JP2013244974A - パウチ容器 - Google Patents

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Takuya Tsuji
▲琢▼也 辻
Shinichiro Ogura
慎一郎 小椋
Kenji Tanaka
賢二 田中
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Abstract

【課題】自立安定性及び保形性に優れ、減容化が可能で、しかも胴部と底部との液密性を十分に確保できるとともに、製袋作業の自動化が容易なパウチ容器を提供する。
【解決手段】少なくとも基材層とシーラント層とを有する複層構造の胴部フィルム及び底部フィルムとを用いてなり、単又は複数の胴部フィルムをシーラント層を内側にして筒状に接合してなる胴部2と、シーラント層を胴部2側にして胴部2の下端開口を液密状に閉塞する底部フィルムからなる底部3とを有する容器本体4を備えたパウチ容器1であって、胴部2の下端部を外側へ折り曲げて、胴部2の下端部に外方へ突出する無端環状の鍔状の接合部2aを設け、接合部2aの下側に底部3の外周部を融着して、容器本体4に胴部2の下面を閉塞する底部3を設けるとともに、容器本体4の下端部に外方へ突出する環状の下部接合部4aを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳んで減容化が可能なパウチ容器に関するものである。
一般に、シャンプやリンス、ハンドソープなどの液状物を収納する詰め替え用の容器や、ゼリーなどのようなゲル状の飲食物を収納する容器として、軟質フィルムからなる袋状の折畳可能なパウチ容器が広く実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、前記パウチ容器として、内容物を充填した状態で、自立可能なものも実用化されているが、容器本体が軟質フィルムで構成されていることから、基本的には、内容物の減少に伴って容器本体が扁平な形状に変形し、自立安定性が低下するとともに外観が低下するという問題があった。また、保形性があまり良くないことから、手で保持したときに内容物が溢れ出ることがあり、詰め替え用の液状物であれば、一度に内容物を移し替えるだけなので利用可能であるが、飲料を充填する容器として用いることは困難であった。
また、フィルム材からなる容器として、胴部に外側へ向かって山折りにする複数の山折り線を縦方向に形成し、胴部の下端開口部に別部材からなる底部を接合することで、保形性や自立安定性を高めた容器も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。しかし、この特許文献2記載の容器は、ガセットを有しないので、内容物の使用後に容器を折り畳んで減容化し難いという問題があった。
国際公開第2008/096392号公報 特開2011−168306号公報
そこで、本出願人は、自立安定性及び保形性に優れ、しかも折り畳んで減容化が可能なパウチ容器の構成について鋭意検討した。その結果、ガセットを備えた略筒状の胴部と、該胴部の下面開口を閉塞する底部とを備え、胴部の下端部に外側へ折り曲げてなる接合部を形成して、該接合部の下面に底部の外周部を融着し、パウチ容器の下端部に2枚のフィルムを融着してなる環状の下部接合部を外方へ突出状に形成することで、ガセットによりパウチ容器を折り畳み可能に構成したパウチ容器を開発した。このパウチ容器では、ガセットにより胴部を折り畳んでパウチ容器の減容化が可能で、しかもガセットにより高さ方向に延びる複数本の山折りの角部を胴部に対して形成し、パウチ容器の保形性及び自立安定性を高め、またパウチ容器を設置する際には、底部の略全体を設置するとともに、パウチ容器の下端部から外方へ突出する鍔状の下部接合部を設置することで、パウチ容器の自立安定性を高めることができる。
しかし、このパウチ容器は、胴部を製作した後、胴部に対して底部を融着することから、特許文献1記載のような従来の製造方法をそのまま採用して製作することができず、またガセットを有することから、特許文献2記載の製造方法でも製作できないものであり、全く新しい製造方法を開発する必要のあるものであった。そこで、試作品の製造方法では、胴部の角部の下端部に上下方向に切り込みを入れて、胴部の各側面の下端部を外方へ折り曲げて接合部を形成していたが、この方法では製袋作業の自動化が困難であり、しかも胴部の角部と底部との融着部分の面積が小さくなって、該部分がどうしても弱くなるという問題があった。
本発明の目的は、自立安定性及び保形性に優れ、減容化が可能で、しかも胴部と底部との液密性を十分に確保できるとともに、製袋作業の自動化が容易なパウチ容器を提供することである。
本発明に係るパウチ容器は、少なくとも基材層とシーラント層とを有する複層構造の胴部フィルム及び底部フィルムとを用いてなり、単又は複数の胴部フィルムをシーラント層を内側にして接合してなる胴部と、シーラント層を胴部側にして胴部の下端開口を液密状に閉塞する底部フィルムからなる底部とを有する容器本体を備えたパウチ容器であって、前記胴部の下端部を外側へ折り曲げて、前記胴部の下端部に外方へ突出する無端環状の鍔状の接合部を設け、前記接合部の下側に底部の外周部を融着して、前記容器本体に胴部の下面を閉塞する底部を設けるとともに、前記容器本体の下端部に外方へ突出する環状の下部接合部を設けたものである。
このパウチ容器では、パウチ容器の胴部及び底部がフィルムで構成されているので、内容物の使用後は、胴部及び底部を扁平に押し潰してパウチ容器の減容化が可能となる。また、容器本体の下端部に、胴部の接合部と底部の外周部とを融着してなる、胴部や底部よりも硬質な環状の下部接合部が外方へ突出状に形成され、しかも底部と下部接合部とが略同一平面内に配置されるので、パウチ容器の設置時には、底部及び下部接合部の略全体を設置面に接触させて、パウチ容器を設置でき、パウチ容器の自立安定性及び保形性を向上できる。更に、胴部の筒状の下端部を外側へ折り曲げて、胴部の下端部に外方へ突出する無端環状の鍔状の接合部を設け、この接合部の下側に底部の外周部を融着するので、胴部に山折りの角部を形成する場合でも、該角部の下端部と底部との融着面積を十分に確保することが可能となり、胴部と底部との液密性を十分に確保できる。胴部の下端部に無端環状の接合部を形成する具体的な方法としては、筒状に成形した胴部フィルムをそれに適合する筒状の底部取付用治具内に装填した状態で、底部取付用治具の一端部から外方へ突出する胴部の下部を、前記底部取付用治具の一端縁を中心に内外が反転するように外側へ折り返すことによって、前記底部取付用治具の一端側において胴部に無端環状の折り返し部からなる接合部を形成できる。また、このような胴部の折り返し作業は比較的容易に自動化することができるので、製袋作業全体を自動化することが可能となる。
ここで、前記シーラント層の厚さを10〜200μmに設定することが好ましい実施の形態である。前述のように底部取付用治具を用いて胴部の下部を折り返す場合には、折り返し部にどうしてもシワが発生する。そこで、本発明のようにシーラント層の厚さを適正に設定することで、胴部の折り返し部にシワが発生した場合でも、該シワを溶融したシーラント層で埋めて、胴部の接合部と底部の外周部との液密性を十分に確保できるので好ましい。
前記下部接合部の幅を1〜10mmに設定することも好ましい実施の形態である。つまり、下部接合部の幅は、1mm未満の場合には、下部接合部の接合強度を十分に確保できず、10mmを超えると、胴部の下部を折り返すときの作業性が低下するとともに、パウチ容器の外観が低下するので、1〜10mmに設定することが好ましい。
前記下部接合部の幅方向の途中部に下部接合部の全周にわたる環状の突部からなるシール部を形成することも好ましい実施の形態である。この場合には、胴部の接合部と底部の外周部間のシール性をシール部により一層向上できる。具体的には、下部接合部は、1対の加熱型の加熱面間に、胴部の接合部と底部の外周部とを挟持して、両者を加熱融着することにより形成しているが、一方の加熱型の環状の加熱面の幅方向の途中部に環状の嵌合溝を形成し、他方の加熱型の環状の加熱面の幅方向の途中部に嵌合溝に凹凸嵌合する環状の嵌合突部を形成したものを用い、両加熱型間に胴部の接合部と底部の外周部とを挟持して、下部接合部をヒートシールしたときに、嵌合溝と嵌合突部とでシール部を形成することで、胴部の接合部と底部の外周部間のシール性を一層向上することができる。
前記胴部は、2枚の胴部フィルムを、シーラント層を内側にして重ね合わせ、側部同士を融着することで筒状に形成したものであり、前記側部同士の融着により、高さ方向に延びる1対の側部接合部を形成したものであることが好ましい実施の形態である。この場合には、高さ方向に延びる1対の側部接合部により胴部が補強されて、胴部の保形性及び自立安定性を高めることができる。
前記2枚の胴部フィルムに、長さ方向に沿って延びる1対のガセットを、両ガセットの山折り側が幅方向の外側に配置され、谷折り側が幅方向の内側に配置されるようにそれぞれ形成することも好ましい実施の形態である。このように構成すると、胴部を6角筒状又は4角筒状に展開することができ、またガセットに沿って胴部を折り畳んで、パウチ容器の減容化が可能となる。しかも、ガセットの4本の山折り線により胴部が補強されて、胴部の保形性及び自立安定性を高めることができる。
前記2枚の胴部フィルムの側部又はガセットを平行な直線状に融着することも好ましい実施の形態である。このように構成すると、パウチ容器の胴部を円筒状や角筒状に展開可能に構成できる。
前記2枚の胴部フィルムのガセットを曲線状又は平行でない直線状に融着することも好ましい実施の形態である。このように構成すると、曲線状に融着することで、パウチ容器の胴部を例えば高さ方向の中央部がくびれた形状や膨出した形状に構成でき、平行でない直線状、即ち上側へ行くにしたがって幅広や幅狭に融着することで、パウチ容器の胴部を円錐台状や角錐台状に構成でき、パウチ容器の自立安定性を高めたり、パウチ容器の機能性を高めたり、パウチ容器の意匠性を高めたりすることができる。
前記パウチ容器は、筒状の口部と、該口部の下端部から外方へ突出するフランジ部とを有するスパウトを備え、該スパウトは、前記胴部の上端開口部に口部を挿通させて、前記フランジ部の上面に胴部の上端開口部の周辺部分を融着することで、前記胴部に取付けられていることが好ましい実施の形態である。このように構成することで、胴部に対してスパウトを容易に且つ液密状に取り付けることができる。
前記スパウトが、舟形スパウトからなることが好ましい実施の形態である。スパウトとしては任意の構成のものを採用できるが、平面視において中央部が最も幅広で長手方向の両側へ行くにしたがって先細り形状の一定の高さの装着部と、該装着部の中央部に突出状に設けた口部とを有する所謂舟形スパウトを用いることもできる。
本発明に係るパウチ容器によれば、パウチ容器の胴部及び底部がフィルムで構成されているので、内容物の使用後は、胴部及び底部を扁平に押し潰してパウチ容器の減容化が可能となる。また、容器本体の下端部に、胴部の接合部と底部の外周部とを融着してなる、胴部や底部よりも硬質な環状の下部接合部が外方へ突出状に形成され、しかも底部と下部接合部とが略同一平面内に配置されるので、パウチ容器の設置時には、底部及び下部接合部の略全体を設置面に接触させて、パウチ容器を設置でき、パウチ容器の自立安定性及び保形性を向上できる。更に、胴部の筒状の下端部を外側へ折り曲げて、胴部の下端部に外方へ突出する無端環状の鍔状の接合部を設け、この接合部の下側に底部の外周部を融着するので、胴部に山折りの角部を形成する場合でも、該角部の下端部と底部との融着面積を十分に確保することが可能となり、胴部と底部との液密性を十分に確保できる。胴部の下端部に無端環状の接合部を形成する具体的な方法としては、筒状に成形した胴部フィルムをそれに適合する筒状の底部取付用治具内に装填した状態で、底部取付用治具の一端部から外方へ突出する胴部の下部を、前記底部取付用治具の一端縁を中心に内外が反転するように外側へ折り返すことによって、前記底部取付用治具の一端側において胴部に無端環状の折り返し部からなる接合部を形成できる。また、このような胴部の折り返し作業は比較的容易に自動化することができるので、製袋作業全体を自動化することが可能となる。
パウチ容器の斜視図 図1のII-II線断面図 図1のIII-III線断面図 折畳状態での胴部の断面図 パウチ容器の折畳状態での斜視図 他の構成のパウチ容器の図2相当図 底部及びスパウトの取付け前における折畳状態での胴部の正面図 製造ラインの概略説明図 スパウト取付孔のトリミング方法の説明図 スパウト取付方法の説明図 (a)〜(e)は底部取付け方法の説明図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<<パウチ容器>>
図1〜図5に示すように、パウチ容器1は、筒状の胴部2と、胴部2の下端開口を閉塞する底部3とを有する軟質フィルムからなる容器本体4と、胴部2の上端部に融着固定したスパウト5とから構成され、内容物の使用後は、図5に示すように胴部2及び底部3を折り畳んで減容化できるように構成されている。
胴部2を構成する胴部フィルム2Aと底部3を構成する底部フィルム3Aは、それぞれ軟質フィルムで構成され、該軟質フィルムは、一方の外面側に、ヒートシールや超音波シールなどにより相互に融着可能な、ポリオレフィン系樹脂などの熱可塑性合成樹脂材料からなるシーラント層を設け、他方の外面側に、相互に融着不能な耐擦損性に優れた合成樹脂材料からなる基材層を設けた、少なくとも2層構造のラミネートフィルムで構成されている。ただし、シーラント層と基材層の間に、例えばパウチ容器1に収容する内容物に応じて、ガスバリア性や遮光性などの機能を有する機能層を積層状に設けた3層以上のラミネートフィルムで構成することも可能である。また、胴部2と底部3とは、同じ素材からなる軟質フィルムで構成することもできるし、異なる素材からなる軟質フィルムで構成することもできる。
胴部2は、上部を緩やかに縮径させた6角筒状に形成されている。胴部2は、前後2枚の胴部フィルム2Aで構成され、この2枚の胴部フィルム2Aをシーラント層側を内側にして前後に重ね合わせて、両胴部フィルム2Aの側部同士をヒートシールや超音波シールなどにより接合することで筒状に成形され、胴部2の両側部には前後の胴部フィルム2Aを接合してなる側部接合部2bが高さ方向の全長にわたって外方側へ突出状に形成されている。前後の胴部フィルム2Aの幅方向の中央部には平坦な第1側面部2cがそれぞれ形成され、第1側面部2cの両側に配置される第2側面部2dには、図3に図示の展開状態と、図4に図示の折畳状態とに姿勢切換え可能なガセット6が高さ方向の全長にわたってそれぞれ形成されている。ガセット6を形成するため、第1側面部2cと第2側面部2dとの境界には外側へ向かって突出する山折りの山折目線6aが高さ方向の全長にわたって形成され、第2側面部2dの幅方向の途中部に中央部には内側へ向かって突出する谷折りの谷折目線6bが高さ方向の全長にわたって形成されている。胴部2は、第2側面部2dを谷折目線6bに沿って胴部2の内側へ折り込むことによって、図3に示す展開状態から、図4、図5に示す扁平な平板状の折畳状態に、手で容易に折り畳めるように構成されている。
胴部フィルム2Aの上部を緩やかに縮径させるため、側部接合部2bの上部はスパウト5側へ向けて傾斜状に形成され、胴部フィルム2Aの上部には山折目線6aに連なって傾斜状の上部接合部2eが形成されている。
底部3は、展開状態の胴部2の下端部に適合する6角形状の底部フィルム3Aで構成され、胴部2の下端開口を閉塞するように胴部2の下端部に取り付けられている。胴部2を折り畳むときに、底部3が折畳み易くなるように、底部3に対して胴部2の山折目線6aや谷折目線6bなどに対応させて、対角状や放射状に折目線を形成することもできる。
胴部2の下端部に対する底部3の取付構造について説明すると、胴部2の下端部には、外側へ折り曲げることによって、外方へ突出する無端環状の鍔状の接合部2aが設けられ、胴部2の下側には底部3が、シーラント層を胴部2側にして、胴部2の下端開口を閉塞するように、その外周部を接合部2aの下面にヒートシールや超音波シールなどにより接合することで取付けられている。
容器本体4の下端部には胴部2の接合部2aと底部3の外周部とを融着してなる無端環状の厚肉の下部接合部4aが外方へ突出状に設けられ、下部接合部4aと底部3とは略水平な同一平面内に配置され、容器本体4は、下部接合部4a及び底部3が設置面に設置されることで縦向きに自立できるように構成されている。なお、図6に示すように、下部接合部4aを水平面に対して外周側をやや下側に配置させた傾斜面状に形成し、底部3をその中央部側が上側へ突出する湾曲面状に形成することもできる。この容器本体4では、内容物を充填していない状態では、下部接合部4aが設置面に設置されることで縦向きに自立でき、内容物を充填すると、底部3が下側へ膨出し、底部3の外周部を除く略全面と下部接合部4aの外周部とが設置面に設置されることで、縦向きに自立できることになる。また、内容物を充填した状態で、底部3の中央部が下側へ湾曲し、下部接合部4aの内側縁が設置面から離れた位置に配置されるので、胴部2と底部3間の液密性に最も寄与する下部接合部4aの内側縁が、設置面との接触によって破損するという不具合を効果的に防止できる。
胴部2及び底部3を構成する軟質フィルムのシーラント層の厚さは、胴部2の接合部2aと底部3の外周部との融着が、シール不良なく確実になされるように、10〜200μmに設定されている。また、下部接合部4aの幅は、1mm未満の場合には、下部接合部4aの接合強度を十分に確保できず、10mmを超えると、胴部2の下部2gを折り返すときの作業性が低下するとともに、パウチ容器1の外観が低下するので、1〜10mmに設定されている。
下部接合部4aの幅方向の途中部には、下部接合部4aの全周にわたる環状の突部からなるシール部4bが形成されている。下部接合部4aは、胴部2の接合部2aと底部3の外周部とを1対の加熱型間に挟持して、両者のシーラント層を加熱融着することで形成され、シール部4bは、1対の加熱型として、一方の加熱型の環状の加熱面の幅方向の途中部に環状の嵌合溝を形成し、他方の加熱型の環状の加熱面の幅方向の途中部に嵌合溝に凹凸嵌合する環状の嵌合突部を形成したものを用いることにより、両加熱型間に接合部2aと底部3の外周部を挟持して、両者をヒートシールすることで形成される。なお、シール部4bは複数本形成することも可能である。
この容器本体4では、底部3が平坦面で構成されるとともに、環状の下部接合部4aが胴部2から外方へ突出され、底部3及び下部接合部4aの略全面を設置面に接触させて容器本体4を設置できるので、展開状態での容器本体4を安定性良く設置することができる。また、胴部2に形成される1対の側部接合部2bが胴部2の補強リブとして機能するとともに、ガセット6の4本の山折目線6aが補強部として機能するので、容器本体4の保形性が高められ、展開状態で容器本体4を安定性良く自立設置することができるとともに、手で保持した状態での容器本体4の変形等を抑制できる。
スパウト5は、内容物を吐出するための筒部5aと、筒部5aの下端部に一体的に設けた鍔部5bと、筒部5aの上端部に着脱自在に螺合した蓋体5cとを備えている。容器本体4に対してスパウト5を取付ける際には、後述のように、容器本体4の胴部2に対して底部3を取付ける前に、胴部2の内側にスパウト5を挿入して、胴部2の上端のスパウト取付孔2fに筒部5aを挿通させるとともに、スパウト取付孔2fの周辺部の下面側を鍔部5bの上面にヒートシールや超音波シールなどにより融着することで、容器本体4に液密状に取り付けることになる。スパウト5は、胴部2との融着を可能とするための樹脂(例えば高密度ポリエチレン等の熱可塑性樹脂)で構成されている。
図10に示すように、胴部2との融着前において鍔部5bの上面には筒部5aと同心状に1乃至複数の環状突部5dが形成され、鍔部5bの上面に対して胴部2を融着するときに、この環状突部5dが溶融して胴部2に融着することで、鍔部5bの上面と胴部2間におけるシール不良を防止できるように構成されている。なお、スパウト5としては、図1、図2、図10に示す以外の形状の周知の構成のスパウトを採用することも可能である。例えば、平面視において中央部が最も幅広で長手方向の両側へ行くにしたがって先細り形状の一定の高さの装着部と、該装着部の中央部に突出状に設けた口部とを有する所謂舟形スパウトや、平面視が菱形や十文字形の装着部を有するスパウトを採用することも可能である。例えば、舟形スパウトを用いる場合には、胴部として円形や楕円形の筒状の胴部を用い、該胴部の上端部を重ね合せて、その幅方向の中央部に舟形スパウトの装着部を配置させ、胴部の上端部の両側部同士及び胴部の上端部の中央部と舟形スパウトの装着部の周面とを融着して、胴部に対して舟形スパウトを取付けることになる。
なお、本発明は、胴部2の下端部に対する底部3の取付構造、即ち筒状の胴部2の下端部に、外側へ折り曲げることによって、外方へ突出する無端環状の鍔状の接合部2aを設け、胴部2の下側に底部3を、シーラント層を胴部2側にして、胴部2の下端開口を閉塞するように、その外周部を接合部2aの下面にヒートシールや超音波シールなどにより接合した点に特徴を有するものであり、その他の構成については任意の構成を採用することができる。具体的には、胴部2として、断面6角形状のものを採用したが、5角形状や4角形状などの多角形状や、円形や楕円形や扁平な円形や流線型などの断面形状のものを採用することもできる。また、2枚の胴部フィルム2Aを重ね合わせてその側部を融着することで胴部2を筒状に構成したが、1枚の胴部フィルムを筒状に丸めてその両端部を融着することで筒状に構成したり、3枚以上の胴部フィルムを接合して筒状に構成したりした胴部を採用することもできる。更に、胴部フィルム2Aのガセット6から外側へ突出した側部を平行な直線状に融着したが、胴部フィルム2Aのガセット6から外側へ突出した側部とガセット6の形成位置とにわたって、或いはガセット6の形成位置のみにおいて、胴部フィルム2Aの側部を、胴部フィルム2Aの長さ方向に対して平行な直線状や、長さ方向に対して傾斜した直線状や、曲線状や、これらを組み合わせてなる線状に融着することも可能である。例えば、ガセット6の形成位置において胴部フィルム2Aの側部を平行な直線状に融着したり、ガセット6の形成位置において胴部フィルム2Aの側部を曲線状や平行でない直線状に融着することも可能である。ガセット6の形成位置において胴部フィルム2Aを曲線状に融着する場合には、例えば胴部の高さ方向の中央部や上部や下部をくびれた形状や膨出した形状に形成でき、ガセット6の形成位置において胴部フィルム2Aを平行でない直線状、即ち上側へ行くにしたがって幅広や幅狭に融着する場合には、胴部を円錐台状や角錐台状に構成でき、パウチ容器を持ち易く構成したり、パウチ容器の自立安定性を高めたり、パウチ容器の機能性を高めたり、パウチ容器の意匠性を高めたりすることができる。更にまた、胴部2に対して4つのガセット6を備えさせたが、ガセット6の個数は任意に設定できるし、省略することも可能である。また、本実施の形態ではスパウト5を備えたパウチ容器1に本発明を適用したが、スパウト5を備えていないパウチ容器に対しても本発明を適用できる。
<<パウチ容器の製造方法>>
次に、パウチ容器1の製造方法について説明する。
このパウチ容器1の製造方法は、胴部成形工程と取付孔トリミング工程とスパウト取付工程と底部取付工程とを備えている。胴部成形工程では、2枚の胴部成形用フィルム2Bを用いて、図7に示すような構成の胴部2Cを成形し、取付孔トリミング工程とスパウト取付工程と底部取付工程では、図8に示すような製造ライン10に沿って、胴部成形工程にて成形された胴部2Cを展開状態で搬送しながら、胴部2Cのスパウト取付孔2fのトリミングと、胴部2Cに対するスパウト5の取付けと、胴部2Cの下端に対する底部3の取付けを順次行ってパウチ容器1を製造することになる。ただし、スパウト5を備えさせない場合には、取付孔トリミング工程及びスパウト取付工程は省略することになる。なお、この胴部2Cは、底部3の融着時に折り返される下部2gを、スパウト5及び底部3を融着する前の胴部2の下端部に連なって形成したものである。
<胴部成形工程>
胴部成形工程では、図4、図7に示すように、2枚の胴部成形用フィルム2Bの幅方向の途中部に、1対のガセット6を、基材層側を内側に折り込んで、該ガセット6の山折り側が幅方向の外側に配置され、谷折り側が幅方向の内側に配置されるように、長さ方向に沿って形成するとともに、ガセット6を形成した2枚の胴部成形用フィルム2Bを、該ガセット6が外側に配置されるように、シーラント層側を内側にして重ね合わせ、胴部成形用フィルム2Bの幅方向の両側部を融着した後冷却し、不要部分を切除して、図7に実線で示すように、折り畳んだ状態の胴部2Cを成形することになる。ただし、胴部2としては、前述のようにガセット6を有さないものや、6角形以外の多角形状や円筒状のものなど、筒状であれば任意の構成のものを採用できるので、胴部成形工程では、胴部2の構成に応じた任意の成形方法で胴部2Cを成形することができる。
<取付孔トリミング工程>
取付孔トリミング工程では、図8、図9に示すように、展開状態の胴部2Cに略隙間なく内嵌可能な寸法の取付孔トリミング用治具11を用い、この取付孔トリミング用治具11を回転テーブル12の外周部上に周方向に間隔をあけて設置して、取付孔トリミング用治具11を回転テーブル12とともに回転させながら、スパウト取付孔2fをトリミングすることになる。具体的には、先ず、取付孔トリミング用治具11に展開状態の胴部2Cを縦向き姿勢で略隙間なく外嵌状にセットする。次に、胴部2Cを取付孔トリミング用治具11に密着させて、取付孔トリミング用治具11の適正位置に胴部2Cを位置調整する。次に、取付孔トリミング用治具11の上端部に設けたカッティングプレート13の刃13aにダイプレート14の下面を押し当てて、胴部2Cの上端部を打ち抜くことで、スパウト取付孔2fをトリミングすることになる。なお、左右のガセット6の谷折目線6bの間隔がスパウト取付孔2fの直径よりも大きい場合には、この取付孔トリミング工程は省略することが可能である。ただし、胴部2Cの展開状態におけるスパウト取付孔2fの形状にはバラツキが発生し易いので、この取付孔トリミング工程を設けて、展開状態におけるスパウト取付孔2fの形状を精度良く形成することが好ましい。
<スパウト取付工程>
スパウト取付工程では、図8、図10に示すように、展開状態の胴部2Cに略隙間なく内嵌可能な寸法のスパウト取付用治具20を用い、このスパウト取付用治具20を回転テーブル21の外周部上に周方向に間隔をあけて設置して、スパウト取付用治具20を回転テーブル21とともに回転させながら、胴部2Cに対してスパウト5を取付けることになる。具体的には、先ずスパウト用フィーダ22から供給されるスパウト5を、スパウト取付用治具20の上端部に突出形成した位置決めピン23に外嵌させて、スパウト取付用治具20の上端部にスパウト5を位置決めセットする。次に、スパウト取付孔2fにスパウト5の筒部5a及び蓋体5cが挿通するように、取付孔トリミング工程にてスパウト取付孔2fをトリミングした胴部2Cをスパウト取付用治具20に外嵌状に位置決めセットする。次に、加熱板24の環状の加熱部24aとスパウト取付用治具20の上端面間に、スパウト5の鍔部5bとスパウト取付孔2fの周辺部とを挟持して、両者をヒートシールや超音波シールなどにより融着し、胴部2Cに対してスパウト5を取付けることになる。
<底部取付工程>
底部取付工程は、図8、図11に示すように、装填工程と折り返し工程と充填工程と融着工程とトリミング工程とを備え、展開状態の胴部2Cに略隙間なく外嵌可能な筒状の底部取付用治具30を用い、該底部取付用治具30をコンベア31に沿って搬送しながら、装填工程において、底部取付用治具30内にスパウト5を取付けた胴部2Cを展開状態で倒立状に装填し、折り返し工程において、胴部2Cの筒状の下部2gを外側へ折り返し、充填工程において、胴部2C内に内容物を充填し、融着工程において胴部2Cの接合部2aに底部成形用フィルム3Bを融着し、トリミング工程において、下部接合部4aを残して胴部2Cの下部2gと底部成形用フィルム3Bの不要部分をトリミングして、パウチ容器1を得ることになる。
先ず、装填工程では、図8、図11(a)に示すように、スパウト取付工程にてスパウト5を取付けた胴部2Cを、上下を反転させて展開状態で倒立状に、筒状の底部取付用治具30内に装填する。底部取付用治具30の厚さは、下部接合部4aの幅と略同じ或いはそれよりもやや大きくなるように設定することになる。また、底部取付用治具30の高さは、底部取付用治具30内に胴部2Cを倒立状に装填した状態で、胴部2Cの上端部が底部取付用治具30から上方へ突出する高さに設定することになる。
次に、折り返し工程では、図8、図11(b)に示すように、底部取付用治具30から上側へ突出する胴部2Cの筒状の下部2gを、底部取付用治具30の上端縁を中心に内外が反転するように外側へ折り返して、底部取付用治具30の上側において胴部2Cに無端環状の折り返し部からなる接合部2aを形成する。このように、胴部2Cの下端部を折り返すことで、無端環状の接合部2aを容易に且つ効率的に形成することができる。なお、下部2gは、下側へ行くにしたがって拡径するように構成することが好ましく、このように構成すると、下部2gの折り返し作業が容易になる。
次に、充填工程では、図8に示すように、吐出ノズル32から胴部2Cに対して内容物を充填することになる。このように、胴部2Cの下端開口から内容物を充填する場合には、吐出ノズル32として大径のものを採用できるので、内容物の充填時間を大幅に短縮できる。ただし、パウチ容器1の製作後に内容物を充填する場合には、この充填工程を省略することになる。
次に、融着工程において、図8、図11(c)に示すように、胴部2Cの接合部2aの上側に底部成形用フィルム3Bを送給し、底部取付用治具30の上面よりもやや幅広の6角形状の加熱部33aを有する加熱板33を用い、該加熱板33の加熱部33aと底部取付用治具30間に接合部2aと底部成形用フィルム3Bとを挟持し、底部成形用フィルム3Bを接合部2aに融着し、その後、冷却板34を融着部分に圧接させて融着部分を冷却する。なお、底部成形用フィルム3Bは、1枚ずつ接合部2aの上側に供給することも可能であるが、図8に示すように、長尺な帯状の底部成形用フィルム3Bを接合部2aの上側へ順次供給することが好ましい。また、下部接合部4aに突部からなるシール部4bを形成する場合には、底部取付用治具30の上面に環状の嵌合溝又は嵌合突部を形成し、融着工程で用いる加熱板33の加熱面に、底部取付用治具30の嵌合溝又は嵌合突部に凹凸嵌合する嵌合突部又は嵌合溝を形成することになる。
次に、トリミング工程では、図8、図11(d)に示すように、トリミング刃35の刃部35aを底部取付用治具30の上面に押し当てて、底部取付用治具30から外側へ突出する底部成形用フィルム3B及び胴部2Cの下端部を切除し、下端部に胴部2の接合部2aと底部3の外周部とを融着してなる下部接合部4aを有するパウチ容器1を得ることになる。なお、底部成形用フィルム3Bと胴部2Cとの融着部分の一部が不要部分側に残るように構成することで、底部成形用フィルム3Bの不要部分とともに胴部2Cの不要部分をライン外へ排出できるので好ましい。
こうして製作したパウチ容器1は、図8に示すように、スパウト5を上側にして縦向きに搬出コンベア36に移載して、順次搬出されることになる。
このパウチ容器1の製造方法では、底部取付用治具30内に装填した胴部2Cの筒状の下部2gを、底部取付用治具30の上端縁を中心に内外が反転するように外側へ折り返して、底部取付用治具30の上側において胴部2Cに無端環状の折り返し部からなる接合部2aを形成するので、胴部2の下端部に効率的に接合部2aを形成することが可能となる。また、このような胴部2Cの折り返し作業は比較的容易に自動化することができ、装填工程や融着工程やトリミング工程に関しても比較的容易に自動化できるので、底部取付工程全体を自動化することが可能となる。更に、胴部2の接合部2aの幅は、底部取付用治具30の上端面の幅に応じた大きさになるので、胴部2の接合部2aと底部3の外周部とを融着接合してなる下部接合部4aの幅を全周にわたって十分に確保でき、融着面積が部分的に少なくなることによる接合強度の低下や液密性の低下を防止できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてその構成を変更し得ることは勿論である。
1 パウチ容器 2 胴部
2a 接合部 2b 側部接合部
2c 第1側面部 2d 第2側面部
2e 上部接合部 2f スパウト取付孔
2g 下部
2A 胴部フィルム 2B 胴部成形用フィルム
2C 胴部
3 底部 3A 底部フィルム
3B 底部成形用フィルム
4 容器本体 4a 下部接合部
4b シール部
5 スパウト 5a 筒部
5b 鍔部 5c 蓋体
5d 環状突部
6 ガセット 6a 山折目線
6b 谷折目線
10 製造ライン 11 取付孔トリミング用治具
12 回転テーブル 13 カッティングプレート
13a 刃部 14 ダイプレート
20 スパウト取付用治具 21 回転テーブル
22 スパウト用フィーダ 23 位置決めピン
24 加熱板 24a 加熱部
30 底部取付用治具 31 コンベア
32 吐出ノズル 33 加熱板
33a 加熱部 34 冷却板
35 トリミング刃 35a 刃部
36 搬出コンベア

Claims (10)

  1. 少なくとも基材層とシーラント層とを有する複層構造の胴部フィルム及び底部フィルムとを用いてなり、単又は複数の胴部フィルムをシーラント層を内側にして接合してなる胴部と、シーラント層を胴部側にして胴部の下端開口を液密状に閉塞する底部フィルムからなる底部とを有する容器本体を備えたパウチ容器であって、
    前記胴部の下端部を外側へ折り曲げて、前記胴部の下端部に外方へ突出する無端環状の鍔状の接合部を設け、
    前記接合部の下側に底部の外周部を融着して、前記容器本体に胴部の下面を閉塞する底部を設けるとともに、前記容器本体の下端部に外方へ突出する環状の下部接合部を設けた、
    ことを特徴とするパウチ容器。
  2. 前記シーラント層の厚さを10〜200μmに設定した請求項1記載のパウチ容器。
  3. 前記下部接合部の幅を1〜10mmに設定した請求項1又は2記載のパウチ容器。
  4. 前記下部接合部の幅方向の途中部に下部接合部の全周にわたる環状の突部からなるシール部を形成した請求項1〜3のいずれか1項記載のパウチ容器。
  5. 前記胴部は、2枚の胴部フィルムを、シーラント層を内側にして重ね合わせ、側部同士を融着することで筒状に形成したものであり、前記側部同士の融着により、高さ方向に延びる1対の側部接合部を形成したものである請求項1〜4のいずれか1項記載のパウチ容器。
  6. 前記2枚の胴部フィルムに、長さ方向に沿って延びる1対のガセットを、両ガセットの山折り側が幅方向の外側に配置され、谷折り側が幅方向の内側に配置されるようにそれぞれ形成した請求項5記載のパウチ容器。
  7. 前記2枚の胴部フィルムの側部又はガセットを平行な直線状に融着した請求項6記載のパウチ容器。
  8. 前記2枚の胴部フィルムのガセットを曲線状又は平行でない直線状に融着した請求項6記載のパウチ容器。
  9. 前記パウチ容器は、筒状の口部と、該口部の下端部から外方へ突出するフランジ部とを有するスパウトを備え、該スパウトは、前記胴部の上端開口部に口部を挿通させて、前記フランジ部の上面に胴部の上端開口部の周辺部分を融着することで、前記胴部に取付けられている請求項1〜8のいずれか1項記載のパウチ容器。
  10. 前記スパウトが、舟形スパウトからなる請求項9記載のパウチ容器。
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