JP2013241162A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動パワーステアリング装置において、簡単な構成・手法によりスイッチング素子の故障検出ができる。
【解決手段】コントロールユニット1は、モータ6の各端子Mu,Mv,MwとCPU10との間に設けられモータ6の各端子Mu,Mv,Mwの電圧を合成した電圧をCPU10に入力する監視回路を有し、CPU10は、少なくともCPU起動時にスイッチング素子T1,T2,T3,T4,T5,T6をそれぞれ駆動することにより、監視回路16が検出した電圧が所定値となっているか否かをチェックすることにより複数のスイッチング素子T1,T2,T3,T4,T5,T6の各々のスイッチング素子のフェールを検出する初期チェック機能を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電動パワーステアリング装置において、特にモータ駆動を行うスイッチング素子の故障検出に関するものである。
電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を補助力として用いることで操舵力を軽減するものである。そのため、装置の故障により、異常な補助力が発生すると操舵不能に陥る可能性もあり、安全上好ましくない。この様な問題に対し、監視手段を設け装置が故障しても安全性を確保する為の発明がなされている。特に、モータに供給する電流を制御するスイッチング素子は、大電流をオン・オフ制御しているため、このスイッチング素子の故障検出は重要である。
特開2001−57012号公報
特許文献1の装置では、モータ電流を制御するスイッチング素子であるFETの故障検出のために、1個のFETのみオンしその他はオフして、モータ端子電圧をモニタして故障の有無を検出するものである。複数存在するFETのオン故障、オフ故障を検出するため、1個ずつオンして実際にオンできているか、オフしているFETでは実際にオフできているかをモータの端子電圧値で調べる方法である。
しかし、現実には従来の方法では検出困難な場合がある。1つは、モータ電流を制御している場合には、モータ電流制御に影響しない程度の超高速でしか従来の1個ずつの検査はできない。また、通常FETにはドレイン・ゲート、ゲート・ソースのそれぞれの間に浮遊容量(図1のC1、C2)が存在する。またモータ電流を供給する際にオン・オフの早いデューティ制御を行うことが多い。1つのアームの上段FETをデューティ制御し、下段FETをオフしている駆動モードにおいて、前記の浮遊容量(図1のコンデンサC1)が大きく、デューティ制御周期が早い場合、下段FETのゲートがオープン故障をしている場合、上段FETのデューティ駆動により下段FETのゲート電圧までが次第に上昇し、下段FETが中途半端にオンしてしまう現象が発生する。1つのアームで上下段のFETが同時オンすると大電流が流れてしまう故障が発生する。このような故障がモータ制御開始に発生すると検出できず、素子、回路の破壊に至ることもあった。
そこで、この発明は簡単な構成・手法で、スイッチング素子の定常制御を開始する前に、前もってスイッチング素子の故障検出を行うことができ、かつ故障であるかどうかのチェック時間を最短で行うことが可能な電動パワーステアリング装置を提供することを主目的とする。
また、スイッチング素子が4個より多く存在する機種も現実にはある。そのため従来装置では監視回路もCPUの入力ポートも多数必要であり、コスト的にも、回路規模的にも不利となってしまう。
そこで、この発明は複数のスイッチング素子に対してCPUの1つの入力ポートで故障検出を可能とし、回路規模、コストを削減することを副次的目的とする。
この発明に係る電動パワーステアリング装置は、ハンドルの操舵力をアシストするモータと、このモータの電流を制御しモータを駆動するコントロールユニットとを備え、前記コントロールユニットには、目標のモータ電流を供給するように制御信号を出力するCPUと、前記制御信号に応じて前記モータ電流を直接制御する複数のスイッチング素子とを有する電動パワーステアリング装置において、前記コントロールユニットは、前記モータの各端子と前記CPUとの間に設けられ前記モータの各端子の電圧を合成した電圧を前記CPUに入力する監視回路を有し、前記CPUは、少なくともCPU起動時に前記スイッチング素子をそれぞれ駆動することにより、前記監視回路が検出した電圧が所定値となっているか否かをチェックすることにより前記複数のスイッチング素子の各々のスイッチング素子のフェールを検出する初期チェック機能を有するものである。
この発明の電動パワーステアリング装置によれば、簡単な構成・手法によりスイッチング素子の故障検出ができる。
この発明の実施の形態1を示す図で、電動パワーステアリング装置の全体回路の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図1におけるCPUの全体の概略機能・動作の一例をフローチャートで示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、初期チェックの機能・動作の一例をフローチャートで示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、スイッチング素子のon・offをタイミングチャートで例示する図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、スイッチング素子のon・offとADMの取り込み電圧との関係をタイミングチャートで例示する図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、第2の初期チェックの機能・動作の一例をフローチャートで示す図である。 この発明の実施の形態3を示す図で、電動パワーステアリング装置の全体回路の他の例を示す図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図5に基づいて説明する。
図1は電動パワーステアリング装置全体の電気回路図である。
図1において、コントロールユニット(以下ECUと記す)1、電源2、車速センサ3、ハンドル操舵のためのトルクセンサ4、バッテリ5、モータ6から主に構成されている。また、ECU1は、制御、フェールセーフを受け持つCPU10、電源2から5V定電圧を作る5V電源11、車速センサ3およびトルクセンサ4の各出力を入力するインターフェース(I/F)12,13、3相ブリッジのインバータを構成するFET等のスイッチング素子(以下、FETと記す)T1〜T6を駆動するための駆動部14、モータのための電源供給するリレー15、抵抗R1〜抵抗R3に流れる電流からモータ電流を検出する電流検出部から主に構成されている。また、駆動部14は、FETの駆動のみではなく、検出されたモータ電流の換算部、リレー15駆動部も包含している。なお、図1において、○印は5V系の電源を、□印は12V系の電源を、それぞれ示す。
このように構成された装置において、CPU10が時々刻々検出したトルク、車速に対応した目標のモータ電流を流すように各FETを駆動するデューティ信号を駆動部14へ出力し、実際のモータ電流を抵抗R1〜抵抗R3により検出し、CPUの電流信号入力端子であるA/DポートAD1〜AD3(以下、単にAD1〜AD3と略記する)に伝達し
てフィードバック制御を行っている。また、意図したモータ電流が流れていない場合は、その不具合モードに応じて、各FETの制御を中断したり、リレーをオフして電源自体を遮断する等のフェールセーフ機能を有している。これらは従来装置と同様である。
本実施の形態1では、モータ6の3個の端子(本実施の形態では電機子コイルの各相端子を例示してある)Mu,Mv,Mwのそれぞれの電圧を検出するための監視回路16が追加されている。この監視回路16において、各モータ端子Mu,Mv,Mwからそれぞれ抵抗R4、抵抗R5、抵抗R6が接続され、これら抵抗R4〜R6を、その各モータ端子Mu,Mv,Mwとの接続と反対の側で一つに接続して、抵抗R7と抵抗R8とで5Vを分圧した分圧点VDPと接続し、CPU10の分圧点VDPの電圧信号入力端子であるA/Dポート(以下、単にADMと略記する)へ分圧点VDPの電圧信号を入力している。なお、CPU10の近傍に、抵抗R4、抵抗R5と並列に設けたダイオードD16、コンデンサC16は、ADMに取り込む電圧(分圧点VDPの電圧)の平滑化のために設けてある。
ここでR4=R5=R6=30KΩ、R7=33KΩ、R8=20KΩとする。モータ自体の抵抗値は、監視回路16の各抵抗値と比較して非常に小さいので無視できる。しかし、インダクタンス成分は応答性に関係し、無視できない。まず、全FETT1〜FETT6がオフの場合、抵抗R7、R8の分圧によりADMの取り込み電圧≒1.89Vとなる。
下段アームのFETT2、FETT4、FETT6の少なくとも1個がオンの場合、ADMの取り込み電圧≒0.84Vとなる。
さらにリレー15がオンで、上段アームのFETT1、FETT3、FETT5の少なくとも1個がオンの場合、ADMの取り込み電圧≒5Vとなる。
これら3種類の電圧が静的には考えられる。さらにモータのインダクタンス、各素子の遅れ等により瞬時に電圧が変化することはなく、各部品のばらつき、温度変化等を考慮して所定時間の遅れを加味する必要がある。この遅れは実験、又は計算で求めることができるので、所定の時間遅れを予め把握できる。
この監視回路16を使用したフェール検出方法について、図2、図3を用いて説明する。両図はCPU10のソフトウエアを示したフローチャートである。図2はソフトウエアの全体を示している。図2においてCPU10に電源5Vが供給されると、CPU10のクロックに沿ってソフトウエアが起動される。まずステップS1において、各RAM、ポート等の初期化を行う。その後ステップS2において本発明のフェール検出を行うか否かをチェックする。CPUの起動時にはこの初期チェックを行うように構成されている。ステップS2において初期チェックが終了していない場合(N)、ステップS3にて初期チェックルーチンを実施する。このステップS2、ステップS3の詳細については追って図3で説明する。
初期チェックが終了した場合(Y)、ステップS10にて初期チェックによるフェイルが無ければ(Y)、ステップS4にて通常のフェールチェックを行う。ステップS10にて初期チェックによるフェイルが有れば(N)、ステップS8においてそのフェールに応じた処理を行う。例えば、FETT1〜FETT6のチェックのみではなく、トルクセンサ4の異常、モータ電流の異常も含めて、その時点の動作モードに応じたフェール検出を行う。そして故障を検出した場合、その故障に対応したフラグをセットする。次にステップS5において、初期チェックのフェールも含め、すべてのフェールの有無を判断する。故障を検出していない場合(Y)、ステップS6にてモータ電流の制御を行う。この処理がパワーステアリング制御を構成しているが、従来装置と同様であるので説明は割愛する。次にステップS7において、異常が発生していないのでフェールランプをオフする。
一方、フェールがあった場合(ステップS5のN)、ステップS8においてそのフェールに応じた処理を行う。最も厳しいフェールの場合は全FETをオフとし、さらにはリレー15も開成しパワーステアリング機能を中断する。また、フェール内容によってはモータ電流を制限、減少させる場合もある。そして運転者へ報知するためにステップS9にてフェールランプを点灯させる。ステップS4〜ステップS9以上の各処理を繰り返して行っている。
次に、初期チェックによるFET不良検出機能・動作について、特に図3を用いて説明する。
図3において、ステップS20においてADMの電圧値を読み込む。
次にカウンタを利用してFETの駆動モードを選択する。カウンタのカウント値をCTとした場合、CT=0であれば(Y)、ステップS22においてADMの取り込み電圧値が約1.89Vが否かをチェックする。CT=0は全FETがオフであるので装置が正常であれば、ADMの取り込み電圧値は、各抵抗値による分圧値となる。
ADMの取り込み電圧値≒1.89Vでなかった場合(N)、ステップS23でADMの取り込み電圧値がADMの取り込み電圧値が5.0Vであるかどうかをチェックする。もし、ADMの取り込み電圧値が5Vであれば(Y)、電源供給していないにもかかわらず5Vが検出されたので、ステップS24にてモータ天絡フェール(上段FETのオンフェール)として記憶する。
一方、ADMの取り込み電圧値が5Vでなければ(N)、ステップS25にてモータ地絡フェール(下段FETのオンフェール)として記憶する。
ステップS22においてADMの取り込み電圧値が約1.89Vである場合(Y)、ステップS26において、FETT2のみをオンする。
ステップS27ではカウンタ値を1加算する。
ステップS28は所定時間待機する処理であり、図3の各処理を一定時間で実施するようにしているばかりでなく、FET駆動による検出値の遅れ、例えば10msecをこの待機で調整する。
ステップS21において、CTが0でない場合(N)、ステップS29でCT=1か否かをチェックする。CT=1の場合(Y)、ステップS30にてADMの取り込み電圧値が約0.84Vか否かをチェックする。このルーチンではFETT2のみオンとなっているはずであるので、分圧値が低くなっていることが正常である。ADMの取り込み電圧値が0.84Vでなければ(N)、ステップS31にはFETT2がオープンフェールしているとして記憶する。一方、正常であればフェールの記憶はしない。
次にステップS32にてFETT4のみをオンするように制御を変更する。
ステップS29でCT=1でなければ(N)、ステップS33にてCT=2か否かをチェックする。このチェックの結果、CT=2の場合(Y)、ステップS34でADMの取り込み電圧値≒0.84Vか否かをチェックし、ADMの取り込み電圧値が0.84Vでなければ(N)、ステップS35にてFETT4がオープンフェールと記憶する。その後ステップS36にてFETT6のみをオンに変更する。
同様にステップS37〜ステップS39にてFETT6のオープンフェールをチェックする。
次にステップS40ではFETT1のみをオンする。なお、図1のリレー(15)は閉成しておく。その後ステップS41でCT=4か否かをチェックし、CT=4の場合(Y)、ステップS42にてADMの取り込み電圧値≒5.0Vか否かをチェックする。正常であれば、FETT1のみオンしているので、分圧点VDPの分圧値は5Vになっているはずである。もしADMの取り込み電圧値が5Vでない場合(N)、ステップS42でFETT1のオープンフェールを記憶する。
次にステップS43にてFETT3のみをオンに変更する。
同様にステップS44〜ステップS46にてFETT3のオープンフェールをチェックし、ステップS47にてFETT5のみをオンとする。その後も同様にステップS48、ステップS49にてFETT5のオープンチェックを行う。
最後にステップS50にて全FETをオフとする。
ここでカウンタCTは0〜6まで変化する。このカウンタを利用して初期チェックが終了したか否かを調べることができる。CT=0〜5までは初期チェック中であり、CT=6になると初期チェックが終了したこととなる。そのため図2のステップS1の初期化において、カウンタCTもリセット(0)とし、カウンタCTの値によりステップS2の初期チェックが済んでいるか否かを調べることができる。
また、図2ではCPUが起動される毎に初期チェックを行うようになっていた。これは、車両からみるとイグニッションスイッチをオンした際に初期チェックを行うものである。
さらにエンジン作動中であっても、車両が停止していることが確実な場合に初期チェックを行うようにしてもよい。例えば、車速センサ3とトルクセンサ4とが共に0で、かつパーキングブレーキをかけている等の条件で初期チェックを行うようにしてもよい。
また、電源用リレー15については説明しなかったが、上段FETT1、FETT3、FETT5をオンする場合は必ずリレーもオンするのみならず、全FETオフ時のチェックの際にリレーをオン、オフ制御してリレーのチェックを行ってもよい。
以上のように初期チェックにて各スイッチング素子の駆動を1つのモニタ(ADM)で、所定の時間毎に行うことで、簡単な追加回路と単純な処理ルーチンで各FETの不良(フェール)の検出が可能である。
ここで、FETT2、FETT4、FETT6のチェック(正常・異常の判定)について最短時間で行える点につき説明する。図4は、FETT2、FETT4、FETT6のチェック時を表す。正常時は最短10msecで判定、異常時は最長40msecで判定する。図5(a)に示すように正常時は、例えばFETT2のみをONした場合、10msec待ち、そ
の時点でADMの取り込み電圧値が0.84Vまで下がっていれば、正常であると判定し、次のFETT4のチェックに移る。この10msecは、回路により異なり、実験、又は計算で求めることができるので、所定の時間遅れを予め把握でき、最短な時間を設定することができる。
なお、図5(b)に示すように、異常時は、例えばFETT6がオープンしていた場合、ADMの取り込み電圧値が5Vまであがり、誤判定しないように最大40msec待って異常判定を確定する。
実施の形態2.
次に実施の形態2について、図6を用いて第2の初期チェックについて説明する。この第2の初期チェックの機能は、モータに電流を流しながらチェックするものである。まず方法の説明の前に、モータの最大電流は例えば40Aとすると、大電流を供給するとハンドルが自転する可能性があるのでモータが自転しない程度の電流、例えば最大電流の約10%を流してチェックをすることになる。約4Aの電流を供給するとして、モータに含まれるインダクタンス他の影響で、その立上り状況を予め調べる。つまり電流供給時間に対する電流値の上昇率を調べ、例えば、10msecでは、通常状態で約3.5Aに到達することを把握する。さらに温度変化、モータコイルのばらつき等を考慮して、10msec後にβ1A〜β2Aになると正常なものとみなす。このβ1、β2の電流値をA/DポートAD1〜AD3の取り込み値α1、α2に換算する。
以上の前提を踏まえて、第2の初期チェックを実施の形態1の図3のステップS27の続きに挿入することができる。
図3のステップS50にて全FETオフではなく、FETT5とFETT2とをオンするように出力する。ステップS28で一定時間待ち、次に図4において、ステップS60でAD1〜AD3の値を入力する。ステップS61ではカウンタCT=7か否かをチェックし、7以上であれば第2初期チェック中であるものとみなせる。CT=7の場合(Y)、入力したAD1の取り込み値がα1とα2の間にあるか否かをチェックする。所定の時間(例えば10msec)後であるので正常な装置であれば、モータ電流換算値はα1〜α2となる。もし、AD1がこの間にない場合(N)、ステップS63にてU相系不良のフェールを記憶する。次にステップS64にてFETT1とFETT4とをオンに変更する。
ステップS61でCT=7でない場合(N)、ステップS65でCT=8か否かをチェックする。CT=8の場合(Y)、ステップS66にてAD2の取り込み値を、同様にα1とα2との間に入っているかをチェックする。もし、AD2の取り込み値がα1とα2との間に入っていない場合(N)、ステップS67にてV相系不良のフェールを記憶しチェック処理を強制終了する。(Y)の場合ステップS68にてFETT3とFETT6のペアをオンする。
同様にステップS69ではAD3の取り込み値をチェックし、AD3がα1とα2との間に入っていない場合(N)、ステップS70にてW相系不良のフェールを記憶する。この一連の処理により、全相巻線と、FETに電流を流したことになるので、ステップS71にてチェック処理完了として全FETをオフする。
以上のような処理により第2初期チェックを終了する。これにより各素子、モータに実施の形態1の電流よりも大電流を流してチェックするので、さらに別の例えば故障しかけているようなモードでも前もって検出することができる。また、図2のステップS2における初期チェック済みは、この第2初期チェックを挿入するのでCT=10で終了となる。実施の形態1における初期チェックとこの第2初期チェックは、同一の時間管理、同等のステップ管理を行うことができ、ソフトウエアの無駄を抑制することができる効果も奏する。なお、モータ電流検出回路やAD1〜AD3は、第2の初期チェックのために追加した回路ではなく、パワーステアリング制御に使用する従来から備えていた回路を利用したものである。
電流供給時にFETを所定時間連続オンとしたが、通常のパワーステアリング制御で使用するものと同一のデューティ制御に置き換えることも可能である。また、電流供給に3相巻線から2相を選択して実施したが、2相に限ることはなく3相すべてを順に制御する方法でもよい。またCPU入力端子AD1〜AD3の内1個を選択したが、これも1個に限定するものではなく、敢えて電流が流れていない検出値もチェックする等の改良方法であってもよい。
さらにまた、実施の形態2のFETの駆動モードを利用し、実施の形態1におけるADMをモニタしてフェール検出を行うこともできる。その際には所定電流が流れるまでの時間遅れよりも早い時点でADMをモニタ、チェックすることができる。
実施の形態3.
次に図7に基づき実施の形態3について説明する。図1との差異は、FETT1〜FETT6とモータ6との間にモータリレーRY1〜モータリレーRY3を挿入したことである。このモータリレーRY1〜モータリレーRY3は、CPU10の信号によりそれぞれ
制御される。図7ではFETによる電子リレーとして図示したが、リレー15と同様に接点を有するメカ的なリレーであってもよい。またすべてのモータ端子にモータリレーを挿入したが、すべてに挿入しなくてもよい。
図7においてモータ端子はMu、Mv、Mwの位置であり、各モータ端子の電圧を監視回路16で検出する。CPU10でのチェック方法は図3、図6とほぼ同様であるが、FETのチェックの際に、モータリレーRY1〜モータリレーRY3の開閉状態も一緒にチェックする機能を追加することで可能である。具体的には上段FETT1、FETT3、FETT5を駆動する際に、各モータリレーを開成し、さらには閉成してモータ端子電圧をチェックすることにより、実施の形態1と同一の処理ルーチンを利用して実施できる。
以上のように、モータリレーが配設されているシステムであっても、FETの故障チェックと同一回路、同一時間管理でモータリレーのチェックもできるという効果を奏する。
前述のように、本実施の形態1〜3は、次のような技術的特徴がある。
ハンドルの操舵力をアシストするモータと、このモータの電流を制御しモータを駆動するコントロールユニットとを備え、前記コントロールユニットには、目標のモータ電流を供給するように制御信号を出力するCPUと、前記制御信号に応じて前記モータ電流を直接制御する複数のスイッチング素子とを有する電動パワーステアリング装置において、前記コントロールユニットには、前記モータの各端子と前記CPUとの間に監視回路が配設され、この監視回路は、前記モータの端子毎にそれぞれ接続され、モータ端子電圧を検出し、その後単一の信号に合成されて前記CPUへ入力され、前記CPUは、少なくともCPU起動時に前記スイッチング素子をそれぞれ駆動することにより、所定時間後に前記監視回路が検出した電圧が所定値となっているか否かをチェックする初期チェック機能を有する。
モータの端子は2個以上存在し、それぞれに抵抗を接続し、これら抵抗の他端は一箇所に接続されて、所定の抵抗値で電源とグランド間に分圧された中間点と接続されてCPUのA/Dポートに入力される。
CPUの初期チェックは、所定の時間毎に、各スイッチング素子をそれぞれ順に駆動し、検出した電圧から前記スイッチング素子が故障か否かを判断する手段を有している。
コントロールユニットは、モータ電流を検出する電流検出回路を有し、CPUの初期チェック時にモータが回転しない程度の電流を供給するように、各スイッチング素子を駆動し、所定時間後に検出したモータ電流が所定範囲内に入っているか否かをチェックする第2の初期チェック機能を有している。
CPUは初期チェックで検出したフェールと、パワーステアリング制御中に検出したフェールとを一括してフェールの有無をチェックし、フェール検出時の対処を行う。
複数のスイッチング素子とモータ端子との間にモータリレーを配設し、CPUは前記モータリレーの開閉を制御する信号を出力するとともに、初期チェックにおいて各スイッチング素子を順に駆動する際に前記モータリレーの制御信号に応じて前記モータ端子電圧をチェックする。
本実施の形態1〜3は、観点をかえると次のような技術的特徴もある。
ハンドルの操舵力をアシストするモータと、このモータの電流を制御しモータを駆動するコントロールユニットとを備え、前記コントロールユニットには、目標のモータ電流を供給するように制御信号を出力するCPUと、前記制御信号に応じて前記モータ電流を直接制御する複数のスイッチング素子とを有する電動パワーステアリング装置において、前記コントロールユニットは、前記モータの各端子と前記CPUとの間に設けられ前記モータの各端子の電圧を合成した電圧を前記CPUに入力する監視回路を有し、前記CPUは、少なくともCPU起動時に前記スイッチング素子をそれぞれ駆動することにより、前記監視回路が検出した電圧が所定値となっているか否かをチェックすることにより前記複数のスイッチング素子の各々のスイッチング素子のフェールを検出する初期チェック機能を有する。
前記複数のスイッチング素子の各々のフェール検出が、前記制御信号に応じて前記モータ電流が定常制御される前に行われる。
前記監視回路は、抵抗による分圧回路と、この分圧回路の分圧点と前記モータの各端子とをそれぞれ接続する抵抗とにより構成され、前記CPUは前記分圧点の電圧が所定値となっているか否かをチェックすることにより前記複数のスイッチング素子の各々のフェールを検出する。
前記各スイッチング素子が、所定の時間毎にそれぞれ順に駆動される。
コントロールユニットは、モータ電流を検出する電流検出回路を有し、前記CPUの前記初期チェック時にモータが回転しない程度の電流を供給するように各スイッチング素子を駆動し、所定時間後に検出したモータ電流が所定範囲内に入っているか否かをチェックする第2の初期チェック機能を有する。
前記電流検出回路は、前記モータの各端子とグランド間に接続された複数の電流検出用の抵抗を有し、前記コントロールユニットは、前記電流検出用の抵抗を流れるータ電流が所定範囲内に入っているか否かをチェックする。
前記コントロールユニットは、前記複数のスイッチング素子と前記モータの各端子との間に接続されたモータリレーを有し、前記CPUは前記モータリレーの開閉を制御する信号を出力するとともに、前記初期チェックにおいて前記各スイッチング素子を順に駆動する際に前記モータリレーの制御信号に応じて前記モータの前記端子電圧の前記チェックをする。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を適宜、変形、省略することができる。
また、図1〜図7の各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
1 コントロールユニット(ECU)、 2 電源、
3 車速センサ、 4 トルクセンサ、
5 バッテリ、 6 モータ、
10 CPU、 11 5V電源、
12,13 インターフェース(I/F)、
14 駆動部、 15 リレー、
16 監視回路、
AD1,AD2,AD3 電流信号入力端子(CPUのA/Dポート)、
ADM 電圧信号入力端子(CPUのA/Dポート)、
C1,C2 ゲート・ソース間の浮遊容量、
C16 平滑用のコンデンサ、 D16 平滑用のダイオード、
Mu,Mv,Mw モータ6の端子、
R1,R2,R3 電流検出用の抵抗、
R4,R5,R6 電圧検出用の抵抗、
R7,R8 分圧用の抵抗、
RY1,RY2,RY3 モータリレー、
T1,T2,T3,T4,T5,T6 スイッチング素子(FET)、
VDP 分圧点。

Claims (8)

  1. ハンドルの操舵力をアシストするモータと、このモータの電流を制御しモータを駆動するコントロールユニットとを備え、前記コントロールユニットには、目標のモータ電流を供給するように制御信号を出力するCPUと、前記制御信号に応じて前記モータ電流を直接制御する複数のスイッチング素子とを有する電動パワーステアリング装置において、
    前記コントロールユニットは、前記モータの各端子と前記CPUとの間に設けられ前記モータの各端子の電圧を合成した電圧を前記CPUに入力する監視回路を有し、
    前記CPUは、少なくともCPU起動時に前記スイッチング素子をそれぞれ駆動することにより、前記監視回路が検出した電圧が所定値となっているか否かをチェックすることにより前記複数のスイッチング素子の各々のスイッチング素子のフェールを検出する初期チェック機能を有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、前記複数のスイッチング素子の各々のフェール検出が、前記制御信号に応じて前記モータ電流が定常制御される前に行われることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電動パワーステアリング装置において、前記監視回路は、抵抗による分圧回路と、この分圧回路の分圧点と前記モータの各端子とをそれぞれ接続する抵抗とにより構成され、前記CPUは前記分圧点の電圧が所定値となっているか否かをチェックすることにより前記複数のスイッチング素子の各々のフェールを検出することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一に記載の電動パワーステアリング装置において、前記各スイッチング素子が、所定の時間毎にそれぞれ順に駆動されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一に記載の電動パワーステアリング装置において、コントロールユニットは、モータ電流を検出する電流検出回路を有し、前記CPUの前記初期チェック時にモータが回転しない程度の電流を供給するように各スイッチング素子を駆動し、所定時間後に検出したモータ電流が所定範囲内に入っているか否かをチェックする第2の初期チェック機能を有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  6. 請求項5に記載の電動パワーステアリング装置において、前記電流検出回路は、前記モータの各端子とグランド間に接続された複数の電流検出用の抵抗を有し、前記コントロールユニットは、前記電流検出用の抵抗を流れるータ電流が所定範囲内に入っているか否かをチェックすることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一に記載の電動パワーステアリング装置において、前記CPUは、前記初期チェックで検出したフェールと、パワーステアリング制御中に検出したフェールとを一括してフェールの有無をチェックし、フェール検出時の対処を行うことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一に記載の電動パワーステアリング装置において、前記コントロールユニットは、前記複数のスイッチング素子と前記モータの各端子との間に接続されたモータリレーを有し、前記CPUは前記モータリレーの開閉を制御する信号を出力するとともに、前記初期チェックにおいて前記各スイッチング素子を順に駆動する際に前記モータリレーの制御信号に応じて前記モータの前記端子電圧の前記チェックをすることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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