JP2013242466A - 映像表示装置および冷却システム - Google Patents

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Abstract

【課題】保守点検の工数を削減し、安定した冷却を行う。
【解決手段】映像表示装置は、映像信号を生成して表示する映像処理部と、映像処理部内の冷却対象部品を冷却する冷却機構部とを備える。また、冷却機構部は、受熱プレート、熱伝導部材、冷却器および循環温調器を備える。受熱プレートは、冷却対象部品に設置して、冷却対象部品で発生した熱を受熱する。熱伝導部材は、受熱プレートの熱を伝導する。冷却器は、熱伝導部材で伝導される熱を冷却用液体で冷却する。循環温調器は、冷却用液体の液温が一定温度になるように管理しながら、冷却器との間で冷却用液体を循環させる。
【選択図】図1

Description

本技術は、映像表示を行う映像表示装置および冷却を行う冷却システムに関する。
プロジェクタ装置は、光源からの光を液晶パネルに照射し、液晶パネルを透過した光を、投射レンズによりスクリーンに投射して映像を表示する装置である。
このようなプロジェクタ装置では、光源の熱により、各種光学部品が高温になる。このため、例えば、空冷ファンを使用して、装置筐体内に外気を取り込んで冷却することなどが行われている。
空冷ファンによって、外気を筐体内に取り込んで冷却する方法では、外気の取り込みと同時に塵埃も取り込んでしまい、各種の光学部品に塵埃が付着してしまう場合がある。
塵埃が取り込まれると、塵埃が液晶パネルの透過光を遮ったり、あるいは乱反射させたりすることになり、画像に染みや滲みを生じさせる。そこで、空冷ファンの吸気側に防塵用のフィルタを備えて塵埃を除去することが行われている。
従来技術として、受熱プレートと熱電素子を含むラジエータ部によって、管路を通って流入する冷媒から受熱する冷却装置が提案されている。
特開2006−343498号公報
上記のように、プロジェクタ装置の光学部品を冷却する空気は、一般的に、フィルタで塵挨を除去した後の空気を使用している。
しかし、フィルタを用いても、気化した油や煙草等の非常に小さいゴミを完全に除去することはできないので、フィルタで除去できないゴミは、光学部品に付着してしまうことになる。
このため、光学部品の定期的な清掃が必要であり、また、フィルタも徐々に目詰まりしていくので、フィルタの定期的な交換・清掃も必要となる。
さらに、フィルタが目詰まりしていくにつれて、空冷ファンによる外気の取り込みが弱まり、空冷ファンの冷却力が落ちてしまう。すると、光学部品の温度が上昇することになるので、安定した冷却を維持することが困難となる。また、空冷ファンの冷却では、外気温度に影響されるので、この理由からも安定した冷却を維持することが困難である。
このように、従来の空冷ファンと防塵フィルタとを用いた冷却方法では、保守点検の工数が増大してしまい、さらに安定した冷却を維持することが困難であるといった問題があった。
本技術はこのような点に鑑みてなされたものであり、保守点検の工数を削減し、安定した冷却を行う映像表示装置および冷却システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、映像表示装置が提供される。映像表示装置は、映像信号を生成して表示する映像処理部と、映像処理部内の冷却対象部品を冷却する冷却機構部とを備える。また、冷却機構部は、受熱プレート、熱伝導部材、冷却器および循環温調器を備える。受熱プレートは、冷却対象部品に設置して、冷却対象部品で発生した熱を受熱する。熱伝導部材は、受熱プレートの熱を伝導する。冷却器は、熱伝導部材で伝導される熱を冷却用液体で冷却する。循環温調器は、冷却用液体の液温が一定温度になるように管理しながら、冷却器との間で冷却用液体を循環させる。
保守点検の工数を削減し、かつ安定した冷却を行うことが可能になる。
映像表示装置の構成例を示す図である。 光学ブロックの構成例を示す図である。 光学ブロックの動作を示す図である。 光学ブロックの冷却機構を示す図である。 光学ブロックの冷却機構を示す図である。
以下、実施の形態を図面を参照して説明する。図1は映像表示装置の構成例を示す図である。映像表示装置1は、映像信号を生成して表示する映像処理部20と、映像処理部20内の冷却対象部品20−1〜20−nを冷却する冷却機構部10とを備える。映像表示装置1は、例えば、プロジェクタ装置に該当する。
冷却機構部10は、受熱プレート10a−1〜10a−n、熱伝導部材10b−1〜10b−n、冷却器10cおよび循環温調器10dを備える。
受熱プレート10a−1〜10a−nは、冷却対象部品20−1〜20−nに設置して、冷却対象部品20−1〜20−nで発生した熱を受熱する。熱伝導部材10b−1〜10b−nは、受熱プレート10a−1〜10a−nと冷却器10cとを接続し、受熱プレート10a−1〜10a−nの熱を冷却器10cへ伝導する。
冷却器10cは、熱伝導部材10b−1〜10b−nで伝導される熱を、循環温調器10dから送られた冷却用液体で冷却する。循環温調器10dは、冷却用液体の液温が一定温度になるように管理し、冷却器10cとの間で冷却用液体を循環させる。なお、冷却用液体は、管路10d−1を通じて冷却器10cへ送られ、管路10d−2を通じて循環温調器10dへ戻される。
このように、映像表示装置1では、冷却対象部品に受熱プレートを設置し、循環温調器と接続した冷却器へ、熱伝導部材を介して熱を伝導して、冷却対象部品を冷却する構成とした。
これにより、冷却に外気を用いないので、従来の空冷ファンおよび防塵フィルタを使用していた場合のメンテナンスが不要となり、保守点検の工数が大幅に削減することが可能になる。また、外気温変動に影響されない安定した冷却を維持することが可能になる。
次に映像表示装置1内の光学ブロックの構成について説明する。図2は光学ブロックの構成例を示す図である。LCOS(Liquid Crystal On Silicon)方式の光学ブロック2を示しており、光学ブロック2は、T字型プリズム構造を形成している。
光学ブロック2は、反射型液晶パネルとして、赤色(R)反射型LCD(Liquid Crystal Display)20r、緑色(G)反射型LCD20gおよび青色(B)反射型LCD20bを備えている。
赤色反射型LCD20rの周辺には、プレPBS(Polarization Beam Splitter:偏光ビームスプリッタ)21r、メインPBS22r、ポストPBS23rおよびバッファプリズム24rの各種プリズムが配置されている。
また、プレPBS21rの入射面には、トリミングフィルタ21r−1が設けられ、プレPBS21rの出射面には、1/2波長板21r−2が設けられている。さらに、メインPBS22rと赤色反射型LCD20rとの間には、1/4波長板22r−1が設けられている。
緑色反射型LCD20gの周辺には、プレPBS21g、メインPBS22g、ポストPBS23gおよびバッファプリズム24gの各種プリズムが配置されている。
また、プレPBS21gの入射面には、トリミングフィルタ21g−1が設けられ、プレPBS21gの出射面には、1/2波長板21g−2が設けられている。さらに、メインPBS22gと緑色反射型LCD20gとの間には、1/4波長板22g−1が設けられている。
青色反射型LCD20bの周辺には、プレPBS21b、メインPBS22b、ポストPBS23bおよびバッファプリズム24bの各種プリズムが配置されている。
また、プレPBS21bの入射面には、トリミングフィルタ21b−1が設けられ、プレPBS21bの出射面には、1/2波長板21b−2が設けられている。さらに、メインPBS22bと青色反射型LCD20bとの間には、1/4波長板22b−1が設けられている。
一方、緑色光と青色光とを分離するダイクロイックミラー25と、偏光変換後の赤色光、緑色光および青色光を結合して出射する4pプリズム26が備えられている。また、4pプリズム26とバッファプリズム24rとの間に、1/2波長板24r−1が設けられている。
さらに、4pプリズム26とバッファプリズム24bとの間に、1/2波長板24b−1が設けられている。また、4pプリズム26の出射面には、1/4波長板26aが設けられている。
さらにまた、赤色反射型LCD20r、緑色反射型LCD20gおよび青色反射型LCD20bには、それぞれヒートシンク20r−1、20g−1、20b−1が設置されている。
ヒートシンク20r−1の一方の平坦面は、赤色反射型LCD20rに接着し、他方の面には、放熱のための櫛状のフィンが設けられている。同様にして、ヒートシンク20g−1の一方の平坦面は、緑色反射型LCD20gに接着し、他方の面には、櫛状のフィンが設けられ、ヒートシンク20b−1の一方の平坦面は、青色反射型LCD20bに接着し、他方の面には、櫛状のフィンが設けられている。ヒートシンク20r−1、20g−1、20b−1の材質は、例えば、銅やアルミニウムである。
次に光学ブロック2の動作について説明する。図3は光学ブロックの動作を示す図である。光学ブロック2では、コントラストを上げるために、P波からS波へ、またはS波からP波への変換を行って偏光を揃えている。
赤色光(R)の光路としては、まず、プレPBS21rに、赤色光が入射する。このとき、プレPBS21rの入射面に設けられているトリミングフィルタ21r−1は、入射赤色光から不要波長成分の光をカットする。
プレPBS21rは、トリミングフィルタ21r−1通過後の赤色光から、P波以外の光を反射し(図中、点線矢印)、P波の赤色光のみを透過する。プレPBS21rの出射面に設けられている1/2波長板21r−2は、プレPBS21rから出射されたP波の赤色光をS波の赤色光に変換して、メインPBS22rへ入射する。
メインPBS22rは、S波の赤色光を赤色反射型LCD20rに向けて反射する。赤色反射型LCD20rは、S波の赤色光をP波の赤色光に変換して反射する。
このとき、メインPBS22rと赤色反射型LCD20rとの間に設けられている1/4波長板22r−1は、メインPBS22rで反射したS波の赤色光を透過して、赤色反射型LCD20rに入射させる。また、赤色反射型LCD20rで空間変調されてP波に変換された赤色光を透過して、再びメインPBS22rへ入射させる。
赤色反射型LCD20rで生成されたP波の赤色光は、メインPBS22r、ポストPBS23r、バッファプリズム24rを透過する。そして、4pプリズム26とバッファプリズム24rとの間に設けられている1/2波長板24r−1は、バッファプリズム24rから出射されたP波の赤色光をS波に変換して、4pプリズム26へ入射する。
4pプリズム26へ入射したS波の赤色光は、4pプリズム26で反射し、1/4波長板26aを透過して、図示しない投射レンズへ向けて出射される(図中のR(S))。
また、緑色光(G)の光路としては、まず、ダイクロイックミラー25に緑色光と青色光の混合光が入射することで、緑色光は反射し、青色光は透過することで、緑色光と青色光とが分離される。
反射した緑色光は、プレPBS21gに入射する。このとき、プレPBS21gの入射面に設けられているトリミングフィルタ21g−1は、入射緑色光から不要波長成分の光をカットする。
プレPBS21gは、トリミングフィルタ21g−1通過後の緑色光から、P波以外の光を反射し(図中、点線矢印)、P波の緑色光のみを透過する。プレPBS21gの出射面に設けられている1/2波長板21g−2は、プレPBS21gから出射されたP波の緑色光をS波の緑色光に変換して、メインPBS22gへ入射する。
メインPBS22gは、S波の緑色光を緑色反射型LCD20gに向けて反射する。緑色反射型LCD20gは、S波の緑色光をP波の緑色光に変換して反射する。
このとき、メインPBS22gと緑色反射型LCD20gとの間に設けられている1/4波長板22g−1は、メインPBS22gで反射したS波の緑色光を透過して、緑色反射型LCD20gに入射させる。また、緑色反射型LCD20gで空間変調されてP波に変換された緑色光を透過して、再びメインPBS22gへ入射させる。
緑色反射型LCD20gで生成されたP波の緑色光は、メインPBS22g、ポストPBS23g、バッファプリズム24gを透過する。そして、バッファプリズム24gから出射されたP波の緑色光は、4pプリズム26へ入射する。
4pプリズム26へ入射したP波の緑色光は、4pプリズム26および1/4波長板26aを透過して、図示しない投射レンズへ向けて出射される(図中のG(P))。
一方、青色光(B)の光路としては、まず、ダイクロイックミラー25に緑色光と青色光の混合光が入射することで、緑色光は反射し、青色光は透過することで、緑色光と青色光とが分離される。
透過した青色光は、プレPBS21bに入射する。このとき、プレPBS21bの入射面に設けられているトリミングフィルタ21b−1は、入射青色光から不要波長成分の光をカットする。
プレPBS21bは、トリミングフィルタ21b−1通過後の青色光から、P波以外の光を反射し(図中、点線矢印)、P波の青色光のみを透過する。プレPBS21bの出射面に設けられている1/2波長板21b−2は、プレPBS21bから出射されたP波の青色光をS波の青色光に変換して、メインPBS22bへ入射する。
メインPBS22bは、S波の青色光を青色反射型LCD20bに向けて反射する。青色反射型LCD20bは、S波の青色光をP波の青色光に変換して反射する。
このとき、メインPBS22bと青色反射型LCD20bとの間に設けられている1/4波長板22b−1は、メインPBS22bで反射したS波の青色光を透過して、青色反射型LCD20bに入射させる。また、青色反射型LCD20bで空間変調されてP波に変換された青色光を透過して、再びメインPBS22bへ入射させる。
青色反射型LCD20bで生成されたP波の青色光は、メインPBS22b、ポストPBS23b、バッファプリズム24bを透過する。そして、4pプリズム26とバッファプリズム24bとの間に設けられている1/2波長板24b−1は、バッファプリズム24bから出射されたP波の青色光をS波に変換して、4pプリズム26へ入射する。
4pプリズム26へ入射したS波の青色光は、4pプリズム26で反射し、1/4波長板26aを透過して、図示しない投射レンズへ向けて出射される(図中のB(S))。
次に上記の光学ブロック2に対する従来の冷却機構について説明する。図4は光学ブロックの冷却機構を示す図である。プロジェクタ装置における、空冷ファン51r、51g、51bと防塵フィルタ52を用いた従来の冷却機構を示している。
なお、図4は、光学ブロック2の近傍に空冷ファン51r、51g、51bと防塵フィルタ52とを配置して、図2をA方向から見た図である(したがって、4pプリズム26からの出射光は、紙面上方向へ出射されることになる)。
赤色光反射型LCD20rの近傍には、空冷ファン51rが配置し、緑色光反射型LCD20gの近傍には、空冷ファン51gが配置し、青色光反射型LCD20bの近傍には、空冷ファン51bが配置している。また、空冷ファン51r、51g、51bのそれぞれの吸気側には、防塵フィルタ52が配置している。
従来の冷却機構では、防塵フィルタ52で塵挨を除去した後の空気を使用して、空冷ファン51r、51g、51bから発生させた冷却風を、所定部品(ヒートシンクなど)に当てて冷却する構成である。
しかし、このような冷却機構では、以下のような課題があった。
・防塵フィルタ52の定期的な交換・清掃が必要となる。
・防塵フィルタ52を使用しても、気化した油や煙草等の非常に小さいゴミの除去は困難である。また、自動清掃システムやフィルタ巻き取りシステム等の自動化をしても、小さいゴミの除去の根本対策にはならない。
・防塵フィルタ52で除去できないゴミが、各光学部品の光路に付着した場合、輝度が低下するので、光学部品の定期的な清掃が必要になる。
・防塵フィルタ52は、徐々に目詰まりしていくので、これと同時に光学部品も温度上昇していき、安定した冷却が維持できず、光学性能が低下する。また、空冷ファンの冷却では、外気温度に影響されるので、安定した冷却を維持できない。
・防塵フィルタ52の近傍に設置される空冷ファン51r、51g、51bの防音対策が取り難く、ファンノイズが発生する。
本技術はこのような点に鑑みてなされたものであり、外気を取り込まない冷却機構を備えて、保守点検の工数を削減し、安定した冷却を行う映像表示装置および冷却システムを提供するものである。
次に映像表示装置1の冷却機構について説明する。図5は光学ブロックの冷却機構を示す図である。映像表示装置1内の光学ブロック2における本技術の冷却機構(冷却システム)を示している。
本技術の熱輸送型の冷却システム10−1は、受熱プレート11−1〜11−18(総称する場合は、受熱プレート11と呼ぶ)、ヒートパイプ(熱伝導部材)12、水冷ジャケット(冷却器)13およびサーモチラー(循環温調器)14を有している。
また、冷却対象部品(液晶パネルやPBS)、受熱プレート11−1〜11−18、ヒートパイプ12および水冷ジャケット13は、密閉壁(または密閉・断熱壁)30で覆われている。密閉壁30は、例えば、透明なガラスやプラスチック材質で形成される。
受熱プレート11は、冷却が必要とされる光学部品や液晶パネル等に接着剤等で直接貼り付けられる。ここで、一般的には、透過率が高く光損失が低い光学部品は、熱が溜まりにくいが、透過率が低く光損失が高い光学部品は、熱が溜まりやすい。
熱が溜まりやすい光学部品としては、例えば、PBSがある。PBSは、複数のプリズムをフィルムで貼り付けた構成であるので、フィルム部分に熱が溜まりやすい。また、反射型LCDのような液晶パネルも熱が溜まりやすい。
したがって、受熱プレート11を貼り付ける光学ブロック2内の各部品(冷却対象部品)としては、PBSおよび反射型LCDが挙げられる。以下、図5における受熱プレート11の貼り付け箇所を示す(なお、ヒートシンクは不要となる)。
赤色光路に対する貼り付け箇所としては、受熱プレート11−1、11−2は、プレPBS21rに貼り付けられる。受熱プレート11−3は、メインPBS22rに貼り付けられる。受熱プレート11−4は、赤色反射型LCD20rに貼り付けられる。受熱プレート11−5、11−6は、ポストPBS23rに貼り付けられる。
また、緑色光路に対する貼り付け箇所としては、受熱プレート11−7、11−8は、プレPBS21gに貼り付けられる。受熱プレート11−9は、メインPBS22gに貼り付けられる。受熱プレート11−10は、緑色反射型LCD20gに貼り付けられる。受熱プレート11−11、11−12は、ポストPBS23gに貼り付けられる。
さらに、青色光路の貼り付け箇所としては、受熱プレート11−13、11−14は、プレPBS21bに貼り付けられる。受熱プレート11−15は、メインPBS22bに貼り付けられる。受熱プレート11−16は、緑色反射型LCD20bに貼り付けられる。受熱プレート11−17、11−18は、ポストPBS23bに貼り付けられる。
なお、上記の受熱プレート11−1〜11−18を、各光学部品に貼り付ける場合は、光路を遮らない箇所に貼り付けることになる。また、受熱プレート11としては、熱伝導性の高い材料として、例えば、銅またはアルミのプレートを使用する。
一方、ヒートパイプ12は、受熱プレート11−1〜11−18それぞれに対して設けられる。したがって、図5の場合は、18本のヒートパイプ12がそれぞれ受熱プレート11−1〜11−18と接続することになる。
受熱プレート11−1〜11−18と水冷ジャケット13は、ヒートパイプ12を介して互いに接続する。ヒートパイプ12は、高熱伝導部材であって、受熱プレート11−1〜11−18で受けた熱を水冷ジャケット13へ輸送する(図中の点線矢印方向は、熱が輸送される方向を示している)。
水冷ジャケット13は、循環液(例えば、水)の入力部INと出力部OUTを備える。サーモチラー14から送られた循環液は、入力部INを通じて水冷ジャケット13内部に入り、ヒートパイプ12を介して輸送された熱が冷却される。また、冷却に使用された循環液は、出力部OUTを通じてサーモチラー14へ送られる。
サーモチラー14は、冷却用液体である水の液温を管理しながら循環させることで、冷却対象の温度を一定に保つ。冷却用の水は、水流管路14−1を通じて水冷ジャケット13へ送られ、水流管路14−2を通じてサーモチラー14へ戻される。また、サーモチラー14の内部には、冷媒と水を循環させる回路が含まれ、該回路を通して冷媒と水とが熱交換を行っている。
このように、映像表示装置1における冷却機構(冷却システム10−1)では、プリズム等の冷却対象の光学部品に受熱プレート11を直接貼り付け、サーモチラー14と接続した水冷ジャケット13へ、ヒートパイプ12を介して熱を輸送して、冷却対象部品を冷却する構成とした。
このような構成により、空冷ファンおよび防塵フィルタが不要となるので、空冷時に行っていたメンテナンスは不要となり、ファンノイズも生じない。また、外気温が変化しても、循環液は常に一定温度に保たれるので、光学部品の温度は常に一定に維持され、光学性能を確保することが可能になる。なお、プロジェクタセットには、光学部品を冷却するファン以外にも電源や基板等を冷却するファンがある。しかし、セット全体のファンノイズについては、光学用のファンが支配的な場合が多いので、光学用ファンが不要になることにより、ファンノイズは大幅に低減し、静音化に大きく貢献する。
さらに、熱輸送型の冷却システム10−1では、外気を取り込む機構ではないので、防塵フィルタを不要としただけでなく、光学ブロック2を密閉構造化することができる。このため、微小な塵挨などのゴミの混入がなく、光学部品へのゴミの付着を格段に抑制することが可能になる。
さらにまた、熱輸送型の冷却システム10−1では、冷却対象部品に受熱プレートを貼り付けて冷却するので、特定の冷却対象部品に的を絞って集中して冷却することができる。このため、空冷ファンによる冷却と比べて、発熱箇所に対してより効率よく冷却することが可能になる。
なお、本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1) 映像信号を生成して表示する映像処理部と、
前記映像処理部内の冷却対象部品を冷却する冷却機構部とを備え、
前記冷却機構部は、
前記冷却対象部品に設置して、前記冷却対象部品で発生した熱を受熱する受熱プレートと、
前記受熱プレートの熱を伝導する熱伝導部材と、
前記熱伝導部材で伝導される熱を冷却用液体で冷却する冷却器と、
前記冷却用液体の液温が一定温度になるように管理しながら、前記冷却器との間で前記冷却用液体を循環させる循環温調器と、
を有する映像表示装置。
(2) 前記受熱プレートは、前記映像処理部内の前記冷却対象部品である液晶パネルおよび偏光ビームスプリッタのプリズムの少なくとも一方に直接接着される前記(1)記載の映像表示装置。
(3) 前記映像処理部内の前記冷却対象部品、前記受熱プレート、前記熱伝導部材および前記冷却器は、密閉構造化される前記(1)または(2)記載の映像表示装置。
(4) 冷却対象部品に設置して、前記冷却対象部品で発生した熱を受熱する受熱プレートと、
前記受熱プレートの熱を伝導する熱伝導部材と、
前記熱伝導部材で伝導される熱を冷却用液体で冷却する冷却器と、
前記冷却用液体の液温が一定温度になるように管理しながら、前記冷却器との間で前記冷却用液体を循環させる循環温調器と、
を有する冷却システム。
(5) 前記冷却対象部品、前記受熱プレート、前記熱伝導部材および前記冷却器は、密閉構造化される前記(4)記載の冷却システム。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
1……映像表示装置、10……冷却機構部、10a−1〜10a−n……受熱プレート、10b−1〜10b−n……熱伝導部材、10c……冷却器、10d……循環温調器、10d−1、10d−2……管路、20……映像処理部、20−1〜20−n……冷却対象部品

Claims (5)

  1. 映像信号を生成して表示する映像処理部と、
    前記映像処理部内の冷却対象部品を冷却する冷却機構部とを備え、
    前記冷却機構部は、
    前記冷却対象部品に設置して、前記冷却対象部品で発生した熱を受熱する受熱プレートと、
    前記受熱プレートの熱を伝導する熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材で伝導される熱を冷却用液体で冷却する冷却器と、
    前記冷却用液体の液温が一定温度になるように管理しながら、前記冷却器との間で前記冷却用液体を循環させる循環温調器と、
    を有する映像表示装置。
  2. 前記受熱プレートは、前記映像処理部内の前記冷却対象部品である液晶パネルおよび偏光ビームスプリッタのプリズムの少なくとも一方に直接接着される請求項1記載の映像表示装置。
  3. 前記映像処理部内の前記冷却対象部品、前記受熱プレート、前記熱伝導部材および前記冷却器は、密閉構造化される請求項1記載の映像表示装置。
  4. 冷却対象部品に設置して、前記冷却対象部品で発生した熱を受熱する受熱プレートと、
    前記受熱プレートの熱を伝導する熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材で伝導される熱を冷却用液体で冷却する冷却器と、
    前記冷却用液体の液温が一定温度になるように管理しながら、前記冷却器との間で前記冷却用液体を循環させる循環温調器と、
    を有する冷却システム。
  5. 前記冷却対象部品、前記受熱プレート、前記熱伝導部材および前記冷却器は、密閉構造化される請求項4記載の冷却システム。
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