JP2002131541A - 偏光板およびそれを用いた液晶プロジェクタ - Google Patents
偏光板およびそれを用いた液晶プロジェクタInfo
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- JP2002131541A JP2002131541A JP2000323422A JP2000323422A JP2002131541A JP 2002131541 A JP2002131541 A JP 2002131541A JP 2000323422 A JP2000323422 A JP 2000323422A JP 2000323422 A JP2000323422 A JP 2000323422A JP 2002131541 A JP2002131541 A JP 2002131541A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏光板の冷却性能を高め温度むらを低減し
て、高輝度化、低騒音化を図り、さらに色むらや輝度む
らの低減された鮮明で良好な映像が得られる液晶プロジ
ェクタを提供する。 【解決手段】 所定の偏光成分を偏光膜2裏面に反射膜
3を備えて反射し、不要偏光を吸収する偏光板の裏面に
放熱部材5を備えて、液晶プロジェクタの偏光子16や
検光子17として用いる。
て、高輝度化、低騒音化を図り、さらに色むらや輝度む
らの低減された鮮明で良好な映像が得られる液晶プロジ
ェクタを提供する。 【解決手段】 所定の偏光成分を偏光膜2裏面に反射膜
3を備えて反射し、不要偏光を吸収する偏光板の裏面に
放熱部材5を備えて、液晶プロジェクタの偏光子16や
検光子17として用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、偏光機能を有す
る偏光板、および偏光板を備えた液晶パネルを用いて画
像を投写する液晶プロジェクタに関するものである。
る偏光板、および偏光板を備えた液晶パネルを用いて画
像を投写する液晶プロジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタは、一対の基板内に液
晶を封入してなる液晶パネルを用いて画像を表示させ、
この液晶パネルの表示像を投写レンズによりスクリーン
面に拡大投写する。液晶パネルは通常一対の偏光板と共
に使用され、液晶パネルの光入射側に配置される偏光板
は偏光子と呼ばれ、液晶パネルの光出射側に配置される
偏光板は検光子と呼ばれる。図9は、例えば特開平10
−186548号公報に示された従来の液晶プロジェク
タの構成を示す概略図である。図において、6B、6
G、6Rは入射側偏光板、7B、7G、7Rは液晶パネ
ル、8B、8G、8Rは出射側偏光板、9は反射鏡を備
えた光源、10は紫外赤外カットフィルター、11、1
2はインテグレーターレンズ、13は偏光変換素子、1
4は全反射鏡、15は色分離手段、18は色合成手段、
19は投写レンズ、100は概ね偏光がそろった光束を
示す。
晶を封入してなる液晶パネルを用いて画像を表示させ、
この液晶パネルの表示像を投写レンズによりスクリーン
面に拡大投写する。液晶パネルは通常一対の偏光板と共
に使用され、液晶パネルの光入射側に配置される偏光板
は偏光子と呼ばれ、液晶パネルの光出射側に配置される
偏光板は検光子と呼ばれる。図9は、例えば特開平10
−186548号公報に示された従来の液晶プロジェク
タの構成を示す概略図である。図において、6B、6
G、6Rは入射側偏光板、7B、7G、7Rは液晶パネ
ル、8B、8G、8Rは出射側偏光板、9は反射鏡を備
えた光源、10は紫外赤外カットフィルター、11、1
2はインテグレーターレンズ、13は偏光変換素子、1
4は全反射鏡、15は色分離手段、18は色合成手段、
19は投写レンズ、100は概ね偏光がそろった光束を
示す。
【0003】次に、動作について説明する。まず、反射
鏡を備えた光源9から出射された光束のうち可視光以外
の利用されない成分は紫外赤外カットフィルター10に
より除去される。次に紫外赤外カットフィルター10を
透過した光束はインテグレーターレンズ11、12によ
り平面分割されて、液晶パネル7B、7G、7R上で重
ね合わされる。インテグレータレンズ12の直後には偏
光変換素子13が設置されている。偏光変換素子13
は、例えば特開平09−311297号公報にその詳細
が記載されるように、無偏光の入射光束から概ね偏光が
そろった光束100を生成する。この光束100が、光
の波長に応じて透過、反射を行う2個の色分離素子15
により青(B)、緑(G)、赤(R)の三色の光束に分
離される。色分離された光束は、偏光子として機能する
入射側偏光板6B、6G、6Rにより十分な偏光度を持
つ直線偏光になる。生成された直線偏光が液晶パネル7
B、7G、7Rにおいて変調され、検光子として機能す
る出射側偏光板8B、8G、8Rにより検光される。な
お、これらの入射側偏光板6B、6G、6R及び出射側
偏光板8B、8G、8Rはガラス基板上に偏光膜を貼り
付けたものである。この様に検光された3色の光束は色
合成手段18により合成され、投写レンズ19により図
示されていないスクリーン上に映像として映し出され
る。なお、偏光変換素子13において所望の向きに偏光
されなかった成分、および、液晶パネル7(7B、7
G、7R)の出射光のうち画像形成に寄与しない成分は
それぞれ、入射側偏光板6(6B、6G、6R)、出射
側偏光板8(8B、8G、8R)で吸収される。
鏡を備えた光源9から出射された光束のうち可視光以外
の利用されない成分は紫外赤外カットフィルター10に
より除去される。次に紫外赤外カットフィルター10を
透過した光束はインテグレーターレンズ11、12によ
り平面分割されて、液晶パネル7B、7G、7R上で重
ね合わされる。インテグレータレンズ12の直後には偏
光変換素子13が設置されている。偏光変換素子13
は、例えば特開平09−311297号公報にその詳細
が記載されるように、無偏光の入射光束から概ね偏光が
そろった光束100を生成する。この光束100が、光
の波長に応じて透過、反射を行う2個の色分離素子15
により青(B)、緑(G)、赤(R)の三色の光束に分
離される。色分離された光束は、偏光子として機能する
入射側偏光板6B、6G、6Rにより十分な偏光度を持
つ直線偏光になる。生成された直線偏光が液晶パネル7
B、7G、7Rにおいて変調され、検光子として機能す
る出射側偏光板8B、8G、8Rにより検光される。な
お、これらの入射側偏光板6B、6G、6R及び出射側
偏光板8B、8G、8Rはガラス基板上に偏光膜を貼り
付けたものである。この様に検光された3色の光束は色
合成手段18により合成され、投写レンズ19により図
示されていないスクリーン上に映像として映し出され
る。なお、偏光変換素子13において所望の向きに偏光
されなかった成分、および、液晶パネル7(7B、7
G、7R)の出射光のうち画像形成に寄与しない成分は
それぞれ、入射側偏光板6(6B、6G、6R)、出射
側偏光板8(8B、8G、8R)で吸収される。
【0004】このように、不要偏光を吸収して除去する
機能を有する偏光板6、8では、光を吸収することによ
り発熱し、特性を維持するために強制的に冷却するもの
であり、例えば、特開平11−52324号公報に記載
されるように、液晶パネル7とその入出射側偏光板6、
8の間の隙間に冷却ファンを用いて空気を送り込み、表
面から直接熱を奪い取るという手法が用いられている。
また、偏光板6、8の中で発熱量が多いものの冷却には
熱を周辺に拡散させる構造が用いられている。この一つ
には、例えば特開平11−337919号公報に記載さ
れた偏光板では、ガラス基板として熱伝導率が比較的高
いサファイヤガラス等の光学的に透明な媒質を用いてい
るものがある。他にも、特開平03−174134号公
報に記載されているように透明な液体セルに偏光膜を貼
り付けた偏光板6、8などがある。更に、例えば特開平
11−295660号公報に記載されているように、液
晶パネルの入出射側に設置する偏光板に、不要偏光を反
射する光反射型の偏光板を用いて、偏光板における発熱
を減少させた液晶プロジェクタが提案されている。
機能を有する偏光板6、8では、光を吸収することによ
り発熱し、特性を維持するために強制的に冷却するもの
であり、例えば、特開平11−52324号公報に記載
されるように、液晶パネル7とその入出射側偏光板6、
8の間の隙間に冷却ファンを用いて空気を送り込み、表
面から直接熱を奪い取るという手法が用いられている。
また、偏光板6、8の中で発熱量が多いものの冷却には
熱を周辺に拡散させる構造が用いられている。この一つ
には、例えば特開平11−337919号公報に記載さ
れた偏光板では、ガラス基板として熱伝導率が比較的高
いサファイヤガラス等の光学的に透明な媒質を用いてい
るものがある。他にも、特開平03−174134号公
報に記載されているように透明な液体セルに偏光膜を貼
り付けた偏光板6、8などがある。更に、例えば特開平
11−295660号公報に記載されているように、液
晶パネルの入出射側に設置する偏光板に、不要偏光を反
射する光反射型の偏光板を用いて、偏光板における発熱
を減少させた液晶プロジェクタが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶プロジェク
タは以上のように構成されているが、近年、画像情報を
より鮮明に投写するために高解像度の液晶パネルを用
い、さらには高輝度化が促進されている。このため、高
輝度化に伴って光源で用いるランプの出力も大きくな
り、高性能な冷却構造は重要課題である。上述した冷却
ファンを用いて偏光板6、8を冷却する手法では、冷却
性能を高める為に、他の電子部品の放熱に用いられる金
属製のフィンなどを偏光板6、8の表面に設けて放熱面
積を広げることができない。これは光路上に配置される
偏光板6、8には、影となるようなものを表面に設置す
ることが出来ないからである。従って、冷却性能を高め
る為には冷却ファンで吹き付ける空気の風速を上げるし
かなく、それに伴なうファン騒音の増大を引き起こす。
また、偏光板6、8上での冷却風速に偏りが生じやすい
為、偏光板面内で温度差が生じ、偏光板面内での光透過
率の違いを引き起こし、映像に色むらや輝度むらが生じ
る等の問題点があった。
タは以上のように構成されているが、近年、画像情報を
より鮮明に投写するために高解像度の液晶パネルを用
い、さらには高輝度化が促進されている。このため、高
輝度化に伴って光源で用いるランプの出力も大きくな
り、高性能な冷却構造は重要課題である。上述した冷却
ファンを用いて偏光板6、8を冷却する手法では、冷却
性能を高める為に、他の電子部品の放熱に用いられる金
属製のフィンなどを偏光板6、8の表面に設けて放熱面
積を広げることができない。これは光路上に配置される
偏光板6、8には、影となるようなものを表面に設置す
ることが出来ないからである。従って、冷却性能を高め
る為には冷却ファンで吹き付ける空気の風速を上げるし
かなく、それに伴なうファン騒音の増大を引き起こす。
また、偏光板6、8上での冷却風速に偏りが生じやすい
為、偏光板面内で温度差が生じ、偏光板面内での光透過
率の違いを引き起こし、映像に色むらや輝度むらが生じ
る等の問題点があった。
【0006】また、高熱伝導媒質や透明な液体セルを用
いた偏光板は高価であり、大幅なコストアップを招く。
その他にも、発熱そのものを減らす為に不要偏光を反射
する反射型偏光板を用いると、不要偏光の反射がコント
ラスト悪化の原因となる。また通常、屈折率の異方性を
利用して直線偏光を分離する反射型偏光板では偏光膜に
多層膜を用い、十分な直線偏光度を持つ光速が得られな
いという問題点もあった。
いた偏光板は高価であり、大幅なコストアップを招く。
その他にも、発熱そのものを減らす為に不要偏光を反射
する反射型偏光板を用いると、不要偏光の反射がコント
ラスト悪化の原因となる。また通常、屈折率の異方性を
利用して直線偏光を分離する反射型偏光板では偏光膜に
多層膜を用い、十分な直線偏光度を持つ光速が得られな
いという問題点もあった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るために成されたものであって、不要偏光を吸収する偏
光板で、コスト増加を招くことなく冷却能力を向上出来
る構造を提供することを目的する。さらに、この偏光板
を用いて液晶プロジェクタの高輝度化、低騒音化を促進
することを目的とする。
るために成されたものであって、不要偏光を吸収する偏
光板で、コスト増加を招くことなく冷却能力を向上出来
る構造を提供することを目的する。さらに、この偏光板
を用いて液晶プロジェクタの高輝度化、低騒音化を促進
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載の偏光板は、入射した光の所定の偏光成分を透過さ
せ他を吸収する偏光膜を基板表面に形成したものであっ
て、上記偏光膜の上記基板側表面に形成され、上記偏光
膜を透過した偏光成分を反射して該偏光膜の裏面側より
再度透過させて外部へ出射する為の反射膜と、上記基板
に密着形成され上記偏光膜を冷却する為の放熱部材とを
備えたものである。
記載の偏光板は、入射した光の所定の偏光成分を透過さ
せ他を吸収する偏光膜を基板表面に形成したものであっ
て、上記偏光膜の上記基板側表面に形成され、上記偏光
膜を透過した偏光成分を反射して該偏光膜の裏面側より
再度透過させて外部へ出射する為の反射膜と、上記基板
に密着形成され上記偏光膜を冷却する為の放熱部材とを
備えたものである。
【0009】またこの発明に係る請求項2記載の偏光板
は、請求項1において、放熱部材としてヒートシンクを
基板に密着して設置したものである。
は、請求項1において、放熱部材としてヒートシンクを
基板に密着して設置したものである。
【0010】またこの発明に係る請求項3記載の偏光板
は、請求項1または2において、基板が放熱部材を兼用
したものである。
は、請求項1または2において、基板が放熱部材を兼用
したものである。
【0011】またこの発明に係る請求項4記載の液晶プ
ロジェクタは、光源と、液晶パネルと、該液晶パネルの
光入射側の偏光板および光出射側の偏光板とを備えて、
上記光源からの光を上記レンズおよび上記偏光板を介し
て上記液晶パネルを通過させ、投影するようにしたもの
であって、上記入射側偏光板、上記出射側偏光板の一方
あるいは双方に請求項1〜3のいずれかに記載の偏光板
を用いたものである。
ロジェクタは、光源と、液晶パネルと、該液晶パネルの
光入射側の偏光板および光出射側の偏光板とを備えて、
上記光源からの光を上記レンズおよび上記偏光板を介し
て上記液晶パネルを通過させ、投影するようにしたもの
であって、上記入射側偏光板、上記出射側偏光板の一方
あるいは双方に請求項1〜3のいずれかに記載の偏光板
を用いたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による偏光板の構造を示す断面図である。
図において、1は反射防止膜、2は偏光膜、3は反射
膜、4は基板、5は放熱部材である。図に示すように、
ガラス基板等の基板4上に、偏光を反射する反射膜3が
形成され、その上に、特定の偏光成分を透過し不要偏光
を吸収する偏光膜2が形成される。さらに、この偏光膜
2の上には光束の入射角に応じて最適化された反射防止
膜1が形成されている。また、放熱部材5は基板4裏面
に密着形成され、不要偏光の吸収により発熱している偏
光膜2を反射膜3および基板4を介して冷却する。放熱
部材5は熱伝導性の良好な材質から成り、図に示すよう
に、放熱面積が十分確保できる形状で構成される。
実施の形態1による偏光板の構造を示す断面図である。
図において、1は反射防止膜、2は偏光膜、3は反射
膜、4は基板、5は放熱部材である。図に示すように、
ガラス基板等の基板4上に、偏光を反射する反射膜3が
形成され、その上に、特定の偏光成分を透過し不要偏光
を吸収する偏光膜2が形成される。さらに、この偏光膜
2の上には光束の入射角に応じて最適化された反射防止
膜1が形成されている。また、放熱部材5は基板4裏面
に密着形成され、不要偏光の吸収により発熱している偏
光膜2を反射膜3および基板4を介して冷却する。放熱
部材5は熱伝導性の良好な材質から成り、図に示すよう
に、放熱面積が十分確保できる形状で構成される。
【0013】このように構成される偏光板は、入射光の
内、偏光膜2を透過した偏光成分を偏光膜2の裏面(基
板4側表面)に形成された反射膜3で反射させ、偏光膜
2の裏面側から再度透過させて用い、不要偏光を偏光膜
2で吸収する。偏光板裏面には放熱部材5が備えられ
て、偏光膜2を冷却する。偏光板の裏面側には光が透過
しないため、裏面側に設けられる放熱部材5は、透明で
ある必要はなく、アルミ、銅など広く用いられている高
熱伝導材質を用いることができ、また放熱面積の拡大お
よび放熱部材表面での熱伝達の改善も容易となる。これ
により、騒音の発生を抑制しつつ高い冷却性能で偏光板
が冷却でき、高いエネルギーをもつ光束から偏光を作る
場合においても偏光板の温度による劣化を抑制すること
がことが容易になる。また、放熱部材5に高熱伝導材質
を用いることにより、偏光板全体の温度をほぼ均一に保
つことが可能となり、温度差に起因する光透過率の面内
での変化を抑制でき、例えば液晶プロジェクタに用いた
場合、映像における色むらや輝度むらの発生を防止して
表示性能を向上させる。また、偏光板表面には反射防止
膜1が形成され、不要偏光の反射が防止できてコントラ
ストが良好となり、また十分な光量も確保できる。
内、偏光膜2を透過した偏光成分を偏光膜2の裏面(基
板4側表面)に形成された反射膜3で反射させ、偏光膜
2の裏面側から再度透過させて用い、不要偏光を偏光膜
2で吸収する。偏光板裏面には放熱部材5が備えられ
て、偏光膜2を冷却する。偏光板の裏面側には光が透過
しないため、裏面側に設けられる放熱部材5は、透明で
ある必要はなく、アルミ、銅など広く用いられている高
熱伝導材質を用いることができ、また放熱面積の拡大お
よび放熱部材表面での熱伝達の改善も容易となる。これ
により、騒音の発生を抑制しつつ高い冷却性能で偏光板
が冷却でき、高いエネルギーをもつ光束から偏光を作る
場合においても偏光板の温度による劣化を抑制すること
がことが容易になる。また、放熱部材5に高熱伝導材質
を用いることにより、偏光板全体の温度をほぼ均一に保
つことが可能となり、温度差に起因する光透過率の面内
での変化を抑制でき、例えば液晶プロジェクタに用いた
場合、映像における色むらや輝度むらの発生を防止して
表示性能を向上させる。また、偏光板表面には反射防止
膜1が形成され、不要偏光の反射が防止できてコントラ
ストが良好となり、また十分な光量も確保できる。
【0014】また、放熱部材5としてヒートシンクを基
板4に密着して設置しても良く、容易に高い冷却性能が
得られる。ヒートシンクはファン付きヒートシンク、液
冷ヒートシンク等でも良い。また、放熱部材5には放熱
フィン、ヒートパイプを用いた放熱器、電子冷却器など
を用いても良い。
板4に密着して設置しても良く、容易に高い冷却性能が
得られる。ヒートシンクはファン付きヒートシンク、液
冷ヒートシンク等でも良い。また、放熱部材5には放熱
フィン、ヒートパイプを用いた放熱器、電子冷却器など
を用いても良い。
【0015】また、上記実施の形態1では、基板4裏面
に放熱部材5を密着形成したが、放熱部材5そのものを
偏光板の基板4として用いてもよく、偏光板の構成が簡
便になり、製造も容易になる。
に放熱部材5を密着形成したが、放熱部材5そのものを
偏光板の基板4として用いてもよく、偏光板の構成が簡
便になり、製造も容易になる。
【0016】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による液晶プロジェクタの構成を示した概略図であ
る。図において、7B、7G、7Rは液晶パネル、8
B、8G、8Rは検光子として機能する出射側偏光板、
9は反射鏡を備えた光源、10は紫外赤外カットフィル
ター、11、12はインテグレーターレンズ、13は偏
光変換素子、14は全反射鏡、15は色分離手段、16
は偏光子として機能する入射側偏光板、18は色合成手
段、19は投写レンズである。この実施の形態では、入
射側偏光板16に、上記実施の形態1による偏光板を用
い、偏光変換手段13と色分離手段15の間に配置す
る。
態2による液晶プロジェクタの構成を示した概略図であ
る。図において、7B、7G、7Rは液晶パネル、8
B、8G、8Rは検光子として機能する出射側偏光板、
9は反射鏡を備えた光源、10は紫外赤外カットフィル
ター、11、12はインテグレーターレンズ、13は偏
光変換素子、14は全反射鏡、15は色分離手段、16
は偏光子として機能する入射側偏光板、18は色合成手
段、19は投写レンズである。この実施の形態では、入
射側偏光板16に、上記実施の形態1による偏光板を用
い、偏光変換手段13と色分離手段15の間に配置す
る。
【0017】次に、動作について説明する。まず、反射
鏡を備えた光源9から出射された光束のうち可視光以外
の利用されない成分は紫外赤外カットフィルター10に
より除去される。次に紫外赤外カットフィルター10を
透過した光束はインテグレーターレンズ11、12によ
り平面分割されて、液晶パネル7B、7G、7R上で重
ね合わされる。インテグレータレンズ12の直後には偏
光変換素子13が設置され、無偏光の入射光束から概ね
偏光がそろった光束を生成する。この光束が、入射側偏
光板16により十分な偏光度を持つ直線偏光になる。生
成された直線偏光は、光の波長に応じて透過、反射を行
う2個の色分離素子15により青(B)、緑(G)、赤
(R)の三色の光束に分離され、色分離された光束は、
液晶パネル7B、7G、7Rにおいて変調され、検光子
として機能する出射側偏光板8B、8G、8Rにより検
光される。この様に検光された3色の光束は色合成手段
18により合成され、投写レンズ19により図示されて
いないスクリーン上に映像として映し出される。なお、
偏光変換素子13において所望の向きに偏光されなかっ
た成分、および、液晶パネル7(7B、7G、7R)の
出射光のうち画像形成に寄与しない成分はそれぞれ、入
射側偏光板16、出射側偏光板8(8B、8G、8R)
で吸収される。
鏡を備えた光源9から出射された光束のうち可視光以外
の利用されない成分は紫外赤外カットフィルター10に
より除去される。次に紫外赤外カットフィルター10を
透過した光束はインテグレーターレンズ11、12によ
り平面分割されて、液晶パネル7B、7G、7R上で重
ね合わされる。インテグレータレンズ12の直後には偏
光変換素子13が設置され、無偏光の入射光束から概ね
偏光がそろった光束を生成する。この光束が、入射側偏
光板16により十分な偏光度を持つ直線偏光になる。生
成された直線偏光は、光の波長に応じて透過、反射を行
う2個の色分離素子15により青(B)、緑(G)、赤
(R)の三色の光束に分離され、色分離された光束は、
液晶パネル7B、7G、7Rにおいて変調され、検光子
として機能する出射側偏光板8B、8G、8Rにより検
光される。この様に検光された3色の光束は色合成手段
18により合成され、投写レンズ19により図示されて
いないスクリーン上に映像として映し出される。なお、
偏光変換素子13において所望の向きに偏光されなかっ
た成分、および、液晶パネル7(7B、7G、7R)の
出射光のうち画像形成に寄与しない成分はそれぞれ、入
射側偏光板16、出射側偏光板8(8B、8G、8R)
で吸収される。
【0018】この実施の形態では、偏光子となる入射側
偏光板16に実施の形態1による放熱部材5を備えた偏
光板を用いた。所定の偏光成分を反射させて用いるた
め、通常、光の入射方向に対して表面を45度傾けて配
置する。このように、冷却性能の良好な入射側偏光板1
6を用いたため、液晶プロジェクタの低騒音化、高輝度
化を安価で容易に促進できる。また、偏光板16の温度
均一性が良好で温度差に起因する光透過率の面内変化が
少ないため、映像における色むらや輝度むらの発生が低
減され、鮮明で良好な映像を提供できる。さらに、入射
側偏光板16を1枚にして色分離手段15の手前に配置
したため、安価で小型な装置構成が提供できる。
偏光板16に実施の形態1による放熱部材5を備えた偏
光板を用いた。所定の偏光成分を反射させて用いるた
め、通常、光の入射方向に対して表面を45度傾けて配
置する。このように、冷却性能の良好な入射側偏光板1
6を用いたため、液晶プロジェクタの低騒音化、高輝度
化を安価で容易に促進できる。また、偏光板16の温度
均一性が良好で温度差に起因する光透過率の面内変化が
少ないため、映像における色むらや輝度むらの発生が低
減され、鮮明で良好な映像を提供できる。さらに、入射
側偏光板16を1枚にして色分離手段15の手前に配置
したため、安価で小型な装置構成が提供できる。
【0019】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による液晶プロジェクタの構成を示した概略図であ
る。図に示すように、入射側偏光板16を3枚にしてそ
れぞれの液晶パネル7B、7G、7Rの直前に配置す
る。この場合も、上記実施の形態2と同様に、入射側偏
光板16に、上記実施の形態1による偏光板を用い、光
の入射方向に対して表面を45度傾けて配置する。これ
により、上記実施の形態2と同様に、液晶プロジェクタ
の低騒音化、高輝度化を安価で容易に促進でき、色むら
や輝度むらの発生が低減された鮮明で良好な映像を提供
できる。また、この場合、入射側偏光板16を液晶パネ
ル7の直前に配置したため、液晶パネル7への入射光速
の直線偏光度が良好となる。
態3による液晶プロジェクタの構成を示した概略図であ
る。図に示すように、入射側偏光板16を3枚にしてそ
れぞれの液晶パネル7B、7G、7Rの直前に配置す
る。この場合も、上記実施の形態2と同様に、入射側偏
光板16に、上記実施の形態1による偏光板を用い、光
の入射方向に対して表面を45度傾けて配置する。これ
により、上記実施の形態2と同様に、液晶プロジェクタ
の低騒音化、高輝度化を安価で容易に促進でき、色むら
や輝度むらの発生が低減された鮮明で良好な映像を提供
できる。また、この場合、入射側偏光板16を液晶パネ
ル7の直前に配置したため、液晶パネル7への入射光速
の直線偏光度が良好となる。
【0020】なお、図4で示すように、3枚の入射側偏
光板の内2枚を上記実施の形態1による偏光板16を用
い、他の1枚を従来例で示した、透過光を利用する偏光
板6Gを用いても良く、図3で示すものよりも安価で小
型な装置構成となる。
光板の内2枚を上記実施の形態1による偏光板16を用
い、他の1枚を従来例で示した、透過光を利用する偏光
板6Gを用いても良く、図3で示すものよりも安価で小
型な装置構成となる。
【0021】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4による液晶プロジェクタの構成を示した概略図であ
る。図に示すように、偏光子として機能する入射側偏光
板には、従来例で示した、透過光を利用する偏光板6
B、6G、6Rを用い、検光子として機能する出射側偏
光板17に上記実施の形態1による放熱部材5を備えた
偏光板を用い、この出射側偏光板17を、色合成手段1
8と投写レンズ19との間で光の入射方向に対して表面
を45度傾けて1枚配置した。このように、冷却性能の
良好な出射側偏光板17を用いたため、液晶プロジェク
タの低騒音化、高輝度化を安価で容易に促進できる。ま
た、偏光板16の温度均一性が良好で温度差に起因する
光透過率の面内変化が少ないため、映像における色むら
や輝度むらの発生が低減され、鮮明で良好な映像を提供
できる。
態4による液晶プロジェクタの構成を示した概略図であ
る。図に示すように、偏光子として機能する入射側偏光
板には、従来例で示した、透過光を利用する偏光板6
B、6G、6Rを用い、検光子として機能する出射側偏
光板17に上記実施の形態1による放熱部材5を備えた
偏光板を用い、この出射側偏光板17を、色合成手段1
8と投写レンズ19との間で光の入射方向に対して表面
を45度傾けて1枚配置した。このように、冷却性能の
良好な出射側偏光板17を用いたため、液晶プロジェク
タの低騒音化、高輝度化を安価で容易に促進できる。ま
た、偏光板16の温度均一性が良好で温度差に起因する
光透過率の面内変化が少ないため、映像における色むら
や輝度むらの発生が低減され、鮮明で良好な映像を提供
できる。
【0022】なお、図6に示すように、出射側偏光板1
7を3枚にしてそれぞれの液晶パネル7B、7G、7R
の直後に配置しても良く、上記実施の形態4と同様の効
果を奏する。また、3枚の出射側偏光板のうちの1枚又
は2枚のみに、上記実施の形態1による放熱部材5を備
えた偏光板を用いる様にしても良い。
7を3枚にしてそれぞれの液晶パネル7B、7G、7R
の直後に配置しても良く、上記実施の形態4と同様の効
果を奏する。また、3枚の出射側偏光板のうちの1枚又
は2枚のみに、上記実施の形態1による放熱部材5を備
えた偏光板を用いる様にしても良い。
【0023】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5による液晶プロジェクタの構成を示した概略図であ
る。図に示すように、偏光子として機能する入射側偏光
板16と検光子として機能する出射側偏光板17との双
方に、上記実施の形態1による放熱部材5を備えた偏光
板を用いた。
態5による液晶プロジェクタの構成を示した概略図であ
る。図に示すように、偏光子として機能する入射側偏光
板16と検光子として機能する出射側偏光板17との双
方に、上記実施の形態1による放熱部材5を備えた偏光
板を用いた。
【0024】図8は、上記実施の形態5の別例による液
晶プロジェクタの構造を示す斜視図である。この場合
も、偏光子として機能する入射側偏光板16と検光子と
して機能する出射側偏光板17との双方に、上記実施の
形態1による放熱部材5を備えた偏光板を用いており、
図8では便宜上、光源9から偏光変換素子13までの部
分と投写レンズ19を省略する。図に示すように、3枚
の液晶パネル7B、7G、7Rが水平に設置され、その
上段と下段との2段構造で構成される。概ね偏光のそろ
った光束100が、2段構造のうち下段の部分に配置さ
れた2枚の色分離手段15によって赤、緑、青の3色の
光束に分離される。分離された3色の光束は、偏光子と
して機能する入射側偏光板16により、直線偏光にな
る。この入射側偏光板16は、上段と下段の間の3枚の
液晶パネル7B、7G、7Rの直下に45度の角度で配
置され、直線偏光は上方向に進行方向を変えて液晶パネ
ル7B、7G、7Rに入射し、変調される。この光束は
検光子として機能する出射側偏光板17によって検光さ
れる。出射側偏光板17は液晶パネル7B、7G、7R
の真上に45度の角度で配置され、三色の光束の進行方
向は水平方向へと変えられ、上段にある色合成手段18
により投写光束として重ね合わされる。この投写光束は
色合成手段18の直後に配置された投写レンズ19によ
り拡大され、スクリーン上に映像として映し出される。
晶プロジェクタの構造を示す斜視図である。この場合
も、偏光子として機能する入射側偏光板16と検光子と
して機能する出射側偏光板17との双方に、上記実施の
形態1による放熱部材5を備えた偏光板を用いており、
図8では便宜上、光源9から偏光変換素子13までの部
分と投写レンズ19を省略する。図に示すように、3枚
の液晶パネル7B、7G、7Rが水平に設置され、その
上段と下段との2段構造で構成される。概ね偏光のそろ
った光束100が、2段構造のうち下段の部分に配置さ
れた2枚の色分離手段15によって赤、緑、青の3色の
光束に分離される。分離された3色の光束は、偏光子と
して機能する入射側偏光板16により、直線偏光にな
る。この入射側偏光板16は、上段と下段の間の3枚の
液晶パネル7B、7G、7Rの直下に45度の角度で配
置され、直線偏光は上方向に進行方向を変えて液晶パネ
ル7B、7G、7Rに入射し、変調される。この光束は
検光子として機能する出射側偏光板17によって検光さ
れる。出射側偏光板17は液晶パネル7B、7G、7R
の真上に45度の角度で配置され、三色の光束の進行方
向は水平方向へと変えられ、上段にある色合成手段18
により投写光束として重ね合わされる。この投写光束は
色合成手段18の直後に配置された投写レンズ19によ
り拡大され、スクリーン上に映像として映し出される。
【0025】図7、図8で示したように、この実施の形
態5では、冷却性能の良好な入射側偏光板16および出
射側偏光板17を用いたため、液晶プロジェクタの低騒
音化、高輝度化が一層促進できる。また、映像における
色むらや輝度むらの発生も一層低減され、より鮮明で良
好な映像を提供できる。
態5では、冷却性能の良好な入射側偏光板16および出
射側偏光板17を用いたため、液晶プロジェクタの低騒
音化、高輝度化が一層促進できる。また、映像における
色むらや輝度むらの発生も一層低減され、より鮮明で良
好な映像を提供できる。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る請求項1記
載の偏光板は、入射した光の所定の偏光成分を透過させ
他を吸収する偏光膜を基板表面に形成したものであっ
て、上記偏光膜の上記基板側表面に形成され、上記偏光
膜を透過した偏光成分を反射して該偏光膜の裏面側より
再度透過させて外部へ出射する為の反射膜と、上記基板
に密着形成され上記偏光膜を冷却する為の放熱部材とを
備えたものであるため、放熱部材による効果的な放熱に
より高い冷却性能で偏光板を冷却でき、偏光板の温度に
よる劣化を抑制でき、さらに、偏光板全体の温度均一性
を良好にして温度差に起因する光の面内透過率の均一性
が向上する。
載の偏光板は、入射した光の所定の偏光成分を透過させ
他を吸収する偏光膜を基板表面に形成したものであっ
て、上記偏光膜の上記基板側表面に形成され、上記偏光
膜を透過した偏光成分を反射して該偏光膜の裏面側より
再度透過させて外部へ出射する為の反射膜と、上記基板
に密着形成され上記偏光膜を冷却する為の放熱部材とを
備えたものであるため、放熱部材による効果的な放熱に
より高い冷却性能で偏光板を冷却でき、偏光板の温度に
よる劣化を抑制でき、さらに、偏光板全体の温度均一性
を良好にして温度差に起因する光の面内透過率の均一性
が向上する。
【0027】またこの発明に係る請求項2記載の偏光板
は、請求項1において、放熱部材としてヒートシンクを
基板に密着して設置したため、容易に高い冷却性能を得
ることができる。
は、請求項1において、放熱部材としてヒートシンクを
基板に密着して設置したため、容易に高い冷却性能を得
ることができる。
【0028】またこの発明に係る請求項3記載の偏光板
は、請求項1または2において、基板が放熱部材を兼用
したため、偏光板の構成が簡便になり、製造も容易にな
る。
は、請求項1または2において、基板が放熱部材を兼用
したため、偏光板の構成が簡便になり、製造も容易にな
る。
【0029】またこの発明に係る請求項4記載の液晶プ
ロジェクタは、光源と、液晶パネルと、該液晶パネルの
光入射側の偏光板および光出射側の偏光板とを備えて、
上記光源からの光を上記レンズおよび上記偏光板を介し
て上記液晶パネルを通過させ、投影するようにしたもの
であって、上記入射側偏光板、上記出射側偏光板の一方
あるいは双方に請求項1〜3のいずれかに記載の偏光板
を用いたため、液晶プロジェクタの低騒音化、高輝度化
を安価で容易に促進でき、映像における色むらや輝度む
らの発生が低減され、鮮明で良好な映像を提供できる。
ロジェクタは、光源と、液晶パネルと、該液晶パネルの
光入射側の偏光板および光出射側の偏光板とを備えて、
上記光源からの光を上記レンズおよび上記偏光板を介し
て上記液晶パネルを通過させ、投影するようにしたもの
であって、上記入射側偏光板、上記出射側偏光板の一方
あるいは双方に請求項1〜3のいずれかに記載の偏光板
を用いたため、液晶プロジェクタの低騒音化、高輝度化
を安価で容易に促進でき、映像における色むらや輝度む
らの発生が低減され、鮮明で良好な映像を提供できる。
【図1】 この発明の実施の形態1による偏光板の構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による液晶プロジェ
クタの構成を示す概略図である。
クタの構成を示す概略図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による液晶プロジェ
クタの構成を示す概略図である。
クタの構成を示す概略図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の別例による液晶プ
ロジェクタの構成を示す概略図である。
ロジェクタの構成を示す概略図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による液晶プロジェ
クタの構成を示す概略図である。
クタの構成を示す概略図である。
【図6】 この発明の実施の形態4の別例による液晶プ
ロジェクタの構成を示す概略図である。
ロジェクタの構成を示す概略図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による液晶プロジェ
クタの構成を示す概略図である。
クタの構成を示す概略図である。
【図8】 この発明の実施の形態5の別例による液晶プ
ロジェクタの構造を示す斜視図である。
ロジェクタの構造を示す斜視図である。
【図9】 従来の液晶プロジェクタの構成を示す概略図
である。
である。
2 偏光膜、3 反射膜、4 基板、5 放熱部材、6
B,6G,6R 入射側偏光板、7B,7G,7R 液
晶パネル、8B,8G,8R 出射側偏光板、9 光
源、16 入射側偏光板、17 出射側偏光板、19
投写レンズ。
B,6G,6R 入射側偏光板、7B,7G,7R 液
晶パネル、8B,8G,8R 出射側偏光板、9 光
源、16 入射側偏光板、17 出射側偏光板、19
投写レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 BA02 BA46 BB11 BB63 BB65 BC21 2H088 EA15 HA13 HA18 HA21 HA24 HA28 MA04 MA06 MA20 2H091 FA08X FA08Z FA14X FA26X FA37X FA41Z FD06 LA04 MA07
Claims (4)
- 【請求項1】 入射した光の所定の偏光成分を透過させ
他を吸収する偏光膜を基板表面に形成した偏光板におい
て、上記偏光膜の上記基板側表面に形成され、上記偏光
膜を透過した偏光成分を反射して該偏光膜の裏面側より
再度透過させて外部へ出射する為の反射膜と、上記基板
に密着形成され上記偏光膜を冷却する為の放熱部材とを
備えたことを特徴とする偏光板。 - 【請求項2】 放熱部材としてヒートシンクを基板に密
着して設置したことを特徴とする請求項1記載の偏光
板。 - 【請求項3】 放熱部材が基板を兼用したことを特徴と
する請求項1または2記載の偏光板。 - 【請求項4】 光源と、液晶パネルと、該液晶パネルの
光入射側の偏光板(以下、入射側偏光板と称す)および
光出射側の偏光板(以下、出射側偏光板と称す)とを備
えて、上記光源からの光を上記レンズおよび上記偏光板
を介して上記液晶パネルを通過させ、投影するようにし
た液晶プロジェクタにおいて、上記入射側偏光板、上記
出射側偏光板の一方あるいは双方に請求項1〜3のいず
れかに記載の偏光板を用いたことを特徴とする液晶プロ
ジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000323422A JP2002131541A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 偏光板およびそれを用いた液晶プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000323422A JP2002131541A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 偏光板およびそれを用いた液晶プロジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002131541A true JP2002131541A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18801089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000323422A Pending JP2002131541A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 偏光板およびそれを用いた液晶プロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002131541A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6813415B2 (en) | 2002-06-07 | 2004-11-02 | Fujitsu Limited | Wavelength multiplexing/demultiplexing apparatus |
CN100451739C (zh) * | 2005-07-19 | 2009-01-14 | 三洋电机株式会社 | 投影装置 |
JP2011118343A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-06-16 | Seiko Epson Corp | 偏光素子、偏光素子の製造方法、液晶装置および電子機器 |
CN113777861A (zh) * | 2021-09-09 | 2021-12-10 | 峰米(重庆)创新科技有限公司 | 一种单片lcd投影机 |
-
2000
- 2000-10-24 JP JP2000323422A patent/JP2002131541A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6813415B2 (en) | 2002-06-07 | 2004-11-02 | Fujitsu Limited | Wavelength multiplexing/demultiplexing apparatus |
CN100451739C (zh) * | 2005-07-19 | 2009-01-14 | 三洋电机株式会社 | 投影装置 |
JP2011118343A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-06-16 | Seiko Epson Corp | 偏光素子、偏光素子の製造方法、液晶装置および電子機器 |
CN113777861A (zh) * | 2021-09-09 | 2021-12-10 | 峰米(重庆)创新科技有限公司 | 一种单片lcd投影机 |
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