JP2013237415A - 車両用シートのシートバックフレームの締結構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートバックフレーム21の少なくとも左右の両サイドフレーム部30が樹脂材料によって形成される。左右の両サイドフレーム部30下部が、リクライニング機構60のアッパアーム62に締結ボルト70、71によって締結される。左右の両サイドフレーム部30下部の締結ボルト70、71が挿通される部分には、ボルト挿通孔を有して筒状をなす金属製筒部材50、51が配設される。締結ボルト70、71がアッパアーム62のボルト孔と、金属製筒部材50、51のボルト挿通孔とにそれぞれ挿通されて締め付けられることで左右の両サイドフレーム部30下部がアッパアーム62に締結される。
【選択図】図1
Description
また、車両用シートのシークッションの軽量化を図るために、シートクッションフレームが樹脂材料に形成されたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
このため、左右の両サイドフレーム部下部の側面に金属板を配設して補強し、この金属板を通して左右の両サイドフレーム部下部を、リクライニング機構のアッパアームに締結ボルトによって締結することが考えられる。
しかしながら、左右の両サイドフレーム部下部の側面に金属板を配設すると見栄えが悪化されると共に、重量が増加するという不具合が生じる。
前記左右の両サイドフレーム部下部の前記締結ボルトが挿通される部分には、中心部にボルト挿通孔を有して筒状をなす金属製筒部材が配設され、
前記締結ボルトが前記アッパアームのボルト孔と、前記金属製筒部材のボルト挿通孔とにそれぞれ挿通されて締め付けられることで前記左右の両サイドフレーム部下部が前記アッパアームに締結される構成にしてあることを特徴とする。
また、左右の両サイドフレーム部下部の締結ボルトが挿通される部分に配設された金属製筒部材によって、左右の両サイドフレーム部下部の締結ボルトの回りを効率よく補強することができる。
左右の両サイドフレーム部下部には、複数の金属製筒部材が配設され、
前記複数の金属製筒部材は、連結部によって一体に連結されていることを特徴とする。
左右の両サイドフレーム部下部には、金属製筒部材の外周を囲むボス部が一体に形成され、
前記ボス部の外周にはリブが一体に形成されていることを特徴とする。
さらに、ボス部の外周に一体に形成されたリブによってボス部を補強することができる。
左右の両サイドフレーム部の前側面と後側面には、前側の強化繊維テープと後側の強化繊維テープとがそれぞれ固着されていることを特徴とする。
図1に示すように、車両用シートのシートクッション(図示しない)の後部に配置されるシートバックの骨格部をなすシートバックフレーム21は、シート幅方向に所定間隔を隔てる左右の両サイドフレーム部30と、これら両サイドフレーム部30の上端部を連結するヘッドレストフレーム部22(又はアッパフレーム部)と、両サイドフレーム部30の下端部を連結するロアフレーム部23とを一体連続状に有して枠状に形成されている。
また、シートバックフレーム21の少なくとも左右の両サイドフレーム部30は、樹脂材料(合成樹脂材料、強化繊維が混合された合成樹脂材料も含む)が成形型内に充填されることによって形成されている。
また、この実施例1において、シートバックフレーム21の左右の両サイドフレーム部30は、図2と図3に示すように、上下方向へ延びる前側フランジ部31と、後側フランジ部32と、これら前後のフランジ部31、32を連結する連結壁部33とを有して横断面チャンネル形状をなしている。
また、連結壁部33の内側面には、剛性を確保するためにハニカム構造をなすリブ34が形成されている。
なお、リクライニング機構60のロアアーム61は、シートクッションの骨格部をなすシートクッションフレームの左右の両サイドフレーム部(図示しない)の後部に締結ボルトによって締結される。そして、シートクッションに対しシートバック(シートクッションフレーム11)が前後方向へ傾き調整可能に連結される。
この実施例1において、左右の両サイドフレーム部30下部には、複数(図4では二つ)の金属製筒部材50、51が配設されている。さらに、複数の金属製筒部材50、51は、連結部52によって一体に連結されている。
そして、複数の締結ボルト70、71がリクライニング機構60のアッパアーム62のボルト孔63、64と、複数の金属製筒部材50、51のボルト挿通孔と、左右の両サイドフレーム部30の連結壁部33に貫設されたボルト孔にそれぞれ挿通され、複数の締結ボルト70、71の雄ねじ部にナット72、73が締め付けられることで、左右の両サイドフレーム部30下部がアッパアーム62に締結される。
この実施例1において、図4に示すように、前側の強化繊維テープ40と、後側の強化繊維テープ41と、下側の強化繊維テープ43とは、一つの長尺の強化繊維テープによって連続して形成されている。
また、シートバックフレーム21が成形された後、前側の強化繊維テープ40と、後側の強化繊維テープ41と、下側の強化繊維テープ43とが接着剤によって、左右の両サイドフレーム部30の前側フランジ部31と、後側フランジ部32と、下側フランジ部37とに接着されてもよい。
したがって、シートバックフレーム21の少なくとも左右の両サイドフレーム部30が樹脂材料によって形成されることで、シートバックフレーム全体が金属材で形成される場合と比べ軽量化を図ることができる。
また、左右の両サイドフレーム部30下部の締結ボルト70、71が挿通される部分に配設された金属製筒部材50、51によって、左右の両サイドフレーム部30下部の締結ボルト70、71の回りを効率よく補強することができる。
さらに、左右の両サイドフレーム部30下部に一体に形成されたボス部35によって複数の金属製筒部材50、51及び連結部52の外周を囲むことで、左右の両サイドフレーム部30と複数の金属製筒部材50、51とを強固に結合することができる。
さらに、ボス部35の外周に一体に形成されたボス補強リブ36によってボス部35を強固に補強することができる。
さらに、前側の強化繊維テープ40と、後側の強化繊維テープ41と、下側の強化繊維テープ43とが一つの長尺の強化繊維テープによって連続して形成されているため、左右の両サイドフレーム部30の前後方向への補強効果が大きい。
例えば、前記実施例1においては、左右の両サイドフレーム部30の前側面と後側面と下側面とに対し、前側の強化繊維テープ40と、後側の強化繊維テープ41と、下側の強化繊維テープ43とがそれぞれ固着される場合を例示したが、下側の強化繊維テープ43は必ずしも配設しなくてもよい。
また、前記実施例1においては、シートバックフレーム21の左右の両サイドフレーム部30と、ヘッドレストフレーム部22と、ロアフレーム部23とが樹脂材料によって一体成形される場合を例示したが、ヘッドレストフレーム部22やロアフレーム部23は金属材によって形成することも可能である。
30 左右の両サイドフレーム部
26 前側フランジ部
27 後側フランジ部
40 前側の強化繊維テープ
41 後側の強化繊維テープ
35 ボス部
36 ボス補強リブ
50、51 金属製筒部材
52 連結部
60 リクライニング機構
61 ロアアーム
62 アッパアーム
70、71 締結ボルト
72、73 ナット
Claims (4)
- シートバックフレームの少なくとも左右の両サイドフレーム部が樹脂材料によって形成され、前記左右の両サイドフレーム部下部が、リクライニング機構のアッパアームに締結ボルトによって締結される車両用シートのシートバックフレームの締結構造であって、
前記左右の両サイドフレーム部下部の前記締結ボルトが挿通される部分には、中心部にボルト挿通孔を有して筒状をなす金属製筒部材が配設され、
前記締結ボルトが前記アッパアームのボルト孔と、前記金属製筒部材のボルト挿通孔とにそれぞれ挿通されて締め付けられることで前記左右の両サイドフレーム部下部が前記アッパアームに締結される構成にしてあることを特徴とする車両用シートのシートバックフレームの締結構造。 - 請求項1に記載の車両用シートのシートバックフレームの締結構造であって、
左右の両サイドフレーム部下部には、複数の金属製筒部材が配設され、
前記複数の金属製筒部材は、連結部によって一体に連結されていることを特徴とする車両用シートのシートバックフレームの締結構造。 - 請求項1又は2に記載の車両用シートのシートバックフレームの締結構造であって、
左右の両サイドフレーム部下部には、金属製筒部材の外周を囲むボス部が一体に形成され、
前記ボス部の外周にはリブが一体に形成されていることを特徴とする車両用シートのシートバックフレームの締結構造。 - 請求項1〜3に記載の車両用シートのシートバックフレームの締結構造であって、
左右の両サイドフレーム部の前側面と後側面には、前側の強化繊維テープと後側の強化繊維テープとがそれぞれ固着されていることを特徴とする車両用シートのシートバックフレームの締結構造。
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