JP2013237219A - 液体収容パック及び攪拌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した攪拌性を得ることが可能な液体収容パック及び攪拌装置を提供する。
【解決手段】インクパックIPは、液体を収容する第一収容室6aと、圧力に応じて変形する変形部6cにより第一収容室6aとの間を仕切られた第二収容室6bと、第二収容室6bに収容され、液体よりも比重の大きい流体Rとを備える。第二収容室6bが第一収容室6aよりも重力方向の上側に配置されるように支持台51に載置され、第二収容室6bに収容された流体Rは、その重量により、第一収容室6a及びインクQを重力方向に押圧する構成である。流体Rは、液状体や粒状体などを用いることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体収容パック及び攪拌装置に関する。
従来、液体噴射装置として、キャリッジに搭載された噴射ヘッド(液体噴射ヘッド)からインク(液体)を記録媒体に噴射することで所望の印字処理を行うインクジェット式記録装置が知られている。インクジェット式記録装置としてはインクを収容したインクパックをキャリッジから分離して配置した方式(所謂オフキャリッジ方式)のものがある。このようなオフキャリッジ方式のインクジェット式記録装置において、インクパックを回転させることで、インクパックの内部に収容されたインクを攪拌する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−200764号公報
しかしながら、上記構成においては、インク量が少なくなった場合には攪拌性が低下してしまうという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明は、安定した攪拌性を得ることが可能な液体収容パック及び攪拌装置を提供することを目的とする。
本発明に係る液体収容パックは、液体を収容する第一収容室と、圧力に応じて変形する変形部により前記第一収容室との間を仕切られた第二収容室と、前記第二収容室に収容され、前記液体よりも比重の大きい流体とを備える。
本発明によれば、変形部を介して仕切られた一方である第一収容室には液体が収容され、仕切られた他方である第二収容室には液体よりも比重の大きい流体が収容されているので、液体収容パックの姿勢を変化させることで、第二収容室内を流体が移動する。この流体の移動により、変形部を変形させ、当該変形部の変形により第一収容室の液体を攪拌することができる。この構成においては、第二収容室内に常時流体が収容されているため、第一収容室の液体の量が少なくなった場合であっても、攪拌性を維持することができる。これにより、安定した攪拌性を得ることが可能な液体収容パックを得ることができる。
上記の液体収容パックにおいて、前記流体として、液状体及び粒状体のうち少なくとも一方が用いられることが好ましい。
本発明によれば、流体として、液状体及び粒状体のうち少なくとも一方が用いられる。これにより、流体の選択の幅が広がることになるため、設計が容易となる。
上記の液体収容パックにおいて、前記第一収容室及び前記第二収容室は、一部が重なるように配置されていることが好ましい。
本発明によれば、第一収容室及び第二収容室は一部が重なるように配置されているので、高い攪拌性を得ることができる。
本発明に係る攪拌装置は、液体が収容された液体収容パックと、前記液体収容パックの姿勢を調整する姿勢調整部とを備え、前記液体収容パックとして、上記の液体収容パックが用いられている。
本発明によれば、安定した攪拌性を得ることが可能な液体収容パックが用いられるため、攪拌性に優れた攪拌装置を得ることができる。
本発明に係る攪拌装置は、液体を収容する第一収容室、及び、圧力に応じて変形する変形部により前記第一収容室との間を仕切られ流体が収容された第二収容室、を有する液体収容パックと、前記流体を前記第二収容室において移動させる流体駆動部とを備える。
本発明によれば、液体収容パックのうち変形部を介して仕切られた一方である第一収容室には液体が収容され、仕切られた他方である第二収容室には流体が収容されており、流体を第二収容室において移動させる流体駆動部が設けられているため、流体の移動によって変形部を変形させ、この変形によって第一収容室の液体を攪拌することができる。これにより、第一収容室の液体の量が少なくなった場合においても、安定した攪拌性を得ることができる。
上記の攪拌装置において、前記流体として、液状体、気体及び粒状体のうち少なくとも一つが用いられることが好ましい。
本発明によれば、流体として、液状体、気体及び粒状体のうち少なくとも一つが用いられる。これにより、流体の選択の幅が広がることになるため、設計が容易となる。
本発明に係る攪拌装置は、液体を収容する液体収容パックと、流体が収容された袋体を前記液体収容パックに対して押圧させる袋体押圧部とを備える。
本発明によれば、液体を収容する液体収容パックと、流体が収容された袋体を液体収容パックに対して押圧させる袋体押圧部とを備えるので、液体収容パックの液体の量が少なくなった場合においても、安定した攪拌性を得ることができる。
本発明の第一実施形態に係る印刷装置の構成を示す図。 本実施形態に係るインク保持部の構成を示す図。 本実施形態に係る攪拌装置の構成を示す図。 本実施形態に係る攪拌装置の動作の一態様を示す図。 本実施形態に係る攪拌装置の動作の一態様を示す図。 本発明の第二実施形態に係る攪拌装置の構成を示す図。 本実施形態に係る攪拌装置の構成を示す図。 本実施形態に係る攪拌装置の動作の一態様を示す図。 本実施形態に係る攪拌装置の動作の一態様を示す図。 本発明の変形例に係る攪拌装置の構成を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る印刷装置PRT(液体噴射装置)の概略構成を示す図である。本実施形態では、印刷装置PRTとしてインクジェット型の印刷装置を例に挙げて説明する。
図1に示す印刷装置PRTは、例えば、紙、プラスチックシートなどのシート状の媒体Mを搬送しつつ印刷処理を行う装置である。印刷装置PRTは、筐体PBと、媒体Mにインクを噴射するインクジェット部IJと、当該インクジェット部IJにインクを供給するインク供給部ISと、媒体Mを搬送する搬送部CVと、インクジェット部IJの保全動作を行うメンテナンス部MNと、これら各部を制御する制御部CONTとを備えている。
筐体PBは、媒体Mの搬送方向が短手方向であり、媒体Mの搬送方向に直交する方向が長手方向となるように形成されている。筐体PBには、上記のインクジェット部IJ、インク供給部IS、搬送部CV、メンテナンス部MN及び制御部CONTの各部が取り付けられている。筐体PBには、プラテン13が設けられている。プラテン13は、媒体Mを支持する支持部材である。プラテン13は、筐体PBのうち長手方向の中央部に配置されている。プラテン13は、インクジェット部IJに向けられた平坦面13aを有している。当該平坦面13aは、媒体Mを支持する支持面として用いられる。
搬送部CVは、搬送ローラーや当該搬送ローラーを駆動するモーターなどを有している。搬送部CVは、筐体PBの媒体供給部PB1から当該筐体PBの内部に媒体Mを搬送し、当該筐体PBの媒体排出部PB2から当該筐体PBの外部に排出する。搬送部CVは、筐体PBの内部において、媒体Mがプラテン13上を通過するように当該媒体Mを搬送する。搬送部CVは、制御部CONTによって搬送のタイミングや搬送量などが制御されるようになっている。
インクジェット部IJは、インクを噴射するヘッドHと、当該ヘッドHを保持して移動させるヘッド移動部ACとを有している。ヘッドHは、筐体PBの長手方向(媒体Mの搬送方向に交差する方向:第一方向)に往復移動する。ヘッドHは、プラテン13上に送り出された媒体Mに向けてインクを噴射する。ヘッドHは、インクが噴射される複数のノズルNZが形成されたノズル形成面Haを有する。これら複数のノズルNZは、媒体Mの搬送方向に沿って複数並んで配置されており、ノズル列NLを構成している。ノズル列NLは、第一方向に複数列、例えば4列設けられている。ノズル形成面Haは、プラテン13の支持面13aに向けられている。
ヘッド移動部ACは、ヘッドHを筐体PBの長手方向に移動させる。ヘッド移動部ACは、ヘッドHを固定させるキャリッジ4を有している。キャリッジ4は、筐体PBの長手方向に架けられたガイド軸8に当接されている。ヘッド移動部ACは、当該キャリッジ4をガイド軸8に沿って移動させる機構、例えばパルスモーター9、駆動プーリー10、遊転プーリー11及びタイミングベルト12などを有している。
メンテナンス部MNは、媒体Mに対して印刷が行われる領域から外れた領域(ホームポジション)に設けられている。メンテナンス部MNは、ヘッドHのノズル形成面Haを覆うキャッピング部CPや、当該ノズル形成面Haを払拭するワイピング部WPなどを有している。キャッピング部CPには、吸引ポンプSCが接続されている。ヘッドHからメンテナンス部MN側に排出された廃インクは、廃液回収機構(不図示)において回収される。
インク供給部ISは、ヘッドHにインクを供給する。インク供給部ISには、複数のインクパックIPが収容されている。本実施形態の印刷装置PRTは、インクパックIPがヘッドHとは異なる位置に収容される構成(オフキャリッジ型)である。
インク供給部ISは、ヘッドHとインクパックIPとを接続する供給チューブTBを有している。供給チューブTBは、インクパックIP毎に設けられている。本実施形態では、異なる種類のインクがそれぞれ収容されたインクパックIPが4つ設けられている。4つのインクパックIPは、供給チューブTB及びサブタンク2を介して、ヘッドHの4つのノズル列NLにそれぞれ接続されている。
図2は、インク供給部ISの構成を示す図である。
図2に示すように、インク供給部ISは、インクパックIPを攪拌する攪拌装置50を有する。攪拌装置50は、インクパックIPを備えると共に、インクパックIPを支持する支持台51と、当該支持台51を回転させる姿勢調整部52とを有する。
姿勢調整部52は、支持台51に固定された回転軸53と、当該回転軸53を回転させる駆動部54と、当該駆動部54を支持する支持柱55と、インクパックIPに装着された供給チューブTBを回転可能に支持する軸受56と、当該軸受56を支持する支持柱57とを有する。
姿勢調整部52は、支持柱55に支持された駆動部54から回転軸53に回転力を伝達して支持台51を回転させることで、当該支持台51に載置されたインクパックIPの姿勢を調整する。軸受56及び支持柱57は、供給チューブTBを回転可能に支持することにより、インクパックIPの姿勢が変化した場合であっても供給チューブTBが絡まないようにすることができる。
図3は、攪拌装置50の構成を示す断面図である。
図3に示すように、インクパックIPは、インクQを収容する第一収容室6aと、圧力に応じて変形する変形部6cにより第一収容室6aとの間を仕切られた第二収容室6bと、当該第二収容室6bに収容されインクQよりも比重の大きい流体Rとを有する。つまり、インクパックIPは、変形部6cを挟んで2層構造となっている。
流体Rとしては、例えば液状体や粒状体などを用いることができる。流体Rは、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。
第一収容室6a及び第二収容室6bは、互いに一部同士が重なるように配置されている。インクパックIPは、第二収容室6bが第一収容室6aよりも重力方向の上側に配置されるように支持台51に載置されている。これにより、第二収容室6bに収容された流体Rは、その重量により、第一収容室6a及びインクQを重力方向に押圧する構成となっている。
次に、上記のように構成された印刷装置PRTの動作を説明する。制御部CONTは、印刷装置PRTの動作として、ヘッドHによる印刷動作や、ヘッドHへのインク供給動作などを行わせる。
ヘッドHによる印刷動作を行う場合、制御部CONTは、搬送部CVによって媒体MをヘッドHの−Z側に配置させる。媒体Mを配置させた後、制御部CONTは、ヘッドHを移動させつつ、印刷する画像の画像データに基づいてノズルNZに係る駆動信号発生器から圧電振動子に駆動信号を入力する。圧電振動子に駆動信号が入力されると、圧電振動子が伸縮し、ノズルNZからインクが噴射される。ノズルNZから噴射されたインクによって、媒体Mに所望の画像が形成される。また、ヘッドHへのインク供給動作を行う場合、制御部CONTは、不図示の減圧部を用いて第一収容室6aを減圧し、第一収容室6aに貯留されるインクQを供給チューブTBからヘッドHへと送出する。なお、制御部CONTが不図示の加圧部を用いて第一収容室6aを加圧してインクQを送出する構成であっても良い。
また、制御部CONTは、インクパックIPが載置された支持台51を重力方向に対して傾けることにより、インクパックIPを適宜攪拌させる。ヘッドHへのインク供給動作を繰り返し行うことにより、インクパックIPの第一収容室6aに収容されるインクQの量が少なくなる。この場合、インクパックIPを重力方向に対して単に傾けただけでは、インクQを十分に攪拌することができない。
これに対して、本実施形態では、インクパックIPの内部に、インクQの他に当該インクQよりも比重の大きい流体Rが収容されているため、当該流体Rを移動させることにより、インクQを攪拌することができる。例えば図4に示すように、インクパックIPが支持台51に載置され、支持台51が水平方向に平行にインクパックIPを支持している状態から、図5に示すように支持台51を水平方向に対して傾ける。
これにより、インクパックIPの姿勢が変化し、インクパックIPの第二収容室6bに収容された流体Rが重力方向へ移動する。この流体Rの移動により、変形部6cを介して第一収容室6aの押圧位置が重力方向の下側へ移動し、第一収容室6aのインクQは押されて重力方向の上側へ移動する。このように、第一収容室6aに収容されるインクQが攪拌される。
以上のように、本実施形態によれば、インクパックIPの姿勢を変化させることで、第二収容室6b内を流体Rが移動する。この流体Rの移動により、変形部6cを変形させ、当該変形部6cの変形により第一収容室6aのインクQを攪拌することができる。この構成においては、第二収容室6b内に常時流体Rが収容されているため、第一収容室6aのインクQの量が少なくなった場合であっても、攪拌性を維持することができる。これにより、安定した攪拌性を得ることが可能なインクパックIPを得ることができる。
また、本実施形態によれば、インクパックIPとして、インクQの量が少なくなった場合であっても、攪拌性を維持することができるインクパックIPを用いてインクQを攪拌するため、攪拌性に優れた攪拌装置50を得ることができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態を説明する。
本実施形態では、攪拌装置の構成が第一実施形態とは異なるため、当該相違点を中心に説明する。
図6は、本実施形態に係る攪拌装置150の構成を示す斜視図である。図7は、攪拌装置150の構成を示す断面図である。
図6又は図7に示すように、攪拌装置150は、上記実施形態と同様にインクQを収容する第一収容室6a、及び、圧力に応じて変形する変形部6cにより第一収容室6aとの間を仕切られ流体Rが収容された第二収容室6bを有するインクパックIPと、流体Rを第二収容室6bにおいて移動させる流体駆動部151とを有する。当該流体Rとしては、インクQとの比重の大小に拘らず、液状体、気体及び粒状体などを用いることができる。
流体駆動部151は、インクパックIPの上から第二収容室6b内の流体Rを押圧して移動させる。流体駆動部151は、押圧部材152を有する。押圧部材152は、2つの円柱部152aと、当該2つの円柱部152aを連結する連結部152bとを有する。連結部152bの長手方向の中央部には、回転軸153aが接続されている。回転軸153aは、回転駆動部153によって回転駆動される。回転駆動部153の駆動により、回転軸153aが回転方向に移動し、当該回転方向の移動により、円柱部152aの底面がインクパックIPを押圧する構成である。回転方向を切り替えることにより、2つの円柱部152aが交互にインクパックIPを押圧可能である。
円柱部152aがインクパックIPを押圧すると、インクパックIPの第二収容室6bに収容された流体Rが押圧され、第二収容室6bの内部で移動する。円柱部152aによる圧力とこの流体Rの移動の圧力により、第一収容室6aのインクQが攪拌されるようになっている。
本実施形態においても、上記実施形態と同様、ヘッドHへのインク供給動作を繰り返し行うことにより、図8に示すように、インクパックIPの第一収容室6aに収容されるインクQの量が少なくなる。
これに対して、図9に示すように、円柱部152aを用いてインクパックIPを押圧し、第二収容室6bに収容された流体Rを当該第二収容室6b内で変形させつつ移動させる。このときの流体Rの変形及び移動により、変形部6cを介して第一収容室6a内のインクQが押圧され、インクQが攪拌される。このため、インクQが少なくなっても、当該インクQを攪拌することができる。
以上のように、本実施形態によれば、第二収容室6bに収容された流体Rの移動によって変形部6cを変形させ、この変形によって第一収容室6aのインクQを攪拌することができる。これにより、第一収容室6aのインクQの量が少なくなった場合においても、安定した攪拌性を得ることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記第二実施形態においては、インクパックIPが第一収容室6a及び第二収容室6bが変形部6cによって仕切られた構成を例に挙げて説明したが、これに限られることは無い。例えば、図10に示すように、インクパックIPがインクQを収容する第一収容室6aのみを有し、第二収容室が設けられない構成とし、流体Rが収容された袋体254をインクパックIPの外面に配置させる構成であっても良い。
この場合、円柱部152aを用いて袋体254を押圧し、袋体254に流体Rを当該第二収容室6b内で変形させつつ移動させる。このときの流体Rの変形及び移動により、インクパックIPの外面を介して第一収容室6a内のインクQが押圧され、インクQが攪拌される。このため、インクQが少なくなっても、当該インクQを攪拌することができる。
上記実施形態では、印刷方式としてインクジェット方式を採用した印刷装置について記載したが、電子写真方式や熱転写方式など、任意の方式の印刷装置に変更することもできる。また、印刷装置に限らず、FAX装置、コピー装置、あるいはこれら複数機能を備えた複合機等、他の記録装置であってもよい。さらに、記録装置として、インク以外の他の液体の微小量の液滴を噴射したり吐出したりする液体噴射ヘッド等を備える液体噴射装置を採用してもよい。
なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。
ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置等であってもよい。
IP…インクパック TB…供給チューブ Q…インク R…流体 50…攪拌装置 51…支持台 52…姿勢調整部 53…回転軸 54…駆動部 55…支持柱 56…軸受 57…支持柱 150…攪拌装置 151…流体駆動部 152…押圧部材 152a…円柱部 152b…連結部 153a…回転軸 153…回転駆動部 254…袋体

Claims (7)

  1. 液体を収容する第一収容室と、
    圧力に応じて変形する変形部により前記第一収容室との間を仕切られた第二収容室と、
    前記第二収容室に収容され、前記液体よりも比重の大きい流体と
    を備える液体収容パック。
  2. 前記流体として、液状体及び粒状体のうち少なくとも一方が用いられる
    請求項1に記載の液体収容パック。
  3. 前記第一収容室及び前記第二収容室は、一部が重なるように配置されている
    請求項1又は請求項2に記載の液体収容パック。
  4. 液体が収容された液体収容パックと、
    前記液体収容パックの姿勢を調整する姿勢調整部と
    を備え、
    前記液体収容パックとして、請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の液体収容パックが用いられている
    攪拌装置。
  5. 液体を収容する第一収容室、及び、圧力に応じて変形する変形部により前記第一収容室との間を仕切られ流体が収容された第二収容室、を有する液体収容パックと、
    前記流体を前記第二収容室において移動させる流体駆動部と
    を備える攪拌装置。
  6. 前記流体として、液状体、気体及び粒状体のうち少なくとも一つが用いられる
    請求項5に記載の攪拌装置。
  7. 液体を収容する液体収容パックと、
    流体が収容された袋体を前記液体収容パックに対して押圧させる袋体押圧部と
    を備える攪拌装置。
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