号(正バイアス信号、負バイアス信号)が入力される。
半導体駆動回路300の端子20aは、ゲート抵抗6を介して半導体スイッチング素子7のゲートに接続される。また、端子20bは、半導体スイッチング素子7のエミッタと接続される。なお、半導体スイッチング素子7は、例えばIGBTやMOSFET、バイポーラトランジスタ等である。なお、帰還電流から半導体スイッチング素子7を保護するために、半導体スイッチング素子7と並列に還流ダイオード8が挿入される。
内部電源回路3において、直列接続された抵抗Rbとツェナーダイオード3aが外部電源4と並列に配置され、抵抗Rbとツェナーダイオード3aの接続点が、バッファアンプ3bを介して端子20bに接続される。内部電源回路3は、外部電源4から第2電圧を生成し、スイッチング素子7に逆バイアス電圧を印加する。
<動作>
半導体スイッチング素子7は、図2(a)に示すようにバイアス電圧V、逆バイアス電圧Vがゲート−エミッタ電圧(Vge)として印加されることで、スイッチされる。
図2(b),(c)に、前提技術における半導体駆動回路300の端子20a,20bの電圧Va,Vbをそれぞれ示す。
I/F2から駆動部1に対して正バイアス信号が出力される場合、コンプリメンタリ・ペアの上側のトランジスタ1aがオンとなり、下側のトランジスタ1bがオフとなるため、端子20aには、図2(b)に破線で示した様に第1電圧(V)としてV+Vが印加される。このとき、内部電源回路3で生成される第2電圧、即ち端子20bの電圧Vbは、半導体スイッチング素子7のオン・オフに関係なく常にV2である(図2(c)の破線)。この結果、VgeはVとなり、半導体スイッチング素子7はオン状態となる。
一方、I/F2から駆動部1に対して負バイアス信号が出力された場合、コンプリメンタリ・ペアの下側のトランジスタ1bがオンとなり、上側のトランジスタ1aがオフとなるため、端子20aの電圧Vaは0となり、端子20bの電圧Vbは常にVであるため、Vgeは−Vとなる。よって、半導体スイッチング素子7はオフ状態となる。
上述した回路構成で図2(a)に示したスイッチングを行う場合、外部電源から供給される第1電圧(V)をV+Vに設定する必要がある。これは、内部電源回路3により第1電圧から生成される第2電圧が半導体スイッチング素子7のオン・オフに関係なく常にVであるためである。消費電力を削減するためには、より小さい電圧の外部電源で駆動可能な半導体駆動回路が好ましい。
<実施の形態1>
<構成>
図3に、本実施の形態における半導体駆動回路100の回路図を示す。前提技術(図1)における半導体駆動回路300に、内部電源回路3に備わるツェナーダイオード3aと平行に接続されたスイッチング回路が追加される。本実施の形態において、スイッチング回路としてトランジスタ5を用いる。トランジスタ5のゲートには、I/F2からの信号が入力されて、トランジスタ5のオン・オフが切り替えられる。なお、トランジスタ5は、例えばバイポーラトランジスタやMOS−FET等である。
また、半導体装置200は、半導体駆動回路100、半導体スイッチング素子7、半導体スイッチング素子7のゲートに接続されるゲート抵抗6および半導体スイッチング素子7と並列に接続される還流ダイオード8で構成される。その他は、前提技術(図1)と同じであるため説明を省略する。
<動作>
図2(a)に示すように、バイアス電圧V、逆バイアス電圧Vを半導体スイッチング素子7のゲート−エミッタ間にゲート−エミッタ電圧(Vge)として印加して半導体スイッチング素子7のオン、オフを行う。また、図2(b),(c)に、端子20a,20bの電圧Va,Vbをそれぞれ示す。
I/F2から駆動部1に正バイアス信号が出力された場合、コンプリメンタリ・ペアの上側のトランジスタ1aがオンとなり、下側のトランジスタ1bがオフとなる。また、トランジスタ5はオンとなる。よって、端子20aには、図2(b)に実線で示した様に、外部電源4から供給される第1電圧(V)がオン電圧として出力される。ここで、本実施の形態において、外部電源4から供給される第1電圧(V)は正バイアス電圧Vと等しい。また、このとき、端子20bの電圧Vbは0である。この結果、VgeはVとなり、スイッチング素子7がオン状態となる。オン状態において、前提技術と異なり、端子20bの電圧がVとならずに0となるのは、トランジスタ5がI/F2からの正バイアス信号を受けてオンとなることによって、ツェナーダイオード3aに電圧が印加されなくなり、内部電源回路3において生成される第2電圧が0となるためである。
一方、I/F2から駆動部1に負バイアス信号が出力された場合、コンプリメンタリ・ペアの下側のトランジスタ1bがオンとなり、上側のトランジスタ1aがオフとなる。また、トランジスタ5はオフとなる。よって、端子20aの電圧Vaは0となり、内部電源回路3により生成される第2電圧、即ち端子20bの電圧VbはVとなるため、Vgeは−Vとなる。よって、半導体スイッチング素子7はオフ状態となる。
以上のように、I/F2から駆動部1へ出力される信号に応じて、内部電源回路3にて生成される第2電圧が、0もしくはVとなるため、外部電源4の電圧、即ち第1電圧(V)は、正バイアス電圧Vと同じ大きさに設定すればよい。よって、前述の前提技術よりも、外部電源4の電圧をVだけ下げることが可能であり、消費電力の削減が可能である。
また、本実施の形態において、外部電源4の電圧、即ち第1電圧(V)を、前提技術と同じくV+Vとすると、半導体スイッチング素子7のゲートに十分な電圧が印加され、半導体スイッチング素子7のオン抵抗を低減させることができる。よって、オン抵抗低減による、消費電力の削減が可能である。
<効果>
本実施の形態における半導体駆動回路100は、半導体スイッチング素子7(例えば、パワートランジスタ)を駆動する半導体駆動回路100であって、外部電源4から供給される第1電圧から第2電圧を生成する内部電源回路と、外部から入力される入力信号に応じて、半導体スイッチング素子7のゲート−エミッタ間に第1電圧もしくは第2電圧を印加して半導体スイッチング素子7のオン・オフを行う駆動部とを備え、内部電源回路3は、入力信号に応じて動作することを特徴とする。
従って、内部電源回路3により生成される第2電圧は、駆動部1に入力される入力信号が正バイアスのときは0、入力信号が負バイアスのときはVとなり、入力信号に応じて変動する。よって半導体スイッチング素子7をオンするための第1電圧をVに設定することが可能となる。よって、前提技術と比較して、外部電源4の電圧、即ち第1電圧(V)をV+Vから、Vに低減することが可能であるため、消費電力の削減が期待される。
また、本実施の形態における半導体駆動回路100は、入力信号に応じてオン・オフされるスイッチング回路、即ちトランジスタ5をさらに備え、内部電源回路3は、第2電圧を生成し、トランジスタ5と並列接続されるツェナーダイオード3aを備える。
従って、ツェナーダイオード3aと並列にトランジスタ5が接続されるため、I/F2からの入力信号が負バイアスの場合には、ツェナーダイオード3aにより第2電圧がVとなり、トランジスタ5がオンの場合には、即ち入力信号が正バイアスの場合には、第2電圧が0となる。よって、前提技術と比較して、外部電源4の電圧をVにまで低減することが可能であるため、消費電力の削減が期待される。
また、本実施の形態における半導体装置200は、半導体駆動回路100と半導体スイッチング素子7とを備える。従って、外部電源4の電圧が従来よりも小さいため、外部電源4を小型化可能であり、半導体装置200を搭載した装置の小型化が可能である。
また、本実施の形態における半導体装置200において、半導体スイッチング素子7はSiCを含むことを特徴とする。よって、高温下においても高速なスイッチングが可能である。また、高温下で動作可能なため、半導体装置200全体の放熱構造を簡略化することが可能である。
また、本実施の形態における半導体装置200において、半導体スイッチング素子7はGaNを含むことを特徴とする。よって、高温下においても高速なスイッチングが可能である。また、高温下で動作可能なため、半導体装置200全体の放熱構造を簡略化することが可能である。
<実施の形態2>
<構成>
図4に、本実施の形態における半導体駆動回路100および半導体装置200の回路図を示す。本実施の形態において、半導体スイッチング素子(例えばIGBT)は、センス素子をさらに備える。センス素子は、半導体スイッチング素子7のメイン電流と比例した電流が流れるセンス端子7aと、メイン端子とセンス端子7aの間に接続され、センス電流を電圧変換するセンス抵抗Rsとで構成される。
本実施の形態における半導体駆動回路100は、実施の形態1の半導体駆動回路100に、過電流検出部12を追加したものである。過電流検出部12は、上述のセンス素子を流れるセンス電流を検出し、センス電流が所定値を超えた場合、半導体スイッチング素子7をオフにして、半導体スイッチング素子7を過電流から保護する。
本実施の形態において、過電流検出部12は、比較器9と電源Vrefで構成される。比較器9の正相入力は端子20cと接続され。比較器9の負相入力は電源Vrefと接続される。また、電源Vrefの基準電位は、内部電源回路3の出力側(即ち端子20b)に接続される。
<動作>
半導体スイッチング素子7のオン・オフ動作は、実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
半導体スイッチング素子7がオンされた状態において、センス抵抗Rsにセンス電流が流れることによって、センス抵抗Rsの両端、即ち端子20b,20c間にはセンス電圧Vsが発生する。比較器9において、センス電圧Vsと電源Vrefの電圧Vrefが比較され、VsがVrefを上回ると、比較器9からHigh信号がI/F2に入力される。
センス電圧Vsはセンス電流に比例しているため、センス電流が所定値を超えたときのセンス電圧Vsを電源Vrefの電圧Vrefとして設定すれば、センス電流が所定値を超えたときに、比較器9からHigh信号が出力される。
High信号がI/F2に入力されると、I/F2は、負バイアス信号を出力して半導体スイッチング素子7をオフする。よって、半導体スイッチング素子7を過電流から保護して破壊を防止することが可能である。
<効果>
本実施の形態における半導体駆動回路100において、半導体スイッチング素子7には、半導体スイッチング素子のメイン電流と任意の比率で電流が流れるセンス素子(センス端子7a、センス抵抗Rs)が備わっており、本実施の形態における半導体駆動回路100は、センス素子を流れるセンス電流を検出し、センス電流が所定値を超えた場合、スイッチング素子7をオフにする過電流検出部12をさらに備える。
従って、センス素子および過電流検出部12によって、半導体スイッチング素子7の過電流状態および短絡状態を検知して、早期に半導体スイッチング素子7をオフできるため、半導体スイッチング素子7の破壊を防止することが可能である。よって、半導体駆動回路100の耐久性が向上する。
また、また、本実施の形態における半導体装置200は、半導体駆動回路100とセンス素子(センス端子7a、センス抵抗Rs)と、半導体スイッチング素子7とを備える。従って、実施の形態1と同様に、外部電源4の電圧が従来よりも小さいため、外部電源4を小型化可能であり、半導体装置200を搭載した装置の小型化が可能である。
さらに、過電流検出部12によって、センス素子を流れるセンス電流を検出し、メイン電流が過大となることで、センス電流が所定値を超えた場合、半導体スイッチング素子7をオフにすることが可能であるため、半導体スイッチング素子7の破壊を防止することが可能である。よって、半導体装置200の耐久性が向上する。
<実施の形態3>
図5に、本実施の形態における半導体駆動回路100および半導体装置200の回路図を示す。本実施の形態における過電流検出部12において、電源Vrefの基準電位を、第1電圧の基準電位、即ちGNDと等しくする。その他の構成は実施の形態2(図4)と同じであるため説明を省略する。
電源Vrefの基準電位を下げることにより、電圧Vrefを実施の形態2(図4)よりも大きく設定することが可能となる。よって、例えば、ノイズによる過電流検出の誤作動が発生しにくくなる。
本実施の形態における半導体駆動回路100において、過電流検出部12の基準電位は、第1電圧の基準電位と等しいことを特徴とする。従って、電源Vrefの電圧をより大きく設定することが可能となるため、ノイズ等による過電流検出の誤作動が発生しにくくなる。
<実施の形態4>
図6に、本実施の形態における半導体駆動回路100の回路図を示す。本実施の形態において、過電流検出部12は差動増幅器13により構成される。差動増幅器13の正相入力、負相入力は、センス抵抗Rsの両端、即ち、端子20c、端子20bにそれぞれ接続される。
差動増幅器13は、センス電圧Vsを測定して、I/F2に入力する。I/F2は、入力が所定値を超えた場合、メイン電流が過大であると判断して、負バイアス信号を出力し、半導体スイッチング素子7をオフする。
また、差動増幅器13の正相入力、負相入力は、センス抵抗Rsの両端に接続されるため、過電流検出部12は、半導体スイッチング素子7の動作による内部電源回路3の電圧変動の影響を受けずにすむため、誤検出を防止することが可能である。
本実施の形態における半導体駆動回路100において、過電流検出部12は、差動増幅器13を含むことを特徴する。従って、差動増幅器13の正相入力、負相入力がセンス抵抗Rsの両端に接続されている場合、過電流検出部12は、半導体スイッチング素子7の動作による内部電源回路3の電圧変動の影響を受けずにすむため、誤検出を防止することが可能である。また、内部電源回路3の精度が良くない場合であっても、その影響を受けないため、検出精度を向上させることが可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 駆動部、1a,1b,5 トランジスタ、2 インターフェース、3 内部電源回路、3a ツェナーダイオード、3b バッファアンプ、4 外部電源、7 半導体スイッチング素子、7a センス端子、8 還流ダイオード、9 比較器、12 過電流検出部、13 差動増幅器、20a,20b,20c 端子、100,300 半導体駆動回路、200 半導体装置。

Claims (9)

  1. 半導体スイッチング素子を駆動する半導体駆動回路であって、
    外部電源から供給される第1電圧から第2電圧を生成する内部電源回路と、
    外部から入力される入力信号に応じて、前記半導体スイッチング素子のゲート−エミッタ間に前記第1電圧もしくは前記第2電圧を印加して前記半導体スイッチング素子のオン・オフを行う駆動部と、
    を備え、
    前記内部電源回路は、前記入力信号に応じて動作することを特徴とする、
    半導体駆動回路。
  2. 前記入力信号に応じてオン・オフされるスイッチング回路をさらに備え、
    前記内部電源回路は、前記第2電圧を生成し、前記スイッチング回路と並列接続されるツェナーダイオードを備える、
    請求項1に記載の半導体駆動回路。
  3. 前記半導体スイッチング素子には、前記半導体スイッチング素子のメイン電流と任意の比率で電流が流れるセンス素子が備わっており、
    前記センス素子を流れるセンス電流を検出し、前記センス電流が所定値を超えた場合、前記半導体スイッチング素子をオフにする過電流検出部をさらに備える、
    請求項1または2に記載の半導体駆動回路。
  4. 前記過電流検出部の基準電位は、前記第1電圧の基準電位と等しいことを特徴とする、
    請求項3に記載の半導体駆動回路。
  5. 前記過電流検出部は、差動増幅器を含むことを特徴する、
    請求項3に記載の半導体駆動回路。
  6. 請求項1または2に記載の半導体駆動回路と、
    前記半導体スイッチング素子と、
    を備える、
    半導体装置。
  7. 請求項3〜5のいずれかに記載の半導体駆動回路と、
    前記センス素子と、
    前記半導体スイッチング素子と、
    を備える、
    半導体装置。
  8. 前記半導体スイッチング素子はSiCを含むことを特徴とする、
    請求項6または7に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体スイッチング素子はGaNを含むことを特徴とする、
    請求項6または7に記載の半導体装置。
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