JP2013242362A - 画像形成装置 - Google Patents

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一彦 小輪瀬
Shigeo Tomita
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Abstract

【課題】搬送経路と反転経路の分岐点で耳折れやジャム等が発生することを低減可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置1は、トナー画像が転写された各用紙に対し定着処理を行う定着手段14と、前記定着手段14からの各用紙が通過する搬送経路R1と、前記搬送経路R1からの用紙をスイッチバックする反転ローラ対17と、前記反転ローラ対17から前記搬送経路R1上の第2分岐点P2までの区間が該搬送経路R1と共通化され、スイッチバックされた用紙Pが通過する反転経路R2と、前記反転ローラ対17によってスイッチバックが必要とされる後続記録媒体が前記第2分岐点P2において90°未満の角度で進入させる角度制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体の両面に印刷が可能な画像形成装置に関する。
上記のような画像形成装置としては、例えば、特許文献1に記載のものがある。この画像形成装置は、電子写真方式を採用したタンデム型であり、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の色毎に、感光体ドラム及び現像ユニット等を含むイメージングユニットを備えている。各感光体ドラムの周面には、各色用の潜像が形成される。その後、各潜像は現像ユニットによって現像され、その結果、各感光体ドラムの周面上に色毎のトナー画像が形成される。各トナー画像は、1次転写ローラから与えられる電界によって中間転写ベルト上に順次1次転写される。その結果、中間転写ベルトに、各色のトナー画像が重なり合った合成画像が形成される。合成画像は、2次転写ニップにおいて、2次転写ローラから付与される電界によって、給紙カセット等から搬送されてくる記録媒体(典型的には用紙)の第1面に2次転写される。
その後、記録媒体は定着ユニットに送られ、定着ユニットは、記録媒体の第1面上の合成画像に対し加熱・定着処理を行った後、この記録媒体を搬送経路に送り出す。記録媒体は、搬送経路内を搬送され、反転/排出ローラによってスイッチバックされた後、反転経路に送り出される。反転経路は、反転/排出ローラから、搬送経路上の分岐点までの区間が搬送経路と共通化されている。このような反転経路内を記録媒体は搬送された後、表裏反転された状態で、2次転写ニップへと送り込まれる。2次転写ニップにおいて、記録媒体の第2面には合成画像が転写され、定着ユニットを経た後、反転/排出ローラから排紙トレイに排出される。
特開2010−156771号公報(図1等を参照)
画像形成装置では、高い生産性確保のために、各記録媒体は、先行する記録媒体との間隔を詰めて画像形成装置内を搬送される場合がある。この状態で両面印刷を行うと、上記分岐点にて記録媒体同士が接触することがある。この時、先行する記録媒体に対する後続の記録媒体の進入角度によっては、後続の記録媒体に搬送方向とは逆方向の力が余計に加わり、後続の記録媒体の先端に耳折れが発生したり、搬送経路内でジャムが発生したりするという問題点があった。
それゆえに、本発明の目的は、搬送経路と反転経路の分岐点で耳折れやジャム等が発生することを低減可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一局面に係る画像形成装置は、記録媒体に対し両面印刷が可能であって、複数の記録媒体を収納し、収納された記録媒体を1枚ずつ送り出す供給手段と、前記供給手段から送り出された各記録媒体に転写すべきトナー画像を形成する画像形成手段と、前記供給手段から送り出された各記録媒体に、前記画像形成手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、前記転写手段から送り出された各記録媒体上のトナー画像を定着させる定着手段と、前記定着手段から送り出された各記録媒体が通過する搬送経路と、前記搬送経路から導入された記録媒体をスイッチバックする反転手段と、前記反転手段から前記搬送経路上の分岐点までの区間が該搬送経路と共通化され、該反転手段によりスイッチバックされた記録媒体が通過する反転経路と、前記反転経路を通過し表裏反転された記録媒体を、前記転写手段に向けて送り出す両面搬送手段と、を備えている。
ここで、前記転写手段はさらに、前記両面搬送手段からの各記録媒体に、前記画像形成手段で形成された各トナー画像を転写して前記定着手段に向けて送り出す。
画像形成装置は、前記反転手段によってスイッチバックが必要とされる後続記録媒体が前記分岐点において90°未満の角度で進入させる角度制御手段を、さらに備える。
上記のような角度制御により、分岐点で耳折れやジャム等の発生を低減可能な画像形成装置を提供することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す模式図である。 図1の画像形成装置で用いられる管理情報を示す模式図である。 第2分岐点周辺の搬送経路および反転経路を示す模式図である。 第2分岐点周辺での、先行記録媒体および後続記録媒体のすれ違いを示す模式図である。 進入角度制御の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。 図4のS11の実行タイミングを規定する搬送経路上の所定位置を示す模式図である。 進入角度制御実行後の先行記録媒体に対する後続記録媒体の進入角度を示す模式図である。 進入角度制御の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。 図6の処理実行後の先行記録媒体に対する後続記録媒体の進入角度を示す模式図である。 図6の進入角度制御中の搬送速度V1,V2の時間変化を示すタイミングチャートである。 第1実施形態の第1変形例の処理の流れを示すフローチャートである。 図9の進入角度制御中の搬送速度V1,V2の時間変化を示すタイミングチャートである。 第1実施形態の第2変形例の処理の流れを示すフローチャートである。 図11の進入角度制御中の搬送速度V1,V2の時間変化を示すタイミングチャートである。 第1実施形態の第3変形例の処理の流れを示すフローチャートである。 図13の進入角度制御中の搬送速度V1,V2の時間変化を示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す模式図である。 第2実施形態の画像形成装置の要部を示す模式図である。 第2実施形態の進入角度制御の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態の変形例における画像形成装置の要部を示す模式図である。 第3実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す模式図である。 第3実施形態の画像形成装置の要部を示す模式図である。 第4実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す模式図である。 第4実施形態の画像形成装置の要部を示す模式図である。 第5実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す模式図である。 第5実施形態の画像形成装置の要部を示す模式図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図10を参照して、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置1について説明する。以下の説明の便宜のため、画像形成装置1の左右方向および上下方向を、図1の紙面の左右方向および上下方向とする。また、画像形成装置1のいくつかの構成には、参照符号の右側に添え字Y,M,C,Kが付加されている。このY,M,C,Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表す。例えば、感光体ドラム13gYは、イエローの感光体ドラム13gを表す。
(画像形成装置1の基本構成)
図1において、画像形成装置1は、フルカラー電子写真方式を採用しており、例えばパーソナルコンピュータ(以下、PCという)と接続されている。画像形成装置1は、このPC等から送信されてくる画像データに基づいて、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各色のトナー画像を合成して、フルカラー画像を形成する。本実施形態では、フルカラー印刷方式として、所謂タンデム型が採用されている。また、画像形成装置1は、両面印刷可能に構成されている。両面印刷時、画像形成装置1は、まず、記録媒体の典型例である用紙Pの第1面に対する印刷処理を行った後、その第2面に対する印刷処理を行う。
画像形成装置1は、図1に示すように、少なくとも1つの給紙ユニット10と、縦搬送ローラ対11と、タイミングローラ対12と、イメージングユニット13と、定着ユニット14と、排紙前ローラ対15と、排紙ローラ対16と、反転ローラ対17と、切り替え爪18と、両面搬送ユニット19と、制御手段20と、搬送経路R1と、反転経路R2と、排紙経路R3と、を備えている。
給紙ユニット10は、供給手段の一例である。給紙ユニット10において、用紙トレイ10aには複数の用紙Pが積載される。また、ピックアップローラ10bは、給紙モータM1によって与えられる駆動力により回転し、これによって用紙トレイ10aから用紙Pを取り出す。給紙ローラ10c及び分離ローラ10dは、互いに当接し合ってニップを形成している。このニップには、ピックアップローラ10bから送り出された用紙Pが導入される。給紙ローラ10c及び分離ローラ10dは、導入された用紙Pを1枚ずつ分離して、搬送経路R1上に乗せ、下流に向けて送り出す。
タイミングローラ対12は、タイミングモータM3の駆動力により回転する駆動ローラと、この駆動ローラに従動する従動ローラと、を含んでいる。駆動ローラおよび従動ローラは互いに当接し合ってニップを形成している。このニップには、縦搬送ローラ対11を介して、給紙ユニット10から送り出された用紙Pが突き当てられる。タイミングローラ対12は、用紙Pへの正確な2次転写のために、後述の制御手段20によってタイミング調整されつつ回転して、用紙Pを搬送経路R1の下流に向けて送り出す。
イメージングユニット13は、搬送経路R1上でタイミングローラ対12の直ぐ下流に設けられており、光走査装置13aと、中間転写ベルト13bと、駆動ローラ13cと、従動ローラ13dと、2次転写ローラ13eと、YMCK各色用の作像ユニット13f(13fY,13fM,13fC,13fK)と、駆動ローラ13cを回転駆動するメインモータM4と、を含んでいる。また、各作像ユニット13fY,13fM,13fC,13fKは、円筒状の外周面を有する感光体ドラム13gY,13gM,13gC,13gKを含んでいる。感光体ドラム13gY,13gM,13gC,13gKはそれぞれ、図示しない帯電器により帯電させられる。
光走査装置13aは、前述の画像データが入力されると、YMCK各色用の光ビームBY,BM,BC,BKを生成して、感光体ドラム13gY,13gM,13gC,13gKの外周面を走査する。これにより、各外周面に、静電潜像が生成される。その後、図示しない各色用の現像ユニットにより、各色用の静電潜像が現像され、その結果、トナー画像が生成される。なお、静電潜像及びトナー画像の生成プロセスは周知であるため、詳細な説明を省略する。
中間転写ベルト13bは、駆動ローラ13cおよび従動ローラ13dの間に無端状に張り渡されており、メインモータM4からの駆動力により回転させられることで矢印αの方向に駆動させられる。中間転写ベルト13bの所定エリアに、各感光体ドラム13gに担持された各トナー画像が順次1次転写され、その結果、各色のトナー画像が重なり合った合成画像が形成される。この合成画像は、中間転写ベルト13bの駆動により、2次転写ローラ13eまで搬送される。
2次転写ローラ13eは、中間転写ベルト13bと当接して転写ニップを形成している。この転写ニップには、タイミングローラ対12から送り出された用紙Pが導入される。2次転写ローラ13eは、転写電圧の印加により、転写ニップを通過する用紙Pに対して、中間転写ベルト13bに担持された合成画像を2次転写して、搬送経路R1の下流に送り出す。
定着ユニット14は、第1回転体の一例としての加熱ローラ14aと、第2回転体の一例としての加圧ローラ14bと、加熱ローラ14aを回転駆動する定着モータM5と、を含んでいる。加熱ローラ14aおよび加圧ローラ14bは互いに当接し合い、定着ニップを形成する。この定着ニップには、イメージングユニット13から送り出された用紙Pが導入される。加圧ローラ14bは、定着ニップに導入された用紙Pを加圧しつつ、該用紙P上の合成画像を加熱ローラ14aが加熱する。これよって、合成画像が用紙P上に定着させられる。その後、定着ユニット14は、定着処理済みの用紙Pを、搬送経路R1の下流に送り出す。
排紙前ローラ対15は、上記定着モータM5の駆動力により回転し、定着ユニット14から送り出された用紙Pが導入されると、導入された用紙Pを搬送経路R1の下流に送り出す。この排紙前ローラ対15の直ぐ下流では、搬送経路R1から排紙経路R3が分岐している。以下、搬送経路R1および排紙経路R3の分岐点を、第1分岐点P1と呼ぶ。
排紙ローラ対16は、排紙モータM6の駆動力により回転し、排紙前ローラ対15から排紙経路R3上を搬送されてきた用紙Pを、図示しない排紙トレイに排出する。排紙トレイには、片面印刷又は両面印刷が済んだ用紙Pが積載される。
反転ローラ対17は、反転モータM7の駆動力により回転し、排紙前ローラ対15から搬送経路R1を搬送されてきた用紙Pをスイッチバックして搬送方向を反転させる。より詳細には、反転ローラ対17は、用紙Pを挟んだ状態で用紙Pの一部が排紙トレイ上に露出するまでの間、図中の左方向に搬送する。この間、反転モータM7は、制御手段20の制御下で、用紙Pを左方向に搬送すべく、駆動力を反転ローラ対17に与える。その後、反転モータM7は、用紙Pの搬送方向を反転させるべく、反転ローラ対17の回転方向を反転させる。これにより、反転ローラ対17は、用紙Pを右方向に搬送し反転経路R2に送り出す。
切り替え爪18は、上記第1分岐点P1の近傍に設けられ、切り替え用ソレノイドの往復運動により搖動する。これにより、切り替え爪18は、排紙前ローラ対15からの用紙Pを、搬送経路R1および排紙経路R3のいずれを用いて搬送するかを切り替える。
反転経路R2は、反転ローラ対17から送り出された用紙Pを、後述の合流点P3まで搬送するための経路である。より具体的には、反転経路R2は、反転ローラ対17から所定距離だけ搬送経路R1を遡った第2分岐点P2までの区間を搬送経路R1と共通化する。ここで、第2分岐点P2は、搬送経路R1において第1分岐点P1と反転ローラ対17の間に設けられる。また、反転経路R2は、搬送経路R1の右側方(図面の右側方)を通って、搬送経路R1においてタイミングローラ対12の直前の合流点P3で、該搬送経路R1と合流している。
両面搬送ユニット19は、上記反転経路R2に沿って順番に配置された、例えば4組の搬送ローラ対19a〜19dを含んでいる。搬送ローラ対19a,19bは、第1搬送モータM8の駆動力により回転して、反転ローラ17から送り出され反転経路R2を搬送されてきた用紙Pを下流に向けて送り出す。また、搬送ローラ対19c,19dは、第2搬送モータM9の駆動力により回転して、搬送ローラ対19bから送り出された用紙Pをタイミングローラ対12に向けて送り出す。ここで、反転ローラ17と搬送ローラ対19aとの間の経路はほぼ直線であるため、用紙Pは、該経路を構成するガイド面に当たることなく、真っ直ぐに張った状態で該経路上を搬送される。
上記反転経路R2により、用紙Pは、第1面への画像印刷時とは表裏反転して、タイミングローラ対12のニップに突き当てられる。その後、タイミングローラ対12、イメージングユニット13および定着ユニット14は、上記と同様に動作する。これによって、用紙Pの第2面に画像が印刷される。この両面印刷済みを用紙Pは、排紙経路R3を搬送され、排紙ローラ対16から排紙トレイに排出される。
制御手段20は、CPUやメインメモリ等から構成されており、画像形成装置1の構成各部を制御する。
(付記)
本実施形態では、光走査装置13aは、PCからの画像データに基づき光ビームBY等を生成していた。しかし、これに限らず、画像データは、例えば、画像形成装置の上部に設けられた画像読取装置(スキャナ)から送信されてくるものでもよい。
また、供給手段は、図1に示すように、画像形成装置1の下部に設けられる給紙ユニット10であった。しかし、これに限らず、供給手段は、画像形成装置の側部に設けられる所謂手差しトレイであっても構わない。
また、第1および第2回転体は、加熱ローラ14aおよび加圧ローラ14bであった。しかし、これに限らず、第1および第2回転体は加熱ベルトおよび加圧ベルトでも構わない。
また、画像形成装置1は、反転ローラ対17および排紙ローラ対16を個別的に備えていた。しかし、これらに代えて、両ローラ対16,17を1対のローラで兼用しても構わない。
(用紙の位置管理)
図2において、制御手段20は、画像形成装置1の内部を搬送される各用紙Pの管理情報をメインメモリ等に保持する。管理情報は、用紙Pごとに、現在位置、反転要否情報および現在の搬送速度の組み合わせからなる。以下、各情報について説明する。
現在位置は、対象となる用紙Pが現在搬送されている位置を示す情報である。より詳細には、制御手段20は、各用紙Pについて、例えば給紙ユニット10からの送出時を基準として、図示しないタイマにより計時を開始する。また、画像形成装置1のシステム速度は印刷前に定まる。それゆえ、各用紙Pの現在位置は、基本的に、システム速度とタイマのカウント値とから算出される。ただし、算出した現在位置は、実際の現在位置とずれることもあるため、搬送経路R1および反転経路R2の各要所にフォトセンサが設けられる。図1の例では、搬送経路R1上には、複数のフォトセンサとして、給紙センサSEa、縦搬送センサSEb、タイミングセンサSEc、および排紙センサSEdが設けられる。給紙センサSEaは給紙ローラ10cの直後に、縦搬送センサSEbは縦搬送ローラ対11の直後に、タイミングセンサSEcはタイミングローラ対12の直前に、排紙センサSEdは排紙前ローラ対15の直後に設けられる。また、反転経路R2上には、複数のフォトセンサとして、第1搬送センサSEeおよび第2搬送センサSEfが設けられる。第1搬送センサSEeは搬送ローラ対19a,19bの間に、第2搬送センサSEfは搬送ローラ対19c,19dの間に設けられる。制御手段20は、各フォトセンサからの出力値を用いて、各用紙Pの現在位置を適宜修正する。
反転要否情報は、対象となる用紙Pが反転ローラ17によるスイッチバックを必要とするか否かを示す情報である。スイッチバック要であれば、両面印刷であるため、第1面への印刷完了後、用紙Pは反転ローラ対17に向けて搬送される。それに対し、不要は、反転ローラ17へと用紙Pを搬送するのではなく、排紙ローラ対16へと用紙Pを搬送することを意味する。不要は、片面印刷の用紙Pに対し設定される場合もあれば、第2面への印刷完了前の用紙Pに対しても設定される。図1の例では、画像データはPCから送信されてくる例を説明している。この画像データには、片面印刷か両面印刷かを示す情報が付加される。制御手段20は、反転要否情報として、この付加情報を用いる。
搬送速度は、対象となる用紙Pの現在の搬送速度である。本実施形態では、説明を簡素化するために、搬送経路R1上はシステム速度とし、反転ローラ対17から反転経路R2へと用紙Pを送り出す搬送速度をV1とし、両面搬送ユニット19内の搬送速度(換言すると搬送ローラ対19a〜19dから用紙Pを送り出す搬送速度)をV2とする。
(後続記録媒体の進入角度制御)
画像形成装置1に対しては高い生産性を確保することが要求される。例えば、両面印刷に関しては、片面印刷の生産性に対し100%の生産性が求められることがある。また、遅いシステム速度であっても、高い生産性を確保することが求められることもある。この要求を満たすため、2枚の用紙Pの間隔を詰めて、各用紙Pは給紙ユニット10から搬送経路R1に送出される傾向にある。この場合、図1に示す第2分岐点P2において、搬送経路R1を搬送される後続用紙Paが、反転経路R2を搬送される先行用紙Pbとすれ違う場合もあれば、すれ違いが無い場合もある。
搬送経路R1および反転経路R2は、基本的に、図3Aに示すように、2枚の用紙のすれ違いが無い場合に用紙Pが第2分岐点P2を経由して反転ローラ対17にスムーズに搬送されるように設計されている。具体的には、第2分岐点P2にて用紙Pに耳折れが発生しないように、もしくはジャムが発生しないように、用紙Pの反転経路R2に対する進入角度が90°未満になるように、搬送経路R1および反転経路R2は設計されている。
それに対し、すれ違いが発生する場合、図3Bに示すように、後続用紙Paに元々生じているカールや、先行用紙Pbの反転経路R2内での状態等により、先行用紙Pbに対する後続用紙Paの進入角度が90°以上になると、後続用紙Paが耳折れしたり、搬送経路R1や反転経路R2でジャムが発生したりするおそれがある。
上記のような耳折れやジャムの発生を低減すべく、画像形成装置1では、以下に説明する進入角度の調整処理が実行される。そのために、画像形成装置1は、図2に示すように、制御手段20にソフトウェアとして組み込まれる予測手段20aおよび角度制御手段20bを備えている。
(進入角度制御の基本的な処理の流れ)
以下、図4、図5Aおよび図5Bを参照して、進入角度制御の説明を行う。
図4のS11において、予測手段20aは、図2に示す管理情報を参照して、いずれかの用紙P(後続用紙Pa)の先端が搬送経路R1上の所定位置P4(図5A参照)に達したか否かを判断する。ここで、所定位置P4は、予め定められており、図5Aに示すように、第2分岐点P2を基準として搬送経路R1を上流側へと所定距離dだけ遡った位置であることが好ましい。また、所定距離は、第1実施形態では、後続記録媒体Pが所定時間の間に搬送経路R1を進む距離以上に設定される。この所定時間は、反転ローラ対17の搬送速度V1を通常速度から低速に切り替えるのにかかる時間(以下、第1時間という)と、先行用紙Pbの撓みが解消されるのに必要な時間(以下、第2時間という)との合計時間である。第1および第2時間はいずれも、例えば実験等により予め求められている。ここで、搬送速度V1の詳細については、図8を参照して後述する。
予測手段20aは、S11でYesと判断すると、S12において、対象となる後続用紙Paが先行用紙Pbと第2分岐点P2ですれ違い(接触)が発生するかを予測する。この接触予測の方法は様々である。簡易的な接触予測方法としては、2枚の用紙Pの間隔にもよるが、例えば2枚連続で定着ユニット14から反転ローラ対17へと搬送されれば、つまり、連続する2枚の用紙Pの反転要否情報が反転要であれば、すれ違いが発生すると予測可能な場合がある。また、管理情報より、先行用紙Pbおよび後続用紙Paの現在位置や搬送速度が分かっており、さらに先行用紙Pbおよび後続用紙Paのサイズも予め分かっているため、これらの情報に基づき接触予測を行うことも可能である。
予測手段20aがS12でYesと判断すると、角度制御手段20bは、S13において、図5Bに示すように、先行用紙Pbに対する後続用紙Paの進入角度が90°未満となるように進入角度制御を行う。この進入角度制御に関しては、以下に説明するようにいくつかの具体例がある。
なお、S11およびS12のいずれかでNoと判断されると、図4の処理は終了する。
(進入角度制御の具体的な処理について)
以下、図6〜図8を参照して、進入角度制御の具体的な処理について説明する。
図6のS21において、予測手段20aは、上記S11と同様にして、いずれかの用紙P(後続用紙Pa)の先端が所定位置P4に達したか否かを判断する。
予測手段20aは、S22において、上記S12と同様にして、先行用紙Pbおよび後続用紙Paの間ですれ違いが発生するかを判断する。
予測手段20aは、S23において、先行用紙Pbの後端が反転ローラ対17に挟まっているか否かを判断する。この判断は、管理情報より、先行用紙Pbの現在位置が分かっており、さらに先行用紙Pbのサイズも予め分かっているため、先行用紙Pbの後端位置は容易に求められる。この後端位置より、先行用紙Pbの後端が反転ローラ対17に挟まっているか否かが判断される。
予測手段20aがS21〜S23でYesと判断すると、角度制御手段20bは、S24において、反転ローラ対17の搬送速度V1を、図8に示すタイミングで両面搬送ユニット19の搬送速度V2よりも小さくすることで、図7に示すように、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で突っ張らせて撓みを無くす。これにより、先行用紙Pbに対する後続用紙Paの進入角度が90°未満となる。
その後、角度制御手段20bは、S25において先行用紙Pbの後端が反転ローラ対17を抜けたと判断すると、S26において角度制御手段20bは反転ローラ対17を停止させる。
なお、S21〜S23のいずれかでNoと判断されると、図6の処理は終了する。
ここで、図8を参照して、S24で制御される搬送速度V1,V2の関係を、時間軸上でより詳細に説明する。時刻t0において、先行用紙Pbが反転ローラ対17から反転経路R2に送り出され始める。時刻t0の後、S23でYesと判断される時刻t1まで、搬送速度V1,V2は互いに同じ通常速度(ただし、V1,V2≠0)に設定される。時刻t1の後、S24でYesと判断されるまでの時刻t2までの間、V1<V2(ただし、V1≠0)となるように、搬送速度V1を相対的に低速に切り替える。これにより、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で突っ張らせて撓みを無くす。この状態で、後続用紙Paが第2分岐点P2に進入する。その結果、第2分岐点P2において、後続用紙Paの先行用紙Pbに対する進入角度は90°未満となる。時刻t2になり、後続用紙Paが第2分岐点P2に進入した後、V1は0とされる。この時、先行用紙Pbの後端が反転ローラ対17を抜けており、先行用紙Pbは両面搬送ユニット19内の反転経路R2を搬送される。
(第1実施形態の作用・効果)
上記のように、先行用紙Pbの撓みを無くすことで、後続用紙Paの進入角度が90°未満となるので、後続用紙Paに耳折れが発生したり、搬送経路R1や反転経路R2でジャムが発生したりすることを防止することができる。
(進入角度制御の第1変形例)
以下、図9および図10を参照して、第1変形例について説明する。
図9は、図6と比較すると、S24がS31に代わる点で相違する。それゆえ、図9において、図6のステップに相当するものには同一符号を付け、それぞれの説明を省略する。
S23でYesと判断されると、角度制御手段20bは、S31において、反転ローラ対17を、両面搬送ユニット19の搬送速度V2よりも小さな搬送速度V1で立ち上げることで、図7に示すように、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で突っ張らせて撓みを無くす。これにより、先行用紙Pbに対する後続用紙Paの進入角度が90°未満となる。
ここで、図10を参照して、S31で制御される搬送速度V1,V2の関係を、時間軸上でより詳細に説明する。時刻t0において、先行用紙Pbを反転経路R2に送り出すべく、反転ローラ対17および搬送ローラ対19aが駆動され始める。時刻t0の後、S23でYesと判断される時刻t1まで、搬送速度V2は上記通常速度で、搬送速度V1はV2よりも小さな低速に設定される。ここで、V1,V2≠0である。これにより、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で突っ張らせて撓みを無くす。この状態で、後続用紙Paが第2分岐点P2に進入する。その結果、第2分岐点P2において、後続用紙Paの先行用紙Pbに対する進入角度は90°未満となる。時刻t1になり、後続用紙Paが第2分岐点P2に進入した後、V1は0とされる。この時、先行用紙Pbの後端が反転ローラ対17を抜けており、先行用紙Pbは両面搬送ユニット19内の反転経路R2を搬送される。これによっても、第1実施形態と同様の作用・効果を得ることが可能である。
(第1変形例の付記)
なお、上記では、V1<V2として先行用紙Pbの撓みを無くしていた。しかし、これに限らず、例えば、搬送速度V1を通常速度から0に至るまでの時間に対する変化量を適宜調整することで、先行用紙Pbの撓みを無くしても構わない。
(進入角度制御の第2変形例)
以下、図11および図12を参照して、第2変形例について説明する。
図11のS41において、予測手段20aは、上記S11と同様にして、いずれかの用紙P(後続用紙Pb)の先端が所定位置P4に達したか否かを判断する。
予測手段20aは、S41でYesと判断すると、S42において、管理情報に基づき、後続用紙Paの先端が第2分岐点P2に到達する時刻(以下、先端到達時刻という)を予測する。予測手段20aは、管理情報に基づき、先行用紙Pbの後端が第2分岐点P2を到達する時刻(以下、後端到達時刻という)を予測する。その後、予測手段20aは、後端到達時刻が先端到達時刻よりも遅いか否かを判断する。
予測手段20aは、S42でYesと判断すると、S43において、管理情報に基づき、先行用紙Pbの後端が反転ローラ対17を抜けきる時刻(以下、後端通過時刻という)を予測する。その後、予測手段20aは、先端到達時刻が後端通過時刻よりも遅いか否かを判断する。
予測手段20aは、S42およびS43でYesと判断すると、S44において、管理情報に基づき、反転経路R2に送り出されている最中の先行用紙Pbの所定位置が反転ローラ対17に到達したか否かを判断する。
予測手段20aがS44でYesと判断すると、角度制御手段20bは、S45において、反転ローラ対17の搬送速度V1を、両面搬送ユニット19の搬送速度V2よりも小さくし始める。そして、角度制御手段20bは、反転経路R2に送り出されている最中の先行用紙Pbの後端が反転ローラ対17を抜けきる直前に、搬送速度V1,V2を0にする。換言すると、角度制御手段20bは、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で撓みの無い状態で一旦停止させる。
その後、予測手段20aは、S46において、後続用紙Paが第2分岐点P2に到達したか否かを判断する。
予測手段20aがS46でYesと判断すると、後続用紙Paが先行用紙Pbとのすれ違いが完了したことになる。この間、図7に示すように、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で突っ張らせて撓みが無い状態であるため、先行用紙Pbに対する後続用紙Paの進入角度が90°未満となる。
その後、角度制御手段20bは、S47において、搬送速度V1,V2を上記通常速度に上げる。これにより、先行用紙Pbは反転経路R2をタイミングローラ対12に向けて再び搬送され始める。その後、角度制御手段20bは、S48において先行用紙Pbの後端が反転ローラ対17を抜けたと判断すると、S49において、角度制御手段20bは反転ローラ対17を停止させる。
なお、S41〜S43のいずれかでNoと判断されると、図11の処理は終了する。
ここで、図12を参照して、角度制御手段20bによって制御される搬送速度V1,V2の関係を、時間軸上でより詳細に説明する。時刻t0において、先行用紙Pbが反転ローラ対17から反転経路R2に送り出され始める。時刻t0の後、S44でYesと判断される時刻t1まで、搬送速度V1,V2は同じ通常速度(ただし、V1,V2≠0)となる。時刻t1の後、S45で先行用紙Pbが一旦停止するまでの時刻t2までの間、V1<V2(V1≠0)とされる。換言すると、搬送速度V1が通常速度よりも低速にされる。時刻t2になると、搬送速度V1,V2は0とされる。これによって、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で突っ張らせて撓みが無い状態にする。この状態で、後続記録媒体Pは第2分岐点P2に進入させる。その結果、第2分岐点P2において、後続用紙Paの先行用紙Pbに対する進入角度は90°未満となる。時刻t2の後、S48でYesと判断されるまでの時刻t3までの間、搬送速度V1,V2は上記通常速度に上げられる。その後、時刻t4になると、V1は減速され、時刻t4で0とされる。
(第2変形例の作用・効果)
上記のように、先行用紙Pbの撓みを無くしかつその搬送を一旦停止することで、後続用紙Paの進入角度が90°未満となる。さらに言えば、先行用紙Pbが停止しているため、後続用紙Paに対し、第2分岐点P2から搬送ローラ対19aへの方向の余計な力がかからなくなる。それゆえ、後続用紙Paに耳折れが発生したり、搬送経路R1や反転経路R2でジャムが発生したりすることをより良好に防止することができる。
(第3変形例)
以下、図13および図14を参照して、第3変形例について説明する。
図13は、図11と比較すると、S45〜S47がS51〜S53に代わる点でのみ相違する。それゆえ、図13において、図11のステップに相当するものには同一符号を付け、それぞれの説明を省略する。
S44でYesと判断すると、角度制御手段20bは、S51において、反転ローラ対17および両面搬送ユニット19の搬送速度V1,V2を低速にし始め、やがて搬送速度V1,V2を0にする。換言すると、角度制御手段20bは、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で撓みの無い状態で一旦停止させる。
その後、予測手段20aは、S52において、搬送経路R1上で第2分岐点P2の直前に到達したか否かを判断する。
予測手段20aがS52でYesと判断すると、角度制御手段20bは、S53において、後続用紙Paがこれから第2分岐点P2に進入するとみなして、反転ローラ対17を、両面搬送ユニット19の搬送速度V2よりも小さな搬送速度V1で立ち上げる。これによって、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で突っ張らせた状態(図7を参照)で、先行用紙Pbの搬送を再開する。この状態で、後続用紙Paは、先行用紙Pbに対する進入角度が90°未満となるように、第2分岐点P2に進入する。
ここで、図14を参照して、角度制御手段20bによって制御される搬送速度V1,V2の関係を、時間軸上でより詳細に説明する。時刻t0において、先行用紙Pbが反転ローラ対17から反転経路R2に送り出され始める。時刻t0の後、S44でYesと判断される時刻t1まで、搬送速度V1,V2は同じ通常速度(ただし、V1,V2≠0)となる。時刻t1の後、S51で先行用紙Pbが一旦停止するまでの時刻t2までの間、V1,V2は同様に低速にされ、時刻t2になると、搬送速度V1,V2は0とされる。その後、S52でYesと判断されると、先行用紙Pbの搬送を再開すべく、時刻t3から、反転ローラ対17および搬送ローラ対19aが駆動され始める。時刻t3以降、搬送速度V2は上記通常速度で、搬送速度V1はV2よりも小さな低速に設定される。ここで、V1,V2≠0である。これにより、先行用紙Pbを反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの間で突っ張らせて撓みを無くす。この状態で、後続用紙Paが第2分岐点P2に進入する。その結果、第2分岐点P2において、後続用紙Paの先行用紙Pbに対する進入角度は90°未満となる。その後、先行用紙Pbが反転ローラ対17から完全に抜け出ると、V1は減速され、時刻t4で0とされる。
(第3変形例の作用・効果)
上記のように、先行用紙Pbの搬送を一旦停止した後、搬送速度V1,V2(V2>V1)で反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの駆動を開始することで、先行用紙Pbは、撓みなく反転経路R2上を搬送される。これにより、後続用紙Paの進入角度が90°未満となり、後続用紙Paに耳折れが発生したり、搬送経路R1や反転経路R2でジャムが発生したりすることを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、図15〜図18を参照して、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置5について説明する。本実施形態では、画像形成装置5の左右方向および上下方向を、図15の紙面の左右方向および上下方向とする。また、図15の参照符号の右側には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表す添え字Y,M,C,Kが付加されている。
(画像形成装置5の基本構成)
図15および図16において、画像形成装置5は、上記画像形成装置1と比較すると、送風ファン21をさらに備える点と、制御手段20が制御手段22に代わる点で相違する。それゆえ、図15および図16において、図1および図2の構成に相当するものには同一の参照符号を付け、それぞれの説明を省略する。
送風ファン21は、搬送経路R1上で第2分岐点P2の直ぐ上流に設けられ、第2分岐点P2に進入する直前の後続用紙Paの先端部分に対し、反転経路R2の搬送方向とは逆方向の気流を当てて撓ませる。
制御手段22は、CPUやメインメモリ等から構成されており、画像形成装置5の構成各部を制御する。また、用紙の位置管理は、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
(後続記録媒体の進入角度制御)
第1実施形態で説明した耳折れやジャムの発生を低減すべく、画像形成装置5では、以下に説明する進入角度の調整処理が実行される。そのために、画像形成装置5は、図16に示すように、制御手段22にソフトウェア的に組み込まれる予測手段22aおよび角度制御手段22bを備えている。
予測手段22aは、第1実施形態で説明した予測手段20aと同様であるため、その説明を省略する。
(進入角度制御の処理の流れ)
以下、図17を参照して、第2実施形態の進入角度制御の説明を行う。図17は、図4と比較すると、S13がS61に代わる点で相違する。それゆえ、図17において、図4のステップに相当するものには同一符号を付け、それぞれの説明を省略する。
S12の後に、角度制御手段22bは、S61において送風ファン21を駆動して、第2分岐点P2に進入する直前の後続用紙Paの先端部分に対し、反転経路R2の搬送方向とは逆方向の気流を当てて、気流方向に撓ませる。
(第2実施形態の作用・効果)
上記のように、本実施形態では、送風ファン21により、後続用紙Paの先端の向きを強制的に、反転経路R2の搬送方向とは逆方向に撓ませる。これにより、後続用紙Paの進入角度が90°未満となるので、後続用紙Paに耳折れが発生したり、搬送経路R1や反転経路R2でジャムが発生したりすることを防止することができる。
(変形例)
以下、図18を参照して、第2実施形態の変形例について説明する。
上記では、送風ファン21は、搬送経路R1上で第2分岐点P2の直ぐ上流に設けられ、所定タイミングで、後続用紙Paの先端部分に対し、反転経路R2の搬送方向とは逆方向の気流を当てて撓ませていた。しかし、これに限らず、図18に示すように、送風ファン21は、反転経路R2上で第2分岐点P2の上方またはその直ぐ上流の上方に設けられ、第2分岐点P2に後続用紙Paが進入するタイミングで、先行用紙Pbを上方に吸引し撓ませても構わない。これによっても、上記同様の作用・効果を奏することが可能となる。
(付記)
なお、上記第2実施形態では、S12の後に送風ファン21を駆動するとして説明した。しかし、これに限らず、第2分岐点P2で後続用紙Paが先行用紙Pbに接触する前であれば、どのようなタイミングで送風ファン21を駆動しても構わない。例えば、送風ファン21は常時駆動されていても構わない。
また、上記第2実施形態では、送風ファン21は、搬送経路R1または反転経路R2に設けられる例を説明した。しかし、これに限らず、送風ファン21は、搬送経路R1上で第2分岐点P2の直ぐ上流、および反転経路R2上で第2分岐点P2の直ぐ上流の両方に設けられても構わない。
また、第1実施形態では、反転ローラ対17および搬送ローラ対19aの搬送速度V1,V2の制御に基づく進入角度制御を説明した。第2実施形態では、送風ファン21に基づく進入角度制御を説明した。これら2種類の進入角度制御は背反し合うものではないため、画像形成装置1は、搬送速度V1,V2に基づく進入角度制御に加えて、送風ファン21に基づく進入角度を実行するように構成されても構わない。
(第3実施形態)
次に、図19および図20を参照して、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置7について説明する。従前の実施形態と同様、本実施形態では、画像形成装置7の左右方向および上下方向を、図19の紙面の左右方向および上下方向とする。また、図19の参照符号の右側には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表す添え字Y,M,C,Kが付加されている。
(画像形成装置7の基本構成)
図19および図20において、画像形成装置7は、上記画像形成装置1と比較すると、温度検出手段23をさらに備える点と、制御手段20の代わりに制御手段24を備える点と、で相違する。それゆえ、図19および図20において、図1および図2の構成に相当するものには同一参照符号を付け、それぞれの説明を省略する。
温度検出手段23は、加熱ローラ14aの表面温度を検出する温度センサである。
また、制御手段24は、制御手段20と比較すると、予測手段20aおよび角度制御手段20bに加え、温度制御手段24aを、さらに含んでいる。温度制御手段24aは、制御手段24にソフトウェア的に組み込まれ、温度検出手段23の検出結果に基づき、加熱ローラ14aの温度制御を行う。温度制御手段24aは、温度検出手段23からの温度が所定値以下で、かつ温度制御の開始から所定時間経過前である場合には、用紙Pにカールが発生しやすい状況であるとみなして、進入角度制御の実行指示を、予測手段20aおよび角度制御手段20bに渡す。予測手段20aおよび角度制御手段20bは、実行指示を受けると、図4の処理を行う。ここで、上記所定温度および所定時間は、定着ユニット14、特に加熱ローラ14aの仕様等に基づき適宜定められる値である。
(第3実施形態の作用・効果)
上記のように、用紙Pにカールが発生しやすい状況では、進入角度制御が確実に実行されるので、後続用紙Paに耳折れが発生したり、搬送経路R1や反転経路R2でジャムが発生したりすることを防止することができる。
(第3実施形態の付記)
上記では、進入角度制御の実行指示があると、図4の処理を行うとして説明した。しかし、これに限らず、他のフローチャートに記載した処理を行っても構わない。
(第4実施形態)
次に、図21および図22を参照して、第4実施形態の画像形成装置9について説明する。図21および図22において、画像形成装置9は、上記画像形成装置1と比較すると、湿度検出手段25をさらに備える点と、制御手段20の代わりに制御手段26を備える点と、で相違する。それゆえ、図21および図22において、図1および図2の構成に相当するものには同一参照符号を付け、それぞれの説明を省略する。
湿度検出手段25は、画像形成装置9内の湿度を検出する湿度センサである。
また、制御手段26は、制御手段20と比較すると、予測手段20aおよび角度制御手段20bに加え、実行指示手段26aを、さらに含んでいる。実行指示手段26aは、制御手段26にソフトウェア的に組み込まれ、湿度検出手段25により検出された湿度が所定値以下の場合には、用紙Pにカールが発生しやすい状況であるとみなして、進入角度制御の実行指示を、予測手段20aおよび角度制御手段20bに渡す。予測手段20aおよび角度制御手段20bは、実行指示を受けると、図4等の処理を行う。ここで、上記湿度の所定値は、画像形成装置9の仕様等に基づき適宜定められる値である。これによっても、第3実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
(第5実施形態)
次に、図23および図24を参照して、第5実施形態の画像形成装置101について説明する。図23および図24において、画像形成装置101は、上記画像形成装置1と比較すると、第1温度検出手段27および第2温度検出手段28をさらに備える点と、制御手段20の代わりに制御手段29を備える点と、で相違する。それゆえ、図23および図24において、図1および図2の構成に相当するものには同一参照符号を付け、それぞれの説明を省略する。
第1温度検出手段27は、加熱ローラ14aの表面温度を検出する温度センサであり、第2温度検出手段28は、加圧ローラ14bの表面温度を検出する温度センサである。
また、制御手段29は、制御手段20と比較すると、予測手段20aおよび角度制御手段20bに加え、実行指示手段29aをさらに含んでいる点で相違する。実行指示手段29aは、制御手段29にソフトウェア的に組み込まれ、第1および第2温度検出手段27,28の検出温度に所定値以上の差があれば、用紙Pにカールが発生しやすい状況であるとみなして、進入角度制御の実行指示を、予測手段20aおよび角度制御手段20bに渡す。予測手段20aおよび角度制御手段20bは、実行指示を受けると、図4等の処理を行う。ここで、上記所定値は、画像形成装置101の仕様等に基づき適宜定められる値である。これによっても、第3実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
(付記)
第3〜第5実施形態では、進入角度制御を実行する各種条件について説明した。この条件に関しては、第3〜第5実施形態で記載したもの以外にも、下記のものがある。
1.定着ユニット14から連続的に送出された各用紙Pがスイッチバック要の場合
2.後続用紙Paの種別が予め定められたもの(典型的には薄紙)の場合
3.後続記録用紙Pに転写される画像の濃度が所定値以上の場合
本発明に係る画像形成装置は、搬送経路と反転経路の分岐点で耳折れやジャム等が発生することを低減可能であり、プリンタ、複写機、ファクシミリ又はこれらの複合機等として有用である。
1,5,7,9,101 画像形成装置
10 給紙ユニット
11 縦搬送ローラ対
12 タイミングローラ対
13 イメージングユニット
13a 光走査装置
13b 中間転写ベルト
13e 2次転写ローラ
13f 作像ユニット
14 定着ユニット
14a 加熱ローラ
14b 加圧ローラ
17 反転ローラ対
19 両面搬送ユニット
19a〜19d 搬送ローラ対
20,22,24,26,29 制御手段
20a,22a 予測手段
20b,22b 角度制御手段
21 送風ファン
23 温度検出手段
24a 温度制御手段
25 湿度検出手段
26a,29a 実行指示手段
27 第1温度検出手段
28 第2温度検出手段
M7 反転モータ
M8 第1搬送モータ
R1 搬送経路
R2 反転経路
V1,V2 搬送速度

Claims (17)

  1. 記録媒体に対し両面印刷が可能な画像形成装置であって、
    複数の記録媒体を収納し、収納された記録媒体を1枚ずつ送り出す供給手段と、
    前記供給手段から送り出された各記録媒体に転写すべきトナー画像を形成する画像形成手段と、
    前記供給手段から送り出された各記録媒体に、前記画像形成手段で形成されたトナー画像を転写する転写手段と、
    前記転写手段から送り出された各記録媒体上のトナー画像を定着させる定着手段と、
    前記定着手段から送り出された各記録媒体が通過する搬送経路と、
    前記搬送経路から導入された記録媒体をスイッチバックする反転手段と、
    前記反転手段から前記搬送経路上の分岐点までの区間が該搬送経路と共通化され、該反転手段によりスイッチバックされた記録媒体が通過する反転経路と、
    前記反転経路を通過し表裏反転された記録媒体を、前記転写手段に向けて送り出す両面搬送手段と、を備え、
    前記転写手段はさらに、前記両面搬送手段からの各記録媒体に、前記画像形成手段で形成された各トナー画像を転写して前記定着手段に向けて送り出し、
    前記反転手段によってスイッチバックが必要とされる後続記録媒体が前記分岐点において90°未満の角度で進入させる角度制御手段を、さらに備える、画像形成装置。
  2. 前記供給手段から送り出された記録媒体ごとに、現在位置と、前記スイッチバックの要否を示す反転要否情報と、を含む管理情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段で記憶された管理情報に基づき、前記反転経路に送り出された先行記録媒体に、該反転手段によるスイッチバックが必要な後続記録媒体が前記分岐点にて接触するか否かを予測する予測手段と、をさらに備え、
    前記角度制御手段は、前記予測手段によって前記分岐点での接触が生じると予測された場合に、前記反転手段によってスイッチバックが必要とされる後続記録媒体が前記分岐点において90°未満の角度で進入させる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記反転手段および前記両面搬送手段が記録媒体を送り出す搬送速度をV1,V2とする場合において、
    前記角度制御手段は、前記分岐点での接触が起こる前に、前記搬送速度V1,V2をV1<V2とし、前記先行記録媒体を前記反転手段および前記両面搬送手段の間で突っ張らせる、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記角度制御手段は、前記分岐点での接触が起こる前に、前記反転手段を搬送速度V1で立ち上げ、前記両面搬送手段を、該搬送速度V1よりも高速の搬送速度V2で立ち上げて、前記先行記録媒体を前記反転手段および前記両面搬送手段の間で突っ張らせる、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記角度制御手段は、
    前記分岐点での接触が起こる前に、前記搬送速度V1,V2を、V1<V2として、前記搬送速度V1,V2をV1<V2とし、前記先行記録媒体を前記反転手段および前記両面搬送手段の間で突っ張らせ、その後、
    前記搬送速度V1,V2を、V1=V2=0として、前記先行記録媒体を前記反転手段および前記両面搬送手段の間で停止させる、請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記角度制御手段は、
    前記分岐点での接触が起こる前に、前記搬送速度V1,V2を、V1=V2=0として、前記先行記録媒体を前記反転手段および前記両面搬送手段の間で停止させ、その後、
    前記反転手段を搬送速度V1で立ち上げ、前記両面搬送手段を、該搬送速度V1よりも高速の搬送速度V2で立ち上げて、前記先行記録媒体を前記反転手段および前記両面搬送手段の間で突っ張らせる、請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記角度制御手段は、前記分岐点に対し所定距離だけ前記搬送経路の上流側に後続記録媒体が達した時に、前記後続記録媒体の進入角度を制御する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記角度制御手段は、前記分岐点に対し所定距離だけ前記搬送経路の上流側に後続記録媒体が達した時に、前記後続記録媒体の進入角度を制御し、
    前記所定距離は、前記反転手段の搬送速度をV1にするための時間と、前記先行記録媒体の撓みが解消される時間と、の合計時間に前記後続記録媒体が進む距離以上とする、請求項3〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記搬送手段に沿い、かつ前記分岐点の近傍に設けられる送風手段をさらに備え、
    前記角度制御手段は、前記分岐点での接触が起こる前に、前記送風手段を駆動して、前記後続記録媒体の先端部分を、前記反転経路の搬送方向とは逆向きに撓ませる、請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記反転経路に沿い、かつ分岐点の近傍に設けられる送風手段をさらに備え、
    前記角度制御手段は、前記分岐点での接触が起こる前に、前記送風手段を駆動して、前記先行記録媒体を前記反転経路において上方に撓ませる、請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記定着手段は、前記転写手段から送り出された記録媒体を加熱および加圧する第1および第2回転体を含んでおり、
    前記画像形成装置は、
    前記第1回転体の温度を制御する温度制御手段と、
    前記第1回転体の温度を検出する温度検出手段と、をさらに備え、
    前記角度制御手段は、前記温度制御手段による温度制御の開始から所定時間経過しておらず、かつ前記温度検出手段の検出温度が所定温度以下の場合に、前記先行記録媒体に対する前記後続記録媒体の進入角度を制御する、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置内の湿度を検出する湿度検出手段をさらに備え、
    前記角度制御手段は、前記湿度検出手段による検出湿度が所定値以上の場合に、前記先行記録媒体に対する前記後続記録媒体の進入角度を制御する、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記定着手段は、前記転写手段からの記録媒体を加熱および加圧する第1および第2回転体を含んでおり、
    前記画像形成装置は、
    前記第1回転体の温度を制御する温度制御手段と、
    前記第1および前記第2回転体の温度を検出する第1および第2温度検出手段と、
    前記角度制御手段は、前記第1および前記第2の温度検出手段の検出温度の差が所定値以上の場合に、前記後続記録媒体の進入角度を制御する、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記角度制御手段は、前記定着手段から連続して送り出された各記録媒体が前記反転手段によるスイッチバックを必要とする場合、前記後続記録媒体の進入角度を制御する、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記角度制御手段は、前記後続記録媒体の種別が予め定められたものの場合、前記後続記録媒体の進入角度を制御する、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記後続記録媒体の種別は、薄紙である、請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記角度制御手段は、前記後続記録媒体に転写されるトナー画像の濃度が所定値以上の場合、前記後続記録媒体の進入角度を制御する、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
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