JP2013243900A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量であるとともにコンパクトな状態で輸送することが可能なワイヤハーネス、また、部品点数を少なくして組立て性を向上させることが可能なワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス9は、樹脂製の外装部材16を含んで構成される。外装部材16は、一又は複数本の導電路を覆う。外装部材16は、可撓管部22と非可撓管部23とを有し、これらが一体である。可撓管部22は、車両取付形状に合わせた任意の位置に配置され、且つ、ワイヤハーネス輸送時及び車両への経路配索時にそれぞれ所望の角度に撓ませられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、導電路と外装部材とを含むワイヤハーネスに関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車における高圧の機器間を電気的に接続する部材としてワイヤハーネスが用いられる。
下記特許文献1に開示されたワイヤハーネスは、複数本の高圧電線(導電路)と、この高圧電線を個々に収容する複数本の金属パイプと含んで構成される。ワイヤハーネスは、車両の前部から後部にかけてのびる長尺の部材であって、所定の経路に沿って配索される。
ワイヤハーネスは、真っ直ぐな状態の金属パイプに高圧電線を挿通し、これを所定本数分行った後に金属パイプに曲げ加工を施して上記所定の経路に合わせた形状、すなわち三次元の立体形状に製造される。そして、製造後は立体形状を保ったままで配索先の車両まで輸送される。
ところで、特許文献1のワイヤハーネスにあっては、三次元の立体形状に製造され、そして、立体形状を保ったまま輸送されることから、輸送時に大きなスペースを確保しなければならないという問題点を有する。
このような問題点に対し下記特許文献2に開示されたワイヤハーネスが有効である。すなわち、特許文献2のワイヤハーネスは、複数本の導電路と、この複数本の導電路を一括して収容する樹脂製のコルゲートチューブ及び樹脂製のプロテクタとを含んで構成される。コルゲートチューブは、可撓性を有する蛇腹管形状に形成され、ワイヤハーネスの長手方向に複数本並んで設けられる。プロテクタは、経路規制が必要な部分に配置されるとともに経路規制ができる形状に形成される。プロテクタは、隣り合うコルゲートチューブの端末同士を連結するように設けられる。
特許文献2のワイヤハーネスにあっては、コルゲートチューブの部分で曲げ可能になることから、コンパクトに梱包することができ、輸送時においては大きなスペースを確保しなくてもよくなる。
特開2004−224156号公報 特開2010−51042号公報
特許文献1のワイヤハーネスにあっては、上記スペース確保の問題点の他に次のような問題点も有する。すなわち、導電路に対する外装部材として金属パイプを用いることから、ワイヤハーネスが重量物になってしまうという問題点を有する。一方、特許文献2のワイヤハーネスにあっては、外装部材としてコルゲートチューブやプロテクタを用いることから、部品点数が多くなってしまうという問題点や、組み立て工数が掛かってしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、軽量であるとともにコンパクトな状態で輸送することが可能なワイヤハーネス、また、部品点数を少なくして組立て性を向上させることが可能なワイヤハーネスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスは、一又は複数本の導電路と、該導電路を覆う管体形状の外装部材とを含むワイヤハーネスにおいて、前記外装部材は、可撓性を有する可撓管部と、該可撓管部のような可撓性を持たない非可撓管部とを有する樹脂製の部材であるとともに、前記可撓管部を撓ませない状態で全体が直線状になるように一体形成され、さらに、前記可撓管部は、車両取付形状に合わせた任意の位置に配置され、且つ、ワイヤハーネス輸送時及び車両への経路配索時にそれぞれ所望の角度で撓ませられることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ワイヤハーネスの構成として樹脂製の外装部材を備える。外装部材は樹脂製であることから軽量である。外装部材は、可撓管部と非可撓管部とを有し、これらが一体であることから部品点数は少ない。外装部材は、直線状に樹脂成型され、成型後は可撓管部の位置で所望の角度に撓ませられる。具体的には、ワイヤハーネス輸送時及び車両への経路配索時にそれぞれ所望の角度に撓ませられる。ワイヤハーネスは、可撓管部によりコンパクトな状態で輸送することができ、車両への経路配索も容易である。可撓管部は、撓ませる必要がなければ元の直線状に戻り、撓ませたままの状態で固まることはない。これにより、輸送時及び経路配索時にそれぞれ所望の角度で撓ませることができる。
請求項2に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1に記載のワイヤハーネスに係り、前記外装部材は、前記非可撓管部に後付け部材を取り付けてなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、非可撓管部に例えばクランプやクリップ、或いはグロメット等の後付け部材を取り付けることから、経路配索時におけるワイヤハーネスの組み付け性は良好である。また、本発明によれば、非可撓管部は可撓管部のような可撓性を持たない部分であることから変形し難く、後付け部材の取り付け状態は良好である。すなわち、外れることはない。
請求項3に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1に記載のワイヤハーネスに係り、前記外装部材は、前記非可撓管部に車両固定部を一体形成してなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、非可撓管部に例えばクランプやクリップ等の車両固定部を一体に形成することから、車両への固定を含めて少ない部品点数になる。
請求項4に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1、2又は3に記載のワイヤハーネスに係り、前記可撓管部は複数形成され、管軸方向の長さが異なることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、可撓管部は複数であり長さを異ならせることから、例えば車両取付形状に合わせて必要な長さで撓ませることができる。
請求項5に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1、2、3又は4に記載のワイヤハーネスに係り、前記非可撓管部は複数形成され、前記ワイヤハーネス輸送時における前記外装部材は、折り畳むように撓ませられた前記可撓管部により前記非可撓管部同士が略平行な状態に配置されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、可撓管部は折り畳むように撓ませられ、これにより非可撓管部同士が略平行な状態に配置されることから、ワイヤハーネスの全長が短くなるとともに最小限の幅でワイヤハーネスは梱包される。従って、コンパクトな状態で輸送することができる。本発明では、長い非可撓管部に対し略平行な状態で他の非可撓管部を沿わせる配置が効果的であるものとする。
請求項6に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項4又は5に記載のワイヤハーネスに係り、前記可撓管部は、前記ワイヤハーネス輸送時のみ撓ませられる輸送時用可撓管部を含むことを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、複数の可撓管部の中に輸送時用可撓管部を含むことから、この輸送時用可撓管部をワイヤハーネス輸送時のみに撓ませる専用部分とすることができる。
請求項7に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項4又は5に記載のワイヤハーネスに係り、前記可撓管部は、前記経路配索時のみ撓ませられる経路配索時用可撓管部を含むことを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、複数の可撓管部の中に経路配索時用可撓管部を含むことから、この経路配索時用可撓管部を経路配策時のみに撓ませる専用部分とすることができる。
請求項8に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のワイヤハーネスに係り、前記外装部材は、前記可撓管部と前記非可撓管部とを分けて分割状態に形成した後にこれらを一体化してなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、可撓管部と非可撓管部とを分けて分割状態に形成することから、一体化する際の配置によって例えば撓ませる位置を任意に設定することができる。また、分割状態に形成すれば、大型な設備を用いずに長尺な外装部材を様々なバリエーションで製造することができる。尚、一体化する前の部品点数は多くなるが、一体化後の外装部材としての数は他の発明と同じである。
請求項9に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のワイヤハーネスに係り、前記外装部材は、前記可撓管部を分けて分割状態に形成した後に、及び/又は、前記非可撓管部を分けて分割状態に形成した後にこれらを一体化してなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、可撓管部を分けて分割状態に形成することから、及び/又は、非可撓管部を分けて分割状態に形成することから、一体化する際の配置や長さ、数等によって例えば撓ませる位置や範囲を任意に設定することができる。また、分割状態に形成すれば、大型な設備を用いずに長尺な外装部材を様々なバリエーションにて製造することができる。
請求項10に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のワイヤハーネスに係り、前記外装部材は、外側の形状及び/又は内側の形状を統一するとともに肉厚を変えて連続的に形成され、且つ、該肉厚を薄くした部分が前記可撓管部として形成されるとともに、該可撓管部よりも前記肉厚を厚くした部分が前記非可撓管部として形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、外装部材の形成を肉厚を変えてすることから、肉厚を薄くして撓み易くなった部分を可撓管部とし、肉厚を厚くして撓み難くなった部分を非可撓管部として形成することができる。また、本発明によれば、外装部材の外側の形状及び/又は内側の形状を統一することから、この統一した形状に係る成型金型を同じ構造にすることができる。
請求項11に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項10に記載のワイヤハーネスに係り、前記外装部材は、前記可撓管部及び前記非可撓管部とも蛇腹管形状に形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、外装部材を蛇腹管形状に形成することから、この形状を利用して例えばクランプやクリップ、或いはグロメット等の後付け部材を取り付け易くすることができる。
請求項12に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11に記載のワイヤハーネスに係り、前記導電路は、高圧の複数の回路を同軸に配置してなる高圧同軸複合導電路であることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、複数の回路を同軸に配置してなることから、単に導電路を複数本並べるよりも寸法を小さくすることができ、結果、外装部材の径も小さくすることができる。尚、導電路を複数本並べた状態で外装部材を撓ませると、撓ませた部分において内側になる導電路と外側になる導電路とが存在し、導電路の端末側では長さのズレが生じることになるが、本発明では複数の回路を同軸に配置してなる高圧同軸複合導電路を採用することから、上記長さのズレは生じない。従って、長さのズレを防止することができる。
請求項1に記載された本発明によれば、軽量であるとともにコンパクトな状態で輸送することができるという効果を奏する。また、本発明よれば、部品点数を少なくして組立て性を向上させることができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、請求項1の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、経路配索時におけるワイヤハーネスの組み付け性を向上させることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、後付け部材の取り付け安定性も向上させることができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、請求項1の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、部品点数を更に少なくすることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、請求項1、2又は3の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、可撓管部のより良い形状を提供することができるという効果を奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、請求項1、2、3又は4の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、より一層コンパクトな状態で輸送することができるという効果を奏する。
請求項6に記載された本発明によれば、請求項4又は5の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、コンパクトな状態での輸送に寄与する専用部分を提供することができるという効果を奏する。
請求項7に記載された本発明によれば、請求項4又は5の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、組立て性の向上に寄与する専用部分を提供することができるという効果を奏する。
請求項8に記載された本発明によれば、請求項1、2、3、4、5、6又は7の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、可撓管部及び非可撓管部の配置に自由度を持たせることができるという効果を奏する。
請求項9に記載された本発明によれば、請求項1、2、3、4、5、6又は7の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、可撓管部及び/又は非可撓管部の配置や範囲に自由度を持たせることができるという効果を奏する。
請求項10に記載された本発明によれば、請求項1、2、3、4、5、6又は7の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、可撓管部及び非可撓管部からなる外装部材の形成を肉厚の変更にて簡単にすることができるとともに、成型金型構造の簡素化を図ることができるという効果を奏する。
請求項11に記載された本発明によれば、請求項10の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、後付け部材の取り付けのし易い形状にすることができるという効果を奏する。
請求項12に記載された本発明によれば、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11の効果に加え次のような効果も奏する。すなわち、ワイヤハーネスを小型化することができるとともに、コンパクトな状態での輸送に寄与することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、導電路の端末側で長さのズレを防止することができるという効果を奏する。
本発明のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である(実施例1)。 導電路の構成図である。 外装部材の構成図である。 経路配索時のワイヤハーネスを示す図である。 輸送時のワイヤハーネスを示す図である。 他の例となる外装部材の構成図である(実施例2)。 図6の変形例を示す図である。 可撓管部と非可撓管部とを一体化した部分の拡大図である。 更に他の例となる外装部材の構成図である(実施例3)。 図9の矢印P、Q部分の拡大断面図である。 他の例となる導電路の構成図である(実施例4)。
ワイヤハーネスは、樹脂製の外装部材を含んで構成される。外装部材は、一又は複数本の導電路を覆う。外装部材は、可撓管部と非可撓管部とを有し、これらが一体である。可撓管部は、車両取付形状に合わせた任意の位置に配置され、且つ、ワイヤハーネス輸送時及び車両への経路配索時にそれぞれ所望の角度に撓ませられる。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。また、図2は導電路の構成図、図3は外装部材の構成図、図4は経路配索時のワイヤハーネスを示す図、図5は輸送時のワイヤハーネスを示す図である。
本実施例においては、ハイブリッド自動車(電気自動車や一般的な自動車であってもよいものとする)に配索されるワイヤハーネスに対し本発明を採用するものとする。
図1において、引用符号1はハイブリッド自動車を示す。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介してバッテリー5(電池パック)からの電力が供給される。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本実施例において前輪等がある位置のエンジンルーム6に搭載される。また、バッテリー5は、後輪等がある自動車後部7に搭載される(エンジンルーム6の後方に存在する自動車室内に搭載してもよいものとする)。
モータユニット3とインバータユニット4は、高圧のワイヤハーネス8により接続される。また、バッテリー5とインバータユニット4も高圧のワイヤハーネス9により接続される。ワイヤハーネス9は、この中間部10が車両床下11に配索される。また、車両床下11に沿って略平行に配索される。車両床下11は、公知のボディであるとともに所謂パネル部材であって、所定位置には貫通孔(符号省略)が形成される。この貫通孔には、ワイヤハーネス9が挿通される。
ワイヤハーネス9とバッテリー5は、このバッテリー5に設けられるジャンクションブロック12を介して接続される。ジャンクションブロック12には、ワイヤハーネス9の後端13が公知の方法で電気的に接続される。ワイヤハーネス9の前端14側は、インバータユニット4に対し公知の方法で電気的に接続される。
モータユニット3は、モータ及びジェネレータを構成に含むものとする。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含むものとする。モータユニット3は、シールドケースを含むモータアッセンブリとして形成されるものとする。また、インバータユニット4もシールドケースを含むインバータアッセンブリとして形成されるものとする。バッテリー5は、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化してなるものとする。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能であるものとする。バッテリー5は、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないものとする。
先ず、ワイヤハーネス9の構成及び構造について説明をする。ワイヤハーネス9は、上記の如くインバータユニット4とバッテリー5とを電気的に接続するための高圧の部材であって、高圧同軸複合導電路15(導電路)と、外装部材16と、電磁シールド部材17とを含んで構成される。このような構成のワイヤハーネス9は、後付け部品であるクランプ30(後述する)を介して車両床下11等に取り付け固定される。
図2において、高圧同軸複合導電路15は、この一本でプラス回路及びマイナス回路を有するように構成される。すなわち、二系統の回路を有するように構成される。具体的には、高圧同軸複合導電路15の中心に位置する断面円形状の第一導電路18と、この第一導電路18の外周を所定厚さで被覆する第一絶縁体19と、第一絶縁体19の外側に設けられる第二導電路20と、この第二導電路20の外周を所定厚さで被覆する第二絶縁体21とを含んで構成される。本実施例の高圧同軸複合導電路15は、第二絶縁体21の外面に密着する筒状の電磁シールド部材17と、この電磁シールド部材17の外周を所定厚さで被覆するシース(図示省略)とを更に含んで構成される。
高圧同軸複合導電路15と外装部材16との間には、筒状の電磁シールド部材17が介在する。電磁シールド部材17は、公知の編組や金属箔等からなり、上記の如く高圧同軸複合導電路15の構成に含まれる配置の他、次のような配置であってもよいものとする。すなわち、第二絶縁体21に対し、多少ブカブカの状態となるような配置であってもよいものとする。また、第二絶縁体21の外面に対し、電磁シールド部材17を巻き付けて密着させるような配置であってもよいものとする(これらの場合、シースを設けないものとする)。
導電路に関し、上記高圧同軸複合導電路15以外としては、導体と絶縁体とを含む公知の高圧の電線や、シールド電線、キャブタイヤケーブル等が挙げられるものとする。高圧同軸複合導電路15は、本実施例において二系統であるが、これに限らず三系統…であってもよいものとする。
図2及び図3において、外装部材16は、上記高圧同軸複合導電路15等の導電路を覆う管体(収容保護するための管体)であって、高圧同軸複合導電路15の収容に必要な長さ、及び保護に必要な厚みを有するように形成される。外装部材16は、本実施例において断面円形状に形成される(断面形状は一例であるものとする。楕円形状や長円形状、矩形状であってもよいものとする)。このような外装部材16は、可撓性を有する複数の可撓管部22と、可撓管部22のような可撓性を持たない複数の非可撓管部23とを有する。
可撓管部22と非可撓管部23は、可撓管部22を撓ませない状態で全体が直線状になるように一体形成される。可撓管部22と非可撓管部23は、管軸方向に交互に連成される。
可撓管部22は、車両取付形状に合わせた任意の位置に配置される。また、可撓管部22は、車両取付形状に合わせた長さに形成される。尚、可撓管部22の長さを管軸方向に異ならせることで、車両取付形状に合わせて必要な長さで撓ませることができるようになる。このような可撓管部22は、後述のワイヤハーネス輸送時及び車両への経路配索時にそれぞれ所望の角度で撓ませることができる。尚、可撓管部22は、撓ませて曲げ形状にすることができるとともに、元のストレートな形状に戻すことも当然にできるものとする。
可撓管部22は、本実施例において蛇腹管形状に形成される(可撓性を有すれば形状は特に限定されないものとする)。具体的には、周方向の凹部24及び凸部25を有し、これら凹部24及び凸部25が管軸方向に交互に連続するように形成される。
可撓管部22は、経路配索時に撓ませられる経路配索時用可撓管部26(図4参照)と、ワイヤハーネス輸送時に撓ませられる輸送時用可撓管部27(図5参照)とを含む。尚、撓ませる必要がない部分であっても可撓管部22を配置形成することが可能であるものとする。
外装部材16は、可撓管部22の配置部分が恰もコルゲートチューブとなる形状に形成される。言い換えれば、部分的にコルゲートチューブが存在する形状に形成される。外装部材16は、上記の如くコルゲートチューブの部分を有することから、「コルチューブ」や「部分形成コルゲートチューブ」などと呼ぶこともできるものとする。
外装部材16は、この管軸方向に沿ってスリットを設けない(腹割きのない)形状に形成される。スリットを設けない理由としては、外装部材16内への水分の浸入を防止して防水性の向上を図る点が挙げられる。また、例えば撓ませた部分において高圧同軸複合導電路15のはみ出しを生じさせない点も挙げられる。さらには、外装部材16自体の剛性アップを図る点も挙げられる。
非可撓管部23は、撓みを規制する部分(曲げを規制する部分)や、後付け部品であるクランプ30(後述する)を取り付ける部分として形成される。非可撓管部23は、図示の如く直管形状であることから、「直管部」や「ストレート部」とも呼ぶことができる。非可撓管部23は、本実施例において断面円形となる形状に形成される(断面円形に限らず、楕円形や長円形であってもよいものとする)。非可撓管部23は、可撓管部22と比べリジッドな部分に形成される。非可撓管部23も車両取付形状に合わせた長さに形成される。
非可撓管部23は、車両床下11(図1及び図4参照)に配索される床下用非可撓管部28を有する。床下用非可撓管部28は、車両床下11に配索されることから(例えばリーンホースに沿わせるように配索されることから)長尺に形成される。尚、長尺であるため、ワイヤハーネス輸送時に支障を来すようであれば、床下用非可撓管部28の中間に図3(b)に示す如く輸送時用可撓管部29を配置形成してもよいものとする。この場合、輸送時用可撓管部29は、ワイヤハーネス輸送時のみ撓ませられる部分になる。
図4において、非可撓管部23に取り付けられるクランプ30は、公知のものが用いられる。
クランプ30は、非可撓管部23の外形形状に合わせて形成される管体取付部31と、この管体取付部31に連続する片持ち形状の固定部32とを有する。固定部32には、ボルト挿通孔33(図5参照)が貫通形成される。ワイヤハーネス9は、ボルト挿通孔33に挿通されたボルト34を介して車両床下11等の固定対象35に取り付け固定される(固定対象35の形状は一例であるものとする)。ワイヤハーネス9は、固定対象35に対し取り付け固定されると、図4に示す如く経路配索が完了する。
尚、クランプ30以外の後付け部材としては、クリップやグロメット、プロテクタ等が挙げられるものとする。クランプ30は車両固定部でもあり、このような車両固定部として機能する部分を非可撓管部23に一体に樹脂成型してもよいものとする。
ワイヤハーネス9の両端末には、公知のシールドコネクタ36がそれぞれ設けられる。一方のシールドコネクタ36はインバータ側のシールドコネクタであり、他方のシールドコネクタ36はバッテリー側のシールドコネクタである。シールドコネクタ36は、本実施例において、可撓管部22から引き出された高圧同軸複合導電路15及び電磁シールド部材17に接続固定される。
次に、ワイヤハーネス9の製造、輸送、及び経路配索について説明をする。ワイヤハーネス9は、高圧同軸複合導電路15を外装部材16に挿通し、この後に両端末にシールドコネクタ36を設けることにより製造される。
ワイヤハーネス9の製造後は、図5に示す如く輸送時用可撓管部27の部分で折り畳むように撓ませられると、非可撓管部23同士(図中では非可撓管部23と床下用非可撓管部28)が略平行な状態に配置される。より具体的には、長い床下用非可撓管部28に対し他の非可撓管部23が沿うように略平行な状態に配置される。このような状態により、ワイヤハーネス9の全長が短くなるとともに、ワイヤハーネス9は最小限の幅で梱包される。すなわち、ワイヤハーネス9全体はコンパクトな状態で梱包される。そして、このコンパクトな状態のままでワイヤハーネス9は輸送される。
ワイヤハーネス9は、図4に示す如くクランプ30を介して固定対象35に対し取り付け固定されると、経路配索が完了する。
以上、図1ないし図5を参照しながら説明してきたように、本発明に係るワイヤハーネス9は、高圧同軸複合導電路15と、これを覆う外装部材16とを備える。外装部材16は樹脂製であることから軽量化を図ることができる。また、外装部材16は、複数の可撓管部22と複数の非可撓管部23とを有し、これらを管軸方向に一体化させることから部品点数を一点にして少なくすることができる。従って、組立て性を向上させることができる。
外装部材16は、ワイヤハーネス輸送時及び車両への経路配索時に、可撓管部22の位置でそれぞれ所望の角度に撓ませることができることから、ワイヤハーネス9はコンパクトな状態で輸送することができ、また、車両への経路配索も容易にすることができる。
この他、高圧同軸複合導電路15は、複数の回路を同軸に配置してなることから、単に導電路を複数本並べるよりも寸法を小さくすることができ、結果、外装部材16の径も小さくすることができる。
ワイヤハーネス9にあっては、複数の回路を同軸に配置してなる高圧同軸複合導電路15を用い、この高圧同軸複合導電路15を外装部材16に挿通してなるものであることから、可撓管部22の位置で外装部材16を撓ませても一本構成の高圧同軸複合導電路15では端末側で長さのズレが生じることはない。すなわち、長さのズレを防止することができる。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図6は他の例となる外装部材の構成図である。また、図7は図6の変形例を示す図、図8は可撓管部と非可撓管部とを一体化した部分の拡大図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6において、外装部材16は、導電路を覆う樹脂製の管体であって、導電路の収容に必要な長さ、及び保護に必要な厚みを有するように形成される。外装部材16は、可撓性を有する複数の可撓管部22と、可撓管部22のような可撓性を持たない複数の非可撓管部23とを有する。本実施例の外装部材16は、可撓管部22と非可撓管部23とを分けて分割状態に形成した後に、これらを一体化させて図3のような状態にするものとする。尚、可撓管部22と非可撓管部23との一体化にあたり、以下で説明する手段やクランプ30等が用いられるものとする。
外装部材16は、可撓管部22と非可撓管部23の各端部a、a〜f、fを図示しない溶着手段や接着手段、テープ巻き等により繋いで一体化させることにより形成される。或いは、端部a、a〜f、fをクランプ30により繋いで一体化させることにより形成される(クランプ30を取り付ける前に、上記溶着手段等で予め繋いでおいてもよいものとする)。
尚、図6では、可撓管部22と非可撓管部23とを分けて分割状態に形成していたが、これに限らず図7に示すように、可撓管部22を複数に分けて分割状態に形成するとともに、非可撓管部23も複数に分けて分割状態に形成し、この後に一体化させてもよいものとする(溶着手段や接着手段、テープ巻き等により繋いで一体化させる)。
図8において、例えばクランプ30を用いる場合、可撓管部22及び非可撓管部23は、これらの各端部同士が突き当たるような状態で一体化される。本実施例においては、クランプ30の管体取付部31の内面に可撓管係合部37と非可撓管係合部部38とが設けられる。可撓管係合部37と非可撓管係合部部38は、脱落防止、回転防止、水分の浸入防止等の機能を有する部分として設けられる。
本実施例2によれば、実施例1に加えて次のようなこともすることができる。すなわち、可撓管部22と非可撓管部23とを分けて分割状態に形成することから、一体化する際の配置によって例えば撓ませる位置を任意に設定することができる。また、分割状態に形成すれば、大型な設備を用いずに長尺な外装部材16を様々なバリエーションで製造することができる。
以下、図面を参照しながら実施例3を説明する。図9は更に他の例となる外装部材の構成図である。また、図10は図9の矢印P、Q部分の拡大断面図である。
図9において、外装部材39は、導電路を覆う樹脂製の管体であって、導電路の収容に必要な長さ、及び保護に必要な厚みを有するように形成される。外装部材39は、可撓性を有する複数の可撓管部40と、可撓管部40のような可撓性を持たない複数の非可撓管部41とを有する。
本実施例の外装部材39は、可撓管部40と非可撓管部41とが同じ蛇腹管形状に形成される。また、外装部材39は、外側の形状を統一した状態で肉厚を変えて連続的に形成される。具体的には、図10に示す如く、肉厚を薄くした部分(範囲g、i、k、mの部分)が可撓管部40として形成され、且つ、この可撓管部40よりも肉厚を厚くした部分(範囲h、j、lの部分)が非可撓管部41として形成される(肉厚t1<t2)。
尚、公知のコルゲートチューブ製造装置を用い、この装置のラインスピードをアップダウンさせれば肉厚の変更は容易である。外装部材39は、外側の形状を統一することから、公知のコルゲートチューブと同じ外観形状になる(内側の形状を統一してもよいが、製造性や見栄えの面から外側の方が好ましい)。
本実施例3によれば、実施例1に加えて次のようなこともすることができる。すなわち、可撓管部40及び非可撓管部41からなる外装部材39の形成を肉厚の変更にて簡単にすることができる。また、蛇腹管形状であることから、図示しない後付け部材を取り付けようとする際、この取り付けをし易くすることができる。さらに、外側の形状を統一することから、この統一した形状に係る成型金型を同じ構造にすることができ、以てコスト低減に寄与することができる。
以下、図面を参照しながら実施例4を説明する。図11は他の例となる導電路の構成図である。
図11において、ワイヤハーネス42は、断面楕円形状の外装部材43と、この外装部材43に覆われて保護される高圧導電路44(導電路)とを含んで構成される。尚、実施例4の外装部材42は、実施例1のものと断面形状のみが異なるだけである(断面形状が高圧導電路44に合わせて形成される)。従って、ここでの詳細な説明は省略するものとする。
高圧導電路44は、二本の高圧回路45と、この二本の高圧回路45を覆う電磁シールド部材46と、電磁シールド部材46の外側に設けられるシース47とを備えて構成される。
高圧回路44は、ここでは公知の高圧電線であって、導体48と、この導体48を被覆する絶縁体49とを有する。高圧回路45は、電気的な接続に必要な長さを有するように形成される。
導体48は、銅や銅合金、或いはアルミニウムやアルミニウム合金により製造される。導体48に関しては、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は丸形となる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造であり、この場合、電線自体も棒状となる)のもののいずれであってもよいものとする。以上のような導体48は、この外面に絶縁性の樹脂材料からなる絶縁体49が押出成型される。
尚、高圧回路45として、本実施例では公知の高圧電線の構成を採用するが、この限りでないものとする。すなわち、公知のバスバーに絶縁体を設けて高圧回路としたもの等を採用してもよいものとする。
電磁シールド部材46は、二本の高圧回路45を一括して覆う電磁シールド用の部材(電磁波対策用のシールド部材)であって、多数の素線を筒状に編んでなる公知の編組が採用される。電磁シールド部材46は、二本の高圧回路45の全長とほぼ同じ長さに形成される。電磁シールド部材46は、この端部が図示しない接続部を介してインバータユニット4(図1参照)のシールドケース等に接続される。
電磁シールド部材46は、電磁波対策をすることが可能であれば、例えば導電性を有する金属箔や、この金属箔を含む部材を採用してもよいものとする。
シース47は、絶縁性を有する樹脂材料を所定の厚さで電磁シールド部材46の外側に押出成型してなるものであり、高圧導電路44の最外層となる位置に配置される。シース47は、ワイヤハーネス42の製造において電磁シールド部材47が所定長さで露出するように端末加工される。
以上のような高圧導電路44を採用してなるワイヤハーネス42を用いてもよいものとする。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ハイブリッド自動車、 2…エンジン、 3…モータユニット、 4…インバータユニット、 5…バッテリー、 6…エンジンルーム、 7…自動車後部、 8、9…ワイヤハーネス、 10…中間部、 11…車両床下、 12…ジャンクションブロック、 13…後端、 14…前端、 15…高圧同軸複合導電路(導電路)、 16…外装部材、 17…電磁シールド部材、 18…第一導電路、 19…第一絶縁体、 20…第二導電路、 21…第二絶縁体、 22…可撓管部、 23…非可撓管部、 24…凹部、 25…凸部、 26…経路配索時用可撓管部、 27…輸送時用可撓管部、 28…床下用非可撓管部、 29…輸送時用可撓管部、 30…クランプ(後付け部材)、 31…管体取付部、 32…固定部、 33…ボルト挿通孔、 34…ボルト、 35…固定対象、 36…シールドコネクタ、 37…可撓管係合部、 38…非可撓管係合部部、 39…外装部材、 40…可撓管部、 41…非可撓管部、 42…ワイヤハーネス、 43…外装部材、 44…高圧導電路(導電路)、 45…高圧回路、 46…電磁シールド部材、 47…シース、 48…導体、 49…絶縁体

Claims (12)

  1. 一又は複数本の導電路と、該導電路を覆う管体形状の外装部材とを含むワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、可撓性を有する可撓管部と、該可撓管部のような可撓性を持たない非可撓管部とを有する樹脂製の部材であるとともに、前記可撓管部を撓ませない状態で全体が直線状になるように一体形成され、
    さらに、前記可撓管部は、車両取付形状に合わせた任意の位置に配置され、且つ、ワイヤハーネス輸送時及び車両への経路配索時にそれぞれ所望の角度で撓ませられる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、前記非可撓管部に後付け部材を取り付けてなる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、前記非可撓管部に車両固定部を一体形成してなる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  4. 請求項1、2又は3に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記可撓管部は複数形成され、管軸方向の長さが異なる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記非可撓管部は複数形成され、前記ワイヤハーネス輸送時における前記外装部材は、折り畳むように撓ませられた前記可撓管部により前記非可撓管部同士が略平行な状態に配置される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  6. 請求項4又は5に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記可撓管部は、前記ワイヤハーネス輸送時のみ撓ませられる輸送時用可撓管部を含む
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  7. 請求項4又は5に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記可撓管部は、前記経路配索時のみ撓ませられる経路配索時用可撓管部を含む
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、前記可撓管部と前記非可撓管部とを分けて分割状態に形成した後にこれらを一体化してなる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  9. 請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、前記可撓管部を分けて分割状態に形成した後に、及び/又は、前記非可撓管部を分けて分割状態に形成した後にこれらを一体化してなる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、外側の形状及び/又は内側の形状を統一するとともに肉厚を変えて連続的に形成され、且つ、該肉厚を薄くした部分が前記可撓管部として形成されるとともに、該可撓管部よりも前記肉厚を厚くした部分が前記非可撓管部として形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  11. 請求項10に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、前記可撓管部及び前記非可撓管部とも蛇腹管形状に形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  12. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記導電路は、高圧の複数の回路を同軸に配置してなる高圧同軸複合導電路である
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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