JP2013238375A - 乾燥炉窓部の熱遮断方法、及び熱遮断装置 - Google Patents

乾燥炉窓部の熱遮断方法、及び熱遮断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】乾燥炉の内外における熱移動を的確に遮断しつつ、電極箔の搬送姿勢を安定させることができる乾燥炉窓部の熱遮断方法を提供すること。
【解決手段】乾燥炉窓部の熱遮断方法は、乾燥炉60の入口側窓部61aから乾燥炉60の出口側窓部62aに向けて塗工液が塗布された帯状の電極箔2を連続的に搬送して、乾燥炉60の内部で塗工液を乾燥させる際に、乾燥炉60の内外における熱移動を遮断する方法である。この方法では、乾燥炉60内の圧力を乾燥炉外(クリーン室CL)の圧力より低く設定する。また、入口側窓部61aより外側で搬送される電極箔2に対して、上下一対で挟むように離れてエア噴出し装置110,120を配置する。そして、一対のエア噴出し装置110,120によって、搬送される電極箔2の上下両面に沿って接触しながら流れ、且つ入口側窓部61aから離れる方向へ流れる同等の層状空気流SMを形成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、乾燥炉の入口側窓部から出口側窓部に向けて塗工液が塗布された帯状の電極箔を連続的に搬送して、乾燥炉の内部で塗工液を乾燥させる際に、乾燥炉の内外における熱移動を遮断する乾燥炉窓部の熱遮断方法、及び熱遮断装置に関する。
二次電池の電極板を作成する際、電極箔に塗布された活物質等を含む塗工液を乾燥させる乾燥工程がある。この乾燥工程では、塗工液が塗布された帯状の電極箔が、乾燥炉の内部へ連続的に搬送される。これにより、塗工液は、乾燥炉の内部で熱風ノズルから噴き付けられる熱風と高温雰囲気とによって、乾燥されることになる。
ここで、乾燥炉内と乾燥炉外とでは、大きな温度差がある。しかし、乾燥炉では帯状の電極箔を通過させるために、入口側窓部と出口側窓部とが設けられている。このため、乾燥炉内の熱気が入口側窓部及び出口側窓部から噴き出さないように対応して、乾燥炉外(クリーン室)の安全性を確保する必要があった。
そこで、従来、乾燥炉内を負圧に設定することで、乾燥炉内の熱気が入口側窓部及び出口側窓部から噴き出さないように対応していた。しかし、この場合、乾燥炉外の常温空気が入口側窓部及び出口側窓部から侵入して、乾燥炉の内部の温度が低下することになる。これにより、乾燥炉で最適に設定された乾燥能力が変化して、製造される電極板(電池)の品質が低下するという問題点があった。
ところで、下記特許文献1には、熱処理装置の出口で熱エネルギーの流出を小さくする方法が記載されている。下記特許文献1に記載された方法では、図9に示すように、熱処理装置200の出口200aに構造ユニット210が設けられていて、熱処理装置200と構造ユニット210との間の隙間に帯状シート202が搬送されている。そして、構造ユニット210では、帯状シート202の下側に空気案内板211,212が配置されていて、空気が空気案内板211,212の間のスリット213から噴射されるようになっている。
これにより、エアクッションAKが、帯状シート202の下側に形成されて、噴射された空気は、膨張した後に、図9の矢印で示すように、構造ユニット210の逆吸込口214から吸い込まれる。こうして、帯状シート202の下側に循環する空気流れを形成することで、熱処理装置200の出口200aで熱エネルギ−の流出を小さくすることにしている。
特開2001−277349号公報
ここで、上述した乾燥炉の入口側窓部又は出口側窓部において、乾燥炉の内部の温度の低下を防止するために、上記特許文献1に記載されているようなエアクッションAKを形成することが考えられる。しかし、この場合には、以下の問題点がある。即ち、搬送される電極箔の下側にのみエアクッションAKを形成するため、搬送される電極箔がバタつくようになる。このため、電極箔の搬送姿勢が安定せず、電極箔を的確に搬送し難いという問題点がある。更に、乾燥炉内の熱気が、噴射される空気の流れに乗って、乾燥炉外に排出されるおそれがある。この結果、乾燥炉の内外における熱移動を的確に遮断できないという問題点がある。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、乾燥炉の内外における熱移動を的確に遮断しつつ、電極箔の搬送姿勢を安定させることができる乾燥炉窓部の熱遮断方法、及び熱遮断装置を提供することを目的とする。
本発明に係る乾燥炉窓部の熱遮断方法は、乾燥炉の入口側窓部から乾燥炉の出口側窓部に向けて塗工液が塗布された帯状の電極箔を連続的に搬送して、乾燥炉の内部で前記塗工液を乾燥させる際に、前記入口側窓部及び前記出口側窓部の少なくとも一方で、前記乾燥炉の内外における熱移動を遮断する方法であって、前記乾燥炉内の圧力を前記乾燥炉外の圧力より低く設定し、前記乾燥炉の窓部より外側で搬送される電極箔に対して、上下一対で挟むように離れてエア噴出し装置を配置し、前記一対のエア噴出し装置によって、前記搬送される電極箔の上下両面に沿って接触しながら流れ、且つ前記乾燥炉の窓部から離れる方向へ流れる同等の層状空気流を形成することを特徴とする。ここで、「同等」とは、風量が同量であることを意味する。
この場合には、電極箔の上下両面に沿って接触しながら流れる同等の層状空気流を形成するため、搬送される電極箔がバタつかずに、電極箔の搬送姿勢を安定させることができる。また、層状空気流は、乾燥炉の窓部から離れる方向へ流れるため、乾燥炉外の常温空気が乾燥炉の窓部へ侵入し難い。加えて、乾燥炉内の圧力が乾燥炉外の圧力より低く設定されているため、乾燥炉内の熱気が乾燥炉の窓部から噴き出すことがない。更に、一対の層状空気流は乾燥炉の窓部より外側で形成されるため、乾燥炉内の熱気が層状空気流に乗って乾燥炉の窓部から排出されることがない。こうして、乾燥炉の内外における熱移動を的確に遮断しつつ、電極箔の搬送姿勢を安定させることができる。
本発明に係る乾燥炉窓部の熱遮断装置は、乾燥炉の入口側窓部から乾燥炉の出口側窓部に向けて塗工液が塗布された帯状の電極箔を連続的に搬送して、乾燥炉の内部で前記塗工液を乾燥させる際に、前記入口側窓部及び前記出口側窓部の少なくとも一方で、前記乾燥炉の内外における熱移動を遮断するものであって、前記乾燥炉の窓部より外側で搬送される電極箔に対して、上下一対で挟むように離れて配置されたエア噴出し装置を備え、前記一対のエア噴出し装置は、前記乾燥炉の窓部から前記電極箔の搬送方向に延びるケーシングと、前記ケーシング内に配置されて回転することで前記ケーシングの内壁面に沿って環状に循環する環状空気流れを形成する送風部とを有し、前記一対のケーシングのうち前記搬送される電極箔の上下両面と対向する対向部には、前記環状空気流れによって前記電極箔の上下両面に沿って接触しながら流れる同等の層状空気流を形成するための、前記搬送方向に延びる開口が形成されていることを特徴とする。ここで、「同等」とは、風量が同量であることを意味する。
この場合には、一対のケーシングの内壁面に沿った環状空気流れが、各ケーシングの対向部に形成された開口から僅かに流出する。これにより、電極箔の上下両面に沿って接触しながら流れる同等の層状空気流を形成することができる。このため、搬送される電極箔がバタつかずに、電極箔の搬送姿勢を安定させることができる。また、各開口から流出した層状空気流を乾燥炉の窓部から離れる方向へ流すことで、乾燥炉外の常温空気が乾燥炉の窓部へ侵入し難い。更に、一対の層状空気流は乾燥炉の窓部より外側で形成されるため、乾燥炉内の熱気が層状空気流に乗って乾燥炉の窓部から排出されることがない。こうして、乾燥炉の内外における熱移動を的確に遮断しつつ、電極箔の搬送姿勢を安定させることができる。
また、本発明に係る乾燥炉窓部の熱遮断装置において、前記送風部は、前記ケーシング内のうち前記乾燥炉の窓部と近い側に配置されていて、前記エア噴出し装置は、前記乾燥炉の窓部から遠い端部を、前記送風部の回転軸を軸中心として、前記電極箔から離れる方へ回転可能に構成されていることが好ましい。
この場合には、エア噴出し装置のうち乾燥炉の窓部から遠い端部を回転させることで、搬送される電極箔のうち上下一対のエア噴出し装置(ケーシング)で挟まれている部分を短くすることができる。このため、上述したように回転させることで、乾燥炉で乾燥工程を行う前に、電極箔を乾燥炉の窓部を通してセッティングする作業(通箔作業)を容易に行うことができる。
また、本発明に係る乾燥炉窓部の熱遮断装置において、前記一対のエア噴出し装置の送風部の回転軸は、それぞれ同じ構成である斜歯歯車機構を介して一つの駆動伝達軸に接続されていて、前記駆動伝達軸は、一つの回転駆動部の駆動によって回転できるように前記回転駆動部の出力軸に接続されていることが好ましい。
この場合には、一つの回転駆動部が駆動すると、回転駆動力が駆動伝達軸に伝達される。このとき、一対の送風部の回転軸がそれぞれ同じ構成である斜歯歯車機構を介して駆動伝達軸に接続されているため、一対の送風部の回転軸が同じ回転速度で回転する。このため、風量が同量である一対の層状空気流を容易に形成することができ、同等の層状空気流を形成するための各送風部の風量調整が不要になる。
本発明の乾燥炉窓部の熱遮断方法、及び熱遮断装置によれば、乾燥炉の内外における熱移動を的確に遮断しつつ、電極箔の搬送姿勢を安定させることができる。
電極板の断面を示した斜視図である。 図1に示した電極板を製造するための電極板製造装置を模式的に示した図である。 図2に示した熱遮断装置と乾燥炉の一部の縦断面図である。 図3のA−A線に沿った断面図である。 図3の部分拡大図である。 図4の部分拡大図である。 図4のB−B線に沿った断面図である。 図5に示した上側のエア噴出し装置が回転した状態を示した図である。 従来の熱処理装置の出口で帯状シートの下側にエアクッションが形成されている状態を示した図である。
本発明に係る乾燥炉窓部の熱遮断方法、及び熱遮断装置の実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態では、乾燥炉窓部の熱遮断方法、及び熱遮断装置を用いて電極板が製造されている。図1は、電極板1の断面を示した斜視図である。
電極板1は、リチウムイオン二次電池用の電極板であり、図1に示すように、帯状の電極箔2の両面に塗工層3が形成されたものである。この構造は、正極板であっても負極板であっても同様である。このため、特に必要がない限り、両者を区別しないで説明する。ただし、その材質等に関しては、正極板と負極板とで異なっている。
リチウムイオン二次電池用の正極板では、電極箔2としてアルミ箔等を用いることができる。塗工層3は、電極箔2に塗布された正極用塗工液が乾燥して形成された層である。正極用塗工液には、正極活物質、導電材の他に、結着材、増粘材が適宜含まれるようになっている。正極活物質は、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、マンガン酸リチウム(LiMnO)、コバルト酸リチウム(LiCoO)等のリチウム複合酸化物等である。
一方、リチウムイオン二次電池用の負極板では、電極箔2として銅箔等を用いることができる。塗工層3は、電極箔2に塗布された負極用塗工液が乾燥して形成された層である。負極用塗工液には、負極活物質の他に、結着材、増粘材が適宜含まれるようになっている。負極活物質は、非晶質炭素、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、黒鉛等の炭素系物質等である。
電極板1では、図1に示すように、塗工層3が、電極箔2の幅方向の中心付近に形成されていて、幅方向の両端に形成されていない。そして、図1の上側の塗工層3の幅は、図1の下側の塗工層3の幅と同じである。ここで、図2は、図1に示した電極板1を製造するための電極板製造装置10を模式的に示した図である。
電極板製造装置10は、図2に示すように、巻出し部20と、塗工部30と、乾燥部40と、巻取り部50とを備えている。電極板製造装置10は、電極箔2に塗工層3となる塗工液を塗布して、その塗工液を乾燥させて電極板1を製造する装置である。この電極板製造装置10は、クリーン室CL内に設置されていて、クリーン室CL内では空調機(図示省略)によって常温雰囲気が保たれている。
巻出し部20は、電極箔2をその長手方向に巻出し、塗工部30に供給するためのものである。巻出し部20には、電極箔2をロール状に捲回した巻出しリール21と、電極箔2を支持する支持ローラ22が設置されている。
塗工部30は、巻出し部20から搬送されてきた電極箔2に塗工液を塗布するためのものである。塗工部30には、塗工用ダイ31と、バックアップローラ32とが設けられている。バックアップローラ32は、塗工用ダイ31が電極箔2に塗工液を所定の厚さで塗布できるように、電極箔2を支持しつつ搬送するためのものである。このため、塗工用ダイ31とバックアップローラ32は、搬送される電極箔2を挟むように配置されている。
乾燥部40は、電極箔2に塗布された塗工液を乾燥するためのものである。乾燥部40には、乾燥炉60と、複数の熱風ノズル70と、複数のガイドローラ80とが設けられている。塗工部30から搬送されてきた電極箔2は、乾燥炉60の中を通って、巻取り部50へ連続的に搬送されるようになっている。このため、乾燥炉60において、搬送方向の上流側及び下流側の側壁61,62には、電極箔2を通すために開口した入口側窓部61a及び出口側窓部62aが形成されている。
乾燥炉60の内部では、電極箔2が各ガイドローラ80で支持されながら搬送される。そして、搬送方向に沿って配置された各熱風ノズル70が、電極箔2に向けて熱風を噴き付けるようになっている。熱風は、電極箔2の幅方向に均一な分布になるように噴き付けられ、その温度は約150度である。こうして、電極箔2に塗布された塗工液は、乾燥炉60の内部で噴き付けられる熱風と高温雰囲気とによって、乾燥して塗工層3になる。
巻取り部50は、塗工して乾燥させた後の電極箔2(電極板1)を巻取るためのものである。巻取り部50には、電極箔2をロール状に捲回した巻取りリール51と、電極箔2を支持する支持ローラ52とが設けられている。こうして、電極板2が連続的に巻取られて、電極板1が製造されている。
ところで、乾燥炉60には、上述したように、入口側窓部61a及び出口側窓部62aが設けられているため、乾燥炉60内の熱気が入口側窓部61a及び出口側窓部62aから乾燥炉60外、即ちクリーン室CLへ噴き出すおそれがある。そこで、乾燥炉60内の圧力が乾燥炉60外(クリーン室CL内)の圧力より低くなるように、乾燥炉60内の圧力を負圧に設定している。これにより、乾燥炉60内の熱気がクリーン室CLへ噴き出すことを防止でき、クリーン室CLの安全が確保されている。
しかし、乾燥炉60内の圧力が負圧である場合、クリーン室CLの常温空気が入口側窓部61a及び出口側窓部62aから侵入して、乾燥炉60の内部の温度が低下することになる。この場合、乾燥炉60で最適に設定された乾燥能力が変化して、製造される電極板1(電池)の品質が低下するおそれがある。また、乾燥炉60内で最適に設定された温度を維持するために、熱風ノズル70の加熱費用が大きくなるという問題点もある。
そこで、本実施形態では、乾燥炉60の内外の熱移動を的確に遮断できるように、入口側窓部61a及び出口側窓部62aに隣接して熱遮断装置100が設けられている。入口側窓部61aと出口側窓部62aとに隣接して設けられている熱遮断装置100の構成は同様であるため、入口側窓部61aに隣接して設けられている熱遮断装置100の構成についてのみ説明する。また、入口側窓部61aの熱遮断方法と出口側窓部62aの熱遮断方法は同様であるため、入口側窓部61aの熱遮断方法についてのみ説明する。ここで、図3は、図2に示した熱遮断装置100と乾燥炉60の一部の縦断面図である。
熱遮断装置100は、図3に示すように、上下一対のエア噴出し装置110,120を備えている。上下一対のエア噴出し装置110,120は、入口側窓部61aより外側(図3の左側)で搬送される電極箔2に対して、挟むように離れて配置されている。上側のエア噴出し装置110と下側のエア噴出し装置120は、同様の構成であり、上下対称に設けられている。このため、上側のエア噴出し装置110の構成について説明し、下側のエア噴出し装置120の構成については120番台の符号を付してその説明を適宜省略する。
エア噴出し装置110は、空気を送り出して電極箔2の表面に空気流を形成するものである。このエア噴出し装置110は、クロスフローファンであり、図3に示すように、ケーシング111と、ファン112と、ガイド部材113とを有している。ここで、図4は、図3のA−A線に沿った断面図である。このファン112が、本発明の「送風部」に相当する。
ケーシング111は、ファン112とガイド部材113を収容するものであり、図3に示すように、電極箔2の搬送方向(以下、単に「搬送方向」と呼ぶ)に延びるとともに、図4に示すように、電極箔2の幅方向(以下、単に「幅方向」と呼ぶ)に延びている。このケーシング111は、図3に示すように、その上側に存在する常温空気が入口側窓部61aに侵入しないように、側壁61に接して配置されている。また、ケーシング111のうち搬送される電極箔2と対向する対向部111aは、電極箔2と平行であって電極箔2に接しないように僅かな隙間を空けて配置されている。
即ち、図3及び図4に示すように、電極箔2は、上側のケーシング111の対向部111aと下側のケーシング121の対向部121aとの間の隙間に搬送されるようになっている。そして、図4に示すように、上側のケーシング111と下側のケーシング121は、両端で連結具131を介してホルダ130に気密的に取付けられていて、上下の対向部111a,121aの間の隙間が入口側窓部61aに連通している。こうして、乾燥炉60内と乾燥炉60外(クリーン室CL)とが連通して熱移動ができる部分は、上下の対向部111a,121aの間の隙間のみになっている。
ファン112は、図3に示すように、ケーシング111の内壁面111bに沿って環状に循環する環状空気流れKMを形成するものであり、ケーシング111内のうち入口側窓部61aに近い側に配置されている。ファン112は、図4に示すように、幅方向に長い略円筒状になっていて、外周部分を構成する多数の湾曲した羽根(図示省略)と軸中心に配置された回転軸112aとを有している。回転軸112aは、幅方向に延びていて、両端でホルダ130(連結具131)に固定されたベアリング132に回転可能に支持されている。
このファン112では、回転軸112aが回転することで、空気が図3の上側の部分から流入して、羽根の内側を通って図3の下側の部分から流出する。このとき、空気は回転軸112aに直交する方向へ吸い込まれ且つ吐き出されて、幅方向に広い均一な層状の噴き出し気流を形成する。また、図4に示すように、電極箔2の幅方向全体に渡って噴き出し気流が得られるように、ファン112の幅方向の寸法は、電極箔2の幅方向の寸法より長くなっている。
ガイド部材113は、図3に示すように、空気流れをガイドするものであり、ファン112より搬送方向の下流側(図3の左側)に配置されている。そして、ガイド部材113とケーシング111の内壁面111bとの間に、空気が通る通路が形成されている。これにより、ファン112が吐き出した空気は、ケーシング111の内壁面111bに沿って流れるようになり、ファン112に戻って吸い込まれる。こうして、ケーシング111の内壁面111bに沿って環状に循環する環状空気流れKM(図3の矢印参照)が形成される。ここで、図5は、図3の部分拡大図である。
本実施形態では、図5に示すように、各ケーシング111,121の対向部111a,121aには、搬送方向に延びる開口111c,121cが形成されている。これにより、図5に示した環状空気流れKMは、開口111c,121cから僅かに流出して、電極箔2の上下両面に沿って搬送方向の上流側(図5の左側)へ流れる。こうして、図5の仮想線で示したように、電極箔2の上下両面に接触しながら流れる層状空気流SMが形成され、搬送される電極箔2は上下一対の層状空気流SMに挟まれることになる。ここで、図6は、図4の部分拡大図である。
図6に示すように、開口111c,121cの幅方向の寸法は、ファン112,122の幅方向の寸法と同じであり、電極箔2の幅方向の寸法より長くなるように設定されている。そして、開口111c,121cの幅方向の寸法は、少なくとも入口側窓部61aの幅方向の寸法より長くなっている。こうして、層状空気流SMの幅方向の寸法は、入口側窓部61aの幅方向の寸法より長くなっていて、上下の対向部111a,121aとホルダ130とによって囲まれた空間HSの大部分は、上下一対の層状空気流SMと搬送される電極箔2とで満たされるようになっている。
このため、図5に示すように、クリーン室CLの常温空気は、その空間HS(図6参照)を通って入口側窓部61aへ侵入しようとしても、入口側窓部61aから離れる方向に流れる層状空気流SMによって、侵入できないようになっている。従って、常温空気の侵入によって乾燥炉60の内部の温度が低下することを防止できる。この結果、乾燥炉60内で温度が安定した状態で電極箔2を乾燥させることができ、製造される電極板1(電池)の品質を安定させることができる。
更に、上側のファン112と下側のファン122とは、上下の環状空気流れKMの風量が同量になるように設定されていて、電極箔2の位置は、上側の開口111cと下側の開口121cとの間の中間の位置である。このため、電極箔2の上下両面には、風量が同量である上下一対の層状空気流SMが形成される。この結果、搬送される電極箔2は、上下一対の層状空気流SMによってその平面に直交する方向に押圧されたとしても、上下逆向きに同じ大きさで押圧される。従って、搬送される電極箔2がバタつかずに、搬送姿勢を安定させることができる。
ここで、乾燥炉60の入口側窓部61aの熱移動を遮断する方法として、例えば、電極箔2の平面に直交する方向に空気を噴射するノズルを用いて、入口側窓部61aを塞ぐようなエアカーテンを形成する方法がある。しかし、この方法では、搬送される電極箔2が一方側に押圧されて、電極箔2がバタつくという問題点がある。更に、エアカーテンでは熱移動を的確に遮断できなくて、クリーン室CL内の温度及び乾燥炉60内の温度が変化し易い。このため、クリーン室CL内の温度を調節するための空調費用、乾燥炉60内の温度を調節するための加熱費用が大きくなるという問題点がある。
これに対して、本実施形態では、上述したように、電極箔2の上下両面に対して同等の層状空気流SMを形成するため、搬送される電極箔2がバタつかないようになっている。加えて、環状空気流れKMは、ケーシング111,121内で環状に循環するため、クリーン室CLの常温空気及び乾燥炉60内の熱気に晒されることはない。また、上下一対の層状空気流SMは、上下の対向部111a,121aの間の僅かな隙間に形成されるため、クリーン室CLの常温空気及び乾燥炉60内の熱気に晒される範囲を少なくすることができる。従って、クリーン室CL内の温度及び乾燥炉60内の温度を変化し難くすることができ、クリーン室CL内の温度を調節するための空調費用、乾燥炉60内の温度を調節するための加熱費用を小さくできる。
次に、一対のエア噴出し装置110,120のファン112,122を回転させる回転駆動機構140の構成について、図7を用いて説明する。図7は、図4のB−B線に沿った断面図である。図7に示すように、回転駆動機構140は、一つの駆動伝達軸141と、この駆動伝達軸141を支持する二つのベアリングホルダ142と、駆動伝達軸141に回転駆動力を伝達する一つの電動モータ143とを備えている。この電動モータ143が、本発明の「回転駆動部」に相当する。
駆動伝達軸141は、搬送方向に延びていて(図3参照)、その両端部141a,141bが、ベアリングホルダ142に取付けられているベアリング144に回転可能に支持されている。この駆動伝達軸141の一端部141a側には、第1マイタギヤ145が一体回転可能に取付けられている。第1マイタギヤ145は、上側のファン112(図3参照)の回転軸112aに一体回転可能に取付けられている上側マイタギヤ146に噛合している。また、第1マイタギヤ145は、下側のファン122(図3参照)の回転軸122aに一体回転可能に取付けられている下側マイタギヤ147に噛合している。上側マイタギヤ146と下側マイタギヤ147とは、歯数や径が全く同じものである。
こうして、駆動伝達軸141が回転すると、第1マイタギヤ145の回転に伴い、上側マイタギヤ146と下側マイタギヤ147とが同じ回転速度で逆向きに回転するようになっている(図4参照)。ここで、第1マイタギヤ145及び上側マイタギヤ146と、第1マイタギヤ145及び下側マイタギヤ147とが、本発明の「同じ構成である斜歯歯車機構」に相当する。
また、駆動伝達軸141の他端部141b側には、第2マイタギヤ148が一体回転可能に取付けられている。第2マイタギヤ148は、電動モータ143の出力軸143aに一体回転可能に取付けられている第3マイタギヤ149に噛合している。こうして、電動モータ143が駆動すると、出力軸143a及び第3マイタギヤ149が回転して、第2マイタギヤ148及び駆動伝達軸141が回転するようになっている。なお、電動モータ143の出力軸143aは、上側のファン112の回転軸112a及び下側のファン122の回転軸122aと平行に延びている。また、各マイタギヤ145,146,147,148,149は、螺旋状に磁化された磁石で構成されている。
本実施形態の回転駆動機構140によれば、一つの電動モータ143が駆動すると、回転駆動力が第3マイタギヤ149と第2マイタギヤ148を介して駆動伝達軸141に伝達される。このとき、一対のファン112,122の回転軸112a,122aがそれぞれ同じ構成である斜歯歯車機構(第1マイタギヤ145及び上側マイタギヤ146と、第1マイタギヤ145及び下側マイタギヤ147)を介して駆動伝達軸141に接続されているため、一対のファン112,122の回転軸112a,122aが同じ回転速度で回転する。このため、風量が同量である一対の層状空気流SMを容易に形成することができ、同等の層状空気流SMを形成するための各ファン112,122の風量調整が不要である。
ところで、図5に示すように、上下一対のケーシング111,121は搬送方向に長く延びているため、搬送される電極箔2のうち上下一対のケーシング111,121で挟まれている部分X1が比較的長くなっている。言い換えると、上下の対向部111a,121aの間の狭い隙間が、搬送方向に比較的長く形成されている。この図3のようにケーシング111,121が配置されている場合、乾燥炉60で乾燥工程を行う前に、作業者が電極箔2を乾燥炉60の入口側窓部61a及び出口側窓部62aを通してセッティングする作業(以下、「通箔作業」と呼ぶ)を行うことが難しい。
そこで、本実施形態では、図8に示すように、上側のエア噴出し装置110は、入口側窓部61aから遠い端部110Aを、ファン112の回転軸112aを軸中心として、電極箔2から離れる方(図3の上方)へ回転可能に構成されている。具体的には、図4に示したケーシング111の両端部は、連結具131に対して回転可能に組付けられている。そして、ケーシング111の位置は、ケーシング111の両端部とホルダ130とが図示しないボルトで連結されることで、固定されるようになっている。また、図8に示すように、ケーシング111のうち入口側窓部61aに近い端部111dが、電極箔2と接触しないで回転できるように、断面が半円弧状になるように形成されている。なお、図8に示されていないが、下側のエア噴出し装置120も、同様に回転可能に構成されている。
こうして、本実施形態では、乾燥炉60で乾燥工程を行う前に、作業者が通箔作業を行う際、ファン112,122が回転していない状態で、ケーシング111とホルダ130とのボルトによる固定を手動で解除する。これにより、図8に示すように、上側のエア噴出し装置110の端部110Aを、電極箔2から離れる方へ90度回転させる。この結果、搬送される電極箔2のうち上下一対のケーシング111,121で挟まれている部分X1を短くすることができ、通箔作業を容易に行うことができる。言い換えると、エア噴出し装置110,120を分解することなく、通箔作業を行うことができる。
ここで、図8に示すように、上側のエア噴出し装置110の端部110Aを90度回転させたのは、搬送される電極箔2のうち上下一対のケーシング111,121で挟まれている部分X1を最も短くすることができるためである。但し、通箔作業を容易に行うことができるのであれば、回転角度は90度に限定されるものではなく、適宜変更可能である。なお、通箔作業を行った後、上側のエア噴出し装置110の端部110Aを、電極箔2に近づく方へ90度回転させる。そして、図3に示した位置で、ケーシング111をボルトで回転不能に固定させることになる。
また、図8に示すように、上側のエア噴出し装置110のみを回転させて、下側のエア噴出し装置120を回転させないのは、以下の理由に基づく。即ち、上側のエア噴出し装置110を回転させた後に図3に示した元の位置まで戻すとき、下側のエア噴出し装置120の対向部121aの位置が基準となって、上側のエア噴出し装置110の対向部111aを図3に示した位置へ正確に戻し易いためである。こうして、一方のエア噴出し装置を固定させて基準位置にすることで、上下両方のエア噴出し装置110,120を回転させる場合に比べて、図3に示した位置の再現性が良くなる。
本実施形態の乾燥炉窓部の熱遮断方法、及び熱遮断装置の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、図5に示すように、電極箔2の上下両面に沿って接触しながら流れる同等の層状空気流SMを形成するため、搬送される電極箔2がバタつかずに、電極箔2の搬送姿勢を安定させることができる。また、層状空気流SMは、乾燥炉の窓部61a,62aから離れる方向へ流れるため、クリーン室CLの常温空気が乾燥炉60の窓部61a,62aへ侵入し難い。更に、一対の層状空気流SMは乾燥炉60の窓部61a,62aより外側(乾燥炉60外)で形成されるため、乾燥炉60内の熱気が層状空気流SMに乗って乾燥炉の窓部61a,62aから排出されない。こうして、乾燥炉60の内外における熱移動を的確に遮断しつつ、電極箔2の搬送姿勢を安定させることができる。
以上、本発明に係る乾燥炉窓部の熱遮断方法、及び熱遮断装置について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態において、上側のエア噴出し装置110及び下側のエア噴出し装置120の両方が、ファン112,122の回転軸112a,122aを軸中心として回転可能に構成されているが、上側のエア噴出し装置110及び下側のエア噴出し装置120の何れか一方が、回転可能に構成されていても良い。
また、本実施形態では、エア噴出し装置110の位置を固定するために、ボルトを用いてケーシング111とホルダ130とを連結した。しかしながら、エア噴出し装置110の位置を固定するための方法は、ボルトを用いた方法に限定されるものではなく、適宜変更可能であり、例えばパッチン錠を用いた方法であっても良い。
また、本実施形態において、入口側窓部61a及び出口側窓部62aの両方に対して熱遮断装置100を設けて、熱移動を遮断した。しかしながら、乾燥炉60の入口側窓部61a及び出口側窓部62aの何れか一方に対して熱遮断装置100を設けて、熱移動を遮断しても良い。
また、本実施形態において、エア噴出し装置110,120を横断流送風機であるクロスフローファンで構成したが、エア噴出し装置の構成はクロスフローファンに限定されるものではなく、適宜変更可能であり、例えば軸流送風機、又は斜流送風機であっても良い。
1 電極板
2 電極箔
3 塗工層
60 乾燥炉
61a 入口側窓部
62a 出口側窓部
100 熱遮断装置
110,120 エア噴出し装置
111,121 ケーシング
111a,121a 対向部
111b,121b 内壁面
111c,121c 開口
112,122 ファン
112a,122a 回転軸
113,123 ガイド部材
130 ホルダ
140 回転駆動機構
141 駆動伝達軸
142 ベアリングホルダ
143 電動モータ
145 第1マイタギヤ
146 上側マイタギヤ
147 下側マイタギヤ
148 第2マイタギヤ
149 第3マイタギヤ

Claims (4)

  1. 乾燥炉の入口側窓部から乾燥炉の出口側窓部に向けて塗工液が塗布された帯状の電極箔を連続的に搬送して、乾燥炉の内部で前記塗工液を乾燥させる際に、前記入口側窓部及び前記出口側窓部の少なくとも一方で、前記乾燥炉の内外における熱移動を遮断する乾燥炉窓部の熱遮断方法において、
    前記乾燥炉内の圧力を前記乾燥炉外の圧力より低く設定し、
    前記乾燥炉の窓部より外側で搬送される電極箔に対して、上下一対で挟むように離れてエア噴出し装置を配置し、
    前記一対のエア噴出し装置によって、前記搬送される電極箔の上下両面に沿って接触しながら流れ、且つ前記乾燥炉の窓部から離れる方向へ流れる同等の層状空気流を形成することを特徴とする乾燥炉窓部の熱遮断方法。
  2. 乾燥炉の入口側窓部から乾燥炉の出口側窓部に向けて塗工液が塗布された帯状の電極箔を連続的に搬送して、乾燥炉の内部で前記塗工液を乾燥させる際に、前記入口側窓部及び前記出口側窓部の少なくとも一方で、前記乾燥炉の内外における熱移動を遮断する乾燥炉窓部の熱遮断装置において、
    前記乾燥炉の窓部より外側で搬送される電極箔に対して、上下一対で挟むように離れて配置されたエア噴出し装置を備え、
    前記一対のエア噴出し装置は、前記乾燥炉の窓部から前記電極箔の搬送方向に延びるケーシングと、前記ケーシング内に配置されて回転することで前記ケーシングの内壁面に沿って環状に循環する環状空気流れを形成する送風部とを有し、
    前記一対のケーシングのうち前記搬送される電極箔の上下両面と対向する対向部には、前記環状空気流れによって前記電極箔の上下両面に沿って接触しながら流れる同等の層状空気流を形成するための、前記搬送方向に延びる開口が形成されていることを特徴とする乾燥炉窓部の熱遮断装置。
  3. 請求項2に記載された乾燥炉窓部の熱遮断装置において、
    前記送風部は、前記ケーシング内のうち前記乾燥炉の窓部と近い側に配置されていて、
    前記エア噴出し装置は、前記乾燥炉の窓部から遠い端部を、前記送風部の回転軸を軸中心として前記電極箔から離れる方へ回転可能に構成されていることを特徴とする乾燥炉窓部の熱遮断装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載された乾燥炉窓部の熱遮断装置において、
    前記一対のエア噴出し装置の送風部の回転軸は、それぞれ同じ構成である斜歯歯車機構を介して一つの駆動伝達軸に接続されていて、
    前記駆動伝達軸は、一つの回転駆動部の駆動によって回転できるように前記回転駆動部の出力軸に接続されていることを特徴とする乾燥炉窓部の熱遮断装置。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114046643A (zh) * 2021-11-04 2022-02-15 盐城工学院 一种用于电极箔实验的干湿分离制备设备及其制备方法
CN114322519A (zh) * 2022-01-07 2022-04-12 广东嘉元科技股份有限公司 一种电解铜箔生产用热风干设备

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