JP2013246987A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】均一な配光を得ることができるとともに、配置の自由度を高めた照明器具を提供する。
【解決手段】筐体12と、筐体12の内部に配置される光源部13と、筐体12の長手方向の端部に設けられ、筐体12を被設置面Wに取り付けるための固定部17と、を備える。固定部17は、筐体17に対して突出させる方向を変更可能に設けられた取付部41を備える。取付部41は、少なくとも、筐体12の長手方向の端部の外側に突出させた状態である第1の状態と、筐体12の短手方向の外側に突出させた状態である第2の状態と、に変更可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、例えば屋内の壁面や床面等に沿って複数本を長手方向に連続して設置し、壁面や床面の間接照明を行う照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この種の照明器具の光源として、LEDや放電灯が用いられている。特許文献1の照明器具では、光源としてLEDが用いられており、照明器具の筐体内部に点光源であるLED素子が所定のピッチで複数配置されている。筐体の長手方向の両端部には、隣接する照明器具から独立して被設置面に固定するための固定部が設けられている。
上記従来の照明器具を複数本連続して被設置面に設置する場合について、図を用いて説明する。図7は、従来の照明器具の平面図である。まず、端にある第1の照明器具111aを所定の位置に配置し、筐体112の両端に設けられた固定部117の取付孔145にネジ119を挿入してねじ込むことで、照明器具111aの両端部が被設置面に固定される。端にある第1の照明器具111aには電源線L1が接続されて電力が供給される。
第2の照明器具111bは、第1の照明器具111aに固定部117を突き合わせて配置される。ネジ119を筐体112の両端に設けられた固定部117の取付孔145からネジ119を挿入してねじ込むことで、第2の照明器具111bの両端部が被設置面に固定される。第2の照明器具111bは、第1の照明器具111aと送り線(図示せず)で電気的に接続されることで電力が供給される。
第3の照明器具111c以降は、第2の照明器具111bと同様に設置していき、第1の照明器具111aの反対側の端に位置する第n番目の照明器具111nまで設置していく。
特開2012−33401号公報
上記従来の照明器具は、筐体の長手方向の両端部に、外側に突出するように固定部が設けられている。固定部付近では、照度が他の部分よりも低くなる傾向がある。これは、固定部付近が筐体に設けた光源から離れていること、及び筐体に設けた光源から照射される光が固定部によって遮られるためである。
また、上記従来の照明器具は、複数本を長手方向に連続して設置すると、隣接する照明器具の固定部同士が突き合わされて配置されることとなり、光源を設けた筐体同士は離れて配置される。つまり、上記従来の照明器具は、複数本を長手方向に連続して設置すると、固定部同士が突き合わされた部分と筐体とが交互に配置されることとなる。このため、照度が低くなる箇所(照明器具同士の突き合わせ位置付近)と、照度が高い箇所とが交互に現れ、配光を均一にすることが困難であった。
また、上記従来の照明器具は、固定部が筐体の長手方向の両端部に突出するように設けられているため、例えば、照明器具を壁に突き合わせて配置する場合や、複数本の照明器具をL字状等に配置する場合に、壁や他の照明器具と筐体との間に必ず固定部が介在することとなる。このため、配光が均一になるように照明器具を配置することが困難であり、照明器具の配置の自由度が制限されていた。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものである。本発明の第1の目的は、均一な配光を得ることのできる照明器具を提供することである。本発明の第2の目的は、配置の自由度を高めた照明器具を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第1の発明の照明器具は、筐体と、光源部と、固定部とを備える。
光源部は、筐体の内部に配置される。
固定部は、筐体の長手方向の端部に設けられ、筐体を被設置面に取り付ける。
そして、固定部は、筐体に対して突出させる方向を変更可能に設けられた取付部を備える。取付部は、少なくとも、筐体の長手方向の端部の外側に突出させた状態である第1の状態と、筐体の短手方向の外側に突出させた状態である第2の状態と、に変更可能である。
第2の発明の照明器具は、第1の発明の照明器具であって、
取付部は、筐体の長手方向の端部の内側に収納した状態である第3の状態に変更可能である。
第3の発明の照明器具は、第1又は第2のいずれかの発明の照明器具であって、
第2の状態は、取付部を筐体の長手方向に対して直交する方向に突出させた状態である。
第4の発明の照明器具は、第1から第3のいずれかの発明の照明器具であって、
取付部は、筐体の長手方向の端部近傍に回転自在に設けられており、360度回転可能である。
第5の発明の照明器具は、第4の発明の照明器具であって、
固定部は、端板部を更に備える。
端板部は、板状部材で形成されるとともに、筐体の妻面に設けられている。
端板部には、筐体の下面側において、筐体の長手方向の中心側に向けて支持部が延設されている。
そして、取付部は、支持部に設けられる。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第1の発明の照明器具によれば、筐体の長手方向の端部に設けられる固定部の取付部は、筐体に対して突出させる方向を変更可能に設けられており、例えば、隣接する照明器具に突き合わせて設置する場合には、筐体の短手方向の外側に突出させた状態である第2の状態に変更可能である。このため、複数本の照明器具を長手方向に連続して被設置面に設置する場合に、取付部を干渉させずに、光源部を設けた筐体同士を接近させることができる。よって、複数の照明器具の突き合わせ位置付近の照度と他の部分の照度とを同等とすることができ、均一な配光を得ることができる。また、照明器具を壁に突き合わせて配置する場合や、複数本の照明器具をL字状等に配置する場合に、壁や他の照明器具と筐体との間に取付部を介在させないようにすることができる。このため、配光が均一になるように照明器具を配置することが容易となり、照明器具の配置の自由度を高めることができる。
第2の発明の照明器具によれば、取付部は、筐体の長手方向の端部の内側に収納した状態である第3の状態に変更可能である。このため、例えば、照明器具を被設置面に固定する必要のない場合には、取付部を筐体の長手方向の端部の内側に収納した状態にすることができる。よって、照明器具の配置の自由度を高めることができる。
第3の発明の照明器具によれば、取付部を筐体の長手方向に対して直交する方向に突出させることができる。このため、例えば、複数本の照明器具を長手方向に連続して被設置面に設置する場合に、取付部を干渉させることなく、光源部を設けた筐体同士を接近させることができる。よって、複数の照明器具の突き合わせ位置付近の照度と他の部分の照度とを同等とすることができ、均一な配光を得ることができる。
第4の発明の照明器具によれば、取付部は、筐体の長手方向の端部近傍に回転自在に設けられており、360度回転可能である。このため、簡単な構成により、取付部を第1の状態、及び第2の状態、あるいは第3の状態に変更可能とすることができる。
第5の発明の照明器具によれば、筐体の妻面には、端板部が設けられており、取付部は、筐体の下面側において、筐体の長手方向の中心側に向けて延設されている支持部に設けられている。このため、簡単な構成により、取付部を第1の状態、及び第2の状態、あるいは第3の状態に変更可能とすることができる。
本発明の実施例1に係る照明器具11の斜視図。 図1の2−2線における断面図。 端板部31及び取付部41を器具主体21に取り付ける状態を示す斜視分解図。 筐体12の端部に対して取付部41を突出させる方向を変更した状態を示す下面図。 複数の照明器具11を長手方向に連続して設置した状態を示す斜視図。 複数の照明器具11を略L字状に配置した状態を示す斜視図。 従来の照明器具11を長手方向に連続して設置した状態を示す平面図。
次に、発明の実施の形態について図を用いて説明する。
本発明の実施例1に係る照明器具11について、図1から図6を用いて説明する。図1に示すように、実施例1の照明器具11の形状は、短手方向の長さに対して長手方向の長さの比率が大きい細長い略直方体である。照明器具11は、壁面や床面等に沿った被設置面Wに単独で設置したり、複数本を長手方向に連続して設置可能である(図5参照。)。また、複数本の照明器具11をL字状等に配置することも可能である(図6参照。)。複数本の照明器具11を連続して設置する場合は、一方の端に設置される照明器具11には、電源線L1に接続されて電力が供給される。その他の照明器具11には、隣接する照明器具11同士が送り線L2(図3参照)で電気的に接続されることで電力が供給される。照明器具11を設置する向きは特に制限されず、光を上向き、下向き、横向き、いずれの方向に照射するように設置してもよい。以下の説明では、被設置面Wに対向する面を下面とし、その反対側である光を照射する側の面を上面とする。
照明器具11は、図1、図2に示すように、主として筐体12、光源部13、セード14、端子台15、点灯装置16、及び固定部17を有している。
筐体12は、器具主体21、及び底板部61を備えている。図3に示すように、器具主体21は、断面形状が略H字型であり、熱伝導性を有するアルミニウム等の金属素材の押し出し材で形成されている。器具主体21は、横板部22と横板部22の両側に形成される側板部23を有している。器具主体21の横板部22の上方、下方は開放されており(開放部27、28)、長手方向の両端部も開放されている。側板部23の上部には、セード14を差し込んで保持させる上部溝部24が対向して形成され、両側の側板部23の下部には、底板部61を保持する突条25が対向して形成されている。横板部22の下部の両側には、固定部17をネジ39で取り付けるためのネジ取付部26が形成されている。
図2に示すように、底板部61は、器具主体21の下部の開放部28の一部を閉塞するものである。底板部61は金属の板金部材で形成されている。底板部61は器具主体21の下方に被せて突条25に当接させる。底板部61の両端部は折り曲げられており、ネジ62で器具主体21の横板部22に固定される。底板部61は、器具主体21の長手方向の長さよりも短く、器具主体21に取り付けられた状態で、器具主体21の下部の開放部28のうち、長手方向の両端側は閉塞せずに開放された状態としている。この器具主体21の両端部の開放部28は、電源線L1あるいは送り線L2を挿通させる通線部18を構成するものである。
光源部13は、基板81及び点光源としての複数のLED素子82を有しており、器具主体21の横板部22の上部に配置される。LED素子82は、照明器具11を長手方向に連続して設置した状態において、ピッチが一定になるように基板81上に配置されている。つまり、隣接する照明器具11の端部を跨いだLED素子82のピッチがP1であるとし、それぞれの照明器具11内部でのLED素子82のピッチをP2であるとしたときに、P1とP2が等しくなるようにLED素子82を配置している。尚、本実施例では、光源としてLED素子82を用いたが、これ以外に蛍光灯や、蛍光灯形のLED光源等を用いることができ、光源の種類は限定されない。
セード14は、器具主体21の上部の開放部27を閉塞し、光源部13からの光を透過させて、照射面を形成する部材である。セード14は、透光性を有する半透明のアクリル樹脂素材等で形成され、器具主体21の上部溝部24の長手方向の端部から差し込んで保持される。
端子台15は、外部電源からの電源線L1又は、隣接する照明器具11からの送り線L2の端子が差込口に差し込まれて電気的に接続されるものである。端子台15は、器具主体21の横板部22の下部において、器具主体21の両端側に2個設けられる。端子台15の差込口はそれぞれ器具主体21の端部側に向けられている。
点灯装置16は、電線(図示せず)によって光源部13と電気的に接続され、光源部13のLED素子82を点灯させるものである。点灯装置16は、器具主体21の横板部22の下部に配置されている。点灯装置16は、端子台15と電線16aによって電気的に接続されている。
固定部17は、筐体12を被設置面Wに取り付けるためものである。図1、図2に示すように、固定部17は、端板部31及び取付部41を備えている。固定部17を構成する端板部31及び取付部41は、筐体12の両端部に取り付けられるため、1本の照明器具11について2組用いられるが、両端部に共通の端板部31と取付部41を用いるため、端板部31と取付部41はそれぞれ1種類である。端板部31及び取付部41は、それぞれ金属の板金部材で形成されている。
図3に示すように、端板部31は、筐体12の長手方向の両端部の端面(妻面)を構成するとともに、取付部41を支持するものである。端板部31は、端板主体32、切欠部34、及び支持部35を備えている。端板主体32は、器具主体21の端部の開放部を閉塞する部分である。端板主体32には、端板部31を器具主体21にネジ39で取り付けるための貫通孔33が形成されている。
切欠部34は、電源線L1あるいは送り線L2を挿通させる通線部18を構成するものであり、端子台15に接続される電源線L1あるいは送り線L2を挿通できる形状を有している。本実施例では、切欠部34の幅は、器具主体21の短手方向の長さの略半分に設定されている。切欠部34は、少なくとも下方が開放され、端板部31を器具主体21に取り付けた状態で、器具主体21の下部の開放部28と切欠部34とが連通するように形成される。
支持部35は、取付部41を支持する部分である。支持部35は、端板主体32の下面側において筐体12の長手方向の中心側に向けて延設されている。支持部35は、第1腕部36、及び第2腕部37を有している。
第1腕部36は、器具主体21の長手方向の中心線に対して前述した切欠部34の反対側に偏在するように形成される。本実施例では、第1腕部36の幅は、器具主体21の短手方向の長さの略半分に設定されている。第1腕部36は、端板部31を器具主体21に取り付けた状態で、器具主体21の下面より上方に位置するように、固定端付近で端板主体32に対して折り曲げている。
第2腕部37は、第1腕部36の自由端側において、器具主体21の長手方向の中心線上に略L字形に突出するように形成されている。第2腕部37には、取付部41を回転自在に軸支するための貫通孔38が形成されている。貫通孔38が形成される位置は、端板部31を器具主体21に取り付けた状態で、器具主体21の長手方向の中心線上となり、かつ、器具主体21の長手方向の端部から、器具主体21の短手方向の長さの略1/2の距離となる位置である。
取付部41は、ネジ等の固着部で被設置面Wに直接固定される部材である。取付部41は、支持部35に対して回転自在に軸支され、筐体12の端部に対して突出させる方向を変更可能に設けられている。取付部41は、取付部主体42、第3腕部43、当接部44を有している。
取付部主体42は、筐体12の端部に対して突出させ、被設置面Wに固定する部分である。取付部主体42の幅は、器具主体21の短手方向の長さと略同一としている。取付部主体42には、筐体12を被設置面Wに固着部としてのネジ19で固定するための取付穴45が形成されている。取付穴45は、取付部主体42が筐体12の端部に対して突出する部分に形成されている。
第3腕部43は、取付部主体42に対して延設される部分である。第3腕部43には、端板部31の支持部35に回転自在に支持させるための貫通孔46が形成されている。貫通孔46及び支持部35の貫通孔38にネジ47を貫通させ、緩み止め付きナット48で適度に締め付けて、取付部41を端板部31の支持部35に軸支させる。第3腕部43は、取付部41を端板部31の支持部35にネジ47で軸支させた状態で、ネジ47が器具主体21の下面に突出して被設置面Wに当接しないよう、貫通孔46付近を上方に折り曲げている。
当接部44は、照明器具11を被設置面Wに載置した際に、被設置面Wに接触する部分である。当接部44は、第3腕部43の自由端側を折り曲げて形成されている。
以上の構成により、図4に示すように、本実施例では、取付部41は、筐体12の端部近傍に回転自在に設けられており、360度回転可能となっている。そして、取付部41を筐体12に対して回動させることにより、取付部41は、筐体12の端部に対して突出させる方向を変更することができる。図4Aに示すように、取付部41を筐体12の長手方向の端部の外側に突出させた状態を第1の状態とする。また、図4B、図4Cに示すように、筐体12の短手方向の外側に突出させた状態を第2の状態とする。第2の状態は、換言すると、隣接する照明器具11に突き合わせて設置する場合に、隣接する照明器具11に干渉しない方向に取付部41を突出させた状態であり、例えば、取付部41を筐体12の長手方向に対して直交する方向に突出させた状態である。更に本実施例では、図4Dに示すように、取付部41は、筐体12の長手方向の端部の内側に収納した状態である第3の状態にも変更可能である。
次に、本実施例の複数の照明器具11aから11nを長手方向に連続して被設置面Wに設置する手順について説明する。
図5に示すように、まず、複数の照明器具11aから11nのうち、一端側に設置される照明器具11aを設置する。まず、照明器具11aの一方の端子台15には、電源線L1の端子を接続する。電源線L1に接続された照明器具11aの他方の端子台15には、次に隣に施工する照明器具11bに接続するための送り線(図示せず)の端子を接続する。
電源線L1に接続された照明器具11aの器具主体21の長手方向の両端部に、固定部17を構成する端板部31及び取付部41を取り付ける(図3参照。)。セード14及び底板部61はすでに器具主体21に取り付けられているものとし、端板部31に取付部41を取り付けた後、端板部31を器具主体21にネジ39で取り付ける。
続いて、取付部41の方向を調整する。図5では、照明器具11aの両端の取付部41のうち、照明器具11bを突き合わせる側の取付部41は、筐体12の長手方向に対して直交する方向に突出させた状態(第2の状態)としている。反対側(隣接する照明器具11bを突き合わせない側)の取付部41は、筐体12の長手方向の端部の外側に突出させた状態(第1の状態)としている。
そして、照明器具11aを設置すべき位置に配置する。固着部としてのネジ19を取付孔45に挿入してねじ込むことで、照明器具11aが被設置面Wに固定される。
次に、照明器具11aに隣接する照明器具11bの設置を行う。先に設置した照明器具11aの送り線(図示せず)の端子を照明器具11bの一方の端子台15に接続し、照明器具11aと照明器具11bを電気的に接続する。照明器具11bの他方の端子台15には次に隣に施工する照明器具11cに接続するための送り線(図示せず)の端子を接続する。照明器具11bの器具主体21の両端部には、照明器具11aと同様に固定部17を構成する端板部31及び取付部41を取り付ける。
続いて、取付部41の方向を調整する。照明器具11bについては、照明器具11bの両端の取付部41を、筐体12の長手方向に対して直交する方向に突出させた状態(第2の状態)とする。そして、照明器具11bを照明器具11aの長手方向に連続する位置に突き合わせるように配置する。固着部としてのネジ19を取付孔45に挿入してねじ込むことで、照明器具11bが被設置面Wに固定される。
このように、照明器具11aと照明器具11bが突き合わせられる位置の取付部41を第2の状態とすることにより、取付部41を干渉させずに筐体12同士を接近させて設置することができる。以下、照明器具11bに隣接して設置する照明器具11cから11nについても同様の手順により設置する。
次に、本実施例の複数の照明器具11を略L字状に配置する手順の一例について図6を用いて説明する。図6では、照明器具11aに対して直交する位置に、照明器具11bを配置している。
照明器具11aについては、照明器具11aの両端の取付部41を、筐体12の長手方向の端部の外側に突出させた状態(第1の状態)とする。照明器具11aはネジ19を用いて被設置面Wに固定する。一方、照明器具11bについては、照明器具11bの両端の取付部41を、筐体12の長手方向の端部の内側に収納した状態(第3の状態)とし、照明器具11bの筐体12の端部を、照明器具11aの筐体12の側部に突き合わせるように配置する。尚、照明器具11bについては、照明器具11bの両端の取付部41を筐体12の長手方向の端部の内側に収納した状態(第3の状態)としているため、ネジ19を用いずに被設置面Wに載置するのみとしている。
このように、照明器具11aと照明器具11bが突き合わせられる位置の取付部41を第3の状態とすることによっても、取付部41を干渉させずに筐体12同士を接近させて設置することができる。
以上説明した本実施例に係る照明器具11によれば、次のような効果を有する。
照明器具11の筐体12の長手方向の端部に設けられる固定部17の取付部41は、筐体12に対して突出させる方向を変更可能に設けられており、隣接する照明器具11に突き合わせて設置する場合には、筐体12の短手方向の外側に突出させた状態である第2の状態に変更可能である。このため、複数本の照明器具11を長手方向に連続して被設置面Wに設置する場合に、取付部41を干渉させずに、光源部13を設けた筐体12同士を接近させることができる。よって、複数の照明器具11の突き合わせ位置付近の照度と他の部分の照度とを同等とすることができ、均一な配光を得ることができる。また、照明器具11を壁に突き合わせて配置する場合や、複数本の照明器具11をL字状等に配置する場合に、壁や他の照明器具11と筐体12との間に取付部41を介在させないようにすることができる。このため、配光が均一になるように照明器具11を配置することが容易となり、照明器具11の配置の自由度を高めることができる。
照明器具11の取付部41は、筐体12の長手方向の端部の内側に収納した状態である第3の状態に変更可能である。このため、照明器具11を被設置面Wに固定する必要のない場合等には、取付部41を筐体12の長手方向の端部の内側に収納した状態にすることができる。よって、照明器具11の配置の自由度を高めることができる。
複数本の照明器具11を長手方向に連続して被設置面Wに設置する場合に、取付部41を筐体12の長手方向に対して直交する方向に突出させることもできる。このため、複数本の照明器具11を長手方向に連続して被設置面Wに設置する場合に、取付部41を干渉させることなく、光源部13を設けた筐体12同士を接近させることができる。よって、複数の照明器具11の突き合わせ位置付近の照度と他の部分の照度とを同等とすることができ、均一な配光を得ることができる。
照明器具11の取付部41は、筐体12の長手方向の端部近傍に回転自在に設けられており、360度回転可能である。このため、簡単な構成により、取付部41を第1の状態、及び第2の状態、あるいは第3の状態に変更可能とすることができる。
照明器具11の筐体12の妻面には、端板部31が設けられており、取付部41は、筐体12の下面側において、筐体12の長手方向の中心側に向けて延設されている支持部35に設けられている。このため、簡単な構成により、取付部41を第1の状態、及び第2の状態、あるいは第3の状態に変更可能とすることができる。
照明器具11の取付部41は、筐体12の長手方向の端部の外側に突出させた部分の幅が、筐体12の短手方向の長さと略同一であり、筐体12の長手方向の中心線上であって、かつ、筐体12の長手方向の端部から、筐体12の短手方向の長さの略1/2の距離となる位置で回転自在に軸支されている。このため、取付部41を筐体12の長手方向に対して直交する方向に突出させることで、取付部41を筐体12の長手方向に突出しないようにすることができる。よって、隣接する照明器具11に突き合わせて設置する場合に、隣接する照明器具11に取付部41を干渉させないようにすることができる。
照明器具11の取付部41は、板状部材で形成されており、固定用の取付穴45と、被設置面Wに接触する当接部44が形成されている。取付部41を板状部材で形成することで取付部41の高さを低く形成できるため、照明器具11の高さを低く抑えることができる。また、当接部44が被設置面Wに接触することにより、照明器具11を被設置面Wに安定して設置することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、照明器具11、端板部31、取付部41等の形状は実施例に限定されない。
また、端板部31、取付部41は共通部品であり、光源部13はユニットになっているため、器具主体21を長くして、器具主体21内に配置する光源部13の数を増減させることにより、長さの異なる照明器具11を容易に製造することができる。
11 照明器具
12 筐体
13 光源部
14 セード
17 固定部
19 固着部としてのネジ
21 器具主体
31 端板部
32 端板主体
33 貫通孔
34 切欠部
35 支持部
36 第1腕部
37 第2腕部
41 取付部
42 取付部主体
43 第3腕部
44 当接部
45 取付孔
46 貫通孔
47 ネジ
48 緩み止め付きナット
W 被設置面

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に配置される光源部と、
    前記筐体の長手方向の端部に設けられ、前記筐体を被設置面に取り付けるための固定部と、
    を備え、
    前記固定部は、前記筐体に対して突出させる方向を変更可能に設けられた取付部を備え、前記取付部は、少なくとも、前記筐体の長手方向の端部の外側に突出させた状態である第1の状態と、前記筐体の短手方向の外側に突出させた状態である第2の状態と、に変更可能であることを特徴とする照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具であって、
    前記取付部は、前記筐体の長手方向の端部の内側に収納した状態である第3の状態に変更可能であることを特徴とする照明器具。
  3. 請求項1又は2のいずれか1項に記載の照明器具であって、
    前記第2の状態は、前記取付部を前記筐体の長手方向に対して直交する方向に突出させた状態であることを特徴とする照明器具。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の照明器具であって、
    前記取付部は、前記筐体の長手方向の端部近傍に回転自在に設けられており、360度回転可能であることを特徴とする照明器具。
  5. 請求項4に記載の照明器具であって、
    前記固定部は、端板部を更に備え、
    前記端板部は、板状部材で形成されるとともに、前記筐体の妻面に設けられており、
    前記端板部には、前記筐体の下面側において、前記筐体の長手方向の中心側に向けて支持部が延設されており、
    前記取付部は、前記支持部に設けられることを特徴とする照明器具。
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