JP2013246226A - 帯電装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放電により被帯電物を帯電させる帯電装置において、放電の状態を正確に把握することで、被帯電物を均一に帯電させることが可能な帯電装置を提供すること。
【解決手段】放電により被帯電物を帯電させる帯電装置において、放電による発光を検知する検知手段と、検知手段による検知結果を出力する出力手段と、を有する帯電装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、帯電部材に電圧を印加し、放電を発生させることにより被帯電物を帯電させる帯電装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
帯電装置により像担持体を帯電させ、帯電された像担持体に対して露光装置により画像に応じた露光を行って静電潜像を形成し、現像装置によって上記静電潜像をトナーにより顕像化し、顕像化されたトナー像を転写材へ転写し、転写材上に転写されたトナー像を定着することにより画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が広く知られている。
上記電子写真方式の画像形成装置における帯電装置には、像担持体の表面を均一に帯電させることが求められている。像担持体の表面の帯電状態にムラが生じると、その帯電状態のムラが画像ムラとなって現れ、画質が低下する。
像担持体の表面を帯電させる帯電装置としては、特許文献1に記載のような、ワイヤー状の帯電部材に電圧を印加し、放電を発生させることにより像担持体の表面を帯電させる非接触方式の帯電装置が知られている。
上記帯電装置においては、帯電部材にトナーやホコリ等の汚れが付着することがあり、汚れが付着すると帯電部材から異常な放電が発生し易くなる。異常放電が生じると、像担持体を均一に帯電させることができなくなり、画像ムラが現れてしまう恐れがあった。
特許文献1には、上記非接触方式の帯電装置において、使用者が入力した所定枚数の画像形成毎に、ワイヤー清掃部により帯電部材を清掃させるよう制御する清掃装置が記載されている。
他方、特許文献2には、帯電ローラーを像担持体に接触させることによって帯電させる接触方式の帯電装置において、帯電ローラーに付着したトナーの量を検出し、検出されたトナーの量に応じて帯電ローラーを清掃するクリーニング手段の動作を制御する帯電装置が記載されている。
特開2009−25521号公報 特開平8−220846号公報
特許文献1に記載の清掃装置を備えた帯電装置によれば、所定枚数の画像形成毎に帯電部材が清掃されるが、帯電部材の汚れが多い場合には、上記清掃が行われても汚れを除去し切れず、汚れが残存したまま画像形成が継続されてしまうことがあった。この場合は、異常放電が発生して像担持体が均一に帯電されずに、画像ムラが現れるという問題があった。
上記非接触方式の帯電装置において、特許文献2に記載されているような、帯電部材に付着したトナーの量に応じてクリーニング手段の動作を制御する技術を採用すれば、特許文献1に記載のように所定枚数毎に清掃を行うよりは、無駄な清掃を防ぎ且つ帯電部材の急激な汚れに対処することができる。
しかしながら、上記のように帯電部材の汚れ具合に応じてクリーニング手段を制御するようにしても、不均一な帯電に起因する画像ムラが生じることがあった。
即ち、帯電部材の汚れが少ないと検知された場合であっても、実際には異常放電が発生するような状態である場合もある。この場合は、帯電状態にムラが生じるので、帯電部材の清掃がなされないと画像ムラが発生することになる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたもので、放電により被帯電物を帯電させる帯電装置において、放電の状態を正確に把握することで、被帯電物を均一に帯電させることが可能な帯電装置を提供することを目的としている。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
帯電部材に対して電圧印加手段が電圧を印加して前記帯電部材から放電を発生させることにより被帯電物を帯電する帯電装置において、
前記帯電部材からの前記放電による発光を検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果を出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の帯電装置において、
前記帯電部材を清掃する清掃手段と、
前記出力手段により出力された前記検知結果に基づいて、前記清掃手段の動作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の帯電装置において、
前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果が第1の範囲外である場合に、前記清掃手段により前記帯電部材を清掃させるよう制御することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の帯電装置において、
前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果の最大値と最小値との差が所定値より大きい場合に、前記清掃手段により前記帯電部材を清掃させるよう制御することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の帯電装置において、
前記検知手段を移動させる駆動手段を有し、
前記検知手段は前記駆動手段により前記帯電部材に沿って移動されながら前記帯電部材からの前記放電による発光を検知する帯電装置であって、
前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果において所定の期間内に第2の範囲より大きい変動が生じている場合に、前記清掃手段により前記帯電部材を清掃させるよう制御することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の帯電装置において、
前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果が所定の閾値を越える場合に、前記帯電部材の交換時期であることを示す通知を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の帯電装置において、
前記出力手段により出力された前記検知結果に基づいて、帯電装置の動作を使用者に選択させる通知を行う制御手段を有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の帯電装置において、
各種情報を表示する表示手段を有し、
前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の帯電装置において、
前記出力手段により出力された検知結果が第1の範囲外である場合に、帯電装置による帯電動作を中止させるよう制御する制御手段を有することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1又は9に記載の帯電装置において、
前記出力手段により出力された前記検知結果の最大値と最小値との差が所定値より大きい場合に、帯電装置による帯電動作を中止させるよう制御する制御手段を有することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1、9、10の何れか一項に記載の帯電装置において、
前記検知手段を移動させる駆動手段を有し、
前記検知手段は前記駆動手段により前記帯電部材に沿って移動されながら前記帯電部材からの前記放電による発光を検知する帯電装置であって、
前記出力手段により出力された前記検知結果において所定の期間内に第2の範囲より大きい変動が生じている場合に、帯電装置による帯電動作を中止させるよう制御する制御手段を有することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11の何れか一項に記載の帯電装置において、
前記出力手段は、前記検知手段による検知結果を電圧値として出力することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1〜12の何れか一項に記載の帯電装置において、
前記検知手段は、前記帯電部材からの前記放電による発光を受光する受光部と、
前記放電による発光を前記受光部へ集光する集光手段と、を有することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項1〜13の何れか一項に記載の帯電装置において、
前記検知手段と前記清掃手段とは一体となって移動されることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1〜13の何れか一項に記載の帯電装置において、
前記検知手段と前記清掃手段とは互いに独立して移動されることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の帯電装置において、
前記帯電部材を囲うようにして配置され、前記被帯電物に対向する開口部を備えた安定板を有し、
前記検知手段は前記安定板を隔てて前記帯電部材とは反対側に配置され、
前記安定板における前記検知手段と対向する部分は、導電性且つ光透過性を有する物質により形成されていることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、画像形成装置であって、
像担持体と、
前記像担持体を帯電する請求項1に記載の帯電装置と、
前記帯電装置により帯電された前記像担持体に対して露光し、静電潜像を形成する露光部と、
前記露光部により形成された静電潜像に対してトナーを供給しトナー像を形成する現像部と、
前記現像部により形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写部と、
前記転写部により転写されたトナー像を前記記録媒体に定着する定着部と、を有することを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の画像形成装置において、
前記出力手段により出力された検知結果が第1の範囲外である場合に、画像形成に関する条件を変更するよう制御する制御手段を有することを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の画像形成装置において、
前記画像形成に関する条件は、前記露光部による露光量であることを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、請求項18又は19に記載の画像形成装置において、
前記現像部は、前記像担持体との間に電界を形成することでトナーを供給し、
前記画像形成に関する条件は、前記電界の大きさであることを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、請求項17に記載の画像形成装置において、
画像データに対して画像処理を行う画像処理部を有し、
前記画像処理部は、前記出力手段により出力された前記検知結果に基づいて、前記出力結果の変動を相殺するように前記画像データに対して処理を行うことを特徴とする。
請求項22に記載の発明は、画像形成装置であって、
像担持体と、
前記像担持体を帯電する請求項2〜16の何れか一項に記載の帯電装置と、
前記帯電装置により帯電された前記像担持体に対して露光し、静電潜像を形成する露光部と、
前記露光部により形成された静電潜像に対してトナーを供給しトナー像を形成する現像部と、
前記現像部により形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写部と、
前記転写部により転写されたトナー像を前記記録媒体に定着する定着部と、を有することを特徴とする。
請求項23に記載の発明は、請求項18〜22の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記検知手段は、1枚の前記記録媒体に対する画像形成毎に前記帯電部材からの前記放電による発光を検知し、前記出力手段は、前記検知手段が前記放電による発光を検知する度に当該放電による発光の検知結果を出力することを特徴とする。
本発明によれば、帯電部材からの放電発光を検知し、その検知結果を出力するので、実際の放電の状況を正確に把握することができ、上記目的を達成することが可能となる。
画像形成装置全体の構成を示す断面図である。 帯電部の構成を示す断面図(a)(b)(c)である。 放電発光の検知結果の例を示す図(a)(b)(c)である。 画像形成装置全体の電気的構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における制御手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における制御手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における帯電部の構成を示す図である。 第4の実施の形態における帯電部の構成を示す図である。 第5の実施の形態における制御手順を示すフローチャートである。 第6の実施の形態における制御手順を示すフローチャートである。 第7の実施の形態における制御手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態における帯電装置を備えた画像形成装置全体の構成を示す断面図である。
画像形成装置20は、タンデム型画像形成装置と呼ばれるカラー画像を形成することが可能な画像形成装置であり、スキャナー部22、プリンター部24、給紙部32、操作表示部23等から構成されている。尚、以下カラー画像を形成可能な画像形成装置を用いて説明するが、本発明はモノクロ画像のみ形成可能な画像形成装置にも適用することが可能である。
スキャナー部22は、自動原稿給紙装置21、光学系22a、CCDイメージセンサー22b等から構成されている。
プリンター部24は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応したトナー像を形成する画像形成手段40Y、40M、40C、40Kと、各画像形成手段により形成されたトナー像が転写される像担持体としての中間転写ベルト31、中間転写ベルト31上のトナー像を用紙に転写する転写部である2次転写部38、用紙に転写されたトナー像を定着する定着装置34等から構成されている。
給紙部32は、給紙トレイ32a〜32c等から構成されており、給紙部32より適切な用紙が適切なタイミングにて給紙される。
操作表示部23は、例えばタッチパネル方式の画面を備えており、ユーザは画面上に表示されるアイコン等に触れることで、画像形成の内容に関する設定や、画像形成開始の指示等を行うことができる。
以上が画像形成装置20の各部の概要である。続いて、画像形成装置20によって用紙に対してカラー画像を形成する場合を例にとり、その一連の動作について説明する。
操作表示部23において画像形成開始の指示がなされると、自動原稿給紙装置21の原稿台21aに載置された原稿Jは原稿読み取り部へ搬送される。そして、図示しない光源より原稿に照射された光の反射光が、光学系22aを介してCCDイメージセンサー22bにより読み取られる。
CCDイメージセンサー22bにより読み取られた画像信号に対しては、各種画像処理が施される。そして、画像処理が施された画像信号に基づいて、画像形成手段40Y〜40Kが各色のトナー像を形成する。
イエロー色のトナー像を形成する画像形成手段40Yは、感光体ドラム41Y、帯電部42Y、露光部45Y、現像部43Y、クリーニング部44Yから構成されている。画像を形成する場合は、感光体ドラム41Yは図示しない駆動手段により図1の矢印E方向に回転され、その表面が帯電部42Yにより一様に帯電される。一様に帯電された感光体ドラム41Yに対して、露光部45Yが上記画像信号に基づいてレーザー光を照射することで、イエロー色の画像に対応した静電潜像を形成する。
次に、現像部43Yによって感光体ドラム41Y上の静電潜像が現像され、感光体ドラム41Y上にイエロー色のトナー像が形成される。形成されたトナー像は、1次転写ローラー46Yに印加される転写電圧によって中間転写ベルト31に静電的に転写される。
中間転写ベルト31に転写され切れずに感光体ドラム41Yの表面に残存したトナーは、クリーニング部44Yにより取り除かれ、次のトナー画像の形成に備える。
マゼンタ色のトナー像を形成する画像形成手段40M、シアン色のトナー像を形成する画像形成手段40C及びブラック色のトナー像を形成する画像形成手段40Kは、何れもイエロー色のトナー像を形成する画像形成手段40Yと同様の構成を有しているため、その詳細な説明は省略する。
中間転写ベルト31は、ローラー37a〜37eに巻き回された無端状のベルトであり、回転可能に支持されている。中間転写ベルト31としては、ポリイミドに代表される樹脂ベルトや、樹脂素材の上に弾性層を設けたベルトが一般的に用いられている。画像形成を行う際には、中間転写ベルト31は駆動ローラー37aの回転駆動によって図1の矢印F方向に回転移動される。
カラーの画像形成を行う際には、各色に対応した1次転写ローラーによって、イエロー色のトナー像から順に、各色のトナー像が互いに重なるタイミングにてトナー像を中間転写ベルト31にそれぞれ静電的に転写させることで、原稿画像に対応したカラーのトナー像が中間転写ベルト31上に形成される。
一方、給紙トレイ32a〜32cの何れかより給紙された用紙は、搬送路33aを搬送され、レジストローラー対33cに到達する。レジストローラー対33cのニップ部に用紙を突き当てることにより用紙の搬送方向の斜行が修正され、中間転写ベルト31上のカラートナー像とタイミングを合わせるように用紙が2次転写部38へと搬送される。
2次転写部38においては、中間転写ベルト31上のカラートナー像が静電的に用紙に転写される。カラートナー像が転写された用紙は定着装置34に向けて搬送され、トナー像の定着が行われる。一方、2次転写部38において用紙に転写され切れずに中間転写ベルト31上に残存したトナーは、中間転写ベルトクリーニング部35により取り除かれる。
定着装置34は、定着ローラー34a、加圧ローラー34b等から構成されている。定着ローラー34aには加熱手段が備えられており、定着ローラー34aと加圧ローラー34bとにより用紙に対して熱及び圧力を加えて、トナー像を定着する。
トナー像が定着された用紙は、搬送路33a上を搬送され、画像形成装置20の装置外へ排出される。
用紙の両面に画像を形成する場合は、定着装置34によって用紙の表面に対してトナー像が定着されると、用紙は分岐手段36によって反転経路33bに向けて搬送され、搬送方向の先後端が反転される。先後端が反転された用紙は反転経路33bを通りレジストローラー対33cまで搬送され、搬送方向の斜行が修正される。
その後、2次転写部38において用紙の裏面に形成される画像に対応したカラートナー像が上述の通り転写され、定着装置34によって裏面のカラートナー像が定着され、画像形成装置20の装置外へ排出される。
以上が、画像形成装置20によって用紙に対してカラー画像を形成する際の一連の動作の説明である。次に、帯電部42の構成について説明する。図2は帯電部42の構成を示す断面図である。帯電部42は、上述した各色のトナー像を形成する画像形成手段40Y〜40Kの何れにも設けられているものである。
帯電部42には、コロトロン方式或いはスコロトロン方式の帯電装置を用いる。図2にはスコロトロン方式の帯電装置を示している。
帯電部42は、図2の(a)及び(b)に示すように、帯電ワイヤー421、安定板422、清掃ユニット423、グリッド424、受光センサーユニット425等から構成されている。
帯電ワイヤー421には、図示しない電源が接続されており、帯電の指示があると高電圧が印加される。高電圧が印加されると、コロナ放電が生じ、感光体ドラム41の表面が帯電される。帯電ワイヤー421は例えばタングステンからなり、ワイヤー径は30μm、表面に金メッキが施されている。
安定板422は、導電性の部材からなり、帯電ワイヤー421を囲うようにして配置されている。また、感光体ドラム41を帯電させるため、感光体ドラム41の方向は開口されている。
清掃ユニット423は、清掃部材423a、保持部材423b及びガイドレール423cからなる。清掃部材423aは、不織布に研磨粒子をコートしたものを用いている。帯電ワイヤー421を清掃する場合は、図示しないロック機構により、保持部材423bを帯電ワイヤー421方向へ移動させ、清掃部材423aを帯電ワイヤー421に接触させた状態とする。この状態をロック状態とする。ロック状態の時は、帯電ワイヤー421に電圧を印加しないようにする。
清掃ユニット423がロック状態となると、図示しない駆動手段の駆動により、清掃ユニット423がガイドレール423cに沿って図2の(b)のAB間を移動されることで、清掃部材423aにより帯電ワイヤー421が物理的に清掃される。
図2の(c)は、受光センサーユニット425の拡大図である。受光センサーユニット425は、受光センサー425a、集光レンズ425b、保護板425c、保持部材425d等から構成されている。
受光センサー425aは、GaAsPフォトダイオードを使用した。コロナ放電は紫外領域の発光であるため、紫外領域の発光を検知することが可能な素子を用いている。また、受光センサー425aによって放電発光を効率よく検知するために、受光センサー425aに光を集める集光レンズ425bを設けた。また、集光レンズ425bを放電やトナー汚れ等から保護するために保護板425cを設けた。保護板425cには例えばアクリルを用いている。受光センサー425a、集光レンズ425b及び保護板425cは何れも保持部材425dに保持されている。
受光センサーユニット425は、図示しない駆動手段の駆動により、清掃ユニット423と一体となってガイドレール423cに沿って図2の(b)のAB間を移動され、帯電ワイヤー421からの放電発光をその長さ方向にわたって検知する。
受光センサーユニット425によって放電発光を検知する場合は、清掃ユニット423のロック状態を解除し、帯電ワイヤー421に高電圧を印加して放電を発生させた上で受光センサーユニット425をガイドレール423cに沿って移動させ、放電発光を検知する。
ガイドレール423cのA或いはBに清掃ユニット423及び受光センサーユニット425が到達すると、保護板清掃部材426により保護板425cの表面が清掃される。保護板清掃部材426はそれぞれ図示しない駆動手段により駆動される。保護板清掃部材426は、例えば図示しない駆動手段により図2の矢印方向に往復移動されることにより、保護板425cの表面を擦るようにして清掃する。
以上が、本実施の形態における帯電部72の構成についての説明である。本実施の形態においては、上述したとおり受光センサー425aにフォトダイオードを用いており、発光の検知結果は電圧値として出力される。図3に放電発光の検知結果の例を示す。
図3の(a)〜(c)はそれぞれ検知結果の例を示す図である。図中の各グラフの横軸は帯電ワイヤー421の長さ方向に対応する位置、縦軸は出力電圧を示している。また、横軸は清掃ユニット423の移動時間にも対応している。
本実施の形態においては、図3の(a)及び(b)に示すように、放電発光の検知結果の出力電圧に上限H及び下限Lを設けている。図3の(b)に示す検知結果のように、出力電圧が上限Hを上回った場合或いは下限Lを下回った場合に、放電が異常状態にあると判断して、清掃ユニット423により帯電ワイヤー421の清掃をさせるようにしている。上限H及び下限Lは所望の画質及び生産性に応じて適宜設定することができる。即ち、使用者は、上限Hと下限Lとの差を小さくすれば一般的に帯電ワイヤー421の清掃頻度が大きくなり、画質は向上するが、帯電ワイヤー421の清掃頻度が大きくなる分、生産性は低下すること考慮して上限Hと下限Lを設定することができる。
また、ワイヤー取り換え電圧Cを設け、検知結果の出力電圧がワイヤー取り換え電圧Cを所定回数下回った場合に、帯電ワイヤー421の交換時期が来たことを示す通知をさせるようにしている。これらの制御の詳細は後述する。
また、図3の(a)及び(b)において、上限H及び下限Lを設けず、出力電圧の最大値hと最小値lとの差h−lが所定値より大きくなった場合に、清掃ユニット423により帯電ワイヤー421の清掃をさせるようにしても良い。上述の上限H及び下限Lを基準とする判断と組み合わせて用いても良い。
また、図3の(c)に示すように、ごく短期間Δtに変動h−lが範囲Rより大きくなった場合に、清掃ユニット423により帯電ワイヤー421の清掃をさせるようにしても良い。なお、この場合の範囲Rは、図3の(a)及び(b)に示す上限値Hと下限値Lとの範囲より狭く設定している。受光センサーユニット425が帯電ワイヤー421に沿って移動しながら放電発光を検知する構成において、短期間に検知された放電発光の状態に変動があった場合は、その変動がやや小さい場合であっても、何らかの異常状態にあると判断し、帯電ワイヤー421を清掃させるようにしている。基準となる範囲Rは適宜設定することができる。
また、Δtは本実施の形態においては0.1秒間としているが、これも適宜設定することができる。また、上述の上限H及び下限Lを基準とする判断及び出力電圧の最大値と最小値との差を基準とする判断と組み合わせて用いても良い。
図4は、本実施の形態における画像形成装置全体の電気的構成を示すブロック図である。画像形成装置20は、スキャナー部22、プリンター部24、操作表示部23、給紙部32、CPU50、ROM51、RAM52、HDD53等から構成されている。
CPU50は、画像形成装置20の各部の動作を制御する制御手段としての役割を果たしている。CPU50は、画像形成装置20の各部から送信される入力内容に基づいて、画像形成装置20の各部の動作をそれぞれ制御する。
ROM51には、各種のプログラム或いはデータが格納されており、CPU50はROM51からプログラム或いはデータを読み出して画像形成装置20の各部を制御する。
RAM52は、CPU50が上記各部の動作を制御する際に必要なプログラム或いはデータを一時的に記憶する場所である。
HDD53は、画像データを格納する場所である。スキャナー部22によって読み取られた原稿画像のデータはHDD53に格納される。
プリンター部24には、図2を用いて説明した帯電部42が含まれる。帯電部42には、上述したように、放電発光を検知する受光センサー425a、帯電ワイヤー421に電圧を印加する電圧源427、清掃ユニット423をロック状態にしまたそのロック状態を解除するロック機構428、清掃ユニット423をガイドレール423cに沿って移動させる駆動手段429が含まれる。
受光センサー425aによる検知結果はCPU50に出力され、CPU50はこれに基づいて後述する制御を行う。また、CPU50からの指示により、電圧源427、ロック機構428及び駆動手段429はそれぞれ動作する。
また、画像形成装置20には、端末60がI/F部61を介してネットワーク接続されている。端末60においては、画像形成が行われるジョブに関する情報が入力され、その情報が画像形成装置20内のCPU50に送信される。さらに、端末60から画像形成開始の指示をすることも可能である。
次に、本実施の形態におけるCPU50による制御について説明する。図5は、CPU50による制御手順を示すフローチャートである。図5は、画像形成が行われた用紙の枚数に応じて、定期的に帯電ワイヤー421の清掃を行う場合の制御手順を示している。
CPU50は、画像形成実行中に、画像形成が行われた用紙の枚数をカウントしている(ステップS1)。そして、枚数のカウントnが10000枚未満である場合は(ステップS1:Yes)、枚数のカウントnを1増加させ(ステップS2)、帯電ワイヤー421による帯電を開始させ(ステップS10)、画像形成を続行させる(ステップS11)。画像形成が完了すると、再び枚数のカウントが10000枚に達したか否かを判断する(ステップS1)。
このようにして画像形成が行われ、枚数のカウントnが10000枚となった場合は(ステップS:No)、ワイヤー交換カウンタmをm=0とする(ステップS3)。そして、CPU50は、帯電ワイヤー清掃モードに入り(ステップS4)、帯電ワイヤー421による帯電を中止するよう制御する(ステップS5)。
次にCPU50は、帯電ワイヤー421の清掃を実行させる(ステップS6)。具体的には、図2を用いて説明した通り、ロック機構428に対して清掃ユニット423をロック状態とさせ、駆動手段429に対して清掃ユニットをガイドレール423cに沿って移動させることで帯電ワイヤー421を清掃させる。このとき、清掃ユニット423と一体となって構成されている受光センサーユニット425もガイドレール423cに沿って移動する。
帯電ワイヤー421の清掃が完了すると、CPU50は、帯電ワイヤー421からの放電発光を検知させ、その検知結果を出力させる(ステップS7)。具体的には、ロック機構428に対して清掃ユニット423のロック状態を解除させ、電圧源427に対して帯電のための高電圧を帯電ワイヤー421に印加させた上で、駆動手段429に対して清掃ユニット423をガイドレール423cに沿って移動させる。このとき、受光センサーユニット425も清掃ユニット423と一体となって移動するので、受光センサーユニット425内の受光センサー425aによって、帯電ワイヤー421からの放電発光が帯電ワイヤー421の長さ方向にわたって検知される。検知された結果はCPU50に出力される。また、このとき清掃ユニット423のロック状態は解除されているので、帯電ワイヤー421の清掃は行われない。
帯電ワイヤー421からの放電発光が検知され、検知結果が出力されると、CPU50は、放電発光の検知結果に応じた各種制御を行う。放電発光の検知電圧が所定の範囲内であった場合は(ステップS8:Yes)、CPU50は、帯電ワイヤー421の清掃が十分であると判断し、枚数のカウントnをn=1にリセットし(ステップS9)、帯電ワイヤー421による感光体ドラム41の帯電を実行させるよう制御する(ステップS10)。そして、後続の用紙に対する画像形成を行う(ステップS11)。
一方、放電発光の検知電圧が所定の範囲外であった場合は(ステップS8:No)、CPU50は、その検知電圧がワイヤー交換電圧より低かったか否かを判断する(ステップS12)。検知電圧がワイヤー交換電圧Cより低かった場合は(ステップS12:Yes)、CPU50は、ワイヤー交換カウンタmを1増加させる(ステップS13)。そして、ワイヤー交換カウンタmが所定値M未満であるか否かを判断する(ステップS14)。ワイヤー交換カウンタmが所定値M未満である場合は(ステップS14:Yes)、CPU50は、ワイヤー清掃モードに入り(ステップS4)、ステップS5〜ステップS7の手順に従って、再び帯電ワイヤー421の清掃を実行させ、帯電ワイヤー421からの放電発光を検知させ、検知結果を出力させる。
そして、ステップS8において再び放電発光の検知電圧が所定の範囲内であるか否かを判断する。放電発光の検知電圧が再び所定の範囲外であった場合は、(ステップS8:No)、CPU50は、ステップS12〜ステップS14の手順を繰り返して実行する。ステップS14において、ワイヤー交換カウンタmが所定値M未満であるならば(ステップS14:Yes)、ステップS4に戻り、さらに帯電ワイヤー421の清掃が行われる。
ステップS8において、放電発光の検知電圧が所定の範囲内となったところで(ステップS8:Yes)、後続の用紙に対する画像形成を行う。
一方、ステップS14においてワイヤー交換カウンタmが所定値Mに達した場合(ステップS14:No)、即ち、放電発光の検知結果がワイヤー交換電圧CをM回下回った場合は、CPU50は、ワイヤー交換シグナルを発する(ステップS15)。これにより、例えばジョブの実行を中断し、帯電ワイヤー421の交換を勧める内容を操作表示部23に表示させる。
以上のようにして、定期的な帯電ワイヤー421の清掃後、放電発光の検知結果に基づき、帯電ワイヤー421の清掃がさらに必要な場合は清掃が行われるので、異常放電が発生する状態のまま画像形成が実行されることを防ぎ、ムラの無い良好な画像を形成することが可能となる。
また、定期的な清掃を行った場合に、放電発光の検知結果がワイヤー交換電圧Cを所定回数下回った場合には、帯電ワイヤー421の交換時期が来たことを使用者に報知することができ、使用者は帯電ワイヤー421の交換時期を容易に知ることができる。
従来技術と比較しても、実際に感光体ドラム41を帯電するための放電発光を検知して、その検知結果に基づいて上記制御を行っているので、より確実に異常放電による帯電を防ぐことや、帯電ワイヤー421の交換時期を知ることが可能となる。
また、清掃ユニット423と受光センサーユニット425とを一体となって構成させることで、低コスト化を図っている。
本実施の形態においては、図5のステップS8において、放電発光の検知電圧が所定の範囲内であるか否かを判断しているが、図3の(b)を用いて説明したように、検知電圧の最大値と最小値との差h−lが所定値より大きくなったか否かを判断しても良いし、図3の(c)を用いて説明したように、短期間Δtに所定の範囲R以上の電圧変動があったか否かを判断しても良い。
また、放電発光の検知結果がワイヤー交換電圧Cを所定回数下回った場合に交換時期が来たことを示す通知をすることとしているが、この所定回数は適宜設定することができ、1回であっても複数回であっても良い。
続いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態と比較してCPU50による制御手順が異なるが、それ以外は第1の実施の形態と同様の構成であるため、前述の部分と重複する部分についてはその詳細な説明を省略する。
図6は、本実施の形態におけるCPU50による制御手順を示すフローチャートである。図6は、定期的な帯電ワイヤー421の清掃に加えて、清掃後所定枚数の用紙に対して画像形成を行った後は1枚の画像形成毎に放電発光を検知する場合の制御手順を示している。図6においては、図5に示す各ステップと同様のステップに対して、図5と同一の符号を付している。
図6に示すフローチャートにおいて図5に示す手順と異なるのは、ステップS1’において枚数のカウントnが1000以上10000未満である場合に(ステップS1’:「2」)、枚数のカウンタnを1増加させ(ステップS16)、センシングモードに入る(ステップS17)ということである。
センシングモードに入ると、CPU50は、ステップS7に進み、帯電ワイヤー421からの放電発光を検知させる。具体的には、清掃ユニット423のロック状態を解除し、帯電ワイヤー421へ電圧を印加させて、一体となって構成されている清掃ユニット423と受光センサーユニット425とをガイドレール423cに沿って移動させる。
ここで、図5に示す制御手順においては、帯電ワイヤー421からの放電発光を検知するステップの前に必ず帯電ワイヤー421を清掃するステップがあったため、帯電ワイヤー421を清掃する際には清掃ユニット423をロック状態として図2のAからBへ移動させ、放電発光を検知する際には清掃ユニット423のロック状態を解除して図2のBからAへ移動させていた。しかしながら図6のステップS7においては、必ずしもその前に帯電ワイヤー421を清掃するステップがあるとは限らないため、放電発光を検知する際には、図2のBからAへ移動させる場合だけではなくAからBへ移動させて検知する場合もあり得る。
ステップS7において帯電ワイヤー421からの放電発光が検知され、検知結果が出力されると、CPU50は、放電発光の検知結果に応じた各種制御を行う(ステップS8)。放電発光の検知電圧が所定の範囲内であった場合は(ステップS8:Yes)、帯電ワイヤー421による感光体ドラム41の帯電を実行させるよう制御する(ステップS10)。そして、後続の用紙に対する画像形成を行う(ステップS11)。
一方、放電発光の検知電圧が所定の範囲外であった場合は(ステップS8:No)、CPU50は、ステップS12〜ステップS14の手順を実行する。即ち、検知電圧がワイヤー交換電圧より低かったか否かを判断し、検知電圧がワイヤー交換電圧Cより低かった場合はワイヤー交換カウンタmを1増加させ、ワイヤー交換カウンタmが所定値M未満であるか否かを判断する。ワイヤー交換カウンタmが所定値Mに達した場合は(ステップS14:No)、ワイヤー交換シグナルを発する(ステップS15)。
ワイヤー交換カウンタmが所定値Mに達していない場合は(ステップS14:Yes)、CPU50は、ステップS4〜ステップS8の手順に移る。即ち、帯電ワイヤー421の清掃を実行させ、清掃完了後に放電発光を検知させる。出力された放電発光の検知電圧が所定の範囲内となったら(ステップS8:Yes)、帯電ワイヤー421による帯電を開始させ(ステップS10)、後続の用紙に対する画像形成に移行する(ステップS11)。
このように、画像形成が行われた用紙の枚数が1000枚以上10000枚未満の場合は、1枚の画像形成毎に帯電ワイヤー421からの放電発光を検知させ、異常放電が検知された場合には帯電ワイヤー421の清掃を実行させるようにしている。
ステップS1’において、枚数のカウントnが10000に達した場合は(ステップS1’:「3」)、CPU50は、枚数のカウントをn=1にリセットし(ステップS18)、ワイヤー交換カウンタmをm=0とし(ステップS3)、ステップS4〜ステップS8の手順を実行する。即ち、帯電ワイヤー421の清掃を実行させ、清掃完了後に放電発光を検知させる。
放電発光の検知電圧が所定の範囲内となれば(ステップS8:Yes)、帯電ワイヤー421による感光体ドラム41の帯電を実行させるよう制御する(ステップS10)。そして、後続の用紙に対する画像形成を行う(ステップS11)。放電発光の検知電圧が所定の範囲外となると(ステップS8:No)、再度ステップS12〜ステップS14の手順を実行させ、1増加されたワイヤー交換カウンタmが所定値Mに達していなければ(ステップS14:Yes)、ステップS4〜ステップS8の手順に移り再度帯電ワイヤー421の清掃及び放電発光の検知を実行させる。
このように、放電発光の検知結果が所定の範囲内となるまで帯電ワイヤー421の清掃を実行させる。
本制御手順によれば、画像形成が行われた用紙の枚数が10000枚に達した場合には、帯電ワイヤー421の清掃が行われ、枚数のカウントがリセットされる。即ち、10000枚の画像形成毎に定期的に帯電ワイヤー421の清掃を行うようにしている。図6の制御手順によれば、この定期的な清掃は、1000枚以上10000枚未満の間に清掃が行われたとしても、前回の定期的な清掃から10000枚目において必ず清掃が行われるようになっている。しかしながら、1度清掃が行われた場合にはその時点で枚数のカウントをリセットするような制御手順にすることで、定期的か否かに拘わらず清掃が行われてから10000枚目まで清掃が1度も行われなかった場合のみ上記定期的な清掃を行うようにすることも可能である。このためには、図6のステップS18の手順を、ステップS8とステップS10との間に設けるようにすれば良い。
また、ステップS1’において、枚数のカウントnが1000に満たない場合は(ステップS1’:「1」)、CPU50は、枚数のカウントnを1増加させ(ステップS2)、放電発光を検知させることなく後続の用紙に対する画像形成へ移行するようにしている。これは、清掃後あまり画像形成を行わないうちは、帯電ワイヤー421が汚れ、異常放電が発生する可能性が小さいとの考えに基づくものであり、この期間の生産性を高めようとするものである。しかしながら、画像形成が行われた用紙の枚数が1000枚に満たない場合であっても、1枚の画像形成毎に放電発光の検知を実行させるようにすることも可能である。
本実施の形態によれば、1枚の画像形成毎に放電発光を検知し、その検知結果をCPU50に出力して、CPU50が検知結果に基づいて清掃ユニット423の動作を制御するので、帯電ワイヤー421が突然汚れて異常な放電が発生した場合であっても、すぐに清掃ユニット423により帯電ワイヤー421を清掃させることができる。これにより、突然の異常放電に起因する画像ムラの発生を防ぐことが可能となる。
また、1枚の画像形成単位で帯電ワイヤー421の交換時期が来たかどうかを判断するので、帯電ワイヤー421を交換すべき状態になるとすぐに使用者に知らせることができ、交換すべき状態のまま帯電ワイヤー421が使用されることによる画像不良等をより確実に防ぐことが可能となる。
さらに、実際に感光体ドラム41を帯電するための放電発光を検知し、その検知結果に基づいて上記制御を行っているので、確実に異常放電による帯電を防ぐことや、帯電ワイヤー421の交換時期を知ることが可能となる。
続いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態において第1或いは第2の実施の形態と重複する構成についての詳細な説明は省略する。
図7は、本実施の形態における帯電部42の構成を示す図である。本実施の形態においては、清掃ユニット423と受光センサーユニット425とが互いに独立して駆動されるようになっている。図7に示すように、清掃ユニット423は図示しない駆動手段によりガイドレール423cに沿って移動され、受光センサーユニット425は、図示しない他の駆動手段によりガイドレール425eに沿って移動される。
本実施の形態におけるCPU50による制御手順は、図5或いは図6にて示した手順と同様の手順を適用することができるので、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態によれば、清掃ユニット423と受光センサーユニット425とが互いに独立して駆動されるようになっているので、放電発光を検知するタイミングになった場合に、即座に受光センサーユニット425を移動させることができるため、放電発光の検知をスムーズに行うことが可能となる。
続いて、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態において前述する構成と重複する構成についての詳細な説明は省略する。
図8は、本実施の形態における帯電部42の構成を示す図である。本実施の形態においては、清掃ユニット423と受光センサーユニット425とが互いに独立して駆動されるようになっている。また、受光センサーユニット425及びガイドレール425eは、安定板422の側面の外側に設けられている。さらに、受光センサーユニット425が設けられている側の安定板422aは、光透過性の物質で構成されている。
このような構成のもとで、帯電ワイヤー421からの放電発光を検知する場合には、受光センサーユニット425が図示しない駆動手段によりガイドレール425eに沿って移動される。受光センサー425aは、光透過性の物質で構成される安定板422aを透過した帯電ワイヤー421からの放電発光を検知する。
安定板422aとしては、例えばガラス基板の表面にITOを塗布したものを用いることができる。その他にも、導電性かつ光透過性を有する材料を用いることができる。
本実施の形態におけるCPU50による制御手順は、図5或いは図6にて示した手順と同様の手順を適用することができるので、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態によれば、清掃ユニット423と受光センサーユニット425とが互いに独立して駆動されるようになっているので、放電発光を検知するタイミングになった場合に、即座に受光センサーユニット425を移動させることができるため、放電発光の検知をスムーズに行うことが可能となる。
また、受光センサーユニット425が、安定板422aを隔てて設けられているので、集光レンズ425bが放電やトナー汚れの影響を受けることがほとんどない。従って、本実施の形態においては保護板425cを設けていない。これにより、コストを低減させることが可能となる。
続いて、本発明の第5の実施の形態について説明する。図9は、本実施の形態におけるCPU50による制御手順を示すフローチャートである。本実施の形態において前述する構成と重複する構成についての詳細な説明は省略する。図9においては、上述した各ステップと同様のステップに対して同一の符号を付している。
また、本実施の形態における帯電部42としては、図2、図6、図7の何れに示す構成を用いても良い。
本実施の形態は、放電発光の検知結果が所定の範囲内ではない場合は、強制的に画像形成を中止させるようCPU50が制御するものである。
図9に示すフローチャートにおいては、ステップS8において、出力された放電発光の検知結果が所定の範囲(図3に示すHとLとの間の範囲)内ではなかった場合(ステップS8:No)、CPU50は、画像形成を中止させる(ステップS19)。
これにより、異常な放電による感光体ドラム41の帯電に起因する画像ムラの発生を防止することが可能となる。実際に感光体ドラム41を帯電するための放電発光を検知しているので、より確実に異常放電による帯電を防ぐことが可能となる。
図9に示すフローチャートにおいては、ステップS1’において枚数のカウントがn=10000となると(ステップS1’:「3」)、CPU50は、枚数のカウンタをn=1にリセットし(ステップS18)、ステップS4〜ステップS6の手順を踏み、帯電ワイヤー421の清掃を実行している。帯電ワイヤー421の清掃が行われると、CPU50は、帯電開始シグナルを発し(ステップS10)、後続の画像形成を行っている(ステップS11)。
しかしながら、図5や図6に示すように、ステップS6において帯電ワイヤー421の清掃を実行した後にステップS7に進み、放電発光を検知させるようにしても良い。また、ステップS8において検知電圧が所定の範囲内ではなかった場合に(ステップS8:No)、直ぐに画像形成を中止させるのではなく、再度帯電ワイヤー421を清掃させ、再び検知電圧が所定の範囲内ではない場合に画像形成を中止させるようにしても良い。
続いて、本発明の第6の実施の形態について説明する。図10は、本実施の形態におけるCPU50による制御手順を示すフローチャートである、本実施の形態において前述する構成と重複する構成についての詳細な説明は省略する。図10においては、上述した各ステップと同様のステップに対して同一の符号を付している。
また、本実施の形態における帯電部42としては、図2、図6、図7の何れに示す構成を用いても良い。
本実施の形態は、放電発光の検知結果が所定の範囲内ではない場合は、画像形成に関連する動作条件等を変更させるように制御するものである。
図10に示すフローチャートにおいては、ステップS8において、出力された放電発光の検知結果が所定の範囲(図3に示すHとLとの間の範囲)内ではなかった場合(ステップS8:No)、CPU50は、画像形成に関連する動作条件を変更させる(ステップS20)。
ステップS20において変更させる条件としては、露光量や現像バイアス等が挙げられる。例えば、ステップS8において、感光体ドラム41上に帯電量の少ない箇所が生じるとの検知結果が得られた場合は、その箇所における露光量を少なくするように露光条件を変更したり、或いはその箇所における現像バイアスを大きくするように現像条件を変更する。また、上記条件の他に、画像データに対して帯電ムラを補うような画像処理を施すようにしても良い。
これにより、異常な放電による感光体ドラム41の帯電に起因する画像ムラの発生を防止することが可能となる。実際に感光体ドラム41を帯電するための放電発光を検知しているので、より確実に異常放電による帯電を防ぐことが可能となる。
第5の実施の形態においても説明したが、ステップS6において帯電ワイヤー421の清掃を実行した後にステップS7に進み、放電発光を検知させ検知結果を出力させるようにしても良い。
続いて、本発明の第7の実施の形態について説明する。図11は、本実施の形態におけるCPU50による制御手順を示すフローチャートである、本実施の形態において前述する構成と重複する構成についての詳細な説明は省略する。図11においては、上述した各ステップと同様のステップに対して同一の符号を付している。
また、本実施の形態における帯電部42としては、図2、図6、図7の何れに示す構成を用いても良い。
本実施の形態は、放電発光の検知結果を操作表示部23等に表示させ、使用者に次の動作を決定させることを特徴としている。
図11に示すフローチャートにおいて、帯電ワイヤー421からの放電発光を検知すると(ステップS7)、CPU50は、検知結果を操作表示部23に表示させる(ステップS21)。このとき、図3に示すグラフを表示させても良いし、検知結果を説明するような表示をさせても良いし、検知電圧が所定の範囲に入っているか否かの情報のみを表示させても良い。また、検知結果と同時に、今後の動作の選択肢を表示させるようにする。
そしてCPU50は、使用者による入力を受け付ける(ステップS22)。使用者による入力がなされるまで待機し、使用者からの入力がなされると(ステップS22:Yes)、CPU50は、その入力が画像形成の中止であるか否かを判断する(ステップS23)。使用者による入力が画像形成の中止である場合は(ステップS23:Yes)、CPU50は、処理を終了する。
一方、使用者による入力が画像形成の中止ではない場合は(ステップS23:No)、CPU50は、続いて使用者による入力が帯電ワイヤー421の交換であるか否かを判断する(ステップS24)。使用者による入力が帯電ワイヤー421の交換である場合は(ステップS24:Yes)、CPU50は、ワイヤー交換シグナルを発し(ステップS15)、処理を終了する。
使用者による入力が帯電ワイヤー421の交換ではない場合は(ステップS24:No)、CPU50は、使用者による入力に応じた動作をさせる(ステップS25)。入力に応じた動作とは、例えばそのまま画像形成を継続させる、帯電ワイヤー421を清掃させて画像形成を継続させる、帯電ワイヤー421を清掃させて検知結果を再度表示させる、等が挙げられる。
これにより、異常な放電による感光体ドラム41の帯電に起因する画像ムラの発生を防止することが可能となる。実際に感光体ドラム41を帯電するための放電発光を検知しているので、より確実に異常放電による帯電を防ぐことが可能となる。また、使用者が放電発光の検知結果を把握し易く、使用者の所望の動作を実行させることができるという利点がある。
第5の実施の形態においても説明したが、ステップS6において帯電ワイヤー421の清掃を実行した後にステップS7に進み、放電発光を検知させ検知結果を出力させるようにしても良い。
また、本実施の形態は、放電発光の検知結果を操作表示部23等に表示させるようにしているが、必ずしも操作表示部23に表示させる必要はなく、音声通知等他の方法で通知するように構成しても良いし、通知をさせずに選択肢のみ表示させるように構成しても良い。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない限りにおいて異なる実施の形態を採用することも可能である。
20 画像形成装置
22 スキャナー部
23 操作表示部
24 プリンター部
32 給紙部
41Y〜41K 感光体ドラム
42Y〜42K 帯電部
421 帯電ワイヤー
423 清掃ユニット
425 受光センサーユニット
425a 受光センサー
427 電圧源
50 CPU

Claims (23)

  1. 帯電部材に対して電圧印加手段が電圧を印加して前記帯電部材から放電を発生させることにより被帯電物を帯電する帯電装置において、
    前記帯電部材からの前記放電による発光を検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果を出力する出力手段と、を有することを特徴とする帯電装置。
  2. 前記帯電部材を清掃する清掃手段と、
    前記出力手段により出力された前記検知結果に基づいて、前記清掃手段の動作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
  3. 前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果が第1の範囲外である場合に、前記清掃手段により前記帯電部材を清掃させるよう制御することを特徴とする請求項2に記載の帯電装置。
  4. 前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果の最大値と最小値との差が所定値より大きい場合に、前記清掃手段により前記帯電部材を清掃させるよう制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の帯電装置。
  5. 前記検知手段を移動させる駆動手段を有し、
    前記検知手段は前記駆動手段により前記帯電部材に沿って移動されながら前記帯電部材からの前記放電による発光を検知する帯電装置であって、
    前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果において所定の期間内に第2の範囲より大きい変動が生じている場合に、前記清掃手段により前記帯電部材を清掃させるよう制御することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の帯電装置。
  6. 前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果が所定の閾値を越える場合に、前記帯電部材の交換時期であることを示す通知を行うことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の帯電装置。
  7. 前記出力手段により出力された前記検知結果に基づいて、帯電装置の動作を使用者に選択させる通知を行う制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
  8. 各種情報を表示する表示手段を有し、
    前記制御手段は、前記出力手段により出力された前記検知結果を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項7に記載の帯電装置。
  9. 前記出力手段により出力された検知結果が第1の範囲外である場合に、帯電装置による帯電動作を中止させるよう制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
  10. 前記出力手段により出力された前記検知結果の最大値と最小値との差が所定値より大きい場合に、帯電装置による帯電動作を中止させるよう制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1又は9に記載の帯電装置。
  11. 前記検知手段を移動させる駆動手段を有し、
    前記検知手段は前記駆動手段により前記帯電部材に沿って移動されながら前記帯電部材からの前記放電による発光を検知する帯電装置であって、
    前記出力手段により出力された前記検知結果において所定の期間内に第2の範囲より大きい変動が生じている場合に、帯電装置による帯電動作を中止させるよう制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1、9、10の何れか一項に記載の帯電装置。
  12. 前記出力手段は、前記検知手段による検知結果を電圧値として出力することを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の帯電装置。
  13. 前記検知手段は、前記帯電部材からの前記放電による発光を受光する受光部と、
    前記放電による発光を前記受光部へ集光する集光手段と、を有することを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の帯電装置。
  14. 前記検知手段と前記清掃手段とは一体となって移動されることを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の帯電装置。
  15. 前記検知手段と前記清掃手段とは互いに独立して移動されることを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の帯電装置。
  16. 前記帯電部材を囲うようにして配置され、前記被帯電物に対向する開口部を備えた安定板を有し、
    前記検知手段は前記安定板を隔てて前記帯電部材とは反対側に配置され、
    前記安定板における前記検知手段と対向する部分は、導電性且つ光透過性を有する物質により形成されていることを特徴とする請求項15に記載の帯電装置。
  17. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電する請求項1に記載の帯電装置と、
    前記帯電装置により帯電された前記像担持体に対して露光し、静電潜像を形成する露光部と、
    前記露光部により形成された静電潜像に対してトナーを供給しトナー像を形成する現像部と、
    前記現像部により形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部により転写されたトナー像を前記記録媒体に定着する定着部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  18. 前記出力手段により出力された検知結果が第1の範囲外である場合に、画像形成に関する条件を変更するよう制御する制御手段を有することを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記画像形成に関する条件は、前記露光部による露光量であることを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記現像部は、前記像担持体との間に電界を形成することでトナーを供給し、
    前記画像形成に関する条件は、前記電界の大きさであることを特徴とする請求項18又は19に記載の画像形成装置。
  21. 画像データに対して画像処理を行う画像処理部を有し、
    前記画像処理部は、前記出力手段により出力された前記検知結果に基づいて、前記出力結果の変動を相殺するように前記画像データに対して処理を行うことを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  22. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電する請求項2〜16の何れか一項に記載の帯電装置と、
    前記帯電装置により帯電された前記像担持体に対して露光し、静電潜像を形成する露光部と、
    前記露光部により形成された静電潜像に対してトナーを供給しトナー像を形成する現像部と、
    前記現像部により形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部により転写されたトナー像を前記記録媒体に定着する定着部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  23. 前記検知手段は、1枚の前記記録媒体に対する画像形成毎に前記帯電部材からの前記放電による発光を検知し、前記出力手段は、前記検知手段が前記放電による発光を検知する度に当該放電による発光の検知結果を出力することを特徴とする請求項18〜22の何れか一項に記載の画像形成装置。
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