JP2013238538A - 赤外線放射素子 - Google Patents

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孝明 吉原
Yoshitada Nagatani
吉祥 永谷
Koji Tsuji
幸司 辻
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昌男 桐原
Hiroki Matsunami
弘貴 松浪
Michihiko Ueda
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Abstract

【課題】低消費電力化および高出力化を図ることが可能であり、且つ、信頼性の向上を図ることが可能な赤外線放射素子を提供する。
【解決手段】赤外線放射素子1は、基板2と、基板2の一表面側に形成された発熱体層3および発熱体層3を覆う保護層4を有する機能層5と、基板2の上記一表面側で基板2と機能層5との間に介在し機能層5を支持する絶縁層6と、基板2の上記一表面側で発熱体層3に電気的に接続された一対のパッド9,9とを備えている。基板2は、絶縁層6における発熱体層3側とは反対側の表面を露出させる開口部2aが形成されている。絶縁層6は、開口部2aと発熱体層3とを隔離するダイヤフラム部6Dと、基板2の上記一表面側で開口部2aの周部に設けられダイヤフラム部6Dを支持する支持部6Sとを備える。絶縁層6および保護層4は、パッド9,9よりも発熱体層3に近い線膨張率を有する材料からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線放射素子に関するものである。
従来から、MEMS(micro electro mechanicalsystems)の製造技術などを利用して製造される赤外線放射素子が研究開発されている。この種の赤外線放射素子は、ガスセンサや光学分析装置などの赤外線源(赤外光源)として使用することができる。
この種の赤外線放射素子としては、例えば、図9および図10に示す構成の放射源が知られている(特許文献1)。
この放射源は、基板13と、基板13上に形成された第1絶縁層22と、第1絶縁層22上に形成された放射表面層11と、放射表面層11上に形成された第2絶縁層24、第2絶縁層24上に形成された極めて細い複数の白熱フィラメント10とを備えている。また、この放射源は、各白熱フィラメント10を覆うように形成され各白熱フィラメント10を保護する第3絶縁層26と、第3絶縁層26に形成された開口を通して各白熱フィラメント10の両端部に接続された一対の金属パッド15,15とを備えている。第2絶縁層24は、放射表面層11と白熱フィラメント10とを電気的に絶縁するために設けてある。また、特許文献1には、白熱フィラメント10が、均一平面板としての多層構造をなす他の要素(第1絶縁層22、放射表面層11、第2絶縁層24、第3絶縁層26)により囲まれている旨が記載されている。また、特許文献1には、第1絶縁層22および第3絶縁層26を設ける目的は、白熱フィラメント10および放射表面層11が酸化しないように保護することである旨が記載されている。
また、基板13には、放射表面層11に対応して開口部14が形成されている。特許文献1には、開口部14を形成するために使用できるエッチング液として、水酸化カリウム(KOH)水溶液、少量のピロカテコールを添加したエチレンジアミン水溶液、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)が記載されている。
基板13は、(100)配向のシリコンチップにより形成されている。また、第1絶縁層22は、厚さが200nmの窒化シリコン層からなる。また、放射表面層11は、厚さが約1μmで、ホウ素、リンまたは砒素がドープされたポリシリコン膜からなる。また、第2絶縁層24は、厚さが約50nmの窒化シリコン層からなる。また、白熱フィラメント10は、厚さが約400nmのタングステン層からなる。また、第3絶縁層26は、厚さが約200nmの窒化シリコン層からなる。金属パッド15は、例えば、アルミニウムから形成されており、第3絶縁層26に形成された開口を通して白熱フィラメント10とオーム性接触を形成している。
また、放射源は、放射表面層11が1mmの面積を有している。白熱フィラメント10の寸法については、例えば厚さを0.1−1μm、幅を2−10μmとし、その間隔を20−50μmとしてある。
放射源は、白熱フィラメント10が当該白熱フィラメント10に流れる電流により加熱されるが、白熱フィラメント10を、専ら放射表面層11の加熱のために用いるものであり、放射表面層11が主熱放射源として振る舞う。
特開平9−184757号公報
ところで、赤外線放射素子を例えば分光式ガスセンサ用の赤外線源として用いる場合には、赤外線放射素子を間欠的に駆動することで赤外線を間欠的に放射させ、赤外線を検出する受光素子の出力をロックインアンプにより増幅することで、ガスセンサの出力のS/N比を向上できることが知られている。
しかしながら、図9および図10に示した放射源の構成では、白熱フィラメント10の熱容量だけでなく、第1絶縁層22、放射表面層11、第2絶縁層24および第3絶縁層26それぞれの熱容量に起因して、白熱フィラメント10へ与える電圧波形に対する放射表面層11の温度変化の応答が遅くなる。このため、上述の放射源では、放射表面層11の温度が上昇しにくくなり、高出力化、低消費電力化および応答速度の高速化が難しい。
そこで、上述の放射源では、第1絶縁層22の熱容量を小さくするために、第1絶縁層22の厚さを薄くすることが考えられる。しかしながら、上述の放射源では、動作中に発生する熱応力に起因して第1絶縁層22が破壊されやすくなる懸念がある。また、上述の放射源では、白熱フィラメント10と第2絶縁層24との線膨張率差に起因した応力で第2絶縁層24が破損しやすくなってしまう懸念がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、低消費電力化および高出力化を図ることが可能であり、且つ、信頼性の向上を図ることが可能な赤外線放射素子を提供することにある。
本発明の赤外線放射素子は、基板と、前記基板の一表面側に形成された発熱体層および前記発熱体層を覆う保護層を有する機能層と、前記基板の前記一表面側で前記基板と前記機能層との間に介在し前記機能層を支持する絶縁層と、前記基板の前記一表面側で前記発熱体層に電気的に接続された一対のパッドとを備え、前記発熱体層への通電により前記発熱体層から赤外線が放射される赤外線放射素子であって、前記基板は、前記絶縁層における前記発熱体層側とは反対側の表面を露出させる開口部が形成されてなり、前記絶縁層は、前記開口部と前記発熱体層とを隔離するダイヤフラム部と、前記基板の前記一表面側で前記開口部の周部に設けられ前記ダイヤフラム部を支持する支持部とを備え、前記絶縁層および前記保護層は、前記パッドよりも前記発熱体層に近い線膨張率を有する材料からなることを特徴とする。
この赤外線放射素子において、前記各パッドは、前記ダイヤフラム部と前記支持部との境界まで近づけて配置されてなることが好ましい。
この赤外線放射素子において、前記発熱体層と前記各パッドの各々とを電気的に接続する配線部を備え、前記各配線部は、前記パッドよりも前記発熱体層に近い線膨張率を有する配線材料からなることが好ましい。
この赤外線放射素子において、前記発熱体層と前記各パッドの各々とを電気的に接続する配線部を備え、前記各配線部は、前記発熱体層と同じ材料により形成されてなることが好ましい。
この赤外線放射素子において、前記機能層は、応力緩和構造を有することが好ましい。
この赤外線放射素子において、前記応力緩和構造は、前記保護層と前記発熱体層とを貫通する少なくとも1つのスリットからなることが好ましい。
この赤外線放射素子において、前記スリットは、前記一対のパッドの並設方向に平行な方向を長手方向とする細長の形状であることが好ましい。
この赤外線放射素子において、前記応力緩和構造は、前記発熱体層の外周縁に形成された切込溝からなることが好ましい。
本発明の赤外線放射素子においては、低消費電力化および高出力化を図ることが可能であり、且つ、信頼性の向上を図ることが可能となる。
(a)は実施形態1の赤外線放射素子の要部概略平面図、(b)は実施形態1の赤外線放射素子の概略断面図である。 (a)は実施形態2の赤外線放射素子の要部概略平面図、(b)は実施形態2の赤外線放射素子の概略断面図である。 実施形態2の赤外線放射素子の他の構成例を示す要部概略平面図である。 実施形態2の赤外線放射素子の別の構成例を示す要部概略平面図である。 (a)は実施形態3の赤外線放射素子の要部概略平面図、(b)は実施形態3の赤外線放射素子の概略断面図である。 実施形態3の赤外線放射素子の他の構成例を示す概略平面図である。 実施形態4の赤外線放射素子の要部概略平面図である。 実施形態4の赤外線放射素子の他の構成例を示す要部概略平面図である。 従来例の放射源の平面図である。 図9の放射源のA−A’断面図である。
(実施形態1)
以下では、本実施形態の赤外線放射素子1について図1に基づいて説明する。
赤外線放射素子1は、基板2と、この基板2の一表面側に形成された発熱体層3および発熱体層3を覆う保護層4を有する機能層5と、基板2の上記一表面側で基板2と機能層5との間に介在し機能層5を支持する絶縁層6とを備えている。なお、図1(a)では、保護層4の図示を省略してある。
また、赤外線放射素子1は、基板2の上記一表面側で発熱体層3に電気的に接続された一対のパッド9,9を備えており、発熱体層3への通電により発熱体層3から赤外線が放射される。
基板2は、絶縁層6における発熱体層3側とは反対側の表面を露出させる開口部2aが形成されている。
また、赤外線放射素子1は、発熱体層3と各パッド9,9の各々とを電気的に接続する配線部8,8を備えている。
以下、赤外線放射素子1の各構成要素について詳細に説明する。
基板2は、上記一表面が(100)面の単結晶のシリコン基板により形成されているが、これに限らず、(110)面の単結晶のシリコン基板により形成してもよい。また、基板2は、単結晶のシリコン基板に限らず、多結晶のシリコン基板でもよいし、シリコン基板以外でもよい。基板2の材料は、絶縁層6の材料よりも熱伝導率が大きく且つ熱容量が大きな材料が好ましい。
基板2の外周形状は、矩形状である。基板2の外形サイズは、特に限定するものではないが、例えば、10mm□以下(10mm×10mm以下)に設定するのが好ましい。また、基板2は、開口部2aの開口形状を矩形状としてある。基板2の開口部2aは、上記一表面側に比べて他表面側での開口面積が大きくなる形状に形成されている。ここで、基板2の開口部2aは、絶縁層6から離れるほど開口面積が徐々に大きくなる形状に形成されている。基板2の開口部2aは、基板2をエッチングすることにより形成されている。基板2として上記一表面が(100)面の単結晶のシリコン基板を採用している場合、基板2の開口部2aは、アルカリ系溶液をエッチング液として用いた異方性エッチングにより形成することができる。基板2の開口部2aの開口形状は、特に限定するものではない。また、赤外線放射素子1は、製造時において開口部2aを形成する際のマスク層が無機材料からなる場合、基板2の上記他表面側に、マスク層が残っていてもよい。なお、マスク層としては、例えば、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層膜などを採用することができる。
絶縁層6は、開口部2aと発熱体層3とを隔離するダイヤフラム部6Dと、基板2の上記一表面側で開口部2aの周部に形成されダイヤフラム部6Dを支持する支持部6Sとからなる。
また、絶縁層6は、基板2側のシリコン酸化膜と、このシリコン酸化膜における基板2側とは反対側に積層されたシリコン窒化膜とからなる。絶縁層6は、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層膜に限らず、例えば、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜の単層構造でもよいし、その他の材料からなる単層構造や、2層以上の積層構造でもよい。
絶縁層6は、赤外線放射素子1の製造時において基板2の上記他表面側から基板2をエッチングして開口部2aを形成する際のエッチングストッパ層としての機能も有している。
発熱体層3は、平面形状を矩形状としてあるが、特に矩形状に限定するものではなく、例えば、円形状や多角形状などでもよい。
発熱体層3の平面サイズは、絶縁層6において開口部2aに臨む表面6aの平面サイズよりも小さく設定するのが好ましい。つまり、発熱体層3は、ダイヤフラム部6Dの平面サイズよりも小さく設定するのが好ましい。ここで、ダイヤフラム部6Dの平面サイズは、特に限定するものではないが、例えば、5mm□以下に設定するのが好ましい。
発熱体層3の平面サイズは、例えば、3mm□以下となるように設定するのが好ましい。ただし、発熱体層3の平面形状は、正方形状に限らず、例えば、長方形状、円形状、多角形状などでもよい。
発熱体層3の材料は、窒化タンタルを採用している。つまり、発熱体層3は、窒化タンタル層からなる。発熱体層3の材料は、窒化タンタルに限らず、例えば、窒化チタンなどを採用してもよい。また、発熱体層3の材料としては、導電性ポリシリコンを採用してもよい。つまり、発熱体層3は、導電性ポリシリコン層により構成してもよい。発熱体層3について、高温で化学的に安定であり、且つ、シート抵抗の設計容易性という観点からは、窒化タンタル層もしくは導電性ポリシリコン層を採用することが好ましい。窒化タンタル層は、その組成を変えることにより、シート抵抗を変えることが可能である。導電性ポリシリコン層は、不純物濃度などを変えることにより、シート抵抗を変えることが可能である。導電性ポリシリコン層は、n形不純物もしくはp形不純物が高濃度にドーピングされたn形ポリシリコン層もしくはp形ポリシリコン層により構成することができる。導電性ポリシリコン層をn形ポリシリコン層とし、n形不純物として例えばリンを採用する場合には、不純物濃度を例えば、1×1018cm−3〜5×1020cm−3程度の範囲で適宜設定すればよい。また、導電性ポリシリコン層をp形ポリシリコン層とし、p形不純物として例えばボロンを採用する場合には、不純物濃度を1×1018cm−3〜1×1020cm−3程度の範囲で適宜設定すればよい。
赤外線放射素子1において発熱体層3から放射される赤外線のピーク波長λは、発熱体層3の温度に依存する。ここで、発熱体層3の絶対温度をT〔K〕、ピーク波長をλ〔μm〕とすれば、ピーク波長λは、
λ=2898/T
となり、発熱体層3の絶対温度Tと発熱体層3から放射される赤外線のピーク波長λとの関係がウィーンの変位則を満足している。要するに、赤外線放射素子1では、発熱体層3が黒体を構成している。赤外線放射素子1は、例えば、図示しない外部電源から一対のパッド9,9間に与える入力電力を調整することにより、発熱体層3に発生するジュール熱を変化させることができ、発熱体層3の温度を変化させることができる。したがって、赤外線放射素子1は、発熱体層3への入力電力に応じて発熱体層3の温度を変化させることができ、また、発熱体層3の温度を変化させることで発熱体層3から放射される赤外線のピーク波長λを変化させることができる。また、本実施形態の赤外線放射素子1では、発熱体層3の温度を高くするほど赤外線の放射量を増大させることが可能となる。このため、赤外線放射素子1は、広範囲の赤外線波長域において高出力の赤外線光源として用いることが可能となる。例えば、赤外線放射素子1をガスセンサの赤外光源として使用する場合には、発熱体層3から放射される赤外線のピーク波長λを4μm程度にするのが好ましく、発熱体層3の温度を800K程度とすればよい。ここにおいて、本実施形態の赤外線放射素子1では、発熱体層3が上述のように黒体を構成している。これにより、赤外線放射素子1は、発熱体層3の単位面積が単位時間に放射する全エネルギEがTに略比例するものと推測される(つまり、シュテファン−ボルツマンの法則を満足するものと推測される)。
保護層4は、シリコン窒化膜により構成してある。保護層4は、これに限らず、例えば、シリコン酸化膜により構成してもよいし、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層構造を有していてもよい。保護層4は、発熱体層3への通電時に発熱体層3から放射される所望の波長ないし波長域の赤外線に対する透過率が高いほうが好ましいが、透過率が100%であることを必須とするものではない。
赤外線放射素子1は、絶縁層6と発熱体層3と保護層4とで構成されるサンドイッチ構造の応力バランスを考慮して、絶縁層6および保護層4それぞれの材料や厚さなどを設定することが好ましい。これにより、赤外線放射素子1は、上述のサンドイッチ構造の応力バランスを向上させることが可能となり、このサンドイッチ構造の反りや破損を、抑制することが可能となって機械的強度のより一層の向上を図ることが可能となる。なお、保護層4は、図1(b)に示すように、少なくとも、発熱体層3と、配線部8においてパッド9が重なっていない領域を覆っていればよいが、絶縁層6の支持部6Sにおいてパッド9が形成されていない領域にも形成するのが、より好ましい。
上述の発熱体層3の厚さは、発熱体層3の低熱容量化を図るという観点から0.2μm以下とするのが好ましい。
絶縁層6の厚さと発熱体層3の厚さと保護層4の厚さとの合計厚さは、絶縁層6と発熱体層3と保護層4との積層構造の低熱容量化を図るという観点から、例えば、0.1μm〜1μm程度の範囲で設定することが好ましく、0.7μm以下とするのがより好ましい。
各配線部8は、発熱体層3と同じ材料により形成されている。ここで、各配線部8は、基板2の上記一表面側において、一端側が、発熱体層3の両端部(図1(a)における左右両端部)それぞれと連続する形で形成され電気的に接続されている。また、各配線部8は、基板2の上記一表面側において、他端側が、パッド9と電気的に接続されている。ここで、各配線部8とパッド9とは、オーミック接触をなしている。
各パッド9の厚さは、0.5〜2μm程度の範囲で設定することが好ましい。各パッド9の材料としては、アルミニウムを採用している。各パッド9の材料は、アルミニウムに限らず、例えば、アルミニウム合金(Al−Si)や金などでもよい。
赤外線放射素子1の製造にあたっては、例えば、基板2の上記一表面側に、絶縁層6、発熱体層3と各配線部8、保護層4を順次形成してから、その後、各パッド9を形成し、続いて、基板2に開口部2aを形成すればよい。
絶縁層6のシリコン酸化膜の形成方法は、例えば、熱酸化法やCVD(ChemicalVapor Deposition)法などの薄膜形成技術を採用することができ、熱酸化法が好ましい。また、絶縁層6のシリコン窒化膜の形成方法は、CVD法などの薄膜形成技術を利用することができ、LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)法が好ましい。
発熱体層3の形成方法は、例えば、スパッタ法や蒸着法やCVD法などの薄膜形成技術と、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を利用した加工技術とを利用することができる。また、各配線部8の材料および厚さが発熱体層3の材料および厚さと同じに設定してある場合には、各配線部8を発熱体層3と同時に形成することができる。
保護層4の形成方法は、例えば、CVD法などの薄膜形成技術と、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を利用した加工技術とを利用することができる。保護層4を形成する際のCVD法としては、プラズマCVD法が好ましい。
また、各パッド9の形成にあたっては、例えば、スパッタ法、蒸着法およびCVD法などの薄膜形成技術と、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を利用した加工技術とを利用することができる。また、開口部2aの形成にあたっては、基板2の上記他表面側のシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層膜(図示せず)をマスク層として、基板2を上記他表面側からエッチングすることにより形成すればよい。マスク層を形成するにあたっては、例えば、まず、絶縁層6のシリコン酸化膜の形成と同時に基板2の上記他表面側にマスク層の基礎となるシリコン酸化膜を形成し、絶縁層6のシリコン窒化膜の形成と同時に基板2の上記他表面側にシリコン窒化膜を形成する。マスク層の基礎となるシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層膜のパターニングは、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を利用すればよい。
本実施形態の赤外線放射素子1の製造方法では、開口部2aの形成時に、絶縁層6をエッチングストッパ層として利用することにより、絶縁層6の厚さの精度を高めることが可能となるとともに、絶縁層6における開口部2a側に基板2の一部や残渣が残るのを防止することが可能となる。この製造方法では、赤外線放射素子1ごとの、絶縁層6の機械的強度のばらつきや、絶縁層6のダイヤフラム部6D全体の熱容量のばらつきを抑制することが可能となる。
上述の赤外線放射素子1の製造にあたっては、開口部2aの形成が終了するまでのプロセスを、ウェハレベルで行い、開口部2aを形成した後、個々の赤外線放射素子1に分離すればよい。つまり、赤外線放射素子1の製造にあたっては、例えば、基板2の基礎となるシリコンウェハを準備して、このシリコンウェハに複数の赤外線検出素子1を上述の製造方法に従って形成し、その後、個々の赤外線検出素子1に分離すればよい。
上述の赤外線放射素子1の製造方法から分かるように、赤外線放射素子1は、MEMSの製造技術を利用して製造することができる。
ところで、本実施形態の赤外線放射素子1における絶縁層6および保護層4は、パッド9よりも発熱体層3に近い線膨張率を有する材料からなる。本実施形態の赤外線放射素子1では、発熱体層3の材料として、高温(例えば、800℃以上)でも化学的に安定であり且つ抵抗率を金属に比べて大きくすることが可能な窒化タンタル(TaN)を採用することが好ましく、絶縁層6の材料として酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(SiN)などを採用し、保護層4の材料として、SiN、SiOなどを採用することができる。TaNは、その組成を変えることにより、抵抗率およびシート抵抗を変えることが可能である。本実施形態の赤外線放射素子1では、発熱体層3を、線膨張率が3.6×10−6(K−1)で抵抗率が2.4×10−4Ω・mのTaNとしてある。これに対して、パッド9の材料であるAlの線膨張率および抵抗率は、それぞれ、24×10−6−1、2.7×10−8Ω・mである。また、SiO、SiNの線膨張率は、それぞれ、2.3×10−6−1、2.7×10−6−1である。なお、Taの線膨張率および抵抗率は、それぞれ、6.3×10−6−1、12×10−8Ω・mである。また、Siの線膨張率は、2.8×10−6−1である。なお、赤外線放射素子1の信頼性を向上させる観点からは、絶縁層6および保護層4それぞれの線膨張率と、発熱体層3の線膨張率との差が、より小さい方が好ましい。
赤外線放射素子1において、保護層4が接する気体が空気であり、発熱体層3の材料としてTaNを採用し、発熱体層3を所望の使用温度として例えば500℃に発熱させて使用する場合、この使用温度で発熱体層3からの赤外線の放射率が最大となるシート抵抗は、189Ω/□(189Ω/sq.)であり、放射率の最大値は、50%である。つまり、赤外線放射素子1は、発熱体層3のシート抵抗を189Ω/□とすれば、空気とのインピーダンスマッチングにより、赤外線の放射率を最大とすることが可能となる。したがって、放射率の低下を抑制して例えば40%以上の放射率を確保するためには、発熱体層3のシート抵抗を73〜493Ω/□の範囲で設定すればよい。なお、所望の使用温度において放射率が最大となるシート抵抗を規定シート抵抗と呼ぶことにすれば、所望の使用温度での発熱体層3のシート抵抗は、規定シート抵抗±10%の範囲で設定するのが、より好ましい。
赤外線放射素子1は、基板2と、発熱体層3および発熱体層3を覆う保護層4を有する機能層5と、絶縁層6と、一対のパッド9,9とを備え、発熱体層3への通電による発熱体層3の発熱に伴い発熱体層3から赤外線が放射されるものであり、基板2に、絶縁層6における発熱体層3側とは反対側の表面を露出させる開口部2aが形成されている。ここで、絶縁層6は、開口部2aと発熱体層3とを隔離するダイヤフラム部6Dと、基板2の上記一表面側で開口部2aの周部に設けられダイヤフラム部6Dを支持する支持部6Sとを備えている。また、絶縁層6および保護層4は、パッド9,9よりも発熱体層3に近い線膨張率を有する材料からなる。しかして、本実施形態の赤外線放射素子1は、低消費電力化および高出力化を図ることが可能であり、且つ、信頼性の向上を図ることが可能となる。
さらに説明すれば、赤外線放射素子1は、基板2の上記一表面側に形成される積層構造が、絶縁層6と発熱体層3と保護層4とで構成されるので、積層構造の熱容量を低減することが可能となり、低消費電力化および応答速度の高速化が可能となる。また、赤外線放射素子1は、積層構造の熱容量を低減することが可能であり且つ発熱体層3に通電することにより発熱体層3から赤外線が放射されるから、高出力化を図ることが可能となる。また、赤外線放射素子1は、絶縁層6および保護層4が、パッド9,9よりも発熱体層3に近い線膨張率を有する材料からなるので、発熱体層3の温度変化に起因して積層構造に発生する応力を低減することが可能となり、積層構造の破損を抑制することが可能となって、信頼性の向上を図ることが可能となる。なお、基板2の上記一表面側の積層構造が破損する現象としては、例えば、絶縁層6のダイヤフラム部6Dから発熱体層3が剥れる現象や、積層構造が割れる現象などがある。
この赤外線放射素子1において、各パッド9は、ダイヤフラム部6Dと支持部6Sとの境界まで近づけて配置されていることが好ましい。具体的には、平面視における各パッド9の各々の外周線の一部と、絶縁層6の厚み方向への投影視における開口部2aの内側の内周線(基板2の上記一表面と開口部2aの内側面との境界線)とが、重なるように配置されていることが好ましい。これにより、赤外線放射素子1は、各パッド9と発熱体層3の間の配線部8の長さを短くすることが可能となり、基板2の上記一表面側の積層構造の破損を、より抑制することが可能となる。
また、本実施形態の赤外線放射素子1は、発熱体層3と各パッド9の各々とを電気的に接続する配線部8を備え、各配線部8が、発熱体層3と同じ材料により形成されている。これにより、赤外線放射素子1は、基板2の上記一表面側の積層構造の破損を、より抑制することが可能となる。
また、赤外線放射素子1は、基板2を単結晶のシリコン基板から形成し、絶縁層6をシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とで構成してある。これにより、赤外線放射素子1は、絶縁層6に比べて基板2の熱容量および熱伝導率それぞれが大きく、基板2がヒートシンクとしての機能を有するので、小型化、入力電力に対する応答速度の高速化、赤外線の放射特性の安定性の向上を図ることが可能となる。また、赤外線放射素子1では、発熱体層3の材料として、Siよりも高融点のTaNを採用すれば、発熱体層3の温度をSiの最高使用温度(Siの融点よりもやや低い温度)まで上昇させることが可能となり、赤外線発光ダイオードに比べて赤外線の放射量を大幅に増大させることが可能となる。
赤外線放射素子1は、一対のパッド9,9の並ぶ方向に直交し且つ発熱体層3の厚み方向に直交する赤外線放射素子1の中心線を対称軸として、発熱体層3、配線部8およびパッド9それぞれが、線対称に配置されていることが好ましい。これにより、赤外線放射素子1は、機械的強度のより一層の向上を図ることが可能となるとともに、発熱体層3の温度の面内ばらつきを抑制することが可能なる。
(実施形態2)
以下では、本実施形態の赤外線放射素子1について図2に基づいて説明する。
本実施形態の赤外線放射素子1は、各配線部8が、パッド9よりも発熱体層3に近い線膨張率を有する配線材料からなる点が実施形態1の赤外線放射素子1と相違する。各配線部8の配線材料としては、例えば、TaやTiなどを採用することができる。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同様の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の赤外線放射素子1では、各配線部8が、パッド9よりも発熱体層3に近い線膨張率を有する配線材料からなるので、実施形態1の赤外線放射素子1に比べて、発熱体層3を効率的に発熱させることが可能となる。これにより、本実施形態の赤外線放射素子1は、実施形態1の赤外線放射素子1に比べて、低消費電力化および高出力化を図ることが可能となる。
図2に示した赤外線放射素子1では、配線部8の平面形状が、パッド9から離れるにつれて幅寸法(図2(a)の上下方向の寸法)が徐々に小さくなる台形状の形状となっているが、これに限らない。例えば、配線部8の平面形状は、図3に示す赤外線放射素子1のように、パッド9からの距離によらず幅寸法が一定の長方形状の形状でもよい。また、配線部8の平面形状は、図4に示す赤外線放射素子1のように、パッド9からの距離によらず幅寸法が一定で発熱体層3の幅寸法と同じとなる長方形状の形状でもよい。
(実施形態3)
以下では、本実施形態の赤外線放射素子1について図5に基づいて説明する。
本実施形態の赤外線放射素子1は、機能層5が、応力緩和構造50を有している点が実施形態2の赤外線放射素子1と相違する。なお、実施形態2と同様の構成要素については、同様の符号を付して説明を省略する。
応力緩和構造50は、保護層4と発熱体層3とを貫通する複数のスリット51により構成されている。各スリット51は、図5(b)に示すように、保護層4と発熱体層3とを貫通するだけでなく絶縁層6も貫通するように形成することが好ましい。
応力緩和構造50のスリット51の数は、特に限定するものではなく、少なくとも1つであればよい。
赤外線放射素子1は、スリット51が、一対のパッド9,9の並ぶ方向に沿った発熱体層3の中心線を対称軸として線対称に配置されていることが好ましい。これにより、赤外線放射素子1は、機械的強度のより一層の向上を図ることが可能となるとともに、発熱体層3の温度の面内ばらつきを抑制することが可能なる。
スリット51は、例えば、一対のパッド9,9の並設方向に平行な方向を長手方向とする細長の形状であることが好ましい。これにより、赤外線放射素子1は、応力緩和構造50を設けたことに起因する発熱体層3の抵抗の増大を、抑制することが可能となる。
応力緩和構造50におけるスリット51の形状や配置は、図5の例に限らない。例えば、図6に示すように、スリット51を円形状の形状として、仮想三角格子の各格子点にスリット51を配置してもよい。
本実施形態で説明した応力緩和構造50は、実施形態1の赤外線放射素子1に設けてもよい。
(実施形態4)
以下では、本実施形態の赤外線放射素子1について図7に基づいて説明する。
本実施形態の赤外線放射素子1は、機能層5(図2(b)参照)が、応力緩和構造50を有している点が実施形態2の赤外線放射素子1と相違する。なお、実施形態2と同様の構成要素については、同様の符号を付して説明を省略する。
応力緩和構造50は、発熱体層3の外周縁に形成された切込溝52により構成されている。ここにおいて、赤外線放射素子1は、発熱体層3の平面形状が矩形状であり、一対のパッド9,9の並設方向に沿った2つの外周縁の各々に複数の切込溝52が並設されている。
応力緩和構造50における切込溝52の配置は、図7の例に限らない。例えば、図8に示すように、上記並設方向に沿った2つの外周縁のうち一方の外周縁における切込溝52の形成位置と他方の外周縁における切込溝52の形成位置とを上記並設方向においてずらすようにしてもよい。なお、図8の例の赤外線放射素子1では、発熱体層3に応力緩和構造50を設けることにより、発熱体層3の平面形状が蛇腹状の形状となっている。
本実施形態で説明した応力緩和構造50は、実施形態1の赤外線放射素子1に設けてもよい。
なお、各実施形態の赤外線放射素子1は、ガスセンサ用の赤外光源に限らず、例えば、炎検知用の赤外光源、赤外光通信用の赤外光源、分光分析用の赤外光源などに使用可能である。
1 赤外線放射素子
2 基板
2a 開口部
3 発熱体層
4 保護層
5 機能層
6 絶縁層
6D ダイヤフラム部
6S 支持部
8 配線部
9 パッド
50 応力緩和構造
51 スリット
52 切込溝

Claims (8)

  1. 基板と、前記基板の一表面側に形成された発熱体層および前記発熱体層を覆う保護層を有する機能層と、前記基板の前記一表面側で前記基板と前記機能層との間に介在し前記機能層を支持する絶縁層と、前記基板の前記一表面側で前記発熱体層に電気的に接続された一対のパッドとを備え、前記発熱体層への通電により前記発熱体層から赤外線が放射される赤外線放射素子であって、前記基板は、前記絶縁層における前記発熱体層側とは反対側の表面を露出させる開口部が形成されてなり、前記絶縁層は、前記開口部と前記発熱体層とを隔離するダイヤフラム部と、前記基板の前記一表面側で前記開口部の周部に設けられ前記ダイヤフラム部を支持する支持部とを備え、前記絶縁層および前記保護層は、前記パッドよりも前記発熱体層に近い線膨張率を有する材料からなることを特徴とする赤外線放射素子。
  2. 前記各パッドは、前記ダイヤフラム部と前記支持部との境界まで近づけて配置されてなることを特徴とする請求項1記載の赤外線放射素子。
  3. 前記発熱体層と前記各パッドの各々とを電気的に接続する配線部を備え、前記各配線部は、前記パッドよりも前記発熱体層に近い線膨張率を有する配線材料からなることを特徴とする請求項2記載の赤外線放射素子。
  4. 前記発熱体層と前記各パッドの各々とを電気的に接続する配線部を備え、前記各配線部は、前記発熱体層と同じ材料により形成されてなることを特徴とする請求項2記載の赤外線放射素子。
  5. 前記機能層は、応力緩和構造を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の赤外線放射素子。
  6. 前記応力緩和構造は、前記保護層と前記発熱体層とを貫通する少なくとも1つのスリットからなることを特徴とする請求項5記載の赤外線放射素子。
  7. 前記スリットは、前記一対のパッドの並設方向に平行な方向を長手方向とする細長の形状であることを特徴とする請求項6記載の赤外線放射素子。
  8. 前記応力緩和構造は、前記発熱体層の外周縁に形成された切込溝からなることを特徴とする請求項5記載の赤外線放射素子。
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